JPS62290343A - ブラシレス直流モ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気言己録再生装置に使用で六るプラシレス直
流モータに関するものである０ 従来の技術 近年、ブラシレス直流モータは低価格、高性能が要求さ
れている。

以下、図面を参照しながら、上述した従来のブラシレス
直流モータの一例てついて説明する。

第５図は従来のブラシレス直流モータの断面図、第６図
は同斜視図、第７図は第６図のＳ方向から見た矢視図を
示すものである。第５図、第６図。

第７図において、１０はステータ鉄芯、１２は電機子巻
線、１４は軸３ｏを回転自在に保持したノ・ウジング、
１ｅはプリント基板、１８は位置検出素子であるところ
のホール素子である。ホール素子１８は端子２ｏをプリ
ント基板１６に設けられた孔２２に挿入して半田付は固
定される。前記プリント基板１６は前記ハウジング１４
にビス止めされ、さらに前記ノ・ウジング１４にはステ
ータ鉄芯１ｏが圧入固定される。前記ステータ鉄芯１０
に巻かれた電機子巻線１２の先端部２６は、前記プリン
ト基板１６に設けられた孔２８に挿入して半田付は固定
される。前記軸３ｏには、前記ステータ鉄芯１ｏおよび
ホール素子１８と周方向に対向して回転子磁石３２を有
する回転子３４が固定される。

以上のように構成された従来のブラシレス直流モータは
、ホール素子１８で対向した回転子磁石３２の状態を検
出し、それに対応した電機子巻線１２に電流を流し７、
回転子３４を回転させるものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第７図に示すよう
に、ホール素子１８の取り付けによるわずかな傾きによ
って前記ホール素子１８の感度中心３６は３７の位置に
移動し、ｄに示す距離で狂いが生じたり、外力による端
子部の変形等で前記ホール素子と電機子巻線１２との距
離が狂い、適切なタイミングで前記電機子巻線１２に電
流を流せないばかりでなく、前記電機子巻線１２の先端
部２６を前記プリント基板１６の孔２８に通して組み立
てるので作業性が悪かった。また、前記ステータ鉄芯１
ｏをハウジング１４に圧入する際に前記プリント基板１
６に固定されたホール素子１８との角度位相を厳密に合
わせる必要があった。

本発明は上記問題点に鑑み、ステータ鉄芯に設けた位置
決め孔に樹脂ベースを挿入し、樹脂ベースに設けられた
ホルダー部に位置検出素子を挿入固定することで前記ス
テータ鉄芯と位置検出素子の位置関係を適切に保つとと
もに、前記樹脂ベースに位置決め突起と導電性ピンを立
て、前記電機子巻線の先端部を持続し、プリント基板を
挿入して組み立てることにより、組み立てしやすくする
とともに、ホルダー部をテーパ形状にし、ホルダー部に
設けた凸部の弾性変形によって位置検出素子を挿入固定
する際、位置検出素子がホルダー部のセンターに位置す
るようにしたブラシレス直流モータを提供するものであ
る。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するだめに本発明のブラシレス直流モ
ータは、回転子の回転位置を検出する位置検出素子と、
前記位置検出素子を所定の位置に保持するためのホルダ
ー部を有し、一方の面に前記ホルダー部と所定の角度間
隔あけて所定数の位置決め突起が形成され、他方の面に
位置決め片と、電機子巻線を中継するための導電性ピン
とを有した樹脂ベースと、前記回転子を回転駆動させる
ための電機子巻線が施され、前記電機子巻線から所定の
角度間隔あけて所定数設けられ、前記樹脂ベースの位置
決め突起を挿入しうる孔を有するステータ鉄芯と、前記
樹脂ベースの位置決め片と導電性ピンおよびホルダー部
に対向した位置にそれぞれ孔もしくは開口部を有したプ
リント基板とを具備し、前記樹脂ベースの位置決め突起
を前記ステータ鉄芯の孔に挿入して、前記樹脂ベースの
ホルダー部と電機子巻線とが所定の角度間隔あけて位置
するようにすると共に前記電機子巻線の線端部を樹脂ベ
ースの導電ピンに結線し、前記樹脂ベースの一方の面に
前記プリント基板を位置決めして挿入し、前記導電ピン
がプリント基板の孔を貫通して前記プリント基板の所要
の回路銅箔に持続されるとともに、前記プリント基板の
開口部より位置検出素子を前記樹脂ベースのホルダー部
に挿入した際、前記位置検出素子の端子部が前記プリン
ト基板の所要の回路銅箔に持続されるように構成したも
のである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって位置検出素子と電機子巻
線との位相が安定し、また位置検出素子は樹脂ベースの
ホルダー部にガタなく固定されるので、適切なタイミン
グで前記電機子巻線に電流を流すことができる。

実施例 以下、本発明の実施例のブラシレス直流モータについて
、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同ステー
タ部の分解斜視図、第３図は同ホール素子取り付は部の
部分拡大斜視図、第４図は同第３図の平面図である。そ
れらの図において、５ｏはステータ鉄芯、６２は電機子
巻線、５４は軸Ｔ。

を回転自在に保持したハウジング、５６はプリント基板
、６８は位置検出素子であるホール素子、６２は樹脂ベ
ース、６４はホルダー部、６ｅは位置決め突起、６８は
位置決め片、７２は導電ピン、７４は線端部、７６は銅
箔、６０は回転子磁石、８ｏは回転子である。

以上のように構成された本実施例のブラシレス直流モー
タについて、以下、その動作を説明する。

第１図において、軸７０を回転自在に保持したハウジン
グ６４には、ステータユニット８２が固定され、前記軸
７０には、前記ステータ鉄芯５０およびホール素子５８
と周方向に対向して回転子磁石６ｏを有する回転子８０
が固定され、ブラシレス直流モータを構成する。

ステータユニット８２は、第２図に示す構成になってい
る。すなわち、電機子巻線５２が施されたステータ鉄芯
６０は、前記電機子巻線５２より所定の角度を有して角
孔８４が設けられている。

前記角孔８４に、樹脂ベース６２の位置決め突起６６を
圧入することによって、前記樹脂ベース６２はステータ
鉄芯６０に固定される。前記樹脂ベース６２には、前記
位置決め突起６６より所定の角度を有してホルダー部６
４が設けられており、前記ステータ鉄芯５ｏの電機子巻
線６２と樹脂ベース６２のホルダー部６４との間の角度
は所定の値に設定される。

前記樹脂ベース６２の位置決め突起ｇ６と反対面には、
位置決め片６８および導電ピン７２が設けられており、
前記導電ピン７２には前記電機子巻線５２の線端部７４
を接続する。

前記樹脂ベース６２には、前記位置決め片６８および導
電ピン７２を挿入すべく、孔８６を有するプリント基板
５６が取り付けられ、前記孔８６を貫通した導電ピン７
２は、前記プリント基板５６の銅箔７６（で半田付けさ
れる。

前記プリント基板５６の前記樹脂ベース６２に設けられ
たホルダー部６４との対向面部には開口部８８を有し、
前記開口部８８を通してホール素子５８を前記ホルダー
部６４に挿入すると、前記ホール素子５８の端子部６ｏ
は前記プリント基板５６の銅箔７６に対向し、接続可能
となる。

前記ホルダー部６４の詳細を第３図および第４図に示す
。

ホルダー部６４の開口部は、回転子８Ｑのラジアル外周
方向である矢印Ｃ方向へ行く程、狭くなり、テーパ部９
０を形成している。また、矢印Ｃ方向に向かって凸部７
８を有している。この開口部にホール素子５８を挿入す
ると、前記凸部７８は弾性変形してホール素子５８を矢
印Ｃ方向に押し、前記ホール素子５８は、テーパ部９０
によって前記ホルダー部６４の中央に遊びなく保持され
る。

発明の効果 以上のように本発明によればホール素子と電機子巻線と
の取り付は角度精度は、ステータ鉄芯の電機子巻線と角
孔、ホール素子のホルダー部と位置決め突起の精度によ
って決まるので、きわめて安定した精度が得られる。ま
た、ホール素子はテーパ部と凸部によってホルダー部の
所定の位置にガタ無く固定されるので、さらに安定した
精度が得られる。

また、樹脂ベースに導電ピンを設け、電機子巻線の線端
部を接続し、プリント基板を取り付ける構造であるので
、組立が簡単なだけでなく、ステータユニットとしての
取扱いも便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同ステー
タ部の分解斜視図、第３図は同ホール素子取り付は部の
部分拡大斜視図、第４図は第３図の平面図、第５図は従
来のブラシレス直流モータの断面図、第６図は同分解斜
視図、第７図は第５図のＳ方向矢視図を示すものである
。 ５０・・・・・・ステータ鉄芯、５２・・・・・・電機
子巻線、５６・・・・・・プリント基板、５８・・・・
・・ホール素子、６２・・・・・・樹脂ヘース、６４・
・・・・・ホルタ一部、６Ｂ・・・・・・位置決め突起
、６８・・・・・・位置決め片、７２・・・・・・導電
ピン、７４・・・・・・線端部、７６・・・・・・銅箔
、７８・・・・・・凸部、８４・・・・・・角孔、８６
・・・・・・孔、８８・・・・・・開口部、９ｏ・・・
・・・テーパ部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名５０
−一−ステータ欽１ど ６２−−一電機引養廠 ５６−−−ブリント基扱 ５３−一−ホール素子 ６２−一一樹脂Ｎ−ス 第１図 ７８−一一凸　部 ９０−一−テーベ解 第３図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転子の回転位置を検出する位置検出素子と、前
   記位置検出素子を所定の位置に保持するためのホルダー
   部を有し、一方の面に前記ホルダー部と所定の角度間隔
   あけて所定数の位置決め突起が形成され、他方の面に位
   置決め片と、電機子巻線を中継するための導電性ピンと
   を有した樹脂ベースと、前記回転子を回転駆動させるた
   めの電機子巻線が施され、前記電機子巻線から所定の角
   度間隔あけて所定数設けられ、前記樹脂ベースの位置決
   め突起を挿入しうる孔を有するステータ鉄芯と、前記樹
   脂ベースの位置決め片と導電性ピンおよびホルダー部に
   対向した位置にそれぞれ孔もしくは開口部を有したプリ
   ント基板とを具備し、前記樹脂ベースの位置決め突起を
   前記ステータ鉄芯の孔に挿入して、前記樹脂ベースのホ
   ルダー部と電機子巻線とが所定の角度間隔あけて位置す
   るようにすると共に前記電機子巻線の線端部を樹脂ベー
   スの導電ピンに結線し、前記樹脂ベースの一方の面に前
   記プリント基板を位置決めして挿入し、前記導電ピンが
   プリント基板の孔を貫通して前記プリント基板の所要の
   回路銅箔に持続されるとともに、前記プリント基板の開
   口部より位置検出素子を前記樹脂ベースのホルダー部に
   挿入した際、前記位置検出素子の端子部が前記プリント
   基板の所要の回路銅箔に持続されるように構成したこと
   を特徴とするブラシレス直流モータ。
2. （２）ホルダー部は、回転子のラジアル方向に一つ以上
   の凸部と、テーパ部を形成し、位置検出素子を前記ホル
   ダー部に挿着した際、前記凸部が弾性変形して前記位置
   検出素子をテーパ部に押し付け、前記位置検出素子が所
   定の位置に固定されるように構成したことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のブラシレス直流モータ。