JP2003331677A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP2003331677A
JP2003331677A JP2002138917A JP2002138917A JP2003331677A JP 2003331677 A JP2003331677 A JP 2003331677A JP 2002138917 A JP2002138917 A JP 2002138917A JP 2002138917 A JP2002138917 A JP 2002138917A JP 2003331677 A JP2003331677 A JP 2003331677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom wall
switch device
slide member
movable contact
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002138917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4097458B2 (ja
Inventor
Tomoyasu Nagano
智恭 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2002138917A priority Critical patent/JP4097458B2/ja
Priority to KR10-2003-0029270A priority patent/KR100530721B1/ko
Priority to EP03010704A priority patent/EP1363301B1/en
Priority to DE60314936T priority patent/DE60314936T2/de
Priority to TW092113082A priority patent/TW594815B/zh
Priority to CNB031314619A priority patent/CN1232998C/zh
Publication of JP2003331677A publication Critical patent/JP2003331677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4097458B2 publication Critical patent/JP4097458B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/20Driving mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/24Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting
    • H01H1/242Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting the contact forming a part of a coil spring
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/20Bridging contacts
    • H01H1/2025Bridging contacts comprising two-parallel bridges
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/04Cases; Covers
    • H01H13/06Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/0066Auxiliary contact devices

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型化が可能で、組立性を向上で
きると共に、防水機能も備えたスイッチ装置を提供する
こと。 【解決手段】 本発明のスイッチ装置の底壁1は、第1
可動接点10が当接可能な第1固定端子2と、第2可動
接点12が当接可能な第2固定端子3とを配設し、カバ
ー部材13の収納部14を仕切壁1aで第1、第2収納
部18、19に仕切り、第1可動接点10と第1固定端
子2とで第1スイッチ部を形成し、第2可動接点12と
第2固定端子3とで第2スイッチ部を形成して、第1ス
イッチ部を収納部14の第1収納部18に、第2スイッ
チ部を第2収納部19にそれぞれ配設したので、小型化
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の検出ス
イッチ付き電源スイッチとして使用されるスイッチ装置
に係り、特に検出スイッチ部と電源スイッチ部とを同一
のケースに収納した内蔵タイプのスイッチ装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検出スイッチ付き電源スイッチの
構造としては、既存の検出スイッチを電源スイッチの前
部、または後部などに連結部材を使用して接続、固定し
て形成した外付けタイプのスイッチ装置や、電源スイッ
チ部の本体ケース内に既存の検出スイッチのスイッチ部
を組み込んで形成した内蔵タイプのスイッチ装置が知ら
れている。
【0003】前記外付けタイプのスイッチ装置は、既存
の検出スイッチをそのまま使用し、検出スイッチの操作
部となる操作レバーの形状を一部変更することによっ
て、電源スイッチの操作部に連設されたスライド部材で
の押圧操作を可能とし、電源スイッチの操作部を押圧操
作した場合に、検出スイッチも同時に操作されるように
連結部によって連結された構造となっている。この場
合、電源スイッチ部と検出スイッチ部とは、それぞれ個
別のケースに収納されて独立して形成されて、押圧操作
方向と平行な直列方向に配設されたものとなっている。
【0004】また、内蔵タイプのスイッチ装置は、既存
の検出スイッチから操作レバーおよびケース部分を削除
して、スイッチ部を取り出し、このスイッチ部のみ電源
スイッチのケース内に組み込んで形成したもので、電源
スイッチ側のケースと、必要に応じて操作部となるスラ
イド部材の形状を一部変更することによって、検出スイ
ッチの切換を可能にしている。この場合、電源スイッチ
部と検出スイッチ部とは、同一のケース内に内蔵され
て、連結部材などを使用しなくても操作可能になってい
る。そして、電源スイッチ部と検出スイッチ部とは、押
圧操作方向と平行な直列方向に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の検出スイッチ付き電源スイッチの構造に
おいては、外付けタイプのスイッチ装置においては、既
存の検出スイッチを連結部材などで電源スイッチの前後
に連結していたため、検出スイッチ部の取付部の強度の
問題、あるいは外付け時の寸法バラツキ等によるON検
出位置のバラツキ等があった。また、部品点数の増加に
よる組立作業性の低下でコストアップになる問題があっ
た。
【0006】また、外付けタイプ、内蔵タイプの両方と
も、操作部の押圧操作方向と平行な直列方向に電源スイ
ッチと検出スイッチとを取り付けていたので、奥行き寸
法が大きくなり、従来のスイッチ装置を取り付けた、例
えば洗濯機等の装置側が大型になる問題があった。
【0007】本発明は前述したような問題点に鑑みてな
されたもので、小型化が可能で、組立性を向上できると
共に、防水機能も備えたスイッチ装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のスイッチ装置は、下部
に配設した底壁で内部の収納部を遮蔽するカバー部材
と、前記収納部内に収納されて前記カバー部材から外方
に突出させた操作部を押圧操作可能なスライド部材とを
備え、前記底壁は、前記収納部を第1、第2の2つの収
納部に仕切る仕切壁を有し、前記スライド部材は、前記
操作部を押圧操作することにより前記仕切壁に沿ってス
ライド可能な支持壁を有し、この支持壁を挟んで前記第
1収納部側に第1接点支持部を形成すると共に、前記第
2収納部側に第2接点支持部を形成し、前記第1接点支
持部には第1可動接点を配設し、前記第2接点支持部に
は第2可動接点を配設し、前記底壁は、前記第1収納部
側に配設した前記第1可動接点が当接可能な第1固定端
子と、前記第2収納部側に配設した前記第2可動接点が
当接可能な第2固定端子とを有し、前記第1可動接点と
前記第1固定端子とで第1スイッチ部を構成し、前記第
2可動接点と前記第2固定端子とで第2スイッチ部を構
成し、前記第1、第2スイッチ部を前記操作部の押圧操
作方向と直交する並列方向に配設したことを特徴とす
る。
【0009】また、上記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記スライド部材の前記第1接点支持部
に支持する第1可動接点は、板状で矩形状に形成され、
一方側を前記スライド部材の前記支持壁側に支持し、他
方側を前記支持壁と対向する側に形成した壁部材に上下
動可能に支持したことを特徴とする。
【0010】また、上記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記第1固定端子は、前記第1収納部側
の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライ
ド部材を前記押圧操作すると、前記第1可動接点の前記
他方側が前記一対の第1固定端子に当接するようにした
ことを特徴とする。
【0011】また、上記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記第2可動接点は、線バネをコイル状
に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角
度を有して外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイ
ルバネからなることを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記第2固定端子は、前記第2収納部側
の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライ
ド部材を前記押圧操作すると、前記一対の腕部が前記一
対の第2固定端子に当接するようにしたことを特徴とす
る。
【0013】また、上記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記第1、第2固定端子は、前記第1、
第2可動接点が当接可能な接点部とこの接点部から一方
側に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を前記
底壁に取り付けて、前記端子部の先端を前記底壁から外
部に導出したことを特徴とする。
【0014】また、上記課題を解決するための第7の解
決手段として、前記底壁の前記仕切壁は、前記スライド
部材を前記仕切壁に沿ってスライド可能に支持するガイ
ド部を形成したことを特徴とする。
【0015】また、上記課題を解決するための第8の解
決手段として、前記スライド部材と前記底壁との間に第
1コイルバネを配設し、前記スライド部材の前記押圧操
作を解除すると、前記第1コイルバネの作用で前記スラ
イド部材が前記押圧操作前の初期状態に自動復帰するよ
うにしたことを特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決するための第9の解
決手段として、前記スライド部材は、前記押圧操作方向
と平行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、
この摺動面に圧接可能な板バネを前記底壁側に配設し、
前記スライド部材を前記押圧操作して、前記板バネが前
記段差部によって弾性変形することにより、前記押圧操
作する押圧力が変化するようにしたことを特徴とする。
【0017】また、上記課題を解決するための第10の
解決手段として、前記カバー部材と前記底壁とを別体で
形成し、前記カバー部材は、前記収納部の下方が開放さ
れ、この開放された前記収納部の下方を前記底壁で遮蔽
し、前記底壁と前記カバー部材との隙間部分を封止材で
封止して、前記収納部の下方を密閉したことを特徴とす
る。
【0018】また、上記課題を解決するための第11の
解決手段として、前記封止材は、前記底壁に取り付けた
前記第1、第2固定端子の周囲にも塗布したことを特徴
とする。
【0019】また、上記課題を解決するための第12の
解決手段として、前記カバー部材から外部に突出する前
記スライド部材の前記操作部上にドーム状のゴム部材を
配設し、このゴム部材で前記収納部の上方を密閉したこ
とを特徴とする。
【0020】また、上記課題を解決するための第13の
解決手段として、前記弾性部材上に駆動棒を配設し、こ
の駆動棒を前記ゴム部材に形成した圧入穴を介して前記
スライド部材の前記操作部に固着したことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図6に示す。図1は本発明の一実施の形態のスイ
ッチ装置の斜視図であり、図2はその分解斜視図であ
り、図3は本発明に係わるスライド部材の上面図であ
り、図4は本発明に係わるスライド部材の正面図であ
り、図5は図4の下面図であり、図6は図5の6−6断
面図であり、図7は図4の右側面図であり、図8は本発
明のスイッチ装置の要部断面図である。
【0022】本発明のスイッチ装置は、図2に示すよう
に、最下部には形状が略矩形状の底壁1が配設されてお
り、この底壁1は、樹脂材料等の絶縁材からなり、後述
するカバー部材13内部の収納部14の開放された下方
を遮蔽可能になっている。前記底壁1の略中央部には、
後述するカバー部材13内部の収納部14を2つに仕切
る仕切壁1aが、所定高さで立設されている。また仕切
壁1aの前後方向のそれぞれの端部には、コ字状の溝か
らなるガイド部1bが互いに対向して形成され、このガ
イド部1bで後述するスライド部材6をスライド可能に
ガイドするようになっている。また、仕切壁1aの中央
部近傍で図示左側には、小判形状に形成された棒状のバ
ネ支持部1cが、仕切壁1aより低い高さで立設されて
いる。また、仕切壁1aの中央部には所定の幅寸法の切
欠き溝1dが形成されている。
【0023】また、底壁1は、金属板を折り曲げ形成し
た第1、第2固定端子2、3が、それぞれ一対圧入され
て一体化されている。前記第1、第2固定端子2、3
は、底壁1の上面から露出する接点部2a、3aと、こ
の接点部2a、3aから一方側に略L字状に折り曲げら
れて、図示下方側に延びる端子部2b、3bとを有し、
この端子部2b、3bが底壁1に形成した圧入穴1fに
圧入されて、端子部2b、3bの先端部が底壁1の裏面
から外部に突出している。また、第1固定端子2の接点
部2aには、後述する導体板からなる第1可動接点10
との導通を確実にするための接点部材2cがそれぞれカ
シメ、または圧入等により固着されている。
【0024】また、底壁1の棒状のバネ支持部1cに
は、板バネ4と第1コイルバネ5とが装着可能になって
いる。前記板バネ4は、図2に示すように、バネ支持部
1cに挿通可能な小判形状の支持穴4aを中央部に形成
した基部4bと、この基部4bの両端部を互いに対向さ
せて上方に折り曲げた一対の腕部4cとからなり、腕部
4c先端には、互いに対向させて内側に円弧状に突出さ
せた摺動部4dが形成されている。そして、互いに対向
する腕部4cの間隔寸法は、基部4b側よりも先端部の
摺動部4d側をマイナスさせて形成している。前記板バ
ネ4は、小判形状の支持穴4aを小判形状のバネ支持部
1cに挿通させると、底壁1上面の所定位置に位置決め
されて装着可能になっている。
【0025】また、底壁1上面に装着した板バネ4の支
持穴4aから上方に突出するバネ支持部1cには、圧縮
コイルバネからなる第1バネ5が装着可能になってい
る。また、底壁1は、仕切壁1aの両端部に形成した溝
状のガイド部1bに、樹脂材料等の絶縁材料からなるス
ライド部材6が、図示上下方向に仕切壁1aに沿ってス
ライド可能にガイドされている。前記スライド部材6を
図3〜図7で説明すると、スライド部材6は、図4の正
面図に示すように、略中央部には、所定厚さの支持壁6
aが形成され、この支持壁6aの上面から上方に突出す
る棒状の操作部6bが所定の高さで形成されている。こ
の操作部6bには、後述する駆動棒16を圧入可能な圧
入穴6cが所定の穴径と深さで形成されている。また、
支持壁6aには、図3に示す上下方向の上方側の一端面
6dと下方側の他端面6eから、板状のガイド部6fが
それぞれ突出形成され、このガイド部6fが、底壁1の
ガイド部1bにスライド自在にガイド可能になってい
る。
【0026】また、図4に示す支持壁6aの左側には、
後述する第1可動接点10を支持可能な第1接点支持部
7が形成されている。この第1接点支持部7は、支持壁
6aの上部から図示左側に屋根状に延びる壁部材7aが
形成されて、内部が空洞状になっている。また、第1接
点支持部7は、ガイド部6fを形成した支持壁6aのそ
れぞれの端面6d、6eに、後述する第1可動接点10
の支点部10bを支持可能な一対の第1、第2支持突起
7b、7cが形成されている。
【0027】この第1、第2支持突起7b、7cは、図
4に示すように、所定寸法の隙間を設けて形成され、こ
の隙間部分に後述する第1可動接点10の支点部10b
を支持可能になっている。また、第1接点支持部7は、
支持壁6aと対向する側の壁部材7aの下方側に鈎状の
ストッパー部7dが形成されている。このストッパー部
7dは、壁部材7aの下方内面から支持壁6a方向であ
る内側に突出形成されている。また、第1接点支持部7
を構成する壁部材7aの天井面には、後述する第2コイ
ルバネ11を支持可能なバネ支持穴7eが所定深さで略
矩形状に形成されている。
【0028】また、図4に示すように、支持壁6aの右
側には、後述する第2可動接点11を支持可能な第2接
点支持部8が形成されている。この第2接点支持部8
は、支持壁6aの上部から図示右側に略L字状のバネ支
持部8aが形成され、このバネ支持部8aと支持壁6a
との間に所定幅寸法のガイド溝8bが形成されている。
また、ガイド溝8bの上部には、底壁1の仕切壁1aに
形成した切欠き溝1dに係合してスライド可能な係合部
8cが形成されている。
【0029】また、バネ支持部8aの下方側には、後述
する捻りコイルバネからなる第2可動接点11の巻回部
11aを支持可能な棒状の接点支持部8dが突出形成さ
れている。また、スライド部材6は、図3に示すよう
に、接点支持部8dの上下に、バネ支持部8aからの突
出寸法がそれぞれ異なる一対のバネ係止部8e、8fが
形成されている。このそれぞれのバネ係止部8e、8f
は、図4に示すように、先端部が鈎状に形成されて、後
述する捻りコイルバネからなる第2可動接点11の腕部
11bを係止可能になっている。
【0030】また、図5の下面図に示すスライド部材6
の下面側で、支持壁6aの略中央部には、所定の穴径寸
法のバネ支持穴6gが形成されている。このバネ支持穴
6gは、深さが図6に示すように、第1接点支持部7の
壁部材7aの天井面近傍まで形成されている。また、図
5に示す支持壁6aに形成したバネ支持穴6gの上下に
は、板バネ4の腕部4cを収納可能な板バネ収納部9が
所定深さで形成されている。この板バネ収納部9は、図
7に示すように、下部側に所定の幅寸法で対向する第1
摺動面9aと、上部側に第1摺動面9aの幅寸法より幅
広の寸法で対向する第2摺動面9bとが形成され、第1
摺動面9aと第2摺動面9bとを連結する段差部9cが
傾斜状に形成されている。
【0031】そして、図7に示すように、板バネ収納部
9に、2点鎖線で示す板バネ4の腕部4cを収納する
と、板バネ4のそれぞれの摺動部4d、4dが第1摺動
面9aに圧接する。この状態で、スライド部材6を押圧
操作して下方に降下させると、段差部9cに摺動部4d
が乗り上げて、板バネ4が弾性変形する。この時、スラ
イド部材6を押圧操作する操作力が変化し、この操作力
の変化で操作者がクリック感を感じることができるよう
になっている。また、スライド部材6の第1接点支持部
7には、平板状で略長方形の第1可動接点10が支持可
能になっている。この第1可動接点10は、金属板等の
導電性部材からなり、図2に示すように、平坦状で略長
方形状の基部10aを有し、この基部10aの長手方向
の両端部から一方側に突出する舌片状の支点部10bが
一対形成されている。
【0032】そして、それぞれの支点部10b、10b
が、スライド部材6の第1、第2支持突起7b、7cの
間に支持可能になっている。また、第1可動接点10
は、基部10aの略中央部に円形状で所定深さのバネ受
け部10cが形成されている。また、一対の支点部10
b近傍の基部10aには、円形状の接点部10dが図示
下方側に形成されている。
【0033】また、支点部10bを形成した側と反対側
の基部10aの他方側10eが、スライド部材6のスト
ッパー部7dに支持可能になっている。また、第1可動
接点10のバネ受け部10cには、図2に示すような圧
縮コイルバネからなる第2コイルバネ11が位置するよ
うになっており、この第2コイルバネ11の上端部は、
スライド部材6の壁部材7aの天井面に形成したバネ支
持穴7eに支持されて、第1可動接点10を下方側に弾
性付勢するようになっている。このような第2コイルバ
ネ11に弾性付勢された第1可動接点10は、支点部1
0bが第1、第2支持突起7b、7cの間に支持され、
支点部10bと反対側の基部10aの他方側10eが鈎
状のストッパー部7bに支持されて、スライド部材6に
保持されている。
【0034】そして、第1可動接点10、および一対の
第1固定端子2とで、電源スイッチである第1スイッチ
部が構成されており、スライド部材6を押圧操作して降
下させると、第1可動接点10の一対の接点部10d、
10dが、第1固定端子2のそれぞれの接点部材2c、
2cに当接するようになっている。このことにより、一
対の第1固定端子2、2が第1可動接点10を介して導
通して、第1スイッチ部がONするようになっている。
【0035】また、スライド部材6の第2接点支持部8
には、捻りコイルバネからなる第2可動接点12が支持
されている。この第2可動接点12は、図2に示すよう
に、ピアノ線等からなる線バネを複数回巻回した巻回部
12aを有し、この巻回部12aから所定の開放角度α
を有して外方に直線状に延びる2本の腕部12b、12
bが形成されている。そして、第2可動接点12は、巻
回部12aを第2接点支持部8の接点支持部8dに支持
すると共に、一方の腕部12bを一方のバネ係止部8e
の、他方の腕部12bを他方のバネ係止部8fに係止す
るようになっている。そして、第2可動接点12と一対
の第2固定端子3とで、検出スイッチである第2スイッ
チ部が構成されており、スライド部材6を押圧操作して
第2可動接点12を降下させると、2本の腕部12b、
12bが一対の第2固定端子3に当接する。このことに
より、一対の第2固定端子3、3が第2可動接点12を
介して導通して、第2スイッチ部がONするようになっ
ている。
【0036】また、底壁1の上方には、底壁1の上方を
覆うカバー部材13が配設されている。このカバー部材
13は、周囲が外周壁13aで囲まれると共に、上部が
天井壁13bで覆われており、内部にスライド部材6等
を収納可能な空洞状の収納部14が形成されている。こ
の空洞部14は、下方が開放されており、この下方の開
放部分に底壁1が嵌合可能になっている。また、カバー
部材13は、上部の天井部13b中央部に、後述するゴ
ム部材15を取り付けるための円弧状の溝部13cが形
成され、この溝部13cの外周に所定厚さで壁状のカシ
メ部13dが、所定高さで突出形成されている。また、
円弧状の溝部13cの内側には、スライド部材6の操作
部6bが挿通可能な貫通穴13eが、所定の穴径で形成
されている。
【0037】また、天井部13bの溝部13cには、図
2に示すように、内部が空洞になったドーム状のゴム部
材15が配設されている。このゴム部材15は、ドーム
状の外周壁15aと、この外周壁15a下部の外周部に
形成した所定厚さの鍔部15bとで構成されている。ま
た、ドーム状の外周壁15aの頂部には、後述する駆動
棒16を圧入可能な圧入穴15cが貫通形成されてい
る。このようなゴム部材15は、鍔部15bを溝部13
cに位置させて状態で、カシメ部13dを内側に倒し込
むようにカシメ付けることにより、カバー部材13に一
体化されている。また、駆動棒16は、円盤状の操作部
16aと、ゴム部材15の圧入穴15cおよびスライド
部材6の圧入穴6cに圧入可能な棒状の圧入部19bと
からなり、形状がコマ状になっている。
【0038】このように構成された本発明のスイッチ装
置の組立は、まず底壁1に第1、第2固定端子2、3の
それぞれの端子部2b、3bを圧入する。次に、底壁1
のバネ支持部1cに、板バネ4を挿通して装着すると共
に、板バネ4の基部4b上に第1コイルバネ5を挿通し
て装着する。また、スライド部材6は、第1接点支持部
7に第1可動接点10を支持すると共に、第1可動接点
10のバネ受け部10cとスライド部材6のバネ支持穴
7eとに第2コイルバネ11の両端部を装着する。
【0039】すると、第1可動接点10は、第1、第2
支持突起7c、7dの間に位置する支点部10bを支点
として、他方側10eがストッパー部7dに支持され
て、スライド部材6に装着される。また、スライド部材
6の第2接点支持部8に、捻りコイルバネからなる第2
可動接点12を装着する。このような、第1、第2可動
接点10、12を装着したスライド部材6は、支持壁6
aの両端部6d、6eから突出するガイド部6fを、底
壁1のガイド部1bに嵌合させた状態で、上方からゴム
部材15をカシメ付けたカバー部材13をかぶせて、カ
バー部材13の下方の開放部分に底壁1を圧入すること
により、カバー部材13に底壁1が仮止めされる。
【0040】すると、スライド部材6の操作部6bがカ
バー部材13の貫通穴13eから上方に突出して、ゴム
部材15のドーム状の外周壁15a内部に位置する。次
に、駆動棒16の圧入部16bをゴム部材15の圧入穴
15cと、スライド部材6の圧入穴6cとに圧入するこ
とにより、カバー部材13内部の収納部14の上方が密
閉される。そのために、カバー部材13の上方から収納
部14への水等の侵入を防ぐことができる。
【0041】また、図8に示すように、底壁1の外周部
とカバー部材13の外周壁、および第1、第2固定端子
2、3と底壁1の圧入穴1fとのそれぞれの隙間を、エ
ポキシ樹脂等の接着剤からなる封止材17で封止するこ
とにより、内部の収納部14の下方側が密閉されて、底
壁1側からの水等の侵入を防ぐことができる。
【0042】このように組み立てられた本発明のスイッ
チ装置は、内部の収納部14が、図8に示すように、底
壁1の仕切壁1aで2つに仕切られて、図示左側に第1
収納部18、図示右側に第2収納部19が形成されてい
る。そして、第1収納部18に第1可動接点10を支持
した第1スイッチ部が形成され、第2収納部19に第2
可動接点12を支持した第2スイッチ部が形成されてい
る。
【0043】このような構成の本発明のスイッチ装置の
操作は、図8に示すように、スライド部材6が上方に位
置して、第1、第2スイッチ部がOFFした初期状態か
ら、操作者が駆動棒16を下方に押圧して、スライド部
材6を降下させると、スライド部材6の第1摺動面9a
に位置していた板バネ4の摺動部4dが、板バネ収納部
9の傾斜状の段差部9cを摺動して、駆動棒16に加え
ていた押圧力が増大すして、更にスライド部材6が下方
に押圧されて、摺動部4cが第2摺動面9bに位置す
る。この時、スライド部材6を押圧操作していた操作力
が急激に小さくなって、スライド部材6を押圧操作して
いる操作者が、クリック感を感じることができる。
【0044】このクリック感を感じ取ると同時に、第1
可動接点10の接点部10dが第1固定端子2の接点部
材2c、2cに当接して、一対の第1固定端子2、2が
第1可動接点10を介して導通し、第1スイッチ部がO
Nされる。また、同時に第2可動接点12の巻回部12
aから延びる一対の腕部12b、12bが第2固定端子
3の接点部3a、3aに当接して、一対の第2固定端子
3、3が第2可動接点12を介して導通し、第2スイッ
チ部がONされる。この時、電源スイッチである第1ス
イッチ部側に通電される電圧が、例えば100V等の高
電圧で、スイッチON時にアークが発生したとしても、
第1収納部18、第2収納部19の間が仕切壁1aで遮
蔽されているので、発生したアークが第2収納部19に
飛び込むことがない。そのために、第2スイッチ部が接
点不良等になることがない。
【0045】この第1、第2スイッチ部がON状態か
ら、駆動棒16の押圧を解除すると、スライド部材6
が、第1コイルバネ5の付勢力で、上方に押し上げられ
て、図8に示す初期状態に自動復帰し、第1、第2スイ
ッチ部がOFFされる。このような本発明のスイッチ装
置は、仕切壁1aで仕切られた第1収納部18に第1ス
イッチ部を、第2収納部19に第2スイッチ部を配設し
ている。即ち、操作部6bの押圧操作方向と直交する並
列方向に第1、第2スイッチ部を配設したので、奥行き
寸法を小さくすることができる。また、本発明のスイッ
チ装置は、スライド部材6に第1、第2可動接点10、
12を支持するようになっているので、部品点数を削減
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
装置は、第1、第2スイッチ部を前記操作部の押圧操作
方向と直交する並列方向に配設したので、奥行き寸法を
小さくすることができ、小型のスイッチ装置を提供でき
る。
【0047】また、第1可動接点は、板状で矩形状に形
成され、一方側をスライド部材の支持壁側に支持し、他
方側を支持壁と対向する側に形成した壁部材に上下動可
能に支持したので、第1可動接点が第1固定端子に当接
後も、スライド部材をスライドさせることができ、スラ
イド部材のストロークをオーバーストロークとすること
ができる。
【0048】また、第1固定端子は、第1収納部側の底
壁に所定間隔を有して一対配設し、スライド部材を押圧
操作すると、第1可動接点の他方側が一対の第1固定端
子に当接するようにしたので、一対の第1固定端子と1
個の第1可動接点とで第1スイッチ部を構成することが
でき、構造が簡単で部品点数の少ないスイッチ装置を提
供できる。
【0049】また、第2可動接点は、線バネをコイル状
に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角
度を有して外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイ
ルバネからなるので、一対の腕部が第1固定接点に当接
後も、スライド部材をスライドさせることができ、スラ
イド部材のストロークをオーバーストロークとすること
ができる。
【0050】また、第2固定端子は、第2収納部側の底
壁に所定間隔を有して一対配設し、スライド部材を押圧
操作すると、一対の腕部が一対の第2固定端子に当接す
るようにしたので、一対の第2固定端子と1個の捻りコ
イルバネから成る第2可動接点とで第2スイッチ部を構
成することができ、構造が簡単で部品点数の少ないスイ
ッチ装置を提供できる。
【0051】また、第1、第2固定端子は、第1、第2
可動接点が当接可能な接点部と、この接点部から一方側
に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を底壁に
取り付けて、端子部の先端を底壁から外部に導出したの
で、この底壁から外部に導出する端子部を、装置側の基
板等にハンダ付け等で取り付けることができ、装置側へ
の取付が容易なスイッチ装置を提供できる。
【0052】また、底壁の仕切壁は、スライド部材を仕
切壁に沿ってスライド可能に支持するガイド部を形成し
たので、スライド部材をスムーズにスライドさせること
ができ、操作性の良いスイッチ装置を提供できる。
【0053】また、スライド部材と底壁との間に第1コ
イルバネを配設し、スライド部材の押圧操作を解除する
と、第1コイルバネの作用でスライド部材が押圧操作前
の初期状態に自動復帰するようにしたので、更に操作性
の良いスイッチ装置を提供できる。
【0054】また、スライド部材は、押圧操作方向と平
行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、この
摺動面に圧接可能な板バネを底壁側に配設し、スライド
部材を押圧操作して、板バネが段差部によって弾性変形
することにより、押圧操作する押圧力が変化するように
したので、押圧力が変化することでクリック感を感じる
ことができ、操作性の良いスイッチ装置を提供できる。
【0055】また、カバー部材と底壁とを別体で形成
し、カバー部材は、収納部の下方が開放され、この開放
された収納部の下方を底壁で遮蔽し、底壁とカバー部材
との隙間部分を封止材で封止して、収納部の下方を密閉
したので、底壁側からの水等の液体の侵入を防ぐことが
できる。
【0056】また、封止材は、底壁に取り付けた前記第
1、第2固定端子の周囲にも塗布したので、更に底壁側
の防水構造を確実にすることができる。
【0057】また、カバー部材から外部に突出するスラ
イド部材の操作部上にドーム状のゴム部材を配設し、こ
のゴム部材で収納部の上方を密閉したので、カバー部材
の上方からも水等の液体が侵入するのを防ぐことがで
き、確実な防水構造のスイッチ装置を提供できる。
【0058】また、弾性部材上に駆動棒を配設し、この
駆動棒をゴム部材に形成した圧入穴を介してスライド部
材の操作部に固着したので、駆動棒を押圧操作すること
により、スライド部材をスライドさせることができ、操
作性の良いスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスイッチ装置の斜視図
である。
【図2】本発明のスイッチ装置の分解斜視図である。
【図3】本発明に係わるスライド部材の上面図である。
【図4】本発明に係わるスライド部材の正面図である。
【図5】図4の下面図である。
【図6】図5の6−6断面図である。
【図7】図4の右側面図である。
【図8】本発明のスイッチ装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 底壁 1a 仕切壁 1b ガイド部 1c バネ支持部 2 第1固定端子 3 第2固定端子 4 板バネ 4c 腕部 4d 摺動部 5 第1コイルバネ 6 スライド部材 6a 支持壁 6b 操作部 7 第1接点支持部 7a 壁部材 7b 第1支持突起 7c 第2支持突起 7d ストッパー部 7e バネ支持部 8 第2接点支持部 9 板バネ収納部 9a 第1摺動面 9b 第2摺動面 9c 段差部 10 第1可動接点 10a 基部 10b 支点部 10c バネ受け部 11 第2コイルバネ 12 第2可動接点 12a 巻回部 12b 腕部 13 カバー部材 13b 天井壁 13d カシメ部 14 収納部 14a 第1収納部 14b 第2収納部 15 ゴム部材 15a 外周壁 15b 鍔部 16 駆動棒 16a 操作部 17 封止剤 18 第1収納部 19 第2収納部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に配設した底壁で内部の収納部を遮
    蔽するカバー部材と、前記収納部内に収納されて前記カ
    バー部材から外方に突出させた操作部を押圧操作可能な
    スライド部材とを備え、前記底壁は、前記収納部を第
    1、第2の2つの収納部に仕切る仕切壁を有し、前記ス
    ライド部材は、前記操作部を押圧操作することにより前
    記仕切壁に沿ってスライド可能な支持壁を有し、この支
    持壁を挟んで前記第1収納部側に第1接点支持部を形成
    すると共に、前記第2収納部側に第2接点支持部を形成
    し、前記第1接点支持部には第1可動接点を配設し、前
    記第2接点支持部には第2可動接点を配設し、前記底壁
    は、前記第1収納部側に配設した前記第1可動接点が当
    接可能な第1固定端子と、前記第2収納部側に配設した
    前記第2可動接点が当接可能な第2固定端子とを有し、
    前記第1可動接点と前記第1固定端子とで第1スイッチ
    部を構成し、前記第2可動接点と前記第2固定端子とで
    第2スイッチ部を構成し、前記第1、第2スイッチ部を
    前記操作部の押圧操作方向と直交する並列方向に配設し
    たことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド部材の前記第1接点支持部
    に支持する第1可動接点は、板状で矩形状に形成され、
    一方側を前記スライド部材の前記支持壁側に支持し、他
    方側を前記支持壁と対向する側に形成した壁部材に上下
    動可能に支持したことを特徴とする請求項1記載のスイ
    ッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1固定端子は、前記第1収納部側
    の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライ
    ド部材を前記押圧操作すると、前記第1可動接点の前記
    他方側が前記一対の第1固定端子に当接するようにした
    ことを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2可動接点は、線バネをコイル状
    に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角
    度を有して外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイ
    ルバネからなることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項記載のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2固定端子は、前記第2収納部側
    の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライ
    ド部材を前記押圧操作すると、前記一対の腕部が前記一
    対の第2固定端子に当接するようにしたことを特徴とす
    る請求項4記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2固定端子は、前記第1、
    第2可動接点が当接可能な接点部とこの接点部から一方
    側に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を前記
    底壁に取り付けて、前記端子部の先端を前記底壁から外
    部に導出したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記底壁の前記仕切壁は、前記スライド
    部材を前記仕切壁に沿ってスライド可能に支持するガイ
    ド部を形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れか1項記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記スライド部材と前記底壁との間に第
    1コイルバネを配設し、前記スライド部材の前記押圧操
    作を解除すると、前記第1コイルバネの作用で前記スラ
    イド部材が前記押圧操作前の初期状態に自動復帰するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至7記載のいずれ
    か1項記載のスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記スライド部材は、前記押圧操作方向
    と平行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、
    この摺動面に圧接可能な板バネを前記底壁側に配設し、
    前記スライド部材を前記押圧操作して、前記板バネが前
    記段差部によって弾性変形することにより、前記押圧操
    作する押圧力が変化するようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記カバー部材と前記底壁とを別体で
    形成し、前記カバー部材は、前記収納部の下方が開放さ
    れ、この開放された前記収納部の下方を前記底壁で遮蔽
    し、前記底壁と前記カバー部材との隙間部分を封止材で
    封止して、前記収納部の下方を密閉したことを特徴とす
    る請求項1乃至9のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記封止材は、前記底壁に取り付けた
    前記第1、第2固定端子の周囲にも塗布したことを特徴
    とする請求項10記載のスイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記カバー部材から外部に突出する前
    記スライド部材の前記操作部上にドーム状のゴム部材を
    配設し、このゴム部材で前記収納部の上方を密閉したこ
    とを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項記載の
    スイッチ装置。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材上に駆動棒を配設し、こ
    の駆動棒を前記ゴム部材に形成した圧入穴を介して前記
    スライド部材の前記操作部に固着したことを特徴とする
    請求項12記載のスイッチ装置。
JP2002138917A 2002-05-14 2002-05-14 スイッチ装置 Expired - Fee Related JP4097458B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138917A JP4097458B2 (ja) 2002-05-14 2002-05-14 スイッチ装置
KR10-2003-0029270A KR100530721B1 (ko) 2002-05-14 2003-05-09 검출 스위치가 부착된 전원 스위치 장치
EP03010704A EP1363301B1 (en) 2002-05-14 2003-05-13 Power-supply switch device with detection switch
DE60314936T DE60314936T2 (de) 2002-05-14 2003-05-13 Schalter für Stromversorgung mit Erkennungsschalter
TW092113082A TW594815B (en) 2002-05-14 2003-05-14 Power-supply switch device with detection switch
CNB031314619A CN1232998C (zh) 2002-05-14 2003-05-14 带有检测开关的电源开关装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138917A JP4097458B2 (ja) 2002-05-14 2002-05-14 スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003331677A true JP2003331677A (ja) 2003-11-21
JP4097458B2 JP4097458B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=29267780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002138917A Expired - Fee Related JP4097458B2 (ja) 2002-05-14 2002-05-14 スイッチ装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1363301B1 (ja)
JP (1) JP4097458B2 (ja)
KR (1) KR100530721B1 (ja)
CN (1) CN1232998C (ja)
DE (1) DE60314936T2 (ja)
TW (1) TW594815B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102549201B1 (ko) * 2023-02-28 2023-06-28 이인표 몸체와 터미널의 접합부위로 방수제가 코팅된 방수타입 통전소자

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1662523A1 (en) * 2004-11-26 2006-05-31 Signal Lux MDS S.r.l. Push button switch
KR100707261B1 (ko) * 2005-08-22 2007-04-13 최형욱 방수 마이크로 스위치 및 그 제조방법
JP5270129B2 (ja) * 2007-10-19 2013-08-21 株式会社アルファ 押しボタンスイッチの取付構造
TWI449069B (zh) * 2012-04-24 2014-08-11 Zippy Tech Corp Waterproof micro switch
KR102626711B1 (ko) 2018-12-27 2024-01-17 현대트랜시스 주식회사 스위치 장치
KR102577723B1 (ko) * 2021-10-18 2023-09-12 엠피아주식회사 자동차 도어 개폐 감지 모니터링 시스템

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7418746U (de) * 1974-05-29 1974-09-05 Licentia Gmbh Drucktastensatz mit Stummschalter für einen Rundfunkempfänger
US3934104A (en) * 1974-09-23 1976-01-20 Stout Glenn M Push-button switch
FR2413770A1 (fr) * 1977-12-30 1979-07-27 Telemecanique Electrique Interrupteur de position etanche
DE4233447C1 (de) * 1992-10-05 1994-01-27 Barlian Reinhold Schalteinrichtung
JP3335280B2 (ja) * 1996-09-10 2002-10-15 新晃電機株式会社 押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102549201B1 (ko) * 2023-02-28 2023-06-28 이인표 몸체와 터미널의 접합부위로 방수제가 코팅된 방수타입 통전소자

Also Published As

Publication number Publication date
TW200401318A (en) 2004-01-16
DE60314936D1 (de) 2007-08-30
CN1232998C (zh) 2005-12-21
EP1363301B1 (en) 2007-07-18
JP4097458B2 (ja) 2008-06-11
DE60314936T2 (de) 2008-04-03
EP1363301A1 (en) 2003-11-19
KR20030088871A (ko) 2003-11-20
CN1461028A (zh) 2003-12-10
KR100530721B1 (ko) 2005-11-23
TW594815B (en) 2004-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3120137U (ja) 電気コネクタ
JP4220446B2 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
JP2987493B2 (ja) スイッチの接続構造
US8129639B2 (en) Emblem-unified trunk opening and closing device
JPH1140003A (ja) プッシュ機構付スライドスイッチ及びその組立て方法
KR101702548B1 (ko) 스위치 장치
JP4862697B2 (ja) スイッチ装置
JP2007324090A (ja) 押釦スイッチ及びその実装方法
JP2002150864A (ja) 車両用コンビネーションスイッチ
JPH09274830A (ja) 複合操作型電気部品
RU2182384C2 (ru) Выключатель
JP2008112682A (ja) カードエッジ型コネクタ
JP2003331677A (ja) スイッチ装置
JPH0723854Y2 (ja) キーボードの照明素子用ホルダ
JPH10134663A (ja) スイッチ
JP2007207015A (ja) 多方向入力装置
JP2002075129A (ja) 多方向操作スイッチ及びこれを用いた電子機器
JP2004273199A (ja) スイッチ装置及びその製造方法
JP3611754B2 (ja) アンテナ構造
JPH113630A (ja) プッシュスイッチ及びその組立て方法
JP2000149715A (ja) スイッチ
JP4097457B2 (ja) スイッチ装置
JP3399170B2 (ja) スイッチ
KR100779437B1 (ko) 조광식 회전형 전기 부품
JP3910361B2 (ja) ポインティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080311

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4097458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees