JPH1167336A - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JPH1167336A
JPH1167336A JP9221579A JP22157997A JPH1167336A JP H1167336 A JPH1167336 A JP H1167336A JP 9221579 A JP9221579 A JP 9221579A JP 22157997 A JP22157997 A JP 22157997A JP H1167336 A JPH1167336 A JP H1167336A
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walls
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敏明 岡部
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーのはずれを防止することができると共
に、カバー部材の撓みを規制する。 【解決手段】 本発明のレバー嵌合式コネクタ20は、
レバー27をコネクタ本体25の両側壁39、39とフ
ード部22の内壁50、50との間で回転自在に挟まれ
るとともにカバー部材41、41の撓みを規制する一対
のレバー壁51、51と、一対のレバー壁51、51の
一側に設けられてフード部22へのコネクタ本体25の
嵌合時にフード部22に係止する突起部52、52と、
レバー壁51、51の他側同士を連結して設けられ突起
部52、52のフード部22への係止部分を中心にレバ
ー壁51、51を回動させることでコネクタ本体25を
フード部22内に嵌合させる操作部53とで形成したこ
とにより、カバー部材41、41の撓みをレバー壁51
で確実に規制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄のコネクタ同
士の嵌合をレバーを操作することで嵌合させるレバー嵌
合式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、特開平6−251826号公
報に記載されたフレーム結合式コネクタ1を示す。この
コネクタ1は、電気接続箱等の接続箱本体2に設けた雌
コネクタ部3と、この雌コネクタ部3のフード部4内に
挿入嵌合される雄コネクタ5と、雄コネクタ5を雌コネ
クタ部3内に挿入嵌合させるフレーム6とからなる。フ
レーム6は、内部に雄コネクタ5が回動自在に内包され
た本体7と、本体7の一側から突設された回動足部8
と、他側から突設された操作凸部9とで形成されてい
る。回動足部8の先端部には摺動軸10が形成されてい
る。この摺動軸10は、雌コネクタ部3の周囲に設けら
れたフレーム支持部11のスライド溝12内に挿入・係
止される。
【0003】そして、図11に示すように、摺動軸10
をスライド溝12内に係止し、操作凸部9を押圧して、
フレーム6を摺動軸10を中心に矢印a方向へ回動させ
ることにより、雄コネクタ5が雌コネクタ部3内に挿入
・嵌合される。また、雄コネクタ5を雌コネクタ部3に
嵌合されている状態から抜去するには、操作凸部9を逆
方向へ押圧してフレーム6を矢印a方向と逆方向へ回動
させることにより雌コネクタ部3のフード部4内から雄
コネクタ5を抜き出すことができる。
【0004】この場合、摺動軸10が支点となり、操作
凸部9が力点となることで雄コネクタ5がフレーム6に
回動自在に支持された支持部分が作用点となり、小さな
力で雄コネクタ5を雌コネクタ部3に嵌合させることが
できる。従って、雄コネクタ5と雌コネクタ部3とを嵌
合させる際の操作力を低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記フレー
ム結合式コネクタ1では、雄コネクタ5に外装されてい
る本体7が操作時に外側に撓むことによって雄コネクタ
5を回動自在に支持している部分がはずれ易いという欠
点を有している。
【0006】さらに、図12及び図13に示すように、
電線引出側の側面にカバー部材13を有する雄コネクタ
14の場合には、すなわち、圧接端子15が収容される
圧接タイプのコネクタでは、図13に示すように、電線
16を引き回した際に、カバー部材13が外側に撓んで
変形し易いため、本体7が操作時に外側へより撓みやす
くなってしまう。
【0007】また、電線16を引き回すとカバー部材1
3が撓みやすいため、図14に示すように、圧接端子1
5が変形してしまうという問題が発生する。
【0008】そこで、本発明は、カバー部材を有する雄
コネクタをレバーを用いて雌コネクタ部に嵌合させるレ
バー嵌合式コネクタにおいて、レバーのはずれを防止す
ることができると共に、カバー部材の撓みを規制するこ
とができるレバー嵌合式コネクタの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、端子が収容されたハウジング部
と一体にフード部が設けられた雌コネクタ部と、端子と
接続される相手端子が収容される端子収容室の電線引出
側の側面がカバー部材で覆われるコネクタ本体を有する
雄コネクタと、フード部内に前記雄コネクタのコネクタ
本体を挿入・嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式
コネクタであって、レバーをコネクタ本体の両側壁とフ
ード部の内壁との間で回転自在に挟まれるとともにカバ
ー部材の撓みを規制する一対のレバー壁と、一対のレバ
ー壁の一側に設けられてフード部へのコネクタ本体の嵌
合時にフード部に係止する突起部と、レバー壁の他側同
士を連結して設けられ突起部のフード部への係止部分を
中心にレバー本体を回動させることでコネクタ本体をフ
ード部内に嵌合させる操作部とで形成したことを特徴と
している。
【0010】このレバー嵌合式コネクタでは、コネクタ
本体の電線引出側から引き出されている電線を引き回し
た際に、カバー部材を外側に撓ませようとするが、レバ
ー壁によりその撓みが規制される。また、レバー壁はコ
ネクタ本体の両側壁とフード部の内壁との間で回転自在
に挟まれているので、レバー壁が外側に撓もうとしても
フード部の内壁でその撓みが規制される。この結果、カ
バー部材が外側に撓もうとしてレバー壁を外側へ押圧し
ても、レバー壁がフード部の内壁でその撓みが規制され
ているので、カバー部材の撓みを防止することができ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、カバー部材がコネクタ本体の両側面に設けら
れ、これらのカバー部材の撓みが前記一対のレバー壁で
それぞれ規制されることを特徴としている。
【0012】このレバー嵌合式コネクタでは、コネクタ
本体の両側面を覆うカバー部材は、一対のレバー壁でそ
の撓みが規制され、一対のレバー壁はフード部の内壁に
よりその撓みが規制される。この結果、カバー部材の撓
みが規制されるので、電線の引き回しによりカバー部材
が撓むことがない。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の発明であって、コネクタ本体に、レバー壁の突起
部が挿入されてレバー壁の回動時に案内するガイドスリ
ットを設けたことを特徴としている。
【0014】このレバー嵌合式コネクタでは、突起部が
フード部に係止した係止部分を支点としてレバー壁を回
動させる際に、レバー壁の突起部はコネクタ本体に設け
たガイドスリットに案内されて回動する。この場合、コ
ネクタ本体をフード部内に挿入する前の状態でもレバー
壁の突起部がガイドスリット内に挿入されているので、
この状態で電線を引き回してもカバー部材の撓みを確実
に規制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレバー嵌合式
コネクタの実施形態について説明する。図1はレバー嵌
合式コネクタ(以下「コネクタ」という)20を示す分
解斜視図であり、図2は、雄コネクタ26とレバー27
との関係を示す斜視図である。このコネクタ20は、電
気接続箱の上カバーに用いられて、上カバーと下カバー
との間に積層される配線基板上のブスバーと、ワイヤー
ハーネスの端末部分とを接続する。
【0016】図1に示すように、コネクタ20は、上カ
バーのハウジング部21と一体にフード部22が形成さ
れた雌コネクタ部23と、この雌コネクタ部23のフー
ド部22内に挿入嵌合されるコネクタ本体25を有する
雄コネクタ26と、この雄コネクタ26のコネクタ本体
25に外装されてコネクタ本体25を雌コネクタ部23
のフード部22内に挿入・嵌合させるレバー27とから
なる。
【0017】雌コネクタ部23は、ハウジング部21内
に上記ブスバーの端末部分が収容され、端末部分の雄端
子部(不図示)がフード部22内に突設されている。フ
ード部22の一側には、両側に突出して形成されたリブ
ガイド溝28、28が形成されている。またリブガイド
溝28、28を構成する外壁29には、一対の切欠部3
0、30が形成されている。リブガイド溝28、28内
には、後述するコネクタ本体25のリブ46、46がそ
れぞれ挿入され、切欠部30、30内には、後述するレ
バー壁51、51の突起部52、52がそれぞれ挿入・
係止される。
【0018】フード部22の他側には、両側に突出して
ガイド溝31、31が形成されている。これらのガイド
溝31、31内には、コネクタ本体25に突設されたガ
イドリブ49、49がそれぞれ挿入される。また、これ
らのガイド溝31、31よりさらに端部側には、レバー
ロック部32が設けられている。このレバーロック部3
2は、フード部22の内側に向けて突設された一対のガ
イド壁33、33が設けられ、これらのガイド壁33、
33間がロック片挿入空間34となっている。さらに、
ガイド壁33、33が突設されている外壁35には、切
欠部(図5及び図6参照)36が形成されている。この
切欠部36には、ロック片挿入空間34内に挿入された
レバー27のロック片58が係止する。
【0019】このフード部22内には、雄コネクタ26
のコネクタ本体25がレバー27の操作により挿入・嵌
合され、コネクタ本体25内に収容された雌端子(図4
参照)37がブスバーの雄端子部と導通接触する。
【0020】雄コネクタ26は、コネクタ本体25内に
複数の端子収容室38が2列にわたり形成されている。
これらの端子収容収容室38内には、雌端子37がそれ
ぞれ収容されている。この雌端子37は、いわゆる圧接
端子で、図4に示すように、相手端子との接触部37a
と、電線端末が圧入される圧接部37bと、電線の端末
を保持する保持部37cとからなり、圧接部37bに
は、圧入された電線の絶縁被覆を食い破る圧接刃を有し
ている。
【0021】また、コネクタ本体25の両側壁39、3
9には、端子収容室38の一部を開放する開口40、4
0が形成されている。この開口40、40からは、圧接
端子37が端子収容室38内に挿入される。さらに、開
口40、40は、カバー部材41、41でそれぞれ閉鎖
されている。このカバー部材41の両側には、係止凸部
42、42がそれぞれ突設されており、これらの係止凸
部42、42がコネクタ本体25の係止溝43、43に
係合することにより、コネクタ本体25にカバー部材4
1が保持されている。
【0022】また、カバー部材41の外周面には、円柱
状のボス部44、44が突設されている。このボス部4
4は、後述するレバー壁51の回転孔54内に挿入され
る。そして、カバー部材41で開口40が閉鎖された状
態で、コネクタ本体25の後端側(図1では上面側)か
ら複数本の電線45が引き出されている。
【0023】さらに、コネクタ本体25の両側壁39、
39には、一側にリブ46、46が突設されている。こ
れらのリブ46、46は、コネクタ本体25がフード部
22内に挿入・嵌合されると、上記リブガイド溝28、
28内にそれぞれ挿入される。また、リブ46、46に
は、コネクタ本体25のフード部22への嵌合方向に沿
って長孔(ガイドスリット)47、47がそれぞれ設け
られている。これらの長孔47、47内には、後述する
レバー壁51、51の突起部52、52が挿入される。
【0024】また、コネクタ本体25の両側壁39、3
9には、ボス部44、44の下部側であってコネクタ本
体25の嵌合面側にがたつき防止用の肉盛り部48、4
8がそれぞれ形成されている。これらの肉盛り部48、
48にガイドリブ49、49が突設されている。このコ
ネクタ本体25にレバー27が外装されている。
【0025】レバー27は、コネクタ本体25の両側壁
39、39とフード部22の内壁50、50との間で回
転自在に挟まれると共にカバー部材41、41の撓みを
規制する一対のレバー壁51、51と、一対のレバー壁
51、51の一側に設けられてフード部22へのコネク
タ本体25の嵌合時にフード部22に係止する突起部5
2、52と、レバー壁51、51の他側同士を連結して
設けられ突起部52、52のフード部22への係止部分
を中心にレバー壁51、51を回動させることでコネク
タ本体25をフード部22内に嵌合させる操作部53と
で形成されている。
【0026】レバー壁51の略中心部には回転孔54が
形成されている。この回転孔54内に、ボス部44を挿
入することでレバー壁51がコネクタ本体25の側壁3
9の壁面上で回転自在となっている。さらに、レバー壁
51には、下端部から可撓性の仮係止アーム55が突設
されている。この仮係止アーム55には、仮係止孔56
が設けられている。この仮係止孔56内には、コネクタ
本体25の側壁39から突設された仮係止突起57が挿
入・係合する。仮係止突起57が仮係止孔56内に挿入
・係合することにより、レバー壁51がコネクタ本体2
5に対して仮係止位置、すなわち突起部52が長孔47
の下部側に位置した状態に保持される。
【0027】さらに、レバー壁51、51間の操作部5
3側には、図5及び図6に示すように、ロック片58が
レバー壁51、51の内壁に可撓性の腕部59を介して
一体に形成されている。このロック片58には係止突起
60が突設されている。この係止突起60は、前述した
切欠部36に係止する。
【0028】このレバー27は、図2に示すように、コ
ネクタ本体25に外装されて仮止め状態では、レバー壁
51の突起部52が長孔47の下部側に位置し、仮係止
孔56内に仮係止突起57が係合している。また、この
状態では、レバー壁51は、カバー部材41の外側への
撓みを規制している。
【0029】次にこの実施形態のコネクタ20におい
て、雄コネクタ26を雌コネクタ部23に嵌合する手順
について説明する。
【0030】図2及び図5に示すように、雄コネクタ2
6のコネクタ本体25にレバー27が外装され、仮止め
位置に仮止めされた状態で、図6に示すように、コネク
タ本体25をフード部22内に挿入する。コネクタ本体
25をフード部22内に挿入した後に、図7に示すよう
に、切欠部30内にレバー27の突起部52を挿入・係
止する。
【0031】この状態から、操作部53を押圧してレバ
ー壁51をボス部44を中心に回転させると、レバー壁
51は、突起部52の切欠部30への係止部分を支点と
して回動し、図8に示すように、コネクタ本体25をフ
ード部22内に挿入する。このとき、仮係止アーム55
がフード部22の内壁50に設けた解除凸部61によっ
て強制的に外側へ撓んで仮係止孔56内から仮係止突起
57が抜き出る。
【0032】この結果、レバー27はコネクタ本体25
に対して仮係止状態から回動可能な状態となり、切欠部
30への突起部52の係止部分を支点として回動するこ
とができる。そして、図9に示すように、レバー27を
最後まで回動させると、コネクタ本体25がフード部2
2内に完全に挿入・嵌合され、この状態では、ロック片
58の係止突起60が切欠部36に係止する。これによ
り、レバー27の不用意な回転が防止される。
【0033】次に、図9に示すように、コネクタ本体2
5がフード部22に完全に嵌合されている状態からコネ
クタ本体25を抜き出すには、ロック片58を撓ませて
係止突起60を切欠部36から外した状態で、操作部5
3を操作し上記とは逆方向にレバー壁51を回動させ
る。レバー壁51を上記とは逆方向へ回動させると、コ
ネクタ本体25がフード部22から抜き出て図7に示す
ように、仮止め位置に位置する。この状態からコネクタ
本体25をフード部22の上方へ引き上げることで、コ
ネクタ本体をフード部22内から抜き出すことができ
る。
【0034】本実施形態のコネクタ20では、コネクタ
本体25の電線引出側から引き出されている電線45を
引き回した際に、カバー部材41を外側に撓ませようと
するが、レバー壁51によりその撓みが規制される。ま
た、レバー壁51はコネクタ本体25の側壁39とフー
ド部22の内壁50との間で回転自在に挟まれているの
で、レバー壁51が外側に撓もうとしてもフード部22
の内壁50でその撓みが規制される。この結果、カバー
部材41が外側に撓もうとしてレバー壁51を外側へ押
圧しても、レバー壁51がフード部22の内壁50でそ
の撓みが規制されているので、カバー部材41の撓みを
確実に防止することができる。
【0035】また、この実施形態では、突起部52がフ
ード部22に係止した係止部分を支点としてレバー壁5
1を回動させる際に、レバー壁51の突起部52はコネ
クタ本体25に設けた長孔47に案内されて回動する。
この場合、コネクタ本体25をフード部22内に挿入す
る前の状態でもレバー壁51の突起部52が長孔47内
に挿入されているので、この状態で電線を引き回しても
カバー部材41の撓みを規制することができる。
【0036】さらに、レバー壁51によりカバー部材4
1に撓みを規制するので、カバー部材41の薄肉化が可
能となり、コネクタ20の小型化を図ることができる。
【0037】また、カバー部材41の撓みをレバー壁5
1により規制することができるので、雌端子37に外力
が加わることがなく、その変形を確実に防止することが
できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、コネクタ本体の電線引出側から引き出されている
電線を引き回した際に、カバー部材が外側に撓もうとし
てレバー壁を外側へ押圧しても、レバー壁がフード部の
内壁でその撓みが規制されているので、カバー部材の撓
みを確実に防止することができる。
【0039】請求項2の発明によれば、コネクタ本体の
両側面を覆うカバー部材は、一対のレバー壁でその撓み
が規制され、一対のレバー壁はフード部の内壁によりそ
の撓みが規制される。この結果、カバー部材の撓みが規
制されるので、電線の引き回しによりカバー部材が撓む
ことがない。
【0040】請求項3の発明によれば、突起部がフード
部に係止した係止部分を支点としてレバー壁を回動させ
る際に、レバー壁の突起部はコネクタ本体に設けたガイ
ドスリットに案内されて回動する。この場合、コネクタ
本体をフード部内に挿入する前の状態でもレバー壁の突
起部がガイドスリット内に挿入されているので、この状
態で電線を引き回してもカバー部材の撓みを規制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー嵌合式コネクタの実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】雄コネクタとレバーとの関係を示す斜視図であ
る。
【図3】雄コネクタのカバー部材とレバーとの関係を示
す断面図である。
【図4】カバー部材とレバーとの関係を示す断面図であ
る。
【図5】雄コネクタを雌コネクタ部に嵌合する前の状態
を示す断面図である。
【図6】雄コネクタを雌コネクタ部のフード部に挿入し
た初期状態を示す断面図である。
【図7】レバーの突起部を切欠部に挿入係止した状態を
示す断面図である。
【図8】レバーを回動させてコネクタ本体をフード部内
に挿入している状態を示す断面図である。
【図9】コネクタ本体をフード部内に完全に挿入した状
態を示す断面図である。
【図10】従来のフレーム結合式コネクタを示す斜視図
である。
【図11】図10に示すフレーム結合式コネクタの作動
を説明する側面図である。
【図12】カバー部材を有するコネクタにおいてカバー
部材が撓んだ状態を示す断面図である。
【図13】カバー部材を有するコネクタにおいて電線を
引き回した状態を示す断面図である。
【図14】カバー部材を有するコネクタにおいて電線を
引き回したときの端子の変形を示す断面図である。
【符号の説明】
20 レバー嵌合式コネクタ 21 ハウジング部 23 雌コネクタ部 25 コネクタ本体 26 雄コネクタ 27 レバー 39 側壁 41 カバー部材 50 内壁 51 レバー壁 52 突起部 53 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子が収容されたハウジング部と一体に
    フード部が設けられた雌コネクタ部と、前記端子と接続
    される相手端子が収容される端子収容室の電線引出側の
    側面がカバー部材で覆われるコネクタ本体を有する雄コ
    ネクタと、前記フード部内に前記雄コネクタのコネクタ
    本体を挿入・嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式
    コネクタであって、前記レバーを前記コネクタ本体の両
    側壁と前記フード部の内壁との間で回転自在に挟まれる
    とともに前記カバー部材の撓みを規制する一対のレバー
    壁と、前記一対のレバー壁の一側に設けられて前記フー
    ド部へのコネクタ本体の嵌合時に前記フード部に係止す
    る突起部と、前記レバー壁の他側同士を連結して設けら
    れ前記突起部の前記フード部への係止部分を中心にレバ
    ー壁を回動させることで前記コネクタ本体を前記フード
    部内に嵌合させる操作部とで形成したことを特徴とする
    レバー嵌合式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記カバ
    ー部材が前記コネクタ本体の両側面に設けられ、これら
    のカバー部材の撓みが前記一対のレバー壁でそれぞれ規
    制されることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記コネクタ本体に、前記レバー壁の前記突起部が
    挿入されて前記レバー壁の回動時に案内するガイドスリ
    ットを設けたことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
JP22157997A 1997-08-18 1997-08-18 レバー嵌合式コネクタ Expired - Fee Related JP3321039B2 (ja)

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