JP2619151B2 - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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JP2619151B2
JP2619151B2 JP3127926A JP12792691A JP2619151B2 JP 2619151 B2 JP2619151 B2 JP 2619151B2 JP 3127926 A JP3127926 A JP 3127926A JP 12792691 A JP12792691 A JP 12792691A JP 2619151 B2 JP2619151 B2 JP 2619151B2
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詳昌 鈴木
展聡 稲葉
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Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、放電ランプを接続する
ランプソケットに関する。
【0003】
【従来の技術】従来のランプソケットにおいては、例え
ば特公昭64−120066号公報に記載されているよ
うに、絶縁材からなるソケット本体と、このソケット本
体内に収容された導電性を有する板ばねからなる一対の
接続片とを備えている。
【0004】このソケット本体は、前面に、放電ランプ
のランプピンが挿入される一対のランプピン挿入孔と、
ランプ点灯装置の出力部から引き出されたリード線が挿
入される一対のリード線挿入孔とが形成されている。
【0005】前記接続片は、ランプピン挿入孔に挿入さ
れる放電ランプのランプピンに当接する当接片部と、リ
ード線挿入孔に挿入されるリード線を接続状態に鎖錠す
る鎖錠片部と、当接片部および鎖錠片部を支持しソケッ
ト本体に取付けられる支持片部とを一体に有している。
そして、支持片部の後端部から当接片部を斜め前方に向
けて折曲形成しているとともに、支持片部の前端部から
鎖錠片部を斜め後方に向けて折曲形成している。
【0006】そして、ソケット本体のランプピン挿入孔
に放電ランプのランプピンが挿入されると、そのランプ
ピンに当接する接続片の当接片部が後方に押されて弾性
変形し、この当接片部の弾性力でランプピンを押圧して
保持する。
【0007】なお、JIS規格では、一対のランプソケ
ット間に直管型の放電ランプを接続した場合に、放電ラ
ンプのランプピンを接続片の当接片部で押圧して保持す
る保持力の下限値が定められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のランプソケット
では、ソケット本体のランプピン挿入孔に放電ランプの
ランプピンが挿入されると、そのランプピンに当接する
接続片の当接片部が後方に押されて弾性変形する。この
とき、当接片部と支持片部との間の曲げ部に最も集中し
てたわみ応力が作用するが、当接片部と支持片部とのな
す角度が拡大するように作用するため、ランプピンを押
圧する当接片部の弾性力が比較的小さいとともに、曲げ
部にへたりが生じやすく、当接片部の弾性力が低下しや
すい。そのため、前記JIS規格で定められた保持力を
確保できなくなりやすい。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、接続片の当接片部の弾性力を大きく設定できる
とともにへたりが生じにくい構造とし、当接片部で放電
ランプのランプピンを押圧して保持する保持力を確保す
ることができるランプソケットを提供することを目的と
するものである。
【0010】〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面にランプ
ピン挿入孔およびリード線挿入孔を形成したソケット本
体と、このソケット本体内に収容されランプピン挿入孔
に挿入される放電ランプのランプピンに当接する当接片
部およびリード線挿入孔に挿入されるリード線を接続状
態に鎖錠する鎖錠片部を形成した接続片とを備えたラン
プソケットにおいて、前記接続片は、中間部に折返し部
で折返して重合された一対の支持片部を有し、一方の支
持片部の前端部から前記当接片部を形成するとともに、
他方の支持片部の前端部から前記鎖錠片部を形成し、前
記ソケット本体は、前記接続片の一対の支持片部を保持
する保持部を形成したものである。
【0012】
【作用】本発明では、放電ランプの接続時、ランプピン
がランプピン挿入孔に挿入されると、ランプピンが接続
片の当接片部に当接し、当接片部が後方へ弾性変形す
る。この当接片部の後方への弾性変形により、支持片部
との接続部分に最もたわみ応力が作用するが、支持片部
と当接片部とのなす角度が小さくなるように作用するた
め、従来のように角度が大きくなるように作用する場合
に比べて、ランプピンを押圧する当接片部の弾性力が大
きくなるとともに、へたりが生じにくい構造となる。
らに、当接片部および鎖錠片部にランプピンおよびリー
ド線が接続された使用状態では、一対の支持片部の前端
側が互いに開こうとしてソケット本体の保持部に圧接す
るため、支持片部が後方へ逃げにくく、当接片部および
鎖錠片部の安定した弾性力が確保される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0014】図において、1はソケット本体で、それぞ
れ合成樹脂等の絶縁材で形成された本体ケース2、作動
体3およびカバー4から構成されている。
【0015】この本体ケース2は、後面を開口形成し、
上部前面に作動体3が前後方向に摺動自在に嵌合する開
口部5が形成され、この開口部5に臨む両側内壁に作動
体3の出没をガイドするとともに突出位置を規制するガ
イド溝6が形成されている。
【0016】本体ケース2の下部には、照明器具本体等
に取付けられる取付溝7を両外側面に有する取付台部8
が形成されている。この取付台部8の前面には、ランプ
点灯装置の出力側から引き出されたリード線が挿入され
るリード線挿入孔9が左右に2個ずつ水平位置に形成さ
れているとともに、各リード線挿入孔9の上部に解除孔
10が形成されている。
【0017】この取付台部8の内側中央には仕切壁11が
突出形成され、この仕切壁11と両側の側壁12とに後述す
る接続片31の支持片部33,34を保持する保持部13が形成
されている。この保持部13は、前後方向に略水平で後面
に開口形成された保持溝14からなり、この保持溝14の上
側の略後側半分域には段差溝部15が形成されている。こ
の段差溝部15の後部は円弧面に形成されている。
【0018】また、本体ケース2の略中央両側には、ね
じを挿通する通孔16を有するボス17が形成されている。
【0019】前記作動体3は、後面を開口形成し、左右
両側に本体ケース2のガイド溝6に嵌合するガイド片18
が形成されている。前面には、一対のランプピン挿入孔
19が水平位置に形成されている。
【0020】前記カバー4は、前面を開口し、本体ケー
ス2の後面を閉塞可能とする形状に形成されている。こ
のカバー4の内周縁部には、ガイド溝6の後面を閉塞し
て作動体3の後方への移動を規制する縁部20、保持溝14
の後面を閉塞して接続片31の支持片部33,34の後方への
移動を規制する縁部21、ボス17の通孔16を挿通した取付
ねじが螺着する取付孔を有するボス22が形成されてい
る。また、解除孔10の後方に臨んで接続片31の鎖錠端子
36の後方への変形を規制する規制片23が突出形成されて
いる。
【0021】前記接続片31は、ソケット本体1内の左右
にそれぞれ収容されるようになっており、ステンレス母
材の前面に銅層を形成したばね性と導電性とを有する板
材からなる。中間部には、折返し部32で前方に折返して
重合させた一対の支持片部33,34を形成している。支持
片部34は支持片部33より前方に長く突出形成されてお
り、その各支持片部33,34の両側に前記保持溝14内に挿
入される支持縁部35,36がそれぞれ形成されている。
【0022】上側の支持片部33の前端部からは当接片部
37が形成されている。この当接片部37は、支持片部33か
ら曲げ部38を介して斜め後方に突出する片部39、この片
部39の上端から緩やかに斜め前方に突出する片部40、こ
の片部40の上端から急角度で斜め前方に突出してランプ
ピンと当接する片部41とで構成されている。
【0023】下側の支持片部34の前端部からは鎖錠片部
42が形成されている。この鎖錠片部42は、支持片部34か
ら曲げ部43を介して斜め後方に突出しており、先端部に
は各リード線挿入孔9に対応して2又状に分岐する片部
44が形成されている。
【0024】また、前記作動体3の内側には、ランプピ
ンによって接続片31の当接片部37が後方に押された際
に、作動体3と放電ランプの口金との間に隙間が生じる
のを防止するために作動体3を前方に付勢するスプリン
グ台51が配置されている。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。
【0026】ランプソケットを組立てるには、水平状態
に配置した本体ケース2の後面から作動体3、スプリン
グ台51、一対の接続片31をそれぞれ落し込み装着すると
ともにカバー4を被着し、本体ケース2の通孔16を通じ
てカバー4に螺着して締め付け固定する。
【0027】この接続片31の装着は、支持片部33,34の
両側の支持縁部35,36を本体ケース2の保持溝14に挿入
することにより、上側の支持片部33が保持溝14の段差溝
部15内に嵌合する。なお、接続片31は支持片部33,34を
後方に突出しているため、部品自動挿入機の治具でつか
みやすく、しかも、治具でつかんでも当接片部37や鎖錠
片部42に影響が出ないため、自動組立に適している。
【0028】そして、放電ランプの接続時、ランプピン
が作動体3のランプピン挿入孔19に挿入されると、ラン
プピンが接続片31の当接片部37に当接し、当接片部37が
後方へ弾性変形する。
【0029】この当接片部37の後方への弾性変形によ
り、支持片部33との接続部分の曲げ部38に最もたわみ応
力が作用するが、支持片部33と当接片部37とのなす角度
が小さくなるように作用するため、従来のように角度が
大きくなるように作用する場合に比べて、ランプピンを
押圧する当接片部37の弾性力を大きく設定できるととも
に、曲げ部38のへたりが生じにくい構造にできる。その
ため、放電ランプのランプピンを接続片31の当接片部37
で押圧して保持する保持力を、JIS規格で定められた
下限値以上に確保することができる。
【0030】また、リード線の接続時、リード線芯線
がリード線挿入孔9に挿入されると、その芯線が鎖錠片
部42に当接し、鎖錠片部42が後方に弾性変形する。そし
て、鎖錠片部42の先端部が芯線に食い付き、芯線に電気
接続した状態でリード線を抜け止めする。さらに、当接
片部37および鎖錠片部42にランプピンおよびリード線が
接続された使用状態では、一対の支持片部33,34の前端
側が互いに開こうとしてソケット本体の保持部13に圧接
するため、支持片部33,34が後方へ逃げにくく、当接片
部37および鎖錠片部42の安定した弾性力を確保できる。
【0031】なお、接続片31の支持片部33,34は、重合
するだけでもよいが、溶接、リベット止め、支持片部3
3,34の一方から切り起こした爪を他方に嵌合する等に
よって一体に固着するようにしてもよい。また、折返し
部32で折返して支持片部33,34等を一体形成することで
部品点数を少なくできるが、支持片部33,34を別体に設
けて重合するようにしてもよい。
【0032】また、接続片31は大きな保持力を確保でき
るため、りん青銅、洋はく等の材料を使用でき、材質選
択の自由度を高くできる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、折返し部で折返して重
合された一対の支持片部の前端部から当接片部および鎖
錠片部をそれぞれ形成しているので、特に、放電ランプ
の接続時、ランプピンがランプピン挿入孔に挿入される
と、ランプピンが接続片の当接片部に当接し、当接片部
が後方へ弾性変形することで、支持片部との接続部分に
最もたわみ応力が作用するが、支持片部と当接片部との
なす角度が小さくなるように作用するため、従来のよう
に角度が大きくなるように作用する場合に比べて、ラン
プピンを押圧する当接片部の弾性力を大きく設定できる
とともに、へたりが生じにくい構造にでき、当接片部で
放電ランプのランプピンを押圧して保持する保持力を確
でき、さらに、当接片部および鎖錠片部にランプピン
およびリード線が接続された使用状態では、一対の支持
片部の前端側が互いに開こうとしてソケット本体の保持
部に圧接するため、支持片部が後方へ逃げにくく、当接
片部および鎖錠片部の安定した弾性力を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプソケットの一実施例を示す断面
図である。
【図2】カバーを外した状態の背面図である。
【図3】一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 9 リード線挿入孔 13 保持部 19 ランプピン挿入孔 31 接続片 33,34 支持片部 37 当接片部 42 鎖錠片部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面にランプピン挿入孔およびリード線
    挿入孔を形成したソケット本体と、このソケット本体内
    に収容されランプピン挿入孔に挿入される放電ランプの
    ランプピンに当接する当接片部およびリード線挿入孔に
    挿入されるリード線を接続状態に鎖錠する鎖錠片部を形
    成した接続片とを備えたランプソケットにおいて、 前記接続片は、中間部に折返し部で折返して重合された
    一対の支持片部を有し、一方の支持片部の前端部から前
    記当接片部を形成するとともに、他方の支持片部の前端
    部から前記鎖錠片部を形成し、 前記ソケット本体は、前記接続片の一対の支持片部を保
    持する保持部を形成したことを特徴とするランプソケッ
    ト。
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