JPH017949Y2 - - Google Patents

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JPH017949Y2
JPH017949Y2 JP1980014107U JP1410780U JPH017949Y2 JP H017949 Y2 JPH017949 Y2 JP H017949Y2 JP 1980014107 U JP1980014107 U JP 1980014107U JP 1410780 U JP1410780 U JP 1410780U JP H017949 Y2 JPH017949 Y2 JP H017949Y2
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movable piece
square
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shaped
cam portion
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JP1980014107U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気製品、例えばルームエアコン、冷
蔵庫等の電気的開閉に用いられるロータリー式ス
イツチに関するものである。
従来のロータリースイツチを第1図により説明
する。1は絶縁板スイツチ本体で、後述する部品
を収納している。2はカムで、スイツチ操作用カ
ム部2aと位置決め用カム2bとを上下に重ねて
一体成形したものである。スイツチ操作用カム部
2aには後述する4つの可動端子を操作するカム
面2a1、2a2、2a3、2a4を有しており、位置決
め用カム部2bは星形になつている。3カツト面
3aを有する回動軸で、カム2の中心を貫通して
カム2に固着されている。回動軸3は本体1の穴
1aと後述する蓋14の穴14aに挿入されて、
回動自在となつている。4〜7は可動端子で接点
4a,5a,6a,7aを有し、一部に突起4
b,5b,6b,7bを有している。これらの可
動端子4〜7はその突起4b,5b,6b,7b
が前記カム2の夫々のカム面2a1,2a2,2a3
2a4にて作動するように本体1内に収納配置され
ている。8は固定端子で、前記可動端子4〜7の
接点4a,5a,6a,7aに対抗して接点8a
(一部図示せず)を有している。9は押え板で、
前記カム2の位置決め用カム部2bより若干大き
い穴9aを有しており、スイツチ操作用カム部2
aの上面に当接し、カム2の位置を設定してい
る。10はロ字形固定枠で、一部に折曲部10a
を有している。11はローラーで、前記カム2の
位置決め用カム部2bの谷部に当接するように可
動片12に回動自在に取付けられている。可動片
12は固定枠10の折曲部10aに回動自在に取
付けられている。13はコイルバネで、可動片1
2の先端係止部13aと固定枠10の係止部10
bとの間に取付けられている。14は蓋で、本体
1の上面開口を塞いでいる。
かかるロータリースイツチによれば、ローラー
11を可動片12に軸着し、この可動片12を固
定枠10に軸着し、コイルバネ13を可動片12
と固定枠10の係止部13aと10bとの間に係
止する構造であるため、部品数が多く、構造が複
雑となつて、組立作業性が悪くなると共に、原価
高となつていた。
又、これ等のロータリースイツチでは回動軸3
のカツト面3aに撮み(図示せず)を装着し、こ
の撮みを介して回動軸3に回転力を与え、切換え
操作を行うのが一般的である。この操作を時計方
向と反時計方向に行うと、その方向差によつてロ
ーラー11と可動片12、可動片12と固定枠1
0及び本体1と固定枠10間に存在するクリアラ
ンスによつてガタを生じ、ローラー11と位置決
め用カム2bの当接位置、即ち撮みの停止位置が
変化する問題があつた。更にコイルバネ13がフ
ツクを有する引張りバネであるため、このフツク
部に最大応力が発生し切損しやすく長寿命のロー
タリースイツチが得られにくい欠点があつた。
本考案は上記欠点を改良するためになされたも
のである。即ち、ロ字形可動片を本体内に左右動
自在に配置し、ロ字形可動片の左側端面に一対の
凹部を形成してこの凹部内に一対のコイルバネを
圧縮状態にして置置し、ロ字形可動片の左側内面
に位置決め用カム部2aの一面と同一形状を成す
円弧状突部を設け、前記位置決め用カム部に当接
するように配置したことにより、操作が円滑でそ
の操作力が小さく長寿命である節度機構を具備し
たロータリースイツチを、構造簡単で且つ組立作
業性の良いものとして、安価に提供することであ
る。
以下、本考案の詳細を第2図及び第3図に示す
一実施例により説明する。従来例と同一符号のも
のは同一物を示す。15はロ字形可動片で、前後
の幅寸法は本体1の前後の内径と略同一となつて
おり、左右の幅寸法は本体1の左右の内径より小
かく、かつ、摺動時の本体1との間隙が最少にな
るように設定されている。従つて可動片15は左
右に摺動するように配置されている。可動片15
の左端面より前後に2個の凹部15aを形成して
おり、左側内面に円弧状突部15bを一体に形成
している。16はコイルバネで、前記凹部15a
内に配置され、可動片15を常時右側へ押圧する
ようになつている。又、円弧状突部15bは位置
決め用カム部2bに当接する。
本考案はロ字形可動片15の前後の幅寸法を本
体1の前後の内径を略同一に設定すると共に、左
右の幅寸法を本体1の左右の内径より小さく設定
してロ字形可動片15を本体1内に左右動自在に
配置し、ロ字形可動片15の左側端面に凹部15
aを形成してこの凹部15の内にコイルバネ16
を圧縮状態にて配置し、ロ字形可動片15の左側
内面に円弧状突部15bを設け、この円弧状突部
15bを前記位置決め用カム部2bに当接するよ
うにしたので、例えば第3図a位置から、時計方
向に回転力を加えると、ロ字形可動片15には円
弧状突起部15bを介して回転エネルギーが加わ
り、bに示すように右上方端と右下方端が本体1
に接触しながらコイルバネ16を圧縮変形させて
左側に摺動移動する。この時ロ字形可動片15の
傾きは、ロ字形可動片の左上方端と右下方端で規
制させ、これ以上の傾きは発生しない。一対のコ
イルバネ16はこの傾きの影響を受けた圧縮変位
を生ずるが、その傾きが小さくほぼハランスした
変位を受ける。
又、位置決め用カム部2bの最大径部通過後
は、円弧状突部15bと位置決め用カム部2bの
形状が同一であるため、位置決め用カム部2bは
コイルバネ16の復元力で最も安定した一点に停
止する。
従つて、本構成の節度機構は、ロ字形可動片1
5の各部の作用によりコイルバネ16をバランス
良く圧縮変形させると共に、コイルバネ16の圧
縮荷重をバランス良く取り出すことができる。
その結果、ロ字形可動片15の摺動抵抗となる
本体1との傾斜角度が小さく、かつ、コイルバネ
16の過大な圧縮荷重の増加がないので、操作が
円滑で、その操作力も小さくすることが出来る。
その上、コイルバネ16に過大な応力が発生し
ないので、コイルバネ16の寿命を極めて長くす
ることができる。
又、従来例に比較して構成部品数が少なく構造
が簡単となつて、組立作業性が良好となり、個々
の部品精度も必要最少限の範囲で適用出来るので
安価となる。
尚、本実施例によれば、円弧状突部15bをロ
字形可動片15と一体に成形したので、部品点数
の減少と共に、確実な位置決めができるものであ
る。即ち、ロ字形可動片15の左側端面に形成す
る凹部15aを前後に設け、この凹部15a内に
夫々コイルバネ16を配置してあるので、バラン
スしたバネ力を円弧状突部15bに作用させるこ
とができ、位置決め用カム部2bの確実な位置決
めが必要となる。
第4図は第3図のロ字形可動片15をコ字形可
動片15′とした場合を示し、図面から一目で出
来るようにコイルバネ16がバランスした動作を
せず実用上問題があることは言うまでもない。従
つて、本実施例の如くシンプルな節度機構を成立
させるためにはロ字形可動片15が不可欠となる
ものであることを付記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータリースイツチの組立斜視
図、第2図は本考案のロータリースイツチの組立
斜視図、第3図aは同スイツチの組立後の蓋除去
状態の平面図、b,cはその動作説明図、第4図
は第3図a,b,cの可動片の形状をコ字状とし
た不具合事例の平面図である。 15……可動片、15a……凹部、15b……
円弧状突部、16……コイルバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スイツチ接続用カム部2aと位置決め用カム
    部2bを有するカム2を回転軸3を介して回転
    自在に取付け、スイツチ操作用カム部2aに対
    応して可動端子4〜7を配置し、この可動端子
    4〜7に対応して固定端子8を配置すると共
    に、前記位置決め用カム部2bに一対のコイル
    バネ16で押圧された節度機構を具備してなる
    ロータリースイツチにおいて、ロ字形可動片1
    5の前後の幅寸法を本体1の前後の内径と略同
    一に設定すると共に、左右の幅寸法を本体1の
    左右の内径より小さく設定してロ字形可動片1
    5を本体1内に左右動自在に配置し、ロ字形可
    動片15の左側端面に一対の凹部15aを形成
    してこの凹部15a内に前記一対のコイルバネ
    16を圧縮状態にて配置し、ロ字形可動片15
    の左側内面に位置決め用カム部2bの一面と同
    一形状を成す円弧状突部15bを設け、前記位
    置決め用カム部2bに当接するようにしたこと
    を特徴とするロータリースイツチ。 2 円弧状突部15bをロ字形可動片15に一体
    に形成してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のロータリースイツチ。
JP1980014107U 1980-02-08 1980-02-08 Expired JPH017949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980014107U JPH017949Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980014107U JPH017949Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08

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Publication Number Publication Date
JPS56117438U JPS56117438U (ja) 1981-09-08
JPH017949Y2 true JPH017949Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=29610609

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980014107U Expired JPH017949Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08

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JP (1) JPH017949Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139564U (ja) * 1977-04-09 1978-11-04

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Publication number Publication date
JPS56117438U (ja) 1981-09-08

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