JPH10174405A - ブラシレスモータおよびその製造方法 - Google Patents

ブラシレスモータおよびその製造方法

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JPH10174405A
JPH10174405A JP8333425A JP33342596A JPH10174405A JP H10174405 A JPH10174405 A JP H10174405A JP 8333425 A JP8333425 A JP 8333425A JP 33342596 A JP33342596 A JP 33342596A JP H10174405 A JPH10174405 A JP H10174405A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ターミナル等といった別部材を用いずに、コ
イルと配線基板を接続できる安価で信頼性に優れたブラ
シレスモータを提供する。 【解決手段】 ステータ基板10には装着孔103の外
周縁から半径方向に切り込まれた3つの溝14が形成さ
れ、コアホルダー32にはモータ軸線方向に沿って下方
に突出した3つの突起33が形成されている。突起33
は、溝14の幅寸法と同じ幅寸法とされた第1の係合部
分331と、その外周面から半円形状に外側に突出した
第2の係合部分332を備え、突起33を溝14に嵌め
込むと、第2の係合部分332の外周面と溝14の内周
面との間には2つの隙間34が形成される。これらの隙
間34を経由してステータ基板10の表面102側から
裏面101側にコイル端351が引き出され、配線パタ
ーンのランド43に半田付けされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)用のスピンドルモータ等に代表されるブ
ラシレスモータに関するものである。さらに詳しくは、
配線基板の表面側から裏面側へのコイル端末の引回し構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータでは、磁気センサによ
ってロータの回転位置を検出し、その検出結果に基づい
て配線基板上のモータ駆動用ICが駆動コイルへの給電
を制御するようになっている。一般に、配線基板の表面
側には、複数相の駆動コイルが巻回されたステータが取
り付けられ、駆動コイルの端末は配線基板の表面側から
裏面側に引き回され、そこに形成されている配線パター
ンに配線接続される。そこで、従来は、ステータコアを
保持しているコアホルダーにターミナルを取り付け、こ
のターミナルの表面側の端部にコイル端を接続するとと
もに、ターミナルの裏面側の端部と配線パターンとを配
線接続するようにしている。
【0003】また、ターミナルを用いずにコイル端を配
線パターンに直接配線接続する場合があり、この場合に
は、配線基板に孔を設け、この孔にコイル端を通すこと
によってコイルを配線基板の表面側から裏面側に引き回
している。さらに、配線基板に孔を設けずに、コイルを
配線基板の外側に一旦引き出してから配線基板の表面側
から裏面側に引き回す場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、ターミナルを介してコイルと配線パターンとを
配線接続する場合には、ターミナルを用いる分、部品点
数が増えてしまうので、ブラシレスモータのコストが高
くつくという問題点がある。また、ターミナルを用いた
場合には、ターミナルの両端部のそれぞれにコイル端や
リード線を配線接続する作業を必要とするため、作業性
が悪く、生産性が低下するという問題点がある。
【0005】また、配線基板に孔を設け、この孔にコイ
ル端を通す場合には、配線基板に孔を形成する分、加工
費が嵩むので、ブラシレスモータのコストが高くついて
しまう。
【0006】一方、コイルを配線基板の外側を通す場合
には、コイルが配線基板の外側にはみ出てしまうので、
このはみ出し部分がロータ等といった他のモータ部品と
接触し、コイルが断線する恐れがあるなど、モータの信
頼性が低くなるという問題点がある。
【0007】本発明の課題は、ターミナル等の別部材を
用いずに、かつ、手間のかかる作業を行うことなくコイ
ルを配線基板の裏面側に無理なく引き回すことによっ
て、安価でしかも信頼性の高いブラシレスモータを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、ステータコアを保持したコアホ
ルダーを配線基板に装着したときに構成される隙間を経
由させてコイルを配線基板の裏面側に引き回して、コイ
ル端を配線パターンに直接配線接続するようにしてい
る。
【0009】すなわち、本発明では、放射状に張り出す
複数の突極に複数相のコイルが巻回されたステータコア
と、該ステータコアが取り付けられたコアホルダーと、
該コアホルダーを介して前記ステータコアを表面側に保
持し、裏面側には前記コイルの端が配線接続される配線
パターンを備えた配線基板とを有するブラシレスモータ
において、前記コアホルダーはモータ軸線方向に突出し
た突起を備えている一方、前記配線基板は前記突起を嵌
め込み可能な溝を備えており、前記突起および前記溝
は、該溝に前記突起を嵌め込んだときに、前記突起の外
周面および前記溝の内周面との間に前記コイルの端を前
記配線基板の表面側から裏面側に引き出すための隙間を
形成するように構成されていることを特徴としている。
【0010】本発明では、配線基板にコアホルダーを介
してステータコアを取り付けたときに、突起の外周面と
溝の内周面との間に自動的に構成される隙間を利用し
て、コイル端を配線基板の表面側から裏面側に引き出し
た状態とする。したがって、コイルと配線パターンとの
配線接続に際してターミナルを必要としないので、部品
点数が少なくて済む。また、コイル端を配線パターンに
直接接続するので、配線に手間がかからない。しかも、
配線基板にはコイル端を通すための特別な孔を予め形成
しておく必要がない。それ故、ブラシレスモータを安価
に製造できる。さらに、コイル端を配線基板の外側を通
さないので、コイルと他のモータ部品との接触がない。
それ故、コイルの断線などの恐れがないので、モータの
信頼性を高めることができる。
【0011】本発明においては、コイル端を隙間に簡単
に通せるようにするため、前記コアホルダーには、前記
突起をモータ軸線方向において貫通し、前記隙間から前
記コイル端を引き出すために用いられる引き出しピンを
挿入可能な貫通孔を形成しておくことが好ましい。
【0012】このように構成した場合には、前記溝内に
前記突起を嵌め込む以前に、前記ステータコアおよび前
記ホルダー側では、前記貫通孔に対して前記引き出しピ
ンを通しておき、該引き出しピンの裏面側の突出部分に
前記コイルの端を接続し、この状態で前記溝内に前記突
起を嵌め込むことによって、前記コイルの端を前記隙間
を経由させて前記配線基板の表面側から裏面側に引き出
し、しかる後に前記コイルの端を前記突出部分から解放
して前記配線パターンに配線接続する。このような方法
によれば、溝内に突起を嵌め込むだけでコイル端を配線
基板の裏面側に自動的に引き出すことができ、コイル端
を後で隙間に通す必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は本発明を適用したブラシレスモータ
の断面図である。図1において、ブラシレスモータ1
は、フェノール製のステータ基板10を有し、ステータ
基板10には2つの軸受6、7を保持する略円筒状の軸
受ホルダー8が取り付けられている。この軸受ホルダー
8には、これらの軸受6、7によって回転自在に支持さ
れるモータシャフト9が嵌め込まれている。また、ステ
ータ基板10の表面102には、ステータ30が軸受ホ
ルダー8を同心状態で囲むように取り付けられている。
ステータ30の外周縁と僅かなギャップを介して対向す
るようにリング状の駆動マグネット20が配置されてい
る。駆動マグネット20は、ステータ基板10の表面1
02に開口側を向けた状態で取り付けられたカップ状の
モータケース21の内周面に取り付けられている。モー
タシャフト9の先端部は、モータケース21の底面部の
中心に構成されたプーリー22と一体化しており、モー
タケース21がモータシャフト9と一体回転するように
なっている。モータシャフト9の下端部はステータ基板
10の裏面101側に突出している。
【0015】図2はステータ基板に対するステータの取
り付け構造を示す説明図、図3はコアホルダーに形成し
た突起およびステータ基板に形成した溝をステータ基板
の裏面側から見た状態を拡大した図である。
【0016】図2(A)〜(C)に示すように、本例の
ブラシレスモータ1では、ステータ基板10の表面10
2のほぼ中央にステータ30が取り付けられている。ス
テータ基板10は、ほぼ中央に前述した軸受ホルダー8
を装着するための装着孔103が形成されている。ステ
ータ基板10は、その裏面101に所定の配線パターン
が形成されており、モータ部品を組み付けるフレームと
してだけではなく配線基板も兼ねている。この配線パタ
ーン上にはモータ駆動用IC11、モータ位置検出用の
3つのホール素子12、不図示のチップコンデンサー、
ツェナーダイオード等の素子が実装されている。ステー
タ基板10の表面102には、信号の入出力を可能とす
るコネクタ13が構成され、コネクタ13は裏面101
に形成された配線パターンと電気的に接続されている。
【0017】ステータ30において、ステータコア31
は、けい素綱からなるコア板を複数枚積層することによ
って形成されており、その中心に位置する円環状部分3
11と、円環状部分311の外周面から半径方向に向か
って外側に放射状に張り出す12個の突極312を備え
ている。各突極312にはそれぞれコイル35が3相に
巻き付けられている。
【0018】このように構成したステータコア31はコ
アホルダー32に保持され、このコアホルダー32を介
してステータ基板10の表面上に固定される。したがっ
て、ステータコア31の円環状部分311には6つのホ
ルダー装着溝313が形成され、コアホルダー32の側
には、ホルダー装着溝313に嵌まり込むようにモータ
軸線方向に沿って上方に突出した6つの装着突起322
が形成されている。これらの装着突起322がホルダー
装着溝313に嵌まり込むことによってステータコア3
1がホルダー32によって保持されている。なお、この
コアホルダー32は、樹脂などの絶縁性を有する材料で
形成するのが望ましい。
【0019】このようにしてステータコア31を保持し
たコアホルダー32は、ステータ基板10の裏面側から
止められた3本のねじ40によってステータ基板10と
共締める。
【0020】ここで、ステータ基板10には、装着孔1
03の外周縁から半径方向に切り込まれた位置決め用の
3つの溝14が120度間隔で形成されている。これに
対して、図3にも示すように、コアホルダー32には、
モータ軸線方向に沿って下方に突出し、溝14のそれぞ
れに嵌まり込む位置決め用の3つの突起33が、やはり
120度間隔で形成されている。これらの突起33は、
コアホルダー32の底面部分321から溝14の幅寸法
とほぼ同じ幅寸法をもって突出した第1の係合部分33
1と、第1の係合部分331の外周面からほぼ半円形状
に突出した第2の係合部分332と、これらの係合部分
331、332の下端面からモータ軸線方向に沿って下
方に突出した突出部分333とから構成されている。第
1および第2の係合部分331、332を合わせた半径
方向の寸法は、溝14の奥行き寸法と略同じに設定さ
れ、さらに、第1および第2の係合部分331、332
の高さ寸法は、ステータ基板10の厚さ寸法と略同じに
設定されている。突出部分333には、モータ軸線方向
に沿って貫通した貫通孔334が形成されている。した
がって、図3(B)に示すように、溝14のそれぞれに
各突起33を嵌めると、第1の係合部分331の外周面
が溝14の内周面に接することによってコアホルダー3
2の角度位置が規定される。また、コアホルダー32の
底面部分321とステータ基板10の表面102とが当
接する。
【0021】ここで、第2の係合突起332の外周面
は、出隅部分が丸みを帯びている一方、溝14の入隅部
分は角張っているので、第2の係合突起332の外周面
と溝14の内周面との間にはコイル線挿通用の隙間34
が2つずつ形成される。本発明では、この隙間34を利
用して3本のコイル端351をそれぞれ引き出してあ
る。すなわち、ブラシレスモータ1においては、第2の
係合部分332の外周面と溝14の内周面との間の隙間
34にステータ基板10の表面102側に位置するコイ
ル35が通され、しかる後、そのコイル端351がステ
ータ基板10の裏面101に形成された配線パターン上
のランド43に半田付けされている。
【0022】図4を参照して、ブラシレスモータ1の製
造方法において、コイル端351を配線パターンに配線
接続する工程を説明する。なお、コイル端の引出し部分
は合わせて3箇所あるが、いずれも同じ構造であるた
め、そのうちの1箇所のみについて説明する。
【0023】まず、ステータコア31とホルダー32と
を一体化した後、図4(A)に示すように、突起33の
突出部分333に形成した貫通孔334に引き出しピン
41を通し、引き出しピン41の先端部をステータ基板
10の裏面101側に突き出させる。
【0024】次に、引き出しピン41の突出部分411
に各突極312に巻き付けられたコイル35の端351
を絡ませ保持させる。このとき、コイル35が突起33
の第2の係合部分332の外周面に沿うようにしてお
く。
【0025】次に、図4(B)に示すように、引き出し
ピン41の突出部分411にコイル端351を保持させ
たまま、突起33が溝14にそれぞれ嵌まり込むよう
に、ステータ30をステータ基板10の表面102上に
装着する。この結果、コイル端351は引き出しピン4
1に保持されているので、隙間34を経由してステータ
基板10の表面102の側から裏面101の側に自動的
に引き出された状態となる。したがって、ステータ30
をステータ基板10に装着した後、あらためて、隙間3
4にコイル端351を通すといった手間のかかる作業が
不要である。それ故、簡単な作業でコイル35をステー
タ基板10の裏面101側に引き出すことができる。な
お、引き出しピン41については、コイル35の引回し
を終えた後は不要なので、突出部分333の貫通孔33
4から抜き取る。
【0026】次に、図4(C)に示すように、コイル端
351を引き出しピン41の突出部分411から解放
し、ステータ基板10の裏面101の側において配線パ
ターン上のランド43に半田付けする。従って、コイル
35は配線パターンと接続され、モータ駆動用IC11
を介してコイル35に対する給電制御が可能となる。
【0027】以上説明したように、本例のブラシレスモ
ータ1では、ステータ基板10の表面102上にステー
タコア31をコアホルダー32を介して取り付けたとき
にコアホルダー32の突起33とステータ基板10の溝
14との間に自動的に構成された隙間34を利用して、
ステータ基板10の表面102の側から裏面101の側
にコイル端351を引き出してある。したがって、ター
ミナルを使用せずにコイル35を引回し、かつ、そのコ
イル端351を直接配線パターンに接続しているので、
部品点数を減らすことができるとともに、配線接続に手
間がかからない。また、ステータ基板10に特別な孔を
形成しておく必要がない。それ故、安価なブラシレスモ
ータを製造できる。また、コイル35が隙間34を経由
しているので、コイル35の引回し部分が他のモータ部
品と接触して断線するなどの恐れがない。それ故、信頼
性の高いブラシレスモータを実現できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、配線基板にステー
タコアをコアホルダーを介して取り付けたときに配線基
板に形成された溝とコアホルダーに形成された突起との
間に自動的に構成される隙間を経由してコイルを配線基
板の表面側から裏面側に引き回し、コイル端を配線パタ
ーンと配線接続するようにしている。したがって、ター
ミナルを使用しない分、部品点数を減らすことができ、
さらに、コイル端を配線パターンに直接配線接続するの
で、配線に手間がかからない。しかも、配線基板に特別
な孔を予め形成しておく必要がない。それ故、安価なブ
ラシレスモータを製造できる。また、コイルは隙間を経
由し、配線基板の外側からはみ出ないので、他のモータ
部品との接触による断線等のおそれがない。それ故、信
頼性の高いブラシレスモータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るブラシレスモータの
断面図である。
【図2】(A)は、本発明の実施の形態に係るブラシレ
スモータにおいて、ステータ30をステータ基板に取り
付けた状態を上方から見た平面図、(B)は、それを側
面から見た平面図、(C)は、それを下方から見た平面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るブラシレスモータの
ステータをステータ基板に取り付ける様子をステータ基
板の裏面側からみた説明図である。
【図4】本発明に係るブラシレスモータの製造方法をス
テータ基板の裏面側からみた状態で示す説明図である。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ 10 ステータ基板 101 ステータ基板の裏面 102 ステータ基板の表面 14 溝 31 ステータコア 32 ホルダー 33 突起 331 第1の係合部分 332 第2の係合部分 34 隙間 35 コイル 351 コイル端 41 引き出しピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に張り出す複数の突極に複数相の
    コイルが巻回されたステータコアと、該ステータコアが
    取り付けられたコアホルダーと、該コアホルダーを介し
    て前記ステータコアを表面側に保持し、裏面側には前記
    コイルの端が配線接続される配線パターンを備えた配線
    基板とを有するブラシレスモータにおいて、 前記コアホルダーはモータ軸線方向に突出した突起を備
    えている一方、前記配線基板は前記突起を嵌め込み可能
    な溝を備えており、前記突起および前記溝は、該溝に前
    記突起を嵌め込んだときに前記突起の外周面および前記
    溝の内周面との間に前記コイルの端を前記配線基板の表
    面側から裏面側に引き出すための隙間を形成するように
    構成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コアホルダーに
    は、前記突起をモータ軸線方向において貫通し、前記隙
    間から前記コイル端を引き出すために用いられる引き出
    しピンを挿入可能な貫通孔が形成されていることを特徴
    とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に規定するブラシレスモータの
    製造方法において、前記溝内に前記突起を嵌め込む以前
    に、前記ステータコアおよび前記ホルダー側では前記貫
    通孔に前記引き出しピンを通しておき、該引き出しピン
    の裏面側の突出部分に前記コイルの端を接続し、この状
    態で前記溝内に前記突起を嵌め込むことによって、前記
    コイルの端を前記隙間を経由させて前記配線基板の表面
    側から裏面側に引き出し、しかる後に前記コイルの端を
    前記突出部分から解放して前記配線パターンに配線接続
    することを特徴とするブラシレスモータの製造方法。
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