JP2000164075A - ロッカスイッチ - Google Patents

ロッカスイッチ

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JP2000164075A
JP2000164075A JP10338553A JP33855398A JP2000164075A JP 2000164075 A JP2000164075 A JP 2000164075A JP 10338553 A JP10338553 A JP 10338553A JP 33855398 A JP33855398 A JP 33855398A JP 2000164075 A JP2000164075 A JP 2000164075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
switch
dustproof cover
rocker switch
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10338553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kodaira
泰雄 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd filed Critical Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低背型で安価な防塵性能に優れるロッカスイ
ッチを提供する。 【構成】 接触機構部を内蔵したスイッチ本体に傾動軸
2を有する把手のボタン1を軸支し、該ボタン1の作動
により前記接触機構部を切換え電路の開閉を行うロッカ
スイッチにおいて、前記ボタン1の傾動軸2を略中心と
した円弧部3を該ボタン1の下部に形成し、該円弧部3
と摺接する受部9を形成した防塵カバー8を前記スイッ
チ本体内に設けて前記スイッチ本体の開口部を塞ぎ、し
かも前記防塵カバー8に弾性部材10を設けて前記ボタ
ンと圧接する弾性力を付勢させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低背型で防塵性能
を高めたロッカスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図5から図7は従来のロッカスイッチの
断面図である。図6は図5に比べ防塵性能を高めた構造
のロッカスイッチであり、実公昭56−19303号に
その内容が開示されている。また、図7はさらに密閉性
を高めた従来のロッカスイッチの断面図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5においては、ボタ
ンと仕切部間に隙間があるため、塵埃が接点に付着して
接触不良を発生させる可能性があった。ボタンと仕切部
間に柔軟な発泡部材を介在させて塵埃の侵入を防止する
方法もあるが、発泡部材自体から発生する摩耗粉や長期
使用による発泡部材の劣化などに問題があった。図5の
従来のロッカスイッチに比較して、図6のロッカスイッ
チはボタン仕切部間の開口部が小さく防塵性能はやや良
くなったが、コイルバネがボタンを常時押し上げるた
め、矢印部の隙間が発生する欠点があり、この隙間を小
さく設計し過ぎるとボタンの操作が渋くなる動作不良を
発生させる恐れがあった。図7は仕切部にブッシンング
を設けてボタンとレバー部に分割し、レバー球部とブッ
シング内径部で塵埃の侵入を防止する従来の一般的な構
造である。この構造では塵埃の侵入は防止できるが、ブ
ッシングを設けてボタンとレバー部を分割したためにス
イッチの高さが大きくなり、合わせて構造の複雑化に伴
う部品費や組立費の増加を招くという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、接触機構部を内蔵したスイッチ本体に
傾動軸を有する把手を軸支し、該把手の作動により前記
接触機構部を切換えて電路の開閉を行うロッカスイッチ
の前記把手の傾動軸を略中心とした円弧部を該把手の下
部に形成し、該円弧部と摺接する受部を形成した防塵カ
バーを前記スイッチ本体内に設けて前記スイッチ本体の
開口部を塞ぎ、しかも前記防塵カバーに弾性部材を設け
て前記把手と圧接する弾性力を付勢させる。さらに前記
防塵カバーを弾性材で形成するとともに、前記弾性部材
を前記防塵カバーと一体的に形成する。また、前記弾性
部材としてコイルバネを防塵カバーに配設するように構
成する。
【0005】
【発明の実施の形態】低背型であるにも拘わらず、密閉
性の高いロッカスイッチを容易に構成することができる
ため、防塵性能に優れるロッカスイッチを安価に提供す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明のロッカスイッチの第1
実施例を表す分解斜視図であり、図2はその正面中心断
面図、図3はその断面位置の異なる正面断面図である。
【0007】これらの図において、傾動軸2を有する把
手としてのボタン1には前記傾動軸2を中心とした円弧
部3が形成されている。また、中央下部には穴部5が穿
設されコイルバネ6と滑動棒7が上下に摺動可能に収納
されている。
【0008】軸受部19を形成した箱形状のハウジング
18には四隅に前記ボタンの傾動ストッパとしてのスト
ッパ部24と取付パネルへの取付を可能にする取付バネ
部20が形成され、さらにハウジング内底面部には接触
端子21と共通端子22を固定した基板23がインサー
ト成形されている。接触端子21には固定接点14が加
締められ、共通端子22には欠所17を有し可動接点1
6を加締めた可動接片15が前記欠所17を掛止し、接
触機構部を構成している。
【0009】前記ボタン1の円弧部3と略同一曲率を有
する受部9を形成した防塵カバー8には弾性部材10と
して防塵カバーから樹脂製バネが4箇所に一体的に形成
されている。
【0010】本発明のロッカスイッチはハウジング18
内の共通端子22上に可動接片15を掛止させた後、防
塵カバー8を上方から組込み、さらに、コイルバネ6と
滑動棒7を収納したボタン1の傾動軸2をハウジング1
8の軸受部19に軸支して構成する。
【0011】このように構成された本発明のロッカスイ
ッチは、防塵カバー8の受部9とボタン1の円弧部3が
密接した状態で摺動するため、窓部12による開口部が
発生しないという特徴を有する。
【0012】即ち、防塵カバー8は上方に向かって弾性
部材10のわずかな弾性復元力を以ってボタン1に軽く
押圧して密接しているため、操作が滑らかであるととも
に、ボタン1の傾動方向のストッパがハウジング18の
ストッパ部24とボタン1の段部4とで構成されている
ため、防塵カバー8が不用意に下降して開口部を発生さ
せてしまうことがなく、また、ボタン1の傾動軸2とハ
ウジング18の軸受部19のクリアランスや寸法誤差等
を吸収して、常にボタン1と防塵カバー8が密接状態を
維持するため、各部品の加工精度を高めることなく極め
て優れた防塵性能を発揮することができるという特徴を
有している。
【0013】さらに、ボタン1に穴部13を形成して防
塵カバー8の窓部12の両側に突壁部11を設けたの
で、塵埃が堆積し難くなるという効果を生む。
【0014】図4は本発明のロッカスイッチの第2実施
例を表す分解斜視図である。弾性部材としてコイルバネ
40を用いた事例である。防塵カバーに配設する弾性部
材についてはこの他にも種々考えられ、これらの展開を
本発明の範囲から除外するものではない。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)把手の傾動軸を中心とした円弧部を把手の下部に
形成し、この円弧部と摺接する受部を形成した防塵カバ
ーを設け、しかも前記防塵カバーに弾性部材を設けて前
記把手と圧接する弾性力を付勢させるように構成したの
で、前記円弧部と受部とが密接状態となるため接触部へ
通じる開口部を無くすことができる。 (2)把手の傾動軸を中心とした円弧部を把手の下部に
形成し、この円弧部と摺接する受部を形成した防塵カバ
ーを設け、しかも前記防塵カバーに弾性部材を設けて前
記把手と圧接する弾性力を付勢させるように構成したの
で、ボタンの傾動角度や位置に影響されず、スムーズな
操作感と常に一定の密閉性を得ることができる。 (3)防塵カバーに弾性部材を設けて前記把手と圧接す
る弾性力を付勢させるように構成したので、ボタン傾動
軸とハウジング軸受部のクリアランスや寸法誤差等を吸
収して、常にボタンと防塵カバーが密接状態を維持する
ため、各部品の加工精度を高めることなく極めて優れた
防塵性能を発揮することができる。 (4)弾性部材を防塵カバーと一体的に形成したので、
組立てが容易で低背型の安価な防塵ロッカスイッチを構
成することができる。 (5)弾性部材としてコイルバネを防塵カバーに配設す
ることで、種々のロッカスイッチの特性に合わせた密接
力を容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロッカスイッチの第1実施例を表す分
解斜視図である。
【図2】本発明のロッカスイッチの第1実施例を表す正
面中心断面図である。
【図3】本発明のロッカスイッチの第1実施例を表す断
面位置の異なる正面断面図である。
【図4】本発明のロッカスイッチの第2実施例を表す分
解斜視図である。
【図5】従来のロッカスイッチの断面図である。
【図6】防塵性能を高めた従来のロッカスイッチの断面
図である。
【図7】密閉性を高めた従来のロッカスイッチの断面図
である。
【符号の説明】
1、31 ボタン 2 傾動軸 3、33 円弧部 4 段部 5、13 穴部 6、40 コイルバネ 7、37 滑動棒 8、38 防塵カバー 9、39 受部 10 弾性部材 11、41 突壁部 12 窓部 14、44 固定接点 15、45 可動接片 16、46 可動接点 17 欠所 18、48 ハウジング 19 軸受部 20、50 取付バネ部 21、51 接触端子 22、52 共通端子 23、53 基板 24、54 ストッパ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触機構部を内蔵したスイッチ本体に傾
    動軸を有する把手を軸支し、該把手の作動により前記接
    触機構部を切換えて電路の開閉を行うロッカスイッチに
    おいて、前記把手の傾動軸を略中心とした円弧部を該把
    手の下部に形成し、該円弧部と摺接する受部を形成した
    防塵カバーを前記スイッチ本体内に設けて前記スイッチ
    本体の開口部を塞ぎ、しかも前記防塵カバーに弾性部材
    を設けて前記把手と圧接する弾性力を付勢させたことを
    特徴とするロッカスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記防塵カバーを弾性材で形成するとと
    もに、前記弾性部材を前記防塵カバーと一体的に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のロッカスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材としてコイルバネを防塵カ
    バーに配設したことを特徴とする請求項1及び請求項2
    記載のロッカスイッチ。
JP10338553A 1998-11-30 1998-11-30 ロッカスイッチ Pending JP2000164075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103280362A (zh) * 2013-05-21 2013-09-04 苏州华之杰电讯有限公司 一种防呆触发开关
CN113496835A (zh) * 2021-07-02 2021-10-12 深圳市敖翔实业发展有限公司 一种防尘防水型电动车智能开启开关

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