JP3337594B2 - アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法 - Google Patents

アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法

Info

Publication number
JP3337594B2
JP3337594B2 JP18152695A JP18152695A JP3337594B2 JP 3337594 B2 JP3337594 B2 JP 3337594B2 JP 18152695 A JP18152695 A JP 18152695A JP 18152695 A JP18152695 A JP 18152695A JP 3337594 B2 JP3337594 B2 JP 3337594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bobbin
coil
wiring board
outer rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18152695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0937534A (ja
Inventor
晋武 松下
尚史 由倉
克敏 鈴木
正明 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP18152695A priority Critical patent/JP3337594B2/ja
Publication of JPH0937534A publication Critical patent/JPH0937534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3337594B2 publication Critical patent/JP3337594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルを巻回した
ボビンを固定子の突極部に挿入した構成を有するアウタ
ーロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータの固
定子構造およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパソコンの補助記憶装置として使
用されるフロッピーディスクドライバには、フロッピー
ディスクを駆動するために扁平に形成されたアウターロ
ータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータが使用さ
れている。この種のアウターロータ型ラジアルフラット
ブラシレスDCモータは、固定子の突極が回転軸を中心
にして放射方向に突出しており、その先端には、回転子
磁石と対向し、かつ回転子磁石の回転方向に極歯が伸び
て、T字形をしているため、固定子コイルの巻回部を細
く形成することはできるが、固定子の突極にボビンを挿
入することができないので、各固定子の突極に直接巻線
を施しているため、この作業に多くの工数を要してい
た。また、巻線時に1スロットでも不良が出ると、固定
子構造全体が不良となってしまうため、歩留りを低下さ
せる要因として大きなものとなっていた。
【0003】上記の不都合を避けるため、固定子の突極
先端から極歯を除き、該突極を棒状に形成し、ボビンに
コイルを別工程で巻線して固定子コイルを作成した上
で、この固定子コイルのボビンを固定子の各突極に挿入
実装する方法を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】モータの製作工数を
みると、巻線工程を含む固定子構造の組立が最も時間を
要するものであり、合理化を必要としている。特に各突
極に挿入されたボビンに巻回されたコイルの配線には多
くの手間を要する。すなわち、従来では図9に示すよう
に、ヨーク部101から放射方向に突出した突極102
にボビン103を嵌め込む。このボビン103にはコイ
ル104が巻回されており、該コイル104の端末はボ
ビン103の根元に立設した突起105に絡めた後、ボ
ビンの鍔部106を貫通してこれに立設される端子棒1
07の根元に半田付け108される。半田付けを終了し
たボビン103はそれぞれ突極102に嵌合される。
【0005】その後、ボビン103の根元にリング状で
平板状のプリント基板109を載置し、これに開けられ
た穴110にボビン103の鍔部106から立設する端
子棒107の先端を挿通し、プリント基板109に設け
られたプリント配線111に半田付けし、これらプリン
ト配線111により各コイル104はたとえばスター結
線され、該プリント基板109からは外部への配線用の
引き出し線112が導出される。このように構成された
固定子組立体は軟鉄板上を絶縁皮膜で覆い、その上にプ
リント配線やモータの駆動に要する電子部品などを搭載
した基板に固定される。図10は組立を終わったフロッ
ピーディスクを駆動するために扁平に形成されたアウタ
ーロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータの断
面図である。図10において、121はフロッピーディ
スク駆動装置を構成する基板であり、鉄などの強磁性体
からなっている。該基板121には複数個の孔122が
穿たれ、この孔122を取付部として合成樹脂製の固定
基台123が射出成型により固定されている。固定基台
123の中央には円筒状の軸受筒124が固定されてい
る。該軸受筒124の底部には、後に述べる軸受の底面
を支えるピボット125が設けられている。127は回
転子を構成するとともにフロッピーディスクを回転する
回転円板であり、薄い円形の皿状を呈している。回転円
板127の外周128の内側にはリング状の永久磁石か
らなる回転磁極129が固定されている。また外周12
8の下部には、回転円板127の回転速度を検出する速
度検出用永久磁石130が固定されている。前記永久磁
石からなる回転磁極129はプラスチックマグネット製
であって、リング状を呈している。回転磁極129に
は、着磁により複数個の永久磁石が形成されている。こ
れ等永久磁石は回転磁極129の直径方向に着磁されて
おり、これ等の磁極方向は相隣なる同士反転している。
なお回転磁極129を含む回転円板127組立体はロー
タ126を構成する。
【0006】回転円板127の中心部には金属製の回転
軸取付板131が固定されており、該回転軸取付板13
1の中心には、回転軸132が固着されている。回転軸
132は円筒状の軸受筒124に回転自在に軸承されて
いる。回転円板127には133が明けられており、こ
こからフロッピーデイスクと嵌合するドライブピン13
4が突出している。
【0007】上述の従来装置は、固定磁極を組立てるま
でに、各ボビンに対して端子棒107への2箇所の半田
付けと、各ボビンを突極102に差し込んだ後、プリン
ト基板109への端子棒107の半田付と2回の半田付
け行程を必要とする。またこの行程を一度の半田付け作
業で行うことができない。しかも、各ボビンの鍔部10
6には端子棒107を埋め込まなければならず、ボビン
の加工費が嵩む。加えて、端子棒107には、下部でコ
イル端末を半田付けし、上部でプリント基板と半田付け
しなければならないので、これを短く構成することがで
きないので、固定子構造の厚みを減ずることが困難であ
る。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は上述のような
不都合を解消しようとするものであり、その目的は、扁
平に形成されたアウターロータ型ラジアルフラットブラ
シレスDCモータにおいて、固定子磁極構造を可及的に
薄くしかも構成を簡単に形成することができ、かつ製造
行程を従来品よりも大幅に短縮できるような構造と製法
を提供しようとするものである。
【0009】このような発明の目的を達成するために、
本願の請求項1に係る発明は、磁性体からなる固定子の
突極部に、該突極部毎に巻線を施したボビンを挿入した
アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモー
タの固定子構造において、該固定子を装着する基板と、
キー溝を具えた円孔をもち各該突極部と一体化したリン
グ状のヨーク部と、各固定子コイルを接続する配線と、
該固定子コイルの導線を半田付けするパットを所定の位
置に有し、中央部に位置する中央孔と該中央孔の周縁に
キー溝をもつ円盤状のコイル配線板と、該コイル配線板
と該ヨーク部を互いのキー溝同士を位置合わせして該ヨ
ーク部の上に該コイル配線板を重ね合わせた積層構造と
し、中央部に中空状の突極部挿通孔をもち該固定子コイ
ルを巻線する胴体部と、該胴体部の一方端には鍔部、他
方端は鍔部と該他方端の鍔部の上端には該胴体部と反対
方向に位置する腕部と、該腕部の両側に伸びる導線固定
子腕と上向きに伸びる導線を絡める柱とをもつ導線保持
部、及び該他方端の鍔部の下端には該基板との位置決め
突起をもつ位置決め腕とを具えたボビンに巻線した固定
子コイルを具備し、該積層構造を各該ボビンの該導線保
持部と該位置決め腕で挟み付けた状態で、該ボビンの胴
体部に巻線された該固定子コイルからの導線が該導線固
定腕の下側に配線され、該コイル配線板の該導線に対応
するパットと半田接続されていることを特徴とするアウ
ターロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータの
固定子構造を提供する。
【0010】本願の請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明に加えて、上記ボビンの他方端の鍔部に切り込
みを設けたことを特徴とするアウターロータ型ラジアル
フラットブラシレスDCモータの固定子構造を提供す
る。本願の請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明
に加えて、上記コイル配線板は、薄板状に形成され各固
定子コイルを接続する配線と該固定子コイルの端部を半
田付けするパットを所定の位置に有していることを特徴
とするアウターロータ型ラジアルフラットブラシレスD
Cモータの固定子構造を提供する。本願の請求項4に係
る発明は、請求項1に係る発明に加えて、上記コイル配
線板は、ヨークの上面に設けた絶縁皮膜の面上に被着形
成され各固定子コイルを接続する配線と該固定子コイル
の端部を半田付けするパットを所定位置に有しているこ
とを特徴とするアウターロータ型ラジアルフラットブラ
シレスDCモータの固定子構造を提供する。本願の請求
項5に係る発明は、請求項1に係る発明に加えて、前記
導線を覆う絶縁皮膜は加熱処理により溶解する絶縁皮膜
であることを特徴とするアウターロータ型ラジアルフラ
ットブラシレスDCモータの固定子構造を提供する。
【0011】本願の請求項6に係る発明は、磁性体から
なる固定子の突極部に該突極部毎に巻線を施したボビン
を挿入したアウターロータ型ラジアルブラシレスDCモ
ータの固定子の製造方法において、ボビンにボビンの導
入保持部の導線からげ用柱を用いて巻線する工程と、コ
イル配線板と、該突極部と一体化した該ヨーク部とを互
いのキー溝を位置合わせして、該突極部と一体化した該
ヨーク部の上に該コイル配線板を重ね合わせた積層構造
を形成する工程と、該積層構造と該コイル配線板の上に
配した該固定子コイルからの導線とを該ボビンの導線固
定腕と位置決め腕で挟み付けた状態になるようボビンを
該突極部に挿入する工程と、該ボビンの導線固定腕の下
面に配置された該導線を該コイル配線板の接続パット近
傍に位置させる工程と、該接続パット近傍を局部加熱し
て接続パットに導線を半田付けする工程と、を含むこと
を特徴とするアウターロータ型ラジアルフラットブラシ
レスDCモータの固定子の製造方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】ヨークの上面にコイル配線板を形
成したヨークから放射方向に突出する突極に対して、導
線を巻回したボビンを挿入する。突極にボビンを挿入し
た際に、ボビンの導線固定腕の下面に這わせた導線をコ
イル配線板の接続パッド近傍に位置させる。前記接続パ
ッド近傍を局部加熱して接続パッドに導線を半田付けす
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について、図面を用いて詳
細に説明する。図1は本発明に係る扁平に形成されたア
ウターロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータ
のボビンを示す側断面図であり、図2はその上面図、図
3はその底面図である。図1において、ボビン1は中央
部に断面四角形で四角筒状の胴体部2を有する。該胴体
部2の中央部は断面四角形で中空状の突極挿通孔3が開
けられている。胴体部2の一方端には鍔部4が設けられ
ている。胴体部2の他方端上側には、コイルの端末を絡
める導線保持部5が形成されている。該導線保持部5
は、腕部6から上向き方向に伸びる導線絡め柱7が伸び
ている。
【0014】図2から明らかなように、腕部6の両側面
には導線固定腕8、8が水平方向に伸びている。これら
導線固定腕8の先端には導線が挟みこまれる小さな凹み
9、9が形成されている。図1及び図3から明らかなよ
うに、胴体部2の下側には、位置決め腕10が設けられ
ており、この位置決め腕10の下面には、位置決め突起
11が設けられている。胴体部2の他方端には鍔12が
形成され、その上側両サイドには導線を挟み込む切込み
13が形成されている。
【0015】このボビン1に導線を巻回する行程を説明
する。図4に示すように、巻き始めの導線14の端部1
5を導線絡め柱7の根部に巻き付けた後、その導線14
を導線固定腕8の凹み9に嵌合し、その導線14を導線
固定腕8の下側に廻し、鍔12の切込み13に嵌合す
る。そして、その導線14をボビン1の胴体部2の周り
に巻回してコイル36を巻き上げる。巻き上げられたコ
イル36の終端部は鍔12の他方の切込み13に嵌め込
み、もう一方の導線固定腕8の下側に廻し、凹み9に嵌
合し、導線絡め柱7に絡めてから切断し、コイルの巻き
上げ作業を終了する。この作業において、安全のため導
線14の巻き始め端と巻き終わり端とを導線絡め柱7に
巻回する時に両者を互いに絡めないようにすると良い。
理由として、互いが万が一短絡しないようにするためで
ある。なお、導線14には、ポリウレタンなどの合成樹
脂皮膜が被覆されているので、例え重ね巻きしたとして
も、絶縁が破れて両者が短絡するようなことはまずな
い。
【0016】次に、固定子構造の組立て方法について説
明する。図5に示すように、ヨーク16の周囲から放射
方向に突極17を設けた積層板からなる鉄芯18のヨー
ク16の上に円盤状のコイル配線板19を載置する。こ
の時ヨーク16の中央にあけられた円孔20とコイル配
線板19の中央口21とを位置あわせするとともに円孔
20のキー溝と中央口21の週縁に設けられたキー溝2
2とを位置合わせし、適当な手段をもってコイル配線板
19をヨーク16上に固定しておく。
【0017】コイル配線板19は図6、図7に示すよう
に、底面側即ちヨーク16と接する側にはエポキシグラ
スからなるリング状の絶縁基板23が配設され、その上
には固定子の各コイルを接続するための配線24がプリ
ントされている。配線24を表面に配した絶縁基板23
の上にはレジスト膜25が貼着されている。このレジス
ト膜25には、窓26があけられており、これら窓26
から接続パッド27が表出している。この接続パッド2
7は半田の盛り上がりからなる。
【0018】次に図4に示すように、導線を巻回したボ
ビン1の鍔12側の突極挿通孔3側から突極の該ボビン
1を挿入して行く。この挿入過程で、まず腕部6がヨー
ク16上に載置されているコイル配線板19に乗り上げ
る。次いで導線固定腕8の下側に廻されている導線14
がコイル配線板19に乗り上げ、図8に示すように、腕
部6と位置決め腕10とがヨーク16とコイル配線板1
9の積層構造を挟み付けることになる。この時、導線1
4はコイル配線板19の窓26から突出している接続パ
ッド27の上に位置するか或いはその側面に沿った位置
にある。
【0019】このようにして全ての突極17にコイルを
巻回したボビン1が装着されたならば、接続パッド27
と導線14が接している近傍を、局部的な高周波加熱な
どの方法により加熱し、導線14の絶縁皮膜を熱で部分
的に溶解するとともに、導線14と接続パッド27とを
半田付により電気的・機械的に接続して固定子組立体の
組立を終わる。組立が終了した固定子組立体は、フロッ
ピーディスク駆動装置を構成する基板121の上に載置
し、位置決め腕10の下側に設けた位置決め突起11を
該基板121の位置決め穴に挿入して、位置決め突起1
1の先端を溶融するなど、適当な手段を持って固定子組
立体を基板に固定する。
【0020】上記の実施例は、プリント配線手法を用い
た円盤状のコイル配線板を別設し、これをヨーク上に載
置して腕部6と位置決め腕10とがヨーク16とコイル
配線板19の積層構造を挟み付けるように構成したが、
ヨークの表面に絶縁皮膜を設け、その上面に固定子の各
コイルを接続するための配線24をプリントし、その上
にレジスト膜25を貼着し、このレジスト膜25には、
窓26をあけて、これら窓26から接続パッド27が表
出させるような構成をとることができる。このような構
成をとった場合、モータの厚さを前記実施例のものより
もさらに薄く形成できる。また、このようなコイル配線
板をヨークの表裏両面に形成することもできる。
【0021】本発明は、ブラシレスDCモータにかかわ
らず軟磁性体のコアを使用して突極部を構成する全ての
モータあるいは発電機に流用できることはもちろんであ
り、当然インナーロータ/アウターロータ両タイプにも
応用できることは明らかである。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、扁平に形
成されたアウターロータ型ラジアルフラットブラシレス
DCモータにおいて、ボビンにコイル配線板を固定する
ための端子棒を必要としないから、固定子磁極構造を可
及的に薄くする事ができる。しかもコイルを巻回したボ
ビンを突極に挿入し、局部加熱するだけでコイルとコイ
ル配線板の接続パッドとを半田接続できるので、構成を
簡単に形成することができるとともに、かつ製造行程を
従来品よりも大幅に短縮できるようになった。また、本
発明によれば、アウターロータ型ラジアルフラットブラ
シレスDCモータを組立機械により自動組立することが
できるというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る扁平に形成されたアウタ
ーロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータのボ
ビンを示す側断面図である。
【図2】図2は、本発明に係る扁平に形成されたアウタ
ーロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータのボ
ビンを示す上面図である。
【図3】図3は、本発明に係る扁平に形成されたアウタ
ーロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータのボ
ビンを示す底面図である。
【図4】図4は、ボビンの斜視図である。
【図5】図5は、固定磁極の斜視図である。
【図6】図6は、コイル配線板の斜視図である。
【図7】図7は、コイル配線板の断面図である。
【図8】図8は、ボビンの挿入位置を示す部分断面図で
ある。
【図9】図9は、従来の固定子構造を示す部分斜視図で
ある。
【図10】図10は従来例の断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・ボビン 2・・・・・胴体部 3・・・・・突極挿通孔 4・・・・・鍔部 5・・・・・導線保持部 6・・・・・腕部 7・・・・・導線絡め柱 8・・・・・導線固定腕 9・・・・・凹み 10・・・・・位置決め腕 11・・・・・位置決め突起 12・・・・・鍔 13・・・・・切込み 14・・・・・導線 15・・・・・端部 16・・・・・ヨーク 17・・・・・突極 18・・・・・鉄芯 19・・・・・コイル配線板 20・・・・・円孔 21・・・・・中央口 22・・・・・キー溝 23・・・・・絶縁基板 24・・・・・配線 25・・・・・レジスト膜 26・・・・・窓 27・・・・・接続パッド 36・・・・・コイル 101・・・・・ヨーク部 102・・・・・突極 103・・・・・ボビン 104・・・・・コイル 105・・・・・突起 106・・・・・鍔部 107・・・・・端子棒 108・・・・・半田付け 109・・・・・プリント基板 110・・・・・穴 111・・・・・プリント配線 121・・・・・基板 122・・・・・孔 123・・・・・固定基台 124・・・・・軸受筒 125・・・・・ピボット 126・・・・・ロータ 127・・・・・回転円板 128・・・・・外周 129・・・・・回転磁極 130・・・・・位置検出用永久磁石 131・・・・・回転軸取付板 132・・・・・回転軸 133・・・・・穴 134・・・・・ドライブピン 135・・・・・ばね板 136・・・・・取付基部 137・・・・・アーム部 138・・・・・駆動IC 131・・・・・固定子磁極 143・・・・・突起 144・・・・・ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 正明 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネ ベア株式会社開発技術センタ−内 (56)参考文献 特開 平5−191943(JP,A) 特開 昭62−296733(JP,A) 特開 平7−245897(JP,A) 実開 昭56−15005(JP,U) 実開 昭63−143056(JP,U) 実開 平6−70166(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 3/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体からなる固定子の突極部に、該突極
    部毎に巻線を施したボビンを挿入したアウターロータ型
    ラジアルフラットブラシレスDCモータの固定子構造に
    おいて、 該固定子を装着する基板と、 キー溝を具えた円孔をもち各該突極部と一体化したリン
    グ状のヨーク部と、 各固定子コイルを接続する配線と、該固定子コイルの導
    線を半田付けするパットを所定の位置に有し、中央部に
    位置する中央孔と該中央孔の周縁にキー溝をもつ円盤状
    のコイル配線板と、 該コイル配線板と該ヨーク部を互いのキー溝同士を位置
    合わせして該ヨーク部の上に該コイル配線板を重ね合わ
    せた積層構造とし、 中央部に中空状の突極部挿通孔をもち該固定子コイルを
    巻線する胴体部と、該胴体部の一方端には鍔部、他方端
    は鍔部と該他方端の鍔部の上端には該胴体部と反対方向
    に位置する腕部と、該腕部の両側に伸びる導線固定子腕
    と上向きに伸びる導線を絡める柱とをもつ導線保持部、
    及び該他方端の鍔部の下端には該基板との位置決め突起
    をもつ位置決め腕とを具えたボビンに巻線した固定子コ
    イルを具備し、 該積層構造を各該ボビンの該導線保持部と該位置決め腕
    で挟み付けた状態で、該ボビンの胴体部に巻線された該
    固定子コイルからの導線が該導線固定腕の下側に配線さ
    れ、該コイル配線板の該導線に対応するパットと半田接
    続されていることを特徴とするアウターロータ型ラジア
    ルフラットブラシレスDCモータの固定子構造。
  2. 【請求項2】上記ボビンの他方端の鍔部に切り込みを設
    けたことを特徴とする請求項1記載のアウターロータ型
    ラジアルフラットブラシレスDCモータの固定子構造。
  3. 【請求項3】上記コイル配線板は、薄板状に形成され各
    固定子コイルを接続する配線と該固定子コイルの端部を
    半田付けするパットを所定の位置に有していることを特
    徴とする請求項1記載のアウターロータ型ラジアルフラ
    ットブラシレスDCモータの固定子構造。
  4. 【請求項4】上記コイル配線板は、ヨークの上面に設け
    た絶縁皮膜の面上に被着形成され各固定子コイルを接続
    する配線と該固定子コイルの端部を半田付けするパット
    を所定位置に有していることを特徴とする請求項1記載
    のアウターロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモ
    ータの固定子構造。
  5. 【請求項5】前記導線を覆う絶縁皮膜は加熱処理により
    溶解する絶縁皮膜であることを特徴とする請求項1記載
    のアウターロータ型ラジアルフラットブラシレスDCモ
    ータの固定子構造。
  6. 【請求項6】磁性体からなる固定子の突極部に該突極部
    毎に巻線を施したボビンを挿入したアウターロータ型ラ
    ジアルブラシレスDCモータの固定子の製造方法におい
    て、ボビンにボビンの導入保持部の導線からげ用柱を用
    いて巻線する工程と、 コイル配線板と、該突極部と一体化した該ヨーク部とを
    互いのキー溝を位置合わせして、該突極部と一体化した
    該ヨーク部の上に該コイル配線板を重ね合わせた積層構
    造を形成する工程と、 該積層構造と該コイル配線板の上に配した該固定子コイ
    ルからの導線とを該ボビンの導線固定腕と位置決め腕で
    挟み付けた状態になるようボビンを該突極部に挿入する
    工程と、 該ボビンの導線固定腕の下面に配置された該導線を該コ
    イル配線板の接続パット近傍に位置させる工程と、 該接続パット近傍を局部加熱して接続パットに導線を半
    田付けする工程と、を含むことを特徴とするアウターロ
    ータ型ラジアルフラットブラシレスDCモータの固定子
    の製造方法。
JP18152695A 1995-07-18 1995-07-18 アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法 Expired - Fee Related JP3337594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18152695A JP3337594B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18152695A JP3337594B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0937534A JPH0937534A (ja) 1997-02-07
JP3337594B2 true JP3337594B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=16102313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18152695A Expired - Fee Related JP3337594B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3337594B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102629792A (zh) * 2011-02-02 2012-08-08 株式会社日立产机系统 电动机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102629792A (zh) * 2011-02-02 2012-08-08 株式会社日立产机系统 电动机
CN102629792B (zh) * 2011-02-02 2015-07-22 株式会社日立产机系统 电动机
CN104852497A (zh) * 2011-02-02 2015-08-19 株式会社日立产机系统 电动机
CN104852497B (zh) * 2011-02-02 2016-09-07 株式会社日立产机系统 电动机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0937534A (ja) 1997-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2528848Y2 (ja) 外転型ブラシレスモータ
JP3534889B2 (ja) 回転電機の固定子構造
JP2603799B2 (ja) ブラシレスモータ
JP3366201B2 (ja) ブラシレスモータおよびその製造方法
JP3337594B2 (ja) アウターロータ型ラジアルフラットブラシレスdcモ−タの固定子構造とその製法
JP2588898Y2 (ja) ブラシレスモータの巻線端接続構造
JPH0521958Y2 (ja)
JPH10127031A (ja) ブラシレスモータ
JP3496801B2 (ja) ステータコア及びステータコアのコイル巻線方法
JP3316380B2 (ja) モールドモータ
JPS6233509Y2 (ja)
JP3447806B2 (ja) スピンドルモータ
JP2579341Y2 (ja) 回転電機のプリント基板取付け構造
JPH0775278A (ja) ブラシレスモータ
JP2551167Y2 (ja) ディスク駆動用モータ
JPS608526Y2 (ja) モ−タ装置
JP2580679Y2 (ja) モータの電機子
JPS6188752A (ja) フラツトモ−タ
JPS6185807A (ja) コイルの製造方法
JP2003023760A (ja) ブラシレスモータ
JP3348120B2 (ja) モータ
JP2550501B2 (ja) 電動機
JPH0214314Y2 (ja)
JP2551168Y2 (ja) ディスク駆動用モータ
JP2946549B2 (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees