JP2606012Y2 - スイッチ極盤の構造 - Google Patents

スイッチ極盤の構造

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JP2606012Y2
JP2606012Y2 JP1993073097U JP7309793U JP2606012Y2 JP 2606012 Y2 JP2606012 Y2 JP 2606012Y2 JP 1993073097 U JP1993073097 U JP 1993073097U JP 7309793 U JP7309793 U JP 7309793U JP 2606012 Y2 JP2606012 Y2 JP 2606012Y2
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英之 三田
英次 梨森
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、リレーなどの
電気部品を備えた自動車用パワーウインドスイッチ等の
スイッチ極盤の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば特開平5−166435号公報に開示された技術があ
る。該技術は、極盤に載置した基板上にリレー、スイッ
チユニット、及び電子素子を配設し、かつケースで覆っ
た構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術は、1枚の基板上にリレー、及びスイッチユ
ニット等を設置しているので多数の電子素子を設けるこ
とができない。該基板に更に多数の電子素子を設置する
場合は、基板を増設し、2重構造にしているので、構造
が複雑で、部品点数及び組付け工数が多いという問題点
がある。該基板は、銅薄が35ミクロン程度で薄く、大
きい電流を流すことができないという問題点がある。ま
た、リレーは、ケースの直ぐ下に設置しているので、リ
レーの作動音がケース外に漏れ、操作者等に不快感を与
えるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係るスイッチ極
盤の構造は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく
考案したものであり、導体をインサート成形したスイッ
チ極盤において、前記極盤は、電気部品を収納する収納
部と、コネクタ部とを有し、前記導体は、前記コネクタ
部内に突出した端子と、前記収納部の内底面に設置した
電気接続部と、前記極盤の上面から突出したリード部と
を形成したことで成る。
【0005】
【実施例】以下、図1、及び図2に基づき本考案に係る
スイッチ極盤の構造の一実施例を詳述する。
【0006】1は、例えば、自動車用パワーウインドス
イッチ等のケース2に揺動自在に軸支したノブであり、
照明表示部1aを有する。該照明表示部1aは、基板5
に設けた発光体5cにより照明される。ケース2は、上
面にプッシュロッド3を挿入する貫通孔2a、及び発光
体5cを挿入する孔2cを穿設し、側面に極盤7の第1
爪7eに係合する孔2cを穿設している。3は、ケース
2に上下動自在に設けたプッシュロッドである。該プッ
シュロッド3は、ラバーコンタクト4に載置すると共
に、先端をケース2の下方から貫通孔2aに挿通し、か
つ前記ノブ1の左右下端部に当接している。
【0007】ラバーコンタクト4は、袴状の2つの屈曲
部4aを有し、該屈曲部4a内に基板5の固定接点5b
に接触する可動接点4cをそれぞれ固着している。該ラ
バーコンタクト4は、ケース2の下面に形成した保持部
2bと、基板5とで挟持されている。該ラバーコンタク
ト4は、中央に発光体5cを挿通する穴4bを穿設して
いる。
【0008】基板5は、上面に前記固定接点5b、及び
発光体5cを設け、下面に多数の電子素子9を設けてい
る。該基板5は、スルーホール5aに、極盤7の上面7
aから突出した導体8のリード部8aに半田付けするこ
とで固定する。固定接点5bは、基板5に印刷した銅薄
等から成る。発光体5cは、例えば、夜間照明用、又は
作動照明用の発光素子等から成る。
【0009】6は、ボックス6bに収納した電気部品と
してのツインリレーであり、下面にリード端子6aを有
する。該ツインリレー6は、極盤7の第1収納部7bの
底面に露出した導体8の電気接続部8bに半田付けす
る。該ツインリレー6は、例えば、各ボックス6b内に
それぞれ2つ備えたリレーで、更に図1に示すように2
個のリレーから成り、合計4個のリレーから構成する。
4個のリレーのうち、例えば、各リレーは、窓ガラス上
昇用、窓ガラス下降用、ドアロック用、ドアアンロック
用のそれぞれである。尚、極盤7に収納するツインリレ
ー6等の電気部品は、半導体などの電子素子やモータ類
等であっても良く、特に限定しない。
【0010】極盤7は、導体8を樹脂でインサート成形
したものであり、上面7aに、第1収納部7b、及び第
2収納部7cを形成し、側面にコネクタ部7d、下方に
カバー10を有する。上面7aは、極盤7に基板5を設
置する面であり、多数のリード部8aを突出している。
基板5の取付面は、極盤7の上面7aに限定するのでは
なく、例えば極盤7の下面やコネクタ部7d以外の側面
でも良い。第1収納部7b、及び第2収納部7cは、基
板5で閉塞した電気部品収納用の箱型の空間である。第
1収納部7bは、内底面に、電気接続部8bを露出する
ための穴7gを形成している。該第1収納部7bは、内
底面が電気回路基板状になっており、電気接続部8bに
半田付けしたツインリレー6を収納すると共に、基板5
に半田付けした電子素子9を収納している。第2収納部
7cには、基板5に半田付けした電子素子9を収納して
いる。尚、極盤7の第1収納部7bの底面下側は、カバ
ー10との空間を広げることにより、ツインリレー6又
は電子素子9等の電気部品を設置することが可能とな
る。
【0011】導体8は、例えば、約0.64[mm]の
銅板等をプレス加工して成形したものである。該導体8
は、上面7aから突出したリード部8aと、コネクタ部
7d内に突出した端子8cと、第1収納部7bの内底面
の穴7g内に露出した電気接続部8bとを形成してい
る。電気接続部8bは、例えば、導体8に穿設した貫通
孔にリード端子6aを貫通し、半田付けして成る。尚、
電気接続部8bには、極盤7の下面側からも電気部品を
取付けることができる。また、リード部8a及び電気接
続部8bの形状は、電気部品を接続できるものであれば
良く、特に限定しない。
【0012】カバー10は、極盤7の底面から突出した
ツインリレー6のリード端子6aを保護するためのもの
であり、例えば、透明、又は半透明の樹脂から成る。該
カバー10は略箱型をし、極盤7の第2爪7fに係合す
る係止溝10aを内壁に形成している。尚、極盤7の下
面と、カバー10との間の空間には、電気部品を設置す
ることができる。
【0013】本考案に係るスイッチ極盤の構造は、以上
のような構成であり、次にその作用を詳述する。
【0014】ノブ1を操作すると、該ノブ1がブッシュ
ロッド3を下降させ、ラバーコンタクト4を屈曲し、可
動接点4cと固定接点5bが接触してONする。そし
て、ツインリレー6がONする。
【0015】このとき、ツインリレー6は、該ツインリ
レー6をボックス6bに収納し、かつ基板5で閉塞した
極盤7の第1収納部7bに収納し、更に該極盤7をカバ
ー10とケース2との中に収納したので、作動音がケー
ス2の外部に伝達することがなく、消音することができ
る。これにより、ツインリレー6は、音圧、及び音質を
向上し、該ツインリレー6を内設した自動車用パワーウ
インドスイッチ等の品位を向上することができる。ま
た、ツインリレー6は、極盤7にインサート成形した導
体8に半田付けしたので、大きい電流を流すことがで
き、理想的な磁力を得ることができる。そして、カバー
10は、透明体、又は半透明体から成るので、極盤7の
下面を視認することができ、例えばツインリレー6等に
異常が発生したときに、異常箇所等を発見し易い。
【0016】極盤7は、ツインリレー6、及び電子素子
9等の電気部品を設置することができる基板5と、ツイ
ンリレー6、及び電子素子9等の電気部品を保護し、収
納する箱体の役目を兼ねている。これにより、部品点数
及び組付け工数を削減し、コストを低減すると共に、ス
イッチ全体を小型化することができる。また、基板5
は、導体8の一部でなるリレー部8aに、溶着したので
電気接続箇所の信頼性を向上することができる。尚、上
記ツインリレー6は、これに限らず単一リレーで構成し
てもよい。
【0017】
【考案の効果】本考案に係るスイッチ極盤の構造は、次
のような効果がある。 (1)リレー等の電気部品は、極盤の収納部に内設し、
かつ基板で閉塞したので、該リレー等の電気部品の作動
音がケースの外に響くことがなく、作動音を消音すると
共に音圧、及び音質を向上することができる。 (2)極盤は、収納部と電気接続部を有するので、電気
部品を設置することができる基板と、電気部品を保護
し、収納する箱体の役目を兼ねているので、部品点数及
び組付け工数を削減し、コストを低減すると共に、スイ
ッチ全体を小型化することができる。 (3)リレー等の電気部品は、極盤にインサート成形し
た導体に半田付けしたので、大きい電流を流すことがで
き、理想的な磁力を得ることができる。 (4)基板は、導体の一部でなるリード部に、溶着した
ので電気接続箇所の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本考案の好適な実施例を示す拡大中央縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ノブ 2 ケース 5 基板 5a スルーホール 6 ツインリレー(電気部品) 7 極盤 7a 極盤の上面 7b 第1収納部 7c 第2収納部 7d コネクタ部 8 導体 8a リード部 8b 電気接続部 8c 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−126320(JP,A) 特開 平3−77221(JP,A) 特開 平5−166435(JP,A) 実公 平5−21219(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 21/04 H01H 9/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体をインサート成形したスイッチ極盤
    において、 前記極盤は、電気部品を収納する収納部と、コネクタ部
    とを有し、 前記導体は、前記コネクタ部内に突出した端子と、前記
    収納部の内底面に設置した電気接続部と、前記極盤の上
    面から突出したリード部とを形成したことを特徴とする
    スイッチ極盤の構造。
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