JP2004281275A - 2方向操作スイッチ - Google Patents

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JP2004281275A JP2003072294A JP2003072294A JP2004281275A JP 2004281275 A JP2004281275 A JP 2004281275A JP 2003072294 A JP2003072294 A JP 2003072294A JP 2003072294 A JP2003072294 A JP 2003072294A JP 2004281275 A JP2004281275 A JP 2004281275A
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Hidetoshi Takeyama
英俊 竹山
Hirohisa Tanaka
博久 田中
Hideaki Sakota
秀昭 迫田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】回転動作体による作動の際に初期動作までの操作距離が短くて使いやすく、さらに操作精度もよい2方向操作スイッチを提供する。
【解決手段】この2方向操作スイッチAは、器体の内部に形成され器体の一側面に開口を有する収納部1aと、収納部1aの中央を中心として収納部1aに回動自在に配置され外周面の一部に突設されたレバー部3aを前記開口から外部に突出させた円環形状の回転体3と、レバー部3aが前記開口の中央に位置するように回転体3を付勢する復帰ばね4と、回転体3の回動動作と共に回動する接触ばね8と、接触ばね8と常に接触した共通接点7aと、回転体3が一方に回動すると接触ばね8の第1の接触片8cと接触する第1の固定接点5aと、回転体3が他方に回動すると接触ばね8の第2の接触片8bと接触する第2の固定接点6aとを備えたものとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器内に組み込まれ、メカニズムの動作検出や入力デバイスなどに用いられる2方向操作スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話やノートパソコン、リモコンなどの各種電子機器内に組み込まれ、2方向から加わる操作力により可動接点を固定接点に接続し、様々なメカニズムの動作検出や入力デバイスなどに用いられる2方向操作スイッチがある。
【0003】
この種の2方向操作スイッチの一例を図19に示す。この2方向操作スイッチXは、高さが約1.5mm、外形が約5mm×5mmほどのもので、同図において前面および上面が開口したボディ100と、ボディ100の底面の上側に軸支されボディ100の上面の開口から外部に突出したレバー部101とを備え、レバー部101を例えば左に倒すと、レバー部101の下側に形成された小歯車(ピニオン)とラック102とからなるラック・アンド・ピニオン駆動部によりラック102が右側に移動し、ラック102の下端部が接点ばね103を右側に押圧し、可動接触子103の第1の接点ばね103aがボディ100の内側面に露出した第1の固定接点104に接触し、可動接触子103を介して固定接点104と共通接点105とが電気的に接続される。レバー部101に加わる操作力を解除すると、可動接触子103のばね力によりラック102が左側へと戻り、ラック・アンド・ピニオン駆動部によりレバー部101がボディ100の上面の開口の中央へ戻り、第1の接点ばね103aと第1の固定接点104との接触も解除される。
【0004】
この2方向操作スイッチXは、レバー部101の回転運動をラック・アンド・ピニオン駆動部により直線運動へと変換し、接点ばね103aを押圧して固定接点104と共通接点105とを接続しており、可動接触子103がレバー部101の復帰ばねと接点ばねとを兼用したシンプルな構造となっている。
【0005】
また、ラック・アンド・ピニオン駆動部を用いずに、同様の動作を実現した2方向操作スイッチとして、例えば特許文献1に開示されているものもある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−150885号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような2方向操作スイッチを作動させる方法としては、図20(a)〜(c)に示す3方式が一般的である。
【0008】
図20(a)は、2方向操作スイッチXのレバー部101の右側に動作体Yが配置されており、動作体Yが左側に直線運動をすると、動作体Yがレバー部101を左側に倒し2方向操作スイッチXが作動するものである。
【0009】
図20(b)は、2方向操作スイッチXのレバー部101の左側に動作体Yが配置されており、動作体Yが右側に直線運動をすると、動作体Yがレバー部101を右側に倒し2方向操作スイッチXが作動するものである。
【0010】
図20(c)は、2方向操作スイッチXのレバー部101の左右両側に、回転動作体Zの扇形に切り欠かれた切り欠き部Zaが配置されており、回転動作体Zがシャトル動作すると、回転動作体Zの回転方向に応じて切り欠き部Zaがレバー部101を倒し2方向操作スイッチXが作動するものである。
【0011】
しかしながら、図20(c)のように回転動作体Zがシャトル動作を行う際に、従来の2方向操作スイッチXでは、レバー部101がボディ100の上側に軸支されており図21(a)に示すようにボディ100の上面からレバー部101の軸支点S’までの距離l’が短いため、レバー部101が倒れる角度が急となり、21(b)または図21(c)に示すように、回転動作体Zがシャトル動作しようとすると、回転動作体Zの切り欠き部Zaの間にレバー部101が挟まり、2方向操作スイッチXが作動できなくなるという問題があった。
【0012】
この問題を解決するには、図22(a)〜(c)に示すように、回転動作体Zの切り欠き部Zaの切り欠きの角度θを大きくすればよいが、その場合、スイッチの初期動作までの操作距離が長くなり、使いにくいものとなっていた。
【0013】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、回転動作体による作動の際に初期動作までの操作距離が短くて使いやすく、さらに操作精度もよい2方向操作スイッチを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の2方向操作スイッチは、器体と、器体の内部に形成され器体の一側面に開口を有する収納部と、前記収納部の中央を中心として前記収納部に回動自在に配置され外周面の一部に突設されたレバー部を前記開口から外部に突出させた回転体と、前記レバー部が前記開口の中央に位置するように前記回転体を付勢する復帰ばねと、前記回転体の回動動作と共に回動する可動接触部と、前記収納部内に露出して設けられ前記可動接触部と接触した共通接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が一方に回動すると前記可動接触部と接触する第1の固定接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が他方に回動すると前記可動接触部と接触する第2の固定接点とを備えたものとした。
【0015】
請求項2記載の2方向操作スイッチは、請求項1記載の発明において、前記可動接触部は、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の一方へ延設された第1の接触片と、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の他方へ延設された第2の接触片とを有し、前記回転体が一方に回動すると前記第1の接触片が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の接触片が前記第2の固定接点と接触するものとした。
【0016】
請求項3記載の2方向操作スイッチは、請求項1記載の発明において、前記復帰ばねは、前記収納部内に軸支されたコイルばねであり、コイル状に巻回された巻回部と、前記巻回部の一方の端部から外側に延出された第1の腕部と、他方の端部から外側に延出された第2の腕部とを備え、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を他方に付勢し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を一方に付勢すると共に、前記巻回部が前記共通接点と常時接触しており、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記第2の固定接点と接触して前記可動接触部を構成するものとした。
【0017】
請求項4記載の2方向操作スイッチは、請求項1乃至3の何れか記載の発明において、前記回転体は円環形状であり、前記可動接触部と、前記共通接点と、前記第1の固定接点と、前記第2の固定接点とを前記回転体の円環形状の内側に配設したものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態1、2によって説明する。
【0019】
(実施形態1)
図1乃至図7を用いて本実施形態の2方向操作スイッチAを説明する。
【0020】
この2方向操作スイッチAは、略箱形で合成樹脂成形品のボディ1と、ボディ1の前面(図1(b)における上側の面。以下同様。)に被着されるカバー2とから器体が構成される。ボディ1とカバー2とは、図6に示すようにカバー2の左右(図6(a)における左右。以下同様。)両側からカバー2の後面側にそれぞれ折曲された組立片2a,2aに貫設された組立孔2b,2bを、ボディ1の左右(図1(a)における左右。以下同様。)の両側壁に突設された係止爪1f,1fに凹凸嵌合させて結合されている。
【0021】
ボディ1には、図2に示すようにボディ1の前面および上面(図2(b)における上側の面。以下同様。)に開口した収納部1aが形成されている。
【0022】
収納部1aは、ボディ1の前面側から見るとボディ1の上側が開口した略円形であり、収納部1aの底面の中央には、円柱状の軸受け部1bが立設されている。軸受け部1bの収納部1aの底面側の外周縁には、収納部1aの底面よりも若干高い台座部1cが設けられ、また軸受け部1bの上側となる収納部1aの底面には後述するコイルばね4の両端部を係止する係止凸部1dが台座部1cから延長して立設されている。
【0023】
また、ボディ1には、第1端子5および第2端子6および共通端子7がインサート成形されており、第1端子5の一端がボディ1の右側の側面の上側から外部に突出し、第2端子6の一端がボディ1の左側の側面の上側から外部に突出し、共通端子7の両端部がボディ1の左右両側面の下側からそれぞれ外部に突出している。また、第1端子5の他端は、収納部1aの右斜め上の位置において略扇形の一部の形状で底面に露出して第1の固定接点5aを形成し、第2端子6の他端は、収納部1aの左斜め上の位置において略扇形の一部の形状で底面に露出して第2の固定接点6aを形成し、共通端子7の両端部の間の部位は、収納部1aの下半分にわたって底面に露出して共通接点7aを形成している。
【0024】
また、ボディ1の後面には、2方向操作スイッチAを図示しないプリント基板に取り付けるためのボス部1eが2ヶ所突設されている。
【0025】
ところで、ボディ1の収納部1aには、回転体3が配置される。回転体3は、図3に示すように収納部1aの略円形とほぼ同じ外径を有する円環形状であり、外周面の上側(図3(a)における上側。以下同様。)には外側に突出するレバー部3aが突設され、レバー部3aの下側の内周面には、詳しくは後述するようにコイルばね4の両端部を押圧する押圧用凸部3bが突設されている。
【0026】
回転体3は、図1(a)に示すようにレバー部3aをボディ1の上面の開口から外部に突出させて収納部1aに配置され、前記ボディ1の上面の開口の左右両端部を形成する壁部1g,1gとレバー部3aとが当接する範囲内で、収納部1aの中央を中心として回動自在となる。
【0027】
また、回転体3の下側の内周面には、可動接触部としての接触ばね8が装着される。接触ばね8は、弾性を有する薄板の金属板から形成され、図4に示すように回転体3に装着される取着部8aと、取着部8aの両側から回転体3の内周面に沿うように円弧状に延設された第1の接触片8cと第2の接触片8bとから構成されている。
【0028】
取着部8aは、接触ばね8の前面側(図4(c)における上側。以下同様。)に折曲され組立孔8aaが貫設された組立片8abと、取着部8aの組立片8abと対向する側から延設され接触ばね8の前面側に折曲された2個の延設片8ac,8acとを有し、回転体3の後面側から回転体3の内周面の下側に形成された組立凸部3cに組立片8abの組立孔8aaを凹凸嵌合させると共に延設片8ac,8acを回転体3の外周面の下側に形成された凹部3d,3dに圧入して装着される。なお、取着部8aの接触ばね8への取り付け方法は、上記の方法に限定されるものではなく、例えば、接触ばね8に取着部8aをインサート成形してもよい。
【0029】
取着部8aが回転体3に装着されると、第1の接触片8cは、一端が回転体3に固定され他端が回転体3の一方へ延設された状態となり、同様に、第2の接触片8bは、一端が回転体3に固定され他端が回転体3の他方へ延設された状態となる。
【0030】
また、図4(c)に示すように第1の接触片8cと第2の接触片8bは取着部8aよりも少し後面側に折曲されており、回転体3がボディ1の収納部1aに配置された時に、二股に形成されたそれぞれの先端部が収納部1aの底面に露出する第1の固定接点5aまたは第2の固定接点6aまたは共通接点7aに弾接するようにしている。
【0031】
ところで、ボディ1の軸受け部1bには復帰ばねとしてのコイルばね4が配置される。コイルばね4は、図5に示すように、軸受け部1bの外径より若干大きい内径でコイル状に巻回された巻回部4aを有し、コイルばね4の前面(図5において紙面に対して垂直な上方の面。)側および後面側に位置する巻回部4aの両端部が、コイルばね4を前面側から見たときにほぼ重なる位置で(図5(a)参照。)外側に突出するようにそれぞれ折曲され、第1の突片4bおよび第2の突片4cを形成している。
【0032】
コイルばね4は、図1に示すように巻回部4aに軸受け部1bを通して後面を軸受け部1bの外周縁に設けられた台座部1cに載置すると共に第1の突片4bおよび第2の突片4cを両側に広げて(図5(b)参照。)収納部1aに立設された係止凸部1dの左右両側に係止させて配置される。コイルばね4は、台座部1cに載置されているため、収納部1aの底面に露出した第1の固定接点5a、第2の固定接点6a、共通接点7aと接触することはない。
【0033】
またボディ1に配置された回転体3とコイルばね4とは、図1(a)に示すように、コイルばね4の第1の突片4bおよび第2の突片4cの先端が、回転体3の押圧用凸部3bの左右両側に位置している。
【0034】
次に、以上のように構成された2方向操作スイッチAの動作について説明する。
【0035】
回転体3のレバー部3aに操作力が作用しない中立状態においては、図1(a)に示すようにレバー部3aが器体上面の開口の中間に位置している。この時、接触ばね8の第1の接触片8cと第2の接触片8bは、収納部1aの底面に露出した第1の固定端子5aおよび第2の固定端子6aの下側に位置しており、共通接点7aとは接触しているが第1の固定端子5aおよび第2の固定端子6aとは接触していない。すなわち、第1端子5および第2端子6と、共通端子7間はいずれも非導通状態となっている。
【0036】
レバー部3aを中立状態から図7に示すように器体の左側へ倒すと、回転体3が左回りに回動すると共に接触ばね8が左回りに回動し、第1の接触片8cが第1の固定接点5aと弾接する。一方、第2の接触片8bは共通接点7aと弾接したままのため、第1端子5と共通端子7間は、接触ばね8を介して導通状態となる。
【0037】
またこの時、回転体3の回動と共に回転体3の押圧用凸部3bがコイルばね4の第1の突片4bを押圧して第1の突片4bが左回りに回動しており、一方、コイルばね4の第2の突片4cはボディ1の係止凸部1dに係合して回動していないため、コイルばね4が左回りにねじれ、第1の突片4bには右回りの付勢力が働く。
【0038】
レバー部3aへの操作力を解除すると、第1の突片4bによる付勢力で回転体3が右回りに回動して第1の接触片8cが第1の固定接点5aから離れ、再び非導通状態へと戻る。この時、レバー部3aの回動は、押圧用凸部3bがコイルばね4の第2の突片4cに当接することで制止され、コイルばね4の付勢力によりレバー部3aが器体上面の開口の中間より右側まで行き過ぎることはない。
【0039】
レバー部3aを中立状態から器体の右側へ倒すと(図示せず)、回転体3が右回りに回動すると共に接触ばね8が右回りに回動し、第2の接触片8bが第2の固定接点6aと弾接する。一方、第1の接触片8cは共通接点7aと弾接したままのため、第2端子6と共通端子7間は、接触ばね8を介して導通状態となる。
【0040】
またこの時、回転体3の回動と共に回転体3の押圧用凸部3bがコイルばね4の第2の突片4cを押圧して第2の突片4cが右回りに回動しており、一方、コイルばね4の第1の突片4bはボディ1の係止凸部1dに係合して回動していないため、コイルばね4が右回りにねじれ、第2の突片4cには左回りの付勢力が働く。
【0041】
レバー部3aへの操作力を解除すると、第2の突片4cによる付勢力で回転体3が左回りに回動して第2の接触片8bが第2の固定接点6aから離れ、再び非導通状態へと戻る。この時、レバー部3aの回動は、押圧用凸部3bがコイルばね4の第1の突片4bに当接することで制止され、コイルばね4の付勢力によりレバー部3aが器体上面の開口の中間より左側まで行き過ぎることはない。
【0042】
上記のような2方向操作スイッチAにおいては、レバー部3aが回転体3に突設され、回転体3と共に収納部1aの中央を中心に回動するため、図17に示すように器体の上面からレバー部3aの回動の中心点Sまでの距離lが長くなり、レバー部3aの倒れる角度が緩くなる。図17は、回転動作体Zが所定の角度回転した時の、本実施形態の2方向操作スイッチAのレバー部3aの傾きと、従来の2方向操作スイッチXのレバー部101の傾きとを比較した図である。実線が本実施形態のレバー部3aで、破線が従来のレバー部101である。図17より、明らかに従来の2方向操作スイッチXのレバー部101に比べて本実施形態のレバー部3aの倒れる角度が緩くなっている。
【0043】
これにより、図18に示すように、本実施形態の2方向操作スイッチAは、回転動作体Zの切り欠き部Zaの切り欠きの角度θを大きくしなくても、回転動作体Zの切り欠き部Zaの間にレバー部3aが挟まらず、回転動作体Zのシャトル動作が可能となる。
【0044】
かかる2方向操作スイッチAにおいては、回転動作体Zによる作動の際に初期動作までの操作距離が短くて使いやすいものとなる。さらに、接触ばね8が回転体3と一体で回転するため、操作精度も良い。
【0045】
また、回転体3が円環形状であり、2方向操作スイッチAの接触構造を構成する可動接触部としての接触ばね8と、共通接点7aと、第1の固定接点5aと、第2の固定接点6aとが回転体3の円環形状の内側に配設されているため、2方向操作スイッチAの防塵性能の向上も図ることができる。
【0046】
(実施形態2)
図8乃至図15に、本実施形態の2方向操作スイッチBを示す。
【0047】
この2方向操作スイッチBは、低背の略箱形で合成樹脂成形品のボディ10と、同じく低背の略箱形で合成樹脂成形品のカバー11とから器体が構成される。
【0048】
ボディ10には、図9に示すようにボディ10の前面(図9(c)における上側の面。以下同様。)および上面(図9(b)における上側の面。以下同様。)に開口した収納部10aが形成されている。
【0049】
収納部10aは、ボディ10の前面側から見るとボディ10の上側が開口した略円形であり、収納部10aの底面の中央には、後述するカバー11の前面軸受け部11bと合わせてコイルばね13を軸支する円柱状の後面軸受け部10bが立設され、また、後面軸受け部10bの上側となる収納部10aの底面にはコイルばね13の両端部を係止する係止凸部10cが立設されている。後面軸受け部10bの先端面には、軸受け凹部10dが形成されている。
【0050】
また、ボディ10には、第1端子14および第1共通端子15Aがインサート成形されており、第1端子14の一端がボディ1の右側(図9(b)における右側。以下同様。)の側面の上側から外部に突出し、第1共通端子15Aの一端がボディ1の右側の側面の下側から外部に突出している。また、第1端子14の他端は、収納部10aの略右斜め上の位置において収納部10aの内周壁の形状に沿って円弧状に底面から外部に露出して第1の固定接点14aを形成し、第1共通端子15Aの他端は、後面軸受け部10bの周囲を囲むように底面の表面に露出して第1共通接点15Aaを形成している。第1の固定接点14aは、図9(c)に示すように円弧状の中心線に沿って山型に盛り上がっており、山型の峰部が他の収納部10aの底面よりも若干前面側に突出している。
【0051】
また、収納部10aの開口部周縁となるボディ1の前面は、右側半分が左側半分よりも若干高く形成され、右側半分の面に組立凹部10eおよび圧入孔10fが設けられると共に、左側半分の面に組立凸部10gおよび圧入凸部10hが設けられている。
【0052】
また、ボディ10の後面には、2方向操作スイッチBを図示しないプリント基板に取り付けるためのボス部10iが2ヶ所突設されている。
【0053】
カバー11には、図10に示すようにカバー11の後面(図10(c)における上側の面。以下同様。)および上面(図10(b)における上側の面。以下同様。)に開口した収納部11aが形成されている。なお、図10(b)は、カバー11を後面側から見たときの図である。
【0054】
収納部11aは、ボディ10に形成された収納部10aと同等の形状であり、カバー11の後面側から見るとカバー11の上側が開口した略円形である。
【0055】
また、収納部11aの底面の中央には、ボディ10の後面軸受け部10bと合わせてコイルばね13を軸支する円柱状の前面軸受け部11bが立設されている。前面軸受け部11bの先端面には、ボディ10の後面軸受け部10bの先端面に形成された軸受け凹部10dと凹凸嵌合する軸受け凸部11cが突設されている。
【0056】
また、カバー11には、第2端子16および第2共通端子15Bがインサート成形されており、第2端子16の一端がカバー11の右側(図10(b)のようにカバー11を後面側から見たときの右側。以下同様。)の側面の上側から外部に突出し、第2共通端子15Bの一端がカバー11の側面の下側から外部に突出している。また、第2端子16の他端は、収納部11aの略右斜め上の位置において収納部11aの内周壁の形状に沿って円弧状に底面から外部に露出して第2の固定接点16aを形成し、第2共通端子15Bの他端は、前面軸受け部11bの周囲を囲むように底面の表面に露出して第2共通接点15Baを形成している。第2の固定接点16aは、図10(c)に示すように円弧状の中心線に沿って山型に盛り上がっており、山型の峰部が他の収納部11aの底面よりも若干後面側に突出している。
【0057】
また、収納部11aの開口部周縁となるカバー11の後面は、右側半分が左側半分よりも若干高く形成され、右側半分の面に組立凹部11dおよび圧入孔11eが設けられると共に、左側半分の面に組立凸部11fおよび圧入凸部11gが設けられている。
【0058】
ボディ10とカバー11とは、ボディ10の前面とカバー11の後面とを向かい合わせ、ボディ10に設けられた軸受け凹部10d、組立凹部10e、組立凸部10g、圧入孔10f、圧入凸部10hと、カバー11のそれらにそれぞれ対応する位置に設けられた軸受け凸部11c、組立凸部11f、組立凹部11d、圧入凸部11g、圧入孔11eとを凹凸嵌合させながら圧入結合される。ボディ10とカバー11とから構成された器体は、収納部10a,11aが上面に開口した略箱形となる。
【0059】
ところで、器体の収納部10a,11aには、回転体12が配置される。回転体12は、図11に示すように収納部10a,11aの略円形とほぼ同じ外径を有する円環形状であり、外周面の上側(図11(b)における上側。以下同様。)には外側に突出するレバー部12aが突設されている。また、レバー部12aが設けられた位置から右斜め下(図11(b)における右斜め下。以下同様。)には円弧状の第1の孔12cが設けられ、左斜め下(図11(b)における左斜め下。以下同様。)には同じく円弧状の第2の孔12bが設けられている。
【0060】
さらに、回転体12の前面(図11(a)における右側の面。以下同様。)のうち、第2の孔12bの両端部と回転体12の略円環形状の中心点とを結んだ扇形の一部となる部位がそれ以外の回転体12の前面よりも低く形成され、摺動凹部12dが形成されている。また、回転体12の後面のうち、第1の孔12cの両端部と回転体12の略円環形状の中心点を結んだ扇形の一部となる部位がそれ以外の回転体12の後面よりも低く形成され、摺動凹部12eが形成されている。摺動凹部12eが形成された回転体12の部位は回転体12を前後に貫通する溝12fにより、2つに分割されている。
【0061】
回転体12は、図8(a)や図12に示すようにレバー部12aを器体の上面の開口から外部に突出させて収納部10a,11aに配置され、前記器体の上面の開口の左右両端部を形成する壁部10j,11h(図9(b)、図10(b)参照。)とレバー部12aとが当接する範囲内で、収納部10a,11aの中央を中心として回動自在となる。
【0062】
ところで、器体内の前面軸受け部11bと後面軸受け部10bとによって、コイルばね13が軸支される。コイルばね13は導電性材料からなり、図13に示すように、前面軸受け部11bおよび後面軸受け部10bの外径より若干大きい内径でコイル状に巻回された巻回部13aを有し、コイルばね13の後面(図13(b)において紙面に対して垂直な下方の面。)側および前面側に位置する巻回部13aの両端部がそれぞれ外側に突出するように折曲されて第1の腕部13cおよび第2の腕部13bを形成し、さらに両腕部13c,13bの先端が互いに対向するように内側に折曲されて係止部13ca,13baを形成している。
【0063】
コイルばね13は、図8(a)に示すように第2の腕部13bの先端の係止部13baを回転体12の前面側から第2の孔12bに挿通させ、係止部13baを第2の孔12bのレバー部12a寄りの端部に係止させると共に、第1の腕部13cを回転体12の溝12fから回転体12の後側に通し、第1の腕部13cの先端の係止部13caを回転体12の後面側から第1の孔12cに挿通させ、係止部13caを第1の孔12cのレバー部12a寄りの端部に係止させた状態で、巻回部13aが前後両側から前面軸受け部11bおよび裏側軸受け部10bによって軸支されている。
【0064】
器体内に配置されたコイルばね13は、両腕部13c,13bがボディ10の係止凸部10cの左右両側に位置しており、また巻回部13aの前面がカバー11の前面軸受け部11bの周囲に露出した第2共通接点15Baと接触し(図8(c)参照。)、巻回部13aの後面がボディ10の後面軸受け部10bの周囲に露出した第1共通接点15Aaと接触している。
【0065】
また、第1の腕部13cは、回転体12の後面の摺動凹部12eに位置しているため、第1の腕部13cは回転体12の後面より突出することがなく、同様に、第2の腕部13bは、回転体12の前面の摺動凹部12dに位置しているため、第2の腕部13bは回転体12の前面より突出することがなく、器体の前後方向の高さを抑えることができる。
【0066】
コイルばね13は、詳しくは後述するように、回転体12のレバー部12aが器体上面の開口の中央に位置するように回転体12を付勢する復帰ばねとしての役割と、回転体12の回動動作と共に回動し第1の固定接点14aと第1・第2共通接点15Aa,15Ba、または第2の固定接点16aと第1・第2共通接点15Aa,15Baとを接続する可動接触部としての役割を兼ね備えている。
【0067】
次に、以上のように構成された2方向操作スイッチBの動作について説明する。
【0068】
回転体12のレバー部12aに操作力が作用しない中立状態においては、図8(a)に示すようにレバー部12aが器体上面の開口の中間に位置している。この時、コイルばね13の第1の腕部13cはボディ10の収納部10aの底面に露出した第1の固定接点14aの左斜め上側に位置しており、第2の腕部13bはカバー11の収納部11aの底面に露出した第2の固定接点16aの右斜め上側に位置しており、第1端子14および第2端子16と、第1・第2の共通端子15A,15B間はいずれも非導通状態となっている。
【0069】
レバー部12aを中立状態から図14に示すように器体の右側へ倒すと、回転体12が右回りに回動すると共にコイルばね13の第1の腕部13cの係止部13caがハンドル13の第1の孔12cの内側面に係合して右回りに回動し、第2の腕部13bが第1の固定接点14aに乗り上げて接触する。一方、第2の腕部13bはボディ10の収納部10aに立設された係止凸部10cに係合したまま、中立状態から移動しない。これにより、第1・第2共通接点15Aa,15Baは常にコイルばね13の巻回部13aと接触しているため、第1端子14と第1・第2共通端子15A,15B間は、コイルばね13を介して導通状態となる。またこの時、コイルばね13の巻回部13aは右回りにねじれて第1の腕部13cには左回りの付勢力が働いている。
【0070】
レバー部12aへの操作力を解除すると、第1の腕部13cによる付勢力で回転体12が左回りに回動して第1の腕部13cが第1の固定接点14aから離れ、再び非導通状態へと戻る。この時、レバー部12aの回動は、回転体12の第2の孔12bの内側面がコイルばね13の第2の腕部13bに当接することで制止され、コイルばね13の付勢力によりレバー部12aが器体上面の開口の中間より左側まで行き過ぎることはない。
【0071】
レバー部12aを中立状態から図15に示すように器体の左側へ倒すと、回転体12が左回りに回動すると共にコイルばね13の第2の腕部13bの係止部13baがハンドル13の第2の孔12bの内側面に係合して左回りに回動し、第2の腕部13bが第2の固定接点16aに乗り上げて接触する(図15では第2の固定接点16aは図示せず。)。一方、第1の腕部13cはボディ10の収納部10aに立設された係止凸部10cに係合したまま、中立状態から移動しない。これにより、第1・第2共通接点15Aa,15Baは常にコイルばね13の巻回部13aと接触しているため、第2端子16と第1・第2共通端子15A,15B間は、コイルばね13を介して導通状態となる。またこの時、コイルばね13の巻回部13aは左回りにねじれて第2の腕部13bには右回りの付勢力が働いている。
【0072】
レバー部12aへの操作力を解除すると、第2の腕部13bによる付勢力で回転体12が右回りに回動して第2の腕部13bが第2の固定接点16aから離れ、再び非導通状態へと戻る。この時、レバー部12aの回動は、回転体12の第1の孔12cの内側面がコイルばね13の第1の腕部13cに当接することで制止され、コイルばね13の付勢力によりレバー部12aが器体上面の開口の中間より右側まで行き過ぎることはない。
【0073】
上記のような2方向操作スイッチBにおいても、実施形態1の2方向スイッチAと同様にレバー部12aが回転体12に突設され、回転体12と共に器体の中央を中心に回動するため、器体の上面からレバー部12aの回動の中心点までの距離が長くなり、レバー部12aの倒れる角度が緩くなる。これにより、回転動作体Zの切り欠き部Zaの切り欠きの角度θを大きくしなくても、回転動作体Zの切り欠き部Zaの間にレバー部12aが挟まらず、回転動作体Zのシャトル動作が可能となる。
【0074】
かかる2方向操作スイッチBにおいては、実施形態1の2方向スイッチAと同様に回転動作体による作動の際に初期動作までの操作距離が短くて使いやすいものとなり、さらに、可動接触部を構成する第1の腕部13c、第2の腕部13bが回転体12と一体で回転するため、操作精度も良い。
【0075】
さらにコイルばね13が復帰ばねとしての役割と可動接触部としての役割を兼ね備えているため、実施形態1の2方向スイッチAと比較して、部品点数を削減することができる。
【0076】
また、実施形態1同様に、回転体12が円環形状であり、2方向操作スイッチBの接触構造を構成する可動接触部としてのコイルばね13の第1の腕部13c,第2の腕部13bと、第1・第2共通接点15Aa,15Baと、第1の固定接点14aと、第2の固定接点16aとが回転体12の円環形状の内側に配設されているため、2方向操作スイッチBの防塵性能の向上も図ることができる。
【0077】
なお、本実施形態のボディ10とカバー11とは、圧入結合のみであったが、図16(a)に示すように、第1共通端子15Aの第1共通接点15Aaから、第1共通端子15Aと反対側のボディ10の側面に突出するように延設された延設片15Cと、図16(b)に示すように、第2共通端子15Bの第2共通接点15Baから、第2共通端子15Bと反対側のカバー11の側面に突出するように延設された延設片15Dとを用いて、図16(c)に示すように、延設片15Cをカバー11の前面側に折曲してカバー11を押さえる固定部とし、延設片15Dをボディ10の後面側に折曲してボディ10を押さえる固定部としても良い。かかる2方向操作スイッチにおいては、ボディ10とカバー11との結合がより確実なものとなる。
【0078】
【発明の効果】
請求項1記載の2方向操作スイッチは、器体と、前記器体の内部に形成され前記器体の一側面に開口を有する収納部と、前記収納部の中央を中心として前記収納部に回動自在に配置され外周面の一部に突設されたレバー部を前記開口から外部に突出させた回転体と、前記レバー部が前記開口の中央に位置するように前記回転体を付勢する復帰ばねと、前記回転体の回動動作と共に回動する可動接触部と、前記収納部内に露出して設けられ前記可動接触部と接触した共通接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が一方に回動すると前記可動接触部と接触する第1の固定接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が他方に回動すると前記可動接触部と接触する第2の固定接点とを備えたので、前記レバー部が前記回転体に突設され回転体と共に前記収納部の中央を中心に回動し、器体の上面からレバー部の回動の中心までの距離が長くなってレバー部の倒れる角度が緩くなるので、レバー部の両側に回転動作体の切り欠き部を配置して回転動作体のシャトル動作により本2方向操作スイッチを作動させる場合に、回転動作体の切り欠き部の切り欠きの角度を大きくしなくても回転動作体のシャトル動作が可能となり、初期動作までの操作距離が短くて使いやすい2方向操作スイッチを実現できるという効果がある。さらに前記可動接触部が前記回転体の回動動作と共に回動するので、操作精度も良いという効果がある。
【0079】
請求項2記載の2方向操作スイッチは、請求項1記載の発明において、前記可動接触部は、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の一方へ延設された第1の接触片と、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の他方へ延設された第2の接触片とを有し、前記回転体が一方に回動すると前記第1の接触片が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の接触片が前記第2の固定接点と接触するので、簡単な構成で請求項1記載の可動接触部を実現できるという効果がある。
【0080】
請求項3記載の2方向操作スイッチは、請求項1記載の発明において、前記復帰ばねは、前記収納部内に軸支されたコイルばねであり、コイル状に巻回された巻回部と、前記巻回部の一方の端部から外側に延出された第1の腕部と、他方の端部から外側に延出された第2の腕部とを備え、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を他方に付勢し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を一方に付勢すると共に、前記巻回部が前記共通接点と常時接触しており、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記第2の固定接点と接触して前記可動接触部を構成するので、前記復帰ばねと前記可動接触部を1つのコイルばねで実現でき、請求項2記載の2方向操作スイッチと比較して部品点数を削減した2方向操作スイッチを実現できるという効果がある。
【0081】
請求項4記載の2方向操作スイッチは、請求項1乃至3の何れか記載の発明において、前記回転体は円環形状であり、前記可動接触部と、前記共通接点と、前記第1の固定接点と、前記第2の固定接点とを前記回転体の円環形状の内側に配設したので、2方向操作スイッチの防塵性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)実施形態1の2方向操作スイッチのカバーを外した状態の前面図である。
(b)同上を下側から見た時の側面断面図である。
(c)同上を右側から見た時の側面断面図である。
【図2】(a)同上のボディを上側から見た時の側面断面図と側面図である。
(b)同上のボディの前面図である。
(c)同上のボディを右側から見た時の側面図である。
(d)同上のボディを右側から見た時の側面断面図である。
【図3】(a)同上の回転体の前面図である。
(b)同上の回転体を下側から見た時の側面図である。
(c)同上の回転体を右側から見た時の側面断面図である。
【図4】(a)同上の接触ばねの前面図である。
(b)同上の接触ばねの組立片を拡大した図である。
(c)同上の接触ばねを右側から見た時の側面図である。
【図5】(a)同上のコイルばねの前面図である。
(b)同上のコイルばねの両端部を広げた時の図である。
【図6】(a)同上のカバーの前面図である。
(b)同上のカバーを下側から見た時の側面図である。
(c)同上のカバーを右側から見た時の側面図である。
【図7】同上の2方向操作スイッチのレバー部を左側に倒した時の図である。
【図8】(a)実施形態2の2方向操作スイッチのボディ側の前面図である。
(b)同上のカバー側の後面図である。
(c)同上を下側から見た時の断面図である。
【図9】(a)同上のボディを上側から見た時の側面図である。
(b)同上のボディの前面図である。
(c)同上のボディを下側から見た時の側面断面図である。
(d)同上のボディを右側から見た時の側面断面図である。
【図10】(a)同上のカバーを上側から見た時の側面図である。
(b)同上のカバーの前面図である。
(c)同上のカバーを下側から見た時の側面断面図である。
(d)同上のカバーを右側から見た時の側面断面図である。
【図11】(a)同上の回転体を左側から見た時の側面断面図である。
(b)同上の回転体の前面図である。
(c)同上の回転体を右側から見た時の側面図である。
(d)同上の回転体を右側から見た時の側面断面図である。
(e)同上の回転体の後面図である。
【図12】同上を上側から見た時の側面図である。
【図13】(a)同上のコイルばねを上から見た時の側面図である。
(b)同上のコイルばねの前面図である。
(c)同上のコイルばねを右側から見た時の側面図である。
【図14】同上の2方向操作スイッチのレバー部を右側に倒した時のボディ側の図である。
【図15】同上の2方向操作スイッチのレバー部を左側に倒した時のボディ側の図である。
【図16】(a)同上のボディから延設片を延設した状態を示す前面図である。
(b)同上のカバーから延設変を延設した状態を示す後面図である。
(c)同上の延設片を用いてボディとカバーとを固定した状態を示す図である。
【図17】(a)実施形態1(実施形態2でも同様)の2方向操作スイッチと従来の2方向操作スイッチとのレバー部の倒れ方を比較した図である。
(b)回転動作体をさらに回転させた時の状態を比較した図である。
【図18】(a)〜(c)実施形態1(実施形態2でも同様)の2方向スイッチを用いた時の回転動作体による作動を説明する図である。
【図19】従来の2方向操作スイッチを説明する図である。
【図20】(a)同上の2方向操作スイッチを右側から動作体が作動させる状態を説明する図である。
(b)同上の2方向操作スイッチを左側から動作体が作動させる状態を説明する図である。
(c)同上の2方向操作スイッチを回転動作体が作動させる状態を説明する図である。
【図21】(a)〜(c)同上の2方向スイッチを用いた時の回転動作体による作動を説明する図である。
【図22】(a)〜(c)回転動作体の切り欠き部の角度を大きくして同上の2方向スイッチを作動させる状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 ボディ
1a 収納部
1b 軸受け部
1c 台座部
1d 係止凸部
1g 壁部
2 カバー
3 回転体
3a レバー部
3b 押圧用凸部
3c 組立凸部
3d 凹部
4 コイルばね
4a 巻回部
4b 第1の突片
4c 第2の突片
5 第1端子
5a 第1の固定接点
6 第2端子
6a 第2の固定接点
7 共通端子
7a 共通接点
8 接触ばね
8a 取着部
8b 第2の接触片
8c 第1の接触片
10 ボディ
10a 収納部
10b 後面軸受け部
10c 係止凸部
10d 軸受け凹部
11 カバー
11a 収納部
11b 前面軸受け部
11c 軸受け凸部
12 回転体
12a レバー部
12b 第2の孔
12c 第1の孔
12d,12e 摺動凹部
12f 溝
13 コイルばね
13a 巻回部
13b 第2の腕部
13c 第1の腕部
14 第1端子
14a 第1の固定接点
15A 第1共通端子
15Aa 第1共通接点
15B 第2共通端子
15Ba 第2共通接点
16 第2端子
16a 第2の固定接点
A,B 2方向操作スイッチ
Z 回転動作体
Za 切り欠き部

Claims (4)

  1. 器体と、前記器体の内部に形成され前記器体の一側面に開口を有する収納部と、前記収納部の中央を中心として前記収納部に回動自在に配置され外周面の一部に突設されたレバー部を前記開口から外部に突出させた回転体と、前記レバー部が前記開口の中央に位置するように前記回転体を付勢する復帰ばねと、前記回転体の回動動作と共に回動する可動接触部と、前記収納部内に露出して設けられ前記可動接触部と接触した共通接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が一方に回動すると前記可動接触部と接触する第1の固定接点と、前記収納部内に露出して設けられ前記回転体が他方に回動すると前記可動接触部と接触する第2の固定接点とを備えたことを特徴とする2方向操作スイッチ。
  2. 前記可動接触部は、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の一方へ延設された第1の接触片と、一端が前記回転体に固定され他端が前記回転体の他方へ延設された第2の接触片とを有し、前記回転体が一方に回動すると前記第1の接触片が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の接触片が前記第2の固定接点と接触することを特徴とする請求項1記載の2方向操作スイッチ。
  3. 前記復帰ばねは、前記収納部内に軸支されたコイルばねであり、コイル状に巻回された巻回部と、前記巻回部の一方の端部から外側に延出された第1の腕部と、他方の端部から外側に延出された第2の腕部とを備え、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を他方に付勢し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記回転体に係合して回動し前記巻回部がねじれて前記回転体を一方に付勢すると共に、前記巻回部が前記共通接点と常時接触しており、前記回転体が一方に回動すると前記第1の腕部が前記第1の固定接点と接触し、前記回転体が他方に回動すると前記第2の腕部が前記第2の固定接点と接触して前記可動接触部を構成することを特徴とする請求項1記載の2方向操作スイッチ。
  4. 前記回転体は円環形状であり、前記可動接触部と、前記共通接点と、前記第1の固定接点と、前記第2の固定接点とを前記回転体の円環形状の内側に配設したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の2方向操作スイッチ。
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