JPH0724943Y2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPH0724943Y2
JPH0724943Y2 JP1987118740U JP11874087U JPH0724943Y2 JP H0724943 Y2 JPH0724943 Y2 JP H0724943Y2 JP 1987118740 U JP1987118740 U JP 1987118740U JP 11874087 U JP11874087 U JP 11874087U JP H0724943 Y2 JPH0724943 Y2 JP H0724943Y2
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JP
Japan
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tooth
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position detector
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JP1987118740U
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JPS6425876U (ja
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義和 田中
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のブラシレスモータに於ては、第10図に示すよう
に、ロータマグネットaの回転位置を検出するためのホ
ールIC等からなるロータ位置検出器b…が設けられ、該
検出器b…から発せられる電気信号に基づきステータi
のコイルcへの通電の切換制御が行われていた。上記検
出器b…をロータマグネットaの、例えば内径側に近接
配置するために、取付用ホルダーd…を介して電子回路
基板eに固定していた。該ホルダーd…を電子回路基板
eに固着するにはビス等の締付部材f…を用い、或いは
接着剤等を使用していた。なお、検出器b…のホルダー
d…への取付けはホルダーd…に付設した係止孔g…に
検出器b…を嵌込む等によって行っていた。h…は検出
器b…のリード線であって、基板e上の配線と結線し、
かつ、検出器b…の重量を支持いている。上記締付部材
f…は小さいため取付作業が面倒であり、薄い基板e上
に固定するのは構造上からも困難である。従って、検出
器b…の倒れ、位置ずれを生じ易いなどの問題を生じて
いた。接着剤を用いる場合にも同様の欠点がある他、取
付用ホルダーd…の位置決めが困難であった。
本考案は、上記問題点を解決して、ロータ位置検出器の
取付の際に、正確に位置決めが行え確実に一定位置に保
持し得ると共に、ワンタッチで取付を行える部品を有す
るブラシレスモータを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、複数の歯極及びこれら歯極に巻かれたコイ
ルを有するステータと、ステータに対して相対的に回転
自在であるロータハウジングと、ロータハウジングに装
着されたロータマグネットと、該ロータマグネットの回
転角度位置を検出する位置検出器と、位置検出器を所定
位置に保持するための保持具と、を具備し、保持具が装
着される歯極には、ステータラミネーションの積圧方向
に延びる固定用小孔が形成されており、保持具は、天
壁、天壁の片部に設けられた一対の側壁、及び天壁の他
部に設けられた一対の対向壁を有し、天壁及び一対の側
壁によって取付凹部が規定され、天壁及び一対の対向壁
によって抱かかえ凹部が規定され、取付凹部と抱かかえ
凹部との間には段差が設けられ、更に、天壁には固定用
ピンが設けられており、保持具は、固定用ピンを固定用
小孔に挿入すると共に取付凹部に歯極を差し込むことに
よって歯極に装着され、位置検出器は、抱かかえ凹部に
嵌込まれ、保持具を装着した状態においては、歯部の端
面は保持具の段差に当接し、歯部の端面とロータマグネ
ットとの間に位置検出器が配置される。
〔作用〕
保持具をステータの歯極に固定するには、取付凹部に歯
極を差込みかつ固定用ピンを固定用小孔に差込み、嵌合
する。位置検出器を抱かかえ凹部に嵌込むことによっ
て、位置検出器の固定を迅速にかつ確実に行い得る。固
定用ピンを積圧方向に形成された固定用小孔に嵌合した
ことによって、保持具の枢支軸の直交方向への倒れや位
置ずれが生じない。従って、抱かかえ凹部に嵌込まれた
位置検出器が一定位置に確実に保持される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図と第2図と第3図に於て、1はステータであっ
て、ロータマグネット2の内側に近接対峙する複数の歯
極3…を有しており、モータブラケット19の円筒部29に
嵌着固定されている。ステータ1は平面的に見て、先端
4が巾広に形成された歯部5…を有する薄板状のステー
タラミネーション6を、2枚以上を集合積層させて形成
し、該歯部5…にコイル7を巻設する。上記ロータマグ
ネット2はロータハウジング8を介して枢支軸28に可回
転に支持され、円周方向にN極及びS極が交互に着磁さ
れている。そして、上記歯極3の先端4側であってロー
タマグネット2の内径側には、ホールIC10が配設されて
いる。位置検出器としてのこのホールIC10がロータマグ
ネット2の回転位置を検出し、その検出信号に基づいて
ステータコイル7への通電の切換制御が行われ、このブ
ラシレスモータは回転する。
しかして、9は保持具であって、ホールIC10が嵌込まれ
た抱かかえ凹部11と、該抱かかえ凹部11をステータ1の
歯極3に固定するための固定用ピン12と、を有してい
る。また、歯極3には積圧方向Aに固定用小孔15が形成
され、該小孔15に上記保持具9のピン12を嵌合すること
によって、保持具9を該歯極3に固定している。具体的
には、第4図と第5図と第6図に示すように、保持具9
の嵌込本体部13は略コの字型の断面形状を有し、略矩形
状の天壁32を有している。天壁32の片部(第2図及び第
3図において左部)には一対の側壁33,33が設けられ、
また天壁32の他部(第2図及び第3図において右部)に
は一対の対向壁16,16が設けられている。天壁32及び一
対の側壁33,33は、ステータ1の歯極3が差し込まれる
取付凹部31を規定し、また天壁32及び一対の対向壁16,1
6はホールIC10が嵌込まれる抱かかえ凹部11を規定す
る。この取付凹部31と抱かかえ凹部11との境界部分には
段差14,14が設けられ、また一対の対向壁16,16における
対向面の一部にはテーパ面17,17が形成されている。こ
の保持具9はプラスチックにて一体成型することができ
る。更に、固定用ピン12は、一対の側壁33,33間に配置
され、天壁32から延びている。固定用ピン12は小径の円
柱形状をなし、その先端には抜け止め用の返18が形成さ
れている。上記固定用小孔15は、ステータラミネーショ
ン6…を複数枚積重ねたその積圧方向Aに形成され、そ
の長さは固定用ピン12の長さとほぼ同一に定める。保持
具9を固定する歯部5は、その先端を他の歯部5…より
短くすると共に同一の狭い幅に形成してあり、該歯部5
の端面30とロータマグネット2との半径方向隙間にホー
ルIC10が配設されている。なお、保持具9の段差14,14
に該歯部5の該端面30を当接するのが好ましい(第1図
を参照)。
21はコイル7及びホールIC10が結線されるプリント配線
基板であって、モータブラケット19の裏面20に付設され
ている。ホールIC10は適度な剛性を有するリード線22…
により基板21上に立設され、配線23に接続される。
次に、保持具9を上記歯極3に固定するには、固定用ピ
ン12を固定用小孔15に矢印C方向へ差込みながら、同時
にホールIC10を抱かかえ凹部11に嵌込む。かく保持具9
を装着すると、一対の側壁33,33が歯極3の歯部5の両
側に位置し、また固定用ピン12が固定用小孔15に挿入さ
れ、保持具9は上記歯部5に確実に装着される。また、
ホールIC10が一対の対向壁16,16間に挟持され、ホールI
C10も所定位置に確実に保持される。
上記実施例の場合と異なり、第7図乃至第9図に示すよ
うに、基板21の磁性材料からなる基板本体24の内周端縁
25に、一定巾の切目を設け、これを打起こして起立片26
を形成し、また、保持具9の嵌込本体部13には、該起立
片26にホールIC10をもたせかけた状態にて、起立片26と
ホールIC10とをまとめて嵌込む嵌込凹部27を形成する。
しかる後、矢印B方向に保持具9を差込むことにより、
ホールIC10を起立片26に固定することができる。ホール
IC10は保持具9を介して起立片26によって確実に保持さ
れる。また、保持具9をホールIC10及び起立片26に嵌込
むだけで良いので取付をワンタッチにて行うことができ
る。さらに、起立片26を正確な位置に形成すればホール
IC10の取付位置は正確なものとなり、ホールIC10の位置
決めが容易である。ホールIC10と磁性材料からなる基板
本体24の起立片26とを相互に接触状態として嵌込凹部27
内に嵌込んだので、ホールIC10に対し起立片26と反対側
にあるロータマグネット2からの磁束をより多くホール
IC10内を通過させることができる。従って、ホールIC10
に対し集束効果を高めてそれだけロータマグネット2の
位置を容易に検知することが可能となる。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、歯極3に積圧方向Aに形成
した固定用小孔15に固定用ピン12を嵌合したことによ
り、保持具9を正確な位置に確実に固定することができ
る。従って、保持具9の抱かかえ凹部11に嵌込まれた位
置検出器(ホールIC10)はモータの枢支軸28に対し直交
方向の倒れを生じず、位置ずれが生じない。
保持具9の組付けは、固定用ピン12を歯極3の小孔12に
差込むだけでよく、このとき同時に位置検出器(ホール
IC10)を抱かかえ凹部11に嵌込可能であるから、ワンタ
ッチにて行うことができる。
ケイ素鋼板等の磁性材料からなる歯部5にプラスチック
製の保持具9を固定し、該保持具9に位置検出器(ホー
ルIC10)を保持させたことにより、位置検出器(ホール
IC10)をロータマグネット2と歯極3との間に配置すれ
ば、ロータマグネット2からの磁束をそれだけより多く
位置検出器(ホールIC10)内を通過させることができ、
位置検出器(ホールIC10)に対する集束効果を高めるこ
とができる。従って、ロータマグネット2の位置を容易
に検知可能となる、などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラシレスモータの一部であって
一実施例の要部を示す平面図、第2図は第1図の拡大II
−II断面矢視図、第3図は第1図の拡大III−III断面
図、第4図は保持具の拡大斜視図、第5図は保持具の拡
大側面図、第6図は保持具の底面図である。第7図は比
較例を示す平面図、第8図は保持具の取付方法を示す説
明図、第9図は嵌込状態を示す平面図である。第10図は
従来例を示す断面図である。 1…ステータ、3…歯極、9…保持具、10…ホールIC、
11…抱かかえ凹部、12…固定用ピン、15…固定用小孔、
31…取付凹部、A…積圧方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の歯極3…及びこれら歯極3…に巻か
    れたコイル7を有するステータ1と、該ステータ1に対
    して相対的に回転自在であるロータハウジング8と、該
    ロータハウジング8に装着されたロータマグネット2
    と、該ロータマグネット2の回転角度位置を検出する位
    置検出器10と、該位置検出器10を所定位置に保持するた
    めの保持具9と、を具備し、 該保持具9が装着される該歯極3には、ステータラミネ
    ーション6の積圧方向Aに延びる固定用小孔15が形成さ
    れており、 該保持具9は、天壁32、該天壁32の片部に設けられた一
    対の側壁33,33、及び該天壁32の他部に設けられた一対
    の対向壁16,16を有し、該天壁32及び該一対の側壁33,33
    によって取付凹部31が規定され、該天壁32及び該一対の
    対向壁16,16によって抱かかえ凹部11が規定され、該取
    付凹部31と該抱かかえ凹部11との間には段差14,14が設
    けられ、更に、該天壁32には固定用ピン12が設けられて
    おり、 該保持具9は、該固定用ピン12を該固定用小孔15に挿入
    すると共に該取付凹部31に該歯極3の歯部5を差し込む
    ことによって該歯部5に装着され、 該位置検出器10は、該抱かかえ凹部11に嵌込まれ、 該保持具9を装着した状態においては、該歯部5の該端
    面30は該保持具9の該段差14,14に当接し、該歯部5の
    該端面30と該ロータマグネット2との間に該位置検出器
    10が配置される、 ことを特徴とするブラシレスモータ。
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