JP6906178B2 - スイッチ装置及び移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置及び移動体に関する。
従来、接点部を有するスイッチを筐体が保持するようなスイッチ装置が知られている。
従来のスイッチ装置は、突出部(ダボ)を有するスイッチと、スイッチを保持する筐体と、スイッチに接続されている電線と、を備える。スイッチは、接点部と、突出部(ダボ)を有するケースと、を備える。このようなスイッチ装置では、スイッチの突出部を筐体の貫通孔に挿入した状態で、電線が接続されているスイッチを筐体が保持する。
また、上記とは異なる従来のスイッチ装置の一例として、特許文献1には、ゴム弾性体の弾力に抗して押すことにより、ゴム弾性体を変形させるスイッチ装置が記載されている。特許文献1に記載されたスイッチ装置は、ゴム弾性体のケースの挿通穴から突出する先端部をゴム弾性体の弾力に抗して押すことにより、ゴム弾性体の枝部を閉じる方向に変形させ、導体板がプリント基板の接点パターンを導通させるように構成されている。
特開2008−130475号公報
ところで、電線が接続されているスイッチを筐体が保持するようなスイッチ装置では、スイッチの突出部を筐体の貫通孔に挿入した後に、電線を引き回す際に、スイッチの突出部が筐体の貫通孔から外れやすかった。その結果、スイッチが筐体から外れやすいという問題があった。
しかしながら、特許文献1に記載された従来のスイッチ装置に用いられている構造では、上記の問題を解決することはできなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、電線が接続されているスイッチが筐体から外れにくくすることができるスイッチ装置、及び、このスイッチ装置を備える移動体を提供することにある。
本発明の一態様に係るスイッチ装置は、スイッチと、筐体と、を備える。前記筐体は、前記スイッチを保持する。前記スイッチは、接点部と、ケースと、を含む。前記ケースは、前記接点部を保持する。前記ケースは、基部と、突出部と、を有する。前記突出部は、前記基部から突出して設けられている。前記筐体は、底面部と、板ばねと、を有する。前記底面部は、前記突出部が嵌る凹部を有する。前記板ばねは、前記底面部に接続されており、前記突出部の前記凹部への嵌合に応じて前記突出部の突出方向に変形可能である。前記板ばねは、基端部において前記底面部と一体に設けられている。前記板ばねの先端部の厚みは、前記底面部の厚みよりも薄い。前記板ばねは、前記凹部に嵌合された前記突出部に前記先端部が接触し、復元力により前記突出部の側面を押す。
本発明の一態様に係るスイッチ装置は、スイッチと、筐体と、を備える。前記筐体は、前記スイッチを保持する。前記スイッチは、接点部と、ケースと、を含む。前記ケースは、前記接点部を保持する。前記ケースは、基部と、突出部と、を有する。前記突出部は、前記基部から突出して設けられている。前記筐体は、底面部と、板ばねと、を有する。前記底面部は、前記突出部が嵌る凹部を有する。前記板ばねは、前記底面部に接続されており、前記突出部の前記凹部への嵌合に応じて前記突出部の突出方向に変形可能である。前記板ばねは、基端部と、先端部と、を有する。前記基端部は、前記底面部に繋がっている。前記板ばねは、前記基端部と前記先端部とが並んでいる方向と交差する方向において、隙間を介して前記底面部と対向している。前記板ばねは、前記凹部に嵌合された前記突出部に前記先端部が接触し、復元力により前記突出部の側面を押す。
本発明の一態様に係る移動体は、前記スイッチ装置と、収容体と、を備える。前記収容体は、前記スイッチ装置を収容する。
本発明の上記態様に係るスイッチ装置及び移動体によれば、電線が接続されているスイッチが筐体から外れにくくすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置における要部の断面図である。 図2は、同上のスイッチ装置の外観図である。 図3は、同上のスイッチ装置における要部の正面図である。 図4は、同上のスイッチ装置における要部の斜視図である。 図5は、図3のA2−A2線断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る筐体の斜視図である。 図7は、同上の筐体の正面図である。 図8は、図7のA3−A3線断面図である。 図9は、同上の筐体の側面図である。 図10は、本発明の一実施形態に係る移動体の概略図である。
以下の実施形態は、スイッチ装置及び移動体に関し、特に、スイッチ及び筐体を備えるスイッチ装置、及び、このスイッチ装置を備える移動体に関する。
以下、実施形態に係るスイッチ装置及び移動体について、図面を参照して説明する。図1は、図3のA1−A1線断面図である。
(1)スイッチ装置の全体構成
本実施形態に係るスイッチ装置1は、図1〜図5に示すように、スイッチ2と、筐体3と、複数(図示例では2本)の電線4と、複数(図示例では2つ)の端子5とを備える。スイッチ装置1において、筐体3が、スイッチ2を保持し、複数の電線4が、スイッチ2に接続されている。
本実施形態に係るスイッチ装置1は、例えば自動車のような移動体に用いられる。特に、スイッチ装置1は、自動車のシフトレバーに用いられ、例えば、マニュアルモードに切り替わったことを検知するためのスイッチ装置として用いられる。
(2)スイッチ装置の各構成要素
以下、本実施形態に係るスイッチ装置1について、図面を参照して説明する。
(2.1)スイッチ
スイッチ2は、接点部21と、ケース22と、操作部23と、複数の端子24と、レバー25とを備える。スイッチ2は、例えばストロークスイッチである。また、スイッチ2は、例えば密閉型のスイッチであり、耐塵性及び耐水性に優れている。なお、スイッチ2の種類及び性能は上記に限定されない。また、スイッチ2の用途も限定されない。
接点部21は、少なくとも2つの接点を有し、ケース22内に収納されている。接点部21の各接点は、ケース22内において、対応する端子24と電気的に接続されている。接点部21は、操作部23が受け付ける操作に応じて接点間の電気的開閉を行う。
ケース22は、基部221と、第1突出部222と、第2突出部223とを有し、接点部21と操作部23と複数の端子24とレバー25とを保持する。
基部221は、内部空間を有する直方体状であり、接点部21を収納している。
第1突出部222は、基部221の第1面224から突出して設けられている。第1突出部222の外形は、突出方向(第1方向D1)と直交する断面が円状である。第1突出部222の外径は、基端側よりも先端側のほうが小さい。
第2突出部223は、第1突出部222とは別に、基部221の第1面224から突出して設けられている。第2突出部223の外形は、第1突出部222と同様、突出方向(第1方向D1)と直交する断面が円状である。第2突出部223の外径は、基端側よりも先端側のほうが小さい。
第1突出部222は、基部221の第1面224の一端側(図1の左端側)に設けられており、第2突出部223は、基部221の第1面224の他端側(図1の右端側)に設けられている。
操作部23は、ケース22から露出して設けられている。より詳細には、操作部23は、ケース22の基部221の第2面225から露出して設けられている。操作部23は、第1突出部222の突出方向(第1方向D1)と交差する第2方向D2に突出して設けられている。
レバー25を介して操作部23に力が加わると、操作部23が押される。これにより、接点部21は、接点間の電気的開閉を行う。
レバー25は、ケース22の基部221の第2面225の一端側に基端が固定されている部材である。レバー25は、基端が固定されている状態で、先端が操作部23の上方に位置するように設けられている。そして、レバー25は、基端を支点として、変位可能に形成されている。
複数の端子24は、ケース22内において、接点部21に電気的に接続されている。
複数の端子24は、ケース22の基部221のうち第2面225と対向する第3面226から一部が露出するように設けられている。第1突出部222と第2突出部223とが並んでいる方向(第3方向D3)において、複数の端子24は並んでいる。ケース22内において、各端子24は、第1突出部222及び第2突出部223の突出方向(第1方向D1)及び第1突出部222と第2突出部223とが並んでいる方向(第3方向D3)のいずれにも直交する第2方向D2に沿って第3面226から突出している。各端子24は、電線4と接続するための貫通孔241を有する。
(2.2)筐体
筐体3は、図6〜図9に示すように、底面部31と、周壁部32と、延設部33と、板ばね34とを有し、スイッチ2(図4参照)を保持する。また、筐体3は、各電線4の一部を収容する収容部39を更に有する。
底面部31は、板状であり、第1貫通孔311(第1凹部)と、第2貫通孔312(第2凹部)と、開口313とを有する。
第1貫通孔311は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において底面部31を貫通する。図1及び図3に示すように、第1貫通孔311には、スイッチ2の第1突出部222が挿入されて嵌っている。
底面部31は、図6に示すように、複数(図示例では3つ)の第1リブ35を更に有する。より詳細には、底面部31のうち第1貫通孔311の周囲の内壁314には、複数の第1リブ35が設けられている。
複数の第1リブ35は、第1貫通孔311の周囲の内壁314から突出する。言い換えると、各第1リブ35は、底面部31の内壁314から第1貫通孔311の中心C1に向かって突出する。複数の第1リブ35は、90°ずつ異なる位置に設けられている。各第1リブ35は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)に沿って設けられている。すなわち、各第1リブ35は、スイッチ2の第1突出部222(図1参照)が第1貫通孔311に挿入される方向に沿って設けられている。また、各第1リブ35は、第1方向D1の全てにおいて設けられている。
そして、複数の第1リブ35のうちの1組であるリブ351とリブ352は、第2方向D2において、第1貫通孔311の中心C1を挟んで対向している。また、複数の第1リブ35のうちの1つであるリブ353は、第3方向D3において、第1貫通孔311の中心C1を挟んで、板ばね34の先端部342と対向している。
第2貫通孔312は、第1貫通孔311とは別に形成されており、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において底面部31を貫通する。第2貫通孔312は、第3方向D3において、第1貫通孔311と並んで形成されている。図1及び図3に示すように、第2貫通孔312には、スイッチ2の第2突出部223が挿入されて嵌っている。
底面部31は、図6に示すように、複数(図示例では4つ)の第2リブ36を更に有する。より詳細には、底面部31のうち第2貫通孔312の周囲の内壁315には、複数の第2リブ36が設けられている。
複数の第2リブ36は、第2貫通孔312の周囲の内壁315から突出する。言い換えると、各第2リブ36は、底面部31の内壁315から第2貫通孔312の中心C2に向かって突出する。複数の第2リブ36は、90°ずつ異なる位置に設けられている。各第2リブ36は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)に沿って設けられている。すなわち、各第2リブ36は、スイッチ2の第2突出部223(図1参照)が第2貫通孔312に挿入される方向に沿って設けられている。また、各第2リブ36は、第1方向D1の全てにおいて設けられている。
そして、複数の第2リブ36のうちの1組であるリブ361とリブ362は、第2方向D2において、第2貫通孔312の中心C2を挟んで対向している。また、複数の第2リブ36のうちの他の1組であるリブ363とリブ364は、第3方向D3において、第2貫通孔312の中心C2を挟んで対向している。
開口313は、第1貫通孔311及び第2貫通孔312とは別に、底面部31の厚さ方向(第1方向D1)において底面部31を貫通する。
周壁部32は、底面部31の周縁から突出して設けられており、第1周壁321と、第2周壁322と、第3周壁323と、第4周壁324と、第5周壁325と、を有する。第1周壁321は、底面部31のうちの第2方向D2に沿った周縁から第1方向D1に沿って突出する。また、第1周壁321では、第2方向D2における2箇所の部分が残りの部分よりも外側に突出している。第2周壁322は、底面部31のうちの第3方向D3に沿った周縁から第1方向D1に沿って突出する。第2周壁322は、一端側にて第1周壁321と繋がっている。第3周壁323は、底面部31のうちの第2方向D2に沿った周縁から第1方向D1に沿って突出する。第3周壁323は、一端側にて第2周壁322と繋がっている。また、第3周壁323は、第3方向D3において、第1周壁321と対向している。第4周壁324は、底面部31のうちの第3方向D3に沿った周縁から第1方向D1に沿って突出する。第4周壁324は、一端側にて第3周壁323と繋がっている。第5周壁325は、底面部31の周縁から第1方向D1に沿って突出しており、一端側にて第4周壁324と繋がっている。
延設部33は、周壁部32から延びて設けられており、基部331と、先端部332と、を備える。基部331は、周壁部32から第3方向D3に突出して設けられている。先端部332は、基部331の先端から第2方向D2に突出して設けられている。先端部332は、第3方向D3において、空間333を介して、周壁部32(第3周壁323)と対向している。
板ばね34は、底面部31に接続されており、スイッチ2の第1突出部222(図1参照)の第1貫通孔311への嵌合に応じて第1突出部222の突出方向(第1方向D1)に変形可能である。本実施形態では、板ばね34は、底面部31の第1貫通孔311と第2貫通孔312との間において、底面部31と一体に設けられている。そして、板ばね34は、底面部31に接続されている箇所から第1貫通孔311に向かって延びている。
板ばね34は、基端部341と、先端部342と、連結部343と、を有する。基端部341と先端部342と連結部343とは一体に形成されている。
基端部341は、底面部31に繋がっている。連結部343は、基端部341と先端部342とを連結している。図8に示すように、連結部343の厚みは、基端部341の厚み方向(第1方向D1)において、基端部341から先端部342に近づくにつれて薄くなっている。先端部342は、図7に示すように、第1方向D1からの平面視において、第1貫通孔311の円周に沿った円弧状を有する。図8に示すように、第1方向D1において、先端部342の厚みは、連結部343の先端側の厚みよりも厚い。第1方向D1において、先端部342の上部が連結部343に繋がっており、先端部342の下部が下側に突出している。
板ばね34の先端部342の厚みは、底面部31の厚みよりも薄い。より詳細には、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において、板ばね34の先端部342及び連結部343の厚みは、底面部31の厚みよりも薄い。さらに、第1方向D1における板ばね34の厚みは、基端部341よりも先端部342のほうが薄い。また、図7に示すように、板ばね34の幅(第2方向D2の長さ)は、基端部341から先端部342に近づくにつれて狭くなっている。
板ばね34は、上述のように、基端部341において底面部31に繋がっている状態で設けられている。板ばね34は、第2方向D2において、隙間344を介して底面部31と対向している。また、板ばね34は、第3方向D3において、第1貫通孔311を介して底面部31の内壁314と対向している。これにより、板ばね34の先端部342が自由端となっているため、板ばね34は、基端部341を支点として、底面部31の厚み方向(第1方向D1)に撓むことができる。つまり、板ばね34は、第1方向D1に変形することができる。
そして、上記のような構造の板ばね34では、図1に示すように、筐体3の第1貫通孔311に嵌合された第1突出部222に先端部342が接触する。そして、板ばね34は、復元力により第1突出部222の側面227を押す。ここで、第1突出部222は、第1貫通孔311に嵌っているときに、第1突出部222の側面227と板ばね34の先端部332との間の摩擦により、筐体3に固定されている。
筐体3は、図6に示すように、仕切壁37を更に有する。仕切壁37は、第1方向D1において底面部31から突出して設けられており、中央部371と、中央部371の両側に位置する2つの端部372と、を有する。仕切壁37は、筐体3の内部空間38を、スイッチ2のケース22が配置される空間381と、複数の電線4(図2参照)が配置される空間382とに仕切っている。仕切壁37は、第1方向D1において、中央部371に比べて両側の端部372のほうが高くなるように突出している。端部372にはスイッチ2のケース22に設けられた突出部228(図4参照)が接触する。第1方向D1において、端部372よりも中央部371のほうが低いので、スイッチ2の複数の端子24が仕切壁37を跨いで、複数の電線4が配置される空間382に配置されるための凹部373を確保することができる。
(2.3)電線
複数(図示例では2本)の電線4は、例えば自動車用圧縮導体薄肉型低圧電線(CAVS)であり、図1〜図5に示すように、スイッチ2に接続されている。複数の電線4は、スイッチ2と外部機器(図示せず)との間を電気的に接続する。
各電線4は、導体である芯線41と、絶縁体であって芯線41を覆う被覆42とを備える。各電線4は、芯線41が被覆42で覆われている部分として、第1部分401と、第2部分402と、第3部分403とを備える。芯線41の第1端は、例えば半田によりスイッチ2の端子24に接続されている。芯線41の第2端には、端子5が取り付けられている。
第1部分401は、筐体3の収容部39に収容されている。より詳細には、第1部分401は、収容部39において、第3方向D3に沿って配置されている。第2部分402は、第1部分401の一端から第1方向D1に沿って延びており、筐体3の周壁部32の第3周壁323と延設部33との間の空間333に配置されている。つまり、各電線4は、延設部33に絡げられている。第3部分403は、筐体3の外部において、第2部分402の一端から第3方向D3に沿って配置されている。
(2.4)端子
複数(図示例では2つ)の端子5は、複数の電線4と一対一に対応する。各端子5は、対応する電線4の芯線41の第2端と電気的に接続されるように、例えばかしめにより、対応する電線4に取り付けられている。
(3)スイッチ装置の組立
次に、実施形態1に係るスイッチ装置1の組立について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、複数の電線4の各々に端子5を取り付ける。例えばかしめにより、電線4に端子5を取り付ける。
次に、端子5が取り付けられた電線4をスイッチ2に接合する。例えばはんだにより、電線4をスイッチ2の端子24に接合する。
その後、電線4が接合されているスイッチ2を筐体3に組み込む。まず、スイッチ2の第2突出部223を筐体3の第2貫通孔312に挿入し、スイッチ2の第1突出部222を筐体3の第1貫通孔311に挿入する。
その後、電線4を筐体3に絡げる。まず、電線4におけるスイッチ2の端子24との接合部分から第3方向D3に沿うように折り曲げて、電線4の第1部分401を筐体3の収容部39に配置させる。さらに、第1方向D1に沿うように電線4を折り曲げて、電線4の第2部分402を周壁部32の第3周壁323と延設部33との間の空間333に配置させる。さらに、電線4のうち空間333から筐体3外に出た第3部分403を第3方向D3に沿うように電線4を折り曲げる。
(4)移動体
本実施形態に係るスイッチ装置1は、図10に示すように、移動体としての自動車6(四輪車)に用いられる。
自動車6は、スイッチ装置1と、車体61(収容体)とを備える。また、自動車6は、シフトレバー62を更に備える。車体61は、スイッチ装置1を収容する。シフトレバー62は、ギアを変速するために用いられる。
(5)効果
以上説明した本実施形態に係るスイッチ装置1では、筐体3の第1貫通孔311にスイッチ2の第1突出部222が嵌ったときに、板ばね34の先端部342が復元力によりスイッチ2の第1突出部222の側面227を押す。これにより、スイッチ2が筐体3から抜けそうになっても、板ばね34の先端部342が第1突出部222の側面227をより押すので、スイッチ2を筐体3から抜けにくくすることができる。つまり、スイッチ2を筐体3から抜く力が働いたとしても、スイッチ2を筐体3から抜けにくくすることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1では、スイッチ2の第1突出部222が筐体3の第1貫通孔311に嵌り、スイッチ2の第2突出部223が筐体3の第2貫通孔312に嵌る。これにより、筐体3に対してスイッチ2をずれにくくすることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1では、筐体3の第2貫通孔312の周囲に少なくとも1つの第2リブ36が設けられている。これにより、筐体3の第2貫通孔312においてスイッチ2の第2突出部223の位置ずれを低減させることができるので、筐体3に対してスイッチ2を更にずれにくくすることができる。
また、本実施形態に係るスイッチ装置1では、1組の第2リブ36が第2貫通孔312を挟んで対向する位置に設けられている。これにより、筐体3に対してスイッチ2の位置精度をより高めることができる。
さらに、本実施形態に係るスイッチ装置1では、複数の第2リブ36のうちの1組が第2方向D2(一の方向)において対向し、他の1組が第3方向D3(他の方向)において対向する。つまり、第2貫通孔312の周囲において2組の第2リブ36が十字の位置に設けられている。これにより、底面部31の平面方向におけるスイッチ2の位置ずれを低減させることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1では、板ばね34が底面部31と一体に設けられており、かつ、板ばね34の先端部342の厚みが底面部31の厚みよりも薄い。これにより、板ばね34を撓みやすくすることができ、かつ、板ばね34が撓んでも厚み方向(第1方向D1)において筐体3からはみ出さないようにすることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1では、板ばね34が底面部31における第1貫通孔311と第2貫通孔312との間に設けられている。これにより、第1貫通孔311と第2貫通孔312との間の領域以外に板ばね34のためのスペースを確保する必要がないため、省スペース化を図ることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1では、筐体3の第1貫通孔311の周囲に少なくとも1つの第1リブ35が設けられている。これにより、筐体3の第1貫通孔311においてスイッチ2の第1突出部222の位置ずれを低減させることができるので、筐体3に対するスイッチ2の位置決めを容易に行うことができる。
本実施形態に係るスイッチ装置1によれば、電線4の変形によってスイッチ2の第1突出部222が筐体3の第1貫通孔311から抜けてしまう現象を抑制することができる。
(6)変形例
筐体3の底面部31は、第1凹部として、第1貫通孔311を有することには限定されない。言い換えると、第1凹部は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において底面部31を貫通する第1貫通孔311であることには限定されない。底面部31は、第1凹部として、第1貫通孔311に代えて、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において貫通していない穴を有してもよい。つまり、第1凹部は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において窪んでいる有底の穴であってもよい。要するに、底面部31は、貫通の有無に関係なく、第1突出部222が嵌る第1凹部を有していればよい。
同様に、筐体3の底面部31は、第2凹部として、底面部31を貫通する第2貫通孔312を有することには限定されない。底面部31は、第2凹部として、第2貫通孔312に代えて、有底の穴を有してもよい。つまり、第2凹部は、貫通していない穴であってもよい。要するに、底面部31は、貫通の有無に関係なく、第2突出部223が嵌る第2凹部を有していればよい。なお、第2凹部は、必須の構成ではなく、底面部31は、第2凹部を有していなくてもよい。
また、筐体3の第1貫通孔311(第1凹部)の周囲の内壁314から突出する第1リブ35は、3つには限らない。第1リブ35は、2つ以下であってもよいし、4つ以上であってもよい。要するに、筐体3の底面部31は、第1凹部の周囲の内壁314から突出する少なくとも1つの第1リブ35を有していればよい。なお、第1リブ35は、必須の構成ではなく、底面部31は、第1リブ35を有していなくてもよい。
複数の第1リブ35の各々は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)の全てにおいて設けられていることに限定されない。各第1リブ35は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)における一部のみに設けられていてもよい。これにより、第1突出部222の位置決めを行いつつ、第1貫通孔311の径と第1突出部222の外径との差が小さい場合に、第1突出部222から底面部31に加わる力を低減させることができる。
また、各第1リブ35は、底面部31の内壁314のうち、底面部31の内面(内部空間38側の面)と接する部分のみに設けられていてもよい。この場合、筐体3のうち第1突出部222の挿入側において第1突出部222の位置決めを容易に行うことができる。あるいは、各第1リブ35は、底面部31の内壁314のうち、底面部31の外面と接する部分のみに設けられていてもよい。あるいは、各第1リブ35は、底面部31の内壁314のうち、底面部31の内面及び外面のいずれにも接しない部分すなわち第1方向D1における中央部分のみに設けられていてもよい。
さらに、第1リブ35は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において、複数個設けられていてもよい。この場合、第1突出部222の位置決めをしつつ、第1突出部222から底面部31に加わる力を低減させることができる。
筐体3の第2貫通孔312(第2凹部)の周囲の内壁315から突出する第2リブ36は、4つには限らない。第2リブ36は、3つ以下であっても、5つ以上であってもよい。要するに、筐体3の底面部31は、第2凹部の周囲の内壁315から突出する少なくとも1つの第2リブ36を有していればよい。なお、第2リブ36は、必須の構成ではなく、底面部31は、第2リブ36を有していなくてもよい。
また、複数の第2リブ36は、第2貫通孔312において十字の位置に設けられていることには限定されず、第2貫通孔312(第2凹部)の大きさ又は第2突出部223の大きさ等に応じて適切な位置に設けられていればよい。
複数の第2リブ36の各々は、第1リブ35と同様、底面部31の厚み方向(第1方向D1)の全てにおいて設けられていることに限定されない。各第2リブ36は、底面部31の厚み方向(第1方向D1)における一部のみに設けられていてもよい。これにより、第2突出部223の位置決めを行いつつ、第2貫通孔312の径と第2突出部223の外径との差が小さい場合に、第2突出部223から底面部31に加わる力を低減させることができる。
また、各第2リブ36は、第1リブ35と同様、底面部31の内壁315のうち、底面部31の内面(内部空間38側の面)と接する部分のみに設けられていてもよい。この場合、筐体3のうち第2突出部223の挿入側において第2突出部223の位置決めを容易に行うことができる。あるいは、各第2リブ36は、底面部31の内壁315のうち、底面部31の外面と接する部分のみに設けられていてもよい。あるいは、各第2リブ36は、底面部31の内壁315のうち、底面部31の内面及び外面のいずれにも接しない部分すなわち第1方向D1における中央部分のみに設けられていてもよい。
さらに、第2リブ36は、第1リブ35と同様、底面部31の厚み方向(第1方向D1)において、複数個設けられていてもよい。この場合、第2突出部223の位置決めをしつつ、第2突出部223から底面部31に加わる力を低減させることができる。
スイッチ2は、2つの突出部(第1突出部222、第2突出部223)を有する構造には限定されない。つまり、スイッチ2は、1つの突出部(第1突出部222)のみを有する構造であってもよい。筐体3も、2つの貫通孔(第1貫通孔311、第2貫通孔312)を有する構造には限定されない。つまり、筐体3は、1つの貫通孔(第1貫通孔311)のみを有する構造であってもよい。このような場合であっても、スイッチ2の突出部が筐体3の貫通孔に挿入されているときに、板ばね34の反力によって、筐体3の貫通孔からスイッチ2の突出部が抜けることを抑制できる。
スイッチ装置1は、シフトレバー62に用いられることには限定されず、自動車6の他の機構に用いられてもよい。
また、スイッチ装置1を備える移動体は、自動車6であることには限定されず、二輪車であってもよい。
(7)まとめ
上記の実施形態から以下の態様が明らかに開示されている。
第1の態様に係るスイッチ装置(1)は、スイッチ(2)と、筐体(3)と、を備える。筐体(3)は、スイッチ(2)を保持する。スイッチ(2)は、接点部(21)と、ケース(22)と、を含む。ケース(22)は、接点部(21)を保持する。ケース(22)は、基部(221)と、突出部(第1突出部222)と、を有する。上記突出部は、基部(221)から突出して設けられている。筐体(3)は、底面部(31)と、板ばね(34)と、を有する。底面部(31)は、上記突出部が嵌る凹部(第1貫通孔311)を有する。板ばね(34)は、底面部(31)に接続されており、上記突出部の上記凹部への嵌合に応じて上記突出部の突出方向に変形可能である。板ばね(34)は、上記凹部に嵌合された上記突出部に先端部(342)が接触し、復元力により上記突出部の側面(227)を押す。
第1の態様に係るスイッチ装置(1)では、筐体(3)の凹部(第1貫通孔311)にスイッチ(2)の突出部(第1突出部222)が嵌ったときに、板ばね(34)の先端部(342)が復元力によりスイッチ(2)の上記突出部の側面(227)を押す。これにより、スイッチ(2)が筐体(3)から抜けそうになっても、板ばね(34)の先端部(342)が上記突出部の側面(227)をより押すので、スイッチ(2)を筐体(3)から抜けにくくすることができる。つまり、スイッチ(2)を筐体(3)から抜く力が働いたとしても、スイッチ(2)を筐体(3)から抜けにくくすることができる。
第2の態様に係るスイッチ装置(1)では、第1の態様において、スイッチ(2)のケース(22)は、上記突出部である第1突出部(222)とは別に、第2突出部(223)を更に有する。第2突出部(223)は、基部(221)から突出して設けられている。筐体(3)の底面部(31)は、上記凹部である第1凹部(第1貫通孔311)とは別に、第2凹部(第2貫通孔312)を更に有する。上記第2凹部には、第2突出部(223)が嵌る。
第2の態様に係るスイッチ装置(1)では、スイッチ(2)の第1突出部(222)が筐体(3)の第1凹部(第1貫通孔311)に嵌り、スイッチ(2)の第2突出部(223)が筐体(3)の第2凹部(第2貫通孔312)に嵌る。これにより、筐体(3)に対してスイッチ(2)をずれにくくすることができる。
第3の態様に係るスイッチ装置(1)では、第2の態様において、底面部(31)は、少なくとも1つのリブ(第2リブ36)を有する。上記リブは、第2凹部(第2貫通孔312)の周囲の内壁(315)から突出する。
第3の態様に係るスイッチ装置(1)では、筐体(3)の第2凹部(第2貫通孔312)の周囲に少なくとも1つのリブ(第2リブ36)が設けられている。これにより、筐体(3)の上記第2凹部においてスイッチ(2)の第2突出部(223)の位置ずれを低減させることができるので、筐体(3)に対してスイッチ(2)を更にずれにくくすることができる。
第4の態様に係るスイッチ装置(1)では、第3の態様において、リブ(第2リブ36)は複数設けられている。複数のリブのうちの1組は、一の方向(第2方向D2)において第2凹部(第2貫通孔312)を挟んで対向する。
第4の態様に係るスイッチ装置(1)では、1組のリブ(1組の第2リブ36)が第2凹部(第2貫通孔312)を挟んで対向する位置に設けられている。これにより、筐体(3)に対してスイッチ(2)の位置精度をより高めることができる。
第5の態様に係るスイッチ装置(1)では、第4の態様において、複数のリブ(複数の第2リブ36)のうちの他の1組は、一の方向(第2方向D2)と直交する方向(第3方向D3)において第2凹部(第2貫通孔312)を挟んで対向する。
第5の態様に係るスイッチ装置(1)では、複数のリブ(複数の第2リブ36)のうちの1組が一の方向(第2方向D2)において対向し、他の1組が他の方向(第3方向D3)において対向する。つまり、第2凹部(第2貫通孔312)の周囲において2組のリブが十字の位置に設けられている。これにより、底面部(31)の平面方向におけるスイッチ(2)の位置ずれを低減させることができる。
第6の態様に係るスイッチ装置(1)では、第2〜5の態様のいずれか1つにおいて、板ばね(34)は、第1凹部(第1貫通孔311)と第2凹部(第2貫通孔312)との間に設けられている。
第6の態様に係るスイッチ装置(1)では、板ばね(34)が底面部(31)における第1凹部(第1貫通孔311)と第2凹部(第2貫通孔312)との間に設けられている。これにより、第1凹部と第2凹部との間の領域以外に板ばね(34)のためのスペースを確保する必要がないため、省スペース化を図ることができる。
第7の態様に係るスイッチ装置(1)では、第1〜6の態様のいずれか1つにおいて、板ばね(34)は、基端部(341)にて底面部(31)と一体に設けられている。板ばね(34)の先端部(342)の厚みは、底面部(31)の厚みよりも薄い。
第7の態様に係るスイッチ装置(1)では、板ばね(34)が底面部(31)と一体に設けられており、かつ、板ばね(34)の厚みが底面部(31)の厚み以下である。これにより、板ばね(34)を撓みやすくすることができ、かつ、板ばね(34)が撓んでも筐体(3)からはみ出さないようにすることができる。
第8の態様に係るスイッチ装置(1)は、第1〜7の態様のいずれか1つにおいて、以下の構成を有する。突出部(第1突出部222)は、凹部(第1貫通孔311)に嵌っているときに、上記突出部の側面(227)と板ばね(34)の先端部(342)との間の摩擦により、筐体(3)に固定されている。
第9の態様に係るスイッチ装置(1)では、第1の態様において、底面部(31)は、少なくとも1つのリブ(第1リブ35)を有する。上記リブは、凹部(第1貫通孔311)の周囲の内壁(314)から突出する。
第9の態様に係るスイッチ装置(1)では、筐体(3)の凹部(第1貫通孔311)の周囲に少なくとも1つのリブ(第1リブ35)が設けられている。これにより、筐体(3)の上記凹部においてスイッチ(2)の第1突出部(222)の位置ずれを低減させることができるので、筐体(3)に対するスイッチ(2)の位置決めを容易に行うことができる。
第10の態様に係るスイッチ装置(1)は、第1〜9の態様のいずれか1つにおいて、電線(4)を更に備える。電線(4)は、スイッチ(2)に接続されている。スイッチ(2)は、端子(24)を更に含む。端子(24)は、接点部(21)に電気的に接続されている。筐体(3)は、収容部(39)を更に有する。収容部(39)は、電線(4)の一部を収容する。電線(4)は、端部(第1端)と、第1部分(401)と、第2部分(402)と、を有する。上記端部は、端子(24)に接続されている。第1部分(401)は、収容部(39)内において、突出部(第1突出部222)の突出方向(第1方向D1)と交差する方向(第3方向D3)に沿って延びて配置されている。第2部分(402)は、第1部分(401)から屈曲され上記突出方向に沿って延びて配置されている。
第10の態様に係るスイッチ装置(1)によれば、電線(4)の変形によってスイッチ(2)の突出部(第1突出部222)が筐体(3)の凹部(第1貫通孔311)から抜けてしまう現象を抑制することができる。
第11の態様に係る移動体(自動車6)は、第1〜10の態様のいずれか1つに係るスイッチ装置(1)と、収容体(車両61)と、を備える。上記収容体は、スイッチ装置(1)を収容する。
1 スイッチ装置
2 スイッチ
21 接点部
22 ケース
221 基部
222 第1突出部
223 第2突出部
227 側面
24 端子
3 筐体
31 底面部
311 第1貫通孔(第1凹部)
312 第2貫通孔(第2凹部)
315 内壁
34 板ばね
341 基端部
342 先端部
35 第1リブ
36 第2リブ
39 収容部
4 電線
401 第1部分
402 第2部分
6 自動車(移動体)
61 車体(収容体)
D1 第1方向(突出方向)

Claims (11)

  1. スイッチと、
    前記スイッチを保持する筐体と、を備え、
    前記スイッチは、
    接点部と、
    前記接点部を保持するケースと、を含み、
    前記ケースは、
    基部と、
    前記基部から突出して設けられた突出部と、を有し、
    前記筐体は、
    前記突出部が嵌る凹部を有する底面部と、
    前記底面部に接続されており前記突出部の前記凹部への嵌合に応じて前記突出部の突出方向に変形可能な板ばねと、を有し、
    前記板ばねは、基端部において前記底面部と一体に設けられており、
    前記板ばねの先端部の厚みは、前記底面部の厚みよりも薄く、
    前記板ばねは、前記凹部に嵌合された前記突出部に前記先端部が接触し、復元力により前記突出部の側面を押す
    スイッチ装置。
  2. スイッチと、
    前記スイッチを保持する筐体と、を備え、
    前記スイッチは、
    接点部と、
    前記接点部を保持するケースと、を含み、
    前記ケースは、
    基部と、
    前記基部から突出して設けられた突出部と、を有し、
    前記筐体は、
    前記突出部が嵌る凹部を有する底面部と、
    前記底面部に接続されており前記突出部の前記凹部への嵌合に応じて前記突出部の突出方向に変形可能な板ばねと、を有し、
    前記板ばねは、
    前記底面部に繋がっている基端部と、
    先端部と、を有し、
    前記板ばねは、前記基端部と前記先端部とが並んでいる方向と交差する方向において、隙間を介して前記底面部と対向しており、
    前記板ばねは、前記凹部に嵌合された前記突出部に前記先端部が接触し、復元力により前記突出部の側面を押す
    スイッチ装置。
  3. 前記スイッチの前記ケースは、前記突出部である第1突出部とは別に、前記基部から突出して設けられた第2突出部を更に有し、
    前記筐体の前記底面部は、前記凹部である第1凹部とは別に、前記第2突出部が嵌る第2凹部を更に有する、
    請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記底面部は、前記第2凹部の周囲の内壁から突出する少なくとも1つのリブを有する、
    請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記リブは複数設けられており、
    前記複数のリブのうちの1組は、一の方向において前記第2凹部を挟んで対向する、
    請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記複数のリブのうちの他の1組は、前記一の方向と直交する方向において前記第2凹部を挟んで対向する、
    請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記板ばねは、前記第1凹部と前記第2凹部との間に設けられている、
    請求項3〜6のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  8. 前記突出部は、前記凹部に嵌っているときに、前記突出部の側面と前記板ばねの前記先端部との間の摩擦により、前記筐体に固定されている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  9. 前記底面部は、前記凹部の周囲の内壁から突出する少なくとも1つのリブを有する、
    請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  10. 前記スイッチに接続されている電線を更に備え、
    前記スイッチは、前記接点部に電気的に接続されている端子を更に含み、
    前記筐体は、前記電線の一部を収容する収容部を更に有し、
    前記電線は、
    前記端子に接続されている端部と、
    前記収容部内において、前記突出部の前記突出方向と交差する方向に沿って延びて配置されている第1部分と、
    前記第1部分から屈曲され前記突出方向に沿って延びて配置されている第2部分と、を有する、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のスイッチ装置と、
    前記スイッチ装置を収容する収容体と、を備える
    移動体。
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