JP2504967Y2 - キャプスタンモ―タ - Google Patents

キャプスタンモ―タ

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Publication number
JP2504967Y2
JP2504967Y2 JP1614691U JP1614691U JP2504967Y2 JP 2504967 Y2 JP2504967 Y2 JP 2504967Y2 JP 1614691 U JP1614691 U JP 1614691U JP 1614691 U JP1614691 U JP 1614691U JP 2504967 Y2 JP2504967 Y2 JP 2504967Y2
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JP
Japan
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wiring board
stator yoke
rotor
sensor
board
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1614691U
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JPH04101929U (ja
Inventor
学 藤田
秀幸 松原
靖久 長
仁 長谷川
真人 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2504967Y2 publication Critical patent/JP2504967Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はDAT(ディジタルオー
ディオテープレコーダ)やVTR等のオーディオ機器に
使用されるキャプスタンモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図4,図5を参照してDAT用のキャプ
スタンモータについて説明する。ステータヨーク10は
中心に穴10−1を有し、このステータヨーク10の一
面には穴10−1と同形状の穴11−1を有する配線基
板11が接着剤等で固着されている。配線基板11はフ
レキシブル基板に所定の配線パターンを形成してつくら
れる。配線基板11の穴11−1の周囲にはステータを
構成するための複数のコイル12が実装されている。ス
テータヨーク10の他面には、後述するロータの回転軸
を支持するための軸受ハウジング13がねじ止めにより
取り付けられている。図4ではロータを取り外して示し
ている。ロータ14は、その回転軸14−1を穴11−
1,10−1を通して軸受ハウジング13の軸受部13
−1にセットすることにより、ステータからの磁束を受
けて回転可能にステータヨーク10に組み合わされてい
る。ロータ14の外周には磁石(図示せず)が埋設され
ており、回転に伴う磁石の通過位置に対向するように回
転数検出のためのセンサ15が設置されている。このセ
ンサ15はフレシキブル基板16に実装され、センサ1
5と配線基板11の所定箇所との間をフレシキブル基板
16に形成した導電パターンで接続するようにしてい
る。フレシキブル基板16はステータヨーク10上にね
じ止めにより設置されたセンサホルダ17に取り付けら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】さて、フレキシブル基
板16は、センサ15をロータ14の外周に対向させる
ためにセンサ15を有する基板面をステータヨーク10
の面に対して垂直に配置し、配線基板11の所定箇所の
配線パターンと導電パターンの終端部との間を半田付け
接続するために半田付けを行う基板面をステータヨーク
10の面に対して平行に配置しなければならない。この
ため、フレキシブル基板16はその途中で90°折り曲
げられた状態にされている。ところが、フレキシブル基
板16はそのセンサ15側をセンサホルダ17に取り付
けてからセンサホルダ17をステータヨーク10に設置
し、その後導電パターンの終端部を配線基板11の所定
箇所18に半田付けする。このため、半田付け作業はフ
レキシブル基板16を折り曲げた状態で行わなければな
らない。これは配線基板11の所定箇所18に対する導
電パターンの位置ずれを生じ易く、位置ずれを修正しな
がらの半田付け作業は非常に面倒であり、組み立て作業
時間を長びかせるという問題点がある。このような問題
点に鑑み、本考案の課題は、ステータヨーク側の配線基
板と回転センサを実装したフレキシブル基板との間の半
田付け作業を容易かつ確実に行うことができるようにす
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、配線基
板とステータとを実装したステータヨークに、ロータを
回転可能に組み合わせ、前記ステータヨークにはまた、
前記ロータの外周に近接した位置に、前記ロータの回転
検出用のセンサ及び該センサと前記配線基板上の配線パ
ターンとを接続する導電パターンを有するフレキシブル
基板を実装したキャプスタンモータにおいて、前記ステ
ータヨーク,前記配線基板及び前記フレキシブル基板に
はそれぞれ、互いに重なり合う箇所で位置決めを行うた
めの穴を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】このような構造とすることにより、配線基板の
配線パターンに対してフレキシブル基板の導電パターン
を半田付け接続する場合には、ステータヨーク,配線基
板,フレキシブル基板をそれぞれの穴が一致するように
重ね合わせたうえで穴にピン等を差し込むことにより、
配線基板に対するフレキシブル基板の位置ずれを防いだ
状態で半田付け作業を行うことができる。
【0006】
【実施例】図1〜図3を参照して本考案の実施例につい
て説明する。本考案においては、図1に示すように、フ
レキシブル基板16のうち配線基板11(図3)と重な
り合う面に少なくとも1つの穴16aを設け、ステータ
ヨーク10及び配線基板11において穴16aに対応す
る位置にもそれぞれ同じ大きさの穴10a,11aを設
ける。このようにすることで、図2に示すステータヨー
ク10上に配線基板11を固着する際には、それぞれに
設けられた穴10a,11aを合わせてそこにピン等を
差し込むことで両者の位置ずれを無くす。固着が終了し
たらピンは引き抜く。次に、フレキシブル基板16を固
着したセンサホルダ17(図4参照)をステータヨーク
10に取り付ける。この後、フレキシブル基板16を9
0度折り曲げた状態で穴16aを配線基板11の穴11
aに合わせてそこにピン等を差し込むことで両者の位置
ずれを無くし、配線基板11の配線パターンとフレキシ
ブル基板16の導電パターンの終端半田付け部16bと
の半田付け作業を行う。半田付け作業が終了したらピン
は引き抜く。なお、半田付け箇所が図示のように複数に
なる場合には、穴はこれらの半田付け箇所を間にした2
個所(ステータヨーク10,配線基板11も2個所)に
設ける(2つの目の穴を破線で示す)のが好ましいこと
は言うまでも無い。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によればス
テータヨーク、これに実装される配線基板及びロータの
回転センサ実装用のフレキシブル基板の互いに重なり合
って対向する位置に穴を設けて位置合わせ時の位置決め
に利用できるようにしたことにより、配線基板の配線パ
ターンに対するフレキシブル基板の導電パターンの半田
付け接続作業を容易かつ確実に短時間で行うことがで
き、組み立て時の作業工数,時間の短縮化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用されるフレキシブル基板を示した
図(導電パターンは図示省略)である。
【図2】本考案に使用されるステータヨークを示した図
である。
【図3】本考案に使用される配線基板を示した図(配線
パターンは図示省略)である。
【図4】本考案が適用されるキャプスタンモータを、ロ
ータを取り外した状態で見た平面図である。
【図5】図4に示されたキャプスタンモータを、ロータ
を装着した状態で図4の矢印方向から見た図である。
【符号の説明】
10 ステータヨーク 11 配線基板 12 コイル 13 軸受ハウジング 14 ロータ 15 回転数検出用のセンサ 16 フレキシブル基板 17 センサホルダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板とステータとを実装したステー
    タヨークに、ロータを回転可能に組み合わせ、前記ステ
    ータヨークにはまた、前記ロータの外周に近接した位置
    に、前記ロータの回転検出用のセンサ及び該センサと前
    記配線基板上の配線パターンとを接続する導電パターン
    を有するフレキシブル基板を実装したキャプスタンモー
    タにおいて、前記ステータヨーク,前記配線基板及び前
    記フレキシブル基板にはそれぞれ、互いに重なり合う箇
    所で位置決めを行うための穴を設けたことを特徴とする
    キャプスタンモータ。
JP1614691U 1991-01-31 1991-01-31 キャプスタンモ―タ Expired - Lifetime JP2504967Y2 (ja)

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JPH04101929U JPH04101929U (ja) 1992-09-02
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Effective date: 19960319