JPS594509Y2 - 無接点マイクロスイツチ - Google Patents

無接点マイクロスイツチ

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JPS594509Y2
JPS594509Y2 JP14972179U JP14972179U JPS594509Y2 JP S594509 Y2 JPS594509 Y2 JP S594509Y2 JP 14972179 U JP14972179 U JP 14972179U JP 14972179 U JP14972179 U JP 14972179U JP S594509 Y2 JPS594509 Y2 JP S594509Y2
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JP
Japan
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hall
fixed
magnet
fixed yoke
yoke
Prior art date
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Application number
JP14972179U
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JPS5668929U (ja
Inventor
隆雄 北村
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はホールICを用いた無接点マイクロスイッチ
に関し、特にケースに対するホールICの取付構造の改
良に関する。
従来ホールICを用いた無接点マイクロスイッチとして
第1図に示すようなものがある。
これは、スイッチケース本体1の一端に上下動自在に押
釦2(アクチュエータ)を配記し、これに磁石3および
可動ヨーク4を埋設して押釦2と一体に上下動するよう
に構成するとともに、上記磁石3の端面に対向してホー
ルIC5および固定ヨーク6を配設したもので、端子7
,8間に所定の電圧が印加された状態で、押釦2を圧縮
ばね9に抗して押圧操作すると、上記磁石3が下降して
上記ホールIC5の中央部分に位置するホール素子に対
面し、このホール素子を磁束が貫き、これによりホール
IC5がスイッチング動作して、出力端子10より所定
の信号が出力されるもので゛ある。
ところが、上記のような従来のスイッチにおいては、固
定ヨーク6およびホールICは接着剤を用いて取付けら
れていたが、この接着剤による固定方法では組立作業が
煩雑で作業能率が悪いとともに、正確な位置決めも困難
であり、また接着剤の経年変化により、特に高温下にお
いてホールICが脱落し易い等の欠点があった。
さらに、固定ヨーク6は単純な平板で、ホールIC5の
背面から磁石3の自由位置側に延出されているので、磁
石3の変位に対するホールIC5を貫通する有効磁束密
度の変化は、磁石3の自由位置から最押下位置までほぼ
同じ変化率となる。
周知のように、磁石が所定位置に達するまではホールI
Cを貫く有効磁束密度が極めて小さく、磁石が所定位置
を過ぎると上記有効磁束密度が急激に増加するのが好ま
しい訳であるが、第1図のスイッチでは上述のようにこ
の点が極めて不充分であった。
そのため、ホールICの特性のばらつきや取付は位置の
ばらつきにより、スイッチの動作位置OPが大きくばら
つきという欠点があった。
この考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、固定ヨ
ークを、ホールICの背面および対向する2側面を囲繞
するように形威し、かつこの固定ヨークにスイッチケー
スに対する位置決め取付は片を形成し、ホールICを固
定ヨークに挟持させるごとく位置決め保持せしめ、この
固定ヨークを介してホールICをスイッチケース内に位
置決め固定するように構成したものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図〜第4図はこの考案の第1の実施例を示し、第2
図はスイッチの内部構造を示すべくケースカバー11を
除去した状態のケース本体12側の正面図、第3図はケ
ースカバー11を付けた状態のIII−III線断面図
である。
第2図において、13はケース本体12に上下動自在に
装着された押釦、14は押釦13の復帰用の圧縮ばね、
15は押釦13の側部に取付けられた可動磁石、16は
この可動磁石15の背部に吸着された状態で押釦13に
取付けられた可動ヨークである。
この可動ヨーク16はL字形に曲げられていて、その水
平片16 aは磁石15の下方に所定間隔をおいて位置
し、かつ水平片16 aの先端面は磁石15の正面(図
の右側面)と面一となっている。
また、17はケース本体12のほぼ中央部に固定された
固定ヨーク、18はこの固定ヨーク17に保持固定され
たホールICで、この両部品について第4図に基づき詳
説する。
ホールICl3は、外形がほぼ正方形の厚肉の板状に樹
脂モールドされたもので、その正面18 a側の3つの
辺部に段部18 bが形成されているとともに、この段
部のない側の側面からリードフレーム18Cが引出され
ている。
固定ヨーク17は、若干の弾性を有する長方形の磁性板
をプレス加工して、その中央部分に2つのL字形の切起
し片17 a 、17 bを左右対称に形成したもので
、以下この切起し片17a、17bをホールICl3の
保持片と称す。
2つの保持片17 a 、17 bの起立片の間隔d1
は、ホールICl3の幅d1とほは゛等しく、起立片の
高さd2はホールICl3の側面18dの高さd2とほ
ぼ等しく、また保持片17 a 、17bの先端片の長
さd3はホールICl3の上記段部18 bの幅d3に
ほぼ等しく形成されている。
そしして、ホールICl3を矢印のごとく固定ヨーク1
7の2つの保持片17 a 、17 b間に圧入、嵌合
せしめると、固定ヨーク17の弾性によりホールICl
3は確実にこれを保持される。
このように保持された状態では、第2図に示すように、
ホールICl3の背面および対向する2側面18 d
、18 dから段部18b、18bに渡る部分が固定ヨ
ーク17に囲繞される。
また、固定ヨーク17の長手方向の両縁部分17C,1
7dはケース本体12に対する位置決め取付は片となる
部分で、第2図に示すように、この位置決め取付は片1
7 C,17dに対応してケース本体12には取付は溝
19 a 、19 bが形成されており、取付は片17
C,17dを取付は溝19 a 、19 bに圧入する
ことにより、ホールICl3を保持せしめた固定ヨーク
17がケース本体12内の所定位置に正確に配置、固定
される。
このように、ホームIC18を固定ヨーク17を介して
ケース本体12に取付け、各リードフレーム18 Cを
所定の端子20,21.22に接続し、ケース本体12
の開口両側にケースカバー11を取付けると、ホールI
Cl3および固定ヨーク17は完全に固定されて脱落す
ることはない。
次に上記のように構成されたスイッチの動作について説
明する。
第2図に示すように、押釦13が上方に復帰している自
由状態にては、磁石15の正面が固定ヨーク17の保持
片17aの先端片に極く近接して対向するとともに、可
動ヨーク16の水平片16 aの先端が他方の保持片1
7bの先端片に近接した位置にある。
したがって磁石15から生じる磁束は、保持片17a→
固定ヨーク17の主部→保持片17 b→可動ヨーク1
6の水平片16 aという閉磁路を流れ、ホールICl
3の中央部を貫通する磁束は極めて少ない。
この状態から押釦13とともに磁石15および可動ヨー
ク16が下方に移動する過程において、磁石15の正面
から保持片17 aに流れていた磁束は、磁石15と保
持片17aとの距離が一定値を越えると急激に減少し、
逆に磁石15の正面からホールICl3の中央部を貫通
して固定ヨーク17の中央部に流れる磁束が急激に増加
してホールICl3が動作する。
このように、磁気回路の特性も改善され、ホールICに
急激な磁束の変化が与えられるので、ホールICの特性
のばらつきや温度による特性変化等があっても、動作位
置OPに与える悪影響は極めて少なくなる。
第5図〜第7図はこの考案の他の実施例を示すもので、
前記実施例と対応する部分に同一の符号を付けている。
この実施例は可動磁石15を押釦13に連動してスナッ
プアクションさせる構成である。
第5図において、30は中央部が窓状の開口部が形成さ
れ、かつケース本体12の中央部の溝内に圧入されたヒ
ンジプレート、31はヒンジプレー) 30の中央部に
係合して回動自在にヒンジされた磁性板からなる可動レ
バー、32は可動レバー31の先端に磁石15を取付け
るための合成樹脂製の磁石ホルダ、33は一端がケース
本体12内の右上角に係合して揺動自在にヒンジされた
揺動レバーで、この揺動レバー33は上記可動レバー3
1と接触せぬように一旦奥方に迂回され、かつヒンジプ
レート30の開口部を通って先端が上記押釦13の下面
に当接している。
また、34は揺動レバ−33先端部と上記可動レバ−3
1先端部間に張架されたコイルばねで、これらにより上
記スナップアクション機構が構成されている。
すなわち、押釦13の非操作状態では、コイルばね34
の張力によって押釦13が上方に付勢されているととも
に、可動レバー31はその左端部を支点として上方に回
動した位置にある。
この状態では、後述のように固定ヨーク17を介してケ
ース本体12内の右端部に取付けられたホールICl3
に対し、可動レバー31先端の磁石15は大きく離間し
ており、ホールIC18は動作しない。
そして押釦13を押圧操作すると、揺動レバー33が下
方に回動するとともに、可動レバー31に連繋されてい
るコイルばね34は徐々に伸長し、さらに押釦13をあ
る位置まで押下げると可動レバー31を付勢する方向が
反転して、この可動レバー31は瞬間的に下方に回動す
る。
この時に磁石15がホールICl3の前面に位置し、こ
れによりホールIC18が動作する。
また、押釦13の押圧力を解除すると、上記とは逆に可
動レバー 31が瞬間的に初期状態に復帰する。
次に、固定ヨーク17およびホールICl3の形状およ
び取付構造について説明する。
第7図に示すように、この実施例のホールICl3は上
述の段部が形成されておらず、直立体をなしている。
固定ヨーク17の保持片17 a 、17 bは側方か
ら切起こされて形成されており、上辺の左右端部が位置
決め取付は片17C,17dとなり、さらに保持片17
a。
17bの中間から下方に延びた片17 eを多少前方へ
折曲げて傾斜させ、これも位置決め取付片としている。
そして、前記と同様にホールICl3を固定ヨーク17
の保持片17 a 、17 b間に圧入して挟持固定せ
しめる。
また、ケース本体12には固定ヨーク17の上辺左右の
位置決め取付は片17C,17dに対応した取付は溝1
9 a 、19 bが設けられているとともに、第6図
に示すように、下部中央の傾斜した位置決め取付は片1
7 eに対応して、ケース本体12に多少幅広の取付は
溝19 Cが設けられている。
そして、ホールICl3を保持した固定ヨーク17は、
その取付は片17 C,17d 、17 eをそれぞれ
ケース本体12の取付は溝19 a 、19 b 、1
9 Cに対応させて圧入することにより、ケース本体1
2に位置決め固定される。
特に、傾斜した取付は片17 eは取付は溝19 Cに
圧入されるとき、その傾斜が戻る方向に弾性変形される
ので、この取付は片17 eと取付は溝19 Cの嵌合
は極めて強固となる。
なお、上記第2の実施例では磁石15がスナップアクシ
ョンすることによってホール■C18に急激な磁束変化
を与えるので、固定ヨーク17の保持片17 a 、1
7 bがもたらす磁気回路上の効果は第1の実施例のも
の程大きくはないが、ホールICの取付は上の効果が非
常に大きいものは第1の実施例と同様で゛ある。
以上詳細に説明したように、この考案に係る無接点マイ
クロスイッチは、ホールICを、その背面および対向す
る2側面を囲繞するよう形成した固定ヨークに位置決め
保持せしめるとともに、この固定ヨークに設けた位置決
め取付は片によってスイッチケースに位置決め固定する
ようにしたので、ホールICの固定に接着剤を必要とせ
ず、組立作業が簡単なばかりでなく、接着剤の劣化によ
るホールICの脱落が生じない。
また、その位置決めが正確になされるために、動作特性
のばらつきが極めて少なく、特にスナップアクションの
ない形状のスイッチにおいては特性向上の効果は非常に
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無接点マイクロスイッチの内部構成を示
す平面図、第2図は本考案に係る無接点マイクロスイッ
チの第1実施例の内部構成を示す平面図、第3図は第2
図に示すスイッチのケースカバーを取付けた状態のII
I−III線断面図、第4図は上記第1実施例の要部を
示す斜視図、第5図は本考案の第2実施例の内部構成を
示す平面図、第6図は第5図におけるVI −VI線断
面図、第7図は上記第2実施例の要部を示す斜視図であ
る。 11・・・・・・ケースカバー、12・・・・・・ケー
ス本体、13・・・・・・押釦、15・・・・・・可動
磁石、17・・・・・・固定ヨーク、18・・・・・・
ホーク■C117a 、17 b ・・・・・−保持片
、17 C,17d 、17e・・・・・・位置決め取
付は片、19 a 、19 b 、19 C・・・・・
・取付は溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチケース内に固定されたホールICに対し、アク
    チュエータに連動して可動磁石を接近離間させることに
    よって上記ホールICを動作させるようにした無接点マ
    イクロスイッチにおいて、上記ホールICはその背面お
    よび対向する2側面を囲繞するように形威された磁性板
    からなる固定ヨークに位置決め保持され、かつこの固定
    ヨークには上記スイッチケースに対する位置決め取付は
    片が形威されていて、この固定ヨークを介して上記ホー
    ルICが上記スイッチケース内に位置決め固定されるよ
    うに構成したことを特徴とする無接点マイクロスイッチ
JP14972179U 1979-10-29 1979-10-29 無接点マイクロスイツチ Expired JPS594509Y2 (ja)

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JP14972179U JPS594509Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 無接点マイクロスイツチ

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JP14972179U JPS594509Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 無接点マイクロスイツチ

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JPS5668929U JPS5668929U (ja) 1981-06-08
JPS594509Y2 true JPS594509Y2 (ja) 1984-02-09

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JP14972179U Expired JPS594509Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 無接点マイクロスイツチ

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WO2020170897A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 オムロン株式会社 スイッチ及び操作装置

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JPS5668929U (ja) 1981-06-08

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