JP4204048B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4204048B2
JP4204048B2 JP2003404058A JP2003404058A JP4204048B2 JP 4204048 B2 JP4204048 B2 JP 4204048B2 JP 2003404058 A JP2003404058 A JP 2003404058A JP 2003404058 A JP2003404058 A JP 2003404058A JP 4204048 B2 JP4204048 B2 JP 4204048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cover
harness
protrusion
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003404058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005166461A (ja
Inventor
康徳 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2003404058A priority Critical patent/JP4204048B2/ja
Publication of JP2005166461A publication Critical patent/JP2005166461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4204048B2 publication Critical patent/JP4204048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、車載用のスイッチ装置に係り、特にワイヤーハーネスを介して電気的に接続されるスイッチ装置の構造に関する。
従来の車載用のスイッチ装置の構造としては、絶縁樹脂製のスイッチハウジングと、このスイッチハウジングに対して相対変位可能な可動部材と、スイッチハウジング内に配設された一対の端子と、上カバーとを備え、スイッチハウジングからは端子に電気的に接続された電線が導出されたスイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、車載用として使用される従来のスイッチ装置の構造を図に基づいて説明する。図9は従来のスイッチ装置の構造を示す断面図である。
図において、スイッチングハウジング52は、箱型のケース外壁55と、端子61が収容される端子収容室62と可動部材53の収容室64とを画成する絶縁壁56、56とを有している。前記ケース外壁55の先端部には、上カバー54の取付け片71が嵌挿される装着部58が形成されている。また、端子61の挿入孔が形成されたケース外壁55の後端部69には、端子61の挿入方向後端側を保持するリアホルダー57が装着されている。
そして、メインハーネスに接続された電線59の端部に固着された端子61が、前記ケース外壁55と前記絶縁壁56とで画成された端子収容室62内に挿入され、前記ケース外壁55に設けられた係止ランス63によって抜け止めされている。更に、端子61の後端縁がリアホルダー57の保持部60によって係止されている。
前記端子61の先端は、前記収容室64の開口端付近に位置し、接触面65を形成している。前記可動部材53には接点部材66が嵌挿され、接点部材66の基端には一対の接点部67が突設されており、この接点部67が前記端子61の接触面65と対向されている。また、可動部材53の内部奥壁68とケース外壁55の後端部69との間には、圧縮コイルばね70が介装されている。
前記上カバー54は、貫通孔73から可動部材53の先端部が突出するようにしてスイッチハウジング52の装着部58を取付け片71により保持している。また、貫通孔73は蛇腹状の防水キャップ72に覆われている。
このスイッチ装置の動作としては、前記可動部材53に外力が作用していない時には、接点部材66の接点部67が、端子61の接触面65と接触されて接点部材66を介して一対の端子61、61間が電気的に接続されてオン状態となっており、可動部材53に外力が働くと、可動部材53が圧縮コイルばね70の付勢力に抗して押し込まれ、接点部材66の接点部67が絶縁壁56に乗り上げることにより端子61の接触面65から離れてオフ状態となる。
特開平10−92253号公報
しかしながら、従来のワイヤーハーネス付きのスイッチ装置の構造では、一般的にスイッチの端子と電線とを接続する方法として、端子に電線の導線(芯線)を固着するかしめ部と、電線の被覆部(絶縁樹脂部)を固定するかしめ部との両方を形成して、端子により電線の導線と被覆部との両方をかしめて固定する方法がとられていた。このため、電線のスイッチハウジングからの抜けやガタツキを防止するためには電線の被覆部の固定が絶対必要であり、電線の被覆部の固定をスイッチハウジング内で行なうようになっているが、これらかしめ部のスペースが大きく必要となり、スイッチハウジングの小型化を阻害する要因となっていた。
すなわち、電線の被覆部まで含めたかしめ部の寸法が大きく、スイッチハウジング内部に、これらのかしめ部を収納しようとした場合に、スイッチの外形寸法などの制約があった場合には、かしめ部が大きすぎて入らないという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、スイッチハウジング内部で電線の被覆部まで含めた固定を行うと共に、スイッチの外形寸法などの制約に対応して小型化が図れるスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、収納部を有するケースと、このケースから突出された操作部材と、前記収納部に収容され、前記操作部材の操作により駆動される駆動部材と、この駆動部材に固着された可動接点と、前記収納部に収容され、前記可動接点と接離する固定接点と、この固定接点と電気的に接続され、前記ケースの外方へ導出されるハーネスと、前記ケースの収納部を覆うカバーとを備え、前記固定接点には、前記収納部内に延出されたかしめ部を有する接続端子を設け、前記かしめ部に前記ハーネスの導線をかしめて固着すると共に、この導線の被覆部の起端部を前記ケース及び前記カバーの挟持部で挟持して固定し、前記挟持部は、前記ケースに設けられた溝部と、この溝部に嵌合する前記カバーに設けられた突片部とで形成し、前記溝部の底部と、前記突片部の先端には、前記ハーネスの被覆部に食い込み前記挟持部の前記ハーネスの延出方向と直交する方向に沿って円弧状に形成された突起部が形成され、前記ケースに形成した円弧状の前記突起部の曲率と、前記カバーに形成した円弧状の前記突起部の曲率とを、互いに異なる曲率で形成した構成とした。
また、第の解決手段として、前記ケースに形成した突起部と、前記カバーに形成した
突起部を、前記挟持部の前記ハーネスの延出方向に沿って互いの位置をずらせて配置した
構成とした。
また、第の解決手段として、前記突起部を、前記ケースの収納部側が鋭角となるよう
に形成した構成とした。
上述したように、本発明のスイッチ装置は、収納部を有するケースと、ケースから突出された操作部材と、収納部に収容され、操作部材の操作により駆動される駆動部材と、駆動部材に固着された可動接点と、収納部に収容され、可動接点と接離する固定接点と、固定接点と電気的に接続され、ケースの外方へ導出されるハーネスと、ケースの収納部を覆うカバーとを備え、固定接点には、収納部内に延出されたかしめ部を有する接続端子を設け、かしめ部にハーネスの導線をかしめて固着すると共に、導線の被覆部の起端部をケース及びカバーの挟持部で挟持して固定したことから、ハーネスと接続される固定接点にはハーネスの導線のみ固着するかしめ部を設け、導線の被覆部はケース及びカバーの挟持部で固定するようにしたので、ケースの収納部内に収納するかしめ部が一つで良く、かしめ部が大きくならないため、スイッチの小型化が図れる。
また、被覆部はケース及びカバーで挟持するようにしたので、スイッチにハーネスを強固に固定できる。
また、挟持部を、ケースに設けられた溝部と、溝部に嵌合するカバーに設けられた突片部とで形成し、溝部の底部と、突片部の先端には、ハーネスの被覆部に食い込む突起部を形成したことから、ケース及びカバーにハーネスが挟持される際には、突起部がハーネスの被覆部外周に食い込む状態となるので、より強固に固定できる。
また、突起部を、挟持部のハーネスの延出方向と直交する方向に沿って円弧状に形成したことから、ハーネスの被覆部外周に沿って略全周にわたって突起部が食い込むことになるので、更に強固に固定できる。
また、ケースに形成した円弧状の突起部の曲率と、カバーに形成した円弧状の突起部の曲率とを、互いに異なる曲率で形成したことから、ケース及びカバーにハーネスが挟持される際には、被覆部が一方側に変形するため、確実に固定することができる。
また、ケースに形成した突起部と、カバーに形成した突起部を、挟持部のハーネスの延出方向に沿って互いの位置をずらせて配置したことから、被覆部の挟持位置が一箇所に集中せず被覆部への応力が緩和されるので、効率良くケース及びカバーにハーネスを挟持することができる。
また、突起部を、ケースの収納部側が鋭角となるように形成したことから、ハーネスが引張られたとしても、突起部の角部が被覆部に食い込むので、スイッチからの抜けを防止できる。
以下、本発明のスイッチ装置の実施形態を図1乃至図8に示す。図1は本発明のスイッチ装置の正面図、図2はスイッチ装置の側面図、図3はスイッチ装置の断面図、図4は端子板の平面図、図5はケースの挟持部を示す要部側面図、図6はカバーの挟持部を示す側面図、図7はケース及びカバーの挟持部の他の実施例を示す要部断面図、図8は同じくケース及びカバーの挟持部の他の実施例を示す要部断面図である。
図1乃至図4において、ケース1は、合成樹脂などの絶縁材で形成されており、方形状で下面側が開口された箱型の基台部1aと、この基台部1aの上面側に突設された円筒状の筒状部1bを有している。前記基台部1aには、開口内に収納部1cが設けられており、この収納部1cが前記筒状部1bの中空部と連続して形成されている。また、前記基台部1aの対向する一方の側面部には、複数の係合突起1d、1dが設けられており、これらの係合突起1d、1dが後述するカバー2の複数の係合凹部2c、2cと係合されるものとなる。
前記ケース1の係合突起1dが設けられた側面部と異なる一側面部には、下方が開放された複数の溝部1e、1eが形成されている。これらの溝部1e、1eは、図5に示すように、底面が円弧状に形成されており、この円弧状の底面には円弧状の底面に沿って突起部1fが形成されている。また、この円弧面の曲率は、後述するハーネス11の被覆部11bの外径に略等しい径寸法となるように形成されている。
また、前記ケース1の筒状部1bの外周面には、周方向と直交する方向に複数のガイド突起1gが形成されている。このガイド突起1gによって、スイッチ装置が、車内の図示しないパネルなどに取り付けられる際に位置決めされるものとなっている。
カバー2は、同じく合成樹脂などの絶縁材で形成され、略平板状の基盤部2aと、この基盤部2aの対向する一方の側面部から上方に突設された立壁部2bとを有している。この立壁部2bには、複数の係合凹部2c、2cが形成されており、これらの係合凹部2c、2cと前記ケース1の側面部に設けられた前記係合突起1d、1dとが係合することにより、前記ケース1とカバー2とが一体化されるものとなる。
また、前記カバー2の異なる一側面部には、上方に突出する複数の突片部2d、2dが形成されている。これらの突片部2d、2dは、図6に示すように、先端が円弧状に形成されており、この円弧状の先端には円弧状の突起部2eが形成されている。また、この円弧面の曲率は、前記ケース1の一側面部に形成された、前記溝部1eの円弧状の突起部1fに比べて、やや大きくなるように形成されている。このように、前記ケース1に形成された円弧状の突起部1fの曲率と、前記カバー2に形成された円弧状の突起部2eの曲率とは、互いに異なる曲率となるように形成されている。
前記カバー2が前記ケース1と一体化される際には、前記カバー2の突片部2dが前記ケース1の溝部1e内に挿入されて、前記溝部1eの円弧状の突起部1fと前記突片部2dの円弧状の突起部2eとが互いに対向された状態で係合されるものとなる。この時、前記溝部1eと前記突片部2dとで後述するハーネス11の被覆部11bを挟持して固定する挟持部を構成するものとなる。
前記カバー2の上面には、端子板3が載置され、前記ケース1の収納部1cの下面側に挟持されて配設されている。この端子板3は、合成樹脂などの絶縁材からなり、図4に示すように、中央には軸3aが突出して設けられている。また、上面側には導電性の金属板から形成された複数の固定接点4、4が、その一面を表出して配設されている。また、これらの固定接点4、4の一端側は、端子板3の一側面部から突出されて接続端子4a、4aが形成されており、この接続端子4aの先端部には対向された一対の爪片からなるかしめ部4bが設けられている。
回転板5は、合成樹脂などの絶縁材からなり、下面中央に軸孔5aが設けられ、この軸孔5aが前記端子板3の軸3aに回動可能に軸支されている。また回転板5の下面には、弾性を有する薄板金属板からなる可動接点6が固着されており、この可動接点6が回転板5の回動に伴って、前記端子板3の上面側に設けられた固定接点4と摺接して一定の信号を出力するものとなっている。コイルばね7は、回転板5を、常時、端子板3側へ付勢している。
駆動部材8は、合成樹脂などの絶縁材で略円筒状に形成されており、この筒内に前記コイルばね7の一端が係止されて、前記回転板5に対向して配設されている。また、この駆動部材8の外周面には、略三角形状に突出した駆動カム8aが形成されている。
操作部材9は、同じく合成樹脂などの絶縁材で略円筒状に形成されており、この筒内には、コイルばね10の一端が当接され収容されている。また、このコイルばね10の他端は、前記駆動部材8の上面に当接されており、このコイルばね10は、常時、前記操作部材9を上方へ付勢して、操作部材9の先端側を前記ケース1の筒状部1bの上部開口から突出させている。
また、操作部材9には、円筒状の下面側に、周面に沿って傾斜面からなる操作カム9aが形成されている。操作部材9が押圧操作された際には、この操作カム9aが、前記駆動部材8の駆動カム8aに当接して、互いが摺動することにより前記駆動部材8が所定の回転動作を行なうようになっている。この時、操作部材9と前記駆動部材8との間には、前記コイルばね10が介装されており、このコイルばね10が圧縮されることにより生じる付勢力によって駆動部材8の回転時の回転トルク(節度感触)が得られるものとなる。
また、スイッチ装置にはハーネス11が配線されている。このハーネス11は、複数の金属線を束ねた導線11aと、この導線11aの回りを覆う絶縁樹脂製の被覆部11bとからなり、被覆部11bの起端部が剥かれて、導線11aが一定の長さで露出されている。
前記ハーネス11は、前記ケース1及びカバー2の挟持部、すなわち、ケース1の一側面部に設けられた溝部1eと、カバー2の一側面部に設けられた突片部2dとの間に、前記被覆部11bの起端部が挟持されて固定されている。また、前記導線11aが、前記カバー2の上面に載置された端子板3の一側面から、ケース1の収納部1c内に突出して設けられた接続端子4aのかしめ部4bにかしめられることにより、前記固定接点4と電気的に接続されて固着されている。
この時、前記ケース1及びカバー2の挟持部には、それぞれ円弧状の突起部1f及び2eが形成されており、この突起部1f、2eが、上下方向から、ハーネス11の被覆部11bに食い込んだ状態で、ハーネス11がケース1及びカバー2に固定されるものとなっている。
このように、前記ハーネス11の挟持部を、前記ケース1に設けられた溝部1eと、この溝部1eに嵌合する前記カバー1に設けられた突片部2dとで形成して、前記溝部1eの底部と、前記突片部2dの先端に、ハーネス11の被覆部11bに食い込む、それぞれの前記突起部1f、2eを形成したことから、前記ケース1及びカバー2に、前記ハーネス11が挟持される際には、前記突起部1f、2eが、前記ハーネス11の被覆部11bの外周に食い込む状態となるので、より強固に固定できるものとなる。
また、前記突起部1f、2eは、前記ケース1及びカバー2の挟持部の、前記ハーネス11の延出方向と直交する方向に沿って円弧状に形成したことから、前記ハーネス11の被覆部11bの外周に沿って略全周にわたって前記突起部1f、2eが食い込むことになるので、更に強固に固定できるものとなる。
また、この時、前起カバー2に形成された、円弧状の突片部2dの円弧面の曲率は、前記ケース1に形成された、前記溝部1eの円弧状の突起部1fの曲率に比べて、やや大きくなるように形成されており、互いに異なる曲率で形成したことから、ケース1及びカバー2にハーネス11が挟持される際には、被覆部11bが、曲率の大きな突片部2dの円弧面側に押し付けられて変形するため、確実に固定することができるものとなる。
図7に示すのは、前記ケース1及びカバー2の挟持部の他の実施例を示し、この場合、前記ケース1の一側面部に形成した溝部1eの円弧状の突起部1fと、前記カバー2の一側面部に形成した突片部2dの円弧状の突起部2eとは、挟持部のハーネス11の延出方向に沿って、互いの位置を前後方向にずらせて千鳥状となるように配置している。
このように、前記ケース1に形成した突起部1fと、前記カバー2に形成した突起部2eとを、挟持部のハーネス11の延出方向に沿って互いの位置をずらせて配置したことから、ハーネス11の被覆部11bの挟持位置が、一箇所に集中せず、被覆部11bへの応力が緩和されるので、効率良くケース1及びカバー2にハーネス11を挟持することができるものとなる。
図8に示すのは、前記ケース1及びカバー2の挟持部の更に他の実施例を示し、この場合、前記ケース1の一側面部に形成した溝部1eの円弧状の突起部1fと、前記カバー2の一側面部に形成した突片部2dの円弧状の突起部2eは、ケース1の収納部1c側が鋭角となるようにエッジ状に形成されている。
このように、前記ハーネス11を挟持する前記ケース1に形成した突起部1fと、前記カバー2に形成した突起部2eを、ケース1の収納部1c側が鋭角となるように形成したことから、ハーネス11が引張られたとしても、突起部1f、2eの角部(エッジ部)が、ハーネス11の被覆部11bに食い込むので、スイッチからのハーネス11の抜けを防止できるものとなる。
上記した実施例によれば、前記端子板3の固定接点4に、前記ケース1の収納部1c内に延出されたかしめ部4bを有する接続端子4aを設けて、このかしめ部4bに、前記ハーネス11の導線11aをかしめて固着すると共に、この導線11aの被覆部11bの起端部を、前記ケース1及びカバー2の挟持部で挟持して固定するようにしてあり、前記ハーネス11と接続される固定接点4にはハーネス11の導線11aのみ固着するかしめ部4bを設けて、導線11aの被覆部11bは、ケース1の溝部1eとカバー2の突片部2dとの挟持部で固定するようにしたので、ケース1の収納部1c内に収納するかしめ部4bが一つで良く、かしめ部4bが大きくならないため、スイッチの小型化が図れるものとなる。
また、前記被覆部11bは前記ケース1及びカバー2で挟持するようにしたので、スイッチに前記ハーネス11を強固に固定できるものとなっている。
尚、上記実施例においては、前記ケース1及びカバー2の挟持部は、ケース1の一側面部に形成した溝部1eと、カバー2の一側面部に形成した突片部2dとで形成したが、これに限らず、ケース1とカバー2とに、対向させて同じような円弧状の溝部を形成して、ハーネス11の挟持部としても良い。また、この場合、円弧状の突起部の曲率も上下対称となるように形成しても良い。
本発明の図1は本発明のスイッチ装置の正面図、 本発明のスイッチ装置を示す側面図である。 本発明のスイッチ装置を示す断面図である。 本発明の端子板を示す平面図である。 本発明のケースの挟持部を示す要部側面図である。 本発明のカバーの挟持部を示す側面図である。 本発明のケース及びカバーの挟持部の他の実施例を示す要部断面図である。 本発明の同じくケース及びカバーの挟持部の他の実施例を示す要部断面図である。 従来のスイッチ装置を示す断面図である。
符号の説明
1:ケース
1a:基台部
1b:筒状部
1c:収納部
1d:係合突起
1e:溝部(挟持部)
1f:突起部
1g:ガイド突起
2:カバー
2a:基盤部
2b:立壁部
2c:係合凹部
2d:突片部(挟持部)
2e:突起部
3:端子板
3a:軸
4:固定接点
4a:接続端子
4b:かしめ部
5:回転板
5a:軸孔
6:可動接点
7:コイルばね
8:駆動部材
8a:駆動カム
9:操作部材
9a:操作カム
10:コイルばね
11:ハーネス
11a:導線
11b:被覆部

Claims (3)

  1. 収納部を有するケースと、このケースから突出された操作部材と、前記収納部に収容され、前記操作部材の操作により駆動される駆動部材と、この駆動部材に固着された可動接点と、前記収納部に収容され、前記可動接点と接離する固定接点と、この固定接点と電気的に接続され、前記ケースの外方へ導出されるハーネスと、前記ケースの収納部を覆うカバーとを備え、前記固定接点には、前記収納部内に延出されたかしめ部を有する接続端子を設け、前記かしめ部に前記ハーネスの導線をかしめて固着すると共に、この導線の被覆部の起端部を前記ケース及び前記カバーの挟持部で挟持して固定し、前記挟持部は、前記ケースに設けられた溝部と、この溝部に嵌合する前記カバーに設けられた突片部とで形成し、前記溝部の底部と、前記突片部の先端には、前記ハーネスの被覆部に食い込み前記挟持部の前記ハーネスの延出方向と直交する方向に沿って円弧状に形成された突起部が形成され、前記ケースに形成した円弧状の前記突起部の曲率と、前記カバーに形成した円弧状の前記突起部の曲率とを、互いに異なる曲率で形成したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記ケースに形成した突起部と、前記カバーに形成した突起部を、前記挟持部の前記ハーネスの延出方向に沿って互いの位置をずらせて配置したことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記突起部を、前記ケースの収納部側が鋭角となるように形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
JP2003404058A 2003-12-03 2003-12-03 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP4204048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404058A JP4204048B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404058A JP4204048B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005166461A JP2005166461A (ja) 2005-06-23
JP4204048B2 true JP4204048B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=34727138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003404058A Expired - Lifetime JP4204048B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4204048B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4921274B2 (ja) * 2007-07-27 2012-04-25 東京パーツ工業株式会社 プッシュスイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005166461A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6056582A (en) Lever fitting connector
JP3827841B2 (ja) 電気コネクタ
JP5443256B2 (ja) シフトレバー装置
JPH11306950A (ja) 回路遮断器
JP3266518B2 (ja) プラグとジャックの接続構造
JP4204048B2 (ja) スイッチ装置
JP2008048532A (ja) 電気接続箱へのフラットケーブル接続構造および接続方法
JP2006228738A (ja) 電気コネクタ、電気差込み接続構造及び電気コネクタの組立方法
JPH1167336A (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2001291547A (ja) 電気コネクタ
JP3281280B2 (ja) 圧接端子
JP3913230B2 (ja) プッシュターミナル
JP4303413B2 (ja) 端子装置
JP4080411B2 (ja) フラット回路体用接続端子の組付け方法
KR100904802B1 (ko) 힌지용 커넥터 및 이 커넥터에 접속되는 회로 기판
JP4141459B2 (ja) プッシュターミナル
JPH0722133A (ja) ランプソケット
JP2003331677A (ja) スイッチ装置
JP3299377B2 (ja) スイッチ
CN113875096B (zh) 连接器
KR200264075Y1 (ko) 자동차용 커넥터 조립구조
JP3374611B2 (ja) 片口金蛍光灯ソケット
JP6906178B2 (ja) スイッチ装置及び移動体
JPH0621157U (ja) 電線接続用端子器具
JP2023170556A (ja) ケーブル保持部材、前記ケーブル保持部材を備えるケーブル保持装置、及び前記ケーブル保持装置を備えるケーブルコネクタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060303

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080307

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081010

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4204048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350