JP4097458B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の検出スイッチ付き電源スイッチとして使用されるスイッチ装置に係り、特に検出スイッチ部と電源スイッチ部とを同一のケースに収納した内蔵タイプのスイッチ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の検出スイッチ付き電源スイッチの構造としては、既存の検出スイッチを電源スイッチの前部、または後部などに連結部材を使用して接続、固定して形成した外付けタイプのスイッチ装置や、電源スイッチ部の本体ケース内に既存の検出スイッチのスイッチ部を組み込んで形成した内蔵タイプのスイッチ装置が知られている。
【0003】
前記外付けタイプのスイッチ装置は、既存の検出スイッチをそのまま使用し、検出スイッチの操作部となる操作レバーの形状を一部変更することによって、電源スイッチの操作部に連設されたスライド部材での押圧操作を可能とし、電源スイッチの操作部を押圧操作した場合に、検出スイッチも同時に操作されるように連結部によって連結された構造となっている。
この場合、電源スイッチ部と検出スイッチ部とは、それぞれ個別のケースに収納されて独立して形成されて、押圧操作方向と平行な直列方向に配設されたものとなっている。
【0004】
また、内蔵タイプのスイッチ装置は、既存の検出スイッチから操作レバーおよびケース部分を削除して、スイッチ部を取り出し、このスイッチ部のみ電源スイッチのケース内に組み込んで形成したもので、電源スイッチ側のケースと、必要に応じて操作部となるスライド部材の形状を一部変更することによって、検出スイッチの切換を可能にしている。
この場合、電源スイッチ部と検出スイッチ部とは、同一のケース内に内蔵されて、連結部材などを使用しなくても操作可能になっている。そして、電源スイッチ部と検出スイッチ部とは、押圧操作方向と平行な直列方向に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の検出スイッチ付き電源スイッチの構造においては、外付けタイプのスイッチ装置においては、既存の検出スイッチを連結部材などで電源スイッチの前後に連結していたため、検出スイッチ部の取付部の強度の問題、あるいは外付け時の寸法バラツキ等によるON検出位置のバラツキ等があった。また、部品点数の増加による組立作業性の低下でコストアップになる問題があった。
【0006】
また、外付けタイプ、内蔵タイプの両方とも、操作部の押圧操作方向と平行な直列方向に電源スイッチと検出スイッチとを取り付けていたので、奥行き寸法が大きくなり、従来のスイッチ装置を取り付けた、例えば洗濯機等の装置側が大型になる問題があった。
【0007】
本発明は前述したような問題点に鑑みてなされたもので、小型化が可能で、組立性を向上できると共に、防水機能も備えたスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として本発明のスイッチ装置は、下部に配設した底壁で内部の収納部を遮蔽するカバー部材と、前記収納部内に収納されて前記カバー部材から外方に突出させた操作部を押圧操作可能なスライド部材とを備え、前記底壁は、前記収納部を第1、第2の2つの収納部に仕切る仕切壁を有し、前記スライド部材は、前記操作部を押圧操作することにより前記仕切壁に沿ってスライド可能な支持壁を有し、この支持壁を挟んで前記第1収納部側に第1可動接点を支持する第1接点支持部を形成すると共に、前記第2収納部側に第2可動接点を支持する第2接点支持部を形成し、前記第1可動接点は、板状で矩形状に形成され、短手方向における一方側に支点部が一対設けられており、前記第1接点支持部の前記支持壁側には、前記第1可動接点の前記支点部を支持可能な隙間を有する第1支持突起と第2支持突起とがそれぞれ一対設けられ、該第1支持突起と第2支持突起との前記隙間に前記支点部を位置させて前記第1可動接点の前記一方側を前記スライド部材の前記支持壁側に支持すると共に、前記第1接点支持部の前記支持壁と対向する側に形成した壁部材の下方には、前記支持壁側へ突出する鈎状のストッパー部が設けられており、このストッパー部の上部に前記第1可動接点の短手方向における他方側を位置させて該他方側を前記ストッパー部に上下動可能に支持させて、前記第1可動接点を前記第1接点支持部に配設し、前記第2可動接点は、線バネをコイル状に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角度を有して前記仕切壁に沿って外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイルバネからなり、前記第2接点支持部には、前記第1支持突起及び前記第2支持突起とは反対方向に突出した接点支持部が設けられ、該接点支持部に前記捻りコイルバネの前記巻回部を支持させて、前記第2可動接点を前記第2接点支持部に配設し、前記底壁は、前記第1収納部側に配設した前記第1可動接点が当接可能な第1固定端子と、前記第2収納部側に配設した前記第2可動接点が当接可能な第2固定端子とを有し、前記第1可動接点と前記第1固定端子とで第1スイッチ部を構成し、前記第2可動接点と前記第2固定端子とで第2スイッチ部を構成し、前記第1、第2スイッチ部を前記操作部の押圧操作方向と直交する並列方向に配設したことを特徴とする。
【0010】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記第1固定端子は、前記第1収納部側の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライド部材を前記押圧操作すると、前記第1可動接点の前記他方側が前記一対の第1固定端子に当接するようにしたことを特徴とする。
【0012】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記第2固定端子は、前記第2収納部側の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライド部材を前記押圧操作すると、前記一対の腕部が前記一対の第2固定端子に当接するようにしたことを特徴とする。
【0013】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記第1、第2固定端子は、前記第1、第2可動接点が当接可能な接点部とこの接点部から一方側に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を前記底壁に取り付けて、前記端子部の先端を前記底壁から外部に導出したことを特徴とする。
【0014】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記底壁の前記仕切壁は、前記スライド部材を前記仕切壁に沿ってスライド可能に支持するガイド部を形成したことを特徴とする。
【0015】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記スライド部材と前記底壁との間に第1コイルバネを配設し、前記スライド部材の前記押圧操作を解除すると、前記第1コイルバネの作用で前記スライド部材が前記押圧操作前の初期状態に自動復帰するようにしたことを特徴とする。
【0016】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記スライド部材は、前記押圧操作方向と平行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、この摺動面に圧接可能な板バネを前記底壁側に配設し、前記スライド部材を前記押圧操作して、前記板バネが前記段差部によって弾性変形することにより、前記押圧操作する押圧力が変化するようにしたことを特徴とする。
【0017】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記カバー部材と前記底壁とを別体で形成し、前記カバー部材は、前記収納部の下方が開放され、この開放された前記収納部の下方を前記底壁で遮蔽し、前記底壁と前記カバー部材との隙間部分を封止材で封止して、前記収納部の下方を密閉したことを特徴とする。
【0018】
また、上記課題を解決するための第の解決手段として、前記封止材は、前記底壁に取り付けた前記第1、第2固定端子の周囲にも塗布したことを特徴とする。
【0019】
また、上記課題を解決するための第10の解決手段として、前記カバー部材から外部に突出する前記スライド部材の前記操作部上にドーム状のゴム部材を配設し、このゴム部材で前記収納部の上方を密閉したことを特徴とする。
【0020】
また、上記課題を解決するための第11の解決手段として、前記ゴム部材上に駆動棒を配設し、この駆動棒を前記ゴム部材に形成した圧入穴を介して前記スライド部材の前記操作部に固着したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図6に示す。図1は本発明の一実施の形態のスイッチ装置の斜視図であり、図2はその分解斜視図であり、図3は本発明に係わるスライド部材の上面図であり、図4は本発明に係わるスライド部材の正面図であり、図5は図4の下面図であり、図6は図5の6−6断面図であり、図7は図4の右側面図であり、図8は本発明のスイッチ装置の要部断面図である。
【0022】
本発明のスイッチ装置は、図2に示すように、最下部には形状が略矩形状の底壁1が配設されており、この底壁1は、樹脂材料等の絶縁材からなり、後述するカバー部材13内部の収納部14の開放された下方を遮蔽可能になっている。
前記底壁1の略中央部には、後述するカバー部材13内部の収納部14を2つに仕切る仕切壁1aが、所定高さで立設されている。また仕切壁1aの前後方向のそれぞれの端部には、コ字状の溝からなるガイド部1bが互いに対向して形成され、このガイド部1bで後述するスライド部材6をスライド可能にガイドするようになっている。
また、仕切壁1aの中央部近傍で図示左側には、小判形状に形成された棒状のバネ支持部1cが、仕切壁1aより低い高さで立設されている。また、仕切壁1aの中央部には所定の幅寸法の切欠き溝1dが形成されている。
【0023】
また、底壁1は、金属板を折り曲げ形成した第1、第2固定端子2、3が、それぞれ一対圧入されて一体化されている。
前記第1、第2固定端子2、3は、底壁1の上面から露出する接点部2a、3aと、この接点部2a、3aから一方側に略L字状に折り曲げられて、図示下方側に延びる端子部2b、3bとを有し、この端子部2b、3bが底壁1に形成した圧入穴1fに圧入されて、端子部2b、3bの先端部が底壁1の裏面から外部に突出している。
また、第1固定端子2の接点部2aには、後述する導体板からなる第1可動接点10との導通を確実にするための接点部材2cがそれぞれカシメ、または圧入等により固着されている。
【0024】
また、底壁1の棒状のバネ支持部1cには、板バネ4と第1コイルバネ5とが装着可能になっている。前記板バネ4は、図2に示すように、バネ支持部1cに挿通可能な小判形状の支持穴4aを中央部に形成した基部4bと、この基部4bの両端部を互いに対向させて上方に折り曲げた一対の腕部4cとからなり、腕部4c先端には、互いに対向させて内側に円弧状に突出させた摺動部4dが形成されている。
そして、互いに対向する腕部4cの間隔寸法は、基部4b側よりも先端部の摺動部4d側をマイナスさせて形成している。
前記板バネ4は、小判形状の支持穴4aを小判形状のバネ支持部1cに挿通させると、底壁1上面の所定位置に位置決めされて装着可能になっている。
【0025】
また、底壁1上面に装着した板バネ4の支持穴4aから上方に突出するバネ支持部1cには、圧縮コイルバネからなる第1バネ5が装着可能になっている。
また、底壁1は、仕切壁1aの両端部に形成した溝状のガイド部1bに、樹脂材料等の絶縁材料からなるスライド部材6が、図示上下方向に仕切壁1aに沿ってスライド可能にガイドされている。
前記スライド部材6を図3〜図7で説明すると、スライド部材6は、図4の正面図に示すように、略中央部には、所定厚さの支持壁6aが形成され、この支持壁6aの上面から上方に突出する棒状の操作部6bが所定の高さで形成されている。この操作部6bには、後述する駆動棒16を圧入可能な圧入穴6cが所定の穴径と深さで形成されている。
また、支持壁6aには、図3に示す上下方向の上方側の一端面6dと下方側の他端面6eから、板状のガイド部6fがそれぞれ突出形成され、このガイド部6fが、底壁1のガイド部1bにスライド自在にガイド可能になっている。
【0026】
また、図4に示す支持壁6aの左側には、後述する第1可動接点10を支持可能な第1接点支持部7が形成されている。この第1接点支持部7は、支持壁6aの上部から図示左側に屋根状に延びる壁部材7aが形成されて、内部が空洞状になっている。また、第1接点支持部7は、ガイド部6fを形成した支持壁6aのそれぞれの端面6d、6eに、後述する第1可動接点10の支点部10bを支持可能な一対の第1、第2支持突起7b、7cが形成されている。
【0027】
この第1、第2支持突起7b、7cは、図4に示すように、所定寸法の隙間を設けて形成され、この隙間部分に後述する第1可動接点10の支点部10bを支持可能になっている。
また、第1接点支持部7は、支持壁6aと対向する側の壁部材7aの下方側に鈎状のストッパー部7dが形成されている。このストッパー部7dは、壁部材7aの下方内面から支持壁6a方向である内側に突出形成されている。
また、第1接点支持部7を構成する壁部材7aの天井面には、後述する第2コイルバネ11を支持可能なバネ支持穴7eが所定深さで略矩形状に形成されている。
【0028】
また、図4に示すように、支持壁6aの右側には、後述する第2可動接点11を支持可能な第2接点支持部8が形成されている。
この第2接点支持部8は、支持壁6aの上部から図示右側に略L字状のバネ支持部8aが形成され、このバネ支持部8aと支持壁6aとの間に所定幅寸法のガイド溝8bが形成されている。
また、ガイド溝8bの上部には、底壁1の仕切壁1aに形成した切欠き溝1dに係合してスライド可能な係合部8cが形成されている。
【0029】
また、バネ支持部8aの下方側には、後述する捻りコイルバネからなる第2可動接点11の巻回部11aを支持可能な棒状の接点支持部8dが突出形成されている。また、スライド部材6は、図3に示すように、接点支持部8dの上下に、バネ支持部8aからの突出寸法がそれぞれ異なる一対のバネ係止部8e、8fが形成されている。
このそれぞれのバネ係止部8e、8fは、図4に示すように、先端部が鈎状に形成されて、後述する捻りコイルバネからなる第2可動接点11の腕部11bを係止可能になっている。
【0030】
また、図5の下面図に示すスライド部材6の下面側で、支持壁6aの略中央部には、所定の穴径寸法のバネ支持穴6gが形成されている。このバネ支持穴6gは、深さが図6に示すように、第1接点支持部7の壁部材7aの天井面近傍まで形成されている。
また、図5に示す支持壁6aに形成したバネ支持穴6gの上下には、板バネ4の腕部4cを収納可能な板バネ収納部9が所定深さで形成されている。
この板バネ収納部9は、図7に示すように、下部側に所定の幅寸法で対向する第1摺動面9aと、上部側に第1摺動面9aの幅寸法より幅広の寸法で対向する第2摺動面9bとが形成され、第1摺動面9aと第2摺動面9bとを連結する段差部9cが傾斜状に形成されている。
【0031】
そして、図7に示すように、板バネ収納部9に、2点鎖線で示す板バネ4の腕部4cを収納すると、板バネ4のそれぞれの摺動部4d、4dが第1摺動面9aに圧接する。この状態で、スライド部材6を押圧操作して下方に降下させると、段差部9cに摺動部4dが乗り上げて、板バネ4が弾性変形する。この時、スライド部材6を押圧操作する操作力が変化し、この操作力の変化で操作者がクリック感を感じることができるようになっている。
また、スライド部材6の第1接点支持部7には、平板状で略長方形の第1可動接点10が支持可能になっている。この第1可動接点10は、金属板等の導電性部材からなり、図2に示すように、平坦状で略長方形状の基部10aを有し、この基部10aの長手方向の両端部から一方側に突出する舌片状の支点部10bが一対形成されている。
【0032】
そして、それぞれの支点部10b、10bが、スライド部材6の第1、第2支持突起7b、7cの間に支持可能になっている。
また、第1可動接点10は、基部10aの略中央部に円形状で所定深さのバネ受け部10cが形成されている。また、一対の支点部10b近傍の基部10aには、円形状の接点部10dが図示下方側に形成されている。
【0033】
また、支点部10bを形成した側と反対側の基部10aの他方側10eが、スライド部材6のストッパー部7dに支持可能になっている。
また、第1可動接点10のバネ受け部10cには、図2に示すような圧縮コイルバネからなる第2コイルバネ11が位置するようになっており、この第2コイルバネ11の上端部は、スライド部材6の壁部材7aの天井面に形成したバネ支持穴7eに支持されて、第1可動接点10を下方側に弾性付勢するようになっている。
このような第2コイルバネ11に弾性付勢された第1可動接点10は、支点部10bが第1、第2支持突起7b、7cの間に支持され、支点部10bと反対側の基部10aの他方側10eが鈎状のストッパー部7bに支持されて、スライド部材6に保持されている。
【0034】
そして、第1可動接点10、および一対の第1固定端子2とで、電源スイッチである第1スイッチ部が構成されており、スライド部材6を押圧操作して降下させると、第1可動接点10の一対の接点部10d、10dが、第1固定端子2のそれぞれの接点部材2c、2cに当接するようになっている。
このことにより、一対の第1固定端子2、2が第1可動接点10を介して導通して、第1スイッチ部がONするようになっている。
【0035】
また、スライド部材6の第2接点支持部8には、捻りコイルバネからなる第2可動接点12が支持されている。この第2可動接点12は、図2に示すように、ピアノ線等からなる線バネを複数回巻回した巻回部12aを有し、この巻回部12aから所定の開放角度αを有して外方に直線状に延びる2本の腕部12b、12bが形成されている。
そして、第2可動接点12は、巻回部12aを第2接点支持部8の接点支持部8dに支持すると共に、一方の腕部12bを一方のバネ係止部8eの、他方の腕部12bを他方のバネ係止部8fに係止するようになっている。 そして、第2可動接点12と一対の第2固定端子3とで、検出スイッチである第2スイッチ部が構成されており、スライド部材6を押圧操作して第2可動接点12を降下させると、2本の腕部12b、12bが一対の第2固定端子3、3に当接する。
このことにより、一対の第2固定端子3、3が第2可動接点12を介して導通して、第2スイッチ部がONするようになっている。
【0036】
また、底壁1の上方には、底壁1の上方を覆うカバー部材13が配設されている。このカバー部材13は、周囲が外周壁13aで囲まれると共に、上部が天井壁13bで覆われており、内部にスライド部材6等を収納可能な空洞状の収納部14が形成されている。
この空洞部14は、下方が開放されており、この下方の開放部分に底壁1が嵌合可能になっている。
また、カバー部材13は、上部の天井部13b中央部に、後述するゴム部材15を取り付けるための円弧状の溝部13cが形成され、この溝部13cの外周に所定厚さで壁状のカシメ部13dが、所定高さで突出形成されている。
また、円弧状の溝部13cの内側には、スライド部材6の操作部6bが挿通可能な貫通穴13eが、所定の穴径で形成されている。
【0037】
また、天井部13bの溝部13cには、図2に示すように、内部が空洞になったドーム状のゴム部材15が配設されている。このゴム部材15は、ドーム状の外周壁15aと、この外周壁15a下部の外周部に形成した所定厚さの鍔部15bとで構成されている。また、ドーム状の外周壁15aの頂部には、後述する駆動棒16を圧入可能な圧入穴15cが貫通形成されている。
このようなゴム部材15は、鍔部15bを溝部13cに位置させて状態で、カシメ部13dを内側に倒し込むようにカシメ付けることにより、カバー部材13に一体化されている。
また、駆動棒16は、円盤状の操作部16aと、ゴム部材15の圧入穴15cおよびスライド部材6の圧入穴6cに圧入可能な棒状の圧入部19bとからなり、形状がコマ状になっている。
【0038】
このように構成された本発明のスイッチ装置の組立は、まず底壁1に第1、第2固定端子2、3のそれぞれの端子部2b、3bを圧入する。次に、底壁1のバネ支持部1cに、板バネ4を挿通して装着すると共に、板バネ4の基部4b上に第1コイルバネ5を挿通して装着する。
また、スライド部材6は、第1接点支持部7に第1可動接点10を支持すると共に、第1可動接点10のバネ受け部10cとスライド部材6のバネ支持穴7eとに第2コイルバネ11の両端部を装着する。
【0039】
すると、第1可動接点10は、第1、第2支持突起7c、7dの間に位置する支点部10bを支点として、他方側10eがストッパー部7dに支持されて、スライド部材6に装着される。
また、スライド部材6の第2接点支持部8に、捻りコイルバネからなる第2可動接点12を装着する。
このような、第1、第2可動接点10、12を装着したスライド部材6は、支持壁6aの両端部6d、6eから突出するガイド部6fを、底壁1のガイド部1bに嵌合させた状態で、上方からゴム部材15をカシメ付けたカバー部材13をかぶせて、カバー部材13の下方の開放部分に底壁1を圧入することにより、カバー部材13に底壁1が仮止めされる。
【0040】
すると、スライド部材6の操作部6bがカバー部材13の貫通穴13eから上方に突出して、ゴム部材15のドーム状の外周壁15a内部に位置する。
次に、駆動棒16の圧入部16bをゴム部材15の圧入穴15cと、スライド部材6の圧入穴6cとに圧入することにより、カバー部材13内部の収納部14の上方が密閉される。
そのために、カバー部材13の上方から収納部14への水等の侵入を防ぐことができる。
【0041】
また、図8に示すように、底壁1の外周部とカバー部材13の外周壁、および第1、第2固定端子2、3と底壁1の圧入穴1fとのそれぞれの隙間を、エポキシ樹脂等の接着剤からなる封止材17で封止することにより、内部の収納部14の下方側が密閉されて、底壁1側からの水等の侵入を防ぐことができる。
【0042】
このように組み立てられた本発明のスイッチ装置は、内部の収納部14が、図8に示すように、底壁1の仕切壁1aで2つに仕切られて、図示左側に第1収納部18、図示右側に第2収納部19が形成されている。
そして、第1収納部18に第1可動接点10を支持した第1スイッチ部が形成され、第2収納部19に第2可動接点12を支持した第2スイッチ部が形成されている。
【0043】
このような構成の本発明のスイッチ装置の操作は、図8に示すように、スライド部材6が上方に位置して、第1、第2スイッチ部がOFFした初期状態から、操作者が駆動棒16を下方に押圧して、スライド部材6を降下させると、スライド部材6の第1摺動面9aに位置していた板バネ4の摺動部4dが、板バネ収納部9の傾斜状の段差部9cを摺動して、駆動棒16に加えていた押圧力が増大すして、更にスライド部材6が下方に押圧されて、摺動部4cが第2摺動面9bに位置する。この時、スライド部材6を押圧操作していた操作力が急激に小さくなって、スライド部材6を押圧操作している操作者が、クリック感を感じることができる。
【0044】
このクリック感を感じ取ると同時に、第1可動接点10の接点部10dが第1固定端子2の接点部材2c、2cに当接して、一対の第1固定端子2、2が第1可動接点10を介して導通し、第1スイッチ部がONされる。
また、同時に第2可動接点12の巻回部12aから延びる一対の腕部12b、12bが第2固定端子3の接点部3a、3aに当接して、一対の第2固定端子3、3が第2可動接点12を介して導通し、第2スイッチ部がONされる。
この時、電源スイッチである第1スイッチ部側に通電される電圧が、例えば100V等の高電圧で、スイッチON時にアークが発生したとしても、第1収納部18、第2収納部19の間が仕切壁1aで遮蔽されているので、発生したアークが第2収納部19に飛び込むことがない。そのために、第2スイッチ部が接点不良等になることがない。
【0045】
この第1、第2スイッチ部がON状態から、駆動棒16の押圧を解除すると、スライド部材6が、第1コイルバネ5の付勢力で、上方に押し上げられて、図8に示す初期状態に自動復帰し、第1、第2スイッチ部がOFFされる。
このような本発明のスイッチ装置は、仕切壁1aで仕切られた第1収納部18に第1スイッチ部を、第2収納部19に第2スイッチ部を配設している。
即ち、操作部6bの押圧操作方向と直交する並列方向に第1、第2スイッチ部を配設したので、奥行き寸法を小さくすることができる。
また、本発明のスイッチ装置は、スライド部材6に第1、第2可動接点10、12を支持するようになっているので、部品点数を削減することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスイッチ装置は、第1、第2スイッチ部を前記操作部の押圧操作方向と直交する並列方向に配設したので、奥行き寸法を小さくすることができ、小型のスイッチ装置を提供できる。
【0047】
また、第1可動接点は、板状で矩形状に形成され、一方側をスライド部材の支持壁側に支持し、他方側を支持壁と対向する側に形成した壁部材に上下動可能に支持したので、第1可動接点が第1固定端子に当接後も、スライド部材をスライドさせることができ、スライド部材のストロークをオーバーストロークとすることができる。
【0048】
また、第1固定端子は、第1収納部側の底壁に所定間隔を有して一対配設し、スライド部材を押圧操作すると、第1可動接点の他方側が一対の第1固定端子に当接するようにしたので、一対の第1固定端子と1個の第1可動接点とで第1スイッチ部を構成することができ、構造が簡単で部品点数の少ないスイッチ装置を提供できる。
【0049】
また、第2可動接点は、線バネをコイル状に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角度を有して外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイルバネからなるので、一対の腕部が第固定端子に当接後も、スライド部材をスライドさせることができ、スライド部材のストロークをオーバーストロークとすることができる。
【0050】
また、第2固定端子は、第2収納部側の底壁に所定間隔を有して一対配設し、スライド部材を押圧操作すると、一対の腕部が一対の第2固定端子に当接するようにしたので、一対の第2固定端子と1個の捻りコイルバネから成る第2可動接点とで第2スイッチ部を構成することができ、構造が簡単で部品点数の少ないスイッチ装置を提供できる。
【0051】
また、第1、第2固定端子は、第1、第2可動接点が当接可能な接点部と、この接点部から一方側に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を底壁に取り付けて、端子部の先端を底壁から外部に導出したので、この底壁から外部に導出する端子部を、装置側の基板等にハンダ付け等で取り付けることができ、装置側への取付が容易なスイッチ装置を提供できる。
【0052】
また、底壁の仕切壁は、スライド部材を仕切壁に沿ってスライド可能に支持するガイド部を形成したので、スライド部材をスムーズにスライドさせることができ、操作性の良いスイッチ装置を提供できる。
【0053】
また、スライド部材と底壁との間に第1コイルバネを配設し、スライド部材の押圧操作を解除すると、第1コイルバネの作用でスライド部材が押圧操作前の初期状態に自動復帰するようにしたので、更に操作性の良いスイッチ装置を提供できる。
【0054】
また、スライド部材は、押圧操作方向と平行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、この摺動面に圧接可能な板バネを底壁側に配設し、スライド部材を押圧操作して、板バネが段差部によって弾性変形することにより、押圧操作する押圧力が変化するようにしたので、押圧力が変化することでクリック感を感じることができ、操作性の良いスイッチ装置を提供できる。
【0055】
また、カバー部材と底壁とを別体で形成し、カバー部材は、収納部の下方が開放され、この開放された収納部の下方を底壁で遮蔽し、底壁とカバー部材との隙間部分を封止材で封止して、収納部の下方を密閉したので、底壁側からの水等の液体の侵入を防ぐことができる。
【0056】
また、封止材は、底壁に取り付けた前記第1、第2固定端子の周囲にも塗布したので、更に底壁側の防水構造を確実にすることができる。
【0057】
また、カバー部材から外部に突出するスライド部材の操作部上にドーム状のゴム部材を配設し、このゴム部材で収納部の上方を密閉したので、カバー部材の上方からも水等の液体が侵入するのを防ぐことができ、確実な防水構造のスイッチ装置を提供できる。
【0058】
また、ゴム部材上に駆動棒を配設し、この駆動棒をゴム部材に形成した圧入穴を介してスライド部材の操作部に固着したので、駆動棒を押圧操作することにより、スライド部材をスライドさせることができ、操作性の良いスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスイッチ装置の斜視図である。
【図2】本発明のスイッチ装置の分解斜視図である。
【図3】本発明に係わるスライド部材の上面図である。
【図4】本発明に係わるスライド部材の正面図である。
【図5】図4の下面図である。
【図6】図5の6−6断面図である。
【図7】図4の右側面図である。
【図8】本発明のスイッチ装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 底壁
1a 仕切壁
1b ガイド部
1c バネ支持部
2 第1固定端子
3 第2固定端子
4 板バネ
4c 腕部
4d 摺動部
5 第1コイルバネ
6 スライド部材
6a 支持壁
6b 操作部
7 第1接点支持部
7a 壁部材
7b 第1支持突起
7c 第2支持突起
7d ストッパー部
7e バネ支持部
8 第2接点支持部
9 板バネ収納部
9a 第1摺動面
9b 第2摺動面
9c 段差部
10 第1可動接点
10a 基部
10b 支点部
10c バネ受け部
11 第2コイルバネ
12 第2可動接点
12a 巻回部
12b 腕部
13 カバー部材
13b 天井壁
13d カシメ部
14 収納部
14a 第1収納部
14b 第2収納部
15 ゴム部材
15a 外周壁
15b 鍔部
16 駆動棒
16a 操作部
17 封止剤
18 第1収納部
19 第2収納部

Claims (11)

  1. 下部に配設した底壁で内部の収納部を遮蔽するカバー部材と、前記収納部内に収納されて前記カバー部材から外方に突出させた操作部を押圧操作可能なスライド部材とを備え、前記底壁は、前記収納部を第1、第2の2つの収納部に仕切る仕切壁を有し、前記スライド部材は、前記操作部を押圧操作することにより前記仕切壁に沿ってスライド可能な支持壁を有し、この支持壁を挟んで前記第1収納部側に第1可動接点を支持する第1接点支持部を形成すると共に、前記第2収納部側に第2可動接点を支持する第2接点支持部を形成し、前記第1可動接点は、板状で矩形状に形成され、短手方向における一方側に支点部が一対設けられており、前記第1接点支持部の前記支持壁側には、前記第1可動接点の前記支点部を支持可能な隙間を有する第1支持突起と第2支持突起とがそれぞれ一対設けられ、該第1支持突起と第2支持突起との前記隙間に前記支点部を位置させて前記第1可動接点の前記一方側を前記スライド部材の前記支持壁側に支持すると共に、前記第1接点支持部の前記支持壁と対向する側に形成した壁部材の下方には、前記支持壁側へ突出する鈎状のストッパー部が設けられており、このストッパー部の上部に前記第1可動接点の短手方向における他方側を位置させて該他方側を前記ストッパー部に上下動可能に支持させて、前記第1可動接点を前記第1接点支持部に配設し、前記第2可動接点は、線バネをコイル状に巻回した巻回部を有し、この巻回部から所定の開放角度を有して前記仕切壁に沿って外方に延びる一対の腕部を形成した捻りコイルバネからなり、前記第2接点支持部には、前記第1支持突起及び前記第2支持突起とは反対方向に突出した接点支持部が設けられ、該接点支持部に前記捻りコイルバネの前記巻回部を支持させて、前記第2可動接点を前記第2接点支持部に配設し、前記底壁は、前記第1収納部側に配設した前記第1可動接点が当接可能な第1固定端子と、前記第2収納部側に配設した前記第2可動接点が当接可能な第2固定端子とを有し、前記第1可動接点と前記第1固定端子とで第1スイッチ部を構成し、前記第2可動接点と前記第2固定端子とで第2スイッチ部を構成し、前記第1、第2スイッチ部を前記操作部の押圧操作方向と直交する並列方向に配設したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記第1固定端子は、前記第1収納部側の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライド部材を前記押圧操作すると、前記第1可動接点の前記他方側が前記一対の第1固定端子に当接するようにしたことを特徴とする請求項記載のスイッチ装置。
  3. 前記第2固定端子は、前記第2収納部側の前記底壁に所定間隔を有して一対配設し、前記スライド部材を前記押圧操作すると、前記一対の腕部が前記一対の第2固定端子に当接するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装置。
  4. 前記第1、第2固定端子は、前記第1、第2可動接点が当接可能な接点部とこの接点部から一方側に延びる端子部とをそれぞれ有し、この端子部を前記底壁に取り付けて、前記端子部の先端を前記底壁から外部に導出したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  5. 前記底壁の前記仕切壁は、前記スライド部材を前記仕切壁に沿ってスライド可能に支持するガイド部を形成したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  6. 前記スライド部材と前記底壁との間に第1コイルバネを配設し、前記スライド部材の前記押圧操作を解除すると、前記第1コイルバネの作用で前記スライド部材が前記押圧操作前の初期状態に自動復帰するようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  7. 前記スライド部材は、前記押圧操作方向と平行方向に傾斜状の段差部を有する摺動面を形成し、この摺動面に圧接可能な板バネを前記底壁側に配設し、前記スライド部材を前記押圧操作して、前記板バネが前記段差部によって弾性変形することにより、前記押圧操作する押圧力が変化するようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  8. 前記カバー部材と前記底壁とを別体で形成し、前記カバー部材は、前記収納部の下方が開放され、この開放された前記収納部の下方を前記底壁で遮蔽し、前記底壁と前記カバー部材との隙間部分を封止材で封止して、前記収納部の下方を密閉したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  9. 前記封止材は、前記底壁に取り付けた前記第1、第2固定端子の周囲にも塗布したことを特徴とする請求項記載のスイッチ装置。
  10. 前記カバー部材から外部に突出する前記スライド部材の前記操作部上にドーム状のゴム部材を配設し、このゴム部材で前記収納部の上方を密閉したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のスイッチ装置。
  11. 前記ゴム部材上に駆動棒を配設し、この駆動棒を前記ゴム部材に形成した圧入穴を介して前記スライド部材の前記操作部に固着したことを特徴とする請求項10記載のスイッチ装置。
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