JP7248453B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description
(1) 相手側端子を備えた複数のコネクタが接続され、前記コネクタの前記相手側端子を、回路導体を介して導通させるジョイントコネクタであって、
前記コネクタが嵌合可能な複数の嵌合部を有するアウタハウジングと、
前記相手側端子に接続可能な端子を備え、前記アウタハウジングに設けられたインナ収容部に収容されるインナブロックと、
前記回路導体を有し、前記インナブロックに装着される回路基板と、
を具備し、
前記インナブロックは、外面に前記端子が配列されて組付けられる端子保持部を有するとともに、前記回路基板が装着される基板装着空間を有するインナハウジングを備え、
前記インナハウジングは、前記端子保持部に保持された前記端子の接触子が挿通されて前記基板装着空間へ突出される端子挿通穴を有し、前記端子挿通穴に挿通された前記端子の前記接触子が、前記基板装着空間に装着された前記回路基板の前記回路導体と接触して電気的に接続され、
前記端子は、前記接触子から前記インナハウジングの前記外面に沿うように延びる棒状部分を有し、前記棒状部分の先端部に位置する電気接続部が前記嵌合部内に配置され、
複数の前記嵌合部内に前記電気接続部が配置される複数の前記端子の前記接触子が前記単一の回路基板の前記回路導体と接触している
ことを特徴とするジョイントコネクタ。
前記係止ピンは、前記端子の配列方向に沿って千鳥状に配置されている
ことを特徴とする(1)に記載のジョイントコネクタ。
前記インナハウジングの前記端子保持部に装着されて隣接する前記端子は、互いに長手方向逆向きに配置されて前記電気接続部が揃えられる
ことを特徴とする(2)に記載のジョイントコネクタ。
前記インナブロックは、前記第一ハウジングまたは前記第二ハウジングにおける互いの連結部分に設けられた前記インナ収容部に収容され、
前記第一ハウジングまたは前記第二ハウジングには、前記インナ収容部に収容された前記インナブロックの前記インナハウジングに形成された前記基板装着空間と連通する基板挿入スリットを有する
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれか一つに記載のジョイントコネクタ。
図1は、本実施形態に係るジョイントコネクタ及びジョイントコネクタに接続されるコネクタの概略斜視図である。図2は、本実施形態に係るジョイントコネクタの分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るジョイントコネクタの正面図である。図4は、図3におけるA-A断面図である。
図7に示すように、インナハウジング70は、その表裏に複数の端子保持部75A,75Bを有しており、これらの端子保持部75A,75Bに端子90がそれぞれ保持される。端子保持部75A及び端子保持部75Bは、インナハウジング70の長手方向に沿って交互に設けられている。端子保持部75A,75Bは、端子挿通穴76と、一対の係止ピン77とを有しており、端子挿通穴76は、基板装着空間71と連通されている。本実施形態では、端子保持部75A及び端子保持部75Bは、インナハウジング70の表裏にそれぞれ12個ずつ設けられ、端子挿通穴76がインナハウジング70の長手方向に沿って間隔をあけて一列に配置されている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、端子90は、棒状に形成されている。端子90は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムあるいはアルミニウム合金等の導電性を有する金属材料から形成されている。端子90の両端は、電気接続部91を構成している。また、端子90は、その中央部を屈曲させることで、接触子92が突設されている。また、端子90は、一対の係止孔部93を有しており、これらの係止孔部93は、接触子92を挟んだ両側に形成されている。それぞれの係止孔部93は、接触子92から異なる位置に形成されている。つまり、一方の係止孔部93の中心と接触子92の中心との間隔B1が、他方の係止孔部93の中心と接触子92の中心との間隔B2より大きくされている。この係止孔部93の中心と接触子92の中心との間隔B1,B2は、端子保持部75A,75Bの係止ピン77の中心と端子挿通穴76の中心との間隔A1,A2とそれぞれ同一寸法になっている。
図9(a)~図9(c)に示すように、インナハウジング70の基板装着空間71に嵌め込まれる回路基板80は、硬質樹脂等から形成されたプリント配線板であり、その表裏面には、複数の接触パッド81が形成されている。回路基板80は、平面視長方形状に形成されており、接触パッド81は、表裏面において、長手方向に間隔をあけて一列に配列されている。接触パッド81は、インナハウジング70の端子挿通穴76と同一間隔をあけて形成されている。本実施形態では、表裏面それぞれに12個の接触パッド81が配列されており、3極、4極及び5極に分割されている。回路基板80には、その表裏面及び内部に、回路導体83が設けられており、接触パッド81が回路導体83によって導通されて回路が構成されている。なお、回路基板80は、表裏面だけに回路導体83が形成されていてもよい。
まず、インナハウジング70の表裏のそれぞれの端子保持部75A,75Bに端子90を組付ける。具体的には、インナハウジング70の端子保持部75A,75Bに対して端子90を近づけ、端子90の接触子92を端子挿通穴76に挿し込み、さらに、端子90の係止孔部93に係止ピン77を嵌合させる。このとき、端子90の長手方向の向きを互い違いにし、係止ピン77に対して各端子90の係止孔部93の位置を一致させる。インナハウジング70の端子保持部75A,75Bに端子90を組付けると、端子挿通穴76に挿し込まれた端子90の接触子92が基板装着空間71内に突出される。
[1] 相手側端子を備えた複数のコネクタ(1)が接続され、前記コネクタ(1)の前記相手側端子を、回路導体(83)を介して導通させるジョイントコネクタ(10)であって、
前記コネクタ(1)が嵌合可能な複数の嵌合部(34,54)を有するアウタハウジング(24)と、
前記相手側端子に接続可能な端子(90)を備え、前記アウタハウジング(24)に設けられたインナ収容部(31)に収容されるインナブロック(23)と、
前記回路導体(83)を有し、前記インナブロック(23)に装着される回路基板(80)と、
を具備し、
前記インナブロック(23)は、外面に前記端子(90)が配列されて組付けられる端子保持部(75A,75B)を有するとともに、前記回路基板(80)が装着される基板装着空間(71)を有するインナハウジング(70)を備え、
前記インナハウジング(70)は、前記端子保持部(75A,75B)に保持された前記端子(90)の接触子(92)が挿通されて前記基板装着空間(71)へ突出される端子挿通穴(76)を有し、前記端子挿通穴(76)に挿通された前記端子(90)の前記接触子(92)が、前記基板装着空間(71)に装着された前記回路基板(80)の前記回路導体(83)と接触して電気的に接続される
ことを特徴とするジョイントコネクタ。
前記係止ピン(77)は、前記端子(90)の配列方向に沿って千鳥状に配置されている
ことを特徴とする[1]に記載のジョイントコネクタ。
前記インナハウジング(70)の前記端子保持部(75A,75B)に装着されて隣接する前記端子(90)は、互いに長手方向逆向きに配置されて前記電気接続部(91)が揃えられる
ことを特徴とする[2]に記載のジョイントコネクタ。
前記インナブロック(23)は、前記第一ハウジング(21)または前記第二ハウジング(22)における互いの連結部分に設けられた前記インナ収容部(31)に収容され、
前記第一ハウジング(21)または前記第二ハウジング(22)には、前記インナ収容部(31)に収容された前記インナブロック(23)の前記インナハウジング(70)に形成された前記基板装着空間(71)と連通する基板挿入スリット(42)を有する
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれか一つに記載のジョイントコネクタ。
10 ジョイントコネクタ
21 第一ハウジング
22 第二ハウジング
23 インナブロック
24 アウタハウジング
31 インナ収容部
34,54 嵌合部
42 基板挿入スリット
70 インナハウジング
71 基板装着空間
75A,75B 端子保持部
76 端子挿通穴
77 係止ピン
80 回路基板
83 回路導体
90 端子
91 電気接続部
92 接触子
93 係止孔部
Claims (4)
- 相手側端子を備えた複数のコネクタが接続され、前記コネクタの前記相手側端子を、回路導体を介して導通させるジョイントコネクタであって、
前記コネクタが嵌合可能な複数の嵌合部を有するアウタハウジングと、
前記相手側端子に接続可能な端子を備え、前記アウタハウジングに設けられたインナ収容部に収容されるインナブロックと、
前記回路導体を有し、前記インナブロックに装着される単一の回路基板と、
を具備し、
前記インナブロックは、外面に前記端子が配列されて組付けられる端子保持部を有するとともに、前記回路基板が装着される基板装着空間を有するインナハウジングを備え、
前記インナハウジングは、前記端子保持部に保持された前記端子の接触子が挿通されて前記基板装着空間へ突出される端子挿通穴を有し、前記端子挿通穴に挿通された前記端子の前記接触子が、前記基板装着空間に装着された前記回路基板の前記回路導体と接触して電気的に接続され、
前記端子は、前記接触子から前記インナハウジングの前記外面に沿うように延びる棒状部分を有し、前記棒状部分の先端部に位置する電気接続部が前記嵌合部内に配置され、
複数の前記嵌合部内に前記電気接続部が配置される複数の前記端子の前記接触子が前記単一の回路基板の前記回路導体と接触している
ことを特徴とするジョイントコネクタ。 - 前記インナハウジングの前記端子保持部は、前記端子に形成された係止孔部を係止する係止ピンを有し、
前記係止ピンは、前記端子の配列方向に沿って千鳥状に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。 - 前記インナハウジングに装着される複数の前記端子は、前記相手側端子に接続される前記電気接続部を両端に有し、それぞれ長手方向の同一位置に前記接触子及び前記係止孔部が形成された同一形状とされ、
前記インナハウジングの前記端子保持部に装着されて隣接する前記端子は、互いに長手方向逆向きに配置されて前記電気接続部が揃えられる
ことを特徴とする請求項2に記載のジョイントコネクタ。 - 前記アウタハウジングは、それぞれ前記嵌合部を有して互いに連結される第一ハウジング及び第二ハウジングを備え、
前記インナブロックは、前記第一ハウジングまたは前記第二ハウジングにおける互いの連結部分に設けられた前記インナ収容部に収容され、
前記第一ハウジングまたは前記第二ハウジングには、前記インナ収容部に収容された前記インナブロックの前記インナハウジングに形成された前記基板装着空間と連通する基板挿入スリットを有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のジョイントコネクタ。
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