JP3760070B2 - 端子台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具などに用いられる端子台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の端子台としては、図8及び図9に示されるように、ケース1の内部に3個の速結端子板4a〜4cを収納して構成されるものがあった。尚、3個の速結端子板4a〜4cの内、2個の速結端子板4a,4bは電源線接続用の速結端子であり、速結端子板4cはアース線接続用の速結端子である(例えば実開平2−87380号公報参照)。
【0003】
ケース1は、絶縁性を有する合成樹脂からそれぞれ形成されたボディ2とカバー3とを結合して構成される。ボディ2は上面が開口した略箱状であって、ボディ2の底面2aには3個の速結端子板4a〜4cを位置決めするためのリブ5が複数突設されており、リブ5に速結端子板4a〜4cを嵌め込むと、3個の速結端子板4a〜4cは一列に配置される。一方、カバー3は下面が開口した略箱状であって、速結端子板4a〜4cを覆うようにしてボディ2に被着される。
【0004】
カバー3の上面(主面)3a及び一側面3bには、外部より電線の芯線を挿入するための電線挿入口10,13が開口しており、この電線挿入口10,13に臨むようにして速結端子板4a〜4cがケース1の内部に収納されている。すなわち、カバー3の側面3bに設けた電線挿入口13の奥には速結端子板3a〜3cの速結部が配置されているので、速結部の収納スペースを確保するため、上面3aに設けた電線挿入口10は、上面3aにおいて電線挿入口13の開口する側面3bと反対側の側面3bに寄せて設けられている。尚、上面3aに設けた電線挿入口10には屋内配線された給電線が接続され、側面3bに設けた電線挿入口13には器具側からの電線が接続される。
【0005】
ここで、速結端子板4a〜4cの配列方向と略直交する方向において対向するボディ2の一対の側面2bには、それぞれ、外側に向かって突出する一対の係止突起7が速結端子板4a〜4cの配列方向に沿って配設されている。一方、ボディ2の係止突起7に対応するカバー3の側面3bの部位には、係止突起7と凹凸嵌合する係止孔8が2個づつ穿設されている。而して、ボディ2に速結端子板4a〜4cを取り付けた状態で、カバー3の開口をボディ2側にしてカバー3をボディ2に押し込むと、ボディ2の係止突起7がカバー3の側面3b内面に当接し、係止突起7によって側面3bが外側に押し撓められ、さらにカバー3をボディ2側に押し込むと、カバー3の側面3bが係止突起7を乗り越えて、側面3bに形成された係止孔8と係止突起7とが凹凸嵌合し、ボディ2とカバー3とが結合される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の端子台では、ケース1の内部に3個の速結端子板4a〜4cを収納しているのに対して、ボディ2及びカバー3を結合するための係止突起7及び係止孔8は、速結端子板4a〜4cの配列方向と略直交する方向において対向する一対の側面2b,3bにそれぞれ2個づつしか設けられていなかった。すなわち、係止突起7及び係止孔8がそれぞれ設けられた一対の側面2b,3bの内、カバー3の上面3aに開口する電線挿入口10に近い側の側面2b,3bには係止突起7及び係止孔8が2個づつしか設けられておらず、各2個の係止突起7及び係止孔8は電源線接続用の速結端子板4a,4bの近傍に設けられていた。したがって、アース線接続用の速結端子板4cの近傍では、ボディ2とカバー3とを結合する手段がないため、ボディ2とカバー3との結合力が弱くなっており、この速結端子板4cに接続された電線が引っ張られると、その引っ張り力によってボディ2とカバー3との結合が外れる虞があった。
【0007】
また、ボディ2に設けた係止突起7は表面が略矩形状に形成されているが、カバー3の係止孔8も係止突起7と同じ形状に形成されているので、ボディ2とカバー3との結合をスムーズに行うために、係止孔8は係止突起7よりも若干大きめの寸法に形成されている。したがって、ボディ2とカバー3とを結合した状態で、係止突起7と係止孔8との間の隙間が大きくなり、係止突起7及び係止孔8の近傍に速結端子板4a〜4cが配置されている場合は絶縁距離が短くなるという問題があった。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ボディとカバーとの結合を強固にし、且つ、絶縁性を向上させた端子台を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、電線の導体と当接する当接片及び前記当接片との間に電線の導体を弾性挟持する鎖錠片からなる速結部を備える速結端子板と、絶縁性を有する合成樹脂から形成され内部に速結端子板が少なくとも3個以上納装されるケースとを備え、前記ケースを、被固定部に固定され速結端子板が一列に並べて取り付けられるボディと、一面開口した略箱状であって速結端子板を覆うようにしてボディに被着されるカバーとで構成し、ボディと対向するカバーの主面には各速結端子板に対応してカバーを貫通する電線挿入口がカバーの一つの側面に寄せて形成され、前記電線挿入口に速結部を臨ませるようにして速結端子板はボディに配置されており、電線挿入口に近い側のカバーの側面に少なくとも速結端子板の数と同数の被係止部を各速結端子板の近傍にそれぞれ設けると共に、前記被係止部に対応するボディの部位に被係止部と凹凸係止する係止部を設けてあり、前記係止部をボディの表面に突設された係止突起で構成すると共に、前記被係止部をカバーに設けられた係止孔で構成し、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側における係止孔と係止突起との間の隙間が、カバーの開口側における係止孔と係止突起との間の隙間よりも小さくなるような形状としたことを特徴とし、電線挿入口に近い側のカバーの側面、すなわち速結端子板の速結部に近い側のカバーの側面には、各速結端子板の近傍の部位にそれぞれボディに設けた係止部と凹凸係止する被係止部が設けられているので、各速結端子板の速結部の近傍でボディとカバーとの結合が強固になり、速結部に接続された電線に引っ張り力が加わったとしても、各速結端子板の近傍に設けられた係止部と被係止部とで外力を受けることにより、ボディとカバーとの結合が外れるのを防止できる。また、カバーの係止孔とボディの係止突起とを凹凸嵌合させることによって、ボディとカバーとが結合されるのであるが、係止孔と係止突起との間の隙間はカバーの開口側に比べて主面側の方が狭くなっているので、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて係止孔が小さくなるから、係止孔と係止突起との結合を強固にでき、且つ、速結端子板が係止孔に対してカバーの主面側にある場合は、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて、速結端子板と係止孔との間の絶遠距離を大きくとることができ、端子台の絶縁性が向上する。
【0010】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記被係止部の設けられたカバーの側面と対向する側面に、ボディに設けた別の係止部と凹凸係止する別の被係止部を設けたことを特徴とし、ボディとカバーとの結合をさらに強固にすることができる。
【0011】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、電線挿入口に近い側のカバーの側面において両端に位置する被係止部から隣接するカバーの側面までの距離が略等しくなるような位置に被係止部を設けたことを特徴とし、ボディとカバーとを結合する際に、ボディに設けた係止突起がカバーの側面に当接することによって、カバーの側面が外側に押し撓められるが、両端に位置する被係止部から隣接するカバーの側面までの距離が略等しくなっているので、両端の被係止部と嵌合する係止部がそれぞれカバーの側面に当接することによって生じるカバーの変形量が略等しくなり、カバーの変形量が異なることによってカバーが傾き、ボディとカバーとが嵌合しにくくなるのを防止できる。
【0013】
請求項4の発明では、請求項1の発明において、上記係止突起の形状を略矩形状とし、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側の辺に比べて開口側の辺の長さが長くなるような台形形状としたことを特徴とし、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側に比べて主面側の方が狭くなるので、請求項1の発明と同様、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて係止孔が小さくなるから、係止孔と係止突起との結合を強固にでき、且つ、速結端子板が係止孔に対してカバーの主面側にある場合は、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて、速結端子板と係止孔との間の絶遠距離を大きくとることができ、端子台の絶縁性が向上する。
【0014】
請求項5の発明では、請求項3又は4の発明において、上記係止突起は、カバーの主面から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるような断面形状に形成されたことを特徴とし、係止突起の表面はカバーの主面側から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるように傾斜しているので、ボディとカバーとを結合する際に、カバーの開口縁が係止突起の表面に沿って案内され、係止突起と係止孔との嵌合をスムーズに行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本実施形態の端子台について図1乃至図7を参照して説明する。この端子台は例えば天井面に取着される照明器具に取り付けられ、屋内配線された給電線と器具内の電線とを接続するために用いられる。この端子台のケース1は、絶縁性を有する合成樹脂からそれぞれ形成されたボディ2とカバー3とを結合して構成され、内部に3個の速結端子板4a〜4cが納装される。尚、3個の速結端子板4a〜4cの内、2個の速結端子板4a,4bは電源線接続用の端子板であり、速結端子板4cはアース線接続用の端子板である。
【0016】
ボディ2は上面が開口した略箱状であって、底面2aには速結端子板4a〜4cを位置決めするためのリブ5が複数突設されており、ボディ2のリブ5に速結端子板4a〜4cを嵌め込むと、3個の速結端子板4a〜4cは一列に配置される。一方、カバー3は下面が開口した略箱状であって、速結端子板4a〜4cを覆うようにしてボディ2に被着される。
【0017】
カバー3の上面(主面)3a及び一側面3bには、外部より電線の芯線を挿入するための電線挿入口10,13がそれぞれ開口する。また、電線挿入口13が形成されたカバー3の側面3bと対向するボディ2の側面2bには、電線挿入口13に連通する電線挿入口12が開口しており、この電線挿入口10,13に臨むようにして速結端子板4a〜4cがケース1の内部に収納されている。すなわち、カバー3の側面3bに設けた電線挿入口13の奥には速結端子板3a〜3cの速結部が納装されているので、速結部の収納スペースを確保するため、上面3aに設けた電線挿入口10は、電線挿入口13が開口する側面3bと反対側の側面3bに寄せて設けられている。尚、上面3aに設けた電線挿入口10には給電線が接続され、側面3bに設けた電線挿入口13には器具内の電線が接続される。
【0018】
ここで、速結端子板4a〜4cの配列方向と略直交する方向において対向するカバー3の側面3bの内、上面3aに設けた電線挿入口10に近い側の側面3bには、少なくとも速結端子板4a〜4cの数と同じ数(本実施形態では例えば速結端子板4a〜4cの数と同じ3個)の係止孔8が各速結端子板4a〜4cの近傍にそれぞれ穿設され、反対側の側面3bには一対の係止孔8が速結端子板4a,4bの近傍にそれぞれ穿設されている。一方、係止孔8の設けられたカバー3の側面3bと対向するボディ2の側面2bには、係止孔8に対応する部位に外側に向かって突出する係止突起7がそれぞれ突設されている。ここに、係止突起7から係止部が構成され、係止孔8から被係止部が構成される。
【0019】
而して、ボディ2に速結端子板4a〜4cを取り付けた状態で、カバー3の開口をボディ2側にしてカバー3をボディ2に押し込むと、ボディ2の係止突起7がカバー3の側面3bに当接し、係止突起7によって側面3bが外側に押し撓められ、さらにカバー3をボディ2側に押し込むと、カバー3の側面3bが係止突起7を乗り越えて、側面3bに形成された係止孔8と係止突起7とが凹凸嵌合し、ボディ2とカバー3とが結合される。ここで、係止突起7は、カバー3の上面3aから遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるような断面形状に形成されており、係止突起7の表面はカバー3の上面3a側から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるように傾斜しているので、ボディ2とカバー3とを結合する際に、カバー3の開口縁が係止突起7の表面に沿って案内され、係止突起7と係止孔8との嵌合をスムーズに行うことができる。
【0020】
上述のように本実施形態の端子台では、速結端子板4a〜4cの配列方向と略直交する方向において対向するカバー3の一対の側面3bの内、カバー3の上面3aに設けた電線挿入口10に近い側の側面3bに、速結端子板4a〜4cと同じ数の係止孔8を各速結端子板4a〜4cの近傍に形成すると共に、係止孔8が形成されたカバー3の側面3bと対向するボディ2の側面2bに係止孔8と凹凸嵌合する係止突起7を突設している。したがって、速結端子板4a〜4cに設けられた速結部の近傍でボディ2とカバー3との結合が強固になり、電線挿入口10を介して速結端子板4a〜4cに接続された電線に引っ張り力が加わったとしても、この引っ張り力によってボディ2とカバー3との結合が外れるのを防止できる。
【0021】
ところで、カバー3をボディ2に組み込む際に、ボディ2の係止突起7によってカバー3の側面3bが外側に押し撓められ、側面3bが変形するのであるが、ボディ2の一つの側面2bに係止突起7を3個以上形成すると共に、カバー3の対応する側面3bに係止孔8を3個以上形成した場合、係止孔8が設けられたカバー3の側面3bにおいて、両端に位置する係止孔8から隣接する側面3bまでの距離L1,L2が異なっていると、カバー3をボディ2に嵌め込む際に、両端に位置する係止突起7と側面3bとが当接することによってそれぞれ発生する側面3bの変形量が異なり、そのためカバー3が傾いて、中央にある係止突起7と係止孔8の位置が合わず、嵌合作業がやりにくいという問題がある。そこで、本実施形態の端子台では、図1に示すように、係止孔8が設けられたカバー3の側面3bにおいて、両端に位置する係止突起7から隣接する側面3bまでの距離L1,L2が略等しくなるような位置に係止突起7及び係止孔8を形成しており、カバー3をボディ2に嵌め込む際に、両端に位置する係止突起7と側面3bとが当接することによってそれぞれ発生する側面3bの変形量が略等しくなり、カバー3が傾くことはないから、係止突起7と係止孔8とを容易に嵌合させることができる。
【0022】
また、ボディ2の側面2bには下方に突出する係止爪14が突設されており、照明器具の取付板(被固定部)100に設けられた取付孔101に係止爪14を係止させることによって、ケース1は取付板100に取り付けられる。尚、ボディ2の底面2aには下方に突出する位置決め用の突起15が設けられており、ケース1を取付板100に取り付ける際に、突起15を取付板100に設けた孔102に挿入することにより、ケース1の位置決めが行われる。
【0023】
次にケース1の内部に収納される速結端子板4a〜4cの構造について簡単に説明する。先ず電源線接続用の速結端子板4a,4bについて説明する。速結端子板4a,4bは、それぞれ、2個の導電部材20,30をかしめ固定して形成され、速結端子板4aと速結端子板4bとは左右対称な形状に形成される。導電部材20は導電性を有する板金を折曲加工して形成され、略矩形状の中央片21と、中央片21の長手方向における両側辺に突設された断面略円弧状の当接片22,22と、中央片21の短幅方向における一側辺から中央片21と略直交する方向に突出する突出片23と、突出片23の両側縁からそれぞれ当接片22,22側に向かって突出する鎖錠片24,24と、中央片21の短幅方向における他側辺に一端が結合された器具線接続部25とで構成され、導電部材20は、器具線接続部25が結合された中央片21の側辺をボディ2の底面2a側とし、中央片21をボディ2の底面2aに対して略直交させた状態でボディ2に固定される。尚、鎖錠片24の先端は当接片22に近付くにつれてボディ2の底面2a側に近付く向きに傾斜しており、鎖錠片24の先端には鎖錠片24よりも幅狭の解除片24aが連続一体に形成されている。
【0024】
器具線接続部25は、ボディ2の底面2aと略平行に配置され連結片26aを介して中央片21に連結される当接片26と、当接片26の端縁から当接片26と略直交する方向に突出する突出片27と、突出片27の一部を切り起こして形成され当接片26との間に電線の芯線を弾性挟持する一対の鎖錠片28とで構成される。ここで、当接片26と鎖錠片28とで構成される速結部はボディ2及びカバー3の側面2b,3bに設けた電線挿入口12,13に臨むように配置されている。
【0025】
また、導電部材30は導電性を有する板金を折曲加工して形成され、導電部材20の中央片21にかしめ固定される固定片31と、固定片31と一体に形成され固定片31と略直交する方向に突出する突出片32と、突出片32の両側縁から当接片22,22側に向かってそれぞれ突出する接触片33,33とで構成される。尚、接触片33は当接片22に近付くにつれてボディ2の底面2a側に近付く向きに傾斜しており、接触片33の先端の断面形状は当接片22側に凸となるような円弧状に形成されている。而して、導電部材30の固定片31を導電部材20の中央片21にかしめ固定すると、導電部材20の当接片22に導電部材30の接触片33が対向配置され、当接片22と鎖錠片24と接触片33とで構成される速結部はカバー3の上面3aに設けた電線挿入口10に臨むように配置される。
【0026】
一方、アース用の速結端子板4cは、導電性を有する板金を折曲加工して形成された導電部材40を有し、この導電部材40は、略矩形状の中央片41と、中央片41の長手方向における両側辺に突設された断面略円弧状の当接片42,42と、中央片41の短幅方向における一側辺から中央片41と略直交する方向に突出する突出片43と、突出片43の両側縁からそれぞれ当接片42,42側に向かって突出する鎖錠片44,44とで構成され、導電部材40は、突出片43が結合される中央片41の一側辺をカバー3の上面3a側とし、中央片41をボディ2の底面2aに対して略直交させた状態でボディ2に固定される。尚、鎖錠片44は当接片42に近付くにつれてボディ2の底面2a側に近付く向きに傾斜しており、鎖錠片44の先端には鎖錠片44よりも幅狭の解除片44aが連続一体に形成されている。また、当接片42,42に対向配置され、当接片42,42との間で電線の芯線を保持する接触片(図示せず)が中央片41の一部を切り起こして形成されており、この接触片と当接片42と鎖錠片44とで構成される速結部は、カバー3の上面に設けた電線挿入口10に臨むように配置される。
【0027】
また、ボディ2の底面2aにはアース端子6が裏面から取り付けられており、アース端子6の弾接片6aはボディ2の底面2aに設けた開口(図示せず)からボディ2の内部に挿入され、導電部材40の中央片41に弾接し、速結端子板4cとアース端子6とが電気的に接続される。尚、ケース1を照明器具の取付板100に固定すると、アース端子6は金属板からなる取付板100に電気的に接続され、取付板100が接地される。
【0028】
ここで、速結端子板4a〜4cに給電線90を接続する際は、カバー3の上面3aに設けた電線挿入口10に被覆の剥かれた電線の芯線を挿入すると、鎖錠片24,44のばね力によって鎖錠片24,44及び接触片33と当接片22,42との間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片24,44の先端が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱落が防止されるようになっている。
【0029】
ところで、カバー3の上面3aに切り溝3cを形成することによって、基部がカバー3に結合されカバー3に上下動自在に支持された略T字状の解除アーム17が形成されており、解除アーム17の先端部は速結端子板4a〜4cの解除片24a,44aに対向している。而して、マイナスドライバーなどの工具の先端で解除アーム17の先端部をボディ2側に押し込むと、解除アーム17によって解除片24a,44aがボディ2側に押圧され、鎖錠片24,44が当接片22,42から遠ざかる向きに押し撓められるので、電線の接続状態が解除され、当接片22,42と鎖錠片24,44との間に接続された電線を容易に引き抜くことが出来る。
【0030】
また、速結端子板4a,4bに器具内の電線を接続する際は、ボディ2及びカバー3に形成された電線挿入口12,13に被覆の剥かれた電線の芯線を挿入すると、鎖錠片28のばね力によって当接片26と鎖錠片28との間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片28の先端が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱落が防止されるようになっている。
【0031】
ここで、カバー3の側面3bにおける鎖錠片28の略中央に対応する部位には側面3bを貫通する貫通孔16が穿設されており、この貫通孔16に棒状の工具を挿入して鎖錠片28を押圧すると、鎖錠片28の先端が当接片26から遠ざかる方向に鎖錠片28が押し撓められ、電線の接続状態が解除されるので、当接片26と鎖錠片28との間に接続された電線を容易に引き抜くことが出来る。
【0032】
ところで、ボディ2の側面2bに突設した係止突起7は表面が略矩形状に形成されているが、図7(b)に示すように、係止孔8の形状を係止突起7と同じ形状に形成する場合、係止突起7と係止孔8との嵌合をスムーズに行うため、係止孔8を係止突起7よりも若干大きめの寸法に形成していた。そのため、係止孔8の近傍に速結端子板4a〜4cが配置されていると、速結端子板4a〜4cから係止孔8までの絶縁距離が短くなり、絶縁性能が低下する虞がある。そこで、本実施形態の端子台では、図5(a)(b)及び図7(a)に示すように、カバー3の上面3aに設けた電線挿入口10に近い側の側面3bに形成された係止孔8の形状を、カバー3の上面3a側の辺に比べて開口側の辺の長さが短くなるような台形形状としている。したがって、ボディ2とカバー3とを結合した際に、ケース1の内部に収納された速結端子板4aと係止孔8との間の距離L4は、係止孔8の形状を矩形状とした場合の距離L3に比べて長くなるから、速結端子板と係止孔との間の距離を大きくとることができ、端子台の絶縁性能が向上する。また、係止孔8の形状は、カバー3の上面3a側の辺に比べて開口側の辺の長さが短くなるような台形形状となっているので、係止突起7をカバー3の側面3bが乗り越える際、図6に二点鎖線で示すように、側面3bの開口側の部位は、係止孔8よりも上面側の部位に比べて大きく動くため、カバー3をボディ2から取り外す際に大きな力が必要となり、また係止孔8が小さくなって、係止突起7と係止孔8との間の隙間が小さくなるから、ボディ2とカバー3との結合を強固にできる。
【0033】
尚、本実施形態では係止突起7の形状を略矩形状とし、係止孔8の形状を台形形状としているが、係止突起7及び係止孔8の形状を上記の形状に限定する趣旨のものではなく、カバー3の開口側における係止突起7と係止孔8との間の隙間よりも、カバー3の上面3a側における係止突起7と係止孔8との間の隙間の方が小さくなるような形状であれば、係止突起7及び係止孔8の形状をどのような形状に形成しても良い。
【0034】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、電線の導体と当接する当接片及び前記当接片との間に電線の導体を弾性挟持する鎖錠片からなる速結部を備える速結端子板と、絶縁性を有する合成樹脂から形成され内部に速結端子板が少なくとも3個以上納装されるケースとを備え、前記ケースを、被固定部に固定され速結端子板が一列に並べて取り付けられるボディと、一面開口した略箱状であって速結端子板を覆うようにしてボディに被着されるカバーとで構成し、ボディと対向するカバーの主面には各速結端子板に対応してカバーを貫通する電線挿入口がカバーの一つの側面に寄せて形成され、前記電線挿入口に速結部を臨ませるようにして速結端子板はボディに配置されており、電線挿入口に近い側のカバーの側面に少なくとも速結端子板の数と同数の被係止部を各速結端子板の近傍にそれぞれ設けると共に、前記被係止部に対応するボディの部位に被係止部と凹凸係止する係止部を設けてあり、前記係止部をボディの表面に突設された係止突起で構成すると共に、前記被係止部をカバーに設けられた係止孔で構成し、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側における係止孔と係止突起との間の隙間が、カバーの開口側における係止孔と係止突起との間の隙間よりも小さくなるような形状としたことを特徴とし、電線挿入口に近い側のカバーの側面、すなわち速結端子板の速結部に近い側のカバーの側面における速結端子板付近の部位には、それぞれ、ボディに設けた係止部と凹凸係止する被係止部が設けられているので、各速結端子板の速結部の近傍でボディとカバーとの結合が強固になり、速結部に接続された電線に引っ張り力が加わったとしても、各速結端子板の近傍に設けられた係止部と被係止部とで外力を受けることにより、ボディとカバーとの結合が外れるのを防止できるという効果がある。また、カバーの係止孔とボディの係止突起とを凹凸嵌合させることによって、ボディとカバーとが結合されるのであるが、係止孔と係止突起との間の隙間はカバーの開口側に比べて主面側の方が狭くなっているので、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて係止孔が小さくなるから、係止孔と係止突起との結合を強固にでき、且つ、速結端子板が係止孔に対してカバーの主面側にある場合は、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて、速結端子板と係止孔との間の絶遠距離を大きくとることができ、端子台の絶縁性が向上するという効果もある。
【0035】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記被係止部の設けられたカバーの側面と対向する側面に、ボディに設けた別の係止部と凹凸係止する別の被係止部を設けたことを特徴とし、ボディとカバーとの結合をさらに強固にできるという効果がある。
【0036】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、電線挿入口に近い側のカバーの側面において両端に位置する被係止部から隣接するカバーの側面までの距離が略等しくなるような位置に被係止部を設けたことを特徴とし、ボディとカバーとを結合する際に、ボディに設けた係止突起がカバーの側面に当接することによって、カバーの側面が外側に押し撓められるが、両端に位置する被係止部から隣接するカバーの側面までの距離が略等しくなっているので、両端の被係止部と嵌合する係止部がそれぞれカバーの側面に当接することによって生じるカバーの変形量が略等しくなり、カバーの変形量が異なることによってカバーが傾き、ボディとカバーとが嵌合しにくくなるのを防止できるという効果がある。
【0038】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、上記係止突起の形状を略矩形状とし、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側の辺に比べて開口側の辺の長さが長くなるような台形形状としたことを特徴とし、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側に比べて主面側の方が狭くなるので、請求項1の発明と同様、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて係止孔が小さくなるから、係止孔と係止突起との結合を強固にでき、且つ、速結端子板が係止孔に対してカバーの主面側にある場合は、係止孔と係止突起との間の隙間がカバーの開口側と主面側とで略等しい場合に比べて、速結端子板と係止孔との間の絶遠距離を大きくとることができ、端子台の絶縁性が向上するという効果がある。
【0039】
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、上記係止突起は、カバーの主面から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるような断面形状に形成されたことを特徴とし、係止突起の表面はカバーの主面側から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるように傾斜しているので、ボディとカバーとを結合する際に、カバーの開口縁が係止突起の表面に沿って案内され、係止突起と係止孔との嵌合をスムーズに行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の端子台の外観斜視図である。
【図2】同上の端子台の分解斜視図である。
【図3】同上の端子台を裏返した状態の外観斜視図である。
【図4】同上の端子台の使用状態を説明する説明図である。
【図5】同上の端子台を示し、(a)はカバーを外した状態の一部拡大せる上面図、(b)は一部拡大せる側面図である。
【図6】同上の端子台の要部拡大図である。
【図7】(a)は本実施形態の端子台の要部拡大図であり、(b)は従来の端子台の要部拡大図である。
【図8】従来の端子台の分解斜視図である。
【図9】同上のカバーを外した状態の上面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 ボディ
3 カバー
3a 上面
3b 側面
4a〜4c 速結端子板
7 係止突起
8 係止孔
10 電線挿入口
Claims (5)
- 電線の導体と当接する当接片及び前記当接片との間に電線の導体を弾性挟持する鎖錠片からなる速結部を備える速結端子板と、絶縁性を有する合成樹脂から形成され内部に速結端子板が少なくとも3個以上納装されるケースとを備え、前記ケースを、被固定部に固定され速結端子板が一列に並べて取り付けられるボディと、一面開口した略箱状であって速結端子板を覆うようにしてボディに被着されるカバーとで構成し、ボディと対向するカバーの主面には各速結端子板に対応してカバーを貫通する電線挿入口がカバーの一つの側面に寄せて形成され、前記電線挿入口に速結部を臨ませるようにして速結端子板はボディに配置されており、電線挿入口に近い側のカバーの側面に少なくとも速結端子板の数と同数の被係止部を各速結端子板の近傍にそれぞれ設けると共に、前記被係止部に対応するボディの部位に被係止部と凹凸係止する係止部を設けてあり、前記係止部をボディの表面に突設された係止突起で構成すると共に、前記被係止部をカバーに設けられた係止孔で構成し、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側における係止孔と係止突起との間の隙間が、カバーの開口側における係止孔と係止突起との間の隙間よりも小さくなるような形状としたことを特徴とする端子台。
- 上記被係止部の設けられたカバーの側面と対向する側面に、ボディに設けた別の係止部と凹凸係止する別の被係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の端子台。
- 電線挿入口に近い側のカバーの側面において両端に位置する被係止部から隣接するカバーの側面までの距離が略等しくなるような位置に被係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の端子台。
- 上記係止突起の形状を略矩形状とし、少なくとも両端に位置する係止孔の形状を、カバーの主面側の辺に比べて開口側の辺の長さが長くなるような台形形状としたことを特徴とする請求項1記載の端子台。
- 上記係止突起は、カバーの主面から遠ざかるにつれて外方への突出量が大きくなるような断面形状に形成されたことを特徴とする請求項3又は4記載の端子台。
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- 1999-12-10 JP JP35181499A patent/JP3760070B2/ja not_active Expired - Lifetime
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