JPH076573Y2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH076573Y2
JPH076573Y2 JP1986060567U JP6056786U JPH076573Y2 JP H076573 Y2 JPH076573 Y2 JP H076573Y2 JP 1986060567 U JP1986060567 U JP 1986060567U JP 6056786 U JP6056786 U JP 6056786U JP H076573 Y2 JPH076573 Y2 JP H076573Y2
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JP
Japan
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connection terminal
housing
external connection
internal connection
bent
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JP1986060567U
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JPS62171112U (ja
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孝司 田中
正利 大場
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気機器、特にその端子構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、リレー、スイッチ等の電気機器として、第3図に
示すように、下部開口部を有する箱形ケース12と、底面
から突出する内部接続端子14を有し、前記下部開口部に
取り付けられたベース13とからなるハウジング11に電気
部品(図示せず)を内蔵したものが提供されており、こ
の種の電気機器は、前記内部接続端子14の端部をプリン
ト基板などに直接ハンダ付けして電気的接続と固定が図
られる。
また、第4図に示すように、ハウジング21の上面から突
出した導出端子22をハウジング1の上面、側面および底
面に沿ってコ字状に折り曲げ、底面に沿った接続片22a,
22aを配線基板23の表面に印刷した配線パターンに接続
するようにしたリレーが、特開昭60−225342号公報で開
示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の電気機器では、ハンダ付け時の熱
やプリント基板の反りによって内部接続端子14が変形
し、これに接続されている電気部品の位置関係に狂いを
生じ、電気機器の動作特性が変化して正常な機能を維持
できなくなるという問題点を有していた。
このため、内部接続端子14の外部突出長を長くすること
によってこの部分で熱や変形を吸収し、電気部品との接
続部まで内部接続端子14の変形等が伝わらないようにし
たものもあるが、このものでは電気機器の嵩が高くなる
という問題点を有していた。
一方、後者のリレーでは、ハウンジグ21から突出した導
出端子22をハウンジグ21の外面に沿ってコ字状に折り曲
げても、それ自身の弾性に基づいて、図5に示すように
スプリングバックを生じ、導出端子22の配列が不揃いに
なるという問題点を有していた。
また、導出端子22は、ハウジング21の外面に密着してお
らず、また前記スプリングバックにより密着させること
ができず、ハウジング21から突出する部分だけで支持さ
れているので、変形しやすく、配線基板23にはんだ付け
する際に導出端子22を修正しなければならないという問
題点を有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するためになされたもので、
ハウジング内に電気部品を収容した電気機器において、
前記ハウジングを、上面を開口した箱形ケースと、前記
電気部品に電気的に接続される内部接続端子を有し、前
記ケースの上面開口に取り付けられたベースとで構成す
るとともに、外部接続端子はその両端を折曲してコ字状
に成形し、一端の折曲部を前記内部接続端子に接続し、
他端の折曲部を前記ケース底面の段部に位置させ、これ
ら折曲部でハウジングを挾持し、前記コ字状の外部接続
端子中央部をハウジングの側面に接した状態に装着した
ものである。
即ち、外部接続端子を長くしてこの部分に変形や熱を十
分吸収可能とするとともに、外部接続端子に作用する衝
撃が内部接続端子や電気部品に伝わらないようにしたも
のである。また、ケース底面に位置する折曲部をプリン
ト基板などに接続することで電気機器の嵩を低くしたも
のである。さらに、外部接続端子をハウジングに対して
安定的に保持することで、外部接続端子の配列を揃え、
はんだ付け等の接続に際して修正を不要にしたものであ
る。
(実施例) 以下、本考案を一実施例である添付図面に従って説明す
る。
第1図は本考案にかかるリレー等の電気機器1を示し、
電気機器1のハウジング2は合成樹脂で形成され、上部
を開口した箱形ケース3とベース4で構成されている。
ベース4は、内部接続端子6がインサート成形により一
体的に取り付けてあり、下面には図示しない電気部品が
装着されている。そして、前記内部接続端子6は、一端
側が前記電気部品に電気的に接続され、他端側がベース
4の上面に露出して接続部6aとしてある。また、ベース
4の上面縁部には段部5が形成されている。なお、前記
電気部品としては、前記電気機器が例えばリレーであれ
ば、電磁石装置、接点機構、これらを装着したプリント
基板、またはこれらと内部接続端子6を電気的に接続す
る端子や配線などがある。
箱形ケース3の側壁には上下方向に溝部3aが形成してあ
り、該溝部3aはケース3の底面に延長されている。ま
た、溝部3aの延長線上であって、ベース4の上面には前
記内部接続端子6の接続部6aが位置している。
外部接続端子7は両端を折曲してコ字形としてあり、上
下の折曲部7a,7bの間隔は、外部接続端子7をケース3
の溝部3aに装着すると、上部折曲部7aが内部接続端子6
の接続部6aに圧接し、下部折曲部7bがケース3の底面に
圧接するように設定してある。
前記構成からなる電気機器1は、第1図に示すように、
電気部品を装着したベース4をケース3の上面開口部に
取り付け、外部接続端子7をハウジング2の側方から溝
部3aに密着状態に装着し、上部折曲部7aを内部接続端子
6の接続部6aに圧接するとともに、下部折曲部7bをケー
ス3の底面に圧接し、これら折曲部7a,7bでハウジング
2の上下を挾持する。
つぎに、上部折曲部7aと内部接続端子6の接続部6aとを
溶接し、段部5にシール材である樹脂8を注入して気密
構造とする。
このようにして組み立てられた電気機器1は、外部接続
端子7の下部折曲部7bをプリント基板などの端子接続部
に位置させ、前記下部折曲部7bと端子接続部をハンダ等
で電気的に接続し、電気機器1を固定する。
このとき、ハンダ付けに伴って発生する熱が外部接続端
子7に伝わっても、外部接続端子7は実質的には長いた
め、その熱およびそれによって生じる変形は外部接続端
子7自身の変形内で収まり、その変形が内部接続端子6
にまで伝わることはない。
また、電気機器1を取り付けたプリント基板が反って
も、その変形は外部接続端子7の変形に吸収され、内部
接続端子6及びこれに接続されている電気部品の位置関
係に狂いが生じることはない。
さらに、外部接続端子7は、折曲部7a,7bでハウジング
2を挾持するとともに、ケース3の溝部3aに密着状態で
装着されているため、外部接続端子7およびこれに保持
されているハウジング2は安定しており、外部接続端子
7に衝撃が作用しても、その衝撃によって内部接続端子
6が移動したり、内部接続端子6と電気部品との接続に
障害が生じることもないし、はんだ付け等に際して修正
する必要もない。
前記実施例では、内部接続端子6の一端側は、ベース4
の上面に露出させるものとしたが、これに限らず、第2
図に示すように、縁部の段部5にのみ露出させ、ケース
3の側壁に前記段部5に通じる孔3bを形成し、外部接続
端子7の上部折曲部7aを孔3bに挿通して内部接続端子6
と接続するようにしてもよい。
この場合、前記実施例と同様に、内部接続端子6の接続
部6aと外部接続端子7の上部折曲部7aとを溶接し、段部
5に樹脂8を注入するわけであるが、内部接続端子6の
接続部6aはベース4の上面に露出していないので、この
部分が樹脂注入に際して邪魔になることがないうえ、内
部接続端子6の接続部6aは完全に樹脂8で覆われるた
め、電気機器1の気密性が向上する。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案にかかる電気機器
は、ハウジングを、上面を開口した箱形ケースと、前記
電気部品に電気的に接続される内部接続端子を有し、前
記ケースの上面開口に取り付けられたベースとで構成す
るとともに、外部接続端子はその両端を折曲してコ字状
に成形し、一端の折曲部を前記内部接続端子に接続し、
他端の折曲部を前記ケース底面の段部に位置させ、これ
ら折曲部でハウジングを保持し、前記コ字状の外部接続
端子中央部をハウジングの側面に接した状態に装着して
いる。
したがって、ケース底面に位置する外部接続端子の下部
折曲部をハンダ付けしても、その熱および変形は長尺の
外部接続端子に吸収され、内部接続端子にまで及ぶこと
はない。また、電気機器を装着するプリント基板などが
変形した場合でも同様である。
さらに、外部接続端子は、その折曲部でハウジングを挾
持するとともに、ハウジングに密着して保持されている
ので、衝撃が作用しても、その衝撃によって内部接続端
子が移動したり、内部接続端子と電気部品との接続に障
害が生じることはないし、はんだ付け等に際して端子位
置を修正する必要もない。
このため、電気機器は正常な機能を維持し、安定した動
作特性が得られ、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電気機器の半部切断側面図、第
2図はその他の実施例を示す半部切断側面図、第3図は
従来の電気機器を示す側面図、第4図は従来の他の電気
機器を示す側面図、第5図は端子のスプリングバックを
示す図である。 1……電気機器、2……ハウジング、3……ケース、4
……ベース、6……内部接続端子、7……外部接続端
子、7a,7b……折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に電気部品を収容した電気機
    器において、前記ハウジングを、上面を開口した箱形ケ
    ースと、前記電気部品に電気的に接続される内部接続端
    子を有し、前記ケースの上面開口に取り付けられたベー
    スとで構成するとともに、外部接続端子はその両端を折
    曲してコ字状に成形し、一端の折曲部を前記内部接続端
    子に接続し、他端の折曲部を前記ケース底面の段部に位
    置させ、これら折曲部でハウジングを挾持し、前記コ字
    状の外部接続端子中央部をハウジングの側面に接した状
    態に装着したことを特徴とする電気機器。
JP1986060567U 1986-04-21 1986-04-21 電気機器 Expired - Lifetime JPH076573Y2 (ja)

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JP1986060567U JPH076573Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 電気機器

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JP1986060567U JPH076573Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 電気機器

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Publication Number Publication Date
JPS62171112U JPS62171112U (ja) 1987-10-30
JPH076573Y2 true JPH076573Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=30893088

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JP1986060567U Expired - Lifetime JPH076573Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 電気機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60225324A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 和泉電気株式会社 小形リレ−端子

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JPS62171112U (ja) 1987-10-30

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