JP3571502B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷側に過電流が流れるときにも回路を遮断することができる回路遮断器であって、特に瞬時引き外し機構部を有する回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
回路遮断器は、送配電線や変電所母線・機器等の短絡故障時にその回路を自動遮断するための開閉器であるが、平常時は回路の開閉にも用いられている。
【0003】
従来の回路遮断器を図5及び図6に示す。図5は回路遮断器の全体説明図であり、そして、図6は主回路、過電流動作部等の説明図である。
従来の回路遮断器1´は、主回路と、主回路接点を開閉する開閉引き外し機構部と、開閉引き外し機構部を動作させる引き外し部と、過電流動作部と、これらを収納する筐体等とを具備している。
主回路は、固定接点、可動接点、導体21´,22´等を有している。
開閉引き外し機構部は、回動して主回路の接点を開閉する構造になっている。引き外し部は、回路を遮断する必要が有るとき、操作ハンドル等により開閉引き外し機構部を動作させるものである。
筐体は、回路遮断器の容器となるものであって、主回路、開閉引き外し機構部、引き外し部、過電流動作部等を収納している。
過電流動作部は、過電流により負荷側に悪影響を与えないように回路遮断器のところで回路を遮断する際、過電流を検知して回路遮断動作をなすものであって、可動コア3´、可動コア当板4´、導体引き外し部5´等からなり、そして、過電流時に可動コア3´が導体2´側に移動すると、導体引き外し部5´により導体21´,22´を引き外して主回路を開路する。
しかしながら、可動コア3´に導線22´から作用する力は小さいため、引き外し動作がなされない場合が生じる等、信頼性が少なかった。
【0004】
また、過電流動作部として、U字状に変形させた導体に一対の磁性体を取付け、そして、過電流が流れたときに磁性体に生じる反発力により、一方の磁性体を動作させ、この動作により導体引き外し部を動作させ、主回路を開路とすることが、例えば、特開平2−82429号公報に記載されている。
しかしながら、導体をU字状に変形させる方法は、回路遮断器を製造する際に直線状の導体を変形させる工程が必要となる等複雑な組立て作業が必要である等、いろいろな問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、可動コアに作用する力を大きくして正確に動作するようにするとともに、直線状の導体をU字状に変形させる工程が不要である等、簡単な構造として、信頼性のある過電流動作部を有する回路遮断器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、主回路と、主回路接点を開閉する開閉引き外し機構部と、開閉引き外し機構部を動作させる引き外し部と、過電流動作部と、これらを収納する筐体等を具備する回路遮断器において、前記過電流動作部は、前記主回路の導体に流れる電流により該導体側に移動する可動コアと、該可動コアの前記導体とは反対側に設けられ、過電流時に該可動コアと同じ方向に磁化される磁性体の補助板とを備えた回路遮断器である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の発明の実施の形態を説明する。
本発明の回路遮断器の一実施例について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本実施例の回路遮断器の全体説明図であり、図2は、主回路、過電流動作部等の説明図、図3は、過電流時の動作原理の説明図であり、図4(a)、(b)は、回路遮断器の可動コア当板と可動コア支持台の説明図である。
【0011】
本実施例の回路遮断器は、主回路と、主回路接点を開閉する開閉引き外し機構部と、開閉引き外し機構部を動作させる引き外し部と、過電流動作部と、これらを収納する筐体等とを具備している。
主回路は、固定接点、可動接点、導体21、22等を有している。
開閉引き外し機構部は、回動して主回路の接点を開閉する構造になっている。
引き外し部は、回路を遮断する必要が有るとき、操作ハンドル等により開閉引き外し機構部を動作させるものである。
筐体は、回路遮断器の容器となるものであって、主回路、開閉引き外し機構部、引き外し部、過電流動作部等を収納している。
過電流動作部は、過電流を検知して導体21、22を引き外すものであり、主回路の負荷側導体22に流れる電流の電流値の大きさに比例して吸引する力が働く可動コア3と、可動コア3を所定の動作を行うように支持する可動コア当板4と、可動コア当板4の動作を支持する可動コア支持台5とを有する。
【0012】
本実施例の過電流動作部の動作原理について、図3を用いて説明する。
導体21,22に電流が流れると導体21,22の周囲に磁界が生じる。図3中の矢印付き実線は磁力線を表す。
磁界中に磁性体が存在すると、その磁性体は磁化される。本実施例では可動コア3と補助板6が磁性体である。
可動コア3と補助板6は、導体が作成した磁場中に設けられているので、磁化され、磁束の方向に応じてN極とS極とが発生する。
導体21,22と、可動コア3及び補助板6とには吸引力が生じ、そして、導体21,22及び補助板6は回路遮断器内で固定されているので、可動コア3が導体21,22に吸引される動作になる。
また、可動コア3と補助板6は同じ方向に磁化されるので、可動コア3と補助板6のN極同士及びS極同士がそれぞれ近接されることとなり、そのため、反発力が生じる。補助板6は回路遮断器内に固定されているので、可動コア3が補助板6から離れる方向、すなわち、導体21,22方向に動作する。この反発力は、距離に反比例するので、最初に働く力が一番大きい。
このことにより、反発力、吸引力のいずれも可動コア3を導体21,22方向に動作させるため、過電流が導体に流れたとき、可動コア3を導体21,22の方向に動作させることが可能であり、そして、作用する力は、2種類の合計であるため大きな力となり、信頼性の高い動作を得ることができる。なお、反発力は、最初に働く力が一番大きいので、過電流が流れたときの最初に可動コアに働く力が一番大きくなる。そのため、回路を遮断する力は、最初が一番大きくなり、そして、回路遮断器において開路するときに最初に一番大きな力を必要としているため、本実施例の磁性体を使用すると、要求される性能に合致している。
【0013】
可動コア当板4と可動コア支持台5とについて、図4に示すように、可動コア当板4に穴41を設け、可動コア支持台5には該穴に嵌合する突起部51を設ける、又は、その逆に、可動コア支持台5には穴を設け、可動コア当板4には該穴に嵌合する突起部を設けることにより、可動コア当板4と可動コア支持台5とを回動自在に固定することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明により、可動コアに作用する力を大きくして正確に動作するようにするとともに、直線状の導体を変形させる工程が不要である等、簡単な構造として、信頼性のある過電流動作部を有する回路遮断器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の回路遮断器の全体説明図。
【図2】本実施例の回路遮断器の主回路、過電流動作部等の説明図。
【図3】本実施例の回路遮断器の過電流動作部の動作原理の説明図。
【図4】本実施例の回路遮断器の可動コア当板と可動コア支持台の説明図。
【図5】従来例の回路遮断器の全体説明図。
【図6】従来例の回路遮断器の主回路、過電流動作部等の説明図。
【符号の説明】
1 回路遮断器
21,22 導体
3 可動コア
4 可動コア当板
41 当板穴
5 可動コア支持板
51 支持板突起部
6 補助板

Claims (1)

  1. 主回路と、主回路接点を開閉する開閉引き外し機構部と、開閉引き外し機構部を動作させる引き外し部と、過電流動作部と、これらを収納する筐体等を具備する回路遮断器において、
    前記過電流動作部は、前記主回路の導体に流れる電流により該導体側に移動する可動コアと、該可動コアの前記導体とは反対側に設けられ、過電流時に該可動コアと同じ方向に磁化される磁性体の補助板とを備えたことを特徴とする回路遮断器。
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