JPS6355849A - 電池ケ−スにおける接続端子構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電池ケースにおける接続端子構造に関するもの
である。

従来の技術 従来この踵の接続端子は、第３図に示す通り、端子軸１
を電池ケース２を構成する合成樹脂製で枠状のキャビネ
ット３の内側面に張出した水平リプ４に貫通させ、との
リプ４をガイドとして上下に可動可能に保持して端子軸
１の先端部には端子間に金属類が接触して短絡するよう
な事故を防止　゛するために絶縁保護ブツシュ５を設け
、通常時、端子先端よりブツシュ５の方が上に突出して
いる構造とし、端子軸１の下端部にはラグ板６をかしめ
て、これにリード線７をハンダ付けしてケース内部の電
池と接続する。又、端子軸１の中腹部には端子軸と一体
にフランジ８を形成し、このフランジ８の下面と前記し
た水平リプ４の上面との間にコイルバネ９を端子軸１に
挿入した状態で挾持した構造になっていた。

このような接続端子を有する電池ケース２をプレーヤ等
の電気機器に接続させる場合、機器本体の底面に接続端
子と対応する位置に設けた接続ターミナル板に接続端子
を押し当てるように当接させ、電気的に導通させていた
。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来構造においては次のような問題点があった
。

（１）端子軸１を本体のターミナル板に押し当てるため
のコイルバネ９及び端子軸１を上下に可動可能に保持す
るガイド板４（水平リプ〕及び端子軸１とリード線７を
継ぐラグ板６及びラグ板６とリード線７とのハンダ接続
等が上下方向に直列に構成されていて、これらの部品を
電池ケース２内に収納させるためては電池ケース２全体
の厚さが要求された。また、電池ケース２の底面パネル
１ｏが金属板で形成される場合が多いため、リード線７
がハンダ付けされたラグ板６が下方に押し込まれたとき
（本体と係着状態にあるとき）、このラグ板６と底面パ
ネル１゜とは接触する可能性があシ、バラツキによって
は接触するものが出るため、その防止のためにに多くの
寸法を配合し左ければならず電池ケースの厚さが厚くな
っていた。

（２）また、端子軸１はキャビネット３の水平リプ４に
嵌着しなければならないために、この端子軸１が２ない
し３本必要な電池ケース２にあっては、電池ケース２を
組立るときに多大の工数を必要とし、電池ケース２に組
み入れる電池とともにこの端子軸１も組み込む作業が必
要であり繁雑な作業になっていた。

接続端子を構成する部品は、その他にもブツシュ５や、
ブツシュ６を上方に向けて保持するコイルバネ（図示せ
ず）があシ、これらを電池ケース２の上蓋１２を挿着す
るときに組入れなない繁・雑さがあった。

本発明の目的は、こうした寸法を圧縮する構造を実現す
ることと、電池ケースに電池を組込む最終工程時に接続
端子の組立作業を同時に行なわなくてもよいようにする
ことにある。

問題点を解決するだめの手段 そのために本発明では電池ケースからプレーヤー等の電
気機器に電気を供給する可動端子軸と、この端子軸の側
面を被い端子軸に沿って可動するブツシュと、このブツ
シュの外周を囲いその内壁をガイド部となし、前記ブツ
シュの下方に明部を配し、この棚部に前記端子軸を貫通
して可動可能なガイド穴とした端子ホルダーと、この端
子ホルダーを係着し、前記ブツシュの両端部を端子軸に
沿って押圧保持するガイドを有し、前記端子基板と前記
端子軸の中腹部よりミ気的に導通した薄肉のフレキシブ
ルコードをかしめて固着した接続端子構造としだもので
ある。

作用 このように端子軸の中腹部に薄肉のフレキシブルコード
をかしめることにより、端子軸とリード線を継ぎ電気的
に導通させる構造に寸法釣力削減がはかれる点と、フレ
キシブルコードが薄く柔軟性に富んでいるため端子軸に
固）８して端子軸が可動しても、リード線との間にフレ
キシブル性を有する。また、接続端子がユニット化され
ているため、個々の部品を電池組込み時に組込むことな
く所定の位置にこの接続端子を配置するのみで工程が終
了する。

実施例 以下本発明の実施例ｒｔｃついて説明する。

１は電池ケース、２は電池ケース１からプレーヤー３の
ターミナル４に電気を供給するだめの接続端子、この接
続端子は次の部品から構成される。

５は前記ターミナル４に抑圧接触する可動可能な端子軸
、６はこの端子軸の側面を被い端子軸に沿って可動する
ブツシュ、７は該ブツシュ６の外周を囲いその内壁をガ
イド部デとなし、前記ブツシュ６の下方に棚部８を配し
、この棚部８に前記端子軸５を貫通して可動可能なガイ
ド穴９とした端子ホルダー、１０は該端子ホルダー７を
その両端に爪部１１を設けて係着し、前記ブツシュ６の
両端部１２を端子軸６に沿って押圧保持するガイドピン
１３を有し、前記端子軸５の下端１４より抑圧するバネ
１５を内包する座部１６を有した端子基板、１７は前記
端子軸５の中腹部１８より電気的に導通したフレキシブ
ルコード、１９は前記端子軸の中腹部１８に一体に形成
したフランジ、２ｏは前記ブツシュ６を押圧するコイル
バネで端子基板１０のガイドピン１３に挿嵌されている
。

２１は前記ブツシュ６の両端に設けた爪で前記端子ホル
ダー７の両端内側の係止部２２に係着している。２３は
前記端子基板１ｏの両端に逆Ｕ字形に形成した保持部で
前記端子ホルダー了の両端に設けた爪１１を係着させる
とともに、上記した一連の部品をユニット化した接続端
子２を電池ケース１の樹脂枠体であるキャビネット２４
の内側壁に設けた突起（図示せず〕に係合させる。

またこの接続端子２は、電池ケース１を構成する底面パ
ネル２５と、電池ケース蓋２６に上下からサンドインチ
状に挾持てなシ、該底面パネル２５はキャビネット２４
の下面から外周を包むように嵌着させ、前記電池ケース
蓋２６はキャビネット２４の内壁に印ろう状に嵌着して
なる。

発明の効果 以上のように本発明によれば次のような効果が得られる
。

（１）従来のような接続端子とちがい、接続端子はユニ
ット化されて電池ケースに組込まれなくても単独で機能
し、電池ケースの限定された厚さの中にコンパクトに収
納することができる。これは端子軸の中腹部にフレキシ
ブルコードを寸法上効率的にかしめて固着し、端子軸の
上下への動キを、フレキシブルコードのもつ可視性て吸
収することができるためである。

？）また接続端子は、通常状態では第４図２点鎖線で示
す如く、ブツシュの両端に挿入されたコイルバネ２０で
押圧され最大限上昇し、端子ホルダー７の係止部２２で
ブツシュ６は保持され、端子軸６は中腹部１８に設けた
フランジ１９の上面と端子ホルダー７の棚部８の下面と
当接して動きを規制されて、端子軸はブツシュで覆われ
た状態になっており、端子間でショートすることを防止
できるような構造を実現している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における電池ケースの接続端子の取付位
置関係を示す図、第２図は接続端子を示す斜視図、第３
図は従来例の接続端子部分を示す断面図、第４図は本発
明における接続端子の縦断面図、第５図は電池ケースの
接続端子と電気機器本体とを結合した位置関係を示す断
面図、第６図は接続端子が通常の開放状態にある際の断
面図、第７図は端子ホルダーの押圧用コイルバネの納ま
りを示す横断面図である。 １・・・・・・電池ケース、２・・・・・・接続端子、
６・・・・・・端子軸、６・・・・・・ブツシュ、７・
・・・・・端子ホルダー、１ｏ・・・・・・端子基板、
７′・・・・・・ガイド部、８・・・・・・棚部、９・
・・・・・ガイド穴、１６・・・・・・バネ、１６・・
・・・・痰部、１８・・・・・・中腹部、１７・・・・
・・フレキシブルコード、１９・・・・・・フランジ、
１３・・・・・・ガイドピン、２ｏ・・・・・・コイル
バネ、１１・・・・・・爪部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／　
−−−１う也グース ２−−一撞涜瀧子 ２６−１　ｆｃ 第２図 第３図 ／１７”１０ 第５図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電池ケースと、このケースに内蔵した電池より電
   気機器に電力を供給する可動端子軸と、この端子軸の側
   面を被い端子軸にそって可動するブッシュと、ブッシュ
   の外周を囲いその内壁をガイド部とするとともに前記ブ
   ッシュの下方に棚部を配し、この棚部に前記端子軸を貫
   通させて可動可能なガイド穴とした端子ホルダーと、こ
   の端子ホルダーを係着するとともに前記ブッシュの両端
   部を端子軸に沿って押圧保持するガイドを有し、前記端
   子軸をその下端より押圧するバネを内包する座部を有し
   た端子基板と、前記端子軸の中腹部に電気的に導通した
   コードを固着した電池ケースにおける接続端子構造。
2. （２）端子軸の中腹部に一体にフランジを形成し、この
   下面にフレキシブルコードを貫通させて当接し、フレキ
   シブルコードと端子軸とを電気的、機械的に固着せしめ
   てなる特許請求の範囲第１項記載の電池ケースにおける
   接続端子構造。
3. （３）ブッシュの両端部を貫通するガイドピンを前記端
   子基板より突出形成させ、このガイドピンにコイルバネ
   を挿入して前記ブッシュを押圧してなる特許請求の範囲
   第１項記載の電池ケースにおける接続端子構造。
4. （４）端子軸は端子ホルダーに設けた棚部の下面で、ブ
   ッシュはこのブッシュの両側に形成した爪部を前記端子
   ホルダーに係合してそれぞれ上下の可動範囲を規制し、
   通常の開放時には端子軸よりブッシュが突出して端子軸
   の先端をブッシュ内部に収納してなる特許請求の範囲第
   １項記載の電池ケースにおける接続端子構造。