JP3118831B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP3118831B2 JP02314863A JP31486390A JP3118831B2 JP 3118831 B2 JP3118831 B2 JP 3118831B2 JP 02314863 A JP02314863 A JP 02314863A JP 31486390 A JP31486390 A JP 31486390A JP 3118831 B2 JP3118831 B2 JP 3118831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモータに関するものであり,特に,ロータの
回転を磁気的に検出するモータの回転検出機構に関す
る。
〔従来の技術〕
モータとして,たとえば,VTR装置のキャプスタンモー
タの部分切り欠き平面図を第5図に示す。
このキャプスタンモータは,回転軸28に軸受29を介し
て軸支されたプリント基板25と,このプリント基板25に
対向して配設され回転軸28に固定され回転軸28の回転に
応じてプリント基板25に対して回転する回転板24とから
なる。キャプスタンモータの回転力はプリント基板25に
設けられた電磁石26と,電磁石26に対向する回転板24の
位置に配設された永久磁石との電磁力による。
VTR装置に用いるキャプスタンモータは磁気テープの
搬送位置決めを正確に行うように制御されるから,回転
板の回転数および回転位置を正確に検出する必要があ
る。そのため,回転板24の側面には所定の間隔でS磁極
とN磁極とが交互に配設された周波数発生部(FG)磁化
部27が設けられ,このFG磁化部27に対応した位置に固定
ブロック20に固定された強磁性の薄膜で形成された磁気
抵抗素子21(第6図)が配設されている。
固定ブロック20と磁気抵抗素子21の拡大図を第6図に
示す。磁気抵抗素子固定ブロック20は固定ブロック台座
201に磁気抵抗素子21を固定している。磁気抵抗素子21
は回転板の側面が設けられたFG磁化部27(第5図におい
てこの側面を一点鎖線で示している)と所定の間隔を隔
てて配設されている。したがって,回転板24が回転する
とFG磁化部27も回転し,このFG磁化部27に対向して配設
された磁気抵抗素子21がFG磁化パターンに応答した出力
をするので,回転板24の回転状態を検出することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した回転板24の回転検出機構は組立て加工作業が
厄介であり,部品価格も高くなるという問題がある。以
下詳述する。
磁気抵抗素子21を固定ブロック台座201にアセンブリ
として一体化しているが,アセンブリにするのに加工と
その費用がかかる。また磁気抵抗素子21を固定し,FG磁
化部27に所定の間隔を隔てて対向させるために磁気抵抗
素子21の位置調整を行うように構成するため,磁気抵抗
素子固定ブロック20の価格が高くなる。
またモータアセンブリとして使用する場合,磁気抵抗
素子固定ブロック20をプリント基板25に固定するために
固定ブロック台座201のねじ穴202にねじ23を通して固定
するが,ねじ取付け工程が必要となり加工費用がかさ
む。さらにねじ穴202にねじ23を固定する場合ねじロッ
クなど取りつけなければならない。
さらに,磁気抵抗素子21から4本のリード線22をプリ
ント基板25に半田づけする工程が必要となる。
これらの工程はVTR装置などの用いられる部品の価格
がより低価格が求められている状況において,特に問題
となる。
以上述べた問題はキャプスタンモータに限らず他のモ
ータにおいても上記同様の問題が発生している。
したがって,本発明は加工工程が簡略化でき,低価格
になるモータの回転検出機構を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するため,本発明においては,磁気検
出手段をホルダを介してプリント基板などの固定部材に
ワンタッチ操作で装着し,この装着によって磁気検出手
段の電気接続部が固定部材の電気接続部に自動的に接続
されるようにする。これに応じて,磁化部の形成位置を
回転部材の端面にする。
すなわち,本発明によれば,回転軸と直交する方向に
延びる平坦部と、該平坦部から屈曲して上記回転軸の周
りに筒状に形成された周縁部と、上記平坦部に上記回転
軸の周囲に沿って配設された複数の第1の磁石とを有
し、上記回転軸に軸支された回転筒と、上記回転筒の平
坦部と対向している第2平坦部と、上記第2平坦部の上
記第1の磁石と対向する位置に配設された複数の第2の
磁石とを有する固定された基板と、上記回転筒の周縁部
に装着され、上記回転筒の回転位置を示すため所定の間
隔で交互に周波数発生手段が上記基板と対向する位置に
配設された周波数発生磁化端面を有する周波数発生磁化
部と、上記周波数発生磁化部の上記周波数発生磁化端面
と対向する上記基板の位置に、取り付け向きを規定する
ように穿孔されているホルダ孔と、上記ホルダ孔に嵌入
された脚部と電気接続部とを有するホルダと、電気端子
が上記ホルダの電気接続部と接触して上記ホルダに搭載
され、前記周波数発生磁化部の回転を検出する磁気検出
手段とを有するモータが提供される。
〔作用〕
回転筒および回転軸は、第1の磁石と第2の磁石との
相互作用により、基板に対して回転する。
ホルダが固定部材である基板の穴に脚部を貫通させる
ことにより基板に固定されるとともに,嵌入される磁気
検出手段の位置を規定する。ホルダが基板に固定された
後,ホルダに磁気検出手段が嵌入される。この嵌入によ
り,磁気検出手段の電気接続部がホルダの電気接続部に
当接し,たとえば,クリーム半田,ばねなどにより自動
的に電気的接続が確立される。
周波数発生磁化部が上記嵌入された磁気検出手段の対
向する回転筒の端面に形成されているから,装着された
磁気検出手段が回転筒の回転位置を検出できる。
なお,磁気検出手段と磁化部との間隔調整は,基板と
回転筒を軸支している回転軸の軸方向に,回転筒を移動
させることにより行う。
〔実施例〕
第1図〜第4図に本発明のモータの実施例してキャプ
スタンモータを図解している。第1図はキャプスタンモ
ータの部分断面図,第2図は第1図の磁気抵抗素子ホル
ダ12および磁気抵抗素子14の拡大図,第3図は第1図の
FG磁化部11の端面部のFG磁化パターンの部分図,第4図
は第1図のプリント基板5に磁気抵抗素子ホルダ12を装
着し,さらに磁気抵抗素子14を磁気抵抗素子ホルダ12に
嵌入する組立過程を示す図である。
第1図のキャプスタンモータは,回転軸1,この回転軸
1に回転板固定ブロック7を介して固定された回転板8,
軸受3およびプリント基板固定ブロック2を介して回転
軸1に軸支されたプリント基板5を有している。回転部
材としての回転板8は固定部材としてのプリント基板5
に対向して配設されている。回転板8には永久磁石10が
設けられており,プリント基板5には永久磁石10に対向
する位置に電磁石6が設けられている。したがって,こ
れら永久磁石10と電磁石6の磁力で回転軸1に固定され
た回転板8がプリント基板5に対して回転する。
回転板8の回転を検出するため,回転板8の側面およ
び下部端面にわたって周波数発生(FG)磁化部11が設け
られている。FG磁化部11はFG磁化部側面11aとFG磁化部
端面11bとからなり,FG磁化部端面11bは第3図に示すよ
うに,所定の間隔でS磁極とN磁極が交互に形成されて
いる。この間隔は磁気抵抗素子14の検出精度などによっ
て規定されている。
FG磁化部端面11bの下部にFG磁化部端面11bの回転中心
R−R′に検出部が位置するように磁気抵抗素子14が磁
気抵抗素子ホルダ12を介してプリント基板5に装着され
ている。
以下,第1図のキャプスタンモータの組立について述
べる。
回転板8に永久磁石10,FG磁化部11が装着され,回転
板8が回転板固定ブロック7を介して回転軸1に固定さ
れる。
一方,プリント基板5に電磁石6と磁気抵抗素子12が
固定される。磁気抵抗素子ホルダ12のプリント基板5へ
の装着は,第4図に示すように,プリント基板5の穴
(図示せず)に磁気抵抗素子ホルダ12の脚126〜128を貫
通させ,必要に応じて,接着剤を用いて貫通された脚12
6〜128をプリント基板5の裏面から固定する。この実施
例においては,磁気抵抗素子ホルダ12の装着方向の誤り
を防止するため方向性をもった3本の脚126〜128を使用
している。磁気抵抗素子ホルダ12がプリント基板5に固
定された後,磁気抵抗素子ホルダ12の内部に磁気抵抗素
子14を嵌入する。このため,磁気抵抗素子ホルダ12の内
部には磁気抵抗素子14を嵌入させる内部突起121〜124が
形成されている。
磁気抵抗素子14が磁気抵抗素子ホルダ12に嵌入された
とき,磁気抵抗素子14の下面がプリント基板5に当接す
る。磁気抵抗素子14の4隅には電気端子部141〜144が設
けられており,またこれら電気端子部141〜144が当接す
るプリント基板5の部分には電気接続パターンが形成さ
れている。さらにこの電気接続パターンには,磁気抵抗
素子14の嵌入に先立って,クリーム半田などのろうづけ
剤が塗布されている。したがって,プリント基板5の固
定された磁気抵抗素子ホルダ12の内部突起121〜124に磁
気抵抗素子14を嵌入させ,磁気抵抗素子14をプリント基
板5に当接するまで押し込むと,半田づけによって電気
端子部141〜144のプリント基板5の電気接続パターンへ
の電気的接続も確立される。すなわち,従来のようなリ
ード線の引き回し,リード線の半田づけ作業を行わない
でも,磁気抵抗素子14を磁気抵抗素子ホルダ12に嵌入押
圧するだけで,磁気抵抗素子14のプリント基板5に対す
る電気的接続が確立する。
磁気抵抗素子ホルダ12の脚126〜128を貫通させるプリ
ント基板5の穴は,磁気抵抗素子ホルダ12が固定され,
磁気抵抗素子14が磁気抵抗素子ホルダ12に嵌入されたと
き,第2図および第3図に示すように,磁気抵抗素子14
の検出部中心がFG磁化部端面11bの観点中心R−R′に
合致するように穿孔されている。したがって,プリント
基板5に磁気抵抗素子ホルダ12を固定し,磁気抵抗素子
ホルダ12に磁気抵抗素子14を嵌入させた後,プリント基
板5をプリント基板固定ブロック2および軸受3を介し
て回転軸1に装着させてキャプスタンモータとして組み
立てると,磁気抵抗素子14の検出中心がFG磁化部端面11
bの回転中心R−R′に一致する。このように,FG磁化部
端面11bと磁気抵抗素子14の対向面合わせが,上記組立
作業のみでよい。
FG磁化部端面11bと磁気抵抗素子14との間隔t(第1
図)の調整は,回転軸1に回転自在に軸支されたプリン
ト基板5を回転軸1に沿って上下させることにより行
う。この作業は従来においても第5図の回転板24とプリ
ント基板25との間隔調整が行われており,特に新たな調
整作業でいない。
上述したように,調整作業は従来と同様の軸方向間隔
合わせのみである。また,上記組立にあたって,リード
線布線作業,半田づけ作業,ねじどめ作業などの加工が
不要である。
本発明の実施に際しては,種々の変形形態をとること
ができる。
たとえば,磁気抵抗素子14の電気端子部141〜144は4
隅でなく,任意の部位に設けることができ,特に,プリ
ント基板5の配線パターンに適応させた任意に位置に設
けることができる。磁気抵抗素子14の磁気抵抗素子本体
部140の形状も適宜形成できる。
また,磁気抵抗素子ホルダ12の形状についても,種々
の変形形態をとることができる。たとえば,脚126〜128
は3本に限らず2本または4本にしてもよい。また,内
部突起121〜124の形状も上記例に限定されない。
磁気抵抗素子14の電気端子部141〜144とプリント基板
5の電気接続パターンとの接続は,上述したクリーム半
田づけに限らず,他の方法,たとえば,プリント基板5
側の電気接続パターンを弾力性を示すバネ材を用い磁気
抵抗素子14が磁気抵抗素子ホルダ12の内部突起121〜124
に嵌入されたときそのバネ性で電気端子部141〜144と電
気的接触を形成するようにしてもよい。
本発明の磁気検出手段としては,上述した磁気抵抗素
子に限らず,他の磁気的検出手段,たとえば,ホール素
子などを用いてもよい。
以上,本発明の実施例としてキャプスタンモータにつ
いて例示したが,本発明は上記キャプスタンモータ同様
の他の種々のモータに適用可能である。
〔発明の効果〕
以上に述べたように,本発明によれば,それぞれのモ
ータの組立作業がワンタッチ操作であるから作業が非常
に簡単であり短時間で組立できる。特に,本発明はモー
タの自動組立に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のVTR装置用キャプスタンモ
ータの部分断面図, 第2図は第1図のキャプスタンモータのプリント基板に
装着されるホルダとこのホルダに収容された磁気抵抗素
子の斜視図, 第3図は第1図のFG磁化パターンの部分図, 第4図はホルダおよび磁気抵抗素子を装着する手順を示
す図, 第5図は従来のキャプスタンモータの部分切り欠き平面
図, 第6図は第5図の磁気抵抗素子とこの磁気抵抗素子を固
定するブロックの斜視図である。 (符号の説明) 1……回転軸, 2……プリント基板固定ブロック, 3……軸受, 5……プリント基板, 6……電磁石, 7……回転板固定ブロック, 8……回転板, 10……永久磁石, 11……FG磁化部, 11a……FG磁化部側面, 11b……FG磁化部端面, 12……磁気抵抗素子ホルダ, 14……磁気抵抗素子, 121〜124……ホルダ内部突起, 126〜128……脚, 140……磁気抵抗素子本体部, 141〜144……電気端子部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と直交する方向に延びる平坦部と、
    該平坦部から屈曲して上記回転軸の周りに筒状に形成さ
    れた周縁部と、上記平坦部に上記回転軸の周囲に沿って
    配設された複数の第1の磁石とを有し、上記回転軸に軸
    支された回転筒と、 上記回転筒の平坦部と対向している第2平坦部と、上記
    第2平坦部の上記第1の磁石と対向する位置に配設され
    た複数の第2の磁石とを有する固定された基板と、 上記回転筒の周縁部に装着され、上記回転筒の回転位置
    を示すため所定の間隔で交互に周波数発生手段が上記基
    板と対向する位置に配設された周波数発生磁化端面を有
    する周波数発生磁化部と、 上記周波数発生磁化部の上記周波数発生磁化端面と対向
    する上記基板の位置に、取り付け向きを規定するように
    穿孔されているホルダ孔と、 上記ホルダ孔に嵌入された脚部と電気接続部とを有する
    ホルダと、 電気端子が上記ホルダの電気接続部と接触して上記ホル
    ダに搭載され、前記周波数発生磁化部の回転を検出する
    磁気検出手段と を有するモータ。
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