JP3045599B2 - 電子スイッチ装置 - Google Patents

電子スイッチ装置

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JP3045599B2
JP3045599B2 JP4116751A JP11675192A JP3045599B2 JP 3045599 B2 JP3045599 B2 JP 3045599B2 JP 4116751 A JP4116751 A JP 4116751A JP 11675192 A JP11675192 A JP 11675192A JP 3045599 B2 JP3045599 B2 JP 3045599B2
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枝折 藤好
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明灯や換気扇等の電
気器具のオンオフを電子スイッチにより行う電子スイッ
チ装置に関し、特に、電子スイッチを構成する電子部品
を2枚のプリント基板に効率よく搭載できるようにした
小型の電子スイッチ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の、照明灯や換気扇等の電気器具の
オンオフを行うスイッチ装置としては、例えば本出願人
が先に出願したもので特開昭62−64013号公報に
掲載されているようなものがある。このものは、ケース
体と蓋体とからなる配線器具本体を備え、その配線器具
本体の内部は大きく分けて2つの部位に区分されてい
て、一方の部位にはオンオフスイッチ,複数の外部接続
端子,電流トランス,開閉操作子,発光ダイオード等が
配設されていると共に、他方の部位にはタイマスイッチ
が配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行技術に係るスイッチ装置にあっては、タイマスイ
ッチが多数の機械部品を組み合わせた機械的構造からな
るものであったため、得られる機能の割りにタイマスイ
ッチが大型となるばかりでなく、このタイマスイッチの
作動に必要な電流トランス等の他の部品にも比較的大き
な容量のものが必要とされることから、装置全体が大型
になるという課題があった。この種のスイッチ装置では
平面側の大きさが規格により決定されているため、上記
装置の大型化は、配線器具本体の奥行方向の長さとして
現れている。
【0004】本発明は、かかる先行技術の課題に鑑みて
なされたものであり、絶縁体を挟んで上下にプリント基
板を配置すると共に、これらを配線器具本体の空間部に
支持することにより、2枚のプリント基板の上下両面に
電子部品等の構成部品を効率よく搭載できるようにし
て、上記課題を解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電子スイッチ装置は、ケース体と蓋
体とからなる配線器具本体の内部の一側に隔たりをもっ
て設けられた一対の端子収納部にそれぞれ収納され且つ
外部電線が接続される1組の接続端子と、前記端子収納
部間の空間部に配設され且つ上方に開口する端子室を有
する絶縁体と、前記端子室の内部に収納されたスイッチ
機構の開閉機構部と、前記絶縁体の上部に配置され且つ
1組の前記接続端子が電気接続された上プリント基板
と、前記絶縁体の下部に配置されると共に前記開閉機構
部の端子及び前記上プリント基板に電気接続された下プ
リント基板と、この下プリント基板及び前記上プリント
基板の上下両面に搭載された電子部品及び機械部品から
なる電子スイッチと、前記上プリント基板の上方に配置
され且つ前記開閉機構部を開閉操作するスイッチ機構の
操作機構部とを設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】ケース体と蓋体とからなる配線器具本体の内部
の一側に設けた一対の端子収納部に、外部電線が接続さ
れる1組の接続端子を収納すると共に、両端子収納部間
の空間部に、上下両面に電子スイッチの電子部品及び機
械部品を搭載した上プリント基板と下プリント基板とで
挟まれた絶縁体を配設し、絶縁体の端子室に収納した開
閉機構部の上方に操作機構部を設けてスイッチ機構を配
設したため、絶縁体を挟んで上下に配置した2枚のプリ
ント基板に、電子スイッチを構成する電子部品及び機械
部品を効率よく搭載することができ、この種の電子スイ
ッチ装置における小型化を図ることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1乃至図8は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は電子スイッチ装置の全体の構成部品を示す
分解斜視図、図2は電子スイッチ装置の正面図、図3は
図2のA−A線断面図、図4は同じく図2のB−B線断
面図、図5は蓋体を取った状態の正面図、図6は同じく
上プリント基板を取った状態の正面図、図7はプリント
基板の一面を示す正面図、図8は同じくプリント基板の
他面を示す正面図である。なお、図3及び図4において
は、図の内容が煩雑となるため上下プリント基板に搭載
された電子部品の表示は省略している。
【0008】まず、構成を説明する。図1等に示す1
は、この種のスイッチ装置等における通常の大きさの配
線器具が幅方向に2個連結された大きさを有し且つ絶縁
材料で形成された配線器具本体であり、この配線器具本
体1は、信号発生機構を構成する開閉機構部2a及び操
作機構部2b並びにプリント基板及び電子部品等からな
るタイマ回路3及びその他の部品を収納するための凹陥
部を設けたケース体4と、この凹陥部を閉じる蓋体5と
から構成されている。蓋体5の下部には下方に突出する
位置決め用の突起を設けており、その突起をケース体4
に設けた位置決め用の凹欠部に係合させて重ね合せるこ
とにより、ケース体4と蓋体5との間を位置決めしてい
る。ケース体4の前記連結方向である縦方向の両面隅部
には、蓋止金具6の締結片7を係止するための掛止部8
をそれぞれ形成している。また、蓋体5は、縦方向に延
びるボス部9と、このボス部9の両側に設けたエッジ部
10とを有し、ボス部9の一側には作動子11の上部が
挿通される四角形の操作穴12を、また、当該ボス部9
の他側にはタイマ回路3の一部を構成するボリュームV
Rの回動軸13が挿通される挿通孔14をそれぞれ上下
方向に貫通させて設けている。
【0009】蓋止金具6は鋼板等の金属材料からなり、
蓋体5のボス部9の側壁に添うように延びる金具本体1
5と、この金具本体15の長手方向両端部に連続して設
けた前記締結片7とを有している。各締結片7は90度
折り曲げられて下方に突出していると共に、その先端部
を細くして二股状に形成しており、これにより当該二股
状先端部の左右方向への折り曲げを容易にしている。か
かる構成を有する蓋止金具6の金具本体15を、図2等
に示すように、ボス部9の側壁に添わせて蓋体5に装着
し、ケース体4側に突出した締結片7の先端部を掛止部
8に係止することにより、ケース体4と蓋体5を簡単且
つ強固に締結固定することができる。
【0010】ケース体4は、その凹陥部が縦方向に2つ
の部位に区分されており、一側の部位には横方向に隔た
りをもって一対の端子収納部16,17を設け、これら
端子収納部16,17間には、絶縁材料によって別体に
形成された絶縁体18を、その床面をケース体4の床面
から浮き上がらせた宙吊り状態で配設している。一対の
端子収納部16,17のうち、一方の端子収納部16に
は2本の外部電線が接続される接続端子の共通端子20
が収納されていると共に、他方の端子収納部17には1
本の外部電線が接続される接続端子の左端子21と右端
子22とが縦方向に対向設置されている。従って、共通
端子20と左右端子21,22とは、絶縁体18を挟ん
で横方向に対向設置されている。
【0011】共通端子20は、その内側に配設され且つ
長手方向の両端を斜め上方に折り曲げて係止縁を形成し
た2個の線押えバネ23と、両線押えバネ23の内側に
おいて各係止縁に接するように対向設置した1個の線外
し体24とを有し、当該端子20の側壁と線押えバネ2
3との間に裸電線を挿入することにより、その裸電線が
両部材20,23間に挟持固定される。従って、共通端
子20には2本の外部電線を個別に電気接続することが
できる。また、対をなす左端子21及び右端子22は、
それぞれ1個の線押えバネ23と、両線押えバネ23の
内側で各係止縁に共通に接するように対向設置した1個
の線外し体24とを有し、各端子21,22の側壁と線
押えバネ23との間に裸電線を挿入することにより、そ
の裸電線が両部材21,23及び22,23間にそれぞ
れ挟持固定される。従って、左右の端子21,22に
は、それぞれ外部電線が1本づつ電気接続される。これ
に対応させて、ケース体4の裏面には、外部電線を挿入
するための4個の電線挿入孔25と、挿着された外部電
線の係合を解除するための2個の工具挿入孔26とをそ
れぞれ穿設している。
【0012】また、共通端子20及び左右端子21,2
2は、それぞれの上面において上方に突出する突起27
を有し、各突起27は上プリント基板28に設けた取付
孔29に挿通され、ハンダ付け等の固着手段により当該
上プリント基板28に電気接続されて固定されている。
上プリント基板28の一側の下面に臨む絶縁体18は上
方に開口する端子室30を有し、この端子室30内には
2個の固定端子31,32と、1個の支持端子33とを
収納している。2個の固定端子31,32は横方向両側
の側壁に添うよう配置されていると共に、両固定端子3
1,32間の床面に添うよう支持端子33が配置されて
いて、両固定端子31,32間に可動接触子34が配設
されている。可動接触子34はスプリング35により付
勢されて一方の固定端子31に圧接されており、このス
プリング35のバネ力に抗して可動接触子34を反対側
へ揺動させて他方の固定端子32に接触させることによ
り、その接触時間の間だけ可動接触子34を固定端子3
2に電気接続することができる。36は、スプリング3
5の他端を絶縁支持するスプリング受であり、絶縁体1
8の一部を構成するように形成されていて、当該絶縁体
18と一体となってケース体4と蓋体5との間に挟持固
定されている。上記固定端子31,32と支持端子33
と可動接触子34とスプリング35とで、スイッチ機構
の開閉機構部2aを構成している。
【0013】前記固定端子31,32及び支持端子33
は、それぞれの下部が絶縁体18を貫通して下方に突出
しており、それらの突出端が下プリント基板38に設け
た取付孔39に挿通され、ハンダ付け等の固着手段によ
り当該下プリント基板38に電気接続されて固定されて
いる。従って、絶縁体18は上下プリント基板28,3
8により上下から挟み込まれるように保持されており、
これにより絶縁体18で上下プリント基板28,38間
の隙間を所定間隔に保持している。そして、上プリント
基板28と下プリント基板38とは、絶縁体18側とは
反対側の端部においてケーブル40により電気接続され
ている。かかる上プリント基板28及び下プリント基板
38の上下両面には、図7及び図8に示すように、タイ
マ回路3を構成する各種の電子部品及び機械部品を搭載
している。
【0014】即ち、本実施例では、上プリント基板28
の上面には、電子部品としてホトトライアックQと2個
の定電圧ダイオードZDと発光ダイオードLEDと抵抗
Rとネオン管LAと3個のジャンパー線JPとを搭載し
ていると共に、機械部品として時間設定を行うためのボ
リュームVRを搭載している。そして、上プリント基板
28の下面には、電子部品であるダイオードブリッジD
BとバリスタVZとコンデンサCを搭載している。ま
た、下プリント基板38の上面には、電子部品である集
積回路ICとサイリスタSCRとトランジスタTRと抵
抗Rと2個のコンデンサCを搭載していると共に、その
下面にはサイリスタSCRとトランジスタTRと4個の
抵抗Rと2個の電解コンデンサCとコンデンサCと可変
抵抗VRとを搭載している。このように、上下プリント
基板28,38の上下両面に各種の部品を搭載できるの
は、絶縁体18で上下プリント基板28,38間の隙間
を所定間隔に保持していると共に、これら全体をケース
体4で宙吊り状態に支持して下プリント基板38の下方
に隙間を設けたことによるものであり、これにより2枚
のプリント基板28,38に電子部品及び機械部品を効
率よく搭載することができる。
【0015】図3及び図4に示すように、前記可動接触
子34は、その下端面を支持端子33に接触させた状態
で両側部が絶縁体18に設けたV字状の端子受部41に
より傾動自在に支持されている。かかる可動接触子34
の、スプリング35が圧接する部分の上側には凸部42
を設け、その凸部42には、転換子43に上部が保持さ
れたスプリング44の下端を着座している。転換子43
は、中央に長方形の開口部を設けた枠体からなり、この
枠体の長辺側の中央には側方に突出する一対の転換支軸
45と、長辺側の両外部で側方に突出するガイド突部4
6とをそれぞれ設けている。各転換支軸45は上面が円
弧面をなしていると共に、一方の転換支軸45の下面に
は穴を開口しており、その穴にスプリング44が挿入さ
れていて、そのスプリング44を介して可動接触子34
の上端が転換子43に支持されている。而して、転換子
43は対をなす転換支軸45の円弧面を中心に揺動可能
であり、これと伴に揺動するスプリング44を介して可
動接触子34が反転動作し、これにより可動接触子34
が固定端子31,32のいずれか一方に選択的に接触す
る。
【0016】かかる構成を有する転換子43の中央開口
部には、上プリント基板28の上面に搭載したネオン管
LAを臨ませており、この転換子43の上部には、蓋体
5の操作穴12に挿通されて上端部が外側に突出する前
記作動子11を臨ませている。作動子11は,周囲を四
角形の縁部分で囲うことにより底面中央に四角形の開口
部を設けた枠体からなり、この枠体の長辺側の中央には
側方に突出する一対の作動支軸47と、長辺側の下面に
所定間隔あけて突出した一対の押圧片48とをそれぞれ
設けている。作動支軸47は上端を先細に形成した三角
形をなしていると共に、一対の押圧片48は前記転換支
軸45を両側から挟むように形成されており、各押圧片
48が転換支軸45とガイド突部46との間にそれぞれ
挿入される。49は、作動子11の中央開口部を塞ぐ透
明な敷板である。
【0017】前記作動子11及び転換子43の構成に対
応して、蓋体5の操作穴12の内側には四面を囲う側壁
を設けており、その縦方向に対向する二面の側壁中央上
部には、作動子11の作動支軸47を支持する逆V字状
をなす作動子受部50と、この作動子受部50の下方で
転換子43の転換支軸45を支持する逆U字状をなす転
換子受部51とを形成している。従って、転換支軸45
及び作動支軸47は前記スプリング44のバネ力で転換
子受部51及び作動子受部50にそれぞれ付勢されてお
り、このスプリング44のバネ力に抗して押圧力を加え
て操作板54を揺動させることにより、各受部50,5
1を中心として作動子11及び転換子43が同方向へ揺
動する。
【0018】図1〜図3に示す52は、作動子11の枠
体内に装着された保持バネである。保持バネ52は、短
辺側の両辺に連続させて下方に折曲形成した複数の係合
片53と、長辺側の両辺に連続させて上方に折曲形成し
た立設片54とを有し、各係合片53を作動子11の枠
体内縁に設けた係合孔55に挿入することにより作動子
11に装着され、これにより敷板49の抜けを防止して
いる。保持バネ52の立設片54間には操作板56の下
面に設けた突起が係合し、これにより操作板56が保持
バネ52を介して作動子11に装着固定されている。上
記作動子11と固定端子31,32と支持端子33と可
動接触子34とスプリング35と転換子43と保持バネ
52と操作板56とでスイッチ機構の操作機構部2bを
構成している。
【0019】更に、図1〜図3に示す57は、上プリン
ト基板28の上面に搭載されたボリュームVRの前記回
転軸13に取着されたツマミであり、周面に滑り止めの
凹凸を設けた先端部が挿通孔14を貫通して蓋体5の上
面に突出している。58は、ツマミ55の回転変位量を
表示するための表示板である。
【0020】上述した構成を有するタイマ回路3は、ケ
ース体4の凹陥部の他側の部位に収納されていると共
に、搭載した電子部品の冷却効率を高めるため上プリン
ト基板28には、同じく電子部品であるトライアック5
9を介して放熱板60を取付けている。トライアック5
9は、上プリント基板28の一側端部において垂下支持
されており、そのトライアック59の外側に放熱板60
がネジ61により締結されて一体的に固定されている。
更に、上プリント基板28の放熱板60とは反対側の端
部には、絶縁材料からなる壁板62を取付けている。こ
れら放熱板60及び壁板62に対応して、ケース体4の
両側面には放熱板60及び壁板62の表面を外部に露出
させる開口窓63がそれぞれ形成されており、一方の開
口窓63から放熱板60を介して内部の熱を外部に放出
することにより、配線器具本体1内に収納した電子部品
の温度上昇を抑制している。かかる構成を有する電子ス
イッチ装置は、例えば、風呂場に設置した換気扇のオン
オフスイッチ等として使用される。なお、上記壁板62
に代えて放熱板60を取付け、プリント基板の両側に放
熱板60を設けることにより、放熱効率を一層高めるこ
とができる。
【0021】上記構成を有する本実施例に係る電子スイ
ッチ装置は、例えば、次のようにして組み立てることが
できる。まず、2枚のプリント基板28,38の上下両
面に所定の電子部品及び機械部品を組み付け、更に、上
プリント基板28の下面に共通端子20と左右の端子2
1,22を取付けると共に、下プリント基板38の上面
に、固定端子31,32及び支持端子33を用いて絶縁
体18を取付ける。次に、ケーブル40で上下のプリン
ト基板28,38を連結すると共に、放熱板60と壁板
62を上プリント基板28に取付ける。そして、上プリ
ント基板28と下プリント基板38を上下方向に対向設
置すると共に、絶縁体18の端子室30内に可動接触子
34を収納してスプリング35をセットする。このよう
にして組み付けられた基板組立体を、端子収納部16,
17に線押えバネ23及び線外し体24が収納されたケ
ース体4の凹陥部に収納し、ボリュームVRの回動軸1
3にツマミ57を嵌合する。次いで、又は前記作業と並
行して、敷板49及び保持バネ52がセットされた作動
子11と転換子43を逐次的に組み付ける。次に、スプ
リング44を可動接触子34と転換子34との間に介在
させた状態で蓋体5側をケース体4側に重ね合わせる。
しかる後、2個の蓋止金具6を蓋体5に装着し、その締
結片7をケース体4の掛止部8に係合することによりケ
ース体4と蓋体5との間を固定することができ、これに
より本電子スイッチ装置の組立が完了する。
【0022】この場合、上プリント基板28に対して外
部電線の接続端子である共通端子20及び左右の端子2
1,22を直接電気接続すると共に、下プリント基板3
8に対して固定端子31,32及び支持端子33を直接
電気接続して絶縁体18を支持固定する構造としたた
め、この種のスイッチ装置における組立時の作業性を大
幅に向上することができる。なお、上記実施例において
は、スプリング35を用いて可動接触子34を常時一方
へ付勢する構造としたため、開閉機構部2aはオン又は
オフのいずれか一方のみを行うことができるものである
が、このスプリング35を廃止することにより、開閉機
構部2aをオンオフの両方に作動するように構成するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は上述
のとおり構成されているので、次に記載するような効果
を奏する。即ち、ケース体と蓋体とからなる配線器具本
体の内部の一側に設けた一対の端子収納部に、外部電線
が接続される1組の接続端子を収納し、上下両面に電子
スイッチの電子部品及び機械部品を搭載した上プリント
基板と下プリント基板を絶縁体を介して上下に対向設置
すると共に、その絶縁体部分を端子収納部間の空間部に
配設し、上下のプリント基板を宙吊り状態で配線器具本
体の内部に支持すると共に、絶縁体の端子室に収納した
開閉機構部の上方に操作機構部を設けてスイッチ機構を
配設するようにしたため、絶縁体を挟んで上下に配置し
た2枚のプリント基板に、電子スイッチを構成する電子
部品及び機械部品を効率よく搭載することができる。従
って、この種の電子スイッチ装置における小型化と構造
の簡略化とを図ることができ、組立時の作業性を大幅に
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子スイッチ装置の構
成部品全体を示す分解斜視図である。
【図2】同じく電子スイッチ装置の正面図である。
【図3】図2における電子部品を省略した状態のA−A
線断面図である。
【図4】同じく図2における電子部品を省略した状態の
B−B線断面図である。
【図5】図2から蓋体を取り除いた状態の正面図であ
る。
【図6】図5から上プリント基板を取り除いた状態の正
面図である。
【図7】図1等に示したプリント基板の一面側を示す平
面図である。
【図8】同じくプリント基板の他面側を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 配線器具本体 2a 開閉機構部 2b 操作機構部 3 タイマ回路 4 ケース体 5 蓋体 6 蓋止金具 11 作動子 18 絶縁体 20 共通端子 21,22 端子 28 上プリント基板 30 端子室 31,32 固定端子 33 支持端子 34 可動接触子 35 スプリング 38 下プリント基板 40 ケーブル 41 端子受部 43 転換子 44 スプリング 56 操作板 60 放熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 23/04 H01H 23/24 H01H 43/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体と蓋体とからなる配線器具本体
    の内部の一側に隔たりをもって設けられた一対の端子収
    納部にそれぞれ収納され且つ外部電線が接続される1組
    の接続端子と、前記端子収納部間の空間部に配設され且
    つ上方に開口する端子室を有する絶縁体と、前記端子室
    の内部に収納されたスイッチ機構の開閉機構部と、前記
    絶縁体の上部に配置され且つ1組の前記接続端子が電気
    接続された上プリント基板と、前記絶縁体の下部に配置
    されると共に前記開閉機構部の端子及び前記上プリント
    基板に電気接続された下プリント基板と、この下プリン
    ト基板及び前記上プリント基板の上下両面に搭載された
    電子部品及び機械部品からなる電子スイッチと、前記上
    プリント基板の上方に配置され且つ前記開閉機構部を開
    閉操作するスイッチ機構の操作機構部とを設けたことを
    特徴とする電子スイッチ装置。
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