JPH071713Y2 - 中点自動復帰式ロータリスイッチ - Google Patents

中点自動復帰式ロータリスイッチ

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JPH071713Y2
JPH071713Y2 JP14375889U JP14375889U JPH071713Y2 JP H071713 Y2 JPH071713 Y2 JP H071713Y2 JP 14375889 U JP14375889 U JP 14375889U JP 14375889 U JP14375889 U JP 14375889U JP H071713 Y2 JPH071713 Y2 JP H071713Y2
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JP
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rotary switch
rotor
cylindrical wall
exposed
automatic return
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JP14375889U
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敏雄 菊地
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Hosiden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、中点自動復帰式ロータリスイッチ、特にプッ
シュスイッチを内蔵した中点自動復帰式ロータリスイッ
チに関する。
〈従来の技術〉 中点自動復帰式ロータリスイッチは、例えばビデオデッ
キ等でテープの早送り、巻き戻しを操作するいわゆるジ
ョグシャトルに用いられる。すなわち、外力が加えられ
ている時のみオンし、外力が解除されると中点に復帰し
てオフになるのである。
従来の中点自動復帰式ロータリスイッチを第6図を参照
しつつ説明する。
かかる従来の中点自動復帰式ロータリスイッチは、ボデ
ィ10と、このボディ10に回転自在に支持されるロータ20
と、このロータ20に設けられ、基盤80の表面に形成され
た導電パターン(図示省略)上を摺動するブラシ30と、
前記ボディ10に取り付けられ、前記ロータ20を中点に向
かって弾発付勢する弾性体40とから構成されている。そ
して、第6図に示されているとおり、ブラシ30と弾性体
40とはロータ20の表裏両側にそれぞれ設置されている。
すなわち、ブラシ30と弾性体40とはそれぞれ専用の空間
に収められているのである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の中点自動復帰式ロータリ
スイッチには以下のような問題点がある。
すなわ、中点自動復帰式ロータリスイッチとしての1つ
の機能しか持たないこと、弾性体とブラシとがそれぞれ
専用の空間に収められているので薄く形成することがで
きない。このため、従来の中点自動復帰式ロータリスイ
ッチでは、近頃の電子機器の小型化、薄型化の要請に応
じきれないことがある。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、プッシュ
スイッチとしての機能を併有する小型、薄型の中点自動
復帰式ロータリスイッチを提供することとを目的として
いる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る中点自動復帰式ロータリスイッチは、中央
に円筒壁が立設されたボディと、このボディに一部を露
出して埋設される端子と、前記円筒壁に回転自在に支持
されるロータと、このロータに設けられ、前記端子の露
出部を摺動するブラシと、前記ボディに立設されたボス
に取り付けられ、前記ロータを中点に向かって弾発付勢
する弾性体と、外力を加えた時にのみオンされるプッシ
ュスイッチとを備えており、前記プッシュスイッチは前
記円筒壁の内側に収められる導電性を有する略ドーム状
のスナッププレートと、このスナッププレートの上に収
めされ、前記ローラの開口からその先端が突出するキー
トップとから構成されている。
〈作用〉 ロータリスイッチとして用いる場合 弾性体の弾性力に抗してロータを右方向に回転させる
と、ブラシは、複数のロータリスイッチ用露出部のうち
所定のロータリスイッチ用露出部に接触する。外力を解
除するとロータは弾性体の弾性力によって中点に復帰す
る。
プッシュスイッチとして用いる場合 キートップを押圧すると、スナッププレートは2つのプ
ッシュスイッチ用露出部に同時に接触する。
ロータリスイッチとプッシュスイッチとを同時に操作す
ることも可能である。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る中点自動復帰式ロータ
リスイッチの分解斜視図、第2図は斜視図、第3図はボ
ディの平面図、第4図は第2図のA−A線断面図、第5
図は第2図のB−B線断面図である。なお、従来のもの
と略同一の部品等には同一の符号を付して説明を行う。
本実施例に係る中点自動復帰式ロータリスイッチは、中
央に円筒壁11が立設されたボディ10と、このボディ10に
一部を露出して埋設される5本のリード51a〜51eからな
るリードフレーム50と、前記円筒壁11に回転自在に支持
されるロータ20と、このロータ20に設けられ、前記リー
ドフレーム50のロータリスイッチ用露出部511b〜511dを
摺動するブラシ30と、前記ボディ10に立設されたボス13
に取り付けられ、前記ロータ20を中点に向かって弾発付
勢する弾性体40と、外力を加えた時にのみオンされるプ
ッシュスイッチ60とを備えている。
ボディ10は絶縁性樹脂から成形されており、全体として
略薄皿状を呈している。周囲には4つの溶着用ボス121
が立設された周壁12が形成され、当該周壁12の内側中央
には円筒壁11が立設されている。さらに、周壁12の内側
には後述する弾性体40を取り付けるためのボス13と、弾
性体40の変位を規制する一対のストッパ14とが形成され
ている。
このボディ10にはリードフレーム50がインサート成形で
埋設されている。リードフレーム50は、一端がボディ10
の側面から突出する5本のリード51a〜51eからなってい
る。5本の51a〜51eのうちリード51a、51eは前記円筒壁
11の内側に露出してプッシュスイッチ用露出部511a、51
1eとなり、このリード51b、51c、51dは円筒壁11の外側
に露出してロータリスイッチ用露出部511b、511c、511d
を構成する。プッシュスイッチ用露出部511aは円筒壁11
の内側中央に露出し、ブッシュスイッチ用露出部511eは
その周囲に略C字形状に露出している。一方、ロータリ
スイッチ用露出部511cは円筒壁11の外側に略T字形状に
露出しており、残りのロータリスイッチ用露出部511b、
511dはその左右両側に露出している。
中央に開口21が開設されたロータ20は、前記周壁12の内
側に収まるような大きさに設定されている。当該ロータ
20の裏面には、前記円筒壁11に外嵌される支持筒22が形
成されているとともに、後述する弾性体40に当接する一
対のボス24が突設されている。一方、ロータ20の表面に
は図外のスイッチ用ツマミを取り付ける半円状の一対の
取付壁23が形成されている。
前記ロータ20の裏面側に取り付けられて、前記ロータリ
スイッチ用露出部511b、511c、511dを摺動するブラシ30
は、導電性の金属板から構成されている。
前記ロータ20を中点に向かって弾発付勢する弾性体40
は、いわゆるトーションスプリングであって、前記ボス
13とストッパ14とによって、ボディ10に取り付けられ
る。そして、その先端41は、前記ボス24から外れないよ
うに略く字形状に折曲されている。従って、ロータ20は
弾性体40の弾性力に抗して回転し、外力が解除されると
弾性体40によって中点に復帰するようになっている。ま
た、この弾性体40はロータ20の裏面側、すなわち前記ブ
ラシ30と同じ側に設けられている。
プッシュスイッチ60は、押圧時にのみオンになるいわゆ
る自動復帰式のプッシュスイッチであって、キートップ
61と、スナッププレート62と、前記プッシュスイッチ用
露出部511a、511eと、スナッププレート62及びキートッ
プ61を収める円筒壁11とから構成される。
スナッププレート62は、導電性を有する丸い金属板の中
央を凸状に、すなわちドーム状に湾曲させたものであっ
て、前記円筒壁11の内部に収納される。円筒壁11の内部
には、上述したようにプッシュスイッチ用露出部511a、
511eが露出しているので、スナッププレート62の縁部
は、常にプッシュスイッチ用露出部511eに接触している
が、中央のプッシュスイッチ用露出部511aには接触しな
い。
また、キートップ61は、前記開口21からの抜けを防止す
る開口21より径大の鍔部611と、開口21から突出する上
突起612と、スナッププレート62に接触する下突起613と
が一体に形成されたものである。かかるキートップ61
は、スナッププレート62の上に収められる。キートップ
61を押圧すると、スナッププレート62が、中央のプッシ
ュスイッチ用露出部511aに接触する。すなわち、スナッ
ププレート62が、プッシュスイッチ用露出部511eと中央
のプッシュスイッチ用露出部511aとに同時に接触する。
この時、円筒壁11はキートップ61の押圧のガイドとして
の役目をも果たすことになる。
カバー70には、前記ロータ20の取付壁23と、キートップ
61の上突起612とを露出させるための開口71と、前記ボ
ディ10の溶着用ボス121が嵌まり込む4つの小孔72とが
開設されている。プッシュスイッチ60、ロータ20等を収
納したボディ10にカバー70を取り付け、溶着用ボス121
によってカバー70をボディ10に固定して中点自動復帰式
ロータリスイッチが完成する。
次に、上述したような構成による中点自動復帰式ロータ
リスイッチの作用について説明する。
ロータリスイッチとして用いる場合 弾性体40の弾性力に抗してロータ20を右方向に回転させ
ると、弾性体40は第3図に破線で示すように変位する。
しかもブラシ30は、ロータリスイッチ用露出部511b、51
1cを摺動して同時に接触する。外力を解除するとロータ
20は弾性体40の弾性力によって中点、すなわちブラシ30
がロータリスイッチ用露出部511cにのみ接触する位置に
復帰する。ロータ20を左方向に回転させると、ブラシ30
はロータリスイッチ用露出部511c、511dに同時に接触す
る。
プッシュスイッチとして用いる場合 キートップ61を押圧すると、スナッププレート62が押圧
されて、プッシュスイッチ用露出部511e、511aに同時に
接触する。
ロータリスイッチとプッシュスイッチとを同時に操作す
ることも可能である。
なお、上述した実施例では、3つのロータリスイッチ用
露出部があるとして説明したが、本考案がこれに限定さ
れるわけではなく、4つ以上のロータリスイッチ用露出
部を設けることも可能である。この場合は、5本より多
いリードからリードフレームを構成することは言うまで
もない。
〈考案の効果〉 本考案に係る中点自動復帰式ロータリスイッチは、従来
の中点自動復帰式ロータリスイッチとしての機能の他
に、プッシュスイッチとしての機能をも併有している。
また、ブラシと弾性体とは、ともにロータの裏面側に設
けられているので、従来の中点自動復帰式ロータリスイ
ッチより小型、薄型に構成することができる。従って、
電子機器の小型化に大いに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る中点自動復帰式ロータ
リスイッチの分解斜視図、第2図は斜視図、第3図はボ
ディの平面図、第4図は第2図のA−A線断面図、第5
図は第2図のB−B線断面図、第6図は従来の中点自動
復帰式ロータリスイッチの概略的断面図である。 10……ボディ、11……円筒壁、13……ボス、20……ロー
タ、30……ブラシ、40……弾性体、50……リードフレー
ム、51a〜51e……リード、511a、511e……プッシュスイ
ッチ用露出部、511b、511c、511d……ロータリスイッチ
用露出部、60……プッシュスイッチ、61……キートッ
プ、62……スナッププレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に円筒壁が立設されたボディと、この
    ボディに一部を露出して埋設されるリードフレームと、
    前記円筒壁に回転自在に支持されるロータと、このロー
    タに設けられ、前記リードフレームのロータリスイッチ
    用露出部を摺動するブラシと、前記ボディに立設された
    ボスに取り付けられ、前記ロータを中点に向かって弾発
    付勢する弾性体と、外力を加えた時にのみオンされるプ
    ッシュスイッチとを具備しており、前記プッシュスイッ
    チは前記円筒壁の内側に露出した前記リードフレームの
    プッシュスイッチ用露出部と、前記円筒壁の内側に収め
    られる導電性を有する略ドーム状のスナッププレート
    と、このスナッププレートの上から円筒壁に収められ、
    前記ロータの開口からその先端が突出するキートップと
    から構成されていることを特徴とする中点自動復帰式ロ
    ータリスイッチ。
JP14375889U 1989-12-13 1989-12-13 中点自動復帰式ロータリスイッチ Expired - Lifetime JPH071713Y2 (ja)

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JPH0382535U JPH0382535U (ja) 1991-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011693A1 (fr) * 1998-08-21 2000-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pieces electroniques de type a fonctionnement par pression et rotation et materiel de terminal de reseau comprenant ces pieces electroniques
JP2000260264A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Alps Electric Co Ltd 複合操作型電気部品

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JP6514957B2 (ja) * 2015-05-21 2019-05-15 日本電産コパル電子株式会社 キー押し釦スイッチ

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