JPH0643992Y2 - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
- Publication number
- JPH0643992Y2 JPH0643992Y2 JP10201185U JP10201185U JPH0643992Y2 JP H0643992 Y2 JPH0643992 Y2 JP H0643992Y2 JP 10201185 U JP10201185 U JP 10201185U JP 10201185 U JP10201185 U JP 10201185U JP H0643992 Y2 JPH0643992 Y2 JP H0643992Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimetal
- circuit breaker
- notches
- notch
- hoop material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、長手方向の側部に切欠きを有するバイメタ
ルを備えた回路しや断器に関するものである。
ルを備えた回路しや断器に関するものである。
従来この種の回路しや断器として第３図、第４図に示す
ものが提案されている。
ものが提案されている。
図において、（１）はベース（1a）とカバー（1b）とか
らなる筐体、（２）は操作ハンドル、（３）は開閉機
構、（４）は可動接触子、（５）は可動接点、（６）は
固定接点、（７）は固定接触子、（８）はトリツプバ
ー、（９）は端子板、（10）は傍熱方式の熱動引き外し
機構で、バイメタル（10a）とヒータ（10b）とからな
る。（11）はバイメタル（10a）の側部に設けた切欠
き、（12）はバイメタル（10a）に設けた調整ねじ（1
3）のねじ孔、（14）はバイメタル（10a）とヒータ（10
b）とを保持するサポートで、ベース（1a）に固着され
る。（15）は電磁引き外し機構の電磁石で、サポート
（14）に固着される。（16）は一端がサポート接続され
かつ他端が可動接触子（４）に接続される可撓銅撚線、
（17）は電磁石（15）のコイルで、一端が端子板（９）
にかつ他端がヒータ（10b）に接続される。
らなる筐体、（２）は操作ハンドル、（３）は開閉機
構、（４）は可動接触子、（５）は可動接点、（６）は
固定接点、（７）は固定接触子、（８）はトリツプバ
ー、（９）は端子板、（10）は傍熱方式の熱動引き外し
機構で、バイメタル（10a）とヒータ（10b）とからな
る。（11）はバイメタル（10a）の側部に設けた切欠
き、（12）はバイメタル（10a）に設けた調整ねじ（1
3）のねじ孔、（14）はバイメタル（10a）とヒータ（10
b）とを保持するサポートで、ベース（1a）に固着され
る。（15）は電磁引き外し機構の電磁石で、サポート
（14）に固着される。（16）は一端がサポート接続され
かつ他端が可動接触子（４）に接続される可撓銅撚線、
（17）は電磁石（15）のコイルで、一端が端子板（９）
にかつ他端がヒータ（10b）に接続される。
操作ハンドル（２）の操作により可動接触子（４）が動
作し、両接点（５），（６）が開閉する。そして第３図
の閉成状態において過電流が流れると、バイメタル（10
a）が加熱されて湾曲し、トリツプバー（８）を作動し
て可動接触子（４）を開離させる。また第３図の閉成状
態において大電流が流れると、コイル（17）により電磁
石（15）のプランジヤーが吸引付勢されて、トリツプバ
ー（８）が作動され可動接触子（４）が開離される。
作し、両接点（５），（６）が開閉する。そして第３図
の閉成状態において過電流が流れると、バイメタル（10
a）が加熱されて湾曲し、トリツプバー（８）を作動し
て可動接触子（４）を開離させる。また第３図の閉成状
態において大電流が流れると、コイル（17）により電磁
石（15）のプランジヤーが吸引付勢されて、トリツプバ
ー（８）が作動され可動接触子（４）が開離される。
第４図に示すようにバイメタル（10a）に切欠き（11）
を設けると、この切欠き（11）の部分の抵抗が大きくな
つて、ジユール熱による発熱量が増大し、バイメタル
（10a）の湾曲量を大きくできる。
を設けると、この切欠き（11）の部分の抵抗が大きくな
つて、ジユール熱による発熱量が増大し、バイメタル
（10a）の湾曲量を大きくできる。
上記のような従来の回路しや断器では、バイメタル（10
a）の側部に切欠き（11）が設けられている関係上、バ
イメタル（10a）を打抜き加工により製造しなければな
らず、材料無駄が大きくなつて高価になるという問題点
があつた。
a）の側部に切欠き（11）が設けられている関係上、バ
イメタル（10a）を打抜き加工により製造しなければな
らず、材料無駄が大きくなつて高価になるという問題点
があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、バイメタルのフープ材からの材料取りを可能にし
てバイメタルの製造を容易にし、かつ材料無駄が少なく
安価になる回路しや断器を提供することを目的とする。
ので、バイメタルのフープ材からの材料取りを可能にし
てバイメタルの製造を容易にし、かつ材料無駄が少なく
安価になる回路しや断器を提供することを目的とする。
この考案に係る回路しや断器は、バイメタルの長手方向
に間隔をおいて２個切欠きを設けたものである。
に間隔をおいて２個切欠きを設けたものである。
この考案においては、バイメタルに切欠きを２個設けた
ので、フープ材として材料取りをするとき、隣接するバ
イメタルの各切欠きを合体させて打抜き、この打抜き孔
をフープ材の送り孔として利用できる。従つてフープ材
の送り、截断が容易になると共に、材料無駄が打抜き孔
の分のみとなる。
ので、フープ材として材料取りをするとき、隣接するバ
イメタルの各切欠きを合体させて打抜き、この打抜き孔
をフープ材の送り孔として利用できる。従つてフープ材
の送り、截断が容易になると共に、材料無駄が打抜き孔
の分のみとなる。
第１図はこの考案の一実施例を示すもので、（10A）バ
イメタルで、一側部の両端部から等しく中央寄りに入つ
た位置に２個の切欠き（11A），（11B）を有している。
その他の構成は上記従来装置と同じなので説明を省略す
る。
イメタルで、一側部の両端部から等しく中央寄りに入つ
た位置に２個の切欠き（11A），（11B）を有している。
その他の構成は上記従来装置と同じなので説明を省略す
る。
このようにバイメタル（10A）に２個の切欠き（11A），
（11B）を設けておくと、第２図に示すようにフープ材
（Ａ）からの材料取りが可能となる。即ち、バイメタル
（10A）の長さをフープ材（Ａ）の幅（ａ）とし、フー
プ材（Ａ）の長手方向にバイメタル（10A）を上下逆に
して順次取る。そうすると、切欠き（11A）と（11B）と
が合体するので、この合体部を打抜くと、丁度フープ材
（Ａ）の送り孔（Ｂ）として利用できる。この送り孔
（Ｂ），（Ｂ）を使つてフープ材（Ａ）を送り、截断が
可能となる。
（11B）を設けておくと、第２図に示すようにフープ材
（Ａ）からの材料取りが可能となる。即ち、バイメタル
（10A）の長さをフープ材（Ａ）の幅（ａ）とし、フー
プ材（Ａ）の長手方向にバイメタル（10A）を上下逆に
して順次取る。そうすると、切欠き（11A）と（11B）と
が合体するので、この合体部を打抜くと、丁度フープ材
（Ａ）の送り孔（Ｂ）として利用できる。この送り孔
（Ｂ），（Ｂ）を使つてフープ材（Ａ）を送り、截断が
可能となる。
切欠き（11A），（11B）はバイメタル（10A）の両側部
に互い違いに設けてもよいし、バイメタル（10A）の両
端部から等しく中央寄りに入つた位置でなくてもよい。
に互い違いに設けてもよいし、バイメタル（10A）の両
端部から等しく中央寄りに入つた位置でなくてもよい。
なお、以上の説明では傍熱方式の熱動引き外し機構（1
0）に使用するバイメタル（10A）を示したが、ヒータ
（10b）のない直熱方式の熱動引き外し機構のバイメタ
ルとしても使用できるは勿論である。
0）に使用するバイメタル（10A）を示したが、ヒータ
（10b）のない直熱方式の熱動引き外し機構のバイメタ
ルとしても使用できるは勿論である。
この考案は以上説明したとおり、バイメタルに切欠きを
２個設けたので、バイメタルのフープ材からの材料取り
が可能となり、バイメタルの製造が容易になつて材料無
駄が少なく安価になるという効果がある。
２個設けたので、バイメタルのフープ材からの材料取り
が可能となり、バイメタルの製造が容易になつて材料無
駄が少なく安価になるという効果がある。
第１図はこの考案の一実施例を示す主要部の斜視図、第
２図は第１図のバイメタルの材料取りを示す図、第３図
は従来のものの断面図、第４図は第３図のバイメタルを
示す斜視図である。 図において、（10A）はバイメタル、（11A），（11B）
は切欠きである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
２図は第１図のバイメタルの材料取りを示す図、第３図
は従来のものの断面図、第４図は第３図のバイメタルを
示す斜視図である。 図において、（10A）はバイメタル、（11A），（11B）
は切欠きである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】長手方向の側部に切欠きを有するバイメタ
ルを備えた回路しや断器において、前記切欠きを前記バ
イメタルの長手方向に間隔をおいて２個設けたことを特
徴とする回路しや断器。 - 【請求項２】２個の切欠きを、バイメタルの一側部でバ
イメタルの両端部から等しく中央寄りに入つた位置にそ
れぞれ設けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の回路
しや断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10201185U JPH0643992Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10201185U JPH0643992Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 回路しや断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629345U JPS629345U (ja) | 1987-01-20 |
| JPH0643992Y2 true JPH0643992Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=30973267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10201185U Expired - Lifetime JPH0643992Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643992Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP10201185U patent/JPH0643992Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS629345U (ja) | 1987-01-20 |
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