JP4458952B2 - レバースイッチ - Google Patents

レバースイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4458952B2
JP4458952B2 JP2004183620A JP2004183620A JP4458952B2 JP 4458952 B2 JP4458952 B2 JP 4458952B2 JP 2004183620 A JP2004183620 A JP 2004183620A JP 2004183620 A JP2004183620 A JP 2004183620A JP 4458952 B2 JP4458952 B2 JP 4458952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
switch
switch housing
contact
fixed terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004183620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006012442A (ja
Inventor
哲也 縣
Original Assignee
神明電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神明電機株式会社 filed Critical 神明電機株式会社
Priority to JP2004183620A priority Critical patent/JP4458952B2/ja
Publication of JP2006012442A publication Critical patent/JP2006012442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4458952B2 publication Critical patent/JP4458952B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tumbler Switches (AREA)

Description

本発明は、双方向からスイッチ動作ができるレバースイッチに関するものである。
レバースイッチとして、左右両方向(双方向)からスイッチ動作をさせることができるスイッチ(以下、「双方向動作スイッチ」と呼ぶ)が実用に供されている。
実用のレバースイッチは、スイッチハウジングに操作レバー、固定端子(接触端子)及び可動接点(コンタクト)を設け、操作レバーで接触端子にコンタクトを離接させるようにすれば実用上十分であった。
このようなレバースイッチとして、スイッチハウジングに揺動自在(回転自在)に取付けた操作レバーで固定端子に可動接点を離接するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−150885号公報(第6頁、図1)
図19は従来の基本構成を説明する図であり、レバースイッチ100は、略箱形のスイッチハウジング101と、このスイッチハウジング101に回転可能に取付けた操作レバー102と、この操作レバー102で作動するためにスイッチハウジング101に回転可能に支持した左右のアーム103,104と、左右のアーム103,104で動かすとともにスイッチハウジング101に変形可能に取付けた板ばねの可動接点105と、この可動接点105を離接するためにスイッチハウジング101に設けた固定端子106,107,108と、これらの固定端子106,107,108、可動接点105、左右のアーム103,104及び操作レバー102の下部を一括して覆うカバー(不図示)と、からなる双方向動作スイッチである。
しかし、レバースイッチ100では、固定端子106,107,108、可動接点105、左右のアーム103,104、操作レバー102及びカバー(不図示)で構成したものであり、部品点数が多く、組立性の悪化を招くという問題があった。
また、レバースイッチ100では、可動接点105に板ばねを用いたので、板ばねを所定の形状に形成するために多くの加工が必要であり、コストの高騰を招くという欠点があった。
すなわち、組立性を向上させることができるとともに、コストの低減を図ることができるレバースイッチが望まれる。
本発明は、部品点数が多いことで組立性が悪い点を解決し、部品点数を低減させて組立性の向上を図ることができるレバースイッチを提供するとともに、加工が複雑な部品を使うことでコストの高騰を招く点を解決し、簡易な部品に置換えることでコストの低減を図ることができるレバースイッチを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、略箱状のスイッチハウジングと、スイッチハウジングに支軸を揺動自在に支持させた操作レバーと、スイッチハウジングの底部に配置した左右の固定端子と、これらの左右の固定端子に離接させるとともに操作レバーを上方に付勢する可動接点と、操作レバーの上部レバーを突出させるとともに、下部本体をスイッチハウジングに収納するカバーと、からなるレバースイッチであって、可動接点が、ねじりコイルばねであり、ねじりコイルばね(可動接点)に、支軸に嵌合させるコイル部と、左右の固定端子に離接させる左右の腕部と、を備え、下部本体に、操作レバーの先端を左に倒したときに右の固定端子から右の腕部を離間させるとともに、操作レバーの先端を右に倒したときに左の固定端子から左の腕部を離間させる突起部を設け、スイッチハウジングに支軸を昇降可能に支持する溝を形成し、下部本体にカバーの裏面に当接させるカム部を設け、このカム部に、レバースイッチを初期状態に復帰させる平面部と、上部レバーの揺動動作でコイル部を昇降させる左右の角部と、を備えたことを特徴とする。
例えば、構成部品の部品点数の低減を図ることができるとすれば、組立性を向上させることができるので好ましいことであり、加工の複雑な部品を簡易な部品に置換えることができれば、コストの低減を図るできるので好ましいことである。
そこで、可動接点に、ねじりコイルばね(トーションばね)を用い、ねじりコイルばねに、左右の腕部を左右の固定端子(接触端子)に離接させることで、左右の固定端子に離接させるスイッチ接点機能(可動接点)をもたせるとともに、操作レバーの支軸にコイル部を嵌合させ、左右の固定端子に離接させる(当てる)ことで、操作レバーを上方に付勢する復帰ばね機能を兼ねさせるようにした。
すなわち、可動接点(ねじりコイルばね)に、支軸に嵌合させるコイル部と、左右の固定端子に離接させる左右の腕部と、を備えることで、部品点数の低減を図る。
一般的に、スイッチ接点には板ばねを使用することが多く、例えば、板ばねでスイッチ接点機能及び復帰ばね機能を持たせる部品を形成するときには、板ばねを複雑な形状にしなければならず、部品のコストの高騰を招くことがある。従って、スイッチ接点機能及び復帰ばね機能を持たせた部品にねじりコイルばねを用いることで、加工の複雑な部品を簡易な部品に置換える。
下部本体に、操作レバーの先端を左に倒したときに右の固定端子から右の腕部を離間させるとともに、操作レバーの先端を右に倒したときに左の固定端子から左の腕部を離間させる突起部を設けることで、操作レバーを左から右に倒したときにスイッチング動作をさせるとともに、操作レバーを右から左に倒したときにもスイッチング動作をさせる。
スイッチハウジングに支軸を昇降可能に支持する溝を形成し、下部本体にカバーの裏面に当接させるカム部を設け、このカム部に、レバースイッチを初期状態に復帰させる平面部を備えることで、操作レバーを初期状態に戻す。
スイッチハウジングに支軸を昇降可能に支持する溝を形成し、下部本体にカバーの裏面に当接させるカム部を設け、このカム部に、上部レバーの揺動動作でコイル部を昇降させる左右の角部を備えることで、操作レバーのスイッチング動作に連動させてねじりコイルばねを昇降させる。これにより、ねじりコイルばねの左右の腕部をそれぞれ左右の固定端子(接触端子)に摺らせるようにした。
請求項1に係る発明では、可動接点に、ねじりコイルばね(トーションばね)を用い、ねじりコイルばねに、左右の腕部を左右の固定端子(接触端子)に離接させたので、左右に離接させるスイッチ接点機能(可動接点)をもたすことができるとともに、操作レバーの支軸にコイル部を嵌合させ、左右の固定端子に離接させた(当てた)ので、操作レバーを上方に付勢する復帰ばね機能を兼ねさせることができる。
すなわち、可動接点(ねじりコイルばね)に、支軸に嵌合させるコイル部と、左右の固定端子に離接させる左右の腕部と、を備えたので、部品点数の低減を図ることができる。この結果、レバースイッチの組立性を向上させることができるという利点がある。
また、スイッチ接点機能及び復帰ばね機能を持たせた部品にねじりコイルばねを用いたので、加工の複雑な部品を簡易な部品に置換えることができる。この結果、レバースイッチのコストの低減を図るできるという利点がある。
部本体に、操作レバーの先端を左に倒したときに右の固定端子から右の腕部を離間させるとともに、操作レバーの先端を右に倒したときに左の固定端子から左の腕部を離間させる突起部を設けたので、操作レバーを左から右に倒したときにスイッチング動作をさせることができるとともに、操作レバーを右から左に倒したときにもスイッチング動作をさせることができる。この結果、簡易な構成にて双方向動作可能なレバースイッチを実現できるという利点がある。
イッチハウジングに支軸を昇降可能に支持する溝を形成し、下部本体にカバーの裏面に当接させるカム部を設け、このカム部に、レバースイッチを初期状態に復帰させる平面部を備えたので、操作レバーを初期状態に戻すことができる。この結果、レバースイッチにセンタ復帰効果を持たすことができるという利点がある。
さらに、このカム部に、上部レバーの揺動動作でコイル部を昇降させる左右の角部を備えたので、操作レバーのスイッチング動作に連動させてねじりコイルばねを昇降させることができる。これにより、ねじりコイルばねの左右の腕部をそれぞれ左右の固定端子(接触端子)に摺らせるようにすることができる。
この結果、左右の腕部及び左右の固定端子間にスイッチ動作にともなって、左右の腕部(可動接点)及び左右の固定端子(固定接点)間の接触抵抗を所定の状態に保つことができるというワイピング(セルフクリーニング)効果を持たせることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るレバースイッチの斜視図であり、レバースイッチ10は、スイッチハウジング(ハウジング)11に操作レバー13を揺動自在(回転自在)に取付けたスイッチであり、操作レバー13を白抜き矢印A方向に倒したときにスイッチング動作をさせることができるとともに、操作レバー13を白抜き矢印B方向に倒したときにスイッチング動作をさせることができる双方向動作スイッチである。すなわち、左右両方向(双方向)からスイッチ動作をさせることができる。図中、15,16は左右の固定端子、21はカバーを示す。
図2は本発明に係るレバースイッチの分解斜視図であり、レバースイッチ10は、略箱状のスイッチハウジング11と、スイッチハウジング11に支軸12を揺動自在且つ昇降自在に支持させる操作レバー13と、スイッチハウジング11の底部14に配置した左右の固定端子15,16と、これらの左右の固定端子15,16に離接させるとともに操作レバー13を上方に付勢する可動接点としてのねじりコイルばね(トーションばね)17と、操作レバー13の上部レバー18を突出させるとともに、下部本体19をスイッチハウジング11に収納するカバー21と、からなる。
図3は本発明に係るレバースイッチのスイッチハウジングの平面図であり、スイッチハウジング11は、絶縁材料(樹脂)にて形成した略箱状のケース体であり、左右の固定端子15,16、ねじりコイルばね17(図2参照)及び操作レバー13の下部本体19を収納する収納部37と、この収納部37の図面上下の縦壁38,38に形成することで操作レバー13を揺動自在に、且つ昇降自在に支持する溝26,26と、カバー21を被せる開口39と、カバー21(図2参照)を係止する係止部(段部)41・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、図4に示す基板43に実装時にレーバースイッチを位置決めする位置決めボス42と、を形成したものであり、底部14にインサートした左右の固定端子(接触端子)15,16を備える。
図4は図3の4−4線断面図であり、本発明に係るレバースイッチのスイッチハウジングの正面断面を示し、スイッチハウジング11は、収納部37の図面上下の縦壁38,38に溝26,26を形成することで、操作レバー13(図2参照)を揺動自在に且つ昇降自在に支持できることを示し、基板43に開けた位置決め孔44に位置決めボス42を嵌合させることで、基板43の所定位置にマウントできることを示す。
図5は本発明に係るレバースイッチのスイッチハウジングの底面図であり、スイッチハウジング11は、左右の固定端子15,16の先端をそれぞれスイッチハウジング11の外形から突出させることで、図4に示す基板43に実装し、基板43に実装済みのレバースイッチ10をはんだ設備(不図示)に投入し、レバースイッチ10を基板43にはんだ付けする際に、左右の固定端子15,16に十分にはんだを付けることができる。
図6は本発明に係るレバースイッチの操作レバーの平面図であり、図7は本発明に係るレバースイッチの操作レバーの正面図である。
操作レバー13は、スイッチハウジング11(図2参照)の収納部37に収納する下部本体19と、カバー21(図2参照)の上方に突出させる上部レバー18と、からなる。上部レバー18は、下部本体19の上部から盛り上げたレバー台47と、このレバー台47から突出させたレバー部48と、からなる。
下部本体19は、基部である垂直壁部49と、この垂直壁部49を挟んで形成した支軸12と、垂直壁部49の下部に形成することでねじりコイルばね17の左右の腕部23,24を跳ね上げる突起部(跳ね上げ部)25と、垂直壁部49の上部に形成することでカバー21の裏面27に当てるカム部31と、からなる。
カム部31は、図3に示すレバースイッチ10(操作レバー13)を初期状態に復帰させる平面部32と、図3に示す上部レバー18(操作レバー13)の揺動動作でコイル部22を昇降させる左右の角部(かど部)33,33と、これらの角部33,33の外側に形成することで、操作レバー13をセンタ復帰させる(初期位置に復帰させる)円弧部34,34と、からなる。なお、円弧部34,34は、支軸12を中心に半径rで描いた円の一部である。
図8は本発明に係るレバースイッチの操作レバーの側面図であり、支軸12は、縦壁38,38の一方側に延出した長軸部51と、縦壁38,38(図2参照)の他方側に延出した短軸部52と、からなる。長軸部51は、ねじりコイルばね17(図2参照)のコイル部22を貫通させるとともに、スイッチハウジング11の溝26,26の一方に嵌合させる軸であり、短軸部52はスイッチハウジング11(図2参照)の溝26,26の他方のみに嵌合させる軸である。
図9は本発明に係るレバースイッチのカバーの平面図であり、図10は本発明に係るレバースイッチのカバーの側面図である。
カバー21は、下部本体19(図2参照)のカム部31を当てる蓋部54と、この蓋部54に開けることで操作レバー13の上部レバー18を突出させるレバー開口55と、蓋部54の図面上下を曲げ形成することでスイッチハウジング11(図2参照)の係止部41・・・に係止する爪部56・・・と、を形成したものである。
図11は本発明に係るレバースイッチの可動接点(ねじりコイルばね)の正面図であり、ねじりコイルばね(トーションばね)17は、ベリリウム銅、りん青銅若しくは洋白などの銅系ばね材料で形成し、これらの銅系ばね材料に金メッキを施した部材であり、支軸12(図2参照)の長軸部51に略同軸に嵌合させるコイル部22と、左右の固定端子15,16に離接させる左右の腕部23,24と、からなる。
図12は本発明に係るレバースイッチの平面図であり、図13は本発明に係るレバースイッチの正面図であり、図14は本発明に係るレバースイッチの側面図である。
レバースイッチ10は、スイッチハウジング11に操作レバー13の支軸12(図2参照)を揺動自在に支持させ、スイッチハウジング11の底部14に左右の固定端子15,16を配置し、これらの左右の固定端子15,16に離接させるとともに操作レバー13を上方に付勢するねじりコイルばね(可動接点)17介在させ、操作レバー13の上部レバー18をカバー21の外に突出させ、下部本体19(図2参照)をスイッチハウジング11に収納したレバースイッチであって、操作レバー13でねじりコイルばね17を操作し、このねじりコイルばね17を左右の固定端子15,16に離接させ、スイッチング動作をさせる双方向動作スイッチであることを示す。
図15は図1の15−15線断面図であり、レバースイッチ10の正面断面を示す。
レバースイッチ10は、略箱状のスイッチハウジング11と、スイッチハウジング11に支軸12を揺動自在(回転自在)に支持させた操作レバー13と、スイッチハウジング11の底部14に配置した左右の固定端子15,16と、これらの左右の固定端子15,16に離接させるとともに操作レバー13を上方に付勢する可動接点17と、操作レバー13の上部レバー18を突出させるとともに、下部本体19をスイッチハウジング11に収納するカバー(ケース)21と、からなるレバースイッチであって、可動接点17が、ねじりコイルばねであり、ねじりコイルばね(可動接点)17に、支軸12に略同軸に嵌合させるコイル部22と、左右の固定端子15,16に離接させる左右の腕部23,24と、を備えたものと言える。
例えば、構成部品の部品点数の低減を図ることができるとすれば、組立性を向上させることができるので好ましいことであり、加工の複雑な部品を簡易な部品に置換えることができれば、コストの低減を図るできるので好ましいことである。
そこで、可動接点17に、ねじりコイルばね(トーションばね)を用い、ねじりコイルばね17に、左右の腕部23,24を左右の固定端子(接触端子)15,16に離接させることで、左右の固定端子15,16に離接させるスイッチ接点機能(可動接点)をもたせるとともに、操作レバー13の支軸12にコイル部22を嵌合させ、左右の固定端子15,16に離接させる(当てる)ことで、操作レバー13を上方に付勢する復帰ばね機能を兼ねさせるようにした。
すなわち、可動接点(ねじりコイルばね)17に、支軸12に略同軸に嵌合させるコイル部22と、左右の固定端子15,16に離接させる左右の腕部23,24と、を備えることで、部品点数の低減を図ることができる。この結果、レバースイッチの組立性を向上させることができる。
一般的に、スイッチ接点には板ばねを使用することが多く、例えば、板ばねでスイッチ接点機能及び復帰ばね機能を持たせる部品を形成するときには、板ばねを複雑な形状にしなければならず、部品のコストの高騰を招くことがある。
従って、スイッチ接点機能及び復帰ばね機能を持たせた部品にねじりコイルばね17を用いることで、加工の複雑な部品を簡易な部品に置換えることができる。この結果、レバースイッチのコストの低減を図るできる。
図16は本発明に係るレバースイッチの固定端子に可動接点を離間させた状態を示す正面断面図であり、レバースイッチ10は、下部本体19に、操作レバー13の先端を左に倒したときに右の固定端子16から右の腕部24を離間させるとともに、操作レバー13の先端を右に倒したときに左の固定端子15から左の腕部23を離間させる突起部25を設けたものとも言える。
下部本体19に、操作レバー13の先端を左に倒したときに右の固定端子16から右の腕部24を離間させるとともに、操作レバー13の先端を右に倒したときに左の固定端子15から左の腕部23を離間させる突起部25を設けることで、操作レバー13を左から右に倒したときにスイッチング動作をさせるとともに、操作レバー13を右から左に倒したときにもスイッチング動作をさせることができる。この結果、簡易な構成にて双方向動作可能なレバースイッチ10を実現できる。
また、レバースイッチ10は、スイッチハウジング11に支軸12を昇降可能に支持する溝26,26(図2参照)を形成し、下部本体19にカバー21の裏面27に当接させるカム部31を設け、このカム部31に、レバースイッチ10を初期状態に復帰させる平面部32と、上部レバー18の揺動動作でコイル部22を昇降させる左右の角部(かど部)33,33と、を備えたものとも言える。
スイッチハウジング11に支軸12を昇降可能に支持する溝26,26(図2参照)を形成し、下部本体19にカバー21の裏面に当接させるカム部31を設け、このカム部31に、レバースイッチ10を初期状態に復帰させる平面部32を備えることで、操作レバー13を初期状態に戻すことができる。この結果、レバースイッチ10にセンタ復帰効果を持たすことができる。
さらに、このカム部31に、上部レバー18の揺動動作でコイル部22を昇降させる左右の角部33を備えることで、操作レバー13のスイッチング動作に連動させてねじりコイルばね17を昇降させる。これにより、ねじりコイルばね17の左右の腕部23,24をそれぞれ左右の固定端子(接触端子)15,16に摺らせるようにした。
この結果、左右の腕部23,24及び左右の固定端子15,16間にスイッチ動作にともなって、左右の腕部(接点)23,24及び左右の固定端子(固定接点)15,16間の接触抵抗を所定の状態に保つことができるというワイピング(セルフクリーニング)効果を持たせることができる。
以上に説明したレバースイッチ10の作用を説明する。
図17(a)〜(c)は本発明に係るレバースイッチのON動作モードを示す作用説明図である。
(a)において、レバースイッチ10の初期状態では、操作レバー13はスイッチハウジング11のセンタCに垂直に起立した状態にあり、左の固定端子15に左の腕部23の先端を当接させた状態にあるとともに、右の固定端子15に右の腕部24の先端を当接させた状態にある。
また、左右の腕部23,24には操作レバー13の突起部25を離した状態にある。すなわち、電気的には、左右の固定端子15,16同士がねじりコイルばね17を介して導通状態(ON状態)にある。
(b)において、白抜き矢印で示す作動片61で操作レバー13を図面左に押すことで、操作レバー13を矢印a1の如く回転(揺動)させる。この状態では、右の腕部24に操作レバー13の突起部25を当てただけの状態なので、左右の固定端子15,16同士はねじりコイルばね17を介して導通状態を保った状態にある。
(c)において、さらに、白抜き矢印で示す作動片61で操作レバー13を図面左に押すことで、操作レバー13を矢印a2の如く回転(揺動)させ、操作レバー13の突起部25で右の腕部24を跳ね上げる。すなわち、右の固定端子16から右の腕部24を離間させたので、レバースイッチ10はON状態からOFF状態に移行する。
図18(a)〜(c)は本発明に係るレバースイッチのOFF動作モードを示す作用説明図である。
(a)において、さらに、白抜き矢印で示す作動片61で操作レバー13を図面左に押すことで、操作レバー13を矢印a3の如く回転(揺動)させ、操作レバー13の突起部25で右の腕部24を大きく跳ね上げる。なお、カム部31について言及すれば、カム部31は、角部(かど部)33を通過させ、円弧部34まで移行させた状態である。
ところで、このときの右の固定端子16と右の椀部24との離間距離をLとするときに、レバースイッチ10では、離間距離Lを十分に(大きく)設定することができるので、ON状態−OFF状態を明確に設定することができる。この結果、レバースイッチ10の信頼性の向上を図ることができる。
また、スイッチハウジング11に支軸12を昇降可能に支持する溝26,26(一方不図示)を形成し、操作レバー13の下部本体19にカバー21の裏面に当接させるカム部31を設け、このカム部31に、レバースイッチ10を初期状態に復帰させる平面部32と、上部レバー18(操作レバー13)の揺動動作でコイル部22を昇降させる左右の角部33を設けたので、操作レバー13を矢印a3の如く回転(揺動)させると、操作レバー13自身が矢印a4の如く移動(下降)し、左の固定端子15に対して左の椀部23の先端を矢印a5の如く摺らせるらす(摺動させる)ことができる。
この結果、左の腕部(接点)23及び左の固定端子(固定接点)15間にワイピング(セルフクリーニング)効果をもたせることができる。
(b)において、(a)に示す作動片61を取去る若しくは通過させたときに、操作レバー13を円弧部34から平面部32に矢印a6の如く移行させ、ねじりコイルばね17の復帰作用でセンタ復帰させる(初期状態に戻す)ことができる。
詳細には、スイッチハウジング11に支軸12を揺動自在且つ昇降自在に操作レバー13を支持させ、ねじりコイルばね17で操作レバー13を付勢し、カバー21の裏面27に支軸12を中心に形成した円弧部34(カム部31の一部)を当てるようにしたので、作動片61を取去る若しくは通過させたときには、ねじりコイルばね17で操作レバー13を、スイッチハウジング11のセンタCに垂直に起立した状態に戻すことができる。
このときに、操作レバー13自身は矢印a7の如く移動(上昇)し、左の固定端子15に対して左の椀部23の先端を矢印a8の如く摺らせ(摺動させ)、左の腕部(可動接点)23及び左の固定端子(固定接点)15をワイピング(セルフクリーニング)することができる。また、右の固定端子16に対して右の椀部24の先端も同様にワイピングすることができる。
なお、電気的には、レバースイッチ10はOFF状態からON状態に移行する。
(c)において、作動片61で操作レバー13を図面右に押すことで、操作レバー13を矢印a9の如く回転(揺動)させ、操作レバー13の突起部25で左の腕部23を跳ね上げる。
操作レバー13は矢印a10の如く移動し、右の固定端子16に対して右の椀部24の先端を矢印a11の如く摺らせ(摺動させ)、右の腕部(接点)24及び右の固定端子(固定接点)15間をワイピング(セルフクリーニング)することができる。
なお、電気的には、レバースイッチ10はON状態からOFF状態に移行する。
尚、本発明に係るレバースイッチは、図15に示すように、ねじりコイルばね17の左右の椀部23,24の先端をストレートに形成したが、これに限るものではなく、左右の椀部の先端をカーリング(曲げ形成)したものであってもよい。
本発明に係るレバースイッチは、図15に示すように、左右の1個ずつ固定端子15,16に1個の捩りコイルばね17をスイッチングさせるようにしたが、これに限るものではなく、左右の固定端子をそれぞれ複数個設け、これらの複数の固定端子にそれぞれねじりコイルばねを設け、複数の回路接点を同時にスイッチングさせるようにしたものであってもよい。
本発明に係るレバースイッチは、携帯電話やデジタルカメラなどの小型携帯機器に搭載するのに好適である。
本発明に係るレバースイッチの斜視図である。 本発明に係るレバースイッチの分解斜視図である。 本発明に係るレバースイッチのスイッチハウジングの平面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係るレバースイッチのスイッチハウジングの底面図である。 本発明に係るレバースイッチの操作レバーの平面図である。 本発明に係るレバースイッチの操作レバーの正面図である。 本発明に係るレバースイッチの操作レバーの側面図である。 本発明に係るレバースイッチのカバーの平面図である。 本発明に係るレバースイッチのカバーの側面図である。 本発明に係るレバースイッチの可動接点(ねじりコイルばね)の正面図である。 本発明に係るレバースイッチの平面図である。 本発明に係るレバースイッチの正面図である。 本発明に係るレバースイッチの側面図である。 図1の15−15線断面図である。 本発明に係るレバースイッチの固定端子に可動接点を離間させた状態を示す正面断面図である。 本発明に係るレバースイッチのON動作モードを示す作用説明図である。 本発明に係るレバースイッチのOFF動作モードを示す作用説明図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…レバースイッチ、11…スイッチハウジング、12…支軸、13…操作レバー、14…底部、15,16…左右の固定端子、17…可動接点(ねじりコイルばね)、18…上部レバー、19…下部本体、21…カバー、22…コイル部、23,24…左右の腕部、25…突起部、26…溝、27…裏面、31…カム部、32…平面部、33…角部

Claims (1)

  1. 略箱状のスイッチハウジングと、スイッチハウジングに支軸を揺動自在に支持させた操作レバーと、スイッチハウジングの底部に配置した左右の固定端子と、これらの左右の固定端子に離接させるとともに前記操作レバーを上方に付勢する可動接点と、前記操作レバーの上部レバーを突出させるとともに、下部本体を前記スイッチハウジングに収納するカバーと、からなるレバースイッチであって、
    前記可動接点は、ねじりコイルばねであり、前記支軸に嵌合させるコイル部と、前記左右の固定端子に離接させる左右の腕部と、を備え
    前記下部本体に、前記操作レバーの先端を左に倒したときに前記右の固定端子から前記右の腕部を離間させるとともに、前記操作レバーの先端を右に倒したときに前記左の固定端子から前記左の腕部を離間させる突起部を設け、
    前記スイッチハウジングに前記支軸を昇降可能に支持する溝を形成し、前記下部本体に前記カバーの裏面に当接させるカム部を設け、
    このカム部に、前記レバースイッチを初期状態に復帰させる平面部と、前記上部レバーの揺動動作で前記コイル部を昇降させる左右の角部と、を備えたことを特徴とするレバースイッチ。
JP2004183620A 2004-06-22 2004-06-22 レバースイッチ Expired - Fee Related JP4458952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004183620A JP4458952B2 (ja) 2004-06-22 2004-06-22 レバースイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004183620A JP4458952B2 (ja) 2004-06-22 2004-06-22 レバースイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006012442A JP2006012442A (ja) 2006-01-12
JP4458952B2 true JP4458952B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=35779461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004183620A Expired - Fee Related JP4458952B2 (ja) 2004-06-22 2004-06-22 レバースイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4458952B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102990621A (zh) * 2012-12-04 2013-03-27 张家港华捷电子有限公司 电动工具用开关

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10163586B2 (en) * 2016-11-04 2018-12-25 Honeywell International Inc. Momentary structure for mini toggle switch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102990621A (zh) * 2012-12-04 2013-03-27 张家港华捷电子有限公司 电动工具用开关
CN102990621B (zh) * 2012-12-04 2015-01-07 张家港华捷电子有限公司 电动工具用开关

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006012442A (ja) 2006-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3638183B2 (ja) 車両用コンビネーションスイッチの構造
EP1975956A2 (en) Trigger Switch
JPH09274830A (ja) 複合操作型電気部品
JP4217531B2 (ja) スイッチ装置
KR0157678B1 (ko) 시소스위치
JP2007207015A (ja) 多方向入力装置
JP4458952B2 (ja) レバースイッチ
JP2007035461A (ja) 電気部品
JP3246648B2 (ja) スイッチ
JP2006318749A (ja) スイッチ装置
JP2003331677A (ja) スイッチ装置
JP3569079B2 (ja) スイッチ
JPH0648697Y2 (ja) 小形スイッチ
JPH071713Y2 (ja) 中点自動復帰式ロータリスイッチ
US12020875B2 (en) Selecting switch
WO2024018677A1 (ja) スイッチ装置
KR100298507B1 (ko) 스위치
US20230100532A1 (en) Selecting switch
JP3143862B2 (ja) 押圧スイッチ
JP3857621B2 (ja) 複合操作型電気部品
JPH113633A (ja) レバースイッチ
JP2004281275A (ja) 2方向操作スイッチ
JPH09288932A (ja) プッシュスイッチ
JP2003331682A (ja) スイッチ装置
JP3163575B2 (ja) マイクロスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070525

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4458952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160219

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees