JPH0641327Y2 - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JPH0641327Y2
JPH0641327Y2 JP10440885U JP10440885U JPH0641327Y2 JP H0641327 Y2 JPH0641327 Y2 JP H0641327Y2 JP 10440885 U JP10440885 U JP 10440885U JP 10440885 U JP10440885 U JP 10440885U JP H0641327 Y2 JPH0641327 Y2 JP H0641327Y2
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JP
Japan
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trip bar
circuit breaker
pin
clip
fixed frame
Prior art date
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JP10440885U
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JPS6212251U (ja
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和義 杉原
良明 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、引き外し機構により作動されるトリツプバ
ーを有する回路しや断器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の回路しや断器が第5図、第6図に示され
ている。図において、(1)はベース(1a)とカバー
(1b)とからなる筐体、(2)は操作ハンドル、(3)
は開閉機構、(4)は可動子で、可動接点(4a)を有し
ている。(5)は固定子で、固定接点(5a)を有してい
る。(6)は両端部(6a),(6a)を金具(7),
(7)によりベース(1a)に固定される絶縁物のトリツ
プバー、(8)は電磁引き外し機構の電磁石で、そのプ
ランジヤー(8a)がトリツプバー(6)の溝付アーム
(6b)に係合している。(9)は熱動引き外し機構のバ
イメタルで、その調整ねじ(9a)がトリツプバー(6)
のアーム片(6c)に当接している。
このような回路しや断では、操作ハンドル(2)の操作
により可動子(4)が動作し、両接点(4a),(5a)が
開閉する。そして、第5図の閉成状態において過電流が
流れると、バイメタル(9)が加熱されて湾曲し、その
調整ねじ(9a)でアーム片(6c)が押圧されるので、ト
リツプバー(6)が回動して可動子(4)を開離させ
る。また第5図の閉成状態において大電流が流れると、
電磁石(8)のプランジヤー(8a)が吸引付勢されて溝
付アーム(6b)を引くので、トリツプバー(6)が回動
して可動子(4)を開離させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の回路しや断器では、トリツプバー
(6)がベース(1a)に取り付けられて成形品同志の組
み合わせとなるので、トリツプバー(6)の取り付け位
置の精度が低く、トリツプバー(6)とバイメタル
(9)との位置関係にバラツキができ、引き外し特性が
不安定になるという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、トリツプバーをクリツプで機構側の固定枠のピン
に固定することによりトリツプバーとバイメタルとの位
置関係が正確に設定できると共にトリツプバーの浮き上
がりが防止でき、安定した引き外し特性が得られる回路
しや断器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、対向する両側板を有し
かつ筐体に固定される固定枠と、この固定枠の両側板に
それぞれ対向状に設けられるピン支持孔と、この両ピン
支持孔に支持されるピンと、トリツプバーに設けられて
ピンを挟持するクリツプとを備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、クリツプでピンを挟持することに
よりトリツプバーを両側板に回転可能に支持できる。
〔考案の実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すものであ
り、(1)〜(6),(8),(9)は上記従来装置と
同じものである。(10)はベース(1a)に固定した固定
枠で、対向する両側板(10a),(10a)を有している。
(11),(11)は両側板(10a),(10a)に対向状に設
けたピン支持孔、(12)は両ピン支持孔(11),(11)
に両端部を回転可能に支持されるピン、(13),(13)
はトリツプバー(6)の長手方向の2箇所に間隔をおい
て設けられたクリツプで、トリツプバー(6)に一体的
に樹脂成形される対向挟持片(13a),(13a)により構
成される。なお、このクリツプ(13),(13)は挟持し
たピン(12)を収容できる広さを有る凹所(14)に形成
されている。
トリツプバー(6)を固定するときには、予めピン(1
2)を第2図に示すように両側板(10a),(10a)の各
ピン支持孔(11),(11)に挿通する。こうした状態の
ピン(12)へ両クリツプ(13),(13)を挟み込めばよ
い。トリツプバー(6)がピン(12)に固定された状態
では、トリツプバー(6)とピン(12)とが両クリツプ
(13),(13)により強固に固定され、一体となるので
トリツプバー(6)の浮き上がりはないし、またピン
(12)は両側板(10a),(10a)に対し回動するのでト
リツプバー(6)の引き外し回動も勿論可能となる。
上記実施例のように固定枠(10)にプレス加工により形
成したピン支持孔(11),(11)でピン(12)を支持す
ると、ピン支持孔(11),(11)の位置精度が高く、ト
リツプバー(6)の固定枠(10)に対する振れが殆どな
くなる。
また上記実施例のようにトリツプバー(6)に一体的に
樹脂成形される対向挟持片(13a),(13a)によりクリ
ツプ(13)を構成すると、製造が容易で安価になる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、トリツプバーをクリツ
プで機構側の固定枠のピンに固定することによりトリツ
プバーとバイメタルとの位置関係が正確に設定できると
共にトリツプバーの浮き上がりが防止でき、安定した引
き外し特性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図の要部を示す斜視図、第3図はトリツプバーの斜視
図、第4図は第3図のクリツプ部分の拡大斜視図、第5
図は従来のものを示す断面図、第6図は第5図の要部を
示す図である。 図において、(1)は筐体、(1a)はベース、(6)は
トリツプバー、(9)はバイメタル、(10)は固定枠、
(10a)、(10a)は両側板、(11),(11)は両ピン支
持孔、(12)はピン、(13),(13)はクリツプであ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイメタル等により引き外し作動されるト
    リツプバーを有する回路しや断器において、対向する両
    側板を有しかつ筐体に固定される固定枠、この固定枠の
    前記両側板にそれぞれ対向状に設けられるピン支持孔、
    この両ピン支持孔に支持されるピン、および前記トリツ
    プバーに設けられて前記ピンを挟持するクリツプを備
    え、前記クリツプで前記ピンを挟持して前記トリツプバ
    ーを前記固定枠に回転可能に支持するようにしたことを
    特徴とする回路しや断器。
  2. 【請求項2】クリツプが、トリツプバーに一体成形され
    る対向挟持片である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の回路しや断器。
JP10440885U 1985-07-08 1985-07-08 回路しや断器 Expired - Lifetime JPH0641327Y2 (ja)

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JP10440885U JPH0641327Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 回路しや断器

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JP10440885U JPH0641327Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 回路しや断器

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JPS6212251U JPS6212251U (ja) 1987-01-24
JPH0641327Y2 true JPH0641327Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=30977873

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JP10440885U Expired - Lifetime JPH0641327Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 回路しや断器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635348Y2 (ja) * 1987-05-18 1994-09-14 三菱電機株式会社 多極回路しゃ断器

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Publication number Publication date
JPS6212251U (ja) 1987-01-24

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