JPS5852979Y2 - 無接点マイクロスイツチ - Google Patents

無接点マイクロスイツチ

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JPS5852979Y2
JPS5852979Y2 JP14618079U JP14618079U JPS5852979Y2 JP S5852979 Y2 JPS5852979 Y2 JP S5852979Y2 JP 14618079 U JP14618079 U JP 14618079U JP 14618079 U JP14618079 U JP 14618079U JP S5852979 Y2 JPS5852979 Y2 JP S5852979Y2
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JP
Japan
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movable piece
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magnet
bent
right angle
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JP14618079U
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JPS5662626U (ja
Inventor
隆雄 北村
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はホールICを用いた無接点マイクロスイッチ
に関するものである。
従来、ホールICを用いた無接点マイクロスイッチとし
ては、所定の動作位置での瞬間的なスイッチングすなわ
ちスナップアクションを伴わない所謂スロータイプのも
のが一般に使用されているが、これにあってはスナップ
アクションを伴わない故にその動作位置が不安定であり
、ホールICの温度特性等に影響され易い欠点がある。
このような欠点を解消するために、既存の有接点マイク
ロスイッチに用いられている揺動レバーと可動片および
反転ばねの三者からなる反転機構を応用してスナップア
クションを持たせた無接点マイクロスイッチが提案され
るに至っている。
すなわち、有接点スイッチであれば可動接点となる可動
片の先端に合成樹脂製のホルダを介して微小な磁石を取
り付けるとともに、この磁石に対向してホールICを配
設したもので、押ボタンに連動する反転機構によって瞬
間的に上下方向に揺動し、磁石がホーICに対して接近
・離間するようになっている。
この考案は上記のようなスナップアクションを持たせた
マイクロスイッチにおいて、その磁石の取付構造を新た
に提供しようとするものである。
さらに詳述すると、既に提案されているものにあっては
、磁性体からなる可動片先端をL字状に折曲するととも
に、この折曲面に小孔を設け、筒状のホルダ端面に形成
された爪片をこの小孔に対して圧入あるいは熱かしめ等
の手段により固定し、さらに磁石をホルダ内で可動片に
吸着支持させている。
しかしながら、上記のように単に圧入によるものでは可
動片の反転時の衝撃によってホルダが脱落するおそれが
あり、長期間の使用には耐え難く、また熱かしめによる
ものでは作業能率が悪く、組立工程が煩雑なものとなる
傾向がある。
この考案の主たる目的とするところは、熱かしめや接着
等を施さずに容易にしてホルダおよび磁石が組み立てら
れ、かつ衝撃に対してその脱落あるいは損傷が生じない
構造を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図および第2図はこの考案に係るマイクロスイッチ
の内部構造を示し、1は樹脂成形体より成るケース、2
は摺動可能な押ボタンであり、この押ボタン2に対向す
るケース内側部には矩形状をなすホールIC3が裏面の
遮磁板4とともに圧入固定され、さらにケース1に圧入
された端子片5゜6および7がそれぞれハンダ付けによ
りホールIC3のリード線に接続されている。
また8は中央部に窓状の開口部を有してケース1に直立
状態で圧入固定されたヒンジプレートで、このヒンジプ
レート8には略くの字状に折曲された磁性体からなる可
動片9の一端が揺動可能に保合支持され、その自由端部
側には後述する磁石13がホルダ12を介して保持され
ている。
またケース中央には上記可動片9と重複するようなかた
ちで揺動レバー10が配設されており、この揺動レバー
10の一端はホールIC上方の遮磁板4とケース1との
なす内隅部に揺動可能に係止されるとともに、前記可動
片9と接触せぬように一旦はケース奥面に向かって迂回
され、かつ前記ヒンジプレート8の開口部を通って交差
し、その先端湾曲部が押ボタン2の下面に対接している
そして前記可動片9の自由端部と揺動レバー10の自由
端部とが反転ばね、すなわち引張コイルばね11により
相互に連繋され、これらにより上述のスナップアクショ
ン機構が構成されている。
したがって、第1図に示す押ボタン2の非押圧状態では
可動片9がコイルばね11によって上方に付勢・位置し
ているため、ホールIC3を通過する磁束はきわめて少
なくOFF状態にある。
一方、押ボタン2を押圧操作すると、揺動レバー10が
下方に揺動するのに併せてコイルばね11が徐々に伸長
し、押圧ストロークのある点に達すると可動片9が瞬間
的に反転動作して下方に回動する。
この時に磁石13はホールIC3の前面に対向位置する
かたちとなり、磁束の閉ループ作用によりホールIC3
がONされる。
また、押ボタン2の押圧力を解除すれば可動片9および
揺動レバー10がコイルばね11の引張力によりそれぞ
れ初期状態に復帰するようになっている。
第3図および第4図は可動片9に対する上記ホルダ12
ならびに磁石13の取付構造を示すもので、可動片9は
前述した如く磁性板をプレスにより打抜折曲形成したも
ので、ヒンジプレート8に係止される基部側は二股状に
形成されて脚片14a、14bを構成している。
そしてこの脚片14a。14b間の中央部を下方に向け
て直角に折曲させることによって後脚15が一体に連設
されており、この後脚15に対してホルダ12の基端面
が当接するのに併せて矩形状の磁石13が吸着支持され
るようになっているとともに、さらに後脚15の下端部
は直角に折曲されて突片16が形成されており、この突
片16で磁石13の基部を支持するようになっている(
第3図参照)。
また可動片9の先端部は同じく下方に向けて直角に折曲
されて前脚17を構成しているとともに、その中央部に
はホルダ12の外周に嵌合してこれを保持するための矩
形状の開口窓部18が打抜形成され、この開口窓部18
の内平面は前記突片16の上面部と同一平面をなしてい
る。
尚、可動片の上面部には開口窓部19が、また後脚15
の基部には開口窓部19に隣接するかたちで透孔20が
設けられており、これら開口窓部19および透孔20に
よって第3図に示すようにコイルばね11のフック部が
係止される。
一方、前記ホルダ12は前・後脚17.15間距離と同
長の樹脂成形体よりなり、上記磁石13を収容する中空
部21が貫通形成された矩形筒状をなすとともに、その
基端面側には前記突片16に嵌合する凹溝22が形成さ
れ、さらにその先端面側には前記開口窓部18に嵌合し
、かつ下方に至るにしたがってその突出量が大きくなる
くさび形の突起23が開口窓部18を囲撓するようにし
て形成されており、これら突片16および突起23によ
り可動片9に対するホルダ12の位置決めがなされるよ
うになっている。
しかして、上記可動片9.ホルダ12および磁石13の
組立手順を第4図に基づいて説明すると、先ず可動片9
の先端下面よりホルダ12を前・後脚17.15間に挾
持させるようなかたちで装入する。
この際、突起23は自己弾性力によって撓み、ホルダ1
2が可動片9の下面に当接する位置まで押し込まれると
、突片16と凹溝22の嵌合に併せて開口窓部18と突
起23が緊密に嵌合し、その抜は止めがなされる。
そして可動片9の開口窓部18側よりホルダ12内に磁
石13を装入すると、磁石13の基端部は突片16に支
持されると同時に後脚15に吸着され、その先端部が前
脚17より突出するかたちで位置決め保持される。
さらに、上記可動片9に対してコイルばね11のフック
部11 aを係止させたときには、第3図に示すように
フック部11 aの湾曲外周部が磁石13の外隅部に当
接するかたちとなるので、これによってもまた磁石13
の位置決めがなされる。
したがって、ホルダ12ならびに磁石13の取り付けに
あたっては、接着剤あるいは熱かしめ等の手段を用いず
に各部品を単に嵌合させるだけでよく、かつ何ら特別な
治具等を必要としないのできわめて簡単にしてその組立
作業を行なうことができる。
また、このように簡単に組み立てられるにもかかわらず
、一旦組み立てた後は、充分な取付強度を有するので、
スナップアクション時の衝撃に対して、脱落あるいは損
傷することがない。
以上の説明から明らかなように、この考案に係る無接点
マイクロスイッチにあっては、可動片に対する磁石の固
定がきわめて簡単に行なえ、組立工程の簡略化を計るこ
とができるとともに、スナップアクション時の衝撃にも
かかわらず長期間の使用に耐えることができ、その信頼
性の向上に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る無接点マイクロスイッチの内部
構造を示す正面説明図、第2図は同じく第1図における
2−2線断面矢視図、第3図は可動片の要部の組立断面
図、第4図は同じくその分解斜視図である。 3・・・・・・ホールIC19・・・・・・可動片、1
0・・・・・・揺動レバー、11・・・・・・コイルば
ね、12・・・・・・ホルダ、13・・・・・・磁石、
15・・・・・・後脚、16・・・・・・突片、17・
・・・・・前脚、18・・・・・・開口窓部、21・・
・・・・中空部、23・・・・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端がケース内で揺動支持されるとともに自由端部が外
    部操作用の押ボタンの下面に対接する揺動レバーと、同
    じく一端がケース内で揺動支持され、自由端部にC,よ
    合成樹脂製のホルダを介して磁石を吸着支持する磁性体
    からなる可動片と、上記揺動レバーと可動片の自由端部
    間に張設された反転ばねと、上記磁石の揺動軌跡に隣接
    して配設されたホールICとを備え、前記押ボタン操作
    によるスナップアクションを持たせた無接点マイクロス
    イッチであって、前記可動片は、当該可動片の先端より
    直角に折曲され、かつ前記磁石を含むホルダを嵌合支持
    するための開口部を有する前脚と、同じく前記可動片の
    中央部より直角に折曲されて上記磁石の端面を吸着する
    とともに、その下端部には上記磁石の下面部を位置決め
    支持する突片部を連設した後脚とからなり、一方前記ホ
    ルダは磁石を嵌挿するための中空部が貫通形成されて矩
    形筒状をなすとともに、その前端面には前記開口部に嵌
    合して可動片に対する位置決めを司るくさび形の突起を
    有し、後端面には前記突片部に係合する凹溝を有してな
    る無接点マイクロスイッチ。
JP14618079U 1979-10-22 1979-10-22 無接点マイクロスイツチ Expired JPS5852979Y2 (ja)

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JP14618079U JPS5852979Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 無接点マイクロスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5662626U JPS5662626U (ja) 1981-05-27
JPS5852979Y2 true JPS5852979Y2 (ja) 1983-12-02

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JP14618079U Expired JPS5852979Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 無接点マイクロスイツチ

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