JP2521729Y2 - 車両用灯具のカプラ構造 - Google Patents

車両用灯具のカプラ構造

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JP2521729Y2
JP2521729Y2 JP2072090U JP2072090U JP2521729Y2 JP 2521729 Y2 JP2521729 Y2 JP 2521729Y2 JP 2072090 U JP2072090 U JP 2072090U JP 2072090 U JP2072090 U JP 2072090U JP 2521729 Y2 JP2521729 Y2 JP 2521729Y2
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JP
Japan
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coupler
housing
terminal
contact portion
spring contact
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JP2072090U
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俊幸 近藤
弘人 安西
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は車両用灯具に関するものであり、詳細には前
記車両用灯具に一体に設けられるカプラの構造に係るも
のである。
【従来の技術】
従来のこの種のカプラの構造の例を示すものが第2図
であり、車両用灯具のハウジング91の外側に略函状にカ
プラケース92を一体成型し、同時に前記カプラケース92
に囲繞される範囲内の前記ハウジング91に所定数のスリ
ット状の開口部93を設け、この開口部93から端子部94a
と取付部94bとで略L字状に形成されたカプラ端子94の
前記端子部94aを前記カプラケース92内に突出させるよ
うにして取付けるものであり、前記取付部94bには取付
穴94cが設けられ、前記ハウジング91の内側に設けられ
たボス95に挿入し熱カシメなどの手段により固定される
ものとなっている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のカプラ構造は、 前記ボス95がハウジング91と同一部材である樹脂部材
で形成され、カプラ端子94が金属部材で形成されている
ことで、両者に温度膨張係数の差があり、使用中の温度
変化によりガタを生ずる問題点。 上記ガタにより前記した熱カシメ部分にカプラ着脱時
の応力が集中するものとなり、破損を生ずる問題点。 前記カプラ端子94毎に熱カシメを行うものとなり組立
に手間を要する問題点。 などを生じ、これらの問題点の解決が課題とされるもの
となっていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するための具体
的手段として、車両用灯具のハウジングにカプラケース
を一体に形成し、このカプラケースの内側に設けられた
スリット状の開口部から略L字状に形成した複数のカプ
ラ端子を前記ハウジング内から突出させて成る車両用灯
具のカプラ構造において、前記カプラ端子のハウジング
内側となる一方の端部は略U字状に形成されてバネ接触
部とされ、該バネ接触部は前記ハウジングとの間にフレ
キシブル基板の導電部を挟持すると共に一体の端子取付
板により前記ハウジングに圧接されて固定されているこ
とを特徴とする車両用灯具のカプラ構造を提供すること
で、前記した数々の問題点を解消して課題の解決とする
ものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 第1図に符号1で示すものは車両用灯具のハウジング
であり、このハウジング1には外側となる部分にカプラ
ケース2が一体形成され、前記ハウジング1のカプラケ
ース2に囲繞される範囲内にはスリット状の開口部3の
適宜数が設けられているものであることは従来例のもの
と同様であるが、本考案によりカプラ端子4は例えば真
鍮、燐青銅あるいはバネ鋼など弾性と導電柱に優れる部
材を用いて形成されるものとされ、前記ハウジング1の
内側となる一方の端部は略U字状に形成されることでバ
ネ接触部4aとされている。 尚、前記カプラ端子4の前記カプラケース内に突出さ
せられる端子部4bは従来例で説明したのと同様な構成で
設けられるものであり、この端子部4bに対して前記バネ
接触部4aが略L字状となるように形成される点も同様で
ある。 また、前記ハウジング1の内面側には他の端部で電球
などに配線が行われたフレキシブル基板5が配設可能と
なっていて前記バネ接触部4aに対応する位置ではカバー
フィルム5aで覆われないものとされ、銅箔部5bが露出す
るものとなり、加えて、同じくハウジング1の内面側に
は例えば樹脂部材で略函状に形成された端子取付板6が
螺子7などにより固着可能なものとされている。 以上の構成としたカプラを組立るときには、先ず前記
フレキシブル基板5を所定位置に配設し、その後に前記
開口部3にカプラ端子4の端子部4bを貫通させ、更に前
記端子取付板6を螺子7により螺着する。 このときに、前記端子取付板6の函状とした深さDを
前記カプラ端子4のバネ接触部4aの高さHよりも適宜に
小さいものとしておくことで、略U字状とした前記バネ
接触部4aは圧縮され、その圧縮応力で前記フレキシブル
基板5の銅箔部5bと圧接されて良好な電気的接続が行わ
れると同時に、前記カプラ端子4自身も固定されるもの
となる。 尚、前記端子取付板6はこの場所に配設された複数の
カプラ端子4を同時に圧縮するものであるので、複数の
カプラ端子4の固定の工程が一体の端子取付板6の螺着
工程で同時に行われるものとなる。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、カプラ端子のハ
ウジング内側となる一方の端部は略U字状に形成されて
バネ接触部とされ、該バネ接触部はハウジングとの間に
フレキシブル基板の導電部を挟持すると共に一体の端子
取付板により前記ハウジングに圧接されて固定されてい
る車両用灯具のカプラ構造としたことで、前記カプラ端
子が前記端子取付板による圧縮応力でハウジングに固定
されるものとなり、例えば温度変化による寸法差をカプ
ラ端子とハウジングとの両者に生じたときにも前記バネ
接触部のストロークにより吸収するものとなり、ガタを
生ずること無くなると云う優れた効果を奏するものであ
り、且つ前記バネ接触部で支持されていることで前記カ
プラ端子に外部から加えられる応力も吸収され、破損を
防止する優れた効果を併せて奏するものとなる。 加えて、前記カプラ端子の全ては一体の前記端子取付
板の取付で固定が行われるものとなり、且つ同時にフレ
キシブル基板との電気的接続も同時に行われ、これによ
り組立工数を低減すると云う優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具のカプラ構造の一実施
例を示す断面図、第2図は従来例を示す断面図である。 1……ハウジング 2……カプラケース 3……開口部 4……カプラ端子 4a……バネ接触部 4b……端子部 5……フレキシブル基板 5a……カバーフィルム 5b……銅箔部 6……端子取付板 7……螺子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用灯具のハウジングにカプラケースを
    一体に形成し、このカプラケースの内側に設けられたス
    リット状の開口部から略L字状に形成した複数のカプラ
    端子を前記ハウジング内から突出させて成る車両用灯具
    のカプラ構造において、前記カプラ端子のハウジング内
    側となる一方の端部は略U字状に形成されてバネ接触部
    とされ、該バネ接触部は前記ハウジングとの間にフレキ
    シブル基板の導電部を挟持すると共に一体の端子取付板
    により前記ハウジングに圧接されて固定されていること
    を特徴とする車両用灯具のカプラ構造。
JP2072090U 1990-03-01 1990-03-01 車両用灯具のカプラ構造 Expired - Lifetime JP2521729Y2 (ja)

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JPH03112815U JPH03112815U (ja) 1991-11-19
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