JPH05505702A - 特に自動車用の電気的な切換え・制御器 - Google Patents
特に自動車用の電気的な切換え・制御器Info
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- JPH05505702A JPH05505702A JP91505672A JP50567291A JPH05505702A JP H05505702 A JPH05505702 A JP H05505702A JP 91505672 A JP91505672 A JP 91505672A JP 50567291 A JP50567291 A JP 50567291A JP H05505702 A JPH05505702 A JP H05505702A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
特に自動車用の電気的な切換え・制御器[技術分野]
本発明は、請求の範囲の請求項1に上位概念として記載した形式の、特に自動車
用の電気的な切換え・制御器に関するものである。
[背景技術]
出力構成素子が熱伝導可能にかつ電気絶縁されて冷却体と結合された形式の電気
的な切換え器が国際特許出願公開第78101007号明細書に基づいて公知に
なっており、この場合、前記出方構成素子の接続部はプリント配線板と接点接続
されており、該プリント配線板自体は切換え・制御器の正面側に設けられたコネ
クタストリップと接点接続されている。この場合前記冷却体はプリント配線板上
に固定的にねじ締結されており、しかも前記冷却体によって吸収される熱は、出
力構成素子から熱伝導可能にかつ電気的に絶縁されて正面板又はケーシングを介
して外部へ放出される。
更に又ケーシングを湿分密に密閉するためにコネクタストリップをシールリング
を介してケーシングの正面板に固定的にねじ締結し、次いで該正面板を別のシー
ルリングを介して切換え・制御器の正面側のケーシング開口に固定することがド
イツ連邦共和国特許出願公開第3310477号明細書に基づいて公知である。
前記のような公知の解決手段の欠点は、製作誤差と組立誤差とによってコネクタ
ストリップの差込み舌片とプリント配線板の導電路との鑞接継手が鑞接操作後、
最終組立中及び最終組立後に機械的な負荷を受けることである。更に又この場合
、冷却体の長さがコネクタストリップの幅によって規定されているので、限られ
た数の出力構成素子しか切換え・制御器内に収容することができない。それ以外
の出力構成素子のためには、ケーシング底部区域又は側壁区域に別の冷却体又は
冷却板が配置されて、プリント配線板と個々にねじ締結又はリベット締結されね
ばならず、その際又もや誤差問題が生じる。
[発明の構成]
本発明の課題は、多数の出力構成素子を熱伝導可能に冷却体と結合することがで
きるように冷却体を構成する一方、プリント配線板と、正面板に設けられるコネ
クタストリップとの筒車な組立を可能にすると共に、プリント配線板における差
込み部材の鑞接部位が鑞接操作後に!l械的な負荷を受けることのないようにす
ることである。
請求の範囲の請求項1に記載した構成手段から成る本発明の切換え・制御器は、
正面板を冷却体に湿分密に装着することによって、プリント配線板におけるコネ
クタストリップの差込み部材の鑞接部位にかかる機械的負荷が、低廉かつ筒車な
形式で除かれ、かつ、電子的な出力構成素子が多数存在する場合でも、該出力構
成素子から放出される熱が迅速に冷却体によって吸収され正面板を介して外部へ
放出できるという利点を有している。更に別の利点は、冷却体の質量を比較的太
き(することができるので、すべての出力構成素子の熱を該出力構成素子の配置
位置には無関係に等しく良好に吸収することができることである。
請求項2以降に記載した構成手段によって、請求項1に記載した構成の切換え・
制御器の有利な実施態様と改良が得られる。出力構成素子を複数備えた切換え・
制御器の場合には、冷却体が、コネクタストリップを取り囲むフレームの対向す
る両側には、後方へ屈曲されたプレート状部分又は前記コネクタストリップに平
行なプレート状部分をそれぞれ有し、該プレート状部分に出力構成素子が熱伝導
可能に装着されているのが特に有利である。コネクタストリップがその狭幅辺の
外面にそれぞれ1つの溝を有し、各溝内に、冷却体のフレームの条片が嵌合する
ことによって、鑞接前に冷却体のフレーム内にコネクタストリップを合目的的に
収容して固定的に位置決めすることが可能になる。これによって差込み式組立が
可能になり、かつ、コネクタストリップに設けた溝の溝幅を、冷却体のフレーム
に設けた条片の肉厚よりも大きく選び、かつ、前記溝内に、製作誤差を補正する
ためのプレス嵌め突起を−体に成形することによって、製作誤差及び組立誤差を
補償するための有利な実施態様が得られる。
[図面の簡単な説明]
図1は組立前の状態で示した切換え・制御器の構成部分の斜視図、図2は冷却体
に装着された出力構成素子の断面図、図3は鑞接前の状態で一部破断して示した
冷却体とプリント配線板と出力構成素子とから成る予め組み立てられた構成ユニ
ットを示す図である。
[発明を実施するための最良の形!!1]次に図面に基づいて本発明の実施例を
詳説する。
図1には、自動車用の本発明による切換え・制御器lOの個々の構成部分が斜視
図で示されている。該切換え・制御器10は、前方に開口した端面12を有する
絶縁材製ケーシング又はアルミニウムケーシング11から成り、前記端面12は
、シールリング14と4本のねじ(図示せず)とを用いてアルミニウム製正面板
13によって閉塞可能である。切換え・制御器を製作するためには先ず、プラス
チック内に埋め込まれた差込み舌片16を有する前爪て製作されたコネクタスト
リップ15が、プリント配線板17の端面寄りの端部上に載設され、該端部では
、差込み舌片16の下向きに屈曲された後端部が、プリント配線板17に形成さ
れた対応穴(図面では認知不能)を貫通して突出している。この場合コネクタス
トリップ15は、該コネクタストリップに一体成形された係止手段によって所定
の位置でプリント配線板17に係止される6次いでアルミニウム加圧鋳物製の冷
却体18がプリント配線板17上に載設され、その場合冷却体18のフレーム1
9が前記コネクタストリップ15を囲む。該冷却体18はそのフレーム19の対
向した両側に夫々後方へ屈曲されたプレート状部分22を有し、該プレート状部
分には、図3に示したように切換え・制御器10の複数の出力構成素子25が熱
伝導可能に装着されている。コネクタストリップ15を冷却体18のフレーム1
9に取付けるために、該コネクタストリップはその狭幅辺の両外側面にそれぞれ
1つの溝23を有し、各溝には、冷却体のフレーム19の条片24が嵌合する。
製作誤差及び組立誤差を補正するためにコネクタストリップ15の溝幅は冷却体
のフレーム19の条片24の肉厚よりも大きく選ばれている。冷却体18はプリ
ント配線板17とリベット締結され、この場合リベット21は、図3からも判る
ようにプリント配線板17の対応した孔20を貫通して冷却体18の百大内にリ
ベット打ちされる。コネクタストリップ15の狭幅辺の溝23と冷却体のフレー
ム19の条片24との間の製作誤差は、コネクタストリップ15に一体に射出成
形された変形可能又は摩擦可能なプレス嵌め突起44によって除かれる。
このように予め製作された構成ユニットには、図2及び図3に示したように、電
子的な出力構成素子25並びにその他の電子素子26が装備され、次いでこれら
の素子は、差込み舌片16と一緒にプリント配線板17の導電路と鑞接されて検
査される。プリント配線板17とコネクタストリップ15との間には冷却体のフ
レーム19によって固定的な接合部が存在しており、これによって、プリント配
線板上におけるコネクタストリップの接続ビンの鑞接部位はもはや機械的な負荷
を受けることはない。コネクタストリップ15と正面板13との間には、コネク
タストリップ15のカラー28の全周をリング状に取り囲んでいて両狭幅辺にそ
れぞれ1つの一体成形されたシール環29を有するパツキン27が嵌め込まれて
いる。冷却体18のフレーム19はコネクタストリップ15の両サイドに夫々、
雌ねじ孔30又はタッピンねじ用孔並びに、前記パツキン27のシール環29を
嵌め込む凹設部31を有している。2本のねじ32が正面板13の穴33とパツ
キン27のシール環29とをそれぞれ貫通して冷却体のフレーム19の雌ねじ孔
30内にねじ込まれる。これによってコネクタストリップ15は湿分密に正面板
13によって閉塞されるので、このように予め組み立てられた構成ユニットの上
にケーシング11が被せ嵌められて前記正面板I3と湿分密にねじ締結される。
図2及び図3には、出力構成素子25を嵌め込んだプラスチックフレーム34が
図示されており、該プラスチックフレームは、複数のガイド突起35によってプ
リント配線板17の対応穴内に位置決めされている。
出力構成素子25を嵌め込む場合、該出力構成素子の接続ビン37は、プラスチ
ックフレーム34の円錐形に拡張された穴36を通って、該穴の下位に位置して
いるプリント配線板17の穴に差し通される。冷却体18の各プレート状部分2
2毎に夫々プラスチックフレーム34が設けられており、該プラスチックフレー
ムは、その背面側に一体成形された複数の舌状片38によって冷却体18のプレ
ート状部分22に被せ嵌められて該プレート状部分と係止されている。また冷却
体18のプレート状部分22のガイドビン39がプリント配線板17の対応穴4
0内に突入している。冷却体18のプレート状部分22の前面と電子的な出力構
成素子25との間には電気絶縁性・熱伝導性のシート41が冷却体18に接着さ
れている。ねじ締結する代りに、ここでは出力構成素子25は所属のプラスチッ
クフレーム34と一緒に複数のクランプばね42によって冷却体18のプレート
状部分22にクランプ締結される。プラスチックフレーム34の舌状片38の背
面側に設けた突起43によって前記クランプばね42は夫々保持される。
要 約 書
[要約コ
本発明は、プリント配線板(17)上で接点接続された電子的な出力構成素子(
25)をケーシング(11)内に内蔵し、かつ、冷却体(18)を介して前記出
力構成素子内で発生した熱を外部へ放出するようにした形式の、特に自動車用の
電気的な切換え・制御器を提案する。しかもこの場合、前記プリント配線板(1
7)は、切換え・制御器(10)の正面側に配置されたコネクタストリップ(1
5)の差込み部材(16)と鑞接されている。前記コネクタストリップ(15)
がプリント配線板(17)と係止可能に前記冷却体(18)のフレーム(19)
によって取り囲まれており、該フレームがプリント配線板(17)とリベット締
結されていることによって、切換え・制御器(10)の藺単に組立可能な安定し
た構成が得られる。正面板(13)はパツキン(27)を介在させて前記冷却体
のフレーム(19)と固定的にねじ締結されておりかつ別のシールリング(14
)によって切換え・制御器(10)の正面側のケーシング開口(12)を湿分槽
に密閉している(図1)。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (9)
- 1.電子素子を支持していて該電子素子と結線されたプリント配線板に接続部が 鑞接されてケーシング内に配置された電子的な出力構成素子と、該出力構成素子 を支持していて前記プリント配線板と機械的に結合されかつ前記出力構成素子内 に発生した熱を吸収して外部へ放出する冷却体と、前記ケーシングの正面側に配 置されていて前記プリント配線板に後端部を鑞接された複数の差込み部材を有す るコネクタストリップとを備えた形式の、特に自動車用の電気的な切換え・制御 器において、コネクタストリップ(15)がプリント配線板(17)に係止可能 であり、冷却体(18)がフレーム(19)によって前記コネクタストリップ( 15)を取り囲みかつ前記プリント配線板(17)と固定的に結合されており、 正面板(13)がパッキン(27)を介してコネクタストリップ(15)のカラ ー(28)上に載設されて前記冷却体(18)のフレーム(19)と固定的にね じ締結されており、かつ、前記正面板(13)がシールリング(14)によって 端面側のケーシング開口(12)を密閉していることを特徴とする、特に自動車 用の電気的な切換え・制御器。
- 2.冷却体(18)が、コネクタストリップ(15)を取り囲むフレーム(19 )の対向する両側には、後方へ屈曲されたプレート状部分(22)をそれぞれ有 し、該プレート状部分に出力構成素子(25)が熱伝導可能に固定されている、 請求項1記載の切換え・制御器。
- 3.コネクタストリップ(15)がその狭幅辺の外面にそれぞれ1つの溝(23 )を有し、各溝内には、冷却体のフレーム(19)の条片(24)が嵌合してい る、請求項1又は2記載の切換え・制御器。
- 4.コネクタストリップ(15)に設けた溝(23)の溝幅が、冷却体のフレー ム(19)に設けた条片の肉厚よりも大であり、かつ、前記溝(23)内には、 製作誤差を補正するためのプレス嵌め突起(44)が設けられている、請求項3 記載の切換え・制御器。
- 5.コネクタストリップ(15)と正面板(13)との間に嵌め込まれるパッキ ン(27)が、前記コネクタストリップ(15)のカラー(28)を環状に取り 囲んでおり、かつ、前記パッキンの狭幅辺側に一体に成形された夫々1つのシー ル環(29)が冷却体のフレーム(19)の対応した凹設部(31)内に嵌め込 まれており、しかも夫々1本のねじ(32)が、前記正面板(13)の対応穴( 33)と、その背後に位置しているシール環(29)とを貫通して冷却体のフレ ーム(19)の雌ねじ孔(30)内にねじ込まれている、請求項1から4までの いずれか1項記載の切換え・制御器。
- 6.出力構成素子(25)がプラスチックフレーム(34)内に嵌め込まれてお り、該プラスチックフレーム(34)は、該プラスチックフレームの円錐形に拡 張された穴(36)を介して出力構成素子(25)の接続ピン(37)をプリン ト配線板(17)の所属の穴へ通せるように、ガイド突起(35)によって前記 プリント配線板(17)の対応穴内で位置決めされている、請求項2記載の切換 え・制御器。
- 7.出力構成素子(25)のプラスチックフレーム(34)が、冷却体(18) のプレート状部分(22)と係止可能である、請求項6記載の切換え・制御器。
- 8.出力構成素子(25)のプラスチックフレーム(34)が複数のクランプば ね(42)によって冷却体(18)のプレート状部分(22)に固定されている 、請求項7記載の切換え・制御器。
- 9.冷却体(18)のプレート状部分(22)が下面には、プリント配線板(1 7)の対応穴(40)に取り付けるためのガイドビン(39)を有している、請 求項2記載の切換え・制御器。
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