JP2015220971A - ブラシレスモータ - Google Patents

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片田 好紀
Yoshinori Katada
好紀 片田
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Abstract

【課題】
本発明は、ホールセンサICの正確な位置精度の向上により、ブラシレスモータの駆動不良の防止を実現でき、信頼性の向上したブラシレスモータを提供することである。
【解決手段】
ブラシレスモータ1は、コイルプレート32から係合凹部32kに向けて突出した2本の突起32j、32hが形成され、突起32j、32hを切り欠き部10bから係合凹部32kに挿し込まれた回路基板31上のホールセンサIC45と当接させる。これによって、ホールセンサIC45はコイルプレート32の突起32j、32hで周方向に保持されるので、コイルプレート32を介してホールセンサIC45の正確な位置決めができ、ロータ20内におけるマグネット23の磁極検出精度の向上によってブラシレスモータ1の駆動不良の低減化が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの携帯情報端末機器やAV機器、遊技機器、マッサージ機器に利用されるブラシレスモータに関するものである。
従来、このような分野の技術として、再公表特許WO2009/107787号公報がある。この公報に記載されているブラシレスモータはベース部上に配置され、ロータの回転位置を検出する回転位置検出部が固定された回路基板と、回転位置検出部に対面して配置されると共に、ロータに固定されたマグネットと、中央に空芯部を有し、マグネットに対面して配置された空芯コイルと、空芯コイルの空芯部に嵌合して、空芯コイルを位置決めしつつ配置するボス部が上面に形成されると共に、ベース部上で回路基板に並べて配置されたコイルプレートを備えるブラシレスモータである。そして、このブラシレスモータのコイルプレートには、切り欠き部から挿入された回路基板が嵌め合わされる嵌合凹部と、嵌合凹部に向けて突出して、回路基板を保持する爪部とが形成されている。
再公表特許WO2009/107787
しかしながら、前述した従来のブラシレスモータには、次のような課題が存在している。回転位置検出部は、回路基板上に実装されているだけなので、組み込み後の位置と設計上における位置との誤差が生じる恐れがある。回転位置検出部が設計上の位置からずれて組み込まれると、回転位置検出部と空芯コイルとの位置関係もずれてしまう。回転位置検出部にて検出したロータ(マグネットの磁極)の回転位置と空芯コイルとの位置関係がずれてしまうため、空芯コイルへの給電タイミングを適切に行えない場合があり、ブラシレスモータの出力トルクが低下する可能性がある。このように、ブラシレスモータの駆動不良に繋がる可能性があり、特にブラシレスモータを薄型化、小型化すると、誤差の影響が顕著である。
本発明は、回転位置検出部の位置精度の向上を図ることができるブラシレスモータを提供することを目的とする。
本発明は、ベース部を有するハウジング内に、ロータとステータとが収容されているブラシレスモータにおいて、ステータは、ロータに設けられたマグネットの磁極を検出する回転位置検出部と、ベース部上に配置され、回転位置検出部が固定される回路基板と、回路基板が係合する係合凹部を有すると共に、係合凹部に向けて突出して回転位置検出部の側面の2辺に当接する突起を有するコイルプレートと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回転位置検出部の正確な位置精度の向上を図ることができる。
本発明に係るブラシレスモータの一実施形態を示す分解斜視図である。 図1におけるステータを更に分解した分解斜視図である。 図2における他の角度の分解斜視図である 図1における回転位置検出部を示す側面図である。 図1に示す実施形態に係るブラシレスモータを備えた携帯情報端末機器を示した説明図である
以下、図面を参照しつつ本発明に係るブラシレスモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜3に示すように、ブラシレスモータ1は、携帯電話等の機器内に収容させるためにコインタイプの小型の振動モータを構成している。このブラシレスモータ1は、回転軸方向で互いに嵌合するベース部10と、蓋部11とからなる直径10mmのハウジングHを有し、このハウジングH内には、シャフト12が固定され、シャフト12を回転の中心軸とするロータ20が収容されている。
ロータ20は、シャフト12に挿通される軸受21と、この軸受21に固定されて一体的に回動する円板状のロータヨーク22とを有している。このロータヨーク22の下面には、シャフト12を中心としてリング状のマグネット23が固定され、このマグネット23には、周方向にN極とS極とが交互に着磁されている。また、ロータヨーク22の外周縁の一部には、略三日月状の重り24が固定され、この重り24によってロータヨーク22が偏芯されるので、ロータ20の回転に伴い振動を発生させることが可能となる。
図1に示すように、ベース部10の上には、ステータ30が設けられ、ステータ30は、マグネット23の磁気を検知して、ロータ20の回転位置を検出する回転位置検出部(ホールセンサIC)45を有する回路基板31と、回路基板31に並べて設けられた樹脂製のコイルプレート32とを有している。
図1及び図2に示すように、コイルプレート32の上には、中央に略台形の空芯部42a,43aを有する空芯コイル42,43が、マグネット23に対面して配置されている。コイルプレート32の上面には、略台形のボス部32b,32cがシャフト12を中心として軸対称に配置され、各ボス部32b,32cは、空芯コイル42,43の空芯部42a,43aにそれぞれ軽圧入されている。尚、空芯コイル、コイル部はそれぞれ3個以上でもよい。このように、空芯部42a,43aがボス部32b,32cに嵌合されることで、空芯コイル42,43をコイルプレート32で簡単かつ確実に位置決めをすることができ、空芯コイル42,43の組み付け作業の迅速化を図ることができる。しかも、空芯コイル42,43の位置決めに治具を用いる必要がないので、空芯コイル42,43の位置精度を安定して得ることができ、コイルの位置精度の向上を図ることができる。さらに、コイルが小型化するにつれて、コイルの位置決めが困難になってくるが、コイルの空芯部がコイルプレートのボス部に嵌合されることでコイルが簡単に位置決めされるので、コイルの薄型化、小型化、すなわちモータの薄型化、小型化に容易に対応することができる。
図3で示すように、コイルプレート32の下面には、略扇状の凹部32nが空芯コイル42,43の間に形成され、この凹部32nには、同形状のコギングプレート(磁性体)44が配置されている。このコギングプレート44は、例えば、珪素鋼板から成形され、マグネット23との協働によりコギングトルクを発生させることで、ロータ20の静止位置を規制する。そして、マグネット23と空芯コイル42,43との間に励磁力が生じる位置にロータ20を停止させることで、ロータ20の確実な起動を図っている。
このように、コイルプレート32では、空芯コイル42,43とコギングプレート44とが積重しないように配置されている。そして、コイルプレート32には、回路基板31が嵌め込まれる係合凹部32kが形成され、ベース部10上で、回路基板31とコイルプレート32とが同一平面状で隣接する。コイルプレート32が回路基板31に並べて設けられているので、回路基板31と、空芯コイル42,43と、コギングプレート44とが積重せず、このような構成は、ブラシレスモータ1の薄型化の促進に寄与する。
また、コイルプレート32に配置されるコギングプレート44は、空芯コイル42,43の間に配置されるので、コギングプレート44を大型化させることができ、十分な強さのコギングトルクを発生させて、ロータ20の静止位置を確実に規制することができる。そして、コイルプレート32に空芯コイル42,43とコギングプレート44とが固定されるので、コイルプレート32を介して空芯コイル42,43とコギングプレート44との位置関係を精度良く定めることができ、マグネット23と空芯コイル42,43との間に励磁力が生じやすい位置にロータ20を正確に停止させて、ロータ20の起動を容易にすることができる。
図1及び図3に示すように、コイルプレート32の外周縁には、シャフト12の半径方向にコイルプレート32から突出する4つの舌片32d〜32gが形成され、周方向で互いに離間して配置されている。これらの舌片32d〜32gは、コイルプレート32と一体的に形成され、舌片32d〜32gは、蓋部11の下端11aにより押さえ付けられる。その結果、コイルプレート32は、舌片32d〜32gを介してベース部10と蓋部11とに挟持されるので、コイルプレート32とハウジングHとの固定を簡素な構成で実現することができる。さらに、蓋部11の下端11aに沿ってベース部10は溶接される。
図2に示すように、ベース部10の側壁10aには、ベース部10の上面に沿ってシャフト12の半径方向に回路基板31を挿し込み可能にするための切り欠き部10bが形成されている。この切り欠き部10bを介して回路基板31が挿し込まれて、係合凹部32k内に回路基板31が嵌まり込むと、ベース部10に対して回転軸方向に組み付けられる他の部材と干渉することなく、ベース部10上で回路基板31を確実に組み付けることができる。
図1及び図4に示すように、コイルプレート32には、係合凹部32kに向けて突出する2本の突起32h,32jが形成されている。突起32h,32jは、2本の突起32h,32jの互いに対向する内側面33、34がホールセンサIC45の周方向で互いに対向する2つの側面46、47と同一間隔となるように形成されている。すなわち、突起32h,32jは、2本の突起32h,32jの間隔がホールセンサIC45の幅と同一になるように形成されることによって、突起32h,32jがホールセンサIC45の側面の2辺に当接する。切り欠き部10bから挿し込まれたホールセンサIC45は、突起32h,32jの間で、組み付けと同時に周方向に保持されるので、ホールセンサICによるロータ内におけるマグネットの磁極検出の精度が向上し、ブラシレスモータの駆動不良の防止が図られる。また、振動時におけるホールセンサIC自体の位置変化の抑制が可能になる。
また、突起32h、32jは、突起32h、32jとベースプレート10との間隔が回路基板31の板厚と同一になるように形成されている。すなわち、突起32h,32jは回路基板31の上面に当接する。切り欠き部10bから挿し込まれた回路基板31は、突起32h,32jとベース部材10との間で、回路基板31の組み付けと同時に回転軸方向に保持されるので、ブラシレスモータの組立作業の迅速化が図られる。また、振動時に発生する回路基板31のガタ、浮きの抑制が可能になり、ブラシレスモータのトルクの減少または駆動不良の防止が図られるので、ブラシレスモータの信頼性の向上が図られる。
このように、コイルプレート32には、空芯コイル42,43とコギングプレート44とホールセンサIC45が保持される。したがって、コイルプレート32を介して空芯コイル42,43とコギングプレート44とホールセンサIC45との位置関係を精度良く定めることができ、ロータ20の駆動を確実に行うことができる。
ロータ20に重り24を偏心固定したブラシレスモータ1は、ブラシレス振動モータとして機能させることができる。図5は、本発明の実施形態に係るブラシレスモータ1、すなわちブラシレス振動モータを備えた携帯情報端末機器(スマートフォン)100を示している。スマートフォン100は、スマートフォン100に内蔵される回路基板110とブラシレスモータ1の回路基板31とが電気的に接続される。そして、スマートフォン100からブラシレスモータ1の空芯コイル42、43に給電することでロータ20を回転させる。これによって、振動を発生させ、着信やアラームなどの信号発生を振動によって携帯者に伝えることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。磁性体の形状としては、板状の他、棒状のものを用いても良い。ハウジング内には回転するシャフトを設け、回転するシャフトにロータヨークを固定してもよい。また、回転するシャフトにロータヨークを固定した状態で、ロータヨークの外周側に固定される複数の羽根を有したインペラを備えたファンモータとしての利用も可能である。
1:ブラシレスモータ、10:ベース部、10a:側壁、10b:切り欠き部、11:蓋部、12:シャフト、20:ロータ、21:軸受、22:ロータヨーク、23:マグネット、24:重り、30:ステータ、31:回路基板、32:コイルプレート、32b,32c:ボス部、32h,32j:突起、32k:係合凹部、33,34:内側面、42,43:空芯コイル、42a,43a:空芯部、44:コギングプレート(磁性体)、45:ホールセンサIC(回転位置検出部)、46,47:側面、H:ハウジング。

Claims (6)

  1. ベース部を有するハウジング内に、ロータとステータとが収容されているブラシレスモータにおいて、
    前記ステータは、
    前記ロータに設けられたマグネットの磁極を検出する回転位置検出部と、
    前記ベース部上に配置され、前記回転位置検出部が固定される回路基板と、
    前記回路基板が係合する係合凹部を有すると共に、前記係合凹部に向けて突出して前記回転位置検出部の側面の2辺に当接する突起を有するコイルプレートと、
    を備えることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記突起は、少なくとも2本であり、前記回転位置検出部を周方向で挟み込むことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記突起は、前記回路基板の上部に当接することを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシレスモータ。
  4. 前記コイルプレートは、空芯コイルが嵌合するボス部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のブラシレスモータと、
    前記ロータに偏心固定された重りと、を備えることを特徴とするブラシレス振動モータ。
  6. 請求項5に記載のブラシレス振動モータを備える携帯情報端末機器。
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