JP3431245B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP3431245B2
JP3431245B2 JP30729293A JP30729293A JP3431245B2 JP 3431245 B2 JP3431245 B2 JP 3431245B2 JP 30729293 A JP30729293 A JP 30729293A JP 30729293 A JP30729293 A JP 30729293A JP 3431245 B2 JP3431245 B2 JP 3431245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は情報機器等に使用する光
磁気記録用ディスクその他の情報記録媒体を駆動するた
めに使用されるブラシレスモータに関する。 【0002】 【従来の技術】図9、図10、図11は実開昭62−1
85462号公報に記載された従来のブラシレスモータ
である。このモータは図9に示すように、ブラケット1
00に回転可能に支持された回転軸110と、この回転
軸110から直交方向に延びるコア120に取り付けら
れた駆動用磁石130とによりロータ140が構成さ
れ、このロータ140にステータ150が対向してい
る。ステータ150はブラケット100に取り付けられ
たステータコア160と、このステータコア160に巻
回されたコイル170とからなっている。またロータ1
40の駆動用磁石130の磁極を検出する磁気応動素子
180が回路基板190に装着されており、この回路基
板190がブラケット100に固定されている。磁気応
動素子180は回転する駆動用磁石の磁極の通過を検出
するものであり、回路基板190はこの検出に基いて、
ステータ150のコイル170に適正なタイミングで電
流を供給し、これによりモータの効率良い駆動を行って
いる。 【0003】図10および図11はかかる磁気応動素子
180の位置決めを行う構造を示し、ステータコア16
0とコイル170との間には、これらを電気的に絶縁す
るボビン200が介挿されている。そして、ボビン20
0に位置決め突起210を形成すると共に、この突起2
10が挿入される位置決め孔220を回路基板190に
形成し、回路基板190をボビン200に対して位置決
めすることにより、磁気応動素子180を間接的に位置
決めしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】既述のようにブラシレ
スモータでは、磁気応動素子が駆動用磁石を精度良く検
出して、コイルに適正なタイミングで電流を供給し、こ
れにより駆動用磁石とステータコアの突極とのギャップ
部(駆動力発生部)に適正なタイミングで磁束を発生さ
せる必要がある。ところが従来のブラシレスモータで
は、駆動力発生部から大きく離れた箇所、すなわちステ
ータコアの内径部付近で回路基板を位置決めする構造の
ため、ステータコアの突極と磁気応動素子との相対的な
位置精度が悪い。このため適正なタイミングでの磁束の
発生ができず、モータの効率良い駆動ができない問題が
あった。 【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、磁気応動素子とステータコアの突極との相対的
な位置決めを精度良く行うことができ、これにより効率
の良い駆動を可能としたブラシレスモータを提供するこ
とを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のブラシレスモー
タは、ブラケットと、前記ブラケットに回転可能に取り
付けられる回転軸および駆動用磁石を有するロータと、
突極を有したステータコアにコイルが巻回され、ステー
タコアが前記駆動用磁石と対向するように前記ブラケッ
トに取り付けられたステータと、前記ブラケットのステ
ータコア側の面に固定され、前記駆動用磁石の磁極を検
出する磁気応動素子が装着された回路基板と、前記回路
基板に対する前記ステータコアの突極の位置を規制する
固定部材とを有するブラシレスモータにおいて、前記固
定部材は、前記ブラケットに一体又は一体的に固定され
ており、前記回路基板の位置決め孔を貫通すると共に突
極間の一箇所に挿入され、前記ステータコアと前記回路
基板との相対的な位置を決める固定部材であることを特
徴とする。 【0007】 【作用】上記構成では、前記固定部材による前記ステー
タコアと前記回路基板との相対的な位置決めによって、
磁気応動素子がステータコアの突極と突極の間の適正な
位置に正確に位置することになり、精度良い検出を行っ
て効率の良い駆動を行うことができる。 【0008】 【実施例】図1は本発明の一実施例の平面図、図2はロ
ータを除いた状態の平面図、図3および図4は図1にお
けるAOA´線断面図およびAB線断面図である。これ
らの図において、アルミダイキャストなどの材質からな
るブラケット38にロータ30が取り付けられ、このロ
ータ30の内部にステータ20が配置されている。 【0009】ロータ30はブラケット38に回転可能に
取り付けられた回転軸32と、この回転軸32にその軸
方向と直交するように取り付けられたロータヨーク31
と、ロータヨーク31の下部内面に接着により取り付け
られ多極に磁化された駆動用磁石34とを備えている。
回転軸32はばね45によって軸方向に予圧が付与され
たボールベアリング43,44を介してブラケット38
に回転可能に取り付けられている。この回転軸32の下
端部分には図6に示すように、取付用溝32aが形成さ
れ、この溝32aに取付リング46を嵌合させることに
より回転軸32がブラケット38に回転可能に取り付け
られる。一方、ロータヨーク31には光磁気ディスクな
どの情報記録媒体(図示省略)を吸着する吸着用磁石3
3が接着により固定されている。 【0010】ステータ20はこのロータ30の駆動用磁
石34と所定のギャップを有するようにブラケット38
に取り付けられたステータコア35と、このステータコ
ア35に巻回されたコイル37とを有している。この場
合、ステータコア35とコイル37との間には樹脂等の
絶縁材により成形さたボビン36が介挿されている。か
かるボビン36の内径面部分には、図5に示すように固
定用突起36aが形成され、この固定用突起36aがブ
ラケット38の対応位置に形成された位置決め用溝38
aに嵌め込まれることにより、ボビン36の軸方向の位
置決めが行われる。また、ブラケット38における位置
決め用溝38aとの近接部分には図5に示すように、ス
テータコア35の内径面とスキマ嵌めにより嵌合する段
部38bが形成されている。かかるステータコア35は
コイル37巻回部分に突極35b,35cを有している
(図2参照)。各突極は隣接する突極とスリット35a
を有するように配設されている。 【0011】このステータコア35の突極35b,35
cの間には図2および図3に示すように、ロータ30の
駆動用磁石34の磁極を検出する磁気応動素子41が配
設される。磁気応動素子41はコイル37に電流を供給
する回路基板42に実装された状態で上述した部位に配
設されるものである。図7は回路基板42を示し、配線
回路がパターン形成されると共に、磁気応動素子41が
実装されるランド部42c,42dが形成されている。
42a,42bは回路基板42を位置決め状態でブラケ
ット38に固定するための位置決め孔である。この回路
基板42のブラケット38への固定は図4に示すよう
に、ブラケット38の上面38aと、固定ピン39,4
0とによりブラッケト38を挟み込むことにより行われ
る。この場合、固定ピン39,40は回路基板42の位
置決め孔42a,42bを貫通すると共に、ブラケット
38に設けられたピン孔38c,38dに圧入されるこ
とによりブラケット38に固定される。また回路基板4
2の固定においては、ブラケット38の上面38aへの
接着も併用される。さらに、固定ピン40はブラケット
38に対するステータコア35の位置決めにも併用され
るものである。すなわち、ステータコア35は図5に示
すようにブラケット38の位置決め用溝38aおよび段
部38bを中心に回転自在に支持されるが、固定ピン4
0がステータコア35の突極間のスリット35a(図2
参照)に挿入され、さらにブラケット38のピン孔38
d(図4参照)に挿入されることにより、この回転止め
がなされるものである。 【0012】上記構成において、ブラケット38へのス
テータ20の取り付けは、ボビン36の突起36aを弾
性的に変形させながらステータコア35をブラケット3
8の軸方向に組み込み、ブラケット38の段部38bと
ステータコア35の内径面をスキマ嵌めで嵌合させると
共に、ボビン36の突起36aをブラケット38の位置
決め用溝38aに嵌入させて行う。これによりステータ
コア35は軸方向の位置決めがなされた状態でブラケッ
ト38に取り付けられる。 【0013】このステータコア35に対し、回路基板4
2はその位置決め孔42aがステータコア35の突極間
のスリット35aと連通するように配置され、この状態
に対して固定ピン40が挿入されて固定される。これに
より回路基板42に実装された磁気応動素子41がステ
ータコア35の突極に対して相対的に正確に位置決めさ
れる。 【0014】次にブラケット38に対するロータ30の
取り付けは、ボールベアリング43および44に回転軸
32を挿入した状態で行う。そして、ばね45の弾性に
逆らって取付リング46とボールベアリング44を押し
込み、固定リング46を回転軸32の取付用溝32aに
嵌合させることにより、ボールベアリング43,44に
予圧を与えてブラケット38に対して軸方向に位置決め
した状態でロータ30を取り付ける。その後、駆動用磁
石34とステータコア35および磁気応動素子41の相
対位置を正確に位置決めする。 【0015】このような構成では、回転する磁石34と
ステータコア35の突極の間に適正なタイミングで磁束
を発生させることができ、組み込みも上下方向から押し
込むだけで良く、組立を自動化することができる。また
ステータコア35は弾性部材からなるボビン36に一体
形成されているので、ステータコア35と駆動用磁石3
4によって発生する振動は、ボビン36におけるステー
タコア35とブラケット38との間の部分の弾性で減衰
して光磁気記録ディスク装置に伝達されることがないと
共に、光磁気記録ディスク装置が発生する振動との共振
も弾性体であるボビンの突起36aを境にブラケット側
とロータ側に分けられるので、その共振点を低くするこ
とができる。 【0016】図8は本発明の別の実施例を示し、前記実
施例と同一の要素は同一の符号で対応させてある。本実
施例において、ロータ30および回路基板42が取り付
けられるブラケット51が液晶樹脂あるいはウィスカ等
が充填された樹脂により成形されており、ロータ30の
回転軸32が挿入される部分に真鍮等からなる金属製の
スリーブ52がインサートされている。またブラケット
51にはピン部51a,51bが一体的に形成されてお
り、このピン部51a,51bにより回路基板42が位
置決めされる。そして回路基板42をブラケット51に
接着すると共に、ピン部51a,51bを熱変形させて
回路基板42を固定する。 【0017】このような本実施例では寸法精度が要求さ
れるベアリング43,44を金属性のスリーブ52で支
持する一方、寸法精度があまり要求されないステータコ
アおよび回路基板を樹脂製のブラケット51に取り付け
た構造であるため、軽量化ができ、組立ても容易とな
る。また固定ピンと同一機能を有したピン部51a,5
1bをブラケット51に一体的に成形するため、部品点
数が少なくなると共に、部品点数が少ない状態でも回路
基板42を確実に位置決めすることができる。 【0018】 【発明の効果】以上のとうり本発明は、ステータコアの
突極と磁気応動素子との相対位置を高精度とすることが
できるため、駆動用磁石とステータコアの突極との間に
適正なタイミングで磁束を発生させることができ、効率
的な駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の平面図。 【図2】ロータを除いた状態の平面図。 【図3】図1におけるAOA´線断面図。 【図4】図1におけるAB線断面図。 【図5】ステータコア取付部分の断面図。 【図6】回転軸取付部分の断面図。 【図7】回路基板の平面図。 【図8】他の実施例の断面図。 【図9】従来のモータの断面図。 【図10】回路基板の位置決めを示す側面図。 【図11】回路基板の位置決めを示す斜視図。 【符号の説明】 20 ステータ 30 ロータ 32 回転軸 34 駆動用磁石 35 ステータコア 37 コイル 41 磁気応動素子 42 回路基板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ブラケットと、 前記ブラケットに回転可能に取り付けられる回転軸およ
    び駆動用磁石を有するロータと、 突極を有したステータコアにコイルが巻回され、ステー
    タコアが前記駆動用磁石と対向するように前記ブラケッ
    トに取り付けられたステータと、 前記ブラケットのステータコア側の面に固定され、前記
    駆動用磁石の磁極を検出する磁気応動素子が装着された
    回路基板と、 前記回路基板に対する前記ステータコアの突極の位置を
    規制する固定部材とを有するブラシレスモータにおい
    て、 前記固定部材は、前記ブラケットに一体又は一体的に固
    定されており、前記回路基板の位置決め孔を貫通すると
    共に突極間の一箇所に挿入され、前記ステータコアと前
    記回路基板との相対的な位置を決める固定部材であるこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
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