JPS5936806Y2 - 押釦スイツチ - Google Patents

押釦スイツチ

Info

Publication number
JPS5936806Y2
JPS5936806Y2 JP1978059929U JP5992978U JPS5936806Y2 JP S5936806 Y2 JPS5936806 Y2 JP S5936806Y2 JP 1978059929 U JP1978059929 U JP 1978059929U JP 5992978 U JP5992978 U JP 5992978U JP S5936806 Y2 JPS5936806 Y2 JP S5936806Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
push button
spring
piece
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978059929U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54161969U (ja
Inventor
亀久善 西川
Original Assignee
株式会社サガミ電子工業
株式会社フジソク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サガミ電子工業, 株式会社フジソク filed Critical 株式会社サガミ電子工業
Priority to JP1978059929U priority Critical patent/JPS5936806Y2/ja
Publication of JPS54161969U publication Critical patent/JPS54161969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5936806Y2 publication Critical patent/JPS5936806Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は押釦スイッチに関し、特に小型ながら接点容
量の大きい押釦スイッチを提供するにある。
本出願人は先に実願昭52−97583号にて小型なが
ら接点容量の大きい押釦スイッチを提案した。
この考案は先に提案した押釦スイッチの改良に・関する
ものである。
小型の押釦スイッチとしてマイクロスインチと呼ばれる
スイッチがある。
マイクロスイッチは可動接片自体がバネ片によって構成
され、このバネ片から成る可動接片を操作子の抑圧操作
によってその遊端部をスナップ動作させ固定接点間を接
離させるようにしている。
従って可動接片自体の電流容量が小さく、また可動接片
自体のバネ力によって固定接点に接離させる構造のため
その接触圧が大きく得られない。
このため接点の電流容量を太きぐ採れない欠点がある。
また電流容量を大きくしようとすると形状も大型となっ
てしまう欠点もある。
また他の型式の押釦スイッチは電流容量を大きくできる
反面構造が複雑なため小型化し難い欠点もある。
先に提案した押釦スイッチはこれらの欠点を一掃し小型
にして電流容量の大きい押釦スイッチを提供したもの−
である。
先ず本考案を説明する前に先に提案した押釦スイッチを
説明する。
第1図は先に提案した押釦スイッチを示す。
図中1はスイッチのケースを示し、2ばこのケース1か
ら突出延長した金属筒状体を示す。
この金属筒状体2の周面に雄ネジが形成され、この雄ネ
ジにナツト←特に図示しない)が螺合されナツトによっ
て基板等に取付けられるようにしている。
金属筒状体2の中空部にはロッド3が挿通されロッド3
の先端に絶縁体から成る押釦4が取付げられ、押釦4’
&押圧操作することによりロッド3の端部がケース1内
に押し込まれろ。
ロッド3の端部には抜止具5が取付げられ、この抜止具
5に操作子6が係合し、操作子6がスプリング7の偏倚
力に抗して下方に摺動される。
操作子6は例えば第2図に示すような形状の板状体にて
構成されその両側縁6a、6bがケース1の内側面に形
成された溝8に係合し、溝8に沿って上下に摺動する。
操作子6の下端にlr!、2叉部6cか形成され、また
この2叉部6cと対向してケース1の底面に円穴9を形
威し、この円孔9内にスプリング7を装着し操作子6を
上方に偏倚するようにしている。
一方ケース1の底面には共通端子10と常閉端子11と
常開端子12とが植立される。
常閉端子11と常開端子12はケース1内においてその
板面が互に対向する如く折曲られて固定接点13と14
とされる。
共通端子10の板面には例えば切溝15が形成され、こ
の切溝15に可動接片16が係合する。
可動接片16は第3図及び第4図に示すようにコ字状に
折曲られた導電性板状体にて構成され、その板部に窓1
7を形成し、窓17に共通端子10を貫通させ窓17の
一辺18が共通端子10の切溝15と係合する。
可動接片16の遊端側には接点19が加締付けられ、こ
の接点19が固定接点13と14の互に対向する位置に
挿入され、この遊端と操作子6の間にバネ20が装着さ
れる。
バネ20Ir!この例では板バネを用い板バネによって
可動接片16を操作子6の可動方向と直交する方向に偏
倚させた場合を示す。
バネ20と操作子6との係合点Aはスプリング7よりも
ロッド3側に位置している。
このように構成することにより操作子6と板バネ20と
の係合点Aが可動接片16と共通端子10との係合点B
より上側にある状態では可動接片16と操作子6間に係
合される板バネ20の偏倚力により可動接片16ばその
遊端係合点Bを支点に反時計方向に回動し、可動接点1
9i1固定接点13に圧接される。
平素はスプリング7の偏倚力によってこの状態に保持さ
れる。
次に押釦4を押下操作すると操作子6がスプリング7の
偏倚力に抗して下方に移動し係合点Aの位置が係合点B
よりわずかに下側に移動すると可動接片16はバネ20
の偏倚力によって時計方向に回動し可動接点19は固定
接点14に圧接される。
押釦4に対する押下操作力を解くと操作子6はスプリン
グ7の偏倚力によって上方に移動し元の状態に戻る。
このように先に提案した押釦スイッチによれば可動接片
16を剛体にて構成したから可動接片自体の電流容量を
大きくできると共に接触圧をバネ20の偏倚力で得るよ
うにしたから可動接点19と固定接点13と14に対す
る接触圧を大きく得ることができ接点間の電流容量を大
きくできる利点がある。
然も可動接片16をバネ20の偏倚力によってその移動
方向と直交する方向に偏倚させ係合点AとBの相対的変
位によって可動接片16をスナップ動作させるようにし
たから小さいストロークでスナップ動作させることがで
きる。
また確実にスナップ動作するから手応が感じられ、軽い
タッチでlトさいストロークの押釦スイッチを提供でき
る等の利点が得られる。
ところ銑に提案した押釦スイッチの構造によれば組立が
難しい欠点があることが解った。
つまり操作子6とバネ1と可動接片16とバネ20を装
着した状態で上面板1aを被せるものであるが、このと
き操作子6を押下しその状態に保持しながら上面板1a
を被せなげればならない。
操作子6に対する押下刃を解放すると上面板1aが無い
状態では操作子6Iriバネ7及びバネ20の偏倚力に
よって上方に躍ね上げられてしまう。
よって組立が面倒である。
この考案の目的はこのような押釦スイッチを容易に組立
ることかできるように改良しようとするものである。
この考案では操作子6と例えば共通端子10との間に互
に係合する係合片を設け、これらの保合片によって操作
子6を共通端子10に保合保持させ上面板1aを被せる
前の状態でも操作子6はケース1内に係合保持されるよ
うにしたものである。
第5図はこの考案の一実施例を示す。
図中21及び22は操作子6と共通端子10に形成した
それぞれ第1及び第2の係合片を示す。
即ちこれら係合片21及び22I/i例えば操作子6と
共通端子10から切起した雪中にて構成することができ
、第1及び第2の係合片21.22により抜止具が構成
され、この保合片21と22を係合させることにより操
作子6はバネ7と20との偏倚力に抗してその位置に保
持され抜止めされる。
操作子6に突設した係合片21は共通端子10に突設し
た保合片22の下側に入らなければならない。
即ち第1の係合片21はバネ20と操作子6との係合点
Aよりもロッド3側に設けられ、第2の係合片22は第
1の保合片21よりもさらにロッド3側に設けられる。
共通端子10はケース1の成形時にインサートされるか
、又は加締によりケース1に取付けられる。
何れにしても操作子6を組込む前に共通端子10がケー
ス1に取付げられている。
このため操作子6を挿入するにはこの係合片21,22
が障害となり入らないこととなる。
従ってこの例では操作子6を案内する溝8はバネ7を収
納した大円だけに形成し、その上部はバネ20の偏倚力
を受けるように操作子6の共通端子側の面に段部又は突
条を形成するだけにする。
この例では突条を形成した場合を示し、23ばこの突条
を示す。
従来のこの種の押釦スイッチでは第1及び第2の係合片
がなく、従ってこれらの係合片で構成される抜止手段が
存在しないためにスイッチの組立作業が容易でなかった
即ち操作子6の端部側にバネIを取付け、可動接片16
との間でバネ20を装着した状態で操作子6をケース1
から突出しないように指などで押し下げておいて、上面
板1aを被せて組立てる必要がある。
このように操作子6がケース1から飛び出さないように
押し下げながら組立る作業はかなり複雑で能率が悪い。
この考案では操作子6は固定端子13.14の存在する
側から溝8に挿入することができ、保合片21が22よ
り下側となる位置まで斜め上方から挿入し、その後垂直
に立てればバネ7の偏倚力により係合片21と22が係
合し抜止され、この状態で可動接片16とバネ20を組
込めば操作子6ばバネ20によって突条23に圧接され
る。
よってここまで組込めば操作子6の係合片21と共通端
子10の係合手段22の係合状態が外れるようなことは
なく、よって上面板1aを被せるに際して操作子6を抑
えておく作業をしなくともよくなり、組立は飛躍的に簡
単となる。
また操作子6のストロークば係合片21と22によって
規制されるのでストロークのバラツキを小さくできる利
点もある。
尚上述したこの考案による係合片21及び22は第6図
に示すような複合スイッチ又は第7図に示す多連式のス
イッチにも応用できることば容易に理解できよう。
以上詳細に説明したように、この考案の押釦スイッチに
よればバネにより偏部され、第1、第2の係合片で係合
された状態で操作子を装着し、その後操作子を何ら押え
つげることなく可動接片との間にバネを容易に取付ける
ことができるので、その組立作業が円滑且つ能率的に行
なわれ、さらに操作子のストロークを第1及び第2の保
合片により規制させてストロークのバラツキを少なくす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に提案した押釦スイッチの一例を示す断面図
、第2図はこれに用いた操作子の一例を示す正面図、第
3図は第1図の押釦スイッチに用いた可動接片を示す平
面図、第4図はその側面図、第5図はこの考案の一実施
例を示す断面図、第6図及び第7図はこの考案の他の実
施例を示す平面図である。 1・・・・・・ケース、6・・・・・・操作子、10・
・・・・・共通端子、16・・・・・・可動接片、21
,22・・・・・・係合手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースと、このケースに対して出入自在に配設されるロ
    ッドの突出端に取付けられた押釦と、上記押釦の操作方
    向と軸方向を一致させて配設され、この押釦の操作によ
    って上記軸方向に移動される操作子と、上記ケースと上
    記ロッド間に設けられ。 上記ロッドの上記ケースからの抜は出、しを阻止する抜
    止具と、上記操作子の移動方向と略々直交する方向に延
    長され一端が共通端子に支持された可動接片と、該可動
    接片と上記操作子間にそれぞれ両端が係合配設され、こ
    れらの間に偏倚力を与えるバネと、このバネと上記操作
    子との係合点に対して上記ロッドと反対側に設けられ、
    上記操作子に対して上記ケースから抜は出る方向に偏倚
    力を与えるスプリングと、上記可動接片り遊端と衝合す
    る位置に設けられた固定接点と、上記操作子の上記係合
    点より上記ロット郭において、上記共通端子側に突出し
    て上記操作子から切起して形成された第1の係合片と、
    上記共通端子に一体に上記操作子側に突出して形成され
    、上記操作子の移動によりその移動線に平行な線上にお
    いて上記第1の係合片より上記ロッド側に位置して上記
    第1の係合片と係合する第2の保合片とを有して成る押
    釦スイッチ。
JP1978059929U 1978-05-02 1978-05-02 押釦スイツチ Expired JPS5936806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978059929U JPS5936806Y2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 押釦スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978059929U JPS5936806Y2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 押釦スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54161969U JPS54161969U (ja) 1979-11-13
JPS5936806Y2 true JPS5936806Y2 (ja) 1984-10-11

Family

ID=28960041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978059929U Expired JPS5936806Y2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 押釦スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5936806Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54161969U (ja) 1979-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5017747A (en) Microswitch
JPH08190833A (ja) プッシュロックスイッチ
JPH07169370A (ja) デテント付きスイッチアセンブリ
US5566819A (en) Push button switch with over center bridge
US4433222A (en) Miniaturized push button switch
US3476898A (en) Pivot for snap-acting switch
JPS5936806Y2 (ja) 押釦スイツチ
US4357592A (en) Variable resistor and switch assembly
US3857003A (en) Microswitch
US3487184A (en) Overtravel mechanism for snap-action switch
JPS6233228Y2 (ja)
JPS633065Y2 (ja)
EP0314925B1 (en) Microswitch
GB2110472A (en) Electric switch
JPS6233229Y2 (ja)
JPS5846808B2 (ja) 押ボタンスナツプ作用スイツチ
JPH0713132Y2 (ja) プッシュスイッチ
JPH02827Y2 (ja)
JPH02103825A (ja) スナップ作動式接点ブレード
JP2551195Y2 (ja) スイッチ装置
JP2512160Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPH0428123A (ja) 押釦スイッチ
JPH0217388Y2 (ja)
JPS5824341Y2 (ja) スライドスイツチ
JPS6213304Y2 (ja)