JP3279129B2 - スイッチ付コネクタソケット - Google Patents
スイッチ付コネクタソケットInfo
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
ピュータの入力用等に利用することができるスイッチ付
コネクタソケットに関する。
点を開閉するスイッチ付のコネクタソケットが実用され
ている。従来のコネクタソケットに付設されるスイッチ
の構造はプラグの挿入によって絶縁体から成る操作棒を
可動させ、その操作棒によって接片を可動させ、接片を
固定接点に接触させるか、切り離すかを制御する構造の
ものと、図5に示すようにプラグの筒状金属カバーが挿
入される環状凹溝1に一対の接片2を弾性的に突出さ
せ、プラグの挿入によりこの接片2の間をプラグの金属
カバーで導通させて接点信号を発信させる構造のもの等
がある。
のものは構造が複雑であり、小型化がむずかしい欠点が
ある。また、後者の構造のものは小型化すると接片2の
操作点から固定部までの間の距離(以下この距離をバネ
ストロークと称す)を長く採れないため、接片2の耐久
性に問題がある。つまり、金属疲労がはげしく、破断事
故が起き易い不都合がある。
片のバネストロークを長く採れ、耐久性に優れたスイッ
チ付コネクタソケットを提供しようとするものである。
この発明の第2の目的はシールドカバーを接点として流
用することにより、更小型化を達することができるスイ
ッチ付コネクタソケットを提供しようとするものであ
る。
ィの前面に開口された環状凹溝と、この環状凹溝で囲ま
れた柱状部分に設けられた雌コンタクト収納部とを具備
して構成されるコネクタソケットにおいて、環状凹溝を
覆う外壁の外周面にアーム支持部材と、このアーム支持
部材から環状凹溝の周方向に延長されたアーム部、この
アーム部の先端から環状凹溝に向かって折り曲げて形成
した接点部とを具備して構成した可動接点支持部材を設
け、この可動接点支持部材によって支持された接点部を
環状凹溝を覆う外壁に形成したスリットを通じて環状凹
溝内に挿入して配置した構造としたものである。
イッチを構成する接点部は環状凹溝の周方向に延長され
たアーム部によって支持されているから、小型化しても
接点部と、端子部までの距離、つまりバネストロークを
長く採ることができる。よって接点支持部材の耐久性は
向上し、小型で耐久性に優れたスイッチ付コネクタソケ
ットを提供することができる。
ルドカバーを接点の一方として利用することにより、絶
縁ボディに2つの可動接点支持部材を装着しなくても、
スイッチ付コネクタソケットを構成することができる構
造を提案する。この構造とすることにより、絶縁ボディ
に1個の可動接点支持部材を装着すればよいから、構造
が簡単となり、更に小型化を達することができる。
ケットに用いる可動接点支持部材の一例を示す。図中1
0は可動接点支持部材の全体を指す。この可動接点支持
部材10はアーム支持部材11と、アーム部12と、接
点部13と、端子14とによって構成される。アーム支
持部材11は環状凹溝の外側を覆う外壁の外面にコネク
タソケットの軸線方向に長手方向が合致して配置され
る。端子14はアーム支持部材11の後端部から更に後
方に突出延長される。更にアーム支持部材11の端子1
4の突出端側に爪11Aを切り起こして形成し、この爪
11Aによって絶縁ボディに対して抜け止めする。
ーム部12を突出形成する。アーム部12は絶縁ボディ
20の外壁に沿って支持されるように円弧状に折り曲げ
られる。アーム部12の先端には接点部13を形成す
る。この接点部13はアーム部12の先端を、このアー
ム部12に付した円弧の中心に向かう方向に折り曲げて
構成することができる。つまり、絶縁ボディ20の環状
凹溝23に向かって折り曲げる。
を迎える側に円弧面13Aを形成し、プラグの円筒状の
金属カバーの挿入時に接点部13がプラグの金属カバー
に乗り上げることができる構造としている。図2に絶縁
ボディ20の構造を示す。図2Aは正面側から見た絶縁
ボディ20の斜視図、図2Bは背面側から見た絶縁ボデ
ィ20の斜視図を示す。図示する実施例では4ピンのコ
ネクタソケット4Pと、7ピンのコネクタソケット7P
を一体化した複合コネクタソケットの場合を示す。この
発明によるスイッチ付コネクタソケットは図の例では4
ピンのコネクタソケット4Pに適用した場合を示す。図
2に示す23は絶縁ボディ20の前面に開口された環状
凹溝を示す。この環状凹溝23を形成することにより、
この環状凹溝23に囲まれて柱状部が形成される。この
柱状部によって雌コンタクト収納部24が構成される。
25は雌コンタクト収納孔を示す。26,27はプラグ
の挿入向を規定するための位置決め溝、28は環状凹溝
23の外側を覆う外壁、29(図2B)は外壁28と雌
コンタクト支持部24とを連結して後部面を覆う底面板
を示す。このような構造のコネクタソケットは既によく
知られているから、図では雌コンタクトを省略して示し
ている。なお、30はプリント基板(特に図示しない)
への実装時に底面板29とプリント基板との間に適当な
間隙を形成するためのスペーサを示している。
0の外壁28に突片31と、スリット32(図2Bを参
照)を設けた点である。突片31は図1に示した可動接
点支持部材10を支持する部材として作用し、スリット
32は接点部13を環状凹溝23に挿入するための連通
孔として作用する。突片31は外壁28の面からわずか
な間隙(図1に示した可動接点支持部材10を構成する
バネ材の厚みよりわずかに大きい間隙)を保持して配置
される。また突片31は環状凹溝23の軸線方向と平行
する一辺側が外壁28と一体化されて支持される。突片
31には固定された一辺と平行して切溝31Aが絶縁ボ
ディ20の前面から切り込まれて形成され、この切溝3
1Aの底部側に係合部21を形成する。図3に突片31
によって可動接点支持部材10を支持した状態を示す。
つまり、突片31と外壁28との間の間隙内にアーム支
持部材11を後方から挿入し、爪11Aを係合部21に
係合させる。これによりアーム支持部材11は外壁28
の外周面に固定される。
て外壁28の周方向に延長され、接点部13はスリット
32を通じて環状凹溝23に突出して支持される。端子
14は底面29から後方に突出して配置される。なお、
端子14は外壁28の後端部において、底面板29に沿
う方向に折り曲げられ、スペーサ30に形成した縦溝3
0Aに係合して底面板29から後方に突出される。
シールドカバー40を示す。シールドカバー40には絶
縁ボディ20に形成した環状凹溝23の外周円にほぼ等
しい直径の孔41が形成され、この孔41によって環状
凹溝23と、雌コンタクト収納部24の前面が露出され
る。これと共に、この発明では孔41の縁に突片42を
突設する。図の例では何れのコネクタソケット4P,7
Pに対しても6枚の突片を形成した場合を示す。この突
片42を後方に折り曲げ、絶縁ボディ20の環状凹溝2
3に挿入する。突片42の遊端は環状凹溝23の内部で
漸次中心部に集まる方向に配置し、プラグの円筒状金属
カバーがこの環状凹溝23に挿入されると、その金属カ
バーにシールドカバー40から突出した突片42が接触
するように構成される。
のと同時に環状凹溝23内に配置した接点部13とも接
触し、接点部13を通じて端子14に接点信号を出力す
ることができる。
アーム部12を外壁28の周面に沿って周方向に延長し
たから、アーム部12を適度に長く形成することができ
る。よって接点部13を支持するバネストロークを長く
することができる。よって、アーム12が金属疲労によ
り破断するような事故が起きることはない。
をシールドカバー40に形成した突片42を流用したか
ら、絶縁ボディ20に一対の接点部13を絶縁ボディ2
0に組み込む場合と比較して小型化することができる。
構成要素の一つとなる接点支持部材の一例を説明するた
めの斜視図。
用いる絶縁ボディの一例を説明するための斜視図。
持部材を装着した状態を示す斜視図。
用いるシールドカバーの一例を説明するための斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁ボディの前面に開口された環状凹溝
と、この環状凹溝で囲まれた柱状部分に設けられた雌コ
ンタクト収納部とを具備して構成されるコネクタソケッ
トにおいて、 上記環状凹溝を覆う外壁の外周面にアーム支持部材と、
このアーム支持部材から上記環状凹溝の周方向に延長さ
れたアーム部、このアーム部の先端から上記環状凹溝に
向かって折り曲げられた接点部とを具備して構成した可
動接点支持部材を設け、上記接点部を上記環状凹溝を覆
う外壁に形成したスリットを通じて上記環状凹溝内に挿
入し、配置したことを特徴とするスイッチ付コネクタソ
ケット。 - 【請求項2】 絶縁ボディの前面に開口された環状凹溝
と、この環状凹溝で囲まれて形成された柱状部分に設け
られた雌コンタクト収納部と、上記環状凹溝の開口部
分、上記雌コンタクト収納部の前面及び端子導出面を除
いて上記絶縁ボディを覆うシールドカバーとを具備して
構成されるコネクタソケットにおいて、 上記シールドカバーの上記環状凹溝と、雌コンタクト収
納部を露出させる孔の縁に突片を形成し、この突片を上
記環状凹溝に向かって折り込むと共に、上記環状凹溝内
にこの環状凹溝の外壁の外側から挿入した接片部を突設
し、この接片部と上記シールドカバーに形成した突片と
の間をプラグ側の金属カバーによって導通させて上記接
点部に通じる端子から接点信号を発信させる構成とした
ことを特徴とするスイッチ付コネクタソケット。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP16597495A JP3279129B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | スイッチ付コネクタソケット |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16597495A JP3279129B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | スイッチ付コネクタソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0917517A JPH0917517A (ja) | 1997-01-17 |
JP3279129B2 true JP3279129B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=15822546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16597495A Expired - Fee Related JP3279129B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | スイッチ付コネクタソケット |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3279129B2 (ja) |
TW (1) | TW275155B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6215125B2 (ja) * | 2014-04-21 | 2017-10-18 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16597495A patent/JP3279129B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-04 TW TW84110417A patent/TW275155B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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TW275155B (en) | 1996-05-01 |
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