JPH0741920U - スイッチ極盤の構造 - Google Patents

スイッチ極盤の構造

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JPH0741920U
JPH0741920U JP7309793U JP7309793U JPH0741920U JP H0741920 U JPH0741920 U JP H0741920U JP 7309793 U JP7309793 U JP 7309793U JP 7309793 U JP7309793 U JP 7309793U JP H0741920 U JPH0741920 U JP H0741920U
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英之 三田
英次 梨森
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ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレー等の電気部品を極盤内に収納し、かつ
基板で閉塞することで、リレーの電気部品の作動音を消
音すると共に、部品点数を削減する。 【構成】 極盤7は、導体8を樹脂でインサート成形し
て成る。該極盤7は、電気部品を収納する収納部7b、
及び7cと、コネクタ部7dとを有する。導体8は、コ
ネクタ部7d内に突出した端子8cと、収納部7bの内
底面に露出した電気接続部と、極盤7の上面7aから突
出したリード部8aとを形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、リレーなどの電気部品を備えた自動車用パワーウインドス イッチ等のスイッチ極盤の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の技術としては、例えば特開平5−166435号公報に開 示された技術がある。該技術は、極盤に載置した基板上にリレー、スイッチユニ ット、及び電子素子を配設し、かつケースで覆った構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来技術は、1枚の基板上にリレー、及びスイッチユ ニット等を設置しているので多数の電子素子を設けることができない。該基板に 更に多数の電子素子を設置する場合は、基板を増設し、2重構造にしているので 、構造が複雑で、部品点数及び組付け工数が多いという問題点がある。該基板は 、銅薄が35ミクロン程度で薄く、大きい電流を流すことができないという問題 点がある。また、リレーは、ケースの直ぐ下に設置しているので、リレーの作動 音がケース外に漏れ、操作者等に不快感を与えるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るスイッチ極盤の構造は、前述した従来の技術の問題点を解消すべ く考案したものであり、導体をインサート成形したスイッチ極盤において、前記 極盤は、電気部品を収納する収納部と、コネクタ部とを有し、前記導体は、前記 コネクタ部内に突出した端子と、前記収納部の内底面に設置した電気接続部と、 前記極盤の上面から突出したリード部とを形成したことで成る。
【0005】
【実施例】
以下、図1、及び図2に基づき本考案に係るスイッチ極盤の構造の一実施例を 詳述する。
【0006】 1は、例えば、自動車用パワーウインドスイッチ等のケース2に揺動自在に軸 支したノブであり、照明表示部1aを有する。該照明表示部1aは、基板5に設 けた発光体5cにより照明される。ケース2は、上面にプッシュロッド3を挿入 する貫通孔2a、及び発光体5cを挿入する孔2cを穿設し、側面に極盤7の第 1爪7eに係合する孔2cを穿設している。3は、ケース2に上下動自在に設け たプッシュロッドである。該プッシュロッド3は、ラバーコンタクト4に載置す ると共に、先端をケース2の下方から貫通孔2aに挿通し、かつ前記ノブ1の左 右下端部に当接している。
【0007】 ラバーコンタクト4は、袴状の2つの屈曲部4aを有し、該屈曲部4a内に基 板5の固定接点5bに接触する可動接点4cをそれぞれ固着している。該ラバー コンタクト4は、ケース2の下面に形成した保持部2bと、基板5とで挟持され ている。該ラバーコンタクト4は、中央に発光体5cを挿通する穴4bを穿設し ている。
【0008】 基板5は、上面に前記固定接点5b、及び発光体5cを設け、下面に多数の電 子素子9を設けている。該基板5は、スルーホール5aに、極盤7の上面7aか ら突出した導体8のリード部8aに半田付けすることで固定する。固定接点5b は、基板5に印刷した銅薄等から成る。発光体5cは、例えば、夜間照明用、又 は作動照明用の発光素子等から成る。
【0009】 6は、ボックス6bに収納した電気部品としてのツインリレーであり、下面に リード端子6aを有する。該ツインリレー6は、極盤7の第1収納部7bの底面 に露出した導体8の電気接続部8bに半田付けする。該ツインリレー6は、例え ば、各ボックス6b内にそれぞれ2つ備えたリレーで、更に図1に示すように2 個のリレーから成り、合計4個のリレーから構成する。4個のリレーのうち、例 えば、各リレーは、窓ガラス上昇用、窓ガラス下降用、ドアロック用、ドアアン ロック用のそれぞれである。尚、極盤7に収納するツインリレー6等の電気部品 は、半導体などの電子素子やモータ類等であっても良く、特に限定しない。
【0010】 極盤7は、導体8を樹脂でインサート成形したものであり、上面7aに、第1 収納部7b、及び第2収納部7cを形成し、側面にコネクタ部7d、下方にカバ ー10を有する。上面7aは、極盤7に基板5を設置する面であり、多数のリー ド部8aを突出している。基板5の取付面は、極盤7の上面7aに限定するので はなく、例えば極盤7の下面やコネクタ部7d以外の側面でも良い。第1収納部 7b、及び第2収納部7cは、基板5で閉塞した電気部品収納用の箱型の空間で ある。第1収納部7bは、内底面に、電気接続部8bを露出するための穴7gを 形成している。該第1収納部7bは、内底面が電気回路基板状になっており、電 気接続部8bに半田付けしたツインリレー6を収納すると共に、基板5に半田付 けした電子素子9を収納している。第2収納部7cには、基板5に半田付けした 電子素子9を収納している。尚、極盤7の第1収納部7bの底面下側は、カバー 10との空間を広げることにより、ツインリレー6又は電子素子9等の電気部品 を設置することが可能となる。
【0011】 導体8は、例えば、約0.64[mm]の銅板等をプレス加工して成形したも のである。該導体8は、上面7aから突出したリード部8aと、コネクタ部7d 内に突出した端子8cと、第1収納部7bの内底面の穴7g内に露出した電気接 続部8bとを形成している。電気接続部8bは、例えば、導体8に穿設した貫通 孔にリード端子6aを貫通し、半田付けして成る。尚、電気接続部8bには、極 盤7の下面側からも電気部品を取付けることができる。また、リード部8a及び 電気接続部8bの形状は、電気部品を接続できるものであれば良く、特に限定し ない。
【0012】 カバー10は、極盤7の底面から突出したツインリレー6のリード端子6aを 保護するためのものであり、例えば、透明、又は半透明の樹脂から成る。該カバ ー10は略箱型をし、極盤7の第2爪7fに係合する係止溝10aを内壁に形成 している。尚、極盤7の下面と、カバー10との間の空間には、電気部品を設置 することができる。
【0013】 本考案に係るスイッチ極盤の構造は、以上のような構成であり、次にその作用 を詳述する。
【0014】 ノブ1を操作すると、該ノブ1がブッシュロッド3を下降させ、ラバーコンタ クト4を屈曲し、可動接点4cと固定接点5bが接触してONする。そして、ツ インリレー6がONする。
【0015】 このとき、ツインリレー6は、該ツインリレー6をボックス6bに収納し、か つ基板5で閉塞した極盤7の第1収納部7bに収納し、更に該極盤7をカバー1 0とケース2との中に収納したので、作動音がケース2の外部に伝達することが なく、消音することができる。これにより、ツインリレー6は、音圧、及び音質 を向上し、該ツインリレー6を内設した自動車用パワーウインドスイッチ等の品 位を向上することができる。また、ツインリレー6は、極盤7にインサート成形 した導体8に半田付けしたので、大きい電流を流すことができ、理想的な磁力を 得ることができる。そして、カバー10は、透明体、又は半透明体から成るので 、極盤7の下面を視認することができ、例えばツインリレー6等に異常が発生し たときに、異常箇所等を発見し易い。
【0016】 極盤7は、ツインリレー6、及び電子素子9等の電気部品を設置することがで きる基板5と、ツインリレー6、及び電子素子9等の電気部品を保護し、収納す る箱体の役目を兼ねている。これにより、部品点数及び組付け工数を削減し、コ ストを低減すると共に、スイッチ全体を小型化することができる。また、基板5 は、導体8の一部でなるリレー部8aに、溶着したので電気接続箇所の信頼性を 向上することができる。尚、上記ツインリレー6は、これに限らず単一リレーで 構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係るスイッチ極盤の構造は、次のような効果がある。 (1)リレー等の電気部品は、極盤の収納部に内設し、かつ基板で閉塞したので 、該リレー等の電気部品の作動音がケースの外に響くことがなく、作動音を消音 すると共に音圧、及び音質を向上することができる。 (2)極盤は、収納部と電気接続部を有するので、電気部品を設置することがで きる基板と、電気部品を保護し、収納する箱体の役目を兼ねているので、部品点 数及び組付け工数を削減し、コストを低減すると共に、スイッチ全体を小型化す ることができる。 (3)リレー等の電気部品は、極盤にインサート成形した導体に半田付けしたの で、大きい電流を流すことができ、理想的な磁力を得ることができる。 (4)基板は、導体の一部でなるリード部に、溶着したので電気接続箇所の信頼 性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本考案の好適な実施例を示す拡大中央縦断面図
である。
【符号の説明】 1 ノブ 2 ケース 5 基板 5a スルーホール 6 ツインリレー(電気部品) 7 極盤 7a 極盤の上面 7b 第1収納部 7c 第2収納部 7d コネクタ部 8 導体 8a リード部 8b 電気接続部 8c 端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体をインサート成形したスイッチ極盤
    において、 前記極盤は、電気部品を収納する収納部と、コネクタ部
    とを有し、 前記導体は、前記コネクタ部内に突出した端子と、前記
    収納部の内底面に設置した電気接続部と、前記極盤の上
    面から突出したリード部とを形成したことを特徴とする
    スイッチ極盤の構造。
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