JP2000243478A - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JP2000243478A
JP2000243478A JP4404599A JP4404599A JP2000243478A JP 2000243478 A JP2000243478 A JP 2000243478A JP 4404599 A JP4404599 A JP 4404599A JP 4404599 A JP4404599 A JP 4404599A JP 2000243478 A JP2000243478 A JP 2000243478A
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Masaaki Isoda
雅章 磯田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送り配線を可能とし、かつ電線の絶縁被覆を除
去する長さ寸法を確認しやすくして作業性を高めた端子
装置を提供することにある。 【解決手段】ハウジング1に2つの端子台部23が形成
される。各端子台部23はハウジング1の取付面に対し
て傾斜するとともに電線37を挿入する電線挿入口24
が開口した導入面23bを有する。ハウジング1の中に
は電線挿入口24から挿入された電線を37案内片35
fとの間に挟持する鎖錠片35dを備えた接地用導体3
1および電圧用導体32が配置される。また、隣接する
端子台部23の導入面23b間は電線の挿入方向に沿っ
た傾斜面23aを介して連続する。電線37の挿入方向
における傾斜面23aの寸法は、電線37の絶縁被覆3
7aを除去する寸法に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線に弾接して鎖
錠する鎖錠片を用いた端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電線に弾接して鎖錠する鎖錠
片をハウジング内に収納し、ハウジングに設けた電線挿
入口から挿入される電線を鎖錠片により接続保持し、さ
らに複数組の端子間を互いに電気的に接続することによ
って、いわゆる送り配線を可能とした端子装置が提供さ
れている。この種の端子装置としては、たとえば、特開
平6−333615号公報に記載のものがある。この公
報に記載の端子装置は、図8に示すように、電線を挿入
する電線挿入口24がハウジング1に複数個形成された
ものであって、ハウジング1の両側面にそれぞれ2個ず
つの電線挿入口24が開口し、各側面の一方の電線挿入
口24同士は図の左右方向の一直線上に設けられ、各側
面の他方の電線挿入口24は図の左右方向におけるハウ
ジング1の中心部からそれぞれ上り傾斜する2本の直線
上に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した端子装置は、
ハウジング1の左右において異なる面に設けた電線挿入
口24を用いて送り配線を行うものであって、この端子
装置を電気器具に組み込むとともに、両電線挿入口24
に挿入される2組の電線37を電気器具の1つの導入口
に挿通しているとすれば、電気器具の内部で電線37を
引き回す距離が長くなるから、電線37を引き回すスペ
ースが必要になって電気機器の大型化につながり、また
電線37が長くなるから材料コストの増加につながると
いう問題がある。
【0004】これに対して、ハウジング1の左右におい
て同じ面に設けた2個の電線挿入口24を用いて送り配
線を行うようにすれば、上述した問題は緩和されるが、
両電線挿入口24に挿入される電線37をそれぞれ接続
保持する端子部が上下に重ねて設けられているものであ
るから、ハウジング1の高さ寸法が大きくなるという問
題がある。また、複数個の端子部を上下に重ねて設けて
いるものであるから、端子部同士を結合するには、かし
めや溶接のような固着作業が必要であって、工程の増加
につながるとともに両端子部の位置関係にばらつきが生
じやすくなって接続の信頼性が低下するという問題があ
る。
【0005】さらにまた、この種の端子装置では、電線
37の絶縁被覆を除去する長さ(つまり、導体を露出さ
せる長さ)が接続の信頼性に関係しているから、絶縁被
覆を除去した長さ寸法を確認するためのゲージ(ストリ
ップゲージと称している)をハウジング1に設けること
が多いが、ハウジング1においてストリップゲージを設
けるには、ストリップゲージの長さ寸法以上のスペース
を確保する必要があるから、一般には電線挿入口24の
近傍に設けるのが難しく、結線時の作業性が悪いという
問題がある。また、照明器具などに用いる場合には結線
作業時に十分な明るさを得られないことがあり、小さい
ストリップゲージでは視認性が低く作業性が一層悪くな
る。
【0006】しかも、上述した端子装置では、異なる組
の電線(たとえば、電線線と負荷電線)を接続するため
の電線挿入口24を設けた面が略連続して隣り合ってい
るから、誤結線が生じやすいという問題もある。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、送り配線の際に電気的に接続される
2組の電線を同方向から電線挿入口に導入しながらもハ
ウジングが嵩高になるのを防止し、しかも電線の絶縁被
覆を除去する長さ寸法を確認しやすくして作業性を高
め、さらには異なる組の電線を誤結線する可能性を低減
した端子装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
が挿入される電線挿入口をそれぞれ備えた複数個の端子
台部を備えるハウジングと、電線挿入口を通してハウジ
ングに導入された電線にそれぞれ弾接して鎖錠する複数
組の鎖錠片とを備え、前記各端子台部は、ハウジングの
一面に対して傾斜するとともに電線挿入口が開口する導
入面と、電線挿入口への電線の挿入方向に沿って傾斜す
る傾斜面とを備え、隣接する端子台部の導入面間が一方
の端子台部の傾斜面を介して連続し、かつ電線挿入口へ
の電線の挿入方向における傾斜面の長さ寸法が、電線挿
入口を通して挿入される電線において絶縁被覆を除去す
べき寸法とされているものである。この構成によれば、
隣接する端子台部に設けた導入面が一方の端子台部の傾
斜面を介して連続するから、導入面の向きが略同じ向き
になり、送り配線の際に電気的に接続される2組の電線
を同方向から電線挿入口に導入することになる。しか
も、導入面はハウジングの一面に対して傾斜し傾斜面は
電線の挿入方向に沿って形成されているから、異なる端
子台部の電線挿入口をハウジングの一面に沿ってずれた
位置に設けることになり、ハウジングの一面に直交する
方向に端子台部が積み重なることがなく、ハウジングが
嵩高になるのを防止することができる。しかも、電線挿
入口への電線の挿入方向における傾斜面の長さ寸法が、
電線挿入口を通して挿入される電線において絶縁被覆を
除去すべき寸法とされているから、端子台部に形成され
ている段差を利用して電線の絶縁被覆を除去する長さ寸
法を確認することになり、視認性が高くなって作業性が
向上する。その上、電線挿入口が形成されている導入面
に隣接して形成されている傾斜面をストリップゲージと
して用いるから、電線の導体の露出する長さ寸法を確認
した後には、電線の位置をずらすだけで結線作業を行う
ことができ、結線作業が容易である。さらには、隣接す
る端子台部に設けた電線挿入口は電線の挿入方向におい
て傾斜面の長さ分だけ離れており、傾斜面は電線の導体
の露出部分の長さ寸法を有しているから、一つの端子台
部に電線を接続するとその電線と組になる電線は他の端
子台部には接続されにくく、異なる組の電線を誤結線す
る可能性が低減されることになる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各電線挿入口がそれぞれ筒状であって、各端子台部
における電線挿入口の中心軸方向の長さ寸法が略等しい
ものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記電線挿入口への電線の挿入角度
をハウジングの前記一面に対して略30度としたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】図2および図3に示すように、ハ
ウジング1は、一面(図2の上面)が開放されたボディ
10と、一面(図2の下面)が開放されボディ10の開
口側からボディ10の周壁外周を囲む形に覆着されるカ
バー20とを結合して形成される。ボディ10の周壁外
側面には4箇所に組立爪11が突設され、カバー20の
周壁には各組立爪11にそれぞれ嵌合する組立孔21が
形成される。したがって、組立爪11を組立孔21に嵌
合させることにより、ボディ10とカバー20とが結合
される。ハウジング1には2組の電源端子台2,3と1
組の負荷端子台4とが順に配列されている。2組の電源
端子台2,3のうちの一方は電源からの電線を接続する
ために設けられ、他方は送り配線用の電線を接続するた
めに設けられている。通常は、電源端子台2に電源から
の電線を接続し、電源端子台3に送り配線用の電線を接
続する。
【0012】ボディ10は長方形の一つの角部を矩形状
に切欠した形状の底面を有する薄箱状に形成されてい
る。つまり、ボディ10は直方体の一面に突部を突設し
た形状に形成されており、この突部が負荷端子台4にな
る。ボディ10の内部空間は長手方向(負荷端子台4の
突出方向)に延長された2枚の仕切壁12a,12bに
よって3つの収納室13a〜13cに仕切られている。
一方の仕切壁12aはボディ10の幅方向において負荷
端子台4を突設している側と残りの側とを仕切るように
設けられ、他方の仕切壁12bは負荷端子台4を突設し
ている側の内部空間を幅方向において2分するように設
けられている。つまり、仕切壁12aとボディ10の周
壁とに囲まれる収納室13aと、両仕切壁12a,12
bの間の収納室13bと、仕切壁12bとボディ10の
周壁とに囲まれる収納室13cとが形成される。収納室
13b,13cには、ボディ10の長手方向において負
荷端子台4に対応する部位と残りの部位とを仕切る仕切
台14も設けられている。
【0013】カバー20はボディ10の周壁に沿った周
壁を有し、カバー20においてボディ10の開口部位を
覆う底板には、各電源端子台2,3に対応する部位でそ
れぞれ端子台部23が形成されている。各端子台部23
は、負荷端子台4から離れる向きにおいて突出量が多く
なるように傾斜した傾斜面23aと、この傾斜面23a
における負荷端子台4から遠いほうの一端縁に連続し負
荷端子台4から離れる向きにおいて突出量が小さくなる
ように傾斜した導入面23bとを有する。導入面23b
には、電線を挿入するための3個の電線挿入口24が開
口する。また、傾斜面23aには後述する解除釦25が
連続一体に形成されている。
【0014】カバー20の長手方向の両端の外側面に
は、図3に示すように、ボディ10との結合時にボディ
10の底面よりも突出する取付脚26がそれぞれ設けら
れる。ここに、一方の取付脚26は負荷端端子台4の先
端面に設けられ、他方の取付脚26はハウジング1の幅
方向において負荷端子台4を設けていない側に設けられ
ており、両取付脚26の距離が可及的に大きくなるよう
にしてある。各取付脚26はそれぞれ先端ほど互いの距
離を小さくするように形成された一対の脚片27を備
え、各脚片27の先端部には互いの距離を大きくする向
きおよびカバー20から離れる向きに突出するフック2
7aが形成されている。各一対の脚片27に設けた両フ
ック27aの外側面は先端側ほど互いの距離を小さくす
るようにボディ10の底面に対して傾斜している。ボデ
ィ10の底面にはボス10aが突設される。照明器具な
どの電気器具に取り付けるときには、電気器具の板材に
形成した取付孔に取付脚26を挿入すれば、フック27
aが取付孔の周部に係止され、フック27aとハウジン
グ1とにより取付孔の周部を挟持し、ハウジング1を電
気器具に固定することができる。
【0015】ハウジング1には負荷端子台4の先端面に
2個の電線挿入口15が開口し、各電線挿入口15に隣
接してそれぞれ解除孔29が開口する。解除孔29の機
能については後述する。
【0016】ところで、図2のように、ボディ10に設
けた収納室13aには接地用導体31が収納され、収納
室13b,13cにはそれぞれ電圧用導体32が収納さ
れる。電圧用導体32は接地用導体31に負荷接続片3
3を設けた形状を有し、負荷接続片33を除いた部分は
接地用導体31と略同形状になる。ただし、各収納室1
3b,13cに配置される電圧用導体32は、ボディ1
0の幅方向における左右が逆になっている。つまり、両
電圧用導体32は仕切壁13bを対称面として略対称に
形成されている。
【0017】しかして、接地用導体31は、図1のよう
に、ボディ10の底面に沿って配置される帯板状の主片
35aの長手方向の2箇所に端子部34を設けたもので
あって、各端子部34は、主片35aの側縁に2箇所で
連続して主片35aに直交する側片35bを有し、主片
35aの長手方向における側片35bの一端縁には主片
35aおよび側片35bに直交する基部片35cが延設
されている。基部片35cには主片35aと反対側の端
縁から先端側ほど主片35aとの距離を広げるように傾
斜した鎖錠片35dが延設される。図4に示すように、
鎖錠片35dの先端部は幅方向における一部が切欠され
て鎖錠縁35eが形成され、切欠されていない部位は主
片35a側に曲成されている。一方、側片35bの先端
縁であって基部片35cから離れた部位には半円筒状で
あって基部片35cに近付くほど主片35aとの距離を
大きくするように中心軸が傾斜した案内片35fが連続
一体に設けられる。案内片35fは内側面が主片35a
側を向いており、鎖錠片35dの鎖錠縁35eと案内片
35fとの間で電線を挟持することができるようになっ
ている。さらに、主片35aの長手方向において側片3
5bの中間部には主片35aの長手方向に沿った短冊状
の開口が形成され、開口において主片35aから離れた
一辺において基部片35c側の端部には主片35aに対
向し鎖錠片35dに沿う形で延長された接続片35gが
設けられる。接続片35gは側片35bとの連結部位を
除いて基部片35cから離れるほど主片35aとの距離
を大きくするように傾斜する。また、接続片35gの先
端部には主片35aから離れる向きに凸となるように曲
成された接続部35hが形成されている。要するに、接
続片35gは側片35bの一部を主片35aから切り離
すとともに一部のみが側片35bに連続するように短冊
状に切り出して形成されている。ここにおいて、鎖錠片
35dの先端部は案内片35fの内側面に接触し、接続
片35gの先端部は案内片35fとの間に隙間を形成す
るように配置される。接地用導体31の主片35aの長
手方向の中間部には側片35bとは反対向きに折曲され
た接地片36も設けられており、接地片36はボディ1
0の周壁に設けた切欠溝10aを通してボディ10の裏
面側に突出する。
【0018】一方、電圧用導体32は上述のように負荷
接続片33を除いた部分は接地用導体31と略同形状に
なっているが、電圧用導体32には接地片36は設けら
れていない。また、両電圧用導体32は幅方向において
は互いに面対称であって、両電圧用導体32の案内片3
5fの距離が大きくなる位置関係に配置される。負荷接
続片33は、図6に示すように、電圧用導体32の主片
35aにおいて基部片35cと反対側の一端縁に連続し
ており、主片35aに段差部33aを介して連続する端
子片33bを有し、端子片33bの先端縁から直交する
方向に立ち上がる導入片33cを備える。導入片33c
には切り起こしによって鎖錠片33dが設けられる。こ
の鎖錠片33dの先端縁は端子片33bに対向してお
り、導入片33cを通して端子片33bと鎖錠片33d
の先端縁との間に電線を挿入すると、端子片33bと鎖
錠片33dの先端縁との間で電線が抜け止めされた状態
で保持されるようになっている。
【0019】しかして、接地用導体31および電圧用導
体32をボディ10に収納し、ボディ10にカバー20
を覆着すると、図1のように端子台部23における傾斜
面23aに対応する部位の内側面に沿う形で案内片35
fが配置される。ここに、接地用導体31および電圧用
導体32は、主片35aの長手方向の中央部の一方の側
縁に位置決め凹所35i(図2参照)を有し、ボディ1
0の仕切壁12a,12bに設けた位置決め突起12c
に位置決め凹所35iが係合することによって,接地用
導体31と電圧用導体32とのボディ10に対する位置
合わせが容易になっている。また、カバー20の内周面
には主片35aの長手方向の中間部において両端子部3
4間に挿入される押さえ片20aが設けられ、押さえ片
20aの先端面とボディ10との間に主片35aが挟ま
れ、ハウジング1内での接地用導体31および電圧用導
体32のがたつきが防止される。このようにハウジング
1に接地用導体31と電圧用導体32とが収納された状
態では、図1のように、電線挿入口24の中心軸Cは、
鎖錠片33dに交差しかつ接続片35gの先端部である
接続部35hにほぼ接する位置関係になる。
【0020】したがって、電線挿入口24にVVFケー
ブルなどの電線37を導入すると、図5のように電線3
7の先端部に接続部35hが電気的に接触し、かつ電線
37に鎖錠片35dの鎖錠縁35eが食い込んで抜け止
めを行うことになる。ここにおいて、鎖錠片35dの幅
方向の一側では案内片35fおよび側片35bにより電
線37の位置ずれが防止され、他側では鎖錠縁35eと
残りの部位との段差によって電線37の位置ずれが防止
される。
【0021】接地用導体31および電圧用導体32は、
上述したように、主片35aの長手方向に2個の端子部
34が並ぶように形成されたものであって、板金によっ
て2個の端子部34を一体に形成することができるか
ら、端子部34の位置管理が容易であって、端子部34
の位置を合わせながら固着する作業が不要であり、両端
子部34の位置関係を高い精度で管理することができ
る。つまり、両電源端子台2,3に挿入される電線37
を保持する力や接続状態にばらつきがなく接続の信頼性
が高くなる。しかも、固着工程が不要であるから歩留ま
りが向上する。また、両端子部34が取付面(ベース1
0の底面)に平行な面内に配列されているから、ハウジ
ング1の厚み寸法が増加せず、ハウジング1が嵩高にな
ることがないものである。
【0022】電線挿入口24の周縁のうち端子台部23
の先端側の一部には傾斜面23aに跨る形で切欠された
窓溝24aが形成される。窓溝24aは傾斜面23aと
導入面23bとに跨る部位において、傾斜面23aに沿
った断面が矩形状となるように形成されている。ここ
に、図1に示すように、電線挿入口24は筒状に形成さ
れており、電線挿入口24が形成されている導入面23
bが傾斜していることによって、電線挿入口24が内部
まで見えやすくなっている。このことに加えて、上述の
ように窓溝24aを形成していることで、電線挿入口2
4の内部を一層奥まで見ることが可能になる。その結
果、電線37を電線挿入口24に導入する際に、電線3
7が正しく導入されているか否かを視認しやすくなり、
電線37の結線作業が容易になるのである。
【0023】ところで、電線37の絶縁被覆を除去する
長さ(導体を露出させる長さ)は接続状態に影響するか
ら、結線作業時には絶縁被覆を除去する長さを確認する
必要がある。絶縁被覆を除去する長さ寸法は、負荷端子
台4から遠いほうの電源端子台2については、図1のよ
うに電線挿入口24の内周面で電線37の絶縁被覆37
aが係止される位置から、電線37の先端が押さえ片2
0aに当接する位置までの長さ寸法L1になる。本実施
形態では、負荷端子台4から遠いほうの電線端子台2の
傾斜面23aにおける傾斜方向に沿った長さ寸法L2
を、電線37の絶縁被覆37aを除去する長さ寸法L1
に設定してある。このことによって、電線37の先端部
を傾斜面23aに合わせると、絶縁被覆37aを除去す
る長さ寸法を容易に確認することができる。また、電源
端子台2と電源端子台3とでは絶縁被覆37aを除去す
る長さ寸法を等しく設定してあり、電源端子台2の傾斜
面23aをストリップゲージとして用いるだけで絶縁被
覆37aの除去量を確認することができるようになって
いる。しかも、傾斜面23aは比較的広いとともに電線
挿入口24の近傍に位置しているから、絶縁被覆37a
を除去する寸法を確認する作業が容易であり、確認後に
は電線37の位置をずらすだけで電線挿入口24に挿入
することができ、結線作業の作業性が大幅に向上する。
【0024】さらに、電線挿入口24の中心軸Cに沿っ
た長さ寸法は、電源端子台2と電源端子台3とで略等し
く設定してあり、かつ両電源端子台2,3に対する電線
37の挿入方向は略平行に設定してある。電線37の挿
入方向は、本実施形態においてはボディ10の底面つま
りハウジング1の取付面に対する角度が30度になるよ
うに設定している。角度をこのように設定することで、
電線挿入口24を設ける導入面23bを確保しながら
も、取付面からのハウジング1の高さ寸法を小さくする
ことができる。また、電線37を同じ向きから略平行に
導入するから、照明器具のような電気器具に端子装置を
組み込んだときに、電源線と送り配線とを同じ方向から
端子装置に接続することができ、電気機器の内部で電線
を引き回す必要がないものである。
【0025】しかも、電源端子台2の電線挿入口24の
長さ寸法L3と電線37の絶縁被覆37aを除去する寸
法L1との合計を、電源端子台3の電線挿入口24の長
さ寸法L4と電源端子台2における傾斜面23aの長さ
寸法L2との合計に略等しく設定してある。したがっ
て、図7に示すように、同じ組の電線37を同極の電線
挿入口24に挿入しようとしても、電源端子台3の電線
挿入口24に挿入される電線37は鎖錠片35dに到達
しないから、短絡事故が生じにくくなる。
【0026】負荷端子台4では電線挿入口15に負荷電
線38(図3(b)参照)を挿入すると、端子片33b
と鎖錠片33dとの間に電線が導入され、電線が鎖錠片
33dにより鎖錠されるのである。この鎖錠状態を解除
するには解除孔29に適宜の治具を挿入すればよい。
【0027】ところで、上述のように、端子台部23の
傾斜面23aには解除釦25が設けられている。この解
除釦25は電線挿入口24に挿入された電線37の鎖錠
状態を解除するために設けられたものであり、図2、図
3に示すように、導入面23b側に一端が一体に連続し
た可撓片25aを有し、可撓片25aの先端部に釦状の
解除操作部25bが設けられている。傾斜面23aには
解除釦25の周囲を囲む囲み壁41が形成されている。
可撓片25aは一端部が傾斜面23aに対して段差の生
じないように連続し、さらに可撓片25aの両側方では
囲み壁41の先端面と可撓片25aとの間に段差が生じ
ないように囲み壁41が形成されている。また、囲み壁
41において解除操作部25bを囲む部位の先端面に対
して、解除操作部25bは若干突出している。つまり、
解除操作部25bは傾斜面23aに対して比較的大きく
突出していることになる。囲み壁41において解除操作
部25bを囲む部位には、可撓片25aの延長方向に直
交する形で凹所42が形成されている。凹所42の底面
は傾斜面23aよりも凹没しており、解除操作部25b
を跨ぐ凹所42の幅はマイナスドライバのような解除具
の幅寸法に略一致するように設定されている。また、解
除操作部25bにも凹所42に対応する部位に凹所25
cが形成されている。
【0028】解除釦25における解除操作部25bは、
接地用導体31と電圧用導体32とにそれぞれ設けられ
ている鎖錠片35dの先端部において鎖錠縁35eの形
成されていない部位に当接可能であって、解除操作部2
5bをハウジング1に押し込むと、鎖錠片35dを案内
片35fから離れる向きに撓ませることができる。つま
り、鎖錠片35dと案内片35fとの間に挟持された電
線37の鎖錠状態を解除して電線37を引き抜くことが
できるようになる。各端子台部23において解除釦25
は2個ずつ設けられており、一方の解除釦25は接地用
導体31に対応するように形成され、他方の解除釦25
は2つの電圧用導体32に跨るように形成されている。
【0029】
【発明の効果】本発明は、電線が挿入される電線挿入口
をそれぞれ備えた複数個の端子台部を備えるハウジング
と、電線挿入口を通してハウジングに導入された電線に
それぞれ弾接して鎖錠する複数組の鎖錠片とを備え、前
記各端子台部は、ハウジングの一面に対して傾斜すると
ともに電線挿入口が開口する導入面と、電線挿入口への
電線の挿入方向に沿って傾斜する傾斜面とを備え、隣接
する端子台部の導入面間が一方の端子台部の傾斜面を介
して連続し、かつ電線挿入口への電線の挿入方向におけ
る傾斜面の長さ寸法が、電線挿入口を通して挿入される
電線において絶縁被覆を除去すべき寸法とされているも
のであり、隣接する端子台部に設けた導入面が一方の端
子台部の傾斜面を介して連続するから、導入面の向きが
略同じ向きになり、送り配線の際に電気的に接続される
2組の電線を同方向から電線挿入口に導入することにな
る。しかも、導入面はハウジングの一面に対して傾斜し
傾斜面は電線の挿入方向に沿って形成されているから、
異なる端子台部の電線挿入口をハウジングの一面に沿っ
てずれた位置に設けることになり、ハウジングの一面に
直交する方向に端子台部が積み重なることがなく、ハウ
ジングが嵩高になるのを防止することができるという利
点がある。また、電線挿入口への電線の挿入方向におけ
る傾斜面の長さ寸法が、電線挿入口を通して挿入される
電線において絶縁被覆を除去すべき寸法とされているか
ら、端子台部に形成されている段差を利用して電線の絶
縁被覆を除去する長さ寸法を確認することになり、視認
性が高くなって作業性が向上するという利点があり、そ
の上、電線挿入口が形成されている導入面に隣接して形
成されている傾斜面をストリップゲージとして用いるか
ら、電線の導体の露出する長さ寸法を確認した後には、
電線の位置をずらすだけで結線作業を行うことができ、
結線作業が容易である。さらには、隣接する端子台部に
設けた電線挿入口は電線の挿入方向において傾斜面の長
さ分だけ離れており、傾斜面は電線の導体の露出部分の
長さ寸法を有しているから、一つの端子台部に電線を接
続するとその電線と組になる電線は他の端子台部には接
続されにくく、異なる組の電線を誤結線する可能性が低
減されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上を示し、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は下面図、(d)は左側面図、(e)は右側
面図である。
【図4】同上の要部斜視図である。
【図5】同上の要部斜視図である。
【図6】同上に用いる電圧用導体を示す側面図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 電源端子台 3 電源端子台 4 負荷端子台 23 端子台部 23a 傾斜面 23b 導入面 24 電線挿入口 35d 鎖錠片 35f 案内片 37 電線 37a 絶縁被覆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線が挿入される電線挿入口をそれぞれ
    備えた複数個の端子台部を備えるハウジングと、電線挿
    入口を通してハウジングに導入された電線にそれぞれ弾
    接して鎖錠する複数組の鎖錠片とを備え、前記各端子台
    部は、ハウジングの一面に対して傾斜するとともに電線
    挿入口が開口する導入面と、電線挿入口への電線の挿入
    方向に沿って傾斜する傾斜面とを備え、隣接する端子台
    部の導入面間が一方の端子台部の傾斜面を介して連続
    し、かつ電線挿入口への電線の挿入方向における傾斜面
    の長さ寸法が、電線挿入口を通して挿入される電線にお
    いて絶縁被覆を除去すべき寸法とされていることを特徴
    とする端子装置。
  2. 【請求項2】 各電線挿入口はそれぞれ筒状であって、
    各端子台部における電線挿入口の中心軸方向の長さ寸法
    が略等しいことを特徴とする請求項1記載の端子装置。
  3. 【請求項3】 前記電線挿入口への電線の挿入角度がハ
    ウジングの前記一面に対して略30度であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の端子装置。
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