JP2001210433A - コネクタ付電子機器 - Google Patents
コネクタ付電子機器Info
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- Japan
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- connector
- wiring board
- plug body
- electronic device
- connector plug
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/0026—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units
- H05K5/0069—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units having connector relating features for connecting the connector pins with the PCB or for mounting the connector body with the housing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車等に用いられるコネクタ付電子機器に
関し、コネクタの面積が小さく機器全体の小型化が図
れ、配線基板へのストレスが加わり難いものを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 上面開口で箱型のコネクタハウジング１
０Ａを上面に一体に形成した蓋体１０と、中間部に一体
成形された樹脂ベース部１１Ａから上下方向に複数の端
子１２が突出し、上方向の端子１２がコネクタハウジン
グ１０Ａの内底面１０Ｂに挿入されたコネクタプラグ体
１１によってコネクタを形成すると共に、ケース１６の
内底面にコネクタハウジング１０Ａ下面または近傍の位
置で突出し、上面が配線基板３下面に当接してコネクタ
プラグ体１１を保持するコネクタ固定部１６Ａを設けて
コネクタ付電子機器を構成する。
関し、コネクタの面積が小さく機器全体の小型化が図
れ、配線基板へのストレスが加わり難いものを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 上面開口で箱型のコネクタハウジング１
０Ａを上面に一体に形成した蓋体１０と、中間部に一体
成形された樹脂ベース部１１Ａから上下方向に複数の端
子１２が突出し、上方向の端子１２がコネクタハウジン
グ１０Ａの内底面１０Ｂに挿入されたコネクタプラグ体
１１によってコネクタを形成すると共に、ケース１６の
内底面にコネクタハウジング１０Ａ下面または近傍の位
置で突出し、上面が配線基板３下面に当接してコネクタ
プラグ体１１を保持するコネクタ固定部１６Ａを設けて
コネクタ付電子機器を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車等
に用いられるコネクタ付電子機器に関するものである。
に用いられるコネクタ付電子機器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コネクタを介して車体側と電気的に接続
され、様々な検出や制御を行うコネクタ付電子機器の一
例としては、自動車のハンドルの回転量を検出する回転
角センサ等がある。
され、様々な検出や制御を行うコネクタ付電子機器の一
例としては、自動車のハンドルの回転量を検出する回転
角センサ等がある。
【０００３】このような従来のコネクタ付電子機器につ
いて、図６及び図７を用いて説明する。
いて、図６及び図７を用いて説明する。
【０００４】図６は従来のコネクタ付電子機器の側面断
面図、図７は同分解斜視図であり、同図において、１は
上面開口で箱型のハウジング１Ａが形成された絶縁樹脂
製のコネクタで、内底部１Ｂには上下方向に突出した複
数の端子２が挿入され、左側面にはこの端子２の突出方
向と直交する方向に突出し締付用孔１Ｃを設けた取付部
１Ｄが形成されている。
面図、図７は同分解斜視図であり、同図において、１は
上面開口で箱型のハウジング１Ａが形成された絶縁樹脂
製のコネクタで、内底部１Ｂには上下方向に突出した複
数の端子２が挿入され、左側面にはこの端子２の突出方
向と直交する方向に突出し締付用孔１Ｃを設けた取付部
１Ｄが形成されている。
【０００５】そして、３は複数の電子部品４が実装され
た配線基板で、コネクタ１の下方向の端子２が半田付け
されて接続されると共に、取付部１Ｄの締付用孔１Ｃに
下方からネジ５が締め付けられて、コネクタ１が固定さ
れている。
た配線基板で、コネクタ１の下方向の端子２が半田付け
されて接続されると共に、取付部１Ｄの締付用孔１Ｃに
下方からネジ５が締め付けられて、コネクタ１が固定さ
れている。
【０００６】また、６は配線基板３を収納した箱型のケ
ースで、配線基板３がネジ７によってケース６に固定さ
れると共に、上面開口部は蓋体８に覆われ、この蓋体８
からコネクタ１のハウジング１Ａが上方に突出してコネ
クタ付電子機器が構成されている。
ースで、配線基板３がネジ７によってケース６に固定さ
れると共に、上面開口部は蓋体８に覆われ、この蓋体８
からコネクタ１のハウジング１Ａが上方に突出してコネ
クタ付電子機器が構成されている。
【０００７】以上のような構成のコネクタ付電子機器の
製作方法について説明すると、先ず、複数の端子２を導
電性金属板から一本ずつ所定の形状に打ち抜き、これを
コネクタ１の内底部１Ｂの端子孔に一本ずつ圧入した
後、下方向の端子２を複数の電子部品４が実装された配
線基板３に半田付けする。
製作方法について説明すると、先ず、複数の端子２を導
電性金属板から一本ずつ所定の形状に打ち抜き、これを
コネクタ１の内底部１Ｂの端子孔に一本ずつ圧入した
後、下方向の端子２を複数の電子部品４が実装された配
線基板３に半田付けする。
【０００８】そして、取付部１Ｄの締付用孔１Ｃに下方
からネジ５を締め付けて、コネクタ１を配線基板３に固
定し、この配線基板３をネジ７によってケース６に固定
した後、ケース６の上面開口部を蓋体８で覆い、この蓋
体８をネジ等によってケース６に固定して、コネクタ付
電子機器が完成するものであった。
からネジ５を締め付けて、コネクタ１を配線基板３に固
定し、この配線基板３をネジ７によってケース６に固定
した後、ケース６の上面開口部を蓋体８で覆い、この蓋
体８をネジ等によってケース６に固定して、コネクタ付
電子機器が完成するものであった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のコネクタ付電子機器においては、ハウジング１Ａの側
面に突出した取付部１Ｄの締付用孔１Ｃによって、コネ
クタ１が配線基板３に固定されているため、配線基板３
上にコネクタ１の占める面積が大きくなり、機器全体の
小型化を図ることが困難であると共に、コネクタ１に車
体側のコネクタを着脱した際等に、その力が配線基板３
に加わるため、配線基板３の配線パターンや実装した電
子部品４にストレスが加わり易いという課題があった。
のコネクタ付電子機器においては、ハウジング１Ａの側
面に突出した取付部１Ｄの締付用孔１Ｃによって、コネ
クタ１が配線基板３に固定されているため、配線基板３
上にコネクタ１の占める面積が大きくなり、機器全体の
小型化を図ることが困難であると共に、コネクタ１に車
体側のコネクタを着脱した際等に、その力が配線基板３
に加わるため、配線基板３の配線パターンや実装した電
子部品４にストレスが加わり易いという課題があった。
【００１０】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、コネクタが配線基板上に占める面積を小
さくして機器全体の小型化が可能になると共に、配線基
板へのストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を提供
することを目的とする。
るものであり、コネクタが配線基板上に占める面積を小
さくして機器全体の小型化が可能になると共に、配線基
板へのストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を提供
することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上面開口で箱型のコネクタハウジングを上
面に一体に形成した蓋体と、中間部に一体成形された樹
脂ベース部から上下方向に複数の端子が突出し、上方向
の端子がコネクタハウジングの内底面に挿入されたコネ
クタプラグ体によってコネクタを形成すると共に、ケー
スの内底面にコネクタハウジング下面または近傍の位置
で突出し、上面が配線基板下面に当接してコネクタプラ
グ体を保持するコネクタ固定部を設けてコネクタ付電子
機器を構成するものである。
に本発明は、上面開口で箱型のコネクタハウジングを上
面に一体に形成した蓋体と、中間部に一体成形された樹
脂ベース部から上下方向に複数の端子が突出し、上方向
の端子がコネクタハウジングの内底面に挿入されたコネ
クタプラグ体によってコネクタを形成すると共に、ケー
スの内底面にコネクタハウジング下面または近傍の位置
で突出し、上面が配線基板下面に当接してコネクタプラ
グ体を保持するコネクタ固定部を設けてコネクタ付電子
機器を構成するものである。
【００１２】これにより、コネクタの面積が小さく機器
全体の小型化が図れ、配線基板へのストレスが加わり難
いコネクタ付電子機器を得ることができる。
全体の小型化が図れ、配線基板へのストレスが加わり難
いコネクタ付電子機器を得ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、上面開口で箱型のコネクタハウジングを上面に一体
に形成した蓋体と、中間部に一体成形された樹脂ベース
部から上下方向に複数の端子が突出し、上方向の端子が
上記コネクタハウジングの内底面に挿入されたコネクタ
プラグ体と、このコネクタプラグ体の下方向の端子に接
続され、電子部品が実装された配線基板と、この配線基
板を収納し上面開口部が上記蓋体に覆われると共に、上
記コネクタハウジング下面または近傍の位置で内底面か
ら突出し、上面が上記配線基板下面に当接してコネクタ
プラグ体を保持するコネクタ固定部が設けられた箱型の
ケースからなるコネクタ付電子機器としたものであり、
コネクタハウジングを一体に形成した蓋体と、樹脂ベー
ス部から上下方向に複数の端子が突出したコネクタプラ
グ体によってコネクタを形成すると共に、ケースの内底
面から突出し、上面が配線基板下面に当接してコネクタ
プラグ体を保持するコネクタ固定部を、コネクタハウジ
ング下面または近傍の位置に設けることによって、コネ
クタの配線基板上に占める面積を小さくして機器全体の
小型化が図れると共に、コネクタに車体側のコネクタを
着脱した際等の力は全て蓋体やケースに加わるため、配
線基板へのストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を
得ることができるという作用を有する。
は、上面開口で箱型のコネクタハウジングを上面に一体
に形成した蓋体と、中間部に一体成形された樹脂ベース
部から上下方向に複数の端子が突出し、上方向の端子が
上記コネクタハウジングの内底面に挿入されたコネクタ
プラグ体と、このコネクタプラグ体の下方向の端子に接
続され、電子部品が実装された配線基板と、この配線基
板を収納し上面開口部が上記蓋体に覆われると共に、上
記コネクタハウジング下面または近傍の位置で内底面か
ら突出し、上面が上記配線基板下面に当接してコネクタ
プラグ体を保持するコネクタ固定部が設けられた箱型の
ケースからなるコネクタ付電子機器としたものであり、
コネクタハウジングを一体に形成した蓋体と、樹脂ベー
ス部から上下方向に複数の端子が突出したコネクタプラ
グ体によってコネクタを形成すると共に、ケースの内底
面から突出し、上面が配線基板下面に当接してコネクタ
プラグ体を保持するコネクタ固定部を、コネクタハウジ
ング下面または近傍の位置に設けることによって、コネ
クタの配線基板上に占める面積を小さくして機器全体の
小型化が図れると共に、コネクタに車体側のコネクタを
着脱した際等の力は全て蓋体やケースに加わるため、配
線基板へのストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を
得ることができるという作用を有する。
【００１４】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、コネクタ固定部上面に締付用孔を形成
し、この締付用孔にネジを締め付けてコネクタプラグ体
と配線基板を挟み込んだものであり、ネジによってコネ
クタプラグ体と配線基板をケースに確実に保持すること
ができるという作用を有する。
発明において、コネクタ固定部上面に締付用孔を形成
し、この締付用孔にネジを締め付けてコネクタプラグ体
と配線基板を挟み込んだものであり、ネジによってコネ
クタプラグ体と配線基板をケースに確実に保持すること
ができるという作用を有する。
【００１５】請求項３に記載の発明は、請求項２記載の
発明において、樹脂ベース部と端子をインサート成形し
てコネクタプラグ体を形成すると共に、樹脂ベース部の
端子の突出方向と直交する方向に略半円形状のネジ締付
部を設けたものであり、コネクタプラグ体の金型を簡易
なものとし、容易に製作することができるという作用を
有する。
発明において、樹脂ベース部と端子をインサート成形し
てコネクタプラグ体を形成すると共に、樹脂ベース部の
端子の突出方向と直交する方向に略半円形状のネジ締付
部を設けたものであり、コネクタプラグ体の金型を簡易
なものとし、容易に製作することができるという作用を
有する。
【００１６】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図５を用いて説明する。
〜図５を用いて説明する。
【００１７】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【００１８】（実施の形態）図１は本発明の一実施の形
態によるコネクタ付電子機器の側面断面図、図２は同分
解斜視図であり、同図において、１０は上面開口で箱型
のコネクタハウジング１０Ａを上面に一体に形成した蓋
体、１１は中間部に一体にインサート成形された樹脂ベ
ース部１１Ａから上下方向に複数の端子１２が突出した
コネクタプラグ体で、上方向の端子１２がコネクタハウ
ジング１０Ａの内底面１０Ｂに挿入されてコネクタが形
成されると共に、樹脂ベース部１１Ａの端子１２の突出
方向と直交する方向には略半円形状のネジ締付部１１Ｂ
が設けられている。
態によるコネクタ付電子機器の側面断面図、図２は同分
解斜視図であり、同図において、１０は上面開口で箱型
のコネクタハウジング１０Ａを上面に一体に形成した蓋
体、１１は中間部に一体にインサート成形された樹脂ベ
ース部１１Ａから上下方向に複数の端子１２が突出した
コネクタプラグ体で、上方向の端子１２がコネクタハウ
ジング１０Ａの内底面１０Ｂに挿入されてコネクタが形
成されると共に、樹脂ベース部１１Ａの端子１２の突出
方向と直交する方向には略半円形状のネジ締付部１１Ｂ
が設けられている。
【００１９】そして、３は複数の電子部品４が実装され
た配線基板で、右端にコネクタプラグ体１１の下方向の
端子１２が半田付けされて接続されると共に、左端には
ＬＥＤ１３やフォトＩＣ１４が実装され、この間に外周
に複数の孔を設けた円盤状のディスク１５が配置されて
いる。
た配線基板で、右端にコネクタプラグ体１１の下方向の
端子１２が半田付けされて接続されると共に、左端には
ＬＥＤ１３やフォトＩＣ１４が実装され、この間に外周
に複数の孔を設けた円盤状のディスク１５が配置されて
いる。
【００２０】また、１６は配線基板３を収納した箱型の
ケースで、内底面にコネクタハウジング１０Ａ下面の位
置で突出し、上面が配線基板３下面に当接したコネクタ
固定部１６Ａが設けられ、このコネクタ固定部１６Ａ上
面に形成した締付用孔１６Ｂにネジ１７が上方から締め
付けられ、ネジ締付部１１Ｂを挿通したネジ１７によっ
て、コネクタプラグ体１１と配線基板３が挟み込まれて
ケース１６に保持固定されている。
ケースで、内底面にコネクタハウジング１０Ａ下面の位
置で突出し、上面が配線基板３下面に当接したコネクタ
固定部１６Ａが設けられ、このコネクタ固定部１６Ａ上
面に形成した締付用孔１６Ｂにネジ１７が上方から締め
付けられ、ネジ締付部１１Ｂを挿通したネジ１７によっ
て、コネクタプラグ体１１と配線基板３が挟み込まれて
ケース１６に保持固定されている。
【００２１】そして、配線基板３の左端がネジ７によっ
てケース１６に固定されると共に、ケース１６の上面開
口部を蓋体１０が覆い、この蓋体１０がネジ等によって
ケース１６に固定されて、コネクタ付電子機器が構成さ
れている。
てケース１６に固定されると共に、ケース１６の上面開
口部を蓋体１０が覆い、この蓋体１０がネジ等によって
ケース１６に固定されて、コネクタ付電子機器が構成さ
れている。
【００２２】以上の構成において、コネクタプラグ体１
１の端子１２がコネクタを介して車体側と電気的に接続
され、自動車のハンドル（図示せず）を回転すると、こ
れに連動してディスク１５が回転し、ディスク１５外周
の孔の数からＬＥＤ１３とフォトＩＣ１４が回転量を検
出するように、回転角センサとしてのコネクタ付電子機
器は構成されている。
１の端子１２がコネクタを介して車体側と電気的に接続
され、自動車のハンドル（図示せず）を回転すると、こ
れに連動してディスク１５が回転し、ディスク１５外周
の孔の数からＬＥＤ１３とフォトＩＣ１４が回転量を検
出するように、回転角センサとしてのコネクタ付電子機
器は構成されている。
【００２３】このように構成されたコネクタ付電子機器
の製作方法について説明すると、先ず、図３の外観斜視
図に示すように、帯状の導電性金属板を打ち抜き加工し
て、下端の連結桟１２Ａで連結された複数の端子１２を
形成した後、中間部に樹脂ベース部１１Ａを一体にイン
サート成形し、連結桟１２Ａを切断してコネクタプラグ
体１１を形成する。
の製作方法について説明すると、先ず、図３の外観斜視
図に示すように、帯状の導電性金属板を打ち抜き加工し
て、下端の連結桟１２Ａで連結された複数の端子１２を
形成した後、中間部に樹脂ベース部１１Ａを一体にイン
サート成形し、連結桟１２Ａを切断してコネクタプラグ
体１１を形成する。
【００２４】なお、樹脂ベース部１１Ａの側面には、端
子１２の突出方向と直交する方向にネジ締付部１１Ｂが
設けられているが、このネジ締付部１１Ｂは略半円形状
となっているため、インサート成形のための金型は、前
後の二方向に分割可能な簡易な構造のものとすることが
できる。
子１２の突出方向と直交する方向にネジ締付部１１Ｂが
設けられているが、このネジ締付部１１Ｂは略半円形状
となっているため、インサート成形のための金型は、前
後の二方向に分割可能な簡易な構造のものとすることが
できる。
【００２５】そして、ネジ等によってコネクタプラグ体
１１を配線基板３に仮止めした後、下方向の端子１２を
複数の電子部品４が実装された配線基板３に半田付け
し、ケース１６の内底面にコネクタハウジング１０Ａ下
面の位置で突出したコネクタ固定部１６Ａの締付用孔１
６Ｂに、ネジ１７を上方から締め付けコネクタプラグ体
１１と配線基板３をケース１６に保持固定する。
１１を配線基板３に仮止めした後、下方向の端子１２を
複数の電子部品４が実装された配線基板３に半田付け
し、ケース１６の内底面にコネクタハウジング１０Ａ下
面の位置で突出したコネクタ固定部１６Ａの締付用孔１
６Ｂに、ネジ１７を上方から締め付けコネクタプラグ体
１１と配線基板３をケース１６に保持固定する。
【００２６】最後に、配線基板３の左端をネジ７によっ
てケース１６に固定した後、ケース１６の上面開口部を
蓋体１０で覆い、この蓋体１０をネジ等によってケース
１６に固定して、コネクタ付電子機器が完成する。
てケース１６に固定した後、ケース１６の上面開口部を
蓋体１０で覆い、この蓋体１０をネジ等によってケース
１６に固定して、コネクタ付電子機器が完成する。
【００２７】このように本実施の形態によれば、コネク
タハウジング１０Ａを一体に形成した蓋体１０と、樹脂
ベース部１１Ａから上下方向に複数の端子１２が突出し
たコネクタプラグ体１１によってコネクタを形成すると
共に、ケース１６の内底面から突出し、上面が配線基板
３下面に当接してコネクタプラグ体１１を保持するコネ
クタ固定部１６Ａを、コネクタハウジング１０Ａ下面ま
たは近傍の位置に設けることによって、コネクタが配線
基板３上に占める面積を小さくして機器全体の小型化が
可能になると共に、コネクタに車体側のコネクタを着脱
した際等の力は全て蓋体１０やケース１６に加わるた
め、配線基板３へのストレスが加わり難いコネクタ付電
子機器を得ることができるものである。
タハウジング１０Ａを一体に形成した蓋体１０と、樹脂
ベース部１１Ａから上下方向に複数の端子１２が突出し
たコネクタプラグ体１１によってコネクタを形成すると
共に、ケース１６の内底面から突出し、上面が配線基板
３下面に当接してコネクタプラグ体１１を保持するコネ
クタ固定部１６Ａを、コネクタハウジング１０Ａ下面ま
たは近傍の位置に設けることによって、コネクタが配線
基板３上に占める面積を小さくして機器全体の小型化が
可能になると共に、コネクタに車体側のコネクタを着脱
した際等の力は全て蓋体１０やケース１６に加わるた
め、配線基板３へのストレスが加わり難いコネクタ付電
子機器を得ることができるものである。
【００２８】また、コネクタ固定部１６Ａ上面に締付用
孔１６Ｂを形成し、この締付用孔１６Ｂにネジ１７を締
め付けてコネクタプラグ体１１と配線基板３を挟み込む
ことによって、コネクタプラグ体１１と配線基板３をケ
ース１６に確実に保持することができる。
孔１６Ｂを形成し、この締付用孔１６Ｂにネジ１７を締
め付けてコネクタプラグ体１１と配線基板３を挟み込む
ことによって、コネクタプラグ体１１と配線基板３をケ
ース１６に確実に保持することができる。
【００２９】さらに、樹脂ベース部１１Ａと端子１２を
インサート成形してコネクタプラグ体１１を形成すると
共に、樹脂ベース部１１Ａの端子の突出方向と直交する
方向に略半円形状のネジ締付部１１Ｂを設けることによ
って、コネクタプラグ体１１の金型を簡易なものとし、
容易に製作することもできる。
インサート成形してコネクタプラグ体１１を形成すると
共に、樹脂ベース部１１Ａの端子の突出方向と直交する
方向に略半円形状のネジ締付部１１Ｂを設けることによ
って、コネクタプラグ体１１の金型を簡易なものとし、
容易に製作することもできる。
【００３０】なお、以上の説明では、ケース１６の内底
面にコネクタ固定部１６Ａを突出させ、この締付用孔１
６Ｂにネジ１７を締め付けてコネクタプラグ体１１と配
線基板３をケース１６に保持固定する構成について説明
したが、締付用孔１６Ｂやネジ１７に代えて、コネクタ
固定部１６Ａ上面に爪部等を設け、この爪部を配線基板
３に設けた孔や切欠きから挿通させ、爪部先端を樹脂ベ
ース部１１Ａに圧入係止してコネクタプラグ体１１と配
線基板３を保持固定する等、様々な形態での本発明の実
施が可能である。
面にコネクタ固定部１６Ａを突出させ、この締付用孔１
６Ｂにネジ１７を締め付けてコネクタプラグ体１１と配
線基板３をケース１６に保持固定する構成について説明
したが、締付用孔１６Ｂやネジ１７に代えて、コネクタ
固定部１６Ａ上面に爪部等を設け、この爪部を配線基板
３に設けた孔や切欠きから挿通させ、爪部先端を樹脂ベ
ース部１１Ａに圧入係止してコネクタプラグ体１１と配
線基板３を保持固定する等、様々な形態での本発明の実
施が可能である。
【００３１】また、以上の説明では、配線基板３が一枚
の場合について説明したが、図４の側面断面図、及び図
５の分解斜視図に示すように、配線基板を二枚に分割し
て、配線基板３Ａにはコネクタプラグ体１１を接続し、
配線基板３Ｂにはストレスに弱い複数の電子部品４等を
実装して、この配線基板３Ａと３Ｂを所定の間隔で重
ね、可撓性を有するジャンパー線１８で接続する構成と
することによって、複数の電子部品４等へのストレスを
確実に防止できると共に、左右方向に加え上下方向にも
機器の小型化を図ったコネクタ付電子機器を得ることが
できる。
の場合について説明したが、図４の側面断面図、及び図
５の分解斜視図に示すように、配線基板を二枚に分割し
て、配線基板３Ａにはコネクタプラグ体１１を接続し、
配線基板３Ｂにはストレスに弱い複数の電子部品４等を
実装して、この配線基板３Ａと３Ｂを所定の間隔で重
ね、可撓性を有するジャンパー線１８で接続する構成と
することによって、複数の電子部品４等へのストレスを
確実に防止できると共に、左右方向に加え上下方向にも
機器の小型化を図ったコネクタ付電子機器を得ることが
できる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コネクタ
の面積が小さく機器全体の小型化が図れ、配線基板への
ストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を得ることが
できるという有利な効果が得られる。
の面積が小さく機器全体の小型化が図れ、配線基板への
ストレスが加わり難いコネクタ付電子機器を得ることが
できるという有利な効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態によるコネクタ付電子機
器の側面断面図
器の側面断面図
【図２】同分解斜視図
【図３】同コネクタプラグ体の外観斜視図
【図４】同他の実施の形態による側面断面図
【図５】同分解斜視図
【図６】従来のコネクタ付電子機器の側面断面図
【図７】同分解斜視図
３，３Ａ，３Ｂ 配線基板 ４ 電子部品 ７，１７ ネジ １０ 蓋体 １０Ａ コネクタハウジング １０Ｂ 内底面 １１ コネクタプラグ体 １１Ａ 樹脂ベース部 １１Ｂ ネジ締付部 １２ 端子 １２Ａ 連結桟 １３ ＬＥＤ １４ フォトＩＣ １５ ディスク １６ ケース １６Ａ コネクタ固定部 １６Ｂ 締付用孔 １８ ジャンパー線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 賢英 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中出 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 4E360 AB12 BA03 CA02 EA03 EA24 ED02 FA02 GA14 5E023 AA04 AA16 AA30 BB01 BB22 CC22 EE19 FF01 GG02 GG08 HH18 HH22 5E063 JB03 JB09
Claims (3)
- 【請求項１】 上面開口で箱型のコネクタハウジングを
上面に一体に形成した蓋体と、中間部に一体成形された
樹脂ベース部から上下方向に複数の端子が突出し、上方
向の端子が上記コネクタハウジングの内底面に挿入され
たコネクタプラグ体と、このコネクタプラグ体の下方向
の端子に接続され、電子部品が実装された配線基板と、
この配線基板を収納し上面開口部が上記蓋体に覆われる
と共に、上記コネクタハウジング下面または近傍の位置
で内底面から突出し、上面が上記配線基板下面に当接し
てコネクタプラグ体を保持するコネクタ固定部が設けら
れた箱型のケースからなるコネクタ付電子機器。 - 【請求項２】 コネクタ固定部上面に締付用孔を形成
し、この締付用孔にネジを締め付けてコネクタプラグ体
と配線基板を挟み込んだ請求項１記載のコネクタ付電子
機器。 - 【請求項３】 樹脂ベース部と端子をインサート成形し
てコネクタプラグ体を形成すると共に、樹脂ベース部の
端子の突出方向と直交する方向に略半円形状のネジ締付
部を設けた請求項２記載のコネクタ付電子機器。
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