JPH0337267Y2 - - Google Patents

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JPH0337267Y2
JPH0337267Y2 JP1985067608U JP6760885U JPH0337267Y2 JP H0337267 Y2 JPH0337267 Y2 JP H0337267Y2 JP 1985067608 U JP1985067608 U JP 1985067608U JP 6760885 U JP6760885 U JP 6760885U JP H0337267 Y2 JPH0337267 Y2 JP H0337267Y2
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JP
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radiator
heat
electrical component
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board
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JP1985067608U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はパワートランジスタや三端子レギユレ
ータ等の発熱電気部品の放熱のために用いられる
当該電気部品と放熱器の組付構造の改良に関す
る。
〔考案の背景〕
一般に、パワートランジスタや三端子レギユレ
ータ等の発熱を伴なう電気部品は放熱を要するた
め、かかる電気部品を放熱器に接触させて組付け
ることが行なわれている。このような電気部品
は、一般に電気機器の内部回路の一部に用いら
れ、プリント基板上に配置されることが多い。し
たがつて、前記放熱器はプリント基板上に直接取
付け、機器内部に設置する場合もあるが、通常、
より大きな放熱効果を得るために、電気部品は内
部に配置し、放熱器は外部に配置する構造として
いる。
大きな放熱効果を得るために、放熱器を外部に
配置した従来例を第3〜4図に示す。発熱を伴な
う電気部品1は放熱器2の平面部にねじ3、ばね
座金4および平座金5を用いてねじ止め固定す
る。電気部品1が固定された放熱器2はシヤーシ
等の筐体6に設けた窓7に対面配置するように装
着し、該筐体6に止めねじ8を用いてねじ穴部9
に締め付けることにより取付けられている。前記
電気部品1の周辺回路を形成しているプリント基
板12との接続はリード線10の両端に設けたコ
ネクタ11a,11bにより行なわれる。
ところが、従来の電気部品と放熱器との組付構
造では、電気部品を放熱器にねじ止めするため
に、部品点数が多く、かつ、組立工数の増大と煩
雑さがあり、コスト上の不利益があつた。また、
コネクタ等を使用しなければならず、接続箇所が
多いため、接続信頼性上の管理を要する問題も有
している。更に、ねじ止め部やコネクタ接続部が
振動等で緩み、あるいは外れる可能性もあつた。
加えて、複数の電気部品を単一放熱器に取付ける
場合には個別にねじ止めを行なわなければならな
い煩雑さもあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に着目し、使用部
品点数が少なく、組付作業効率を向上させること
ができて、高い放熱作用を発揮し得る構造とした
電気部品と放熱器の組付構造を提供することを目
的とする。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案は、基板上
に予め半田付けされた発熱電気部品を、前記基板
が取付けられるシヤーシ等の筐体の外部から装着
される放熱器に組付ける構造であつて、前記筐体
の側板には窓穴を備えると共に切り起こされた門
型のストツパーを備え、前記発熱電気部品を、前
記窓穴を介して前記放熱器に面当てすると共に、
前記ストツパーに当接させた板ばねによつて前記
放熱器に圧接挾持させて組付けるように構成し
た。
上記構成により、基板に予め半田付けされた電
気部品を放熱器で板ばねに押し付けるようにして
放熱器を筐体に取り付けるという簡単な作業で足
り、かつ、接続箇所も少なく、放熱面積も増大さ
せることができる構造となる。
〔考案の実施例〕
以下に、本考案の具体的実施例を第1〜2図に
基づいて説明する。
発熱を伴なう電気部品20はプリント基板21
に予めデイツプ半田により取付けておく。プリン
ト基板21を収容するシヤーシ等の筐体22には
前記電気部品20に対面する側板23に窓24が
設けられており、この窓24には各電気部品20
の両側に位置するように内方に切り起こされた門
型のストツパ25を一体に設けている。前記電気
部品20を組付けるために、板ばね26が具備さ
れており、この板ばね26は窓24に適合して嵌
合され得るように窓24より若干小寸法とされた
矩形の板片である。また、板ばね26の上下両辺
の端部には係止突起27が設けられ、板ばね26
の長手方向への抜け止めを図つている。放熱器2
8はシヤーシ側板23の外面に窓24と対面して
装着されるもので、ねじ29をもつて側板23に
設けたねじ穴30に螺着して取付けられる構造と
なつている。
かかる構成の組付構造では、電気部品20をプ
リント基板21に対し平行配置にし、端子を屈曲
させてデイツプ半田付けしておき、筐体22にプ
リント基板21を組込む。次いで、筐体22の窓
24から板ばね26を挿入し、ストツパ25に当
接させる。そして、屈曲状態にある電気部品を起
こし、放熱器28を側板23の外側より電気部品
20に面当てするように押し付け、ねじ29によ
り放熱器28を筐体22に締め付けて固定すれば
よい。これにより、電気部品20は、第2図に示
す如く、板ばね26と放熱器28によつてサンド
イツチ状態に圧着挟持されるのである。
このような実施例によれば、電気部品20が複
数個あつても板ばね26により同時取付けがで
き、デイツプ半田により予めプリント基板21上
に取付けられている電気部品20に筐体22の外
から放熱器28を容易に着脱できる。また、電気
部品20を放熱器28に密着させるための板ばね
26が曲げ形状なしの単純な平板形状で足り、放
熱器28で電気部品20を板ばね26に押し付け
るようにして放熱器28を筐体22に取り付ける
ことによつて弾性変形し、電気部品20を放熱器
28に圧接挾持する。更に、全体の使用部品が少
なく、コネクタなどの接続部品も要しないため、
組立工数の減少、接続管理上の難点も極めて少な
くなる利点がある。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、組立作業効率を
向上させ、部品点数が少なく、かつ、板ばねによ
る放熱面積増大作用により、放熱効果の向上を図
れる等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の分解斜視図、第2図は同組立
斜視図、第3図は従来例の分解斜視図、第4図は
同組立斜視図である。 20……電気部品、21……プリント基板、2
2……筐体、24……窓、25……ストツパ、2
6……板ばね、28……放熱器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に予め半田付けされた発熱電気部品を、
    前記基板が取付けられるシヤーシ等の筐体の外部
    から装着される放熱器に組み付ける構造であつ
    て、前記筐体には窓穴を備えると共に切り起こさ
    れた門型のストツパーを備え、前記発熱電気部品
    を、前記窓穴を介して前記放熱器に面当てすると
    共に、前記ストツパーに当接させた板ばねによつ
    て前記放熱器に圧接挾持させて組付けてなること
    を特徴とする電気部品と放熱器の組付構造。
JP1985067608U 1985-05-07 1985-05-07 Expired JPH0337267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985067608U JPH0337267Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985067608U JPH0337267Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61183591U JPS61183591U (ja) 1986-11-15
JPH0337267Y2 true JPH0337267Y2 (ja) 1991-08-07

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ID=30601593

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985067608U Expired JPH0337267Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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JP (1) JPH0337267Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222549A (ja) * 1982-06-18 1983-12-24 Canon Inc ヒ−トシンク装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222549A (ja) * 1982-06-18 1983-12-24 Canon Inc ヒ−トシンク装置

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Publication number Publication date
JPS61183591U (ja) 1986-11-15

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