JPS6350747Y2 - - Google Patents

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JPS6350747Y2
JPS6350747Y2 JP14263486U JP14263486U JPS6350747Y2 JP S6350747 Y2 JPS6350747 Y2 JP S6350747Y2 JP 14263486 U JP14263486 U JP 14263486U JP 14263486 U JP14263486 U JP 14263486U JP S6350747 Y2 JPS6350747 Y2 JP S6350747Y2
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JP
Japan
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housing
movable piece
anchor
movable
movable contact
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JP14263486U
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JPS6249830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は応差の動きを生じない押ボタンスイ
ツチの改良に関するものである。
従来比較的大きい電流の開閉が可能で、かつ高
精度の長寿命スイツチとしてナツプ動作をするス
ナツプアクシヨンスイツチが知られており、この
スイツチはとくに常開回路において、第6図に示
すように距離Xなる位置のずれ、すなわちJISで
いう応差の動きを生ずる。この応差の動きはスナ
ツプアクシヨンスイツチ個有のもので、とくに温
度調整のようにヒステリシスを必要とするものに
あつてはひじように望ましい特性である。
しかし用途によつては応差の動き、いわゆるず
れの距離を有することが欠点となることがある。
たとえば自動車のアクセルの動きと空気量との間
には密接な関係が必要で、アクセルの踏込み時と
その復帰時の同じ位置において空気量は同一であ
ることが必要条件であり、もし異なるばあいには
とくにエンジンに対して様々な悪影響を与える欠
点がある。
ところで第5図に示す従来のものにあつてはプ
ランジヤー16の押圧による動作後の距離すなわ
ちオーバートラベルを大きくすると可動片13に
強い応力が生じて寿命が短くなり、またプランジ
ヤー16の動きに比較して、可動接点17の動き
が少ないので接点の溶着や転移が生じ、しかも接
点溶着を起したときに両接点を引き離す力を多く
とることができず、さらに動作に当つて可動片1
3にたわみが生ずるので動作位置が不安定で、と
くに長寿命にするために可動片13の弾性を弱く
設計すると動作位置は一層不安定となる欠点があ
る。
この考案はこのような従来の欠点を解消しよう
とするもので、以下図によつてこの考案の一実施
例を説明する。
すなわち第1図ないし第4図においてハウジン
グ1内にはアンカー2が支持され、この他端はハ
ウジング1外にこの壁部を貫通して突出し、共通
端子3を形成している。そしてそのアンカーのハ
ウジング1内に位置する部分は折曲げられて鉤状
に形成され、かつその一端側に第1の方向に延び
る取付け部2aが、またその他端側にその取付け
部と交差する第2の方向に延びる基部2bがそれ
ぞれ形成される。またハウジング1には固定端子
4,5がその側壁を貫通して設けられ、これらの
ハウジング1内に位置する部分には常開固定接点
6が固定されている。またアンカー2の基部2b
においてハウジング1内に位置する部分には角形
の孔10が設けられている。ハウジング1内に収
容される可動片13はたとえば黄銅等の剛体によ
り形成され、孔10内に挿入されている。可動片
13の一端には衝合部15が設けられ、この衝合
部には、ハウジング1の側壁に摺動自在に案内さ
れたプランジヤー16が衝合する。可動片13の
他端には常開固定接点6と選択的に接触する可動
接点17が固定され、さらに可動片13の中間部
には凸部18が設けられている。短柵状に形成さ
れた導電部材20はその一端がアンカー2の取付
け部2aにリベツト25,25によつて固定さ
れ、またその他端は可動片13の他端におい可動
接点17とともにかしめられ、それぞれ電気的に
接続される。したがつて可動片13は必ずしも導
電材により形成しなくともよい。また可動片13
の凸部18とハウジング1との間にはコイルスプ
リング22が設けられ、このスプリングによつて
可動片13はプランジヤー16およびアンカー2
に対して付勢される。
第1図〜第3図に示すものは常閉接点を有して
いないが、これは必要に応じて設けることができ
る。
次に第1図〜第3図によつてこのスイツチの動
作を説明する。第1図は自由状態を示し、可動片
13の一端はスプリング22の付勢力によつてプ
ランジヤー16と衝合し、これを上方に押上げて
いる。また可動片13の他端はアンカー2の孔1
0の上縁すなわち点Aを支点として常開固定接点
6から離間している。次にプランジヤー16を下
方に移動させると可動片13は点Aを中心に反時
計方向に回動する。この時可動接点17は常開固
定接点6に近づき、やがて第2図に示すように可
動接点17が常開固定接点6に接触する。第3図
はプランジヤー16をさらに押込んだ状態を示す
もので、このとき可動片13はアンカーの孔10
の中をその上方から下方に移動する。すなわち孔
10によつて可動片13が曲るのを防止してい
る。この状態では可動片13の支点はすでにA点
にはなく、常開固定接点6と可動接点17との衝
合点に移つている。
なお、これらの動作中可動片13およびアンカ
ー2の横方向の位置の動きはほとんどない。
また前とは逆にプランジヤー16の押圧を解く
と可動片13はスプリング22の付勢力によつて
元の状態に戻る。
この考案によれば可動片13がたわまないの
で、スナツプアクシヨンスイツチにみられる応差
の動きがなく、したがつて接点の開閉にずれがな
くこのため動作点が一定で、また可動片13の戻
しばねとしてコイルスプリングを使用しているの
で十分なオーバードラベルをとることができるの
みでなく可動片13に強い応力が生ずることがな
く、したがつて長寿命である。しかも支点の位置
を自由に選択することができるので所望の特性、
たとえば動作力が少なく接点圧が高いものを作る
ことが可能で、さらにスプリングの強さと、支点
の位置を適切に選ぶことにより固定接点に対する
可動接点の引き離し力を大きくすることができ、
したがつて高容量のものを得ることができる利点
がある。またアンカー2と可動接点17とを導電
部材20により接続しているので可動片13は必
ずしも導電部材で形成する必要がなく、したがつ
てその材料の選択における自由度を拡大すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案のスイツチの動作を
説明する正断面図、第4図は要部の分解斜視図、
第5図は従来のスイツチの正面図、第6図はスナ
ツプアクテイング作用を有するスナツプアクシヨ
ンスイツチの動作特性図、第7図はこの考案にお
けるスイツチの動作特性図である。 1……ハウジング、2……アンカー、2a……
取付け部、2b……基部、4,5……固定端子、
6……常開固定接点、13……可動片、16……
プランジヤー、17……可動接点、20……導電
部材、22……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジング1にアンカー2を支持するととも
    に、このアンカーの上記ハウジング1内に位置
    する部分を折曲げることにより鉤状に形成し、
    かつその一端側に第1の方向に延びる取付け部
    2aを、またその他端側にその取付け部と交差
    する第2の方向に延びる基部2bを形成し、さ
    らにこの基部にはこの基部を貫通する孔10を
    設け、この孔に剛性を有する可動片13を挿入
    し、一方この可動片の一端と衝合するプランジ
    ヤー16を上記ハウジング1に摺動自在に支持
    し、また上記可動片13の他端側において上記
    ハウジング1の側壁には固定端子をその側壁を
    貫通するように設け、しかも上記可動片13の
    他端には上記固定端子と選択的に接触する可動
    接点17を設け、さらに上記可動片13と上記
    ハウジング1間に上記可動片13と上記プラン
    ジヤー16およびアンカー2に対して付勢する
    コイルスプリング22を設け、しかも上記アン
    カー2と上記可動接点17とを電気的に接続し
    た押ボタンスイツチ。 (2) 上記アンカー2の取付け部2aに導電部材2
    0の一端を接続するとともに、その他端を上記
    可動接点17に接続した実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の押ボタンスイツチ。
JP14263486U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPS6350747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14263486U JPS6350747Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14263486U JPS6350747Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249830U JPS6249830U (ja) 1987-03-27
JPS6350747Y2 true JPS6350747Y2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=31051551

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JP14263486U Expired JPS6350747Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JPS6249830U (ja) 1987-03-27

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