JPH0722133A - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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Publication number
JPH0722133A
JPH0722133A JP15764093A JP15764093A JPH0722133A JP H0722133 A JPH0722133 A JP H0722133A JP 15764093 A JP15764093 A JP 15764093A JP 15764093 A JP15764093 A JP 15764093A JP H0722133 A JPH0722133 A JP H0722133A
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JP
Japan
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plate
contact piece
operating plate
lamp
contacting piece
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JP15764093A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Suzuki
詳昌 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプソケットの製造コストを低減する。短
絡を防止する。 【構成】 ソケット本体15に進退可能に作動板31を嵌合
する。作動板31の内部に、左右一対の収納室33を形成す
る。各収納室33の前側に、口金ピン挿入孔37を開口し、
各収納室33の下側に、接触片挿通部36を開口する。コイ
ルスプリング44により、作動板31を前側に押圧する。導
電性の金属板にて接触片51を屈曲形成する。接触片51の
一端部に、リード線Wを鎖錠接続する端子部52を形成す
る。端子部52から、接触片挿通部36を挿通する腕部53を
延設する。腕部53の先端部にピン受部55を形成する。ピ
ン受部55は、各収納室33に収納して嵌合固定する。ピン
受部55に、蛍光ランプLの口金ピンL2 を挟み込んで接
続する。 【効果】 接触片51の形状を単純にできる。接触片51と
コイルスプリング44とを確実に絶縁できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、進退可能な作動板を備
えたランプソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−74531号
公報に記載されたランプソケットが知られている。
【0003】このランプソケットは、図6に示すよう
に、ケース体1と蓋体2とを組み合わせてなる略箱状の
ソケット本体3を有している。また、ケース体1の前面
上部には、作動板嵌合孔1aが形成されているとともに、
ケース体1の前面下部には、複数のリード線挿入孔1bが
形成されている。そして、作動板嵌合孔1aには、略円筒
状をなす作動板4が前後方向に進退自在に嵌合されてい
る。この作動板4は、後面が開口しているとともに、両
側一対のランプピン挿入孔4aを形成したランプ受板4bに
より前面が閉塞されている。さらに、作動板4には、後
側に開口した筒部4cが形成されているとともに、この筒
部4cに対向して、蓋体2からボス2aが突設されている。
【0004】そして、ソケット本体3の内部には、両側
一対の接触片5が収納されている。各接触片5は、弾性
変形可能で導電性を有する金属板を屈曲してなり、ケー
ス体1に係合固定される係合板部5aを有している。ま
た、係合板部5aの後端部からは、前側上方に向かって略
S字状に屈曲された腕部5bが延設され、この腕部5bの先
端部にピン受部5cが形成されている。そして、各接触片
5のピン受部5cは、それぞれ作動板4のランプピン挿入
孔4aの裏面側に対向し、作動板4を前側に押圧する方向
に付勢されている。また、係合板部5aの前端部からは、
後側下方に向かい、各リード線挿入孔1bに対向する鎖錠
片部5dが延設されている。
【0005】また、作動板4の筒部4cと蓋体2のボス2a
との間には、コイルスプリング6が装着されており、常
時作動板4を前側に押圧するようになっている。
【0006】そして、このランプソケットを図示しない
照明器具の両端部に相対向して取付けた状態で、この器
具本体の点灯装置から導出されたリード線を各リード線
挿入孔1bに挿入することにより、このリード線が鎖錠片
部5dに鎖錠接続され、接触片5に電気的に接続される。
【0007】また、作動板4の前側に蛍光ランプの両端
の口金部を装着し、この口金部から突設された両側一対
の口金ピンをそれぞれ作動板4のランプピン挿入孔4aに
挿入することにより、口金部が当接した作動板4がコイ
ルスプリング6の付勢力に抗して後退するとともに、各
口金ピンが接触片5のピン受部5cに弾性的に当接して、
接触片5に電気的に接続される。
【0008】このようにして、接触片5を介して、点灯
装置から導出されたリード線と、蛍光ランプの口金ピン
とが電気的に接続されるようになっている。
【0009】しかしながら、図6に示す構成では、接触
片5は、筒状をなす作動板4の後側の開口から、接触片
5のピン受部5cを作動板4の内側に挿入する形状に形成
されるため、接触片5を複雑に屈曲する必要があり、接
触片5の製造作業が煩雑になりやすいとの問題を有して
いる。
【0010】また、接触片5の弾性力により作動板4を
進退させる構造の場合には、接触片5の移動量を大きく
設定して弾性力を確保する必要があり、この接触片5が
へたりやすくなるとの問題を有している。
【0011】さらに、各接触片5にそれぞれ別個のコイ
ルスプリングを当接し、これらのコイルスプリングによ
り、接触片5の弾性力を確保する構成が知られている。
しかしながら、この構成によると、各コイルスプリング
が近接して配置されることになり、これらのコイルスプ
リング同士が接触すると、接触片5同士が短絡すること
になる。そこで、接触片5同士の短絡などを防止すると
ともに、作動板4の進退動作を円滑に確保するために、
各コイルスプリングを正確な位置に装着する必要があ
り、ランプソケットの組み立て作業が煩雑になるとの問
題を有している。さらに、この構成では、各作動板4に
それぞれコイルスプリングが必要であるため、製造コス
トが上昇するとの問題を有している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図6に
示す従来の構成では、接触片5は、筒状をなす作動板4
の後側の開口から、接触片5のピン受部5cを作動板4の
内側に挿入する形状に形成されるため、接触片5を複雑
に屈曲する必要があり、接触片5の製造作業が煩雑にな
りやすいとの問題を有している。
【0013】また、接触片5の弾性力により作動板4を
進退させる構成では、接触片5の移動量を大きく設定し
て弾性力を確保する必要があり、この接触片5がへたり
やすくなるとの問題を有している。
【0014】さらに、各接触片5にそれぞれ別個のコイ
ルスプリングを当接する構成では、接触片5同士の短絡
を防止するとともに、作動板4の進退動作を円滑に確保
するために、各コイルスプリングを正確な位置に装着す
る必要があり、ランプソケットの組み立て作業が煩雑に
なるとの問題を有しているとともに、各作動板4にそれ
ぞれコイルスプリングが必要であるため、製造コストが
上昇するとの問題を有している。
【0015】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、接触片の短絡を防止できるとともに、製造コスト
を低減できるランプソケットを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のランプソケット
は、ソケット本体と、このソケット本体に収納され、変
形可能な腕部およびこの腕部の先端部に形成された充電
部を設けた導電性を有する接触片と、前記ソケット本体
に前後方向に進退可能に設けられ、前部にランプが装着
され、内部に前記充電部を収納し、側部に前記腕部が挿
通する開口部を設けるとともに、後部に隔壁部を設けた
絶縁性を有する作動板と、前記ソケット本体に設けら
れ、前記作動板の開口部を覆う閉塞部と、前記ソケット
本体に収納され、前記作動板の隔壁部を前側に押圧する
スプリング体とを具備したものである。
【0017】
【作用】本発明のランプソケットでは、作動板のランプ
装着部にランプを装着すると、スプリング体の付勢力に
抗して作動板が後退する。この状態で、ランプが、作動
板内部に収納された接触片の充電部に接触して電気的に
接続される。接触片の腕部は、作動板の側部に開口され
た開口部から挿入されるので、作動板に収納された充電
部が前後に進退する際にも無理な変形がない。作動板の
側部の開口部は、ソケット本体に設けた閉塞部により覆
われるので、充電部が外部に露出することがない。作動
板の後部に設けた隔壁部により、接触片とスプリング体
とが確実に絶縁される。
【0018】
【実施例】以下、本発明のランプソケットの一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
【0019】図1および図2において、11はランプソケ
ットで、このランプソケット11は、前後のケース体12,
14を組み合わせてなる略箱状をなすソケット本体15を有
している、そして、前部ケース体12は、絶縁性を有する
合成樹脂にて一体に形成され、後側の全面が開口した略
箱状をなしている。また、この前部ケース体12の前面の
上部には、円形状をなす作動板嵌合孔21が形成されてい
るとともに、この作動板嵌合孔21の下縁部に沿って、断
面円弧状の板状をなす閉塞部としての閉塞壁部22が一体
に突設されている。さらに、この前部ケース体12の内側
下部には、接触片係止段部23が肉厚に形成され、この接
触片係止段部23を貫通する状態で、両側方向に所定間隔
で4個のリード線挿入孔24が形成されている。このリー
ド線挿入孔24には、前端部および中間部にそれぞれテー
パ部24a ,24b が形成され、後側に向かって縮径するよ
うに形成されている。
【0020】また、後部ケース体14は、絶縁性を有する
合成樹脂にて一体に形成され、前側の全面が開口した略
箱状をなしている。そして、この後部ケース体14の内側
の上部には、前部ケース体12の作動板嵌合孔21に対向し
て、環状をなす後部スプリング嵌合部26が突設されてい
る。さらに、この後部ケース体14の内側の下部には、前
部ケース体12の接触片係止段部23に対向して、接触片係
止片部27が突設されている。
【0021】さらに、これらの前後のケース体12,14の
下端部近傍の両側部には、前後方向を長手方向とする取
付溝28,28が形成され、ソケット本体15を図示しない照
明器具の器具本体の両端部に相対向して嵌合固定できる
ようになっている。
【0022】なお、前後のケース体12,14は、嵌合、接
着あるいはねじ止めなどにより互いに固定されている。
【0023】また、前部ケース体12の作動板嵌合孔21に
は、略円柱状をなす作動板31が後側から前後方向に進退
自在に組み込まれている。この作動板31は、図1ないし
図5に示すように、絶縁性を有する合成樹脂にて略円柱
状に一体に形成されている。
【0024】そして、この作動板31の内部には、左右に
対をなす収納室33,33が形成されている。これらの収納
室33,33は、中央に設けた中央隔壁34を介して互いに絶
縁した状態で区画されているとともに、後側に位置する
隔壁部35により作動板31の後側に位置するソケット本体
15の内部と絶縁した状態で区画されている。また、これ
らの収納室33,33は、下側方に開口した開口部としての
接触片挿通部36,36と、前側に開口した口金ピン挿入孔
37,37とにより、それぞれ外部に連通されている。さら
に、各収納室33の前端部の両側部には、それぞれ上下方
向を長手方向とする係合溝38,38が形成されている。
【0025】そして、各接触片挿通部36は、各収納室33
の下面のほぼ全面を開口しているとともに、下端部近傍
が後側に開口するように切り欠かれている。
【0026】一方、各口金ピン挿入孔37は、円孔状に形
成されているとともに、前端部には、それぞれ前側に向
かって径寸法の大きくなるテーパ面37a が形成されてい
る。
【0027】また、作動板31の後端部の周縁部に沿っ
て、略C字状をなすフランジ部41が突設され、このフラ
ンジ部41が、前部ケース12の作動板嵌合孔21の周辺部の
裏面側に接離可能に当接するようになっている。
【0028】そして、作動板31の隔壁部35の中央部か
ら、後側に向かって前部スプリング体嵌合部42が突設さ
れており、この前部スプリング体嵌合部42と、後部ケー
ス体14の後部スプリング嵌合部26との間に、スプリング
体としてのコイルスプリング44が装着されている。そし
て、このコイルスプリング44の付勢力により、作動板31
が常時前側に向かって弾性的に押圧されている。
【0029】また、このコイルスプリング44は、前側か
ら後側に向かってしだいに径寸法の大きくなる略円錐台
状に捲回され、前後の端部がそれぞれ前後のスプリング
体嵌合部42,26の周囲に嵌合されている。そして、この
コイルスプリング44の後端部の径寸法は、後部ケース体
14の内径寸法とほぼ等しく形成されている。
【0030】さらに、ソケット本体15の内側には、両側
一対の接触片51,51が収納されている。各接触片51は、
例えば、りん青銅、ばね用りん青銅、洋白、あるいは、
銅とステンレスとを積層したCu−SUSクラッド材な
どの、導電性を有する弾性変形可能な帯状材から形成さ
れている。
【0031】そして、各接触片51は、一端部に端子部52
が形成され、この端子部52が、前部ケース12の接触片係
止段部23と、後部ケース体14の接触片係止片部27との間
に嵌合固定されている。また、この端子部52は、水平矩
形板状をなす基板部52a と、この基板部52a の前端部か
らほぼ垂直状に立ち上げられて接触片係止段部23に当接
する前板部52b と、この前板部52b の上端部から略C字
状に屈曲された屈曲部52c と、この屈曲部52c から後側
下方に向かって延設されて基板部52a 上に弾性的に当接
した鎖錠片部52d となどから構成されている。さらに、
前板部52b 、屈曲部52c および鎖錠片部52d は、長手方
向に沿って中央部に形成された溝部52eにより左右に分
割されている。そして、それぞれ分割された前板部52b
から基板部52a にかけて、各リード線挿入孔24に対向す
る芯線挿入孔52f が形成されている。
【0032】一方、基板部52a の後端部からは、前側上
方に向かう腕部53が延設されている。この腕部53は、端
子部52よりも幅寸法が小さく形成され、基板部52a の後
端部からほぼ垂直状に立ち上げられた後板部53a と、こ
の後板部53a の上端部から前側に向かって屈曲された係
止板部53b と、この係止板部53b から略くの字状をなし
て前側上方に傾斜して延設された腕板部53c と、この腕
板部53c の先端部からほぼ垂直状に立ち上げられた立上
部53d と、この立上部53d から前側にほぼ水平状に延設
された支持板部53e となどから形成されている。
【0033】なお、この支持板部53e は、閉塞壁部22の
上側に沿って作動板嵌合孔21から前側に突出され、この
作動板嵌合孔21に嵌合された作動板31の各収納室33の下
部に収納されるようになっている。
【0034】さらに、この腕板部53c の先端部には、そ
れぞれ充電部としてのピン受部55が形成されている。こ
のピン受部55は、腕部53よりも幅寸法が大きく、支持板
部53e から垂直状に立ち上げられた略矩形板状の接続板
部55a を有している。そして、この接続板部55a には、
上端部から長手方向に沿って中央部に挿入溝55b が形成
され、この挿入溝55b の両側部に、後側に向かって曲面
状に彎曲された一対の挾持片部55c が形成されている。
【0035】そして、両側のピン受部55,55は、それぞ
れ左右の収納室33,33に収納されるとともに、接続板部
55a の両側縁が、各収納室33の係合溝38,38に挿入嵌合
され、ピン受部55,55と作動板31とが一体的に進退する
ようになっている。また、この状態で、各ピン受部55の
挿入溝55b が、作動板31の口金ピン挿入孔37に対向する
ようになっている。
【0036】次に、本実施例のランプソケット11の動作
を説明する。
【0037】まず、このランプソケット11を図示しない
照明器具の器具本体の両端部に相対向して取付けた状態
で、この器具本体の点灯装置から導出された電線として
のリード線Wをリード線挿入孔24に挿入する。すると、
このリード線Wの芯線W1 は、テーパ面24b に案内され
つつ、接触片51の芯線挿入孔52f に挿入され、さらに、
端子部52の接触片51の基板部52a と鎖錠片部52d との間
に圧入挾持されて鎖錠接続され、この接触片51に電気的
に接続される。
【0038】そして、作動板31の前側に直管型の蛍光ラ
ンプLの端部の口金部L1 を装着し、この口金部L1
ら突設された両側一対の口金ピンL2 をそれぞれ作動板
31の口金ピン挿入孔37に挿入すると、各口金ピンL2
接触片51のピン受部55の挾持片部55c ,55c 間に差し込
まれて電気的に接続されるとともに、作動板31がソケッ
ト本体15内部に若干押し込まれた状態で、コイルスプリ
ング44の付勢力により作動板31の前面が蛍光ランプLに
密着する。
【0039】このようにして、この接触片51を介して、
点灯装置から導出されたリード線Wと、蛍光ランプLの
口金ピンL2 とが、電気的に接続されるとともに、蛍光
ランプLの口金部L1 が作動板31に弾性的に挾持され、
機械的に保持されるようになっている。
【0040】そして、本実施例のランプソケット11によ
れば、前後に進退される作動板31の下側方に接触片挿通
部36,36を形成し、これらの接触片挿通部36,36を介し
て各接触片51,51のピン受部55,55を作動板31に挿入さ
せたため、作動板31の進退にともない弾性変形される各
接触片51,51の形状を単純化することができる。そこ
で、各接触片51,51の製造コストを低減できるととも
に、作動板31の進退に伴う接触片51のへたりを防止する
ことができる。
【0041】また、接触片51,51のピン受部55,55は、
中央隔壁34および隔壁部35などにより絶縁区画された一
対の収納室33,33にそれぞれ収納されている。そこで、
接触片51,51同士を確実に絶縁できるとともに、これら
の接触片51,51と、作動板31の後側部に配置するコイル
スプリング44とを確実に絶縁することができる。
【0042】さらに、接触片51,51とコイルスプリング
44とを確実に絶縁できるため、隔壁部35の後側に装着し
た1本のコイルスプリング44により作動板31を前側に付
勢することができる。そこで、各接触片51,51にそれぞ
れコイルスプリングを当接する構造などに比べ、部品点
数を削減し、組み立て性を向上して、製造コストを低減
することができる。
【0043】また、このコイルスプリング44により作動
板31の付勢力を確保できるため、接触片51の弾性力を確
保する必要がない。そこで、接触片51の厚さ寸法および
幅寸法を小さく設定でき、接触片51の製造コストを低減
することができる。
【0044】そして、コイルスプリング44は、前後のス
プリング嵌合部42,26により嵌合保持されているととも
に、コイルスプリング44を略円錐台状に捲回し、このコ
イルスプリング44の後側部の径寸法を後部ケース体14の
径寸法とほぼ等しく形成しているため、コイルスプリン
グ44の外れ、あるいは誤装着などをより確実に防止する
ことができる。
【0045】さらに、ピン受部55は、作動板31に固定さ
れ、蛍光ランプLの口金ピンL2 を挾持して電気的に接
続されるため、接触片51を付勢する補助スプリングを不
要にすることができる。
【0046】また、本実施例のランプソケットでは、リ
ード線挿入孔24から挿入されたリード線Wは、端子部52
の基板部52a と鎖錠片部52d との間に挾持された状態で
接続されるため、リード線Wを確実に接続することがで
きる。
【0047】さらに、作動板31の下側方に開口された接
触片挿通部36,36は、ソケット本体15の前部ケース体12
から突設された閉塞壁部22により覆われているため、収
納室33,33に収納された各接触片51,51が外部に露出す
ることを防止することができる。
【0048】そして、作動板31に蛍光ランプLの口金部
1 を装着し、この作動板31をソケット本体15に若干押
し込んだ状態では、作動板31の前面から閉塞壁部22が突
出した状態となる。そこで、この閉塞壁部22の突出位置
を作動板31の径方向の所定位置に設定により、照明器具
の点灯装置に適合しない管径の蛍光ランプLが誤装着さ
れることを防止することができる。
【0049】なお、上記の実施例では、前部ケース体12
の前面から断面弧状をなす板状の閉塞壁部22を突設した
が、この閉塞壁部22の前端部に連続するように前部ケー
ス体12の前面を形成し、前部ケース体12の下側部の前面
と、作動板31の前面とをほぼ面一にすることもできる。
【0050】
【発明の効果】本発明のランプソケットによれば、接触
片の腕部は、作動板の側部に開口された開口部から挿入
されるため、作動板に収納された充電部が前後に進退す
る際にも無理な変形がなく、接触片の形状を単純にして
製造コストを低減することができる。作動板の側部の開
口部は、ソケット本体に設けた閉塞部により覆われるた
め、充電部が外部に露出することを防止できる。作動板
の後部に設けた隔壁部により、接触片とスプリング体と
を確実に絶縁できるため、接触片の短絡を確実に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプソケットの一実施例を示す断面
図である。
【図2】同上ランプソケットの斜視図である。
【図3】同上作動板および接触片の分解状態の斜視図で
ある。
【図4】同上ランプソケットの一部の断面図である。
【図5】同上ランプソケットの一部の断面図である。
【図6】従来のランプソケットを示す断面図である。
【符号の説明】
11 ランプソケット 15 ソケット本体 22 閉塞部としての閉塞壁部 31 作動板 36 開口部としての接触片挿通部 44 スプリング体としてのコイルスプリング 51 接触片 53 腕部 55 充電部としてのピン受部 L ランプとしての蛍光ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体と、 このソケット本体に収納され、変形可能な腕部およびこ
    の腕部の先端部に設けた充電部を形成した導電性を有す
    る接触片と、 前記ソケット本体に前後方向に進退可能に設けられ、前
    部にランプが装着され、内部に前記充電部を収納し、側
    部に前記腕部が挿通する開口部を設けるとともに、後部
    に隔壁部を設けた絶縁性を有する作動板と、 前記ソケット本体に設けられ、前記作動板の開口部を覆
    う閉塞部と、 前記ソケット本体に収納され、前記作動板の隔壁部を前
    側に押圧するスプリング体とを具備したことを特徴とし
    たランプソケット。
JP15764093A 1993-06-28 1993-06-28 ランプソケット Pending JPH0722133A (ja)

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JP15764093A JPH0722133A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ランプソケット

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JP15764093A JPH0722133A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ランプソケット

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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