JP3266518B2 - プラグとジャックの接続構造 - Google Patents
プラグとジャックの接続構造Info
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- H01R24/58—Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
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- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/724—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members forming a right angle
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2107/00—Four or more poles
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグをジャック
に挿入することによってこれらを接続する構造に関し、
特に振動や衝撃が作用しても、プラグが不用意に抜ける
ことがないプラグとジャックの接続構造に関する。
に挿入することによってこれらを接続する構造に関し、
特に振動や衝撃が作用しても、プラグが不用意に抜ける
ことがないプラグとジャックの接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車電話や自動車搭載型テレビでは、
自動車のフロントパネルに取り付けられたジャックに挿
入することによって、映像、音声信号、電力等を得てい
る。このプラグとジャックとの接続は、ジャックのプラ
グ挿入孔に臨むように配設されたターミナルのプラグ側
面への弾性接触によってなされるのが一般的である。
自動車のフロントパネルに取り付けられたジャックに挿
入することによって、映像、音声信号、電力等を得てい
る。このプラグとジャックとの接続は、ジャックのプラ
グ挿入孔に臨むように配設されたターミナルのプラグ側
面への弾性接触によってなされるのが一般的である。
【０００３】すなわち、ジャックの内部には接地端子、
正極端子、負極端子となる複数のターミナルが取り付け
られており、このターミナルを部分的に屈曲したり、部
分的に打ち抜くことによって弾性的な接触部を形成して
いる。このジャックに対して多極プラグを挿入すること
により、それぞれのターミナルがプラグの対応した電極
に弾性的に接触し、電気接続するとともに、この弾性接
触によってプラグをジャックから抜けでないように保持
するものである。
正極端子、負極端子となる複数のターミナルが取り付け
られており、このターミナルを部分的に屈曲したり、部
分的に打ち抜くことによって弾性的な接触部を形成して
いる。このジャックに対して多極プラグを挿入すること
により、それぞれのターミナルがプラグの対応した電極
に弾性的に接触し、電気接続するとともに、この弾性接
触によってプラグをジャックから抜けでないように保持
するものである。
【０００４】ところが、ターミナルの弾性接触だけで
は、自動車走行時の振動や衝撃によってプラグがジャッ
クから抜け落ち易く、この抜け落ちによって通話が途切
れたり、テレビ受信が中断する不都合がある。
は、自動車走行時の振動や衝撃によってプラグがジャッ
クから抜け落ち易く、この抜け落ちによって通話が途切
れたり、テレビ受信が中断する不都合がある。
【０００５】このようなことから従来では、ねじの締め
付けによってプラグとジャックとを接続することがなさ
れている。この従来の接続構造は、プラグをジャックの
内部に案内するスリーブの外面に雄ねじを形成する一
方、プラグの対向端にリングを設け、このリング内面に
雌ねじを形成している。
付けによってプラグとジャックとを接続することがなさ
れている。この従来の接続構造は、プラグをジャックの
内部に案内するスリーブの外面に雄ねじを形成する一
方、プラグの対向端にリングを設け、このリング内面に
雌ねじを形成している。
【０００６】この構造では、プラグ側のリングをジャッ
ク側のスリーブに突き合わせ、リングを回転操作して、
スリーブに螺合させることによってプラグとスリーブと
を強固に接続できる。この接続構造では、ねじの締め付
けによる連結のため、振動等によるプラグの不用意な脱
落がなくなる。
ク側のスリーブに突き合わせ、リングを回転操作して、
スリーブに螺合させることによってプラグとスリーブと
を強固に接続できる。この接続構造では、ねじの締め付
けによる連結のため、振動等によるプラグの不用意な脱
落がなくなる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ねじに
よる接続構造では、リングを頻繁に回転させてスリーブ
に螺合させる必要があり、接続のための操作が面倒とな
っている。特に、自動車運転中に接続する場合には、運
転に対する注意力が散漫となり、事故につながる危険が
ある。
よる接続構造では、リングを頻繁に回転させてスリーブ
に螺合させる必要があり、接続のための操作が面倒とな
っている。特に、自動車運転中に接続する場合には、運
転に対する注意力が散漫となり、事故につながる危険が
ある。
【０００８】又、スリーブ及びリングの双方にねじを形
成する必要があるが、これらに金属材料を使ってネジを
成形すれば高価なものとなり、また、樹脂のモールド成
形によって金型成型時にネジを形成しようとしても、成
形中に一方の金型を螺旋状に移動させるという高度の成
形技術と複雑な成形装置が必要となり、同様に高価なも
のとなっていた。
成する必要があるが、これらに金属材料を使ってネジを
成形すれば高価なものとなり、また、樹脂のモールド成
形によって金型成型時にネジを形成しようとしても、成
形中に一方の金型を螺旋状に移動させるという高度の成
形技術と複雑な成形装置が必要となり、同様に高価なも
のとなっていた。
【０００９】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、ねじによる接続構造を採用する
ことなく、モールド成形により形成したジャックであっ
ても、簡易な操作でプラグとジャックとを接続でき、し
かも、構造が簡単で、製造も容易なプラグとジャックの
接続構造を提供することを目的とする。
てなされたものであり、ねじによる接続構造を採用する
ことなく、モールド成形により形成したジャックであっ
ても、簡易な操作でプラグとジャックとを接続でき、し
かも、構造が簡単で、製造も容易なプラグとジャックの
接続構造を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、プラグをジャックに挿入するこ
とにより、ジャックに取り付けられた複数のターミナル
とプラグの対応した複数の電極とを接続する構造におい
て、非円形の外形を有し、前記ジャックの端部に形成さ
れたスリーブと、このスリーブが挿入されるスリーブの
外形と相補形状のスリーブ挿入孔を有し、前記ジャック
と対向するプラグの端部に回転可能に設けられたリング
と、リングの回転方向に沿ってスリーブの外面に形成さ
れ、リングが回転することによってスリーブ挿入孔の内
周面が係合してリング及びスリーブの相互の外れ止めを
行う係合溝と、を備えていることを特徴とする。
め、請求項１の発明は、プラグをジャックに挿入するこ
とにより、ジャックに取り付けられた複数のターミナル
とプラグの対応した複数の電極とを接続する構造におい
て、非円形の外形を有し、前記ジャックの端部に形成さ
れたスリーブと、このスリーブが挿入されるスリーブの
外形と相補形状のスリーブ挿入孔を有し、前記ジャック
と対向するプラグの端部に回転可能に設けられたリング
と、リングの回転方向に沿ってスリーブの外面に形成さ
れ、リングが回転することによってスリーブ挿入孔の内
周面が係合してリング及びスリーブの相互の外れ止めを
行う係合溝と、を備えていることを特徴とする。
【００１１】この構造では、リングの回転によって、ス
リーブ外面の係合溝と、リングのスリーブ挿入孔の内周
面とが係合するため、プラグとジャックとが接続状態と
なる。この接続状態では、係合溝にスリーブ挿入孔の内
周面が係合し、この係合がプラグをジャックに強固に結
合させるように作用する。又、ジャック側のスリーブが
非円形の外形となっていると共に、リングのスリーブ挿
入孔がスリーブの外形と相補形状となっており、リング
とスリーブとの位置合わせが容易となっている。
リーブ外面の係合溝と、リングのスリーブ挿入孔の内周
面とが係合するため、プラグとジャックとが接続状態と
なる。この接続状態では、係合溝にスリーブ挿入孔の内
周面が係合し、この係合がプラグをジャックに強固に結
合させるように作用する。又、ジャック側のスリーブが
非円形の外形となっていると共に、リングのスリーブ挿
入孔がスリーブの外形と相補形状となっており、リング
とスリーブとの位置合わせが容易となっている。
【００１２】請求項２の発明は、請求項１の発明であっ
て、係合溝の幅と、この係合溝と係合するスリーブ挿入
孔の内周面の厚さとが略同等であることを特徴とする。
て、係合溝の幅と、この係合溝と係合するスリーブ挿入
孔の内周面の厚さとが略同等であることを特徴とする。
【００１３】これにより係合溝の内側面とリングの外側
面とが密に接触するため、ジャックとプラグとががたつ
きのない接続状態となる。
面とが密に接触するため、ジャックとプラグとががたつ
きのない接続状態となる。
【００１４】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
て、係合溝の内側面にロック凹部が形成され、スリーブ
挿入孔と係合溝が係合する回転位置で、このロック凹部
に嵌入するロック突部がリングに突設されていることを
特徴とする。
て、係合溝の内側面にロック凹部が形成され、スリーブ
挿入孔と係合溝が係合する回転位置で、このロック凹部
に嵌入するロック突部がリングに突設されていることを
特徴とする。
【００１５】リングのロック突部が係合溝のロック凹部
に係合することによって、リングの回転が拘束されるた
め、接続状態を確実に保持できる。
に係合することによって、リングの回転が拘束されるた
め、接続状態を確実に保持できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施形態を示
し、図１〜図５はジャック１を、図６〜図９はプラグ２
０を、図１０はプラグ２０をジャック１に挿入した状態
を示す。
し、図１〜図５はジャック１を、図６〜図９はプラグ２
０を、図１０はプラグ２０をジャック１に挿入した状態
を示す。
【００１７】ジャック１は、例えば、自動車のフロント
パネルに取り付けられるものであり、図１に示すよう
に、導電性板材からなるスリーブターミナル３、チップ
ターミナル４及びリングターミナル５がジャックハウジ
ング２に取り付けられ、これらのターミナル３、４、５
によってプラグ２０の対応する電極との電気的な接続が
行われる。
パネルに取り付けられるものであり、図１に示すよう
に、導電性板材からなるスリーブターミナル３、チップ
ターミナル４及びリングターミナル５がジャックハウジ
ング２に取り付けられ、これらのターミナル３、４、５
によってプラグ２０の対応する電極との電気的な接続が
行われる。
【００１８】ジャックハウジング２は、絶縁性合成樹脂
によって外形が略直方体となった筒状に成形されてお
り、その内部には図１０に示すように、プラグ挿入孔６
が軸方向に貫通している。このジャックハウジング２の
先端部分には、プラグ挿入孔６と連通するプラグガイド
孔８を有した筒状のスリーブ７が一体的に形成されてい
る。
によって外形が略直方体となった筒状に成形されてお
り、その内部には図１０に示すように、プラグ挿入孔６
が軸方向に貫通している。このジャックハウジング２の
先端部分には、プラグ挿入孔６と連通するプラグガイド
孔８を有した筒状のスリーブ７が一体的に形成されてい
る。
【００１９】スリーブ７におけるジャックハウジング２
側の端部は、外面が円形の基部９となっており、この基
部９の先端側（プラグ２０側）には、取付部１０が一体
的に形成されている。取付部１０は、基部９と同じ円形
の外形部分となっている円弧部１３と、該円形を左右で
同じ弦となるように切断した平面部１１とを有し、この
平面部１１が円弧部１３の両側に配置されて、全体で略
小判状の非円形の外面となっている。
側の端部は、外面が円形の基部９となっており、この基
部９の先端側（プラグ２０側）には、取付部１０が一体
的に形成されている。取付部１０は、基部９と同じ円形
の外形部分となっている円弧部１３と、該円形を左右で
同じ弦となるように切断した平面部１１とを有し、この
平面部１１が円弧部１３の両側に配置されて、全体で略
小判状の非円形の外面となっている。
【００２０】又、スリーブ７の取付部１０外面には、係
合溝１２が形成されている。係合溝１２は図２〜図５に
示すように、取付部１０外面の上下一対に形成されるも
のであり、各係合溝１２はスリーブ７の軸方向と直交す
る円弧方向に沿って形成されている。これにより係合溝
１２は後述するプラグ２０側のリング３０が回転する方
向に沿うように設けられる。
合溝１２が形成されている。係合溝１２は図２〜図５に
示すように、取付部１０外面の上下一対に形成されるも
のであり、各係合溝１２はスリーブ７の軸方向と直交す
る円弧方向に沿って形成されている。これにより係合溝
１２は後述するプラグ２０側のリング３０が回転する方
向に沿うように設けられる。
【００２１】それぞれの係合溝１２は、各平面部１１の
中間部分から窪み形成されて円の曲率に沿って設けられ
たスロープ部１２ａと、このスロープ部１２ａの終端部
分に連設された平面状の係合部１２ｂとを備えている。
これにより、図１に示すように平面状の係合部１２ｂ
は、円弧部１３の内側の位置に形成される。
中間部分から窪み形成されて円の曲率に沿って設けられ
たスロープ部１２ａと、このスロープ部１２ａの終端部
分に連設された平面状の係合部１２ｂとを備えている。
これにより、図１に示すように平面状の係合部１２ｂ
は、円弧部１３の内側の位置に形成される。
【００２２】更に、それぞれの係合溝１２には、ロック
凹部１４が形成されている。ロック凹部１４は各係合溝
１２の平面状の係合部１２ｂ内に形成されるものであ
り、図１及び図５に示すように、係合部１２ｂにおける
基部９側の内側面の一部に、同基部９側に落ち込む段差
を形成することによって成形されている。
凹部１４が形成されている。ロック凹部１４は各係合溝
１２の平面状の係合部１２ｂ内に形成されるものであ
り、図１及び図５に示すように、係合部１２ｂにおける
基部９側の内側面の一部に、同基部９側に落ち込む段差
を形成することによって成形されている。
【００２３】一方、プラグ２０は、例えば自動車電話等
の機器側の接続コード端末部に接続される。このプラグ
２０は図６に示すように、絶縁性ゴム等からなるカバー
２１と、カバー２１の軸方向に設けられ、先端部分がカ
バー２１から突出するロッド状のプラグ本体２２とを有
している。カバー２１から突出しているプラグ本体２２
は、先端側から順にチップ電極２４、リング電極２５、
スリーブ電極２３となっており、これらの電極は、絶縁
体２６によって互いに絶縁されている。又、カバー２１
内部において、プラグ本体２１は機器からの接続コード
２７に接続されている。
の機器側の接続コード端末部に接続される。このプラグ
２０は図６に示すように、絶縁性ゴム等からなるカバー
２１と、カバー２１の軸方向に設けられ、先端部分がカ
バー２１から突出するロッド状のプラグ本体２２とを有
している。カバー２１から突出しているプラグ本体２２
は、先端側から順にチップ電極２４、リング電極２５、
スリーブ電極２３となっており、これらの電極は、絶縁
体２６によって互いに絶縁されている。又、カバー２１
内部において、プラグ本体２１は機器からの接続コード
２７に接続されている。
【００２４】カバー２１の先端部分（ジャック１側の端
部）の外面には、カバー２１の円周上に沿ってリング取
付溝２８が凹接され、このリング取付溝２８に、リング
３０の後端部分で内方に突出するストッパ部３８が係合
することによって、プラグの先端側にリング３０が、回
転可能且つ前後方向に移動可能となるように取り付けら
れる。
部）の外面には、カバー２１の円周上に沿ってリング取
付溝２８が凹接され、このリング取付溝２８に、リング
３０の後端部分で内方に突出するストッパ部３８が係合
することによって、プラグの先端側にリング３０が、回
転可能且つ前後方向に移動可能となるように取り付けら
れる。
【００２５】リング３０は、ポリアセタール樹脂、ポリ
イミド樹脂等の良摺動性樹脂によって全体が筒状となる
ように成形されたものである。このリング３０は、プラ
グ２０をジャック１に結合する際に、ジャック１のスリ
ーブ７が挿入されるものであり、このため前面側が内方
に屈曲され、この屈曲部分３６にスリーブ７が挿入され
るスリーブ挿入孔３１が形成されている。
イミド樹脂等の良摺動性樹脂によって全体が筒状となる
ように成形されたものである。このリング３０は、プラ
グ２０をジャック１に結合する際に、ジャック１のスリ
ーブ７が挿入されるものであり、このため前面側が内方
に屈曲され、この屈曲部分３６にスリーブ７が挿入され
るスリーブ挿入孔３１が形成されている。
【００２６】スリーブ挿入孔３１の内周面３４は、図７
に示すように、円の一部である円弧部３２と、互いに平
行な弦となるように切断された平面部３３とを有し、こ
の平面部３３が円弧部３２の両側に配置されて略小判状
の非円形となっている。これによりスリーブ挿入孔３１
の内周面３４は、ジャック１側のスリーブ７の外形と相
補する形状となっており、スリーブ７が貫通するように
挿入可能となっている。このスリーブ挿入孔３１の内周
面３４はスリーブ７の係合溝１２と係合することによっ
て、ジャック１に対するプラグ２０の結合を行う。な
お、スリーブ挿入孔３１がスリーブ７の外形と同様な非
円形に成形されることによって、スリーブ７を挿通させ
るとともに、挿通後回転させることによりスリーブ７か
ら抜け止めされる。
に示すように、円の一部である円弧部３２と、互いに平
行な弦となるように切断された平面部３３とを有し、こ
の平面部３３が円弧部３２の両側に配置されて略小判状
の非円形となっている。これによりスリーブ挿入孔３１
の内周面３４は、ジャック１側のスリーブ７の外形と相
補する形状となっており、スリーブ７が貫通するように
挿入可能となっている。このスリーブ挿入孔３１の内周
面３４はスリーブ７の係合溝１２と係合することによっ
て、ジャック１に対するプラグ２０の結合を行う。な
お、スリーブ挿入孔３１がスリーブ７の外形と同様な非
円形に成形されることによって、スリーブ７を挿通させ
るとともに、挿通後回転させることによりスリーブ７か
ら抜け止めされる。
【００２７】又、リング３０の先端側（ジャック１側）
の面には、小突起状のロック突部３５が形成されてい
る。ロック突部３５はスリーブ挿入孔３１の外側に位置
するようにリング３０の屈曲部分３６に配置されてい
る。このロック突部３５はスリーブ７のロック凹部１４
に対応して設けられ、リング３０とスリーブ７との結合
時に同凹部１４に嵌入する。
の面には、小突起状のロック突部３５が形成されてい
る。ロック突部３５はスリーブ挿入孔３１の外側に位置
するようにリング３０の屈曲部分３６に配置されてい
る。このロック突部３５はスリーブ７のロック凹部１４
に対応して設けられ、リング３０とスリーブ７との結合
時に同凹部１４に嵌入する。
【００２８】このようなリング３０のスリーブ挿入孔３
１の内周面３４の厚さＴ（図８参照）と、スリーブ７の
係合溝１２の幅Ｗ（図２参照）とは、略同等の関係に設
定される。例えば、これらが同一の値か、或いはＷに対
してＴが０．１ｍｍ程度小さな値となるように設定され
る。このような関係でＴ、Ｗを設定することにより、ス
リーブ７の係合溝１２とスリーブ挿入孔３１の内周面３
４とが密に接触でき、スリーブ７とリング３０とをがた
つきのない状態で結合させることができる。
１の内周面３４の厚さＴ（図８参照）と、スリーブ７の
係合溝１２の幅Ｗ（図２参照）とは、略同等の関係に設
定される。例えば、これらが同一の値か、或いはＷに対
してＴが０．１ｍｍ程度小さな値となるように設定され
る。このような関係でＴ、Ｗを設定することにより、ス
リーブ７の係合溝１２とスリーブ挿入孔３１の内周面３
４とが密に接触でき、スリーブ７とリング３０とをがた
つきのない状態で結合させることができる。
【００２９】なお、この実施形態では、リング３０の外
形がジャック１側のスリーブ７と同様な略小判状となっ
ているが、この外形に限定されるものではなく、円弧形
状であっても良い。このように外形を略小判状とするこ
とによって、その平面部分３７（図７参照）を手で把む
ことが容易となるとともに、プラグのスリーブ７への位
置合わせが容易となり、リング３０への回転操作を円滑
に行うことができるというメリットがある。
形がジャック１側のスリーブ７と同様な略小判状となっ
ているが、この外形に限定されるものではなく、円弧形
状であっても良い。このように外形を略小判状とするこ
とによって、その平面部分３７（図７参照）を手で把む
ことが容易となるとともに、プラグのスリーブ７への位
置合わせが容易となり、リング３０への回転操作を円滑
に行うことができるというメリットがある。
【００３０】次に、ジャック１に取り付けるターミナル
及びその電気的な接続を図１により説明する。ジャック
ハウジング２のプラグ挿入孔６の後部々分には、チップ
ターミナル４及びリングターミナル５を収容するコンタ
クト収容溝（図示省略）が形成されている。
及びその電気的な接続を図１により説明する。ジャック
ハウジング２のプラグ挿入孔６の後部々分には、チップ
ターミナル４及びリングターミナル５を収容するコンタ
クト収容溝（図示省略）が形成されている。
【００３１】又、ジャックハウジング２の上面における
スリーブ７の後方には、プラグ挿入孔６に連通する窓孔
１５が開口されている。この窓孔１５のやや後方でジャ
ックハウジング２の両側面には、スリーブターミナル３
が側板部３ａを前後方向で位置決めする位置決め凹部１
６が形成され、この位置決め凹部１６の中央部分にはス
リーブターミナル３の側板部３ａのフック孔３ｂに係合
して同ターミナル３の抜け止めを行うフック突起１７が
形成されている。
スリーブ７の後方には、プラグ挿入孔６に連通する窓孔
１５が開口されている。この窓孔１５のやや後方でジャ
ックハウジング２の両側面には、スリーブターミナル３
が側板部３ａを前後方向で位置決めする位置決め凹部１
６が形成され、この位置決め凹部１６の中央部分にはス
リーブターミナル３の側板部３ａのフック孔３ｂに係合
して同ターミナル３の抜け止めを行うフック突起１７が
形成されている。
【００３２】スリーブターミナル３は水平板部３ｆの両
側から側板部３ａが垂下しており、この側板部３ａには
プリント配線基板のアースパターン（図示省略）と半田
接続される脚部３ｄが一体的に延設されている。更に水
平板部３ｆの先端部分はＵ字状に下方に湾曲された接触
部３ｅが形成されており、この接触部３ｅがプラグ本体
２１のスリーブ電極２３と弾性的に接触して導通する。
側から側板部３ａが垂下しており、この側板部３ａには
プリント配線基板のアースパターン（図示省略）と半田
接続される脚部３ｄが一体的に延設されている。更に水
平板部３ｆの先端部分はＵ字状に下方に湾曲された接触
部３ｅが形成されており、この接触部３ｅがプラグ本体
２１のスリーブ電極２３と弾性的に接触して導通する。
【００３３】チップターミナル４は側面Ｌ字形に打ち抜
き成形されており、その上部の水平な取付部４ｂと、下
方に垂下する脚部４ｃとを備えている。取付部４ｂは中
間部分が折り返されており、折り返された先端部がチッ
プ接触部４ａとなっている。このチップ接触部４ａはプ
ラグ本体２１のチップ電極２４と弾性的に接触してプラ
グ２０と導通する。これに対し、脚部４ｃはジャック１
の下方に配置されたプリント配線基板のパターンに接続
される。４ｄは基部４ｂの上端に形成された係止突起で
あり、チップターミナル４をジャックハウジング２の後
方から挿入することによって、コンタクト収容溝の内面
に係止し、チップターミナル４の抜け止めを行う。
き成形されており、その上部の水平な取付部４ｂと、下
方に垂下する脚部４ｃとを備えている。取付部４ｂは中
間部分が折り返されており、折り返された先端部がチッ
プ接触部４ａとなっている。このチップ接触部４ａはプ
ラグ本体２１のチップ電極２４と弾性的に接触してプラ
グ２０と導通する。これに対し、脚部４ｃはジャック１
の下方に配置されたプリント配線基板のパターンに接続
される。４ｄは基部４ｂの上端に形成された係止突起で
あり、チップターミナル４をジャックハウジング２の後
方から挿入することによって、コンタクト収容溝の内面
に係止し、チップターミナル４の抜け止めを行う。
【００３４】リングターミナル５はチップターミナル４
と同様に、側面Ｌ字形に打ち抜き成形されることによ
り、水平状の基部５ｂと、下方に垂下する脚部５ｃとを
備え、脚部５ｃがプリント配線基板のパターンと接続さ
れる。基部５ｂは鋭角状に屈曲されたリング接触部５ａ
を備え、このリング接触部５ａがプラグ本体２１のリン
グ電極２５に弾性的に接触する。５ｄは係止突起であ
り、コンタクト収容溝の内面に係止して、抜け止め作用
を行う。
と同様に、側面Ｌ字形に打ち抜き成形されることによ
り、水平状の基部５ｂと、下方に垂下する脚部５ｃとを
備え、脚部５ｃがプリント配線基板のパターンと接続さ
れる。基部５ｂは鋭角状に屈曲されたリング接触部５ａ
を備え、このリング接触部５ａがプラグ本体２１のリン
グ電極２５に弾性的に接触する。５ｄは係止突起であ
り、コンタクト収容溝の内面に係止して、抜け止め作用
を行う。
【００３５】以上の様に各ターミナルが収容されたジャ
ック１とプラグ２０との接続は、スリーブ７の外形にリ
ング３０のスリーブ挿入孔３１を合わせ、プラグ２０を
ジャック１に接近させてスリーブ挿入孔３１内にスリー
ブ７を挿入して、スリーブ挿入孔３１の内周面３４を係
合溝１２に一致させる。その後、リング３０を時計方向
に回転させる。
ック１とプラグ２０との接続は、スリーブ７の外形にリ
ング３０のスリーブ挿入孔３１を合わせ、プラグ２０を
ジャック１に接近させてスリーブ挿入孔３１内にスリー
ブ７を挿入して、スリーブ挿入孔３１の内周面３４を係
合溝１２に一致させる。その後、リング３０を時計方向
に回転させる。
【００３６】この時計方向の回転により、スリーブ挿入
孔３１の内周面３４が係合溝１２のスロープ部１２ａ内
を摺動する。更に、９０度回転させると、係合溝１２の
平面状の係合部１２ｂに達し、このときリング３０のロ
ック突部３５は、係合溝１２のロック凹部１４に落ち込
み、リング３０の回転が規制され、ジャック１とプラグ
２０とが接続状態となる。この接続状態では、ジャック
１の各ターミナル３、４、５がプラグ２０の対応した電
極２３、２４、２５に接触するが、スリーブ挿入孔３１
の内周面３４が係合溝１２に係合しているため、振動や
衝撃が作用しても不用意に外れることがなく、ターミナ
ルと電極とが信頼性のある接続を保持できる。
孔３１の内周面３４が係合溝１２のスロープ部１２ａ内
を摺動する。更に、９０度回転させると、係合溝１２の
平面状の係合部１２ｂに達し、このときリング３０のロ
ック突部３５は、係合溝１２のロック凹部１４に落ち込
み、リング３０の回転が規制され、ジャック１とプラグ
２０とが接続状態となる。この接続状態では、ジャック
１の各ターミナル３、４、５がプラグ２０の対応した電
極２３、２４、２５に接触するが、スリーブ挿入孔３１
の内周面３４が係合溝１２に係合しているため、振動や
衝撃が作用しても不用意に外れることがなく、ターミナ
ルと電極とが信頼性のある接続を保持できる。
【００３７】従って、複雑な構造のねじを形成すること
なく、ジャック１とプラグ２０とを結合することができ
るため、構造が簡易となって製造が容易であり、しかも
頻繁にリング３０を回転させる必要がなく、接続を簡単
に行うことができる。
なく、ジャック１とプラグ２０とを結合することができ
るため、構造が簡易となって製造が容易であり、しかも
頻繁にリング３０を回転させる必要がなく、接続を簡単
に行うことができる。
【００３８】又、接続状態では、リング３０のロック突
部３５が係合溝１２のロック凹部１４に嵌入しているた
め、リング３０が不用意に回転することがなく、リング
３０がスリーブ７から抜け出ることがない。
部３５が係合溝１２のロック凹部１４に嵌入しているた
め、リング３０が不用意に回転することがなく、リング
３０がスリーブ７から抜け出ることがない。
【００３９】更に、係合溝１２とスリーブ挿入孔３１の
内周面とが密に接触するため、がたつくことなく、安定
した接続を行うことができる。
内周面とが密に接触するため、がたつくことなく、安定
した接続を行うことができる。
【００４０】なお、本発明では、スリーブ７の外形及び
スリーブ挿入孔３１を略小判形状以外の楕円形状、長円
形状、多角形形状等の非円形に成形しても良く、ロック
凹部１４、ロック突部３５を形成しなくてもよい。さら
には、係合溝１２の幅とスリーブ挿入孔３１の内周面３
４の厚さの寸法も適宜、設定できる。
スリーブ挿入孔３１を略小判形状以外の楕円形状、長円
形状、多角形形状等の非円形に成形しても良く、ロック
凹部１４、ロック突部３５を形成しなくてもよい。さら
には、係合溝１２の幅とスリーブ挿入孔３１の内周面３
４の厚さの寸法も適宜、設定できる。
【００４１】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、リングの回転
によって、スリーブ外面の係合溝と、リングのスリーブ
挿入孔の内周面とが係合するため、プラグとジャックと
を簡単に接続でき、しかも、係合溝にスリーブ挿入孔の
内周面が係合するため、プラグをジャックに強固に結合
でき、不用意に外れることがない。このため複雑なねじ
による接続が不要となり、金属材料を用いなくても、プ
ラグがジャックから抜け出ることのない接続構造とする
ことができる。
によって、スリーブ外面の係合溝と、リングのスリーブ
挿入孔の内周面とが係合するため、プラグとジャックと
を簡単に接続でき、しかも、係合溝にスリーブ挿入孔の
内周面が係合するため、プラグをジャックに強固に結合
でき、不用意に外れることがない。このため複雑なねじ
による接続が不要となり、金属材料を用いなくても、プ
ラグがジャックから抜け出ることのない接続構造とする
ことができる。
【００４２】請求項２の発明によれば、請求項１の発明
に加えて、係合溝とスリーブ挿入孔の内周面とが密に接
触するため、ジャックとプラグとをがたつきなく接続で
きる。
に加えて、係合溝とスリーブ挿入孔の内周面とが密に接
触するため、ジャックとプラグとをがたつきなく接続で
きる。
【００４３】請求項３の発明よれば、請求項２の発明に
加えて、リングのロック突部が係合溝のロック凹部に係
合して、リングの回転を拘束するため、ジャックとプラ
グとの接続状態を確実に保持できる。
加えて、リングのロック突部が係合溝のロック凹部に係
合して、リングの回転を拘束するため、ジャックとプラ
グとの接続状態を確実に保持できる。
【００４４】
【図１】本発明の一実施形態におけるジャックの分解斜
視図である。
視図である。
【図２】ジャックの側面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】スリーブの正面図である。
【図５】ジャックの底面図である。
【図６】プラグの部分破断側面図である。
【図７】リングの正面図である。
【図８】リングの断面図である。
【図９】リングの側面図である。
【図１０】ジャックとプラグとの接続状態を示す断面図
である。
である。
１ ジャック ３ スリーブターミナル ４ チップターミナル ５ リングターミナル ７ スリーブ １２ 係合溝 １４ ロック凹部 ２０ プラグ ２３ スリーブ電極 ２４ チップ電極 ２５ リング電極 ３０ リング ３１ スリーブ挿入孔 ３４ 内周面 ３５ ロック突部
Claims (3)
- 【請求項１】 プラグ（２０）をジャック（１）に挿入
することにより、ジャック（１）に取り付けられた複数
のターミナル（３、４、５）とプラグ（２０）の対応し
た複数の電極（２３、２４、２５）とを接続する構造に
おいて、 非円形の外形を有し、前記ジャック（１）の端部に形成
されたスリーブ（７）と、このスリーブ（７）が挿入さ
れるスリーブの外形と相補形状のスリーブ挿入孔（３
１）を有し、前記ジャック（１）と対向するプラグ（２
０）の端部に回転可能に設けられたリング（３０）と、
リング（３０）の回転方向に沿ってスリーブ（７）の外
面に形成され、リング（３０）が回転することによって
スリーブ挿入孔（３１）の内周面（３４）が係合してリ
ング（３０）及びスリーブ（７）の相互の外れ止めを行
う係合溝（１２）と、を備えていることを特徴とするプ
ラグとジャックの接続構造。 - 【請求項２】 係合溝（１２）の幅と、この係合溝（１
２）と係合するスリーブ挿入孔（３１）の内周面（３
４）の厚さとが略同等であることを特徴とする請求項１
記載のプラグとジャックの接続構造。 - 【請求項３】 係合溝（１２）の内側面にロック凹部
（１４）が形成され、スリーブ挿入孔（３１）と係合溝
（１２）が係合する回転位置で、このロック凹部（１
４）に嵌入するロック突部（３５）がリング（３０）に
突設されていることを特徴とする請求項２記載のプラグ
とジャックの接続構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24398596A JP3266518B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | プラグとジャックの接続構造 |
| DE69719140T DE69719140T2 (de) | 1996-08-28 | 1997-08-27 | Stecker-Buchse Verbindungsstruktur |
| EP97202624A EP0837532B1 (en) | 1996-08-28 | 1997-08-27 | Plug-jack connecting structure |
| US08/919,345 US5934924A (en) | 1996-08-28 | 1997-08-28 | Plug-jack connecting structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24398596A JP3266518B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | プラグとジャックの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069945A JPH1069945A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3266518B2 true JP3266518B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=17112003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24398596A Expired - Fee Related JP3266518B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | プラグとジャックの接続構造 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5934924A (ja) |
| EP (1) | EP0837532B1 (ja) |
| JP (1) | JP3266518B2 (ja) |
| DE (1) | DE69719140T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6398590B2 (en) * | 2000-07-11 | 2002-06-04 | Tyco Electronics Corporation | Nonpolarized electrical connector assembly especially for use as automotive squib connector |
| US6435917B1 (en) * | 2000-09-20 | 2002-08-20 | Unicorp Systems, Llc | Electrical jack |
| US6461199B1 (en) * | 2001-06-12 | 2002-10-08 | Nobutaka Koga | Multiple electrode connecting apparatus |
| US6478594B1 (en) | 2001-07-09 | 2002-11-12 | Molex Incorporated | Electrical connector for receiving electrical plug |
| US6609931B2 (en) | 2001-10-25 | 2003-08-26 | Tyco Electronics Corp. | Orientationless squib connector assembly |
| JP2004298611A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-28 | Neomax Co Ltd | 歯科用磁性アタッチメント及びその製造方法 |
| TWM340675U (en) * | 2008-05-15 | 2008-09-11 | Jdi Jing Deng Ind Co Ltd | Improved-type transceiver |
| FR2971095B1 (fr) * | 2011-02-01 | 2013-11-08 | Tyco Electronics France Sas | Connecteur electrique pour systeme de retenue de securite comportant une borne de mise a la terre |
| US8287314B1 (en) * | 2011-08-03 | 2012-10-16 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Audio jack connector |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4180301A (en) * | 1978-03-15 | 1979-12-25 | Bunker Ramo Corporation | Coaxial cable connector |
| US4429938A (en) * | 1982-01-06 | 1984-02-07 | Midland-Ross Corporation | Locking device for interfitting members |
| JPS6279375U (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | ||
| JPH0616412Y2 (ja) * | 1989-07-12 | 1994-04-27 | ホシデン株式会社 | ジャック |
| US5277628A (en) * | 1992-08-27 | 1994-01-11 | Pan-International Industrial Corp. | Auditory jack |
| US5378882A (en) * | 1992-09-11 | 1995-01-03 | Symbol Technologies, Inc. | Bar code symbol reader with locking cable connector assembly |
| DK144193A (da) * | 1993-12-23 | 1995-06-24 | Linak As | Elektrisk stikforbindelse |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP24398596A patent/JP3266518B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-27 DE DE69719140T patent/DE69719140T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-27 EP EP97202624A patent/EP0837532B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-08-28 US US08/919,345 patent/US5934924A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69719140D1 (de) | 2003-03-27 |
| US5934924A (en) | 1999-08-10 |
| DE69719140T2 (de) | 2004-02-19 |
| EP0837532B1 (en) | 2003-02-19 |
| EP0837532A2 (en) | 1998-04-22 |
| JPH1069945A (ja) | 1998-03-10 |
| EP0837532A3 (en) | 1999-01-27 |
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