JP2514539Y2 - キャプスタンモータ - Google Patents

キャプスタンモータ

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JP2514539Y2
JP2514539Y2 JP1614791U JP1614791U JP2514539Y2 JP 2514539 Y2 JP2514539 Y2 JP 2514539Y2 JP 1614791 U JP1614791 U JP 1614791U JP 1614791 U JP1614791 U JP 1614791U JP 2514539 Y2 JP2514539 Y2 JP 2514539Y2
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stator yoke
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stud
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学 藤田
秀幸 松原
靖久 長
仁 長谷川
真人 平松
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はDAT(ディジタルオー
ディオテープレコーダ)やVTR等のオーディオ機器に
使用されるキャプスタンモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図2、図3を参照してDAT用のキャプ
スタンモータについて説明する。ステータヨーク10は
中心に穴10−1を有し、このステータヨーク10の一
方の面には穴10−1と同形状の穴11−1を有する配
線基板11が接着剤等で固着されている。配線基板11
はフレキシブル基板に所定の配線パターンを形成してつ
くられる配線基板11の穴11−1の周囲にはステータ
を構成するための複数のコイル12が実装されている。
ステータヨーク10の他面には、後述するロータの回転
軸を支持するための軸受ハウジング13がねじ止めによ
り取り付けられている。図2ではロータを取り外して示
している。ロータ14は、その回転軸14−1を穴11
−1,10−1を通して軸受ハウジング13の軸受部1
3−1にセットすることにより、ステータからの磁束を
受けて回転可能にステータヨーク10に組み合わされて
いる。ロータ14の外周には磁石(図示せず)が埋設さ
れており、回転に伴う磁石の通過位置に対向するように
回転数検出のためのセンサ15が設置されている。この
センサ15はフレキシブル基板16に実装され、センサ
15と配線基板11の所定箇所との間をフレキシブル基
板16に形成した導電パターンで接続するようにしてい
る。フレキシブル基板16はステータヨーク10上にね
じ止めにより設置されたセンサホルダ17に取り付けら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図4はセンサホルダ1
7のねじ止め構造を示す。センサホルダ17にはねじ挿
通用の穴17aを設け、この穴17aに対応したステー
タヨーク10にもねじ挿通用の穴10aを設けている。
このようにして、センサホルダ17側から挿入したねじ
18の先端部をステータヨーク10の他方の面側に突出
させ、この先端部にナット19を装着して締め付けを行
うことでセンサホルダ17がステータヨーク10の一方
の面に固着される。ところで、ステータヨーク10の他
方の面側には、キャプスタンモータ以外の構成要素が複
雑に組み合わされることから、軸受ハウジング13を除
いてできるだけ突出部の無いことが、装置全体をコンパ
クト化するうえで望ましい。また、ねじ18を挿通する
に際しての穴10aと穴17aとの位置合わせもこれら
が小さいが故に容易とは言えないし、ねじ18にナット
19を装着する作業も面倒である。このような問題点に
鑑み、本考案の課題はステータヨークの一方の面にセン
サホルダを取り付けるに際してステータヨークの他方の
面からの突出部をできるだけ小さくすることができるよ
うにすることにある。本考案はまたセンサホルダの取り
付け作業をできるだけ簡略化できるようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、一方の面に配
線基板とステータとを実装したステータヨークに、ロー
タを回転可能に組み合わせ、前記ステータヨークにはま
た、前記ロータの回転数検出用のセンサを前記ステータ
ヨークの前記一方の面にねじ止めされたセンサホルダを
介して設置したキャプスタンモータにおいて、前記ステ
ータヨークにおける前記センサホルダのねじ止め位置
に、ねじ穴を有するスタッドを前記ステータヨークの他
方の面からのかしめにより固着し、前記センサホルダに
は前記スタッドを収容可能な凹部を設けると共に、該凹
部に対応した位置にねじ挿通用の穴を設けることによ
り、ねじを前記ねじ挿通用の穴を通して前記スタッドの
ねじ穴に螺入することで前記センサホルダのねじ止めを
行うようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】このような構造とすることにより、スタッドは
ステータヨークの他方の面におけるかしめによりステー
タヨークの一方の面に取り付けられ、ステータヨークの
他方の面における突出部はかしめ部分のみとなる。ま
た、ステータヨークに固着されたスタッドに対してセン
サホルダの凹部を合わせることで、センサホルダの穴と
ステータヨークとの位置合わせがなされる。
【0006】
【実施例】図1を参照して本考案の実施例について説明
する。図1において、ステータヨーク10の一方の面
(配線基板11の実装面)には、スタッド20がステー
タヨーク10の他方の面からのかしめにより固着されて
いる。スタッド20には、ねじ18螺入用のねじ穴20
−1が設けられている。センサホルダ17には、スタッ
ド20を収容可能な凹部17−1が設けられ、この凹部
17−1に対応した位置にはねじ挿通用の穴17−2が
設けられている。ねじ18のねじ部はステータヨーク1
0から突出しない程度の長さにされる。このようにする
ことで、図4の従来構造ではステータヨーク10からの
突出長は1〜1.5mmであるのに対し、本考案によれば
かしめ部分の突出長は0.3mm程度で済む。穴17−2
は、ねじ18のねじ部の径より大きい、例えば楕円形状
にされ、凹部17−1の大きさもスタッド20よりやや
大きめにされる。このようにして、スタッド20に対し
てセンサホルダ17の凹部17−1を合わせた後、セン
サ15(図2)の位置微調整のためにセンサホルダ17
の位置調整を行なってから、ねじ18による締め付け固
定を行うことができる。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ス
テータヨークの一方の面に対するセンサホルダの取り付
けをステータヨークにかしめにより取り付けたスタッド
を介して行うようにしたことにより、ステータヨークの
他方の面への突出長を小さくすることができ、ステータ
ヨークの他方の面におけるスペース活用を図ることがで
きる。また、スタッドに対してセンサホルダの凹部を合
わせるだけでセンサホルダのねじ止め用の穴とステータ
ヨークの穴、言い換えればスタッドのねじ穴の位置合わ
せがなされ、ナットを使用しないのでねじ止め作業も容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるセンサホルダのねじ止め構造を示
した断面図である。
【図2】本考案が適用されるキャプスタンモータを、ロ
ータを取り外した状態で見た平面図である。
【図3】図2に示されたキャプスタンモータを、ロータ
を装着した状態で図2の矢印方向から見た図である。
【図4】従来のセンサホルダのねじ止め構造を示した断
面図である。
【符号の説明】
10 ステータヨーク 11 配線基板 12 コイル 13 軸受ハウジング 14 ロータ 15 回転数検出用のセンサ 16 フレキシブル基板 17 センサホルダ 18 ねじ 19 ナット 20 スタッド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に配線基板とステータとを実装
    したステータヨークに、ロータを回転可能に組み合わ
    せ、前記ステータヨークにはまた、前記ロータの回転数
    検出用のセンサを、前記ステータヨークの前記一方の面
    にねじ止めされたセンサホルダを介して設置したキャプ
    スタンモータにおいて、前記ステータヨークにおける前
    記センサホルダのねじ止め位置に、ねじ穴を有するスタ
    ッドを前記ステータヨークの他方の面からのかしめによ
    り固着し、前記センサホルダには前記スタッドを収容可
    能な凹部を設けると共に、該凹部に対応した位置にねじ
    挿通用の穴を設けることにより、ねじを前記ねじ挿通用
    の穴を通して前記スタッドのねじ穴に螺入することで前
    記センサホルダのねじ止めを行うようにしたことを特徴
    とするキャプスタンモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャプスタンモータにお
    いて、前記センサホルダのねじ挿通用の穴を、ねじ径よ
    りやや大きくしたことを特徴とするキャプスタンモー
    タ。
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