JP3191083B2 - 感知器 - Google Patents

感知器

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JP3191083B2
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electric wire
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connection terminal
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清治 壷内
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Nittan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感知器ベースと、
これに着脱自在に取り付ける感知器ヘッドとからなる煙
や熱を検出する感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感知器は、天井面に固定する感知器ベー
スと、この感知器ベースに着脱自在に取り付ける感知器
ヘッドとからなる。そして、実際に使用するときには、
予め天井面に固定した感知器ベースに感知器ヘッドを合
わせ、これを一定方向に回転させることにより、固定一
体化させるものである。
【0003】また、このときには感知器ヘッドに設けら
れた導電性のバネからなる連結端子が感知器ベースのブ
レード状の連結端子と係合し、電気的に接続した状態で
一体化するものである。尚、感知器ヘッド側の導電性の
バネからなる連結端子と感知器ベース側のブレード状の
連結端子とは、仕様によっては逆に設けられる場合もあ
る。
【0004】そしてまた、感知器ベースのブレード状の
連結端子には、火災受信機等に接続される電線を接続す
るが、従来は、例えば実開平6−70093号公報に示
す如く、ブレード状の連結端子とは別体に電線接続端子
を製作し、該電線接続端子を介して電線に接続してい
た。
【0005】尚、このようにする理由は、電線の接続を
容易にするためであり、一々ネジを回して電線の端部を
挟みつけて固定する手間を解消し、単に電線の端部を差
し込めばすむようにするためである。
【0006】ここで従来例として示した実開平6−70
093号公報について、図13及び図14を参照しつつ
簡単に説明すると、中央に電線引き込み穴2を設けた感
知器ベース1に、ブレード状の連結端子3をネジ止めす
ると共に、これとは別体に製作した電線接続端子4を介
して電線Lを該連結端子3に接続するものである。
【0007】また、該電線接続端子4は、縦断面コ字形
の端子板5と、該端子板5に内装する端子ばね6とから
なり、そしてまた該端子ばね6は、一枚のばね板を、そ
の一端側をJ字状に、また他端側をS字状に折曲して形
成されている。尚、7は電線挿入孔8を有するハウジン
グであり、前記接続端子4に被せるものである。
【0008】そして、この電線接続端子4によれば、図
14に示す如く、電線Lを感知器ベース1の電線引き込
み穴2に通し、その端部を剥がして芯線L1 をハウジン
グ7の電線挿入孔8に差し込めば、該芯線L1 は端子ば
ね6の弾性によって端子板5に押し付けられ、電気的に
接続されるものである。
【0009】そしてまた、このときには、端子ばね6の
S字状の部分6aは芯線L1 を端子板5との間で挟持す
るように押圧すると共に、J字状の部分6bは芯線L1
の差し込み方向に斜めになっているから、芯線L1 の表
面に引っ掛かるように作用する。したがって、一旦差し
込まれた芯線は簡単には抜け落ちなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、斯かる従来例
にあっては、通電用の部材としてブレード状の連結端子
と、これとは別体の電線接続端子が必要であり、少なく
とも2種類の部品を別個に製作しなければならないと共
に、感知器ベースへの組み付けにも手数を要するという
問題点があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、一枚の金属板によりこれを折曲し、通電用のブレ
ード状の連結端子部と電線接続端子部を一体的に成形し
て電線接続端子付連結端子とし、これを用いることによ
ってこれらを別個に製作する手間を省くと共に、感知器
ベース等への組み付け作業を簡単、迅速に行うことがで
きるようになした感知器を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、感知器ベースに感知器ヘッドを着脱自在
に取り付ける感知器において、感知器ベース或いは感知
器ヘッドに固定する通電用の部材として、一枚の金属板
によりこれを折曲し、押圧固定用の端子ばねを内装する
電線接続端子となる断面コ字形の部分と、それから伸び
出す連結端子となるブレード状の部分とを一体的に形成
した電線接続端子付連結端子を用いることを特徴とする
感知器にある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明における感知
器ベースの平面図、図2は図1中A−A線断面図、図3
は電線接続端子付連結端子の第一実施形態の縦断正面
図、図4は同背面図、図5は同左側面図、図6は同平面
図、図7は電線接続端子付連結端子の第二実施形態の縦
断正面図、図8は同背面図、図9は同左側面図、図10
は同平面図、図11は同展開状態の平面図である。
【0014】図中、10は中央部に電線引き込み穴11
を設けた感知器ベースである。尚、図においては該感知
器ベースに取り付ける感知器ヘッドは省略されている。
12、12は円周方向の長孔13、13を連成した取付
ネジの挿通穴である。14、14は感知器ヘッドの連結
端子(図示せず。)が係合するときに入り込む円周方向
の細長い凹部である。15は適宜の部位に設けた、後記
電線接続端子付連結端子の電線接続端子部分を収める凹
部である。16は止めネジ17を螺合する雌ネジであ
る。
【0015】18、19は電線接続端子付連結端子であ
り、図3乃至図6に示したものと、図7乃至図11に示
したものとの2種類がある。それは連結端子の突出方向
と電線接続端子への電線差し込み方向が一致する場合
と、そうでない場合の2種類を必要とすることによるも
のである。
【0016】先ず、図3乃至図6に示した電線接続端子
付連結端子18について説明する。一枚の金属板を折曲
し、断面コ字形の部分18aと、それの底部18a′か
ら直角に伸び出すブレード状の部分18bを形成する。
そして、これら断面コ字形の部分18aは電線接続端子
となり、ブレード状の部分18bは連結端子となるもの
である。
【0017】また、ブレード状の部分18bには基部寄
りの部分にネジ挿通孔18b′を穿設し、一方断面コ字
形の部分18aには端子ばね20を内装する。また、該
端子ばね20は一枚のばね板を、その一端側をJ字状
に、また他端側をS字状に折曲して形成される。尚、2
0aはJ字状の部分、20bはS字状の部分である。
【0018】そしてまた、前記断面コ字形の部分18a
には、電線挿入孔21がブレード状の部分18bと同一
方向になるようにして端子板22を被せている。尚、該
端子板22にはプッシャー23を設けている。
【0019】然して、電線Lの芯線L1 を端子板22の
電線挿入孔21から差し込むと、芯線L1 は端子ばね2
0の作用によって電線接続端子付連結端子18の断面コ
字形の部分18aに接触するよう押し付けられるもので
ある。これにより連結端子を構成するブレード状の部分
18bは、断面コ字形の部分18aを介して電線と電気
的に接続されるものである。尚、一旦差し込んだ電線が
容易に抜けないことは勿論である。
【0020】このように、電線接続端子部と連結端子部
を一体的に成形することにより、別個に製作する手間を
省くことができると共に部品点数を減らすことができ、
更に感知器ベース等への組み付け作業を簡単、迅速に行
うことも可能となるものである。
【0021】次に、図7乃至図11に示した電線接続端
子付連結端子19について説明する。本例は連結端子の
突出方向と電線接続端子への電線の差し込み方向が直角
になる場合であるが、その他の点は前記の例と同一であ
るので、詳細な説明は省略する。尚、19aは断面コ字
形の部分、19bはブレード状の部分、19b′はネジ
挿通孔、24は端子ばね、25は端子板、26は電線挿
入孔、27はプッシャーである。
【0022】尚、以上の例では図3乃至図6並びに図7
乃至図11に示した電線接続端子付連結端子を感知器ベ
ース側に設ける場合を示したが、仕様によってはそれを
感知器ヘッド側に設ける場合もある。
【0023】また、以上の例において示した端子ばね
は、一端側をJ字状に、また他端側をS字状に折曲して
形成したものを示したが、この他にも、例えば図12に
示す如く、両端部28a、28bを斜めに内向きに折曲
すると共に一方側の端部28bの先端28b′を更に内
方に向けて折曲して形成した端子ばね28を用いてもよ
い。
【0024】また、電線接続端子付連結端子の固定手段
において、上記の例においては止めネジによる固定手段
を示したが、この他にも、例えば感知器ベース等から突
出させた樹脂柱を連結端子を構成するブレード状の部分
のネジ挿通孔に貫通させ、該樹脂柱の頭部を潰す等の手
段、更にはリベット止め等の手段も採用可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、通電用の部材として、連結端
子部と電線接続端子部を一枚の金属板により一体的に成
形した電線接続端子付連結端子を用いるものであるか
ら、これらを別個に製作する手間を省くことができると
共に部品点数を減らすことができるものである。更にま
た、感知器ベース等への組み付け作業を簡単、迅速に行
うことも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における感知器ベースの平面図である。
【図2】図1中A−A線断面図である。
【図3】電線接続端子付連結端子の第1実施形態の縦断
正面図である。
【図4】第1実施形態の背面図である。
【図5】第1実施形態の左側面図である。
【図6】第1実施形態の平面図である。
【図7】電線接続端子付連結端子の第2実施形態の縦断
正面図である。
【図8】第2実施形態の背面図である。
【図9】第2実施形態の左側面図である。
【図10】第2実施形態の平面図である。
【図11】第2実施形態の展開状態の平面図である。
【図12】端子ばねの他の実施形態の正面図である。
【図13】従来例を示す分解斜視図である。
【図14】従来例における要部の縦断面図である。
【符号の説明】
10 感知器ベース 11 電線引き込み穴 15 凹部 18 電線接続端子付連結端子 18a 断面コ字形の部分 18b ブレード状の部分 18b′ ネジ挿通孔 19 電線接続端子付連結端子 19b ブレード状の部分 19b′ ネジ挿通孔 20 端子ばね 20a J字状の部分 20b S字状の部分 21 電線挿入孔 22 端子板 24 端子ばね 25 端子板 26 電線挿入孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知器ベースに感知器ヘッドを着脱自在
    に取り付ける感知器において、感知器ベース或いは感知
    器ヘッドに固定する通電用の部材として、一枚の金属板
    によりこれを折曲し、押圧固定用の端子ばねを内装する
    電線接続端子となる断面コ字形の部分と、それから伸び
    出す連結端子となるブレード状の部分とを一体的に形成
    した電線接続端子付連結端子を用いることを特徴とする
    感知器。
  2. 【請求項2】 電線接続端子付連結端子を、連結端子と
    なるブレード状の部分が電線接続端子となる断面コ字形
    の部分の底部から直角に伸び出すようになした請求項1
    記載の感知器。
  3. 【請求項3】 押圧固定用の端子ばねを、一枚のばね板
    から、その一端側をJ字状に、また他端側をS字状に折
    曲して形成してなる請求項1又は2記載の感知器。
  4. 【請求項4】 電線接続端子となる断面コ字形の部分
    を、感知器ベース或いは感知器ヘッドに設けた凹部に嵌
    入し、ネジによって固定してなる請求項1、2又は3記
    載の感知器。
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