JPH0215308Y2 - - Google Patents

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JPH0215308Y2
JPH0215308Y2 JP1981098653U JP9865381U JPH0215308Y2 JP H0215308 Y2 JPH0215308 Y2 JP H0215308Y2 JP 1981098653 U JP1981098653 U JP 1981098653U JP 9865381 U JP9865381 U JP 9865381U JP H0215308 Y2 JPH0215308 Y2 JP H0215308Y2
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coil
plate
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notch
width
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JP1981098653U
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JPS582952U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回路しや断器の短絡センサ用コイル
に関するものである。
たとえば225アンペアフレームのように大電流
大容量の回路しや断器に適用されるコイルとし
て、従来、第1図のように線材をコイル状に巻い
たコイル1や、第2図のように打抜き板をU字形
に曲げたコイル2があつた。しかしながら、コイ
ル1は断面積の大きい太線コイルを巻成するには
加工が非常に困難となり、一方断面積を小さくす
ると電路長も長いので発熱がきわめて大となると
いう欠点があつた。一方コイル2は、コイルとし
て閉ループになつていないので磁束がバランスよ
く発生せず、絶対吸引力が不足し、短絡センサの
プランジヤに働く有効吸引力の効率が悪くなると
いう欠点があつた。
したがつて、この考案の目的は、加工が簡単で
発熱量が少なく、しかも所定の吸引力が得やすく
大電流用に適した短絡センサ用コイルを提供する
ことである。
この考案の第1の実施例を適用した225アンペ
アフレームの回路しや断器を第3図ないし第5図
に示す。すなわち図において、3は器台、4はカ
バー、5は電源側端子装置、6は負荷側端子装
置、7は固定接点、8は可動接点、9は可動接触
子、10はトリツプしや断機構部、11はハンド
ル、12は引外しレバー、13は可動接触子9に
接続された銅より線、14は銅より線に接続され
た第1の中継金具、15は中継金具14に接続さ
れたプランジヤ式短絡センサAのコイル、16は
コイル15に接続された第2の中継金具、17は
中継金具16に接続されたバイメタル加熱ヒー
タ、18は過電流検出用バイメタル、19は消弧
装置である。この構成中、コイル15の詳細は第
4図および第5図のように形成している。すなわ
ち、第1のコイル素片20と第2のコイル素片2
1,22からなり、第1のコイル素片20は所定
の板幅Wおよび板厚Tをもつた銅製板状体をU字
にわん曲し、両端部23,24の幅方向の互いに
反対側に切欠き部25,26を形成している。こ
の切欠き部25,26の幅方向の深さDは板幅W
の半分以下である。第2のコイル素片21,22
は前記切欠き部25,26の深さDに相当する板
厚D′をもち、銅板を平面略L字形(後述のよう
に端部21a,22aおよび逃げ部29,30で
構成される)を含む平面Z字形に形成し、L字形
を形成する凹部27,28は円弧を形成し、かつ
その一端部21a,22aは前記板厚Tに相当す
る幅W′をもち、他端部は逃げ部29,30を形
成している。この第2のコイル素片21,22の
一端部21a,22aを切欠き部25,26に嵌
合し、前記他端部の逃げ部29,30を第1のコ
イル素片の対向部すなわち逃げ部29を端部24
に、また逃げ部30を端部23にそれぞれ対置す
ると、相互に間隔P1の絶縁間隙が形成され、ま
た前記したように1/2W>Dであるから、第2の コイル素片21,22の対向間隔も間隔P2の絶
縁間隙が形成される。この状態で前記切欠き部2
5,26において第1のコイル素片20と第2の
コイル素片21,22とをろう付けすると第5図
のようになり、Z字端部31,32からみると1
巻きの閉ループ形で内側が真円のコイルが形成さ
れる。この第2のコイル素片21,22のZ字端
部31,32を前記中継金具14,16に接合
し、コイル15内にプランジヤ等を内装したコイ
ル筒を配置しヨーク33内に配置すると短絡セン
サAが構成される。
この回路しや断器は、端子装置5,6を配線路
に接続し、ハンドル11をオンに倒すとコイル1
5、接点7,8、ヒータ17を含む内部電路に配
線路の定格電流が通電される。そこで配線路に事
故が起つて過電流が流れた場合、ヒータ17が発
熱してバイメタル18をわん曲し、引外しレバー
12を動作させる。これにより機構部10のラツ
チが釈放され、バランスが崩れてトリツプフリー
となつて可動接触子9が開極動作する。一方配線
路に短絡事故が起つた場合、短絡電流がコイル1
5を流れることによりプランジヤを吸引して可動
接触子9を直接強制開極するとともにバイメタル
18と同様に引外しレバー12を作動し、これに
よつて可動接触子9が開極する。
このように構成したため、この短絡センサ用コ
イルは、単純な打抜き加工と曲げ加工と接合作業
とで簡単に形成することができ、閉ループ形であ
るので必要な吸引力を満足でき、断面積を大きく
とることができるとともに1巻きであるので電路
長が短く発熱が少ない。そのため、225アンペア
フレーム等の大電流に適用しやすくなる。また前
記切欠き部25,26の深さDおよび第2のコイ
ル素片21,22の厚みD′の設定により軸方向
長さを最小限とすることができ、非常にコンパク
トに形成できるので回路しや断器内の限られたス
ペース内に配設しやすくなる。
この考案の第2の実施例を第6図に示す。すな
わち、この短絡センサ用コイルは、第1のコイル
素片20′を内角のあるコ字形にしたこと、これ
に対応して第2のコイル素片21′,22′も内角
のある平面L字形を含むZ字形としたことに特徴
があり、その他は第1の実施例と同様である。
以上のように、この考案の短絡センサ用コイル
は、コ字ないしU字に折曲した第1のコイル素片
と、同一形状の2個の平面L字形の第2のコイル
素片とを第1のコイル素片の板幅内に納まるよう
に接合して1巻きのコイルを形成するようにした
ため、加工が簡単で発熱量が少なく大電流に適
し、所定の吸引力が得られ、しかも小型にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の斜視図、第3図
はこの発明の第1の実施例を適用した回路しや断
器の断面図、第4図はそのコイルの分解斜視図、
第5図は斜視図、第6図は第2の実施例の分解斜
視図である。 20,20′……第1のコイル素片、21,2
1′,22,22′……第2のコイル素片、21
a,22a……一端部、25,26……切欠き
部、29,30……逃げ部(他端部)、W……板
幅、D……深さ、D′……板厚、P1,P2……絶縁
間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の板幅をもつた板状体をコ字ないしU字形
    に折曲するとともに両端部の幅方向の互いに反対
    側に前記板幅の半分以下の深さの切欠き部を形成
    した第1のコイル素片と、平面略L字板形であつ
    て前記切欠き部の深さに相当する板厚を有して自
    己の一端部を前記切欠き部に接合するとともに自
    己の他端部を前記第1のコイル素片の対向端に絶
    縁間隙をおいて位置させることにより第1のコイ
    ル素片とともに1巻きのコイルを形成する一対の
    第2のコイル素片とを備えた短絡センサ用コイ
    ル。
JP9865381U 1981-06-30 1981-06-30 短絡センサ用コイル Granted JPS582952U (ja)

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JP9865381U JPS582952U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 短絡センサ用コイル

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JP9865381U JPS582952U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 短絡センサ用コイル

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Publication Number Publication Date
JPS582952U JPS582952U (ja) 1983-01-10
JPH0215308Y2 true JPH0215308Y2 (ja) 1990-04-25

Family

ID=29893402

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JP9865381U Granted JPS582952U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 短絡センサ用コイル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60161782U (ja) * 1984-04-05 1985-10-26 中央発條株式会社 ホ−スクランプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105130A (ja) * 1973-02-13 1974-10-04

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JPS49105130A (ja) * 1973-02-13 1974-10-04

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JPS582952U (ja) 1983-01-10

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