JPH0621191Y2 - スイッチ付きコネクタソケット - Google Patents

スイッチ付きコネクタソケット

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JPH0621191Y2
JPH0621191Y2 JP1987191140U JP19114087U JPH0621191Y2 JP H0621191 Y2 JPH0621191 Y2 JP H0621191Y2 JP 1987191140 U JP1987191140 U JP 1987191140U JP 19114087 U JP19114087 U JP 19114087U JP H0621191 Y2 JPH0621191 Y2 JP H0621191Y2
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switch
plug
movable piece
contact
terminal
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均 小見山
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株式会社ジヤルコ
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、音響機器その他の各種電子機器で使用する
のに好適な小型のスイッチ付きコネクタソケットの改良
に係り、特に、その構造を簡略化することによって、プ
ラグの挿入により確実なスイッチの切換え動作と、開閉
動作に伴ってチップ端子に生じる金属疲労を回避するこ
とにより、動作の信頼性を向上させると共に、使用部品
点数の削減と、組立て作業時間の短縮とにより、製造コ
ストの低減化を実現したスイッチ付きコネクタソケット
に関する。
従来の技術 スイッチ付きコネクタソケットは、プラグの挿入によっ
て、コネクタソケット本体に内蔵されたスイッチの切換
えを行う機構を備えたコネクタソケットである。
例えば、スピーカーを備えたステレオのような音響機器
を、イァホーンで聞きたいときには、音響機器に設けら
れたスイッチ付きコネクタソケットへ、他端にイァホー
ンが接続されたプラグを挿入すると、出力であるスピー
カー側への回路が切断され、イァホーン側への接続が行
われる。
このようなスイッチ付きコネクタソケットは、コネクタ
ソケット本体に内蔵されたスイッチの切換えを行う機構
を備えており、プラグの挿入時に、導電体で構成された
プラグの先端が、スイッチ部を構成する可動片を押圧す
ることによって、スイッチ動作が行われる。
第3図は、従来のスイッチ付きコネクタソケットの回路
構成の一例を示す図である。図面において、Oはアウタ
ーコンタクト、Cはセンターコンタクト、Bはブレイク
端子、Tはチップ端子を示し、また、矢印はプラグ挿入
方向を示す。
この第3図では、スイッチ部を構成するブレイク端子B
と、チップ端子Tとは、アウターコンタクトOの外側に
設けられており、矢印で示す方向から図示されないプラ
グが挿入されると、プラグの把握部を構成する絶縁性部
材によってチップ端子Tが上方へ押上げられ、ブレイク
端子Bと非接触状態となる。
このような動作によって、スイッチ部が作動され、プラ
グが抜取られると、再びチップ端子Tは、そのバネ力に
よって下方へ下がり、ブリイク端子Bと接触状態とな
る。なお、センターコンタクトCの個数は、一般に、4
個とか5個等の複数個が設けられるが、スイッチ付きコ
ネクタソケットの形式に応じた任意の数でよく、必ずし
も、図示の4個の場合に限定されるものではない。
しかし、この第3図のようなスイッチ付きコネクタソケ
ットでは、ソケットの外周が大きくなるので、小型化に
は不適である。
このような不都合を解決する一つの方法として、プラグ
の挿入時に、挿入されるピンによって、スイッチ部を作
動させるように構成したスイッチ付きコネクタソケット
も公知である。
第4図は、同じく従来のスイッチ付きコネクタソケット
の回路構成の他の一例を示す図である。図面における符
号は第3図と同様であり、また、B1とB2は第1と第
2のブレイク端子を示す。
この第4図に概念的に示すように、スイッチ部を構成す
るチップ端子Tと、ブレイク端子B1,B2とを、プラ
グ挿入位置の後方へ配置し、矢印で示す方向からプラグ
を挿入したとき、そのピン部によってチップ端子Tを後
方へ押付ける。
このように構成すれば、非挿入時には、チップ端子Tと
ブレイク端子B1とが接触状態とされ、チップ端子Tと
ブレイク端子B2とは非接触状態とされているが、プラ
グの挿入によって、チップ端子Tとブレイク端子B1と
は非接触状態となり、代りにチップ端子Tとブレイク端
子B2とが接触状態になる。
この第4図のように、スイッチ部を構成するチップ端子
Tとブレイク端子B1,B2を、プラグが挿入される位
置の後方へ配置すれば、ソケットの外周を小さな値に抑
えることができるので、小型化に最適である。
ところが、この第4図の方式では、導電性のピン部と、
同じく導電性のチップ端子Tとが直接接触すると、電気
回路が形成されるので、ショートしたり、ノイズが発生
したりする不都合がある。
そこで、プラグのピン等の導電部が、スイッチ部の可動
片と直接接触しないように、プラグの導電部とスイッチ
部の可動片(チップ端子T)との間に、矢印方向および
逆方向に移動される独立の絶縁性部材を介在させること
によって、ピン等の導電部とスイッチ部の可動片との間
を絶縁状態に保持している。
このような構造にすれば、電気的な不都合は解決される
が、代りに、矢印方向および逆方向に移動される絶縁性
部材が増加するばかりでなく、それを収納するスペース
も必要となるので、構造が複雑化する。
第5図は、同じく従来のスイッチ付きコネクタソケット
の回路構成のさらに別の一例を示す図である。図面にお
ける符号は第3図と同様である。
先の第4図では、ブレイク端子が2個設けられている場
合について示しているのに対し、この第5図の場合に
は、ブレイク端子が1個だけ設けられている形式のもの
である。しかし、基本的な構造やその動作等は、第4図
の場合と全く同様である。
このように、プラグのピン等の導電部と、スイッチ部の
可動片(チップ端子T)との間に、絶縁性部材を介在さ
せれば、回路の切換え時に、電気的な接続を生じる恐れ
はなくなるが、絶縁性部材の分だけ部品点数が増加する
と共に、収納スペース等を確保する必要があって構造的
にも複雑化するので、小型化が要求される現状では、動
作の信頼性が問題になると共に、組立て工程もその分だ
け多くなるから、コストアップになる、等の不都合があ
る。
考案が解決しようとする課題 この考案のスイッチ付きコネクタソケットでは、従来の
スイッチ付きコネクタソケットにおけるこれらの不都合
を解決し、ソケット自体の小型化を保持しながら、プラ
グの挿入・取り脱しにより、スイッチの切換え動作が確
実に行えるようにすると共に、特にチップ端子に生じる
金属疲労を回避することによって、信頼性を向上させ、
かつ、使用部品点数の削減と、組立て作業時間の短縮と
を達成することにより、製造コストの低減化をも可能に
することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案では、 正面から挿入されるプラグのピン部等と接触する位置に
配置された1個のアウターコンタクト(3)と、複数個
のセンターコンタクト(4〜7)とを相互に絶縁状態で
保持する絶縁性のハウジング部材(1)、および、該ハ
ウジング部材(1)の背後に配置され、スイッチ部を構
成するブレイク端子(8)とチップ端子(9)とを保持
する絶縁性のカバー部材(2)とからなり、プラグの着
脱によって前記スイッチ部の開閉動作を行うコネクタソ
ケットにおいて、 前記カバー部材(2)は、 該カバー部材(2)の内部に該カバー部材と一体に構成
され、かつ、可動部分が、前記プラグのピン部あるいは
位置決め突起部の先端と接触する位置で、前記スイッチ
部のチップ端子(9)の前方に位置する可動片(2a)
を備え、 該可動片(2a)は、 挿入されるプラグと接触しない位置に回転中心点(P)
を有し、てその前端が後方へ押されると、該回転中心点
(P)を支点として回転され、前記前端の移動距離
(L)より小さい後方への移動距離(L′)で、その後
端によって前記ブレイク端子(8)を後方へ移動させ
て、前記チップ端子(9)と非接触状態にするように構
成している。
作用 この考案では、プラグの着脱によって行われるスイッチ
動作、すなわち、スイッチ部を構成するブレイク端子
(8)とチップ端子(9)との接触/非接触によるスイ
ッチ動作に際して、プラグの挿入に伴う大きな移動距離
が、小型で精密な接触動作を行うための接点に悪影響を
与えないように構成している。
すなわち、プラグの着脱時に、ユーザが誤って大きな力
を加えても、プラグが最初に可動片(2a)に接触した
時点から、スイッチ部のチップ端子(9)が後方へ移動
されて非接触状態となり、その後のプラグの進入による
チップ端子(9)への押圧力は、弱くなるようにしてい
る。
このように構成する理由は、特に、最近の小型のスイッ
チ付きコネクタソケットの場合、プラグの非挿入状態
で、ブレイク端子(8)と接触しているチップ端子
(9)には、ブレイク端子(8)側へ押圧するように働
く弾力性が要求されるが、小型のバネ材ではその弾力性
に限界があり、プラグの挿入によって大きく後方へ曲げ
られると、金属疲労が生じる恐れがあるばかりでなく、
大きなスペースも必要となり、小型化にも適さないから
である。
そこで、この考案では、カバー部材(2)の内部に、こ
のカバー部材(2)と一体に構成され、かつ、可動部分
が、プラグのピン部あるいは位置決め突起部の先端と接
触する位置で、スイッチ部のチップ端子(9)の前方に
位置する可動片(2a)を設けている。
そして、この可動片(2a)の形状を、プラグのピン部
あるいは位置決め突起部の先端と接触する位置の移動距
離(L)に比べて、スイッチ部のチップ端子(9)と接
触する位置の方が小さい移動距離(L′)となる形状
で、かつ、挿入されるプラグと接触しない位置に回転中
心点(P)を有してように形成している。
その結果、プラグの挿入時に生じるプラグの移動量(ス
トローク:L)に比べて、スイッチ部のチップ端子
(9)の移動距離(オン/オフに必要な接点のストロー
ク:L′)が小さくなり、チップ端子(9)に金属疲労
が生じる可能性を低減させて、確実なスイッチ動作が保
障されるようにしている。
また、チップ端子(9)の移動距距が小さくなることに
より、省スペース化も達成されるので、小型化に最適で
ある。
実施例 次に、この考案のスイッチ付きコネクタソケットについ
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。
第1図(1)〜(6)は、この考案のスイッチ付きコネクタソ
ケットの一実施例について、その詳細な構造を示す図
で、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は底面図、(4)は
背面図、(5)は(1)のA−A線断面図、(6)は同じく(1)の
B−B線の一部切欠き断面図である。図面において、1
はソケット本体を構成するハウジングで、1aはプラグ
のピン部の挿入孔、1bはプラグの位置決め突起部の挿
入孔、1cはアウターコンタクト3の装着溝、1dは基
板等へ取付けるための脚部、2はモールドカバーで、2
aはその可動片、3はアウターコンタクトで、3aはそ
のリード片、4〜7はセンターコンタクトで、4a〜7
aはそのリード片、8はブレイク端子部で、8aはその
リード片、8bは接点部、9はチップバネで、9aはそ
のリード片、9bは接点部を示し、また、矢印はプラグ
挿入方向を示す。
この考案のスイッチ付きコネクタソケットは、この第1
図(1)〜(4)に示すように、外観上は、絶縁性のハウジン
グ部材、すなわちソケット本体を構成するハウジング1
と、絶縁性のカバー部材、すなわちモールドカバー2、
との2点の部品で構成されている。
そして、ハウジング1内には、主として、アウターコン
タクト3と、センターコンタクト4〜7とが収納され、
モールドカバー2には、スイッチ部を構成するブレイク
端子部8とチップバネ(セパレータバネ)9とが収納さ
れる。
なお、回路的には、従来例として先に示した第5図の回
路が対応している。
組立て時には、ハウジング1の正面、すなわち、第1図
(1)に示されている方向から、アウターコンタクト3
が、第1図(5)に示す装着溝1cへ挿入され、その外周
の適当な位置に設けられている係止突起部が、ハウジン
グ1の後端に係止され、また、リード片3aが下方へ折
り曲げられて、両者が一体的に固定される。
センターコンタクト4〜7は、第1図(4)に示すハウジ
ング1の背面側から、そのプラグのピン部の挿入孔1a
のそれぞれの対応する位置へ挿入され、モールドカバー
2をハウジング1へ嵌合させることにより固定される。
この場合にも、センターコンタクト4〜7は、そのリー
ド片4a〜7aが下方へ折り曲げられるので、ハウジン
グ1と一体的に固定される。
このような構造は、従来のコネクタソケットと基本的に
同様であり、この考案のスイッチ付きコネクタソケット
でも、格別変るところはない。
モールドカバー2には、ブレイク端子部8が、背面側す
なわち、第1図(6)の右方から挿入され、その係止突起
部によって所定位置に固定される。
チップバネ9も、その可動片2aと接触するように、そ
の背面側すなわち、第1図(6)の右方から挿入され、同
様に、その係止突起部によって所定位置に固定される。
このように、ハウジング1とモールドカバー2とへ、そ
れぞれ必要な数の端子部品を組込んだ後、ハウジング1
の背面側から、モールドカバー2を圧着・嵌合させる
と、スイッチ付きコネクタソケットの組立て作業が終了
する。
なお、この第1図の実施例では、スイッチ部の開閉動作
は、プラグの位置決め突起部の先端によって行われる場
合を示している。しかし、この位置にピン部が配置され
ている形式のプラグの場合でも、スイッチ部の開閉動作
は同様であり、また、モールドカバー2と一体的に構成
された可動片2aが介在しているので、ピン部とスイッ
チ部とは絶縁状態に保たれる。
ところで、この考案のスイッチ付きコネクタソケットで
は、プラグの挿入時に、スイッチ部を構成するブレイク
端子部8とチップバネ9との開閉動作を行うために、モ
ールドカバー2の内部に、可動片2aが一体的に構成さ
れている。
次に、この可動片2aについて説明する。
第2図は、この考案のスイッチ付きコネクタソケットに
ついて、そのモールドカバー2の可動片2aとチップバ
ネ9との移動状態を説明する要部の側面図である。図面
において、実線の可動片2aとチップバネ9はプラグ非
挿入状態の位置、一点鎖線の可動片2aとチップバネ9
はプラグ挿入状態の位置、Pは可動片2aの回転中心
点、Qはプラグ非挿入時の可動片2aとチップバネ9と
の接触点、Q′はプラグ挿入時の可動片2aとチップバ
ネ9との接触点、Lはプラグ挿入時と非挿入時の可動片
2aの移動距離、L′はプラグ挿入時と非挿入時のチッ
プバネ9の移動距離を示す。
この第2図に実線で示すように、モールドカバー2の可
動片2aは、プラグが非挿入の状態では、その先端が左
方(正面側)に位置している。なお、可動片2aとチッ
プバネ9とは、点Qで接触している。
この状態で、プラグが矢印の方向から挿入されると、可
動片2aは、回転中心点Pを支点として回転され、その
先端は、第2図に一点鎖線で示すように移動される。
したがって、この可動片2aは、プラグの挿入により、
距離Lだけ移動されることになる。
また、チップバネ9も、可動片2aの回転移動によっ
て、第2図の実線の位置から一点鎖線の位置まで移動さ
れる。この状態では、可動片2aとチップバネ9とは、
点Q′で接触している。
このチップバネ9の移動距離は、L′である。
この場合に、可動片2aの接触点QとQ′との間の形
状、すなわちチップバネ9が接触する面の形状を適当に
設計することによって、可動片2aの移動距離Lと、チ
ップバネ9の移動距離L′との関係を、L>L′に設定
することができる。
このように、L>L′の関係が成立するように設定して
おけば、プラグの挿入によって、可動片2aは距離Lだ
け移動されるが、チップバネ9の移動距離は、それより
も少ない距離L′となる。
チップバネ9は、特に、小型のスイッチ付きコネクタソ
ケットの場合には、その形状や寸法が精度の高いものが
要求される上、確実な設定を保つためには、特にチップ
バネ9の弾力性が求められるが、プラグの着脱によっ
て、逆方向への移動距離が大きくなると、金属疲労によ
って正確なスイッチ動作が行えなくなる。
その結果、動作状態が不確実となり、信頼性が低下する
一因となっている。
しかし、可動片2aの移動距離Lと、チップバネ9の移
動距離L′との関係を、上記のように設定しているの
で、チップバネ9の移動距離を小さくすることが可能と
なり、金属疲労が回避されてバネの寿命が長くなると共
に、動作の信頼性も向上されることになる。
また、この考案のスイッチ付きコネクタソケットでは、
可動片2aをモールドカバー2と一体的に構成している
ので、可動片2aとチップバネ9との接触点Q(あるい
はQ′)の位置を、常に正確に保持することが可能であ
り、この点からも信頼性が向上される。
考案の効果 この考案のスイッチ付きコネクタソケットによれば、ス
イッチ部の開閉動作を行う可動片をカバー部材の内部に
一体的に構成しているので、ソケット自体は、その外周
を小型に保持することができ、しかも、可動片とチップ
バネとの接触位置を、常に正確に保持することも可能で
あるから、プラグの挿入・取り脱しによって、スイッチ
の切換え動作に確実に行うことができ、信頼性が著しく
向上される。
また、可動片は、カバー部材と一体的に構成された絶縁
性材料であるから、プラグのピン部でスイッチの開閉動
作を行う場合でも、電気的な絶縁状態を保持することが
でき、しかも、使用部品の点数が削減されるので、組立
て作業時間も短縮されると共に、コスト面でも有利であ
る。
さらに、可動片の形状、すなわちチップバネとの接触面
の形状を適当に設計することによって、チップバネの移
動距離(L′)の方を、可動片の移動距離(L)よりも
小さくしているので、チップバネに金属疲労の生じる可
能性が低くなり、バネの寿命を一層長くすることがで
き、動作の信頼性が向上される、等の多くの優れた実用
的効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図(1)〜(6)は、この考案のスイッチ付きコネクタソ
ケットの一実施例について、その詳細な構造を示す図
で、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は底面図、(4)は
背面図、(5)は(1)のA−A線断面図、(6)は同じく(1)の
B−B線の一部切欠き断面図、 第2図は、この考案のスイッチ付きコネクタソケットに
ついて、そのモールドカバー2の可動片2aとチップバ
ネ9との移動状態を説明する要部の側面図、 第3図は、従来のスイッチ付きコネクタソケットの回路
構成の一例を示す図、 第4図は、同じく従来のスイッチ付きコネクタソケット
の回路構成の他の一例を示す図、 第5図は、同じく従来のスイッチ付きコネクタソケット
の回路構成のさらに別の一例を示す図。 図面において、1はハウジング、2はモールドカバー
で、2aはその可動片、3はアウターコンタクト、4〜
7はセンターコンタクト、8はブレイク端子部、9はチ
ップバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面から挿入されるプラグのピン部等と接
    触する位置に配置された1個のアウターコンタクト
    (3)と、複数個のセンターコンタクト(4〜7)とを
    相互に絶縁状態で保持する絶縁性のハウジング部材
    (1)、および、該ハウジング部材(1)の背後に配置
    され、スイッチ部を構成するブレイク端子(8)とチッ
    プ端子(9)とを保持する絶縁性のカバー部材(2)と
    からなり、プラグの着脱によって前記スイッチ部の開閉
    動作を行うコネクタソケットにおいて、 前記カバー部材(2)は、 その内部に該カバー部材(2)と一体に構成され、か
    つ、可動部分が、前記プラグのピン部あるいは位置決め
    突起部の先端と接触する位置で、前記スイッチ部のチッ
    プ端子(9)の前方に位置する可動片(2a)を備え、 該可動片(2a)は、 前記プラグのピン部あるいは位置決め突起部の先端と接
    触する位置の移動距離(L)に比べて、前記スイッチ部
    のチップ端子(9)と接触する位置(Q)の方が小さい
    移動距離(L′)となる形状で、かつ、挿入されるプラ
    グと接触しない位置に回転中心点(P)を有する可動部
    分からなり、 プラグの挿入によって該可動片(2a)の前端が後方へ
    押されると、前記回転中心点(P)を支点として回転さ
    れ、該可動片(2a)の後端によって、該可動片(2
    a)の前端の移動距離(L)より小さい移動距離
    (L′)で、前記ブレイク端子(8)を後方へ移動させ
    て、前記チップ端子(9)と非接触状態にすることを特
    徴とするスイッチ付きコネクタソケット。
JP1987191140U 1987-12-16 1987-12-16 スイッチ付きコネクタソケット Expired - Lifetime JPH0621191Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5120187U (ja) * 1974-08-01 1976-02-14
JPS614378U (ja) * 1984-06-14 1986-01-11 ホシデン株式会社 ピンジヤツク

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