JP5232205B2 - ケーブル用電気コネクタおよびケーブル用電気コネクタの組立体 - Google Patents

ケーブル用電気コネクタおよびケーブル用電気コネクタの組立体 Download PDF

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Description

本発明は、ケーブル用電気コネクタおよびケーブル用電気コネクタの組立体に関する。
二つのケーブルを電気的に接続するためのコンパクトな接続構造として、例えば、特許文献1のように、中継用の電気コネクタを介してケーブル同士を接続する構造が知られている。この特許文献1では、上記電気コネクタは、ケーブルの長手方向に延びるハウジングとしての円筒状体を有していて、上記ケーブルの長手方向での該円筒状体の中間部分に形成された中空状のターミナル収容部内に、各ケーブルにそれぞれ対応して接続される二つのターミナル(端子)が該長手方向で互いに異なる位置に設けられている。
各ターミナルは、枠状をなし上記ケーブルの芯線を受け入れる導通部と、該ケーブルの芯線を該導通部へ向けて押圧するばね状接触部とを有している。上記二つのターミナルの導通部は一つの金属板で一部材として作られて連結されており、これによって二つのターミナルが電気的に導通している。
このような構成の電気コネクタの上記円筒状体の両端部から各ケーブルの端部が挿入されると、該端部で露呈している芯線が上記ターミナルの導通部とばね状接触部の間に進入する。該芯線は、ばね状接触部によって導通部へ向けて押圧され該導通部と接触し、この結果、両ケーブルが二つのターミナルを介して電気的に導通する。
特開2005−235473
上記特許文献1の電気コネクタでは、二つのターミナルが上記長手方向で異なる位置に設けられており、その分、電気コネクタひいてはケーブルの接続構造が該長手方向で大型化してしまう。
このような事情に鑑みて、本発明は、ケーブル長手方向での小型化を実現するケーブル用電気コネクタおよびケーブル用電気コネクタの組立体を提供することを目的とする。
<第一発明>
本発明に係るケーブルの接続構造は、ケーブルの一端に端子が取り付けられたケーブル同士を電気的に接続する。
かかるケーブルの接続構造において、本発明では、上記端子は、ケーブルの長手方向に平行な接触面をもつ接触部を有しており、各端子の上記接触部同士は、ケーブル接続状態にて、上記長手方向での重複範囲をもって該接触部の接触面に対して直角な方向を対向方向として対向して位置し、該接触面同士間には、上記対向方向に弾性変位可能な金属製の弾性部材が上記重複範囲内に配設されていて、上記端子は、上記接触部同士がその接触面で上記弾性部材を上記対向方向で挟圧するようにハウジングに保持されており、該弾性部材を介して電気的に接続されることを特徴としている。
本発明では、各端子の接触部同士は、ケーブル接続状態にて、ケーブルの長手方向での重複範囲内で弾性部材を上記対向方向で挟圧することにより所望の接圧を確保しつつ該弾性部材を介して電気的に接続される。このように、該接触部同士が上記長手方向で重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、上記長手方向でケーブルの接続構造の寸法が小さくなる。
<第二発明>
本発明に係るケーブル用電気コネクタは、ケーブルの一端に端子が取り付けられたケーブル同士を電気的に接続する。
かかるケーブル用電気コネクタにおいて、本発明では、上記端子は、ケーブルの長手方向に平行な接触面をもつ接触部を有しており、上記ケーブル用電気コネクタは、各端子の上記接触部同士が上記長手方向での重複範囲をもって該接触部の接触面に対して直角な方向を対向方向として位置するように、該接触部を受け入れる受入凹部が形成されたハウジングと、該ハウジングに保持され上記重複範囲内で一部が該受入凹部内に突出して位置する金属製の弾性部材とを有しており、該弾性部材が上記対向方向に弾性変位可能であり、上記端子は、上記接触部同士が、ケーブル接続状態にて、該接触部の接触面で上記弾性部材を上記対向方向で挟圧するように上記ハウジングに保持されており、該弾性部材を介して電気的に接続されることを特徴としている。
本発明では、各端子の接触部同士は、ケーブル接続状態にて、上記長手方向での重複範囲内で弾性部材を上記対向方向で挟圧することにより所望の接圧を確保しつつ該弾性部材を介して電気的に接続される。このように、該接触部同士が上記長手方向で重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、上記長手方向で上記電気コネクタの寸法を小さくできる。
本発明において、ハウジングの受入凹部は、端子の接触部を対向方向で支持して該接触部が弾性部材を挟圧した状態を維持する支持面が長手方向での接触部同士の重複範囲に形成されていることが好ましい。
ケーブル接続状態にて、ハウジングの受入凹部の支持面が端子の接触部を上記対向方向で支持することにより、ケーブルあるいは電気コネクタが該対向方向に振動した場合であっても、上記支持面が上記接触部を支持しているので、弾性部材を挟圧した状態ひいてはケーブル同士の良好な接続状態を維持することができる。
弾性部材は、端子の接触部の接触面と接触する部位を複数有していることが好ましい。これによって、弾性部材は複数の部位で上記接触面と接触するので、一つの部位のみで接触する場合よりも、接触状態を確実に確保でき、また、導通面積を大きくできる。
<第三発明>
本発明に係るケーブル用電気コネクタの組立体は、端部同士で接続されるべき二つのケーブルのうち一方のケーブルの一端に取り付けられる一方の電気コネクタと、他方のケーブルの一端に取り付けられ上記一方の電気コネクタと嵌合する他方の電気コネクタとを有し、電気コネクタ同士の嵌合によりケーブル同士を電気的に接続する。
かかるケーブル用電気コネクタの組立体において、本発明では、上記一方の電気コネクタは、一方のハウジングと、ケーブルの長手方向に平行な接触面をもつ接触部が形成され上記一方のハウジングに保持される一方の端子とを備えており、上記他方の電気コネクタは、上記一方の端子を受け入れるための受入凹部が形成された他方のハウジングと、ケーブルの長手方向に平行な接触面をもつ接触部が形成され上記他方のハウジングに保持される他方の端子と、該他方の端子の接触部の接触面に接触した状態で上記他方のハウジングに保持され一部が上記受入凹部内に突出して位置する金属製の弾性部材とを備えており、該弾性部材が上記接触面に対して直角な方向に弾性変位可能であり、上記一方の端子および他方の端子は、それぞれの接触部が、コネクタ嵌合状態にて、上記長手方向で重複範囲をもって該接触部の接触面に対して直角な方向を対向方向として対向し、該重複範囲内にて該接触面同士で上記弾性部材を上記対向方向で挟圧するように上記一方のハウジングおよび他方のハウジングにそれぞれ保持されており、該弾性部材を介して電気的に接続されることを特徴としている。
本発明では、一方の端子の接触部と他方の端子の接触部とは、コネクタ嵌合状態にて、ケーブルの長手方向での該接触部同士の重複範囲に位置する弾性部材を上記対向方向で挟圧することにより所望の接圧を確保しつつ該弾性部材を介して電気的に接続される。このように、接触部同士が上記長手方向で重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、上記長手方向で上記電気コネクタの組立体の寸法を小さくできる。
以上のように、本発明では、各端子の接触部同士は、ケーブル接続状態にて、ケーブルの長手方向での重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、該長手方向でケーブルの接続構造、ケーブル用電気コネクタあるいはケーブル用電気コネクタの組立体を小型化できる。
第一実施形態に係るケーブル用電気コネクタと該ケーブル用電気コネクタによって接続される二つのケーブルとを示す斜視図であり、該ケーブル同士の接続前の状態を示している。 図1のケーブル用電気コネクタと二つのケーブルとを示す縦断面図であり、(A)は、ケーブル接続前の縦断面、(B)は、ケーブル接続状態での縦断面を示している。 図1の電気コネクタの弾性部材を示す側面図である。 第一実施形態の変形例における弾性部材を示す斜視図である。 第二実施形態に係るケーブル用電気コネクタの組立体を示す斜視図であり、コネクタ嵌合前の状態を示している。 図5のケーブル用電気コネクタの組立体を示す縦断面図であり、(A)は、コネクタ嵌合前の縦断面、(B)は、コネクタ嵌合状態での縦断面を示している。 第三実施形態に係るケーブル用電気コネクタの組立体を示す斜視図であり、コネクタ嵌合前の状態を示している。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態に係るケーブル用電気コネクタと該ケーブル用電気コネクタによって接続される二つのケーブルとを示す斜視図であり、該ケーブル同士の接続前の状態を示している。図2は、図1のケーブル用電気コネクタと二つのケーブルとを示す縦断面図であり、(A)は、ケーブル接続前の縦断面、(B)は、ケーブル接続状態での縦断面を示している。図3は、弾性部材を示す側面図である。
本実施形態では、図1および図2(A),(B)に示される端子付ケーブル1,2同士がケーブル用電気コネクタ3(以下、単に「コネクタ3」という)を介して電気的に接続されるようになっている。具体的には、端子付ケーブル1,2は、コネクタ3に対して、ケーブル長手方向(図1,図2(A),(B)にて左右方向)で互いに反対側から挿入されて接続される。
図1に見られるように、端子付ケーブル1;2は、ケーブルC1;C2の一端に端子10;20が取り付けられている。ケーブルC1;C2は、図2によく見られるように、電気絶縁材から成る被覆C1A;C2Aによって芯線C1B;C2Bが被覆されていて、その一端で該芯線C1B;C2Bが被覆C1A;C2Aから露出している。
端子10および端子20は、汎用の丸型圧着端子(リングターミナル)である。本実施形態では、このように汎用の端子が使用されるので、その分、コストを低く抑えることができる。上記端子10と端子20は、金属板から作られていて、互いに同形状をなしており、図2の使用状態では、左右そして上下に対称な位置そして姿勢で、それぞれケーブルC1;C2に接続されている。該端子10;20は、ケーブル長手方向に平行な板面をもつ板状をなし後述のコネクタ3の弾性部材40に接触するための接触部11;21と、筒状に丸めて成形されケーブルC1;C2の一端で露出する芯線C1B;C2Bにかしめられて該ケーブルC1;C2に取り付けられるケーブル保持部12;22とを有している。上記接触部11;21は、ケーブル挿入方向での前端縁が円弧状をなしている(図1参照)。
図2(A),(B)に見られるように、接触部11;21の裏表をなす二つの板面のうちケーブルC1;C2側に位置する一方の板面、すなわち、図2(A),(B)における接触部11の上面および接触部21の下面は、後述するようにハウジング30の支持面31B−1;32B−1に支持される被支持面11B;21Bをなしている。また、他方の板面、すなわち図2(A),(B)における接触部11の下面および接触部21の上面は、後述するように弾性部材40と接触する接触面11C;21Cをなしている。
図1および図2(A),(B)に見られるように、コネクタ3は、略直方体外形をなす合成樹脂製のハウジング30と、該ハウジング30に保持される金属製の弾性部材40とを有している。ハウジング30は、図2(A),(B)によく見られるように、ケーブルC1;C2の長手方向(コネクタ挿抜方向であり、図2(A),(B)にて左右方向)で端子10;20を受け入れるための受入凹部31;32が形成されている。該受入凹部31はハウジング30の上半部で左方に向けて開口して設けられ、受入凹部32はハウジング30の下半部にて右方に開口して設けられている。該受入凹部31と受入凹部32とは、同形状に形成されていて、互いに上下方向そして左右方向で反転させたような形態となっている。また、両者は上下方向で互いに重複範囲をもたない位置に形成されている。
図2(A),(B)に見られるように、上記受入凹部31は、端子10のケーブル保持部12を収容するための主空間31Aと、該端子10の接触部11を収容するための副空間31Bとを有している。該主空間31Aは、図2(A),(B)の左右方向にて開口位置(左端位置)からハウジング30の中央位置よりも若干左方の位置に至るまでの範囲にわたって形成されており、上記ケーブル保持部12に適合した形状をなしている。
副空間31Bは、主空間31Aの右端の下部から右方へ向けて延び、ハウジング30の右半部の略中央位置まで及んでいる。該副空間31Bは、接触部11に適合した溝状に形成されていて、上下方向での溝幅寸法が接触部11の板厚よりも若干大きくなっている。該副空間31Bの上側内壁面は、該副空間31B内に接触部11が収容された際に該接触部11の被支持面11Bを上方から支持する支持面31B−1として形成されている。
受入凹部32は、既述したように、上記受入凹部31と同形状であるので、受入凹部32については説明を省略する。図2(A),(B)では、受入凹部32における各部分を、上記受入凹部31で対応する部分の符号に「1」を加えた符号で示している。
図2(A),(B)に見られるように、受入凹部31および受入凹部32は、左右方向で主空間31A,32A同士が重複範囲をもたず、副空間31B,32B同士が一部で重複範囲をもって形成されており、左右方向で両副空間31B,32Bの範囲にて隔壁33によって上下方向に隔てられている。このようにして、該隔壁33の範囲では、主空間31A;32Aの一部および副空間31B;32Bが位置しており、上述のように該範囲の中央位置で、副空間31Bと副空間32Bとが重複している。
ハウジング30は、左右方向における上記隔壁33の中央位置、すなわち上記副空間31Bと副空間32Bとが重複している位置でコネクタ幅方向(図2の紙面に対して直角な方向)に延びる弾性部材保持孔34が形成されている。該弾性部材保持孔34は上記コネクタ幅方向でハウジング30を貫通しているとともに上下方向に隔壁33を貫通している。
弾性部材40は、図3に見られるように、コイルばね状の金属部材として形成されている。該弾性部材40は、コネクタ幅方向でのハウジング30の側壁面に形成された弾性部材保持孔34の開口部34A(図1参照)から挿入されて、該弾性部材40の軸線方向の全長範囲とコネクタ幅方向範囲とが一致した位置で、弾性部材保持孔34内で保持される。
本実施形態では、弾性部材40の軸線方向での寸法がコネクタ3の幅寸法と同じであることとしたが、弾性部材40の該寸法はこれに限られず、コネクタ3の幅の範囲内に収まる寸法であればよい。また、本実施形態では、図1に見られるように、上記開口部34Aが開放されているが、これに代えて、該開口部34Aは蓋部材等(図示せず)によって塞がれてもよい。
図2(A)に示されているように、コネクタ3に端子付ケーブル1,2が接続される前の状態にて、弾性部材保持孔34内で保持された弾性部材40は、その上側部分が受入凹部31の副空間31B内へ突出し、下側部分が受入凹部32の副空間32B内へ突出している。すなわち、該上側部分および下側部分は上下方向で隔壁33の板面から突出している。この弾性部材40は、後述するように、ケーブル接続状態において、上記上側部分では端子10の接触面11Cと弾性接触し、上記下側部分では端子20の接触面21Cと弾性接触する。
上述したように、弾性部材40はコイルばね形状であるので、受入凹部31,32内へ突出する上側部分および下側部分は、該弾性部材40の軸線方向にわたってコイルの巻数分だけ複数存在する。つまり、弾性部材40は上記接触面11C,21Cと複数の部位で弾性接触するので、一つの部位のみで接触する場合よりも、接触状態を確実に確保するとともに導通面積を大きくできる。
端子付ケーブル1と端子付ケーブル2とは以下の要領で接続される。まず、図2(A)に示されるように、端子付ケーブル1を、端子10の接触面11Cが下方を向いた姿勢でコネクタ3の受入凹部31の左方にもたらす。また、端子付ケーブル2を、端子20の接触面21Cが上方を向いた姿勢でコネクタ3の受入凹部32の右方にもたらす。
次に、図2(B)に示されるように、該端子付ケーブル1の端子10を上記受入凹部31へ左方から挿入する。該端子10の挿入は、該端子10の前端(図2(B)での右端)が受入凹部31の副空間31Bの奥壁部31B−2に当接するまで行われる。該端子10の挿入が完了した状態において、該端子10のケーブル保持部12が主空間31A内に収容されるとともに、接触部11の一部が副空間31B内に収容される。
次に、端子付ケーブル2をコネクタ3の受入凹部32内に右方から挿入する。該端子付ケーブル2の挿入の形態は、上述した受入凹部31への端子付ケーブル1の挿入の形態を上下方向および左右方向で反転させた場合と同様であるので、説明を省略する。
図2(B)に示されるように、端子10,20はケーブルC1,C2が挿入されたケーブル接続状態において、端子10の接触部11と端子20の接触部21とが左右方向での重複範囲をもって位置し、該接触部11の接触面11Cと接触部21の接触面21Cとが上下方向で対向する。また、該接触部11の被支持面11Bが副空間31Bの支持面31B−1によって上方から支持されるとともに、接触部21の被支持面21Bが副空間32Bの支持面32B−1によって下方から支持されることにより、上記接触面11Cと接触面21Cとが弾性部材40を上下方向で挟圧する。この挟圧により、弾性部材40は、上下方向で圧縮されるように弾性変位するとともに、該弾性部材40の軸線方向(図2(B)の紙面に対して直角な方向)にわたって存在する複数箇所で上記接触面11C,21Cと弾性接触する。この結果、端子10と端子20、ひいてはケーブルC1とケーブルC2とが上記弾性部材40を介して電気的に接続される。
本実施形態では、端子付ケーブル1、端子付ケーブル2の順にコネクタ3に挿入することとしたが、順序はこの逆でもよく、また、同時であってもよい。
本実施形態では、ケーブル接続状態にて、端子10の接触部11と端子20の接触部21とがケーブルの長手方向で重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、該長手方向で端子10,20ひいてはコネクタ3の寸法を小さくできる。また、芯線C1Bと芯線C2Bとの距離を小さくすることができるので、その分、ケーブル接続状態における端子10,20同士の通電によるコネクタ3の温度上昇を抑制できる。
また、本実施形態では、ケーブル接続状態にて、ハウジング30の受入凹部31;32の支持面31B−1;32B−1が、端子10;20の接触部11;21の被支持面11B;21Bを上下方向で支持している。したがって、端子付ケーブル1;2あるいはコネクタ3が上下方向に振動した場合であっても、弾性部材40が挟圧された状態ひいてはケーブルC1,C2同士の良好な接続状態を維持することができる。
本実施形態では、二つの端子付ケーブルは、互いに異なる方向からコネクタに取り付けられることとしたが、これに代えて、同じ方向から取り付けられることとしてもよい。その場合、二つの受入凹部は上下方向に反転させた形状にて互いに同じ方向に開口して設けられる。
本実施形態では、弾性部材はコイルばね形状であることとしたが、弾性部材の形状はこれに限られず、例えば、図4に示されるような形状であってもよい。図4に示される弾性部材40’は、金属板の打抜加工により梯子状に作られていて、互いに平行して長手方向に延びる二つの縁部41’と、該長手方向に間隔をもって配列され該縁部41’同士を連結する複数の連結部42’を有している。また、上記長手方向に配列された複数の該連結部42’は、使用状態では、金属板の表面側と裏面側に向け、すなわち上方そして下方に向けて交互に山形に屈曲されている。
上記弾性部材40’は、該弾性部材40’の長手方向とコネクタ幅方向とが一致し、かつ、該弾性部材40’の板面が端子の接触部同士の対向方向に対して直角となるような姿勢でコネクタに保持される。そして、該弾性部材40’は、上方へ屈曲された連結部42’の屈曲部分で一方の端子の接触面と弾性接触し、下方へ屈曲された連結部42’の屈曲部分で他方の端子の接触面と弾性接触する。
<第二実施形態>
本実施形態は、ケーブルの一端に取り付けられたコネクタ同士が嵌合することにより、二つのケーブルが接続される点で、二つのケーブルが一つのコネクタに挿入され該コネクタを介して互いに接続される第一実施形態と異なっている。
図5は、本実施形態に係るケーブル用電気コネクタの組立体を示す斜視図であり、コネクタ嵌合前の状態を示している。図6は、図5のケーブル用電気コネクタの組立体を示す断面図であり、(A)は、コネクタ嵌合前の断面、(B)は、コネクタ嵌合状態での断面を示している。
本実施形態に係るコネクタ組立体は、図5および図6(A),(B)にて右方に位置する雄型コネクタ4と左方に位置する雌型コネクタ5とを有している。該雄型コネクタ4と雌型コネクタ5は、ケーブル長手方向(図5および図6(A),(B)にて左右方向)で嵌合される。該雄型コネクタ4は、ケーブルC3の一端に取り付けられており、合成樹脂製のハウジング50と、該ハウジング50に保持されケーブルC3の芯線C3Bに結線される端子60とを有している。一方、雌型コネクタ5は、合成樹脂製のハウジング70と、該ハウジング70に保持されケーブルC4の芯線C4Bに結線される端子80と、該ハウジング70に保持される金属製の弾性部材90とを有している。
上記端子60,80、弾性部材90そしてケーブルC3,C4の構成は、第一実施形態の端子10,20、弾性部材40そしてケーブルC1,C2の構成と同じであるので、第一実施形態に対応させて各部分に符号を付して説明を省略し、上記ハウジング50,70の構成を中心に説明する。
図6(A),(B)に見られるように、雄型コネクタ4のハウジング50は、ケーブルC3の一端そして該ケーブルC3の芯線C3Bに結線された端子60を収容するための収容空間51がこれらの収容に適合した形状そして大きさで左右方向に貫通して形成されている。雄型コネクタ4は、上記芯線C3Bに結線された端子60が上記ハウジング50の収容空間51内に右方から挿入されて組み立てられている。
ハウジング50は、ケーブルC3、端子60のケーブル保持部62および接触部61のそれぞれに対応して上壁52が左方に向け段状に低く形成されており、上記接触部61に対応する部分(左方側部分)の高さ寸法が最も小さくなっている。この接触部61に対応する部分は、コネクタ嵌合時、後述する雌型コネクタ5の受入凹部77内へ嵌入される嵌合部53として機能する。
図6(A),(B)に見られるように、ハウジング50の下壁54は、左右方向で上記嵌合部53に対応する位置には形成されておらず、端子60の接触部61の下面、すなわち接触面61Cが下方に向け露出している。該嵌合部53の位置での上壁52には、該上壁52の下面の右端位置で下方へ延びてから左方へ向けて屈曲されて延びる支持腕部55が設けられている。該支持腕部55は、上下方向で弾性変位可能であり、端子60の接触部61の上面、すなわち被支持面61Bを上方から圧するように支持している。上記接触部61には孔部61Aが形成されている。
上記支持腕部55の自由端たる左端の下面には、下方に突出する係止突部55Aが形成されていて、端子60の接触部61の孔部61A内に上方から進入しており、該係止突部55Aの左端面が孔部61Aの内壁面と係止することにより端子60が右方へ移動することを阻止している。また、該係止突部55Aの右端面は左方へ向かうにつれて下方へ傾斜するテーパ面として形成されている。該テーパ面は、雄型コネクタ4の組立時において、ハウジング50の収容空間51へ端子60を左方に向けて挿入した際に、該端子60の左端が該テーパ面に当接して上記支持腕部55が上方へ弾性変位することを可能とするものである。該支持腕部55の弾性変位により該端子60のさらなる挿入が可能となり、該端子60の挿入が完了すると上記支持腕部55は自由状態に戻って係止突部55Aが孔部61A内に上方から進入する。
上記雄型コネクタ4に嵌合される雌型コネクタ5は、図6(A),(B)に見られるように、雄型コネクタ4の嵌合部53を受け入れるための受入凹部77がハウジング70に形成されている点と、弾性部材90を有している点を除き、既述の雄型コネクタ4を上下方向そして左右方向に反転させたのとほぼ同じ構成である。したがって、該雌型コネクタ5については、上記受入凹部77と弾性部材90を中心に説明し、雄型コネクタ4と対応する部分には、雄型コネクタ4での符号に「20」を加えた符号を付して説明を省略する。
図6(A),(B)に見られるように、ハウジング70は、左右方向にて端子80の接触部81に対応する位置で、上壁74上に筒状部76を有している(図5をも参照)。該筒状部76は、右方へ向けて開口した空間が内部に形成されており、該空間は、雄型コネクタ4の嵌合部53を受け入れるための受入凹部77をなしている。
上記筒状部76の上壁78は、コネクタ幅方向にて両縁寄り位置が中央位置よりも低くなっていて、該両縁寄り位置での受入凹部77の高さ寸法は、雄型コネクタ4の嵌合部53の両縁寄り位置での高さ寸法より若干大きい。したがって、コネクタ嵌合状態において、上記上壁78は上記両縁寄り位置で上記嵌合部53の上面を上方から支持し、該嵌合部53が上方へもち上がることを防止する。
ハウジング70の上壁74は、図6(A),(B)によく見られるように、左右方向にて端子80の接触部81の範囲内であって、該接触部81に形成されている孔部81Aよりも左方位置で、コネクタ幅方向(図6(A),(B)の紙面に対して直角な方向)に延びる弾性部材保持孔79が形成されている。該弾性部材保持孔79は上記コネクタ幅方向で貫通しているとともに上下方向で上壁74を貫通している。
弾性部材90は、第一実施形態の弾性部材40と同様にコイルばね形状の金属部材として形成されていて、ハウジング70の側壁面に形成された弾性部材保持孔79の開口部79A(図5参照)から挿入されて、該弾性部材90の軸線方向の全長範囲とコネクタ幅方向の範囲とが一致した位置をもって弾性部材保持孔79内で保持される。図6(A)に示されているように、コネクタ嵌合前の状態にて、弾性部材90は、その上側部分が受入凹部77内へ突出し、下側部分が端子80の接触面81Cと弾性接触している。
次に、コネクタ同士の嵌合動作について説明する。図6(A)に示されるように、雄型コネクタ4の嵌合部53を雌型コネクタ5の受入凹部77の開口部と対向する位置にもたらしてから、該嵌合部53を該受入凹部77へ右方から嵌入する。嵌合部53の嵌入は、該嵌合部53の左端面が受入凹部77の奥壁部76Aに当接して完了する。
図6(B)に示されるように、コネクタ嵌合完了状態において、雄型コネクタ4の端子60の接触面61Cが、弾性部材90の上側部分を下方へ押圧して該弾性部材90と弾性接触する。したがって、弾性部材90は、上記接触面61Cと雌型コネクタ5の端子80の接触面81Cとによって上下方向で挟圧される。この結果、雄型コネクタ4と雌型コネクタ5ひいてはケーブルC3とケーブルC4とが弾性部材90を介して電気的に接続される。
本実施形態では、コネクタ嵌合状態にて、雄型コネクタ4の端子60の接触部61と雌型コネクタ5の端子80の接触部81とがケーブルの長手方向で重複範囲をもって位置するので、その重複範囲の分だけ、上記長手方向で雄型コネクタ4と雌型コネクタ5の組立体の寸法を小さくできる。また、芯線C1Bと芯線C2Bとの距離を小さくすることができるので、その分、コネクタ嵌合状態における端子60,80同士の通電によるコネクタ組立体の温度上昇を抑制できる。
本実施形態では、既述したように、雌型コネクタ5の筒状部76の上壁78がコネクタ幅方向での両縁寄り位置にて雄型コネクタ4の嵌合部53を上方から支持しているので、雄型コネクタ4の嵌合部53が上方へもち上がることなく、端子60の接触面61Cが弾性部材90と弾性接触した状態が維持される。また、雄型コネクタ4においては、ハウジング50の支持腕部55が端子60の被支持面61Bを下方へ向けて圧して支持し、雌型コネクタ5においては、ハウジング70の支持腕部75が端子80の被支持面81Bを上方へ向けて圧して支持している。したがって、両コネクタが上下方向で振動した場合であっても、上記接触面61Cと接触面81Cとによって弾性部材90が上下方向で挟圧された状態は確実に維持される。
本実施形態では、図6(A)に見られるように雌型コネクタ5の受入凹部77が右方へ開口しており雄型コネクタ4の嵌合部53を右方から受け入れるようになっているが、これに代えて、受入凹部77の開口部をケーブルの長手方向にて反対側、すなわち図6(A)での左方に形成して上記嵌合部53を左方から受け入れるようすることもできる。
<第三実施形態>
本実施形態では、複数の雌型コネクタが一つのカバー部材で配列保持された状態でそれぞれ対応する雄型コネクタと嵌合接続される点で、雌型コネクタがこのようなカバー部材に配列保持されることなく雄型コネクタと嵌合接続される第二実施形態と異なっている。図7は、第三実施形態に係る電気コネクタの組立体を示す斜視図であり、コネクタ嵌合前の状態を示している。
本実施形態に係る雄型コネクタ4および雌型コネクタ5の構成は、第二実施形態と同じであり、本実施形態では雄型コネクタ4および雌型コネクタ5がそれぞれ三つ用意されている。また、図7では、第二実施形態と同じ部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図7に見られるように、本実施形態では、複数の雌型コネクタ5(図示の例では三つ)が一つのカバー部材6によって該雌型コネクタ5の幅方向で配列保持されている。該カバー部材6は、複数の雌型コネクタ5を保持するためのコネクタ保持孔が上記雌型コネクタ5のケーブルの長手方向で貫通して形成されている。上記複数の雌型コネクタ5は、図7における該コネクタ保持孔の左端の開口から右方へ向けて挿入されることにより、該コネクタ保持孔内で保持される。
また、該カバー部材6は、幅方向での両端部にて側方へ向けて互いに離れるように延びる取付部6Aを有している。該取付部6Aには、図7の左右方向(ケーブルC3,C4の長手方向)で貫通する取付孔6Bが形成されていて、該取付孔6Bにねじ等(図示せず)が挿通されることにより、電気機器(図示せず)の筐体等への該カバー部材6の取付けが可能となっている。
本実施形態では、上記カバー部材6に配列保持された複数の雌型コネクタ5のコネクタの受入凹部77に、対応する雄型コネクタ4の嵌合部53をそれぞれ嵌入させることにより、複数対(図示の例では三対)のケーブル同士を電気的に接続することができる。
また、本実施形態においても、第二実施形態と同様に、ケーブル長手方向でのコネクタ組立体の小型化および端子同士の通電によるコネクタ組立体の温度上昇の抑制が可能である。
本実施形態では、図7に見られるように雌型コネクタ5の受入凹部77が右方へ開口しており雄型コネクタ4の嵌合部53を右方から受け入れるようになっているが、これに代えて、受入凹部77の開口部をケーブルの長手方向にて反対側、すなわち図7での左方に形成して上記嵌合部53を左方から受け入れるようすることもできる。
3 コネクタ 31 受入凹部
10 端子 31B−1 支持面
11 接触部 32 受入凹部
11C 接触面 32B−1 支持面
20 端子 40 弾性部材
21 接触部 C1 ケーブル
21C 接触面 C2 ケーブル
30 ハウジング

Claims (3)

  1. ケーブルの一端に端子が取り付けられたケーブル同士を電気的に接続するためのケーブル用電気コネクタにおいて、
    上記端子は、ケーブルの長手方向に対して平行な接触面をもつ接触部を有しており、上記ケーブル用電気コネクタは、上記端子の接触部を受け入れるハウジングと、該ハウジングに保持される金属製の弾性部材とを有しており、
    上記ハウジングは、各端子の上記接触部同士が上記長手方向での重複範囲をもって該接触部の接触面に対して直角な方向を対向方向として位置するように該接触部を上記長手方向に受け入れる受入凹部と、該受入凹部に受け入れられた上記接触部を上記重複範囲内で上記対向方向に支持する支持面とを有して一部材として形成されており、
    上記弾性部材は、上記対向方向に弾性変位可能であり、上記重複範囲内で一部が上記対向方向で上記受入凹部内に突出して位置しており、
    上記端子は、ケーブル接続状態にて、上記接触部同士が、上記ハウジングの支持面で上記対向方向に支持されることにより、上記接触部の接触面で上記弾性部材の突出部分に弾性接触して該弾性部材を上記対向方向に挟圧して、該弾性部材を介して電気的に接続されるようになっており、
    上記ハウジングは、上記重複範囲内で上記長手方向および上記対向方向の両方に対して直角なコネクタ幅方向に延びて該コネクタ幅方向での側壁面に開口部を有する弾性部材保持孔が形成されており、
    上記弾性部材は、上記ハウジングの上記開口部から挿入されて上記弾性部材保持孔内にて上記端子の接触部同士間で挟圧されるように保持されていることを特徴とするケーブル用電気コネクタ。
  2. 弾性部材は、端子の接触部の接触面と接触する部位を複数有していることとする請求項に記載のケーブル用電気コネクタ。
  3. 端部同士で接続されるべき二つのケーブルのうち一方のケーブルの一端に取り付けられる一方の電気コネクタと、他方のケーブルの一端に取り付けられ上記一方の電気コネクタと嵌合する他方の電気コネクタとを有し、電気コネクタ同士の嵌合によりケーブル同士を電気的に接続するケーブル用電気コネクタの組立体において、
    上記一方の電気コネクタは、一方のハウジングと、ケーブルの長手方向に対して平行な接触面をもつ接触部が形成され上記一方のハウジングに保持される一方の端子とを備え、上記一方のハウジングは、上記一方の端子の接触部の範囲を上記長手方向で含む部分が上記他方の電気コネクタとの嵌合のための嵌合部として形成されており
    上記他方の電気コネクタは、上記一方の端子を受け入れる他方のハウジングと、ケーブルの長手方向に対して平行な接触面をもつ接触部が形成され上記他方のハウジングに保持される他方の端子と、該他方の端子の接触部の接触面に接触した状態で上記他方のハウジングに保持される金属製の弾性部材とを備えており、
    上記他方のハウジングは、上記一方の端子および上記他方の端子の接触部同士が上記長手方向での重複範囲をもって該接触部の接触面に対して直角な方向を対向方向として位置するように上記一方の電気コネクタの嵌合部を上記長手方向で受け入れる受入凹部と、該受入凹部に受け入れられた上記嵌合部を上記重複範囲内で上記対向方向に支持する支持面とを有して一部材として形成されており、
    該弾性部材は、上記他方の端子の接触部の接触面に対して直角な方向に弾性変位可能であり、上記重複範囲内で一部が上記受入凹部内に上記対向方向で突出して位置しており、
    上記一方の端子および他方の端子は、コネクタ嵌合状態にて、上記嵌合部上記他方のハウジングの支持面で上記対向方向に支持されることにより上記一方の端子の接触部と上記他方の端子の接触部とが上記弾性部材の突出部分に弾性接触して該弾性部材を上記対向方向で挟圧して、該弾性部材を介して電気的に接続されるようになっており、
    上記他方のハウジングは、上記長手方向での重複範囲内で、上記長手方向および上記対向方向の両方に対して直角なコネクタ幅方向に延び該コネクタ幅方向での側壁面に開口部を有する弾性部材保持孔が形成されており、
    上記弾性部材は、上記他方のハウジングの上記開口部から挿入されて上記弾性部材保持孔内にて上記端子の接触部同士間で挟圧可能に保持されていることを特徴とするケーブル用電気コネクタの組立体。
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