JPH0514703Y2 - - Google Patents

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JPH0514703Y2
JPH0514703Y2 JP1985124420U JP12442085U JPH0514703Y2 JP H0514703 Y2 JPH0514703 Y2 JP H0514703Y2 JP 1985124420 U JP1985124420 U JP 1985124420U JP 12442085 U JP12442085 U JP 12442085U JP H0514703 Y2 JPH0514703 Y2 JP H0514703Y2
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lower housings
terminal
lead wire
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ステツピングモータに関し、さらに
詳しくはステツピングモータ内に備えられるコイ
ルに外部から電力を供給するために設けられる端
子に関連する構成が配置されたステツピングモー
タに関する。
背景技術 ステツピングモータは、略円筒状の一対の上部
および下部ハウジングを有する。この上部および
下部ハウジングの相互に対向する端部は開口して
おり、この開口側を相互に対向させて固定し、こ
れら上部および下部ハウジングによつて形成され
る内部空間に、ヨークおよびヨークを固定鉄心と
するコイルが装着されている。このコイルは、複
数のコイルから成る多連のコイル群が複数配置さ
れて成る。
また上部および下部ハウジングの筒状の側壁に
は、前記開口に連なり周方向に延びる切欠きが形
成される。上部および下部ハウジングの各切欠き
には、前記コイル群の数に対応した個数の端子ピ
ンが固定され、外部からのリード線およびコイル
からの導線が、それぞれ対応する同一の端子ピン
に固定されて、コイルに電力付勢を行なえるよう
にする。
第14図は先行技術の端子ピン41の斜視図で
ある。端子ピン41は、大略的に円筒状であつて
一仮想直径線に沿つて箱形に切り欠かれた取付溝
42が形成された頭部43と、頭部43と同軸に
形成されておりローレツト部44が形成されてい
る軸部45とを含む。この端子ピン41の取付溝
42に、コイルからの導電線46と外部から電力
と供給するリード線47とが共通に載置され、た
とえばはんだ付けによつて固定される。
このような先行技術のステツピングモータで
は、導電線46およびリード線47を取付溝42
に載置してはんだ付けしていたために、はんだ付
け作業が困難であり、またはんだ付けしたあとで
あつてもリード線47が外れやすく、また軸部4
5にはローレツト部44を形成しているけれど
も、全体として直円筒状であり、したがつてこの
端子ピン41が埋め込まれるハウジングから抜け
やすいという問題点があつた。
また、前述したように上部および下部ハウジン
グの端子ピンが設けられている箇所は、切欠きが
形成されて開口されており、したがつてこの開口
から塵埃がステツピングモータの内部に侵入し
て、円滑な動作を阻害してしまうというおそれも
ある。
目 的 本考案の目的は、上述の問題点を解決し、端子
部材がハウジングに確実に固定されるとともに、
ステツピングモータの内部に備えられるコイルか
らの導電線と、このコイルに外部から電力を供給
するリード線とを確実に固定することができる端
子部材を備えるステツピングモータを提供するこ
とである。
考案の構成 本考案は、 (a) 有底帽状の上部および下部ハウジング2,3
であつて、 (a1) 軸線方向の各開放端が対向して組合
わされ、 (a2) 周方向に設けられる複数のヨーク4
a〜4lと、前記軸線まわりに回転するロー
タ9とが設けられ、 (a3) 前記開放端に臨んで周方向に延びる
切欠き17,18がそれぞれ形成され、 (a4) 各切欠き17,18の底71,72
には、端子ピン取付孔62,63が形成され
る、そのような上部および下部ハウジング
2,3と、 (b) 金属板が打抜いて形成される端子ピン19,
20であつて、 (b1) 上部および下部ハウジング2,3の
端子ピン取付孔62,63に嵌込まれ、端子
ピン取付孔62,63の底62a,63aに
基端部58の延びる方向の一端部が当接して
いる、そのような基端部58と、 (b2) 基端部58の延びる方向の他端部か
ら基端部58の延びる方向と同一方向に延
び、端子ピン取付孔62,63から切欠き1
7,18に突出し、コイル13,14が接続
される固定用突起59,60と、 (b3) 基端部58から垂直に屈曲され、上
部および下部ハウジング2,3の外方に突出
して延びる取付部60とを含む、そのような
端子ピン19,20と、 (c) 上部および下部ハウジング2,3の側壁2
a,3aの外周面に密着して、切欠き17,1
8によつて形成される開口部25を覆い、端子
ピン19,20の各取付部60が挿通して突出
する端子ピン取付孔53が形成され、さらに、
端子ピン取付孔53に個別的に対応するリード
線取付孔54が、その対応する端子ピン取付孔
53に関して上部および下部ハウジング2,3
の軸線方向外方側に形成され、上部および下部
ハウジング2,3側と反対側の表面には、各端
子ピン取付孔53とそれに個別的に対応するリ
ード線取付孔54とにわたつて導電体52が形
成される、そのような配線基板51と、 (d) 配線基板51のリード線取付孔54に、前記
導電体52側から挿入されて、はんだ付けされ
るリード線27とを含み、 (e) 端子ピン19,20の取付部60が配線基板
51の端子ピン51の取付孔53に挿入され、
その端子ピン取付孔53から外方に突出してい
る前記取付部60と、配線基板51の導電体5
2とが、はんだ付けされることを特徴とするス
テツピングモータである。
実施例 第3図は本考案の一実施例のステツピングモー
タ1の斜視図であり、第4図はステツピングモー
タ1の分解斜視図であり、第5図はヨーク4aへ
のコイル13aの取り付け状態を示す斜視図であ
る。第3図、第4図および第5図を参照して、ス
テツピングモータ1の構成を説明する。ステツピ
ングモータ1は、以下に述べる相互に共通する構
成および形状の上部ハウジング2および下部ハウ
ジング3を含む。上部および下部ハウジング2,
3は、合成樹脂材料から形成され、有底帽状であ
つて、周方向に略U字状のヨーク4a〜4l(総
称する参照符を4とする)が、相互に等間隔をあ
けて埋込まれる。
ヨーク4aは、軸線方向に延びる一対の内方脚
部5aおよび外方脚部6aと、これらを連結し半
径方向に延びる連結部7aとを含む。内方脚部5
aの高さH2は、外方脚部6aの高さH1よりも
小さく形成される。またヨーク4aは、同一形状
のたとえば鉄板を複数枚積層した構成を有する。
外方脚部6aは、下部ハウジング3から軸線方向
に沿つて上方に突出する。下部ハウジング3の各
ヨーク4a〜4lの各内方脚部5a〜5lには、
それぞれ6個のコイル13a,13c,13e,
13g,13i,13k、14b,14d,14
f,14h,14j,14l(総称する参照符を
それぞれ13,14とする)が直列に接続された
コイル群13およびコイル群14が装着される。
すなわちコイル群13,14は、周方向に交互に
配置される。
このようなヨーク4aおよびコイル13aに関
連する構成は、残余のヨーク4b〜4lについて
も同様である。また、下部ハウジング3の中央部
付近には、金属材料から成る軸受8が設けられ
る。上部ハウジング2も上述したような下部ハウ
ジング3と同一の構成と形状を有する。
またステツピングモータ1には、ロータ9が含
まれる。ロータ9は、たとえば軸線方向に磁化さ
れたたとえば30の磁極が周方向にN極、S極、N
極、S極、……のように交互に配置された回転円
板10を含む。回転円板10と垂直な軸線を有す
る回転軸11が、ブツシユ12によつて回転円板
10と同軸に固定される。
上部および下部ハウジング2,3には、それぞ
れ切欠き17,18が形成され、この切欠き1
7、18底71,72には、それぞれ4個ずつの
端子ピン19a,19b,19c,19d;20
a,20b,20c,20dが、それぞれ固定さ
れる。また下部ハウジング3には、位置決め用挿
通孔21a,21b,21c(総称する参照符を
21とする)が形成されており、上部ハウジング
2にも同様の位置決め用挿通孔22a,22b,
22c(総称する参照符を22とする)が形成さ
れる。これらの挿通孔21,22に位置決めピン
23a,23b,23cが挿通され、上部および
下部ハウジング2,3が同一軸線を共有するよう
に位置決めされる。
第6図および第7図はコイル群13,14のヨ
ーク4への装着状態を説明する斜視図である。前
述したようにコイル群13,14は、周方向に配
置されたヨーク4に交互に装着される。一方、コ
イル群13,14は第7図に示すように、通電時
において各コイル群13,14を流れる電流が、
矢符24a,24b,……,24lで示す方向に
流れ、またこれに対応して、各コイル群13,1
4の磁極が第7図示のように発生するように配置
される。すなわち、コイル群13において隣接す
る各コイルの巻線方向に関し、交互に上下をそれ
ぞれ逆向きにする。コイル群14についても同様
である。
第8図は回転円板10の磁化の態様とコイル群
13,14の極性とを説明する図である。回転円
板10には、前述したように30極の磁極が周方向
にN極およびS極が交互になるように配列されて
いる。したがつてこれらの磁極は、周方向にそれ
ぞれ12度ごとに配置される。またコイル13a,
13c,……は60度ごとに配列され、コイル群1
4も同様である。したがつてコイル群13,14
は、相互に30度ごとに配置されることになる。し
たがつて第8図に示すように、コイル群13が回
転円板10のたとえばS磁極と対向する位置にあ
るとき、コイル群14は、回転円板10の隣接す
る磁極の中間点に位置することになる。
第8図に示すようにコイル群13,14が配置
されるので、まずコイル群13に矢符I1方向に
通電すると、コイル群13はたとえば第8図に示
すように回転円板10に臨む側がN極となり、反
対側はS極となるように励磁される。このとき、
コイル群13と回転円板10との間には、最大の
磁気吸引力が作用する。したがつて回転円板10
を含むロータ9(第4図参照)は、上部および下
部ハウジング2,3に対して固定される。
次にコイル群13に流れる電流を遮断し、コイ
ル群14に通電すると、コイル群14は第8図に
示すように回転円板10に臨む側がN極、反対側
がS極に励磁され、したがつて回転円板10は矢
符D1方向への磁気吸引力を受け、角変位を開始
する。この角変位量が6度に達したとき、コイル
群14の軸線方向に回転円板10の磁極が位置
し、この位置で回転円板10とコイル群14との
あいだに最大の磁気吸引力が作用し、回転円板1
0は角変位を停止する。
次にコイル群14への電流を遮断し、コイル群
13に矢符I2方向に電流を流すと、コイル群1
3は前述の場合と逆極性に励磁される。このと
き、回転円板10は矢符D1方向に角変位し、前
述したように6度角変位して停止する。このよう
な動作を繰返すことによつて、回転円板10は6
度ごとに角変位を行なうことができる。このよう
にして、ステツピングモータ1(第4図参照)の
間欠的角変位動作が実現される。
第1図は本考案の一実施例のステツピングモー
タ1の斜視図であり、第1A図は第1図の切断面
線A−Aから見た断面図である。第1図および第
1A図を参照して、ステツピングモータ1および
印刷配線基板51について説明する。ステツピン
グモータ1には、切欠き17,18によつて形成
される開口部25を覆うことができる蓋部材であ
る印刷配線基板51が配置される。印刷配線基板
51は、上部および下部ハウジング2,3の側壁
2a,3aの外周面に密着できるように曲成され
た形状を有し、その外方表面(第1図の手前側表
面)51aには、端子ピン19,20の固定位置
に対応した位置に8字状であつてたとえば金属銅
Cuなどから形成される導電体52a〜52h(総
称する参照符を52とする)が形成される。この
導電体52と印刷配線基板51とを貫通し、端子
ピン取付孔53a〜53h、およびリード線取付
孔54a〜54h(総称する参照符をそれぞれ5
3,54とする)が形成される。
第2図は端子ピン20の斜視図である。端子ピ
ン20は全体的に平板状であつて、幅方向の側部
55,56に幅方向に突出した複数(本実施例に
おいては4個)の係止用突起57a〜57dがそ
れぞれ形成された基端部58と、端子ピン20に
おいて打抜いて形成され、基端部58の延びる方
向と同一方向に延びる固定用突起59と、端子ピ
ン20において基端部58および固定用突起59
を除く残余の部分であつて、基端部58が延びる
方向とは垂直方向に屈曲された取付部60とを含
む。取付部60の遊端部61は、基端部58から
離れるに従いたとえば先細状となるように形成さ
れていてもよい。このような端子ピン20の形状
は端子ピン19に関しても同様である。
第9図は第2図に示す端子ピン20の左側面図
であり、第10図は端子ピン20の正面図であ
る。端子ピン20の基端部58が、たとえば下部
ハウジング3の端子ピン取付孔62に嵌入される
場合、係止用突起57a,57cよりもさらに固
定用突起59側であつて、しかも固定用突起59
の下端部よりも下方であるような位置、すなわち
基端部58の遊端からH2の長さだけ埋め込まれ
るように定められる。このような端子ピン20
は、たとえば真鋳などの平板状の金属材料を用
い、固定用突起59を打抜き、固定用突起59の
基端部付近で端子ピン20の基端部58および固
定用突起59以外の残余の部分を、たとえば第9
図の右方に屈曲することによつて取付部60が得
られる。
第11図はステピングモータ1に印刷配線基板
51を装着した状態を示す斜視図であり、第12
図は第11図の切断面線−から見た断面
図であり、第13図は印刷配線基板51に端子ピ
ン20およびリード線27を装着する状態を説明
する分解斜視図である。第11図〜第13図を参
照して、印刷配線基板51に関する構成を説明す
る。印刷配線基板51は、ステツピングモータ1
の前記開口部25を覆つて、上部および下部ハウ
ジング2,3に当接される。このとき端子ピン2
0の基端部58は、たとえば下部ハウジング3に
端子ピン20と同数形成された端子ピン取付孔6
2に埋設される。
端子ピン20の取付部60は、印刷配線基板5
1に形成された端子ピン取付孔53に挿入され、
その先端部は印刷配線基板51の外方表面51a
から外方に突出する。この突出している端子ピン
20の取付部60と導電体52とは、相互にはん
だ付けで固定され電気的に導通される。一方、印
刷配線基板51のリード線取付孔54には、リー
ド線27が挿入され、やはりはんだ付けによつて
固定される。したがつてリード線27は、導電体
52を介して、端子ピン20と電気的に接続され
る。
一方、上部および下部ハウジング2,3内に収
納されているコイル13,14と接続されている
導電線26は、端子ピン20の固定用突起59に
巻回されはんだ付けによつて固定される。したが
つてリード線27は、導電体52および端子ピン
20を介してコイル13,14と電気的に接続さ
れる。
このとき、端子ピン20の取付部60は、端子
ピン取付孔53を貫通したのち、リード線取付孔
54側に屈曲されて、リード線取付孔54に挿入
されたリード線27を固定することができる。こ
のように取付部60によつてリード線27をかし
めて固定するようにしたので、リード線27がリ
ード線取付孔54から簡単に脱落してしまうこと
を防ぐことができる。
また、コイル13,14の導電線26は、端子
ピン20の固定用突起59に巻回され、そののち
はんだ付けによつて固定される。したがつて導電
線26は、端子ピン20に確実に固定されること
ができ、導電線26は端子ピン20から脱落する
ことを防ぐことができる。また、端子ピン20の
基端部58には、係止用突起57a〜57dが形
成されており、したがつて端子ピン取付孔62に
埋設されたのちは確実に固定される。一方、端子
ピン20の取付部60は、基端部58の延びる方
向とは垂直方向に延びて形成されており、したが
つて端子ピン20に取付部60を介して作用する
力は、端子ピン20が端子ピン取付孔62から抜
出される方向には作用しない。したがつて端子ピ
ン20は確実に固定されることができる。
また、コイル13からの導電線26を端子ピン
20の固定用突起59に巻回し、そののちにはん
だ付けによつて固定するようにした。したがつて
導電線26が、端子ピン20から脱落することを
防ぐことができるとともに、はんだ付けを確実に
行なうことができる。
上部および下部ハウジング2,3は有底帽状で
あることが、第4図および第12図から明らかで
ある。これらの上部および下部ハウジング2,3
は、軸線方向(第1図および第4図の上下方向)
の各開放端が対向して組合わされる。これらのハ
ウジング2,3には、周方向に設けられる複数の
ヨーク4a〜4lと、前記軸線まわりに回転する
ロータ9とが設けられる。またこれらのハウジン
グ2,3は、前記開放端に臨んで周方向に延びる
切欠き17,18がそれぞれ形成される。各切欠
き17,18の底71,72(第12図参照)に
は、端子ピン取付孔62,63が形成される。
端子ピン19,20は、端子ピン取付孔62,
63に嵌込まれる基端部58を有する。固定用突
起59は、基端部58の延びる方向の一端部から
基端部58の延びる方向と同一方向に延び、端子
ピン取付孔62,63から切欠き17,18に突
出する。取付部60は、基端部58から垂直に屈
曲され、上部および下部ハウジング2,3の外方
に突出して延びる。
配線基板51には、端子ピン19,20の各取
付部60が挿通して突出する端子ピン取付孔53
が形成される。この端子ピン取付孔53に個別的
に対応するリード線取付孔54は、その対応する
端子ピン取付孔53に関して上部および下部ハウ
ジング2,3の軸線方向外方側(すなわち第1図
の上方および下方)にそれぞれ形成される。導電
体52は、上部および下部ハウジング2,3側と
反対側(第12図の右方)の表面に、各端子ピン
取付孔53とそれに個別的に対応するリード線取
付孔54とにわたつて形成される。
リード線27は、配線基板51のリード線取付
孔54に、前記導電体52側(第12図の右方か
ら左方)から挿入されて、はんだ付けされる。端
子ピン取付孔53から外方(第12図の右方)に
突出している取付部60と、配線基板51の導電
体52とは、はんだ付けされる。基端部58の延
びる方向の一端部は、端子ピン取付孔62,63
の底62a,63aに当接する。固定用突起59
は、基端部58の延びる方向の他端部から、基端
部58の延びる方向と同一方向に延びる。第12
図に明らかなように端子ピン取付孔62,63の
底62a,63aに基端部58の延びる方向の一
端部が当接している。
効 果 以上のように本考案によれば、有底帽状の上部
および下部ハウジング2,3の開放端に臨んで、
周方向に延びる切欠き17,18がそれぞれ形成
されており。これらの切欠き17,18によつて
開口部25が形成され、この開口部25は、上部
および下部ハウジング2,3の側壁2a,3aの
外周面に密着し、この状態で、配線基板51の端
子ピン取付孔53に、端子ピン19,20の取付
部60が挿入されて導電体52と前記取付部60
とがはんだ付けされるので、配線基板51を上部
および下部ハウジング2,3に取付けるためのた
とえばボルトなどを必要とせず、しかもその開口
部25からが密閉されるので、これらのハウジン
グ2,3内にごみなどが入り込むことが確実に防
がれる。またこれらの上部および下部ハウジング
2,3は有底であるので、その内部の空間にごみ
などが入り込むことが防がれる。しかも基端部5
8の延びる方向の一端部は、上部および下部ハウ
ジング2,3の端子ピン取付孔62,63の底6
2a,63aに当接しており、このことは第12
図から明らかであり、このような構成によつて、
配線基板51が上部および下部ハウジング2,3
の軸線方向(第1図の上下方向)にがたつきを生
じることはない。
また端子ピン19,20は、金属板を打抜いて
形成され、構成が簡単であり、生産性が向上され
ることになる。このような端子ピン19,20の
基端部58は、上部および下部ハウジング2,3
の開放端に臨む切欠き17,18に形成されてい
る端子ピン取付孔62,63に嵌込まれるので、
組立作業が容易である。
さらに本考案では、リード線27は、配線基板
51のリード線取付孔54に、導電体52側(第
12図の右方)挿入されて、はんだ付けされるの
で、そのような組立作業が容易であるとともに、
このようなリード線27がはんだ付けされるの
で、経年変化によつて端子ピン19,20の取付
部60が錆および油などで汚れてはんだ付けが困
難になつてしまうという問題は全く生じない。
さらにリード線取付孔54は、その対応する端
子ピン取付孔53に関して上部および下部ハウジ
ング2,3の軸線方向外方側に形成されているの
で、リード線27のはんだ付け作業は、容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のステツピングモー
タ1の斜視図、第1A図は第1図の切断面線A−
Aから見た断面図、第2図は第1図の端子ピン2
0の斜視図、第3図は本発明の一実施例に従うス
テツピングモータ1の斜視図、第4図は第3図の
分解斜視図、第5図はヨーク4aへのコイル13
aの装着状態を説明する斜視図、第6図はコイル
群13,14のヨーク4への装着状態を説明する
斜視図、第7図はコイル群13,14の極性配置
状態を説明する斜視図、第8図はコイル群13,
14と回転円板10との関係を示す周方向展開
図、第9図は端子ピン20の左側面図、第10図
は端子ピン20の正面図、第11図は印刷配線基
板51を装着した状態のステツピングモータ1の
斜視図、第12図は第11図の切断面線−
から見た断面図、第13図は端子ピン20およ
び印刷配線基板51の相互関係を示す分解斜視
図、第14図は先行技術の端子ピン41の斜視図
である。 1……ステツピングモータ、2……上部ハウジ
ング、3……下部ハウジング、4……ヨーク、9
……ロータ、10……回転円板、13,14……
コイル、51……印刷配線基板、52……導電
体、53……端子ピン取付孔、54……リード線
取付孔、57……係止用突起、58……基端部、
59……固定用突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 有底帽状の上部および下部ハウジング2,3
    であつて、 (a1) 軸線方向の各開放端が対向して組合
    わされ、 (a2) 周方向に設けられる複数のヨーク4
    a〜4lと、前記軸線まわりに回転するロー
    タ9とが設けられ、 (a3) 前記開放端に臨んで周方向に延びる
    切欠き17,18がそれぞれ形成され、 (a4) 各切欠き17,18の底71,72
    には、端子ピン取付孔62,63が形成され
    る、そのような上部および下部ハウジング
    2,3と、 (b) 金属板が打抜いて形成される端子ピン19,
    20であつて、 (b1) 上部および下部ハウジング2,3の
    端子ピン取付孔62,63に嵌込まれ、端子
    ピン取付孔62,63の底62a,63aに
    基端部58の延びる方向の一端部が当接して
    いる、そのような基端部58と、 (b2) 基端部58の延びる方向の他端部か
    ら基端部58の延びる方向と同一方向に延
    び、端子ピン取付孔62,63から切欠き1
    7,18に突出し、コイル13,14が接続
    される固定用突起59,60と、 (b3) 基端部58から垂直に屈曲され、上
    部および下部ハウジング2,3の外方に突出
    して延びる取付部60とを含む、そのような
    端子ピン19,20と、 (c) 上部および下部ハウジング2,3の側壁2
    a,3aの外周面に密着して、切欠き17,1
    8によつて形成される開口部25を覆い、端子
    ピン19,20の各取付部60が挿通して突出
    する端子ピン取付孔53が形成され、さらに、
    端子ピン取付孔53に個別的に対応するリード
    線取付孔54が、その対応する端子ピン取付孔
    53に関して上部および下部ハウジング2,3
    の軸線方向外方側に形成され、上部および下部
    ハウジング2,3側と反対側の表面には、各端
    子ピン取付孔53とそれに個別的に対応するリ
    ード線取付孔54とにわたつて導電体52が形
    成される、そのような配線基板51と、 (d) 配線基板51のリード線取付孔54に、前記
    導電体52側から挿入されて、はんだ付けされ
    るリード線27とを含み、 (e) 端子ピン19,20の取付部60が配線基板
    51の端子ピン51の取付孔53に挿入され、
    その端子ピン取付孔53から外方に突出してい
    る前記取付部60と、配線基板51の導電体5
    2とが、はんだ付けされることを特徴とするス
    テツピングモータ。
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