JP3684753B2 - 蛍光ランプソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管型蛍光ランプを支持する蛍光ランプソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光ランプソケットの中には差込み型として分類されるものがあり、その従来例が図18に示され、図中1はソケットボディ、2はソケットカバー、3は端子金具、4は作動体、5はコンタクト、6はコイルばねである。
【0003】
ソケットボディ1の前端壁には通孔7が設けられ、後端は開口されている。この後端開口を塞いでソケットカバー2がねじ止めにより取付けられるとともに、このカバー2の内面には一対の端子金具3が取付けられ、これらの金具3には夫々リード線8が接続されるようになっている。
【0004】
作動体4は、その軸方向一端の前面に一対の口金ピン挿入孔9を有し、これら挿入孔9を結ぶ方向に細長い形状をなすプランジャ構造をなしており、その軸方向他端の後面は開口されている。作動体4は通孔7に通されてソケットボディ1に摺動可能に収容されている。この作動体4には一対のコンタクト5が口金ピン挿入孔9に臨んで収容されている。
【0005】
端子金具3及びコンタクト5に両端を接して一対の導電性コイルばね6が、作動体4とソケットボディ1とにわたって収容され、これらのばね6によりコンタクト5は前方に付勢されている。それに伴い、作動体4は通孔7から突出されるようになっている。
【0006】
前記構成の蛍光ランプソケットに図示しない直管型蛍光ランプが有する一対の口金ピンを口金ピン挿入孔9に差込むと、まず、口金ピンとコンタクト5とが接触してこれらがコイルばね6を弾性変形させながら電気的に接続される。更に、前記差込を進行させることに伴って、蛍光ランプの口金の端面が作動体4の前面に当接するから、コイルばね6に抗して作動体4がソケットボディ1内に押し込まれる。こうした状況が蛍光ランプが取付けられる一対の蛍光ランプソケットにおいて形成されるから、それにより、前記コイルばね6の弾性力で蛍光ランプを軸方向両側から支持することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記作動体4は、その内部を移動するコンタクト5とこれに前端が接続されるコイルばね6を収容する関係により、軸方向にはかなりの長さを有する。そのため、ソケット組立て時には軸方向にかなりの長さを有した作動体4内の奥部にまで一対のコンタクト5を組み込まなければならない。しかし、従来の差込み型蛍光ランプソケットでは、口金ピン挿入孔に臨んで配置されるコンタクト5の作動体内への収容に際して格別な対策が講じられていないため、作動体4の奥深くにコンタクト5を適正に収容することが困難であり、作業性が悪いという問題がある。
【0008】
特に、挿入される口金ピンとの接触状態を確実にするために、一対の弾性変形可能なコンタクト片を有して、これらコンタクト片間に口金ピンを弾性的に挟むコンタクトを採用する場合に、このコンタクトを適正な姿勢で作動体4内に組み込むことができずに、コンタクトが傾いた姿勢になったりすると、口金ピンの差込み接続が困難になったり、口金ピンの出し入れにしたがってコンタクト片が早期にへたって、口金ピンとの電気的接触の信頼性が低下し易くなるという不具合を招く。
【0009】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、コンタクトを適正な姿勢で作動体内に容易に組み込むことができる蛍光ランプソケットを得ることにある。
【0010】
また、本発明が解決しようとする第2の課題は、前記第1の課題を解決するにあたり、コンタクトの組み込み作業性を更に向上できる蛍光ランプソケットを得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一端に通孔を有するとともに他端が開口されたソケットボディと、このボディの他端開口を塞いで取付けられたソケットカバーと、このカバーの内面に取付けられた一対の端子金具と、前記通孔に通されて前記ソケットボディに摺動可能に収容され、かつ、前記ソケットボディ外に突出される軸方向一端壁に一対の口金ピン挿入孔を有するとともに、軸方向他端が開口された作動体と、前記口金ピン挿入孔に臨んで前記作動体に収容された一対のコンタクトと、このコンタクトと前記端子金具とに両端を接して前記ソケットボディ及び前記作動体にわたって収容された一対の導電性コイルばねと、を備える蛍光ランプソケットを前提とする。
【0012】
そして、前記第1の課題を解決するために、請求項1の発明は、前記コンタクトが、前記コイルばねの端部を受けるベース板部と、この板部の両端から折り曲げられて互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片とを有したばね板製であって、前記ベース板部が中央通孔を有してなり、前記作動体の内側に、前記口金ピン挿入孔に臨んでこの挿入孔を跨ぐコの字形状の取付けベースと、このベースの中央部から前記作動体の前記他端の開口部に延びて、少なくとも前記取付けベース側の断面が前記中央通孔に合致するガイド柱とからなるコンタクト取付け部を設け、前記ガイド柱に前記中央通孔を嵌合させるとともに前記一対のコンタクト片で前記取付けベースを挟んで、前記コンタクトを前記作動体に収容したことを特徴としている。
【0013】
この請求項1の発明において、コンタクトは、その中央通孔をコンタクト取付け部のガイド柱に嵌合した状態で、作動体の開口された他端を通って口金ピン挿入孔側に押し込み移動されて前記取付け部の取付けベースに位置決めされることにより、作動体内の奥部に組み込まれてコンタクト取付け部に取付けられる。この組み込みにおいて、ガイド柱は、作動体の前記他端開口部からコンタクト取付け部の取付けベース側へのコンタクトの移動を案内するとともに、コンタクトの傾きを防止する。それにより、コンタクトを作動体内の奥深くまで適正な姿勢を保持して組み込むことができる。こうして組み込まれたコンタクトの一対のコンタクト片は、作動体の口金ピン挿入孔に臨むとともに取付けベースを挟んで配置されるから、口金ピン挿入孔に挿入される口金ピンを弾性的に挟んで口金ピンとの電気的接触を確実にできる。
【0014】
同様に、前記第1の課題を解決するために、請求項2の発明は、前記コンタクトが、前記コイルばねの端部を受けるベース板部と、この板部の両端から折り曲げられて互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片とを有したばね板製であって、前記ベース板部がその幅方向両側縁に夫々切り欠き溝を有してなり、前記作動体の内側に、前記口金ピン挿入孔側から前記作動体の前記他端の開口部にわたって延びるガイド凸条と、この凸条の前記口金ピン挿入孔側に突設されたストッパ凸部とからなり、前記ガイド凸条の少なくとも前記ストッパ凸部側の断面が前記切り欠き溝に合致する一対のコンタクト取付け部を設け、前記ガイド凸条に前記切り欠き溝を嵌合させるとともに前記一対のコンタクト片で前記一対のガイド凸条の前記口金ピン挿入孔側部分を挟んで、前記コンタクトを前記作動体に収容したことを特徴としている。
【0015】
この請求項2の発明において、コンタクトは、その一対の切り欠き溝を一対のコンタクト取付け部のガイド凸条に嵌合した状態で、作動体の開口された他端を通って口金ピン挿入孔側に押し込み移動されて、前記取付け部のストッパ凸部に位置決めされることにより、作動体内の奥部に組み込まれて前記一対のコンタクト取付け部にわたって取付けられる。この組み込みにおいて、一対のガイド凸条は、作動体の前記他端開口部からコンタクト取付け部のストッパ凸部側へのコンタクトの移動を案内するとともにコンタクトの傾きを防止する。それにより、コンタクトを作動体内の奥深くにまで適正な姿勢を保持して組み込むことができる。こうして組み込まれたコンタクトの一対のコンタクト片は、作動体の口金ピン挿入孔に臨むとともに一対のガイド凸条を挟んで配置されるから、口金ピン挿入孔に挿入される口金ピンを弾性的に挟んで口金ピンとの電気的接触を確実にできる。
【0016】
前記第2の課題を解決するために、請求項1又は2の発明に従属する請求項3の発明は、前記コンタクト取付け部のガイド柱又はガイド凸条の前記作動体の他端開口側先端部分が先細に形成されていることを特徴としている。
【0017】
この請求項3の発明は、請求項1又は2の発明に従属するので、前記第1の課題を解決できることに加えて、次の作用がある。ガイド柱又はガイド凸条に設けた先細な先端部分は、この部分に、対応するコンタクトの中央通孔又は切り欠き溝を嵌合させる際に、ガイド柱又はガイド凸状の先端と中央通孔又は切り欠き溝の縁とが当たる可能性を少なくするとともに、コンタクトの組み込みに伴って、その一対のコンタクト片を自然に開かせる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図12を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0019】
この実施の形態に係る差込み型蛍光ランプソケットは、図2及び図3等に示されるようにソケットボディ21と、ソケットカバー22と、一対の端子金具23と、作動体24と、一対のコンタクト25と、一対の導電性コイルばね26とを備えている。
【0020】
図1(A)、図2、及び図5等に示されるように熱可塑性の合成樹脂製ソケットボディ21は、円筒形状をなしており、その軸方向一端の前端壁には横長な通孔31が形成されているとともに、軸方向他端は開口されている。このカバー21の内部には一対のねじ受けボス32が、その端面を前記他端開口部に位置させて一体に設けられている。なお、ソケットボディ21の外周部には、このボディの軸方向に延びる一対の互いに平行なソケット取付け溝33が形成されている。これらの取付け溝33を図示しない器具本体が備えるソケット取付け台に係合させて、このソケットボディ21はソケット取付け台に取付けられるようになっている。
【0021】
熱可塑性の合成樹脂製ソケットカバー22は、ソケットボディ21の前記他端開口を塞いで、前記ねじ受けボス32にねじ込まれるねじ34を介してソケットボディ21に連結されている。このカバー24の内面には、図2に示されるように絶縁壁35の両側に突起からなる一対のスプリング受け36が一体に突設されている。なお、ソケットカバー22の外周部にも前記ソケット取付け溝33に連通する2つのソケット取付け溝37が形成されている。
【0022】
図2及び図3に示されるようにソケットカバ22の内面には、一対の黄銅製端子金具23がその取付け孔23aをスプリング受け36の根元に嵌合して取付けられている。これら端子金具23にはリード線38が半田付け等により接続されており、これらリード線38はソケットカバー22の内外を径方向に連通して設けた溝部39を通して外部に引き出されている。
【0023】
図2、図6、図7(A)(B)等に示されるように熱可塑性の合成樹脂製作動体24は、前記通孔31を挿通し得る主部24aの軸方向一端壁をなす前面壁に一対の口金ピン挿入孔41を有している。前記主部24aの軸方向他端は開口されているとともに、その開口縁に外側に張り出すフランジ42を有している。フランジ42は、通孔31の縁部に引っ掛かって、作動体24がソケットボディ21外に通り抜けることを防止するストッパとして用いられる。この作動体24はその主部24aを前記通孔31に通してソケットボディ21に移動可能に収容されている。
【0024】
作動体24の軸方向寸法はかなり長いものであって、この作動体24には一対の互いに平行なコンタクト収容穴43が形成されている。これら収容穴43は作動体24の軸方向に延びており、その穴底をなす壁には前記口金ピン挿入孔41が個別に設けられている。各コンタクト収容穴43の内面の二個所は、図4、図6、図8等に示されるように径方向外側に凸となる湾曲部43aで形成されている。これら二つの湾曲面43aはコンタクト収容穴43の径方向に対向しており、かつ、この穴43の軸方向に延びている。更に、コンタクト収容穴43には、この穴43の軸方向に延びる一対のガイド溝47が形成されている。これらの溝47は湾曲面43a間に設けられている。
【0025】
これらコンタクト収容穴43内には、図3、図7(C)、図8、図11等に示されるようにコンタクト取付け部44が夫々一体に形成されている。この取付け部44は、取付けベース45と、ガイド柱46とからなる。
【0026】
取付けベース45は、図9等に示されるように相対向する一対の脚部45aとこれらにわたって一体に設けられたブリッジ部45bとからコの字形状をなして、コンタクト収容穴43の奥部に設けられている。この取付けベース45は口金ピン挿入孔41を跨ぐように設けられているとともに、この挿入孔41と対向するブリッジ部45bの幅A(図8参照)は、口金ピン挿入孔41の孔径B(図11参照)より狭く形成されている。脚部45aの長さC(図11参照)は口金ピン挿入孔41に挿入される口金ピン(図示しない)の最大挿入深さよりも長く設定されている。
【0027】
ガイド柱46は、取付けベース45におけるブリッジ部45bの中央部に口金ピン挿入孔41とは反対側に向けて一体に突出されている。この柱46は図3、図10、図11等に示されるようにブリッジ部45bから作動体24の前記他端開口、言い換えれば、コンタクト収容穴43の入口にわたって延びている。更に、ガイド柱46の前記他端開口側に位置される先端部分46aはテーパを有していて先細に形成されている。又、ガイド柱46の先端部分46a以外の根本側部分は、後述する中央通孔の孔形状に合致する断面を持って形成されている。なお、この根本側部分は例えば円柱からなる。
【0028】
前記コンタクト25は、燐青銅等の導電性ばね板を折り曲げてなり、図12(A)〜(C)等に示されるようにベース板部51と、この両端から一体に折り曲げられて互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片52とを有して、側面から見た形状が略三角形状ないしは巾着形状をなしている。そして、ベース板部51の中央部には前記ガイド柱46に嵌合される中央通孔53が形成され、かつ、ベース板部51の両側縁には前記ガイド溝47に嵌合される張り出し縁部54が設けられている。
【0029】
このコンタクト25の自由状態は図11中二点鎖線又は図12(B)に示され、そのコンタクト片52の湾曲された先端部は互いに当接されるようになっている。
【0030】
そして、図11に示されるようにコンタクト25は、その中央通孔53をガイド柱46に嵌合させるとともに張り出し縁部54をガイド溝47に嵌合させて、コンタクト収容穴43内のコンタクト取付け部44に取付けられて、コンタクト収容穴43の奥部に収容配置されている。この収容状態において、コンタクト片52は前記脚部45aをその幅方向両側から弾性的に挟んでいるとともに、その湾曲された先端部は口金ピン挿入穴41に近接し、かつ、この穴41に臨むようになっている。
【0031】
前記コイルばね26は燐青銅等の導電性ばね材製であって、これらはガイド柱46を収容して作動体24及びソケットボディ21とにわたって圧縮状態で収容されている。コイルばね26の一端はコンタクト25のベース板部51に接触され、他端は前記スプリング受け36に嵌合されて前記端子金具23に接触されて、これらのを電気的に接続している。これらコイルばね26の弾性力によって、コンタクト25がそのベース板部51をコンタクト取付け部44の取付けベース45に当接した状態に保持されるとともに、このコンタクト25を介して作動体24の主部24aが図1に示されるようにソケットボディ21から突出した状態に保持されるようになっている。
【0032】
前記構成の蛍光ランプソケットの使用時には、そのソケットボディ21から突出された作動体24の突出先端壁の口金ピン挿入孔41に、図示しない直管型蛍光ランプが有する一対の口金ピンが差込まれる。そうすると、まず、口金ピンがコンタクト25のコンタクト片52間を押し開きながら挿入され、これらコンタクト片52と接触して、口金ピンとコンタクト25とが電気的に接続される。
【0033】
そして更に、コイルばね26を弾性変形させながら前記差込みが進行されることに伴って、蛍光ランプの口金の端面が作動体24の前面に当接して、作動体24がソケットボディ21内に押し込まれる。
【0034】
こうした状況が一対の蛍光ランプソケットにより直管型蛍光ランプの両端において形成されるから、それにより、一対の蛍光ランプソケットは、そのコイルばね26の弾性力で蛍光ランプを軸方向両側から支持することができる。
【0035】
又、前記構成の蛍光ランプソケットによれば、その作動体24内への一対のコンタクト25を組み込みを以下のように容易に実施できる。
【0036】
つまり、各コンタクト25は、そのベース板部51の中央通孔53を、コンタクト収容穴43内に軸方向に延びて形成されたコンタクト取付け部44のガイド柱46に嵌合した状態で、作動体24の開口された前記他端を通って口金ピン挿入孔41側に押し込み移動させて、前記取付け部44の取付けベース45で位置決めすることにより、コンタクト25をコンタクト取付け部44に取付けることができる。
【0037】
この作動体24内への組み込みにおいて、作動体24の開口された前記他端からコンタクト取付け部44の取付けベース45側へのコンタクト25の移動、言い換えれば、コンタクト収容穴43の奥部へのコンタクト25の押し込み移動を、ガイド柱46によって案内できる。それにより、押し込まれるコンタクト25の傾きを防止しながら、このコンタクト25を、適正な姿勢に保って、作動体24内の奥深くにまで容易に組み込むことができる。
【0038】
そして、以上のようにコンタクト25が適正な姿勢で作動体24内に組み込まれるから、コンタクト25が傾いた姿勢になった場合のように、口金ピンの差込み接続が困難になったり、口金ピンの出し入れにしたがってコンタクト片52が早期にへたって、口金ピンとの電気的接触の信頼性が低下し易くなるという不具合がなくなり、この蛍光ランプソケットの品質を高めることができる。
【0039】
しかも、この第1の実施の形態では、コンタクト25の張り出し縁部54とコンタクト収容穴43のガイド溝47との嵌合においてもコンタクト25を適正な姿勢に保って組み込むことができる。
【0040】
更に、ガイド柱46の先端部分46aは先細状であるから、ガイド柱46にコンタクト25の中央通孔53を嵌合させる際に、ガイド柱46の先端と中央通孔53の縁とが当たる可能性を少なくできる。したがって、ガイド柱46に中央通孔53を容易に嵌合させることができるので、既述のコンタクト25の組み込み作業性を更に向上できる。
【0041】
加えて、コンタクト25の組み込みに伴って、その一対のコンタクト片52は開かれるが、ガイド柱46の先端先細構造によって、このガイド柱46に沿って押し込むことにより、自然に一対のコンタクト片52を開かせることができ、格別大きな力を要することもないので、この点からもコンタクト25の組み込み作業性を更に向上できる。
【0042】
そして、以上の手順でコンタクト取付け穴43の奥部に組み込まれたコンタクト25の開かれた一対のコンタクト片52は、既述のように口金ピン挿入孔41に接近してこの孔41に臨むとともに、前記取付けベース45の脚部45aをその幅方向から挟んで配置される。したがって、一対のコンタクト片52は、既述のように口金ピン挿入孔41に挿入される口金ピンを弾性的に挟んで、この口金ピンとの電気的接触を確実にできる。
【0043】
又、この第1の実施の形態では、コンタクト取付け部44のガイド柱46がコイルばね26の内側に配置されて、ばね配置スペースを実質的に狭めることがないとともに、コンタクト収容穴43の内面に一対の湾曲部43aを設けて、ばね配置スペースを実質的に拡大しているので、後述の第2の実施の形態に比較してコイルばね26に大径なものを使用できる。それにより、コイルばね26が圧縮される際のねじり変形量が少ない等の理由により、コイルばね26が早期にへたることが防止される。したがって、第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットは、長期間にわたり直管型蛍光ランプを安定して支持できる。
【0044】
図13〜図17は本発明の第2の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形態と同様な構成であるので、その同様構成部分には前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。この実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる部分は、コンタクト収容穴、コンタクト、及びコンタクト取付け部の構成である。
【0045】
すなわち、この第2の実施の形態において、一対のコンタクト収容穴143は、図13(C)、図14に示されるように四角な穴からなり、その穴底壁に口金ピン挿入孔41が設けられている。このコンタクト収容穴143には前記第1の実施の形態で形成された湾曲部及びガイド溝は省略されている。
【0046】
図16(A)〜(C)等に示されるように燐青銅板等のばね板製のコンタクト125は、コイルばね26の端部を受けるベース板部151の両端から互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片52を一体に折り曲げて形成されている。四角形状をなすベース板部151の幅方向両側縁には夫々切り欠き溝153が設けられている。
【0047】
前記コンタクト収容穴143の相対向する内面には夫々コンタクト取付け部144が一体に形成されている。これら一対の取付け部144は、図14、図15、及び図17に示されるように口金ピン挿入孔41から作動体24の他端開口にわたって延設されたガイド凸条146と、この凸条146の口金ピン挿入孔41側に突設されたストッパ凸部145とから形成されている。
【0048】
ガイド凸条146の少なくともストッパ凸部145側部分の断面は前記切り欠き溝153の大きさに合致するものであって、これら凸条146と切り欠き溝153とは互いに嵌合されるようになっているとともに、前記断面部分の幅Aは口金ピン挿入孔41の孔径Bより狭く形成されている。又、ストッパ凸部145の長さCは口金ピン挿入孔41に挿入される口金ピン(図示しない)の最大挿入深さよりも長く設定されている。更に、ガイド凸条146の先端部分146a、言い換えれば、作動体24の他端開口側に位置された部分は、テーパを有して先細に形成されている。なお、以上の点以外の構成は、図示されない部分を含めて前記第1の実施の形態に係る差込み型蛍光ランプソケットの構成と同じである。
【0049】
この第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットによれば、その作動体24内への一対のコンタクト125を組み込みを以下のように容易に実施できる。
【0050】
つまり、各コンタクト125は、そのベース板部151が有する一対の切り欠き溝153を、コンタクト収容穴143の内面に突設されるとともに軸方向に延びて形成された一対のコンタクト取付け部144のガイド凸条146に嵌合した状態で、作動体24の開口端を通って口金ピン挿入孔41側に押し込み移動させて、ストッパ凸部145に位置決めすることにより、コンタクト125を一対のコンタクト取付け部144にわたって取付けることができる。
【0051】
こうした作動体24への組み込みにおいて、作動体24の開口された前記他端からコンタクト取付け部144のストッパ凸部145側へのコンタクト125の移動、言い換えれば、コンタクト収容穴143の奥部へのコンタクト125の押し込み移動を、ガイド凸条146によって案内できる。それにより、押し込まれるコンタクト125の傾きを防止しながら、このコンタクト125を、適正な姿勢に保って、作動体24内の奥深くにまで容易に組み込むことができる。
【0052】
以上のようにコンタクト125が適正な姿勢で作動体24内に組み込まれるから、コンタクト125が傾いた姿勢になった場合のように、口金ピンの差込み接続が困難になったり、口金ピンの出し入れにしたがってコンタクト片52が早期にへたって、口金ピンとの電気的接触の信頼性が低下し易くなるという不具合がなくなり、この蛍光ランプソケットの品質を高めることができる。
【0053】
しかも、ガイド凸条146の先端部分146aは先細状であるから、ガイド凸条146にコンタクト125の切り欠き溝153を嵌合させる際に、ガイド凸条146の先端と切り欠き溝153の縁とが当たる可能性を少なくできる。したがって、ガイド凸条146に切り欠き溝153を容易に嵌合させることができるので、既述のコンタクト125の組み込み作業性を更に向上できる。
【0054】
加えて、コンタクト125の組み込みに伴って、その一対のコンタクト片52は開かれるが、ガイド凸条146の先端先細構造によって、このガイド凸条146に沿って押し込むことにより、自然に一対のコンタクト片52を開かせることができ、格別大きな力を要することもないので、この点からもコンタクト125の組み込み作業性を更に向上できる。
【0055】
そして、以上の手順でコンタクト取付け穴143の奥部に組み込まれたコンタクト125の開かれた一対のコンタクト片52は、図17に示されるように口金ピン挿入孔41に接近してこの孔41に臨むとともに、前記ガイド凸条146をその幅方向から挟んで配置される。したがって、一対のコンタクト片52は、口金ピン挿入孔41に挿入される口金ピンを弾性的に挟んで、この口金ピンとの電気的接触を確実にできる。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0057】
請求項1に記載の発明によれば、作動体内にその開口端部から組み込まれるコンタクトを、このコンタクトの中央通孔と嵌合して前記コンタクトの傾きを防止しながら案内するガイド柱を有したコンタクト取付け部を備えるから、コンタクトを適正な姿勢で作動体内に容易に組み込むことができる。
【0058】
請求項2に記載の発明によれば、作動体内にその開口端部から組み込まれるコンタクトを、このコンタクトの一対の切り欠き溝と嵌合して前記コンタクトの傾きを防止しながら案内するガイド凸条を有した一対のコンタクト取付け部を備えるから、コンタクトを適正な姿勢で作動体内に容易に組み込むことができる。
【0059】
請求項1または2の発明に従属する請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加えて、ガイド柱又はガイド凸条の先細構造により、ガイド柱又はガイド凸状の先端と中央通孔又は切り欠き溝の縁とが当たる可能性が少なくなって、これらを容易に嵌合させ得るので、前記第1の課題を解決するにあたり、コンタクトの組み込み作業性を更に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの構成を示す正面図。
(B)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの構成を示す側面図。
(C)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの構成を示す下面図。
【図2】第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの構成を分解して示す斜視図。
【図3】図1(A)中S−S線に沿って示す蛍光ランプソケットの断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの構成をソケットカバー及び端子を取外した状態で示す背面図。
【図5】第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのソケットボディを示す斜視図。
【図6】第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す斜視図。
【図7】(A)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す平面図。(B)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す側面図。(C)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す背面図。
【図8】図7(C)中Z部を拡大して示す図。
【図9】図7(C)中Y−Y線に沿って示す断面図。
【図10】図7(C)中X−X線に沿って示す断面図。
【図11】第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体をコンタクトとともに図7(C)中W−W線に沿って示す断面図。
【図12】(A)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す平面図。
(B)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す側面図。
(C)は第1の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す背面図。
【図13】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す平面図。
(B)は第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す側面図。(C)は第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体を示す背面図。
【図14】図13中(C)中V部を拡大して示す図。
【図15】図13中(C)中U−U線に沿って示す断面図。
【図16】(A)は第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す側面図。
(B)は第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す背面図。
(C)は第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットのコンタクトを示す平面図。
【図17】第2の実施の形態に係る蛍光ランプソケットの作動体をコンタクトとともに図13中(C)中U−U線に沿って示す断面図。
【図18】従来例に係る差込型蛍光ランプソケットの構成を分解して示す斜視図。
【符号の説明】
21…ソケットボディ、
22…ソケットカバー、
23…端子金具、
24…作動体、
25…コンタクト、
26…コイルばね、
31…通孔、
41…口金ピン挿入孔、
43…コンタクト収容穴、
44…コンタクト取付け部、
45…ベース、
46…ガイド柱、
46a…ガイド柱の先端部分、
51…ベース板部、
52…コンタクト片、
53…中央通孔、
125…コンタクト、
143…コンタクト収容穴、
144…コンタクト取付け部、
145…ストッパ凸部、
146…ガイド凸条、
146a…ガイド凸状の先端部分、
151…ベース板部、
153…切り欠き部。

Claims (3)

  1. 一端に通孔を有するとともに他端が開口されたソケットボディと、
    このボディの他端開口を塞いで取付けられたソケットカバーと、
    このカバーの内面に取付けられた一対の端子金具と、
    前記通孔に通されて前記ソケットボディに摺動可能に収容され、かつ、前記ソケットボディ外に突出される軸方向一端壁に一対の口金ピン挿入孔を有するとともに、軸方向他端が開口された作動体と、
    前記口金ピン挿入孔に臨んで前記作動体に収容された一対のコンタクトと、
    このコンタクトと前記端子金具とに両端を接して前記ソケットボディ及び前記作動体にわたって収容された一対の導電性コイルばねと、
    を備える蛍光ランプソケットにおいて、
    前記コンタクトが、前記コイルばねの端部を受けるベース板部と、この板部の両端から折り曲げられて互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片とを有したばね板製であって、前記ベース板部が中央通孔を有してなり、
    前記作動体の内側に、前記口金ピン挿入孔に臨んでこの挿入孔を跨ぐコの字形状の取付けベースと、このベースの中央部から前記作動体の前記他端の開口部に延びて、少なくとも前記取付けベース側の断面が前記中央通孔に合致するガイド柱とからなるコンタクト取付け部を設け、
    前記ガイド柱に前記中央通孔を嵌合させるとともに前記一対のコンタクト片で前記取付けベースを挟んで、前記コンタクトを前記作動体に収容したことを特徴とする蛍光ランプソケット。
  2. 一端に通孔を有するとともに他端が開口されたソケットボディと、
    このボディの他端開口を塞いで取付けられたソケットカバーと、
    このカバーの内面に取付けられた一対の端子金具と、
    前記通孔に通されて前記ソケットボディに摺動可能に収容され、かつ、前記ソケットボディ外に突出される軸方向一端壁に一対の口金ピン挿入孔を有するとともに、軸方向他端が開口された作動体と、
    前記口金ピン挿入孔に臨んで前記作動体に収容された一対のコンタクトと、
    このコンタクトと前記端子金具とに両端を接して前記ソケットボディ及び前記作動体にわたって収容された一対の導電性コイルばねと、
    を備える蛍光ランプソケットにおいて、
    前記コンタクトが、前記コイルばねの端部を受けるベース板部と、この板部の両端から折り曲げられて互いに近づく方向に弾性力を有する一対のコンタクト片とを有したばね板製であって、前記ベース板部がその幅方向両側縁に夫々切り欠き溝を有してなり、
    前記作動体の内側に、前記口金ピン挿入孔側から前記作動体の前記他端の開口部にわたって延びるガイド凸条と、この凸条の前記口金ピン挿入孔側に突設されたストッパ凸部とからなり、前記ガイド凸条の少なくとも前記ストッパ凸部側の断面が前記切り欠き溝に合致する一対のコンタクト取付け部を設け、
    前記ガイド凸条に前記切り欠き溝を嵌合させるとともに前記一対のコンタクト片で前記一対のガイド凸条の前記口金ピン挿入孔側部分を挟んで、前記コンタクトを前記作動体に収容したことを特徴とする蛍光ランプソケット
  3. 前記コンタクト取付け部のガイド柱又はガイド凸条の前記作動体の他端開口側先端部分が先細に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蛍光ランプソケット。
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