JPH0348824Y2 - - Google Patents
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- JPH0348824Y2 JPH0348824Y2 JP1985173696U JP17369685U JPH0348824Y2 JP H0348824 Y2 JPH0348824 Y2 JP H0348824Y2 JP 1985173696 U JP1985173696 U JP 1985173696U JP 17369685 U JP17369685 U JP 17369685U JP H0348824 Y2 JPH0348824 Y2 JP H0348824Y2
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- JP
- Japan
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- actuator
- rotor
- cover
- switch
- shaped
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Links
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は電話器用フツクスイツチ等に使用され
る回転式アクチユエータを用いたスイツチに関す
る。
る回転式アクチユエータを用いたスイツチに関す
る。
(従来の技術)
従来のこの種のスイツチは、第10図に示すよ
うに、アクチユエータの操作部hを一定範囲揺動
させて回転子gを一定範囲回動させ、該回転子g
に形成したカムによりスイツチ接片e,fを接離
させる必要があることから、ボデイaとカバーb
とからなるハウジングcの一側にアクチユエータ
の操作部hを一定範囲揺動できる寸法の開口dを
形成し、この開口dからアクチユエータの操作部
hを外部に延出させるようにしている。
うに、アクチユエータの操作部hを一定範囲揺動
させて回転子gを一定範囲回動させ、該回転子g
に形成したカムによりスイツチ接片e,fを接離
させる必要があることから、ボデイaとカバーb
とからなるハウジングcの一側にアクチユエータ
の操作部hを一定範囲揺動できる寸法の開口dを
形成し、この開口dからアクチユエータの操作部
hを外部に延出させるようにしている。
ところが、回転式のアクチユエータを用いたス
イツチの場合、上記開口dから内部にホコリ等が
入り込むという宿命的な問題があり、スイツチ接
片e,f相互の接触不良等を起し易いといつた問
題があつた。
イツチの場合、上記開口dから内部にホコリ等が
入り込むという宿命的な問題があり、スイツチ接
片e,f相互の接触不良等を起し易いといつた問
題があつた。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、アクチユエータの
操作部が上下に揺動動作するこの種の回転式アク
チユエータを用いたスイツチであつても、アクチ
ユエータの操作部の上下の揺動動作に支障なくま
た組立性になんらの煩わしさを伴なわずに、スイ
ツチ接片を収納するボデイ内へのホコリ等の多量
の侵入を有効に阻止できる回転式アクチユエータ
を用いたスイツチを提供することにある。
で、その目的とするところは、アクチユエータの
操作部が上下に揺動動作するこの種の回転式アク
チユエータを用いたスイツチであつても、アクチ
ユエータの操作部の上下の揺動動作に支障なくま
た組立性になんらの煩わしさを伴なわずに、スイ
ツチ接片を収納するボデイ内へのホコリ等の多量
の侵入を有効に阻止できる回転式アクチユエータ
を用いたスイツチを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の回転式アクチユエータを用いたスイツ
チは、、上記目的を達成するために、スイツチ接
片を接離させる回転子の一端部に、該回転子の軸
心方向と直交方向に延びる操作部を形成してなる
アクチユエータと、 このアクチユエータの回転子の両端部を回転可
能に軸支する軸受部を、スイツチ接片を内部に収
納させる相対向する側壁に形成し、この軸受部の
うち少なくともアクチユエータの操作部側の回転
子の一端部を軸支する軸受部を、U字状に貫通形
成してある上面開口のボデイと、 このボデイに固定させてボデイの上面開口を閉
塞するカバーとを具備し、 前記アクチユエータの操作部側の回転子の一端
部を前記U字状に貫通形成した軸受部に軸支させ
てアクチユエータの操作部をボデイ外において回
転子の軸心方向を直交する方向に配置させると共
に、アクチユエータの回転子の他端部を他方の軸
受部に軸支させ、かつ前記カバーをボデイの上面
開口を閉塞するようにボデイに固定させると共
に、このカバーの上壁部内面の前記U字状の軸受
部に対応する位置に形成した下方突出状でかつ板
状の舌片を、アクチユエータの回転子の一端部が
軸支されたU字状の軸受部の上方開口部分に挿入
し、該上方開口部分を回転子が回転可能な状態で
塞ぐものである。
チは、、上記目的を達成するために、スイツチ接
片を接離させる回転子の一端部に、該回転子の軸
心方向と直交方向に延びる操作部を形成してなる
アクチユエータと、 このアクチユエータの回転子の両端部を回転可
能に軸支する軸受部を、スイツチ接片を内部に収
納させる相対向する側壁に形成し、この軸受部の
うち少なくともアクチユエータの操作部側の回転
子の一端部を軸支する軸受部を、U字状に貫通形
成してある上面開口のボデイと、 このボデイに固定させてボデイの上面開口を閉
塞するカバーとを具備し、 前記アクチユエータの操作部側の回転子の一端
部を前記U字状に貫通形成した軸受部に軸支させ
てアクチユエータの操作部をボデイ外において回
転子の軸心方向を直交する方向に配置させると共
に、アクチユエータの回転子の他端部を他方の軸
受部に軸支させ、かつ前記カバーをボデイの上面
開口を閉塞するようにボデイに固定させると共
に、このカバーの上壁部内面の前記U字状の軸受
部に対応する位置に形成した下方突出状でかつ板
状の舌片を、アクチユエータの回転子の一端部が
軸支されたU字状の軸受部の上方開口部分に挿入
し、該上方開口部分を回転子が回転可能な状態で
塞ぐものである。
(作用)
本考案によれば、アクチユエータの操作部側の
回転子の一端部を、ボデイの相対向する側壁の一
方に貫通形成したU字状の軸受部に軸支させてア
クチユエータの操作部をボデイ外において回転子
の軸心方向と直交する方向に配置させており、ボ
デイの上面開口を閉塞したカバーの上壁部内面の
前記U字状の軸受部に対応する位置に下方突出状
でかつ板状の舌片を形成していて、この舌片を、
アクチユエータの回転子の一端部が軸支されたU
字状の軸受部の上方開口部分に挿入し、該上方開
口部分を回転子が回転可能な状態で塞いでいるも
のであるため、アクチユエータの操作部の上下の
揺動動作に支障なくまた組立性になんらの煩わし
さを伴なわずに、アクチユエータの回転子の一端
部を軸支させたU字状の軸受部が塞がれ、スイツ
チ接片が収容されたボデイが閉塞される。
回転子の一端部を、ボデイの相対向する側壁の一
方に貫通形成したU字状の軸受部に軸支させてア
クチユエータの操作部をボデイ外において回転子
の軸心方向と直交する方向に配置させており、ボ
デイの上面開口を閉塞したカバーの上壁部内面の
前記U字状の軸受部に対応する位置に下方突出状
でかつ板状の舌片を形成していて、この舌片を、
アクチユエータの回転子の一端部が軸支されたU
字状の軸受部の上方開口部分に挿入し、該上方開
口部分を回転子が回転可能な状態で塞いでいるも
のであるため、アクチユエータの操作部の上下の
揺動動作に支障なくまた組立性になんらの煩わし
さを伴なわずに、アクチユエータの回転子の一端
部を軸支させたU字状の軸受部が塞がれ、スイツ
チ接片が収容されたボデイが閉塞される。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
の図面に基づいて説明する。
の図面に基づいて説明する。
回転式アクチユエータ1を用いたスイツチAの
ハウジングは、上面開口で放筐状のボデイ2と、
このボデイ2に係合固定させてその上面開口を閉
塞するカバー3とからなる。このボデイ2とカバ
ー3との係合固定は、ボデイ2の両側壁2a,2
b外面(図面では前後側壁2a,2bの外面)に
一体形成した係合突起2c,2dに、カバー3に
一体形成した係合腕の係合孔3a,3bを係合さ
せることによつて行つている。ボデイ2及びカバ
ー3は電気絶縁性を有する合成樹脂で構成されて
いる。
ハウジングは、上面開口で放筐状のボデイ2と、
このボデイ2に係合固定させてその上面開口を閉
塞するカバー3とからなる。このボデイ2とカバ
ー3との係合固定は、ボデイ2の両側壁2a,2
b外面(図面では前後側壁2a,2bの外面)に
一体形成した係合突起2c,2dに、カバー3に
一体形成した係合腕の係合孔3a,3bを係合さ
せることによつて行つている。ボデイ2及びカバ
ー3は電気絶縁性を有する合成樹脂で構成されて
いる。
ボデイ2の内部には、アクチユエータ1の回転
子4部分、固定接6及び可動接片7が内蔵され
る。
子4部分、固定接6及び可動接片7が内蔵され
る。
アクチユエータ1の回転子4の外周面には、固
定接片6と可動接片7とを接離させるための山状
突起20aを一体形成していると共に、該山状突
起20aの両側には組立時及び作動時に可動接片
7を位置決めするための鍔20b,20bを一体
形成しており、更に回転子4の一端部には該回転
子4の軸心方向と直交方向に延びる棒状の操作部
5を一体に形成している。そして、ボデイ2に対
してアクチユエータ1は、回転子4の他端部4a
を、ボデイ2の後壁2e内側に切欠形成したU字
状の軸受部8に回転可能に軸支させ、回転子4の
操作部5側の一端部4bを、ボデイ2の右側壁2
fにU字状に貫通形成した軸受部9に回動可能に
軸支させて、操作部5自体はボデイ2外部に配置
させている。
定接片6と可動接片7とを接離させるための山状
突起20aを一体形成していると共に、該山状突
起20aの両側には組立時及び作動時に可動接片
7を位置決めするための鍔20b,20bを一体
形成しており、更に回転子4の一端部には該回転
子4の軸心方向と直交方向に延びる棒状の操作部
5を一体に形成している。そして、ボデイ2に対
してアクチユエータ1は、回転子4の他端部4a
を、ボデイ2の後壁2e内側に切欠形成したU字
状の軸受部8に回転可能に軸支させ、回転子4の
操作部5側の一端部4bを、ボデイ2の右側壁2
fにU字状に貫通形成した軸受部9に回動可能に
軸支させて、操作部5自体はボデイ2外部に配置
させている。
他方、ボデイ2の上面開口を閉塞するカバー3
の上壁部の内面には、ボデイ2の両軸受部8,9
に対応した位置に、下方突出状でかつ板状の舌片
11,12を一体形成しており、この舌片11,
12を、ガバー3のボデイ2への係合固定時に、
回転子4の両端部4a,4bが軸支された前記U
字状の軸受部8,9の上方開口部分8a,9aに
挿入して、前記舌片11にあつては回転子4の他
端部4aの浮き上がり防止し、前記舌片12にあ
つては前記上方開口部分9aを回転子4が回転可
能な状態で塞いでボデイ2へのホコリ等の多量の
侵入を阻止している。尚、一方側つまりアクチユ
エータ1の操作部5側の舌片12の下面は、回転
子4の外面に沿うように弧状に形成することによ
り密閉性を向上させている。
の上壁部の内面には、ボデイ2の両軸受部8,9
に対応した位置に、下方突出状でかつ板状の舌片
11,12を一体形成しており、この舌片11,
12を、ガバー3のボデイ2への係合固定時に、
回転子4の両端部4a,4bが軸支された前記U
字状の軸受部8,9の上方開口部分8a,9aに
挿入して、前記舌片11にあつては回転子4の他
端部4aの浮き上がり防止し、前記舌片12にあ
つては前記上方開口部分9aを回転子4が回転可
能な状態で塞いでボデイ2へのホコリ等の多量の
侵入を阻止している。尚、一方側つまりアクチユ
エータ1の操作部5側の舌片12の下面は、回転
子4の外面に沿うように弧状に形成することによ
り密閉性を向上させている。
また、アクチユエータ1の回転子4の一端部4
bには、その外側面から回転子4の軸心内部方向
へ延びる環状溝13を形成しており、この環状溝
13には常時アクチユエータ1の操作部5をカバ
ー3側に付勢する順方向のコイルばね30を嵌入
させている。このコイルばね30の嵌入先端側の
巻端30aは回転子4の環状溝13にの下側の保
止片13aの奥において係止され、他方の巻端3
0bはカバー3に形成した貫通孔状のばね受け部
14に係止させて、ボデイ2にカバー3を係合し
た状態では、第3図に示すように、常時はアクチ
ユエータ1の操作部5がカバー3側へ回動付勢さ
れるノーマル動作タイプのスイツチAに構成され
る。カバー3には、第1図及び第2図に示すよう
に、ボデイ2との係合時にアクチユエータ1の操
作部5を側面より被う保護する保護カバー31が
一体形成されている。
bには、その外側面から回転子4の軸心内部方向
へ延びる環状溝13を形成しており、この環状溝
13には常時アクチユエータ1の操作部5をカバ
ー3側に付勢する順方向のコイルばね30を嵌入
させている。このコイルばね30の嵌入先端側の
巻端30aは回転子4の環状溝13にの下側の保
止片13aの奥において係止され、他方の巻端3
0bはカバー3に形成した貫通孔状のばね受け部
14に係止させて、ボデイ2にカバー3を係合し
た状態では、第3図に示すように、常時はアクチ
ユエータ1の操作部5がカバー3側へ回動付勢さ
れるノーマル動作タイプのスイツチAに構成され
る。カバー3には、第1図及び第2図に示すよう
に、ボデイ2との係合時にアクチユエータ1の操
作部5を側面より被う保護する保護カバー31が
一体形成されている。
また、カバー3と、ボデイ2には、アクチユエ
ータ1の操作部5側に、アクチユエータ1の操作
部5の回動角度を規制する位置決め片部32,3
3を一体形成している。
ータ1の操作部5側に、アクチユエータ1の操作
部5の回動角度を規制する位置決め片部32,3
3を一体形成している。
尚、上記ボデイ2には、第4図に示すようにア
クチユエータ1の操作部5が上記コイルばね30
とは逆向きのコイルばね30′によつて、ボデイ
2の底面側に回動付勢されるように、つまりリバ
ースタイプのスイツチに構成されるようにばね受
け部35が一体形成されている。すなわち、第5
図に示すような逆巻きのコイルばね30′を嵌入
したアクチユエータ1′の環状溝13′にあつて、
その逆巻きのコイルばね30′の巻端30′bを第
4図に示すように前記ばね受け部35に係止させ
て、アクチユエータ1′の操作部5がボデイ2側
へ回動付勢するリバース動作タイプのスイツチに
構成している。このように、ボデイ2に前記ばね
受け部35を一体形成しておけば、アクチユエー
タ1,1′とコイルばね30,30′以外の部材構
成はそのままで、アクチユエータ1,1′とコイ
ルばね30,30′を相互に変更するだけで両タ
イプのスイツチを簡単に構成できる。
クチユエータ1の操作部5が上記コイルばね30
とは逆向きのコイルばね30′によつて、ボデイ
2の底面側に回動付勢されるように、つまりリバ
ースタイプのスイツチに構成されるようにばね受
け部35が一体形成されている。すなわち、第5
図に示すような逆巻きのコイルばね30′を嵌入
したアクチユエータ1′の環状溝13′にあつて、
その逆巻きのコイルばね30′の巻端30′bを第
4図に示すように前記ばね受け部35に係止させ
て、アクチユエータ1′の操作部5がボデイ2側
へ回動付勢するリバース動作タイプのスイツチに
構成している。このように、ボデイ2に前記ばね
受け部35を一体形成しておけば、アクチユエー
タ1,1′とコイルばね30,30′以外の部材構
成はそのままで、アクチユエータ1,1′とコイ
ルばね30,30′を相互に変更するだけで両タ
イプのスイツチを簡単に構成できる。
なお、ボデイ2の底面には、プリント基板10
0の係合孔と係合する係合爪部60が一体的に構
成されており、プリント基板100に簡単に取付
できるようになつている。
0の係合孔と係合する係合爪部60が一体的に構
成されており、プリント基板100に簡単に取付
できるようになつている。
しかして、このような構成であれば、アクチユ
エータ1の操作部5を回転子4の一端部に形成す
ると共に、スイツチ接片6,7を接離させるアク
チユエータ1の回転子4をボデイ2の内部空間に
収容し、かつアクチユエータ1の回転子4の一端
部4bを、ボデイ2のU字状に貫通した軸受部9
に軸支させた上、この軸受部9に軸支された回転
子4の一端部の上方開口部分9aをカバー3の舌
片12で回動可能に閉塞するようにしたので、組
立に何らの煩わしさを伴なわずまたアクチユエー
タ1の操作部5の上下の揺動動作に支障を伴なわ
ずに、ボデイ2内のスイツチ接片が収納された内
部へホコリ等が侵入するのを有効に阻止できる。
エータ1の操作部5を回転子4の一端部に形成す
ると共に、スイツチ接片6,7を接離させるアク
チユエータ1の回転子4をボデイ2の内部空間に
収容し、かつアクチユエータ1の回転子4の一端
部4bを、ボデイ2のU字状に貫通した軸受部9
に軸支させた上、この軸受部9に軸支された回転
子4の一端部の上方開口部分9aをカバー3の舌
片12で回動可能に閉塞するようにしたので、組
立に何らの煩わしさを伴なわずまたアクチユエー
タ1の操作部5の上下の揺動動作に支障を伴なわ
ずに、ボデイ2内のスイツチ接片が収納された内
部へホコリ等が侵入するのを有効に阻止できる。
また、第3図に示すように常時アクチユエータ
1をカバー3側へ付勢するノーマル動作タイプの
スイツチにも、第4図に示すように常時アクチユ
エータ1をボデイ2側へ付勢するリバース動作タ
イプのスイツチにも、ボデイ2、カバー3、スイ
ツチ接片6,7を共通部材にして、アクチユエー
タ1,1′とコイルばね30,30′を変更するだ
けで簡単に構成できる。
1をカバー3側へ付勢するノーマル動作タイプの
スイツチにも、第4図に示すように常時アクチユ
エータ1をボデイ2側へ付勢するリバース動作タ
イプのスイツチにも、ボデイ2、カバー3、スイ
ツチ接片6,7を共通部材にして、アクチユエー
タ1,1′とコイルばね30,30′を変更するだ
けで簡単に構成できる。
しかも、ボデイ2とカバー3には、ばね受け部
34,35が形成されているので、コイルばねが
順方向であろうと逆方向であろうとその巻端を係
止できる。
34,35が形成されているので、コイルばねが
順方向であろうと逆方向であろうとその巻端を係
止できる。
また、スイツチAは、アクチユエータ1の回動
付勢力を得るコイルばね30を、該アクチユエー
タ1に形成した環状溝13内に嵌入できるように
構成しているので、アクチユエータ1の回転子4
の外部にコイルばね30を設けるものに比べてコ
ンパクトにできる。
付勢力を得るコイルばね30を、該アクチユエー
タ1に形成した環状溝13内に嵌入できるように
構成しているので、アクチユエータ1の回転子4
の外部にコイルばね30を設けるものに比べてコ
ンパクトにできる。
なお、上記実施例では、一組のスイツチ接片
6,7を接離させるアクチユエータ1を用いたス
イツチAを説明したが、本考案は、これに限らず
第6図ないし第8図に示すように、複数組のスイ
ツチ接片6…,7…を接離させる回転子4′′を有
するアクチユエータ1”構成のスイツチA”に適
用してもよい。
6,7を接離させるアクチユエータ1を用いたス
イツチAを説明したが、本考案は、これに限らず
第6図ないし第8図に示すように、複数組のスイ
ツチ接片6…,7…を接離させる回転子4′′を有
するアクチユエータ1”構成のスイツチA”に適
用してもよい。
この他の実施例のスイツチA”は、回転子
4′′の操作部5を設けた側の端部4′′bとは反対
側の端部4′′aに、その端部外側面から回転子
4′の軸心内部方向へ延びる環状溝13”を形成
し、この環状溝13”には常時アクチユエータ
1”の操作部5を一方向(カバー3側)へ付勢す
るコイルばね30”を嵌入させて、当該スイツチ
A”を第8図に示すようにノーマル動作タイプの
スイツチとして使用できるようになつている。そ
して、このような構成のものをリバース動作タイ
プのスイツチにするには、第7図に示すように実
線図示の操作部5の延出方向と反対に延出した操
作部つまり2点鎖線図示の操作部5′を回転子4
に設けて、第9図に示すように常時では操作部
5′をボデイ2のプリント基板100への取付側
へ付勢するように構成すればよい。また、このリ
バース動作タイプにしたスイツチA′′においても、
カバー3とボデイ2とに形成した位置決め片部3
2,33により、アクチユエータの操作部5′の
回動角度が規制されるようになつている。このこ
とは、ボデイ2とカバー3とに位置決め片部3
2,33を設けておけば、アクチユエータ以外ノ
部材構成はそのままで、5,5′の延出方向を異
にしたアクチユエータに変更するだけで両タイプ
のスイツチA′′,A′′′を簡単に構成できるのであ
る。なお、この実施例のものは、ボデイ2側に係
合凹部2g,2hが形成され、この係合凹部2
g,2hと係合関係にある係合突部3g,3hを
カバー3側に形成して、上面開口のボデイ2をカ
バー3で閉塞できる構成になつている。第4図な
いし第9図には、第1図ないし第3図に付した符
号と同一部材に同符号を付してその部材の説明は
省略する。
4′′の操作部5を設けた側の端部4′′bとは反対
側の端部4′′aに、その端部外側面から回転子
4′の軸心内部方向へ延びる環状溝13”を形成
し、この環状溝13”には常時アクチユエータ
1”の操作部5を一方向(カバー3側)へ付勢す
るコイルばね30”を嵌入させて、当該スイツチ
A”を第8図に示すようにノーマル動作タイプの
スイツチとして使用できるようになつている。そ
して、このような構成のものをリバース動作タイ
プのスイツチにするには、第7図に示すように実
線図示の操作部5の延出方向と反対に延出した操
作部つまり2点鎖線図示の操作部5′を回転子4
に設けて、第9図に示すように常時では操作部
5′をボデイ2のプリント基板100への取付側
へ付勢するように構成すればよい。また、このリ
バース動作タイプにしたスイツチA′′においても、
カバー3とボデイ2とに形成した位置決め片部3
2,33により、アクチユエータの操作部5′の
回動角度が規制されるようになつている。このこ
とは、ボデイ2とカバー3とに位置決め片部3
2,33を設けておけば、アクチユエータ以外ノ
部材構成はそのままで、5,5′の延出方向を異
にしたアクチユエータに変更するだけで両タイプ
のスイツチA′′,A′′′を簡単に構成できるのであ
る。なお、この実施例のものは、ボデイ2側に係
合凹部2g,2hが形成され、この係合凹部2
g,2hと係合関係にある係合突部3g,3hを
カバー3側に形成して、上面開口のボデイ2をカ
バー3で閉塞できる構成になつている。第4図な
いし第9図には、第1図ないし第3図に付した符
号と同一部材に同符号を付してその部材の説明は
省略する。
(効果)
以上のように本考案によれば、アクチユエータ
の操作部が上下に揺動動作する回転式アクチユエ
ータを用いたスイツチであつても、アクチユエー
タの操作部の上下の揺動動作に支障なくまた組立
性になんらの煩わしさを伴なわずに、スイツチ接
片を収納するボデイ内へのホコリ等の多量の侵入
を有効に阻止できる特有の効果を奏する。
の操作部が上下に揺動動作する回転式アクチユエ
ータを用いたスイツチであつても、アクチユエー
タの操作部の上下の揺動動作に支障なくまた組立
性になんらの煩わしさを伴なわずに、スイツチ接
片を収納するボデイ内へのホコリ等の多量の侵入
を有効に阻止できる特有の効果を奏する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図はカバーをはず
して見せた分解斜視図、第3図は縦断面図、第4
図は本考案の応用例を示す断面図、第5図は第4
図に用いたアクチユエータの側面図、第6図ない
し第8図は本考案の他の実施例を示し、第6図は
分解斜視図、第7図はカバーをはずして見せた分
解斜視図、第8図は縦断面図、第9図は他の実施
例の応用例を示す断面図、第10図は従来例を示
す縦断面図である。 A…スイツチ、1…アクチユエータ、2…ボデ
イ、3…カバー、4…アクチユエータの回転子、
5…アクチユエータの操作部、6,7…スイツチ
接片、8…軸受部、9…U字状に貫通形成した軸
受部、9a…U字状に貫通形成した軸受部の上方
開口部分、12…舌片。
し、第1図は分解斜視図、第2図はカバーをはず
して見せた分解斜視図、第3図は縦断面図、第4
図は本考案の応用例を示す断面図、第5図は第4
図に用いたアクチユエータの側面図、第6図ない
し第8図は本考案の他の実施例を示し、第6図は
分解斜視図、第7図はカバーをはずして見せた分
解斜視図、第8図は縦断面図、第9図は他の実施
例の応用例を示す断面図、第10図は従来例を示
す縦断面図である。 A…スイツチ、1…アクチユエータ、2…ボデ
イ、3…カバー、4…アクチユエータの回転子、
5…アクチユエータの操作部、6,7…スイツチ
接片、8…軸受部、9…U字状に貫通形成した軸
受部、9a…U字状に貫通形成した軸受部の上方
開口部分、12…舌片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチ接片を接離させる回転子の一端部に、
該回転子の軸心方向と直交方向に延びる操作部を
形成してなるアクチユエータと、 このアクチユエータの回転子の両端部を回転可
能に軸支する軸受部を、スイツチ接片を内部に収
納させる相対向する側壁に形成し、この軸受部の
うち少なくともアクチユエータの操作部側の回転
子の一端部を軸支する軸受部を、U字状に貫通形
成してある上面開口のボデイと、 このボデイに固定させてボデイの上面開口を閉
塞するカバーとを具備し、 前記アクチユエータの操作部側の回転子の一端
部を前記U字状に貫通形成した軸受部に軸支させ
てアクチユエータの操作部をボデイ外において回
転子の軸心方向と直交する方向に配置させている
と共に、アクチユエータの回転子の他端部を他方
の軸受部に軸支させており、かつ前記カバーをボ
デイの上面開口を閉塞する状態でボデイに固定さ
せていると共に、このカバーの上壁部内面の前記
U字状の軸受部に対応する位置に形成した下方突
出状でかつ板状の舌片を、アクチユエータの回転
子の一端部が軸支されたU字状の軸受部の上方開
口部分に挿入していて、該上方開口部分を回転子
が回転可能な状態で塞いでいることを特徴とする
回転式アクチユエータを用いたスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985173696U JPH0348824Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985173696U JPH0348824Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281339U JPS6281339U (ja) | 1987-05-25 |
JPH0348824Y2 true JPH0348824Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=31111401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985173696U Expired JPH0348824Y2 (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348824Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017512511A (ja) * | 2014-03-07 | 2017-05-25 | オートリブ ディベロップメント エービー | シートベルト装置のベルトバックルのためのスイッチ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446341Y2 (ja) * | 1987-06-01 | 1992-10-30 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599444B2 (ja) * | 1977-08-12 | 1984-03-02 | サン・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 容器送り込み装置 |
JPS6023924A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-06 | ホシデン株式会社 | スイッチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599444U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-21 | ミツミ電機株式会社 | スイツチ |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP1985173696U patent/JPH0348824Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599444B2 (ja) * | 1977-08-12 | 1984-03-02 | サン・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 容器送り込み装置 |
JPS6023924A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-06 | ホシデン株式会社 | スイッチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017512511A (ja) * | 2014-03-07 | 2017-05-25 | オートリブ ディベロップメント エービー | シートベルト装置のベルトバックルのためのスイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6281339U (ja) | 1987-05-25 |
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