JP2557711Y2 - 動作表示機能付電磁継電器 - Google Patents
動作表示機能付電磁継電器Info
- Publication number
- JP2557711Y2 JP2557711Y2 JP5365391U JP5365391U JP2557711Y2 JP 2557711 Y2 JP2557711 Y2 JP 2557711Y2 JP 5365391 U JP5365391 U JP 5365391U JP 5365391 U JP5365391 U JP 5365391U JP 2557711 Y2 JP2557711 Y2 JP 2557711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- movable
- electromagnetic relay
- display function
- iron piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、可動鉄片をケースの
外部から押圧操作体で押圧して接触機構の動作状態を表
示する電磁継電器に関するものである。
外部から押圧操作体で押圧して接触機構の動作状態を表
示する電磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁継電器として、たと
えば、図3で示すように、ベ−ス1に設定された電磁石
2におけるヨーク3の一端部3aに可動鉄片4を揺動可
能に支持するとともに、この可動鉄片4に合成樹脂製の
可動絶縁台5を装着し、この可動絶縁台5をケース6の
外部から押圧操作体である押釦7で押圧して、接触機構
8を開閉動作させ、これに連動する回動レバー9の表示
部9aを上記ケース6の表示窓10に対向させることに
より、その動作状態を視認させるものが知られている。
えば、図3で示すように、ベ−ス1に設定された電磁石
2におけるヨーク3の一端部3aに可動鉄片4を揺動可
能に支持するとともに、この可動鉄片4に合成樹脂製の
可動絶縁台5を装着し、この可動絶縁台5をケース6の
外部から押圧操作体である押釦7で押圧して、接触機構
8を開閉動作させ、これに連動する回動レバー9の表示
部9aを上記ケース6の表示窓10に対向させることに
より、その動作状態を視認させるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、押釦7がケース6の透孔6aに摺動可能に
嵌合されており、上記押釦7の製造および組立作業が面
倒であるばかりでなく、上記押釦7と透孔6aとの間の
がたつきなどで、上記接触機構8の開閉動作を円滑に達
成できず、動作表示機能の不良要因となる。
成によれば、押釦7がケース6の透孔6aに摺動可能に
嵌合されており、上記押釦7の製造および組立作業が面
倒であるばかりでなく、上記押釦7と透孔6aとの間の
がたつきなどで、上記接触機構8の開閉動作を円滑に達
成できず、動作表示機能の不良要因となる。
【0004】この考案は上記課題を解決するためになさ
れたもので、簡単な構成により、製造組立作業が容易
で、動作表示機能の良好な電磁継電器を提供することを
目的としている。
れたもので、簡単な構成により、製造組立作業が容易
で、動作表示機能の良好な電磁継電器を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による電磁継電
器は、可動鉄片の押圧操作体がケースを切欠して形成さ
れた可動片から構成されていることを特徴とする。
器は、可動鉄片の押圧操作体がケースを切欠して形成さ
れた可動片から構成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、可動鉄片の押圧操作体がケ
ースと一体に形成されているから、上記押圧操作体の製
造および組立作業がケースと同時に達成されて容易であ
るばかりでなく、上記押圧操作体がケースにがたつきな
く、安定して保持されているから、接触機構の開閉動作
が円滑に行なわれて、動作表示機能を向上させることが
できる。
ースと一体に形成されているから、上記押圧操作体の製
造および組立作業がケースと同時に達成されて容易であ
るばかりでなく、上記押圧操作体がケースにがたつきな
く、安定して保持されているから、接触機構の開閉動作
が円滑に行なわれて、動作表示機能を向上させることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1はこの考案による電磁継電器の一例を
一部切欠して示す側面図で、図3で示す従来のものと同
一個所には、同一の符号を付して、それらの詳しい説明
を省略する。
て説明する。図1はこの考案による電磁継電器の一例を
一部切欠して示す側面図で、図3で示す従来のものと同
一個所には、同一の符号を付して、それらの詳しい説明
を省略する。
【0008】図1において、図3と相違する点は、可動
鉄片4の押圧操作体7が、図2で明瞭に示すように、ケ
ース6にコ字状の切欠溝6cを形成し、これによつて形
成された可動片6bから構成されていることにある。上
記ケース6の一端開口部はベ−ス1に嵌合され、上記可
動片6bはケース6に内装された可動鉄片4の可動絶縁
台5にその先端部が対向配設されている。上記可動絶縁
台5には回動レバー9の中間部に突設した支軸9bが支
持される軸受部5aを形成するとともに、上記回動レバ
ー9の基端部に突設した枢軸9cが支持される軸受部1
1を上記ベ−ス1とケース6との間に形成している。
鉄片4の押圧操作体7が、図2で明瞭に示すように、ケ
ース6にコ字状の切欠溝6cを形成し、これによつて形
成された可動片6bから構成されていることにある。上
記ケース6の一端開口部はベ−ス1に嵌合され、上記可
動片6bはケース6に内装された可動鉄片4の可動絶縁
台5にその先端部が対向配設されている。上記可動絶縁
台5には回動レバー9の中間部に突設した支軸9bが支
持される軸受部5aを形成するとともに、上記回動レバ
ー9の基端部に突設した枢軸9cが支持される軸受部1
1を上記ベ−ス1とケース6との間に形成している。
【0009】上記可動絶縁台5には可動接触片12が固
定され、その先端部に設定された可動接点13が固定接
触片14,15の固定接点16,17に接離可能に対向
配設されて接触機構8が構成されている。上記可動鉄片
4はその基端部にヒンジばね18が架設されて、電磁石
2の鉄心19から開離する方向へ常時ばね力が付勢され
ている。上記可動接触片12はリ−ド線20を介して、
また、上記各固定接触片14,15は直接的に上記ベ−
ス1の端子部21に外部接続されている。
定され、その先端部に設定された可動接点13が固定接
触片14,15の固定接点16,17に接離可能に対向
配設されて接触機構8が構成されている。上記可動鉄片
4はその基端部にヒンジばね18が架設されて、電磁石
2の鉄心19から開離する方向へ常時ばね力が付勢され
ている。上記可動接触片12はリ−ド線20を介して、
また、上記各固定接触片14,15は直接的に上記ベ−
ス1の端子部21に外部接続されている。
【0010】上記構成において、電磁石2が励磁される
と、可動鉄片4が鉄心19に磁気的に吸引され、可動接
触片12の変位で可動接点13が固定接点16から開離
するとともに、他方の固定接点17に接触する。上記電
磁石2の励磁を解除すると、元の状態に復帰動作する。
また、上記押圧操作体7を押圧すると、これに対向配設
された可動絶縁台5を介して可動鉄片4が回動操作さ
れ、上記と同様に可動接点13が固定接点16から開離
して他方の固定接点17に接触する。上記押圧力を解除
すると、元の状態に復帰動作する。
と、可動鉄片4が鉄心19に磁気的に吸引され、可動接
触片12の変位で可動接点13が固定接点16から開離
するとともに、他方の固定接点17に接触する。上記電
磁石2の励磁を解除すると、元の状態に復帰動作する。
また、上記押圧操作体7を押圧すると、これに対向配設
された可動絶縁台5を介して可動鉄片4が回動操作さ
れ、上記と同様に可動接点13が固定接点16から開離
して他方の固定接点17に接触する。上記押圧力を解除
すると、元の状態に復帰動作する。
【0011】上記押圧操作体7の押圧にもとづく可動鉄
片4の回動で、可動絶縁台5の軸受部5aに支持された
支軸9bが電磁石2の方向へ変位し、回動レバー9が枢
軸9cのまわりに回動して、その先端部の表示部9aを
上記ケース6の表示窓10に対向させることにより、そ
の動作状態を視認させることができる。なお、上記ケー
ス6が透光性であれば、上記表示窓10を明瞭にするた
めに、その周辺部22(図2)をたとえば黒色に着色す
ることが推奨される。上述から明らかなように、上記構
成によれば、可動鉄片4の押圧操作体7がケース6と一
体に形成されているため、上記押圧操作体7の製造およ
び組立作業がケース6と同時に達成されて容易であるば
かりでなく、上記押圧操作体7がケース6にがたつきな
く、安定して保持されているから、接触機構8の開閉動
作が円滑に行なわれて、動作表示機能を向上させること
ができる。
片4の回動で、可動絶縁台5の軸受部5aに支持された
支軸9bが電磁石2の方向へ変位し、回動レバー9が枢
軸9cのまわりに回動して、その先端部の表示部9aを
上記ケース6の表示窓10に対向させることにより、そ
の動作状態を視認させることができる。なお、上記ケー
ス6が透光性であれば、上記表示窓10を明瞭にするた
めに、その周辺部22(図2)をたとえば黒色に着色す
ることが推奨される。上述から明らかなように、上記構
成によれば、可動鉄片4の押圧操作体7がケース6と一
体に形成されているため、上記押圧操作体7の製造およ
び組立作業がケース6と同時に達成されて容易であるば
かりでなく、上記押圧操作体7がケース6にがたつきな
く、安定して保持されているから、接触機構8の開閉動
作が円滑に行なわれて、動作表示機能を向上させること
ができる。
【0012】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、簡単
な構成により、製造および組立作業が容易で、動作表示
機能を向上させることができる。
な構成により、製造および組立作業が容易で、動作表示
機能を向上させることができる。
【図1】この考案による電磁継電器の一例を一部切欠し
て示す側面図である。
て示す側面図である。
【図2】同電磁継電器のケースの斜視図である。
【図3】従来の電磁継電器の一例を一部切欠して示す側
面図である。
面図である。
4 可動鉄片 5 可動絶縁台 6 ケース 6b 可動片 9 回動レバー 9a 表示部 10 表示窓
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内に収納された電磁石におけるヨ
ークの一端部に可動鉄片を揺動可能に支持するととも
に、この可動鉄片を上記ケースの外部から押圧操作体で
押圧して接触機構の動作状態を表示する電磁継電器にお
いて、上記押圧操作体は上記ケースを切欠して形成され
た可動片からなることを特徴とする動作表示機能付電磁
継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5365391U JP2557711Y2 (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 動作表示機能付電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5365391U JP2557711Y2 (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 動作表示機能付電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136846U JPH04136846U (ja) | 1992-12-21 |
JP2557711Y2 true JP2557711Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=31929344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5365391U Expired - Lifetime JP2557711Y2 (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 動作表示機能付電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557711Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-15 JP JP5365391U patent/JP2557711Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04136846U (ja) | 1992-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |